GoogleカレンダーをMacのデスクトップで使う方法と、アプリで開く場合との違い


この記事のポイント
- ✓GoogleカレンダーをMacのデスクトップで使う方法を
- ✓SafariのWebアプリ
- ✓Chromeのアプリ化
GoogleカレンダーをMacのデスクトップで使いたいと思って調べ始めると、最初に戸惑うのが「Googleのカレンダーアプリが見つからない」という点です。iPhoneやAndroidには公式アプリがあるのに、Macにはそれらしいものがありません。結論からお伝えすると、MacでGoogleカレンダーをアプリのように使う方法は5つあり、どれを選ぶかで通知の届き方、複数アカウントの扱い、予定の入れやすさが変わります。
この記事では、ブラウザで開く方法、SafariのWebアプリにする方法、Chromeでアプリとしてインストールする方法、Apple純正の「カレンダー」に同期する方法、専用のカレンダーアプリを使う方法を、AppleとGoogleの公式ヘルプに書かれている手順にもとづいて整理します。そのうえで、フリーランスや在宅で複数の取引先の予定を抱える人が、どの方法を選ぶと予定の取りこぼしが減るのかを具体的に見ていきます。
MacにGoogle公式のカレンダーアプリはない
まず前提として、GoogleはMac向けのカレンダーアプリを出していません。Macの使い方を解説しているMacPawのページでも、はっきりこう書かれています。
Googleカレンダーには公式のデスクトップアプリはありません。 ただし、MacでGoogleカレンダーを使えないわけではありません。 AppleのカレンダーアプリからGoogleカレンダーにアクセスする方法など、いくつかの手段があります。 さらに、MacがmacOS Sonoma以降を搭載している場合は、自らWebアプリを作成することもできます。 出典: macpaw.com
GoogleカレンダーはもともとWebブラウザで使うことを前提に作られたサービスです。パソコンで開く場合は calendar.google.com にアクセスすれば、予定の作成、共有、会議室の予約、通知の設定まで一通りそろっています。スマートフォンは画面が小さく、ブラウザでは操作しづらいため専用アプリが用意されていますが、パソコンではブラウザ版がそのまま「本体」という位置づけです。
それでも「アプリとして使いたい」という声が多いのには理由があります。ブラウザのタブに埋もれて開くまでに手間がかかる、ブラウザを閉じると通知が届かない、Dockからワンクリックで開けない、といった不便さです。特に、在宅で仕事をしている人は1日に何十回もカレンダーを見ます。開くまでの数秒の手間でも、積み重なると集中が途切れる原因になります。
そこで現実的な選択肢は、次の5つに分かれます。
| 方法 | 必要なもの | 費用 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ブラウザで開く | Safari、Chromeなど | 無料 | たまに見るだけの人 |
| SafariのWebアプリ | macOS Sonoma 14以降 | 無料 | 手軽にアプリのように使いたい人 |
| Chromeでアプリとしてインストール | Google Chrome | 無料 | 普段からChromeを使う人 |
| Apple純正の「カレンダー」に同期 | Googleアカウントの追加 | 無料 | iPhoneでも純正カレンダーを使う人 |
| 専用のカレンダーアプリ | アプリの購入や契約 | 無料から有料まで | 予定の入力を速くしたい人 |
ここからは、それぞれの手順と、使ってみて気づきやすい違いを順に説明します。
方法1:ブラウザでGoogleカレンダーを開き、すぐ開ける状態にする
いちばん手軽なのは、いつものブラウザでGoogleカレンダーを開く方法です。何もインストールせずに使え、Googleカレンダーのすべての機能がそのまま使えるのが強みです。会議室の予約、予定のメール通知、新しいカレンダーの作成といった、ほかの方法では使えない機能も、ブラウザ版なら問題なく使えます。
ただし、そのままでは毎回アドレスを入力するか、ブックマークから探す必要があります。開くまでの手間を減らすには、次の3つの工夫が役に立ちます。
ブックマークバーの先頭に登録する
SafariでもChromeでも、ブックマークバーの左端にカレンダーを登録しておけば、ワンクリックで開けます。名前を「予定」のように短くしておくと、バーの幅も取りません。
タブを固定する
Chromeでは、タブを右クリックして「固定」を選ぶと、左端に小さなタブとして常に残ります。Safariでも同じようにタブを固定できます。ブラウザを開くたびにカレンダーが自動で表示されるので、開き忘れが減ります。
通知を許可する
ブラウザでGoogleカレンダーを開くと、通知を許可するかどうかを聞かれることがあります。ここで許可しておけば、予定の時間が近づいたときにMacの画面右上に通知が出ます。注意したいのは、ブラウザを完全に終了すると通知が届かなくなる点です。ブラウザ版で通知を受けたい場合は、仕事中はブラウザを開いたままにしておく必要があります。
この方法の弱点は、ほかのタブと混ざってしまうことです。調べもので開いたタブが20個、30個となると、カレンダーのタブがどこにあるのか分からなくなります。Command+Tabでアプリを切り替えるときも、カレンダーは「ブラウザ」の一部なので直接選べません。こうした不便を減らしたい人は、次のWebアプリ化を検討するとよいでしょう。
方法2:SafariでGoogleカレンダーをWebアプリにする
macOS Sonoma 14以降のMacなら、Safariの機能でGoogleカレンダーをアプリのように使えます。Appleは、この機能について次のように説明しています。
macOS Sonoma 14から、SafariでWebページをWebアプリとして保存できるようになりました。Webアプリは、Safariとは切り離して使うことができます。Webアプリは、通常のアプリさながらに使い勝手がよく、Dockから簡単にアクセスできます。 出典: support.apple.com
作り方の手順
- SafariでGoogleカレンダー(calendar.google.com)を開き、ログインしておく
- メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶ(ツールバーの共有ボタンから「Dockに追加」を選んでもよい)
- 名前を入力して「追加」をクリックする
これだけで、Dockにカレンダーのアイコンが追加されます。作ったWebアプリは、ホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。
Webアプリにすると何が変わるか
Appleの説明によると、WebアプリはSafariとは別に動き、閲覧履歴、Cookie、Webサイトのデータを共有しません。Cookieとは、ログインした状態などを覚えておくためにブラウザに保存される小さなデータのことです。つまり、Safariで個人のGoogleアカウントにログインしたまま、Webアプリでは仕事用のGoogleアカウントにログインする、という使い分けができます。
この仕組みを使うと、取引先ごとに別のGoogleアカウントを渡されている人でも、アカウントごとにWebアプリを作っておけば、ログインの切り替えに悩まされません。たとえば「カレンダー(個人)」「カレンダー(A社)」のように名前を分けておけば、Dockのアイコンで見分けられます。
通知の面でも違いがあります。Webアプリの中で通知を許可すると、未読の通知の件数がDockのアイコンに赤いバッジとして出るようになり、システム設定の「通知」には、URLではなくWebアプリの名前で表示されます。また、ログイン項目に追加すれば、Macを起動したときに自動で開くようにもできます。
気をつけたい点
Webアプリはブラウザの機能を一部しか持たないため、ブックマークやタブは使えません。Googleカレンダーの中でほかのページへのリンクを開くと、Safari側で開くことがあります。また、macOS Ventura 13以前では使えないので、古いMacを使っている人は次のChromeの方法を検討してください。削除したいときは、ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダを開き、作ったWebアプリをゴミ箱に入れれば削除できます。
方法3:ChromeでGoogleカレンダーをアプリとしてインストールする
普段からGoogle Chromeを使っている人は、Chromeの機能でGoogleカレンダーをアプリにできます。Googleのヘルプでは、Webアプリを「ウェブサイトがアプリとして機能し、パソコンやモバイルデバイスのランチャーやホーム画面からアクセスできるようになる」ものと説明しています。
インストールの手順
- ChromeでGoogleカレンダーを開く
- 右上のその他アイコン(縦に並んだ3つの点)をクリックする
- 「キャスト、保存、共有」から「ページをアプリとしてインストール」を選ぶ
- 画面の案内に沿ってインストールする
インストールが終わると、Chromeとは別のウインドウでカレンダーが開き、Dockにも独立したアイコンが表示されます。Dockのアイコンを右クリックして「オプション」から「Dockに追加」を選んでおけば、Chromeを閉じたあとでもアイコンから開けます。
Safariの方法との違い
Chromeでアプリにした場合も、見た目と使い勝手はSafariのWebアプリに近くなります。違いは、Chromeのプロフィール(ユーザーごとの設定のまとまり)に結びつく点です。Chromeで仕事用と個人用のプロフィールを分けている人なら、それぞれのプロフィールでカレンダーをアプリにしておくと、アカウントの混在を防げます。
不要になったときは、アプリを開いて右上のその他アイコンから「アンインストール」を選びます。Googleのヘルプでは、chrome://apps のページで管理することもできると案内されています。
なお、ネットでは「Chromeウェブストアから拡張機能を入れればカレンダーアプリになる」という説明も見かけますが、拡張機能はGoogle公式のものとは限りません。ログイン情報や予定の中身に触れる拡張機能を入れるときは、提供元と求められる権限を確かめてからにしましょう。仕事の予定には取引先の名前や打ち合わせの内容が入っていることが多いので、権限の確認は欠かせません。
方法4:Apple純正の「カレンダー」にGoogleカレンダーを同期する
Macに最初から入っている「カレンダー」アプリにGoogleアカウントを追加すると、Googleカレンダーの予定をMacのアプリとして表示、編集できます。Googleのヘルプにも手順が載っています。
追加の手順
- Macで「カレンダー」アプリを開く
- 画面左上の「カレンダー」から「設定」を開く
- 「アカウント」タブを開き、左下の追加アイコン(+)をクリックする
- 「Google」を選び、画面の案内に沿ってログインする
- 「カレンダーを更新」で同期の頻度を選ぶ
追加が終わると、Googleカレンダーの「マイカレンダー」に表示されているカレンダーが、Macのカレンダーに並びます。同僚から共有されたカレンダーなど、ほかのカレンダーも同期したい場合は、Googleのカレンダーの同期の設定ページで、同期したいカレンダーの名前にチェックを入れます。
純正カレンダーでは使えない機能がある
便利な方法ですが、Googleのヘルプには、Appleのカレンダーで使えないGoogleカレンダーの機能として次の3つが挙げられています。
Apple カレンダーで利用できない Google カレンダーの機能 予定のメール通知 新しい Google カレンダーの作成 会議室の予約機能 出典: support.google.com
会社で会議室の予約をGoogleカレンダーで管理している場合や、予定の前にメールで通知を受け取りたい場合は、純正カレンダーだけでは足りません。こうした操作が必要なときだけブラウザ版を開く、という使い分けになります。
純正カレンダーにする利点
それでも純正カレンダーを選ぶ人が多いのは、Macのほかの機能と連携しやすいからです。デスクトップに表示できるウィジェット、通知センター、Siri、メニューバーの時計まわりなど、Macに組み込まれた機能が純正カレンダーの予定をもとに動きます。iCloudの家族の予定とGoogleの仕事の予定を1つの画面に重ねて表示できるのも、純正カレンダーならではです。
デスクトップに予定を常に表示させるウィジェットの使い方
「デスクトップで使いたい」と検索する人の中には、アプリを開かなくても予定が目に入る状態にしたい、という人も多いはずです。その場合は、Macのウィジェットが役に立ちます。
macOS Sonoma以降では、ウィジェットをデスクトップに直接配置できるようになりました。純正の「カレンダー」アプリのウィジェットを追加すると、今日の予定や次の予定が壁紙の上に表示されます。前の節の方法でGoogleアカウントを純正カレンダーに追加しておけば、Googleカレンダーの予定もウィジェットに表示されます。
ウィジェットの追加と表示の設定
デスクトップの何もないところをControlキーを押しながらクリックし、「ウィジェットを編集」を選ぶと、ウィジェットの一覧が開きます。そこから「カレンダー」を選び、大きさを選んでデスクトップにドラッグします。
ウィジェットが見えないときは、システム設定の「デスクトップとDock」を確認します。Appleのユーザガイドによると、ここには「ウィジェットを表示」という項目があり、「デスクトップに」をオンにするとデスクトップ上にウィジェットが表示されます。「デスクトップ上のウィジェットを淡色表示」を「しない」にすれば、常にフルカラーで表示されます。
ウィジェットが向く人、向かない人
ウィジェットは、ウインドウで隠れていると見えません。全画面でアプリを使うことが多い人には、ウィジェットよりも、メニューバーに次の予定を出すタイプのアプリや、時間が近づくと通知が出る設定のほうが役に立ちます。一方、ノートパソコンを外部モニターにつないで、片方の画面をデスクトップのまま使っている人には、ウィジェットはかなり便利です。
ウィジェットはあくまで「見る」ためのもので、予定を入れたり動かしたりするには、カレンダー本体を開く必要があります。予定の確認はウィジェット、入力はWebアプリや純正カレンダー、と役割を分けると扱いやすくなります。
方法5:Googleカレンダーと同期できる専用アプリを使う
5つ目は、Googleカレンダーと同期できるMac向けのカレンダーアプリを使う方法です。ブラウザやWebアプリとの大きな違いは、予定の入れやすさと、Macに合わせた細かな作りです。
代表的な製品には、BusyCal、Fantastical、Notion Calendarなどがあります。それぞれ料金体系や得意なことが違うため、選ぶときは次の観点で比べると判断しやすくなります。
| 比べる観点 | 確かめたいこと |
|---|---|
| Googleアカウントの数 | 仕事用と個人用など、複数のアカウントをまとめて表示できるか |
| 予定の入力 | 「明日15時 打ち合わせ」のような文章で予定を作れるか |
| 会議のリンク | Google MeetやZoomのリンクを見分けて、ワンクリックで参加できるか |
| 常駐 | メニューバーに次の予定を表示できるか |
| 料金 | 無料の範囲、月額か年額か買い切りか |
| 対応するmacOS | 自分のMacのバージョンで動くか |
専用アプリは、Googleカレンダーの予定をGoogleのサーバーと同期して表示します。予定そのものはGoogle側に残るので、アプリをやめてもGoogleカレンダーの予定が削除されるわけではありません。いくつかのアプリを試してから決めても、予定が失われる心配は小さいと言えます。
ただし、Googleアカウントへのアクセスを許可する画面では、カレンダーの読み書きなどの権限を求められます。仕事の予定に取引先の情報が入っている場合は、提供元の会社とプライバシーポリシーを確かめてから許可するようにしましょう。
仕事の予定を取りこぼさないための選び方
ここまでの5つの方法は、どれが正解というものではありません。仕事の形によって合うものが変わります。代表的な場面ごとに整理します。
取引先ごとにGoogleアカウントが分かれている場合
業務委託で働く人は、取引先からその会社のGoogle Workspaceのアカウントを渡されることがあります。この場合、アカウントごとにSafariのWebアプリを作るか、Chromeのプロフィールを分ける方法が向いています。純正カレンダーに複数のGoogleアカウントを追加すれば、すべての予定を1つの画面にまとめることもできます。ダブルブッキング(同じ時間に2つの予定を入れてしまうこと)を防ぎたいなら、全体を1画面で見られる純正カレンダーか専用アプリが有利です。
会議室の予約や予定のメール通知が必要な場合
会社員として社内の会議室を予約する人は、純正カレンダーだけでは足りません。ブラウザ版かWebアプリを主に使い、純正カレンダーはウィジェット表示のために同期だけしておく、という組み合わせが現実的です。
予定をすばやく入れたい場合
打ち合わせ中に次の予定を決めることが多い人は、入力の速さが大事になります。ブラウザ版は、日付と時刻を選んでタイトルを入れる、という手順を踏むので、慣れていても少し時間がかかります。文章で予定を作れる専用アプリなら、入力の手間をかなり減らせます。
使っているMacが古い場合
SafariのWebアプリはmacOS Sonoma 14以降が必要です。それより前のmacOSでは、ChromeのWebアプリか純正カレンダーを選ぶことになります。専用アプリも対応するmacOSのバージョンが決まっているので、購入の前に必ず確かめましょう。
海外や時差のある相手と仕事をするときの設定
在宅の仕事が広がり、海外に住みながら日本の会社の仕事を受ける人や、海外の取引先とやり取りする人も増えています。編集部のメンバーにも、バンコクから日本企業のリサーチ案件を受けている人がいます。そのメンバーが最初につまずいたのが、Googleカレンダーの時間帯の設定でした。Macの時刻はタイ時間なのに、Googleカレンダーの設定が日本時間のままになっていて、通知が2時間ずれて届いたのです。打ち合わせの開始に気づいたのは、相手からチャットで連絡が来たあとでした。
こうしたずれを防ぐには、次の3点を確かめておくと安心です。
- Googleカレンダーの設定で、自分が今いる地域の時間帯を選んでいるか
- Googleカレンダーの設定で「別のタイムゾーンを表示」をオンにし、相手の国の時刻も並べて表示しているか
- Macのシステム設定で、日付と時刻が自動で設定されるようになっているか
Apple純正のカレンダーにも、別の時間帯を使って予定を表示する機能があります。純正カレンダーとGoogleカレンダーの両方を使う場合は、片方だけ設定を変えると表示がずれて混乱しやすいので、両方の設定をそろえておきましょう。
時間帯の扱いは、方法によって差が出やすいところです。ブラウザ版とWebアプリはGoogleカレンダー側の設定に従い、純正カレンダーと専用アプリはMac側の設定に影響を受けます。時差のある相手と頻繁にやり取りする人は、いま使っている方法がどちらの設定を見ているのかを一度確かめておくと、予定のずれを防げます。
予定の通知を見逃さないためのMac側の設定
どの方法を選んでも、最後に予定を知らせてくれるのはMacの通知です。せっかくWebアプリや純正カレンダーを整えても、Mac側の設定で通知が止まっていれば意味がありません。確かめておきたいのは次の3点です。
アプリごとの通知を許可しているか
システム設定の「通知」を開くと、通知を出すアプリの一覧が表示されます。SafariのWebアプリはその名前で、純正カレンダーは「カレンダー」として並んでいます。ここで通知がオフになっていると、予定の時刻になっても何も表示されません。通知のスタイルを「持続的」にしておくと、自分で閉じるまで通知が画面に残るので、席を外していても見落としにくくなります。
画面共有中に通知が止まる設定になっていないか
Appleのユーザガイドによると、通知の設定には「ディスプレイをミラーリング中または共有中」に通知を一時停止するか許可するかを選ぶ項目があります。プレゼン中に通知が出ないようにするための設定ですが、オンライン会議で画面を共有したまま次の打ち合わせの時刻を迎えると、通知が出ないまま時間が過ぎてしまいます。会議が続く日は、共有を終えたら通知センターを開いて見落としがないかを確かめる習慣をつけると安心です。
集中モードで止めていないか
集中モードとは、作業に集中したいときに特定の通知だけを止める機能のことです。集中モードを使っている人は、カレンダーやWebアプリの通知が許可されているかを確認しておきましょう。止める通知を選ぶときに、カレンダーだけは許可しておくと、作業に集中しながら打ち合わせの時刻は逃さずにすみます。
うまく同期しないときに確かめること
「Googleカレンダーで入れた予定が、Macのカレンダーに出てこない」という相談はよくあります。原因の多くは、次のどれかです。
同期の頻度が長くなっている
純正カレンダーでは、「アカウント」タブの「カレンダーを更新」で同期の頻度を選べます。ここが「15分ごと」や「1時間ごと」になっていると、Googleカレンダー側で入れた予定がすぐには表示されません。急ぎで確かめたいときは、カレンダーのメニューから手動で更新するとすぐに反映されます。
同期の対象に入っていない
共有されたカレンダーや、あとから作ったカレンダーは、自動では同期されないことがあります。Googleのカレンダーの同期の設定ページで、対象にチェックが入っているかを確認します。
委任の設定が残っている
Googleのヘルプによると、Appleのカレンダーで「委任」の機能を使って同期していた場合は、その設定をオフにすると同期が正しく動くようになります。以前の設定が残っている人は確認してみてください。
ログインが切れている
Googleアカウントのパスワードを変えたり、2段階認証の設定を変えたりすると、純正カレンダーや専用アプリの接続が切れることがあります。アカウントの設定画面で、再ログインを求める表示が出ていないかを確認します。
同期の問題は、ブラウザ版では起きません。どうしても予定のずれが心配な人は、大事な予定の前にはブラウザ版で確かめる、という習慣を持っておくと安心です。
純正カレンダーやブラウザで物足りないときの候補
ここまでの方法で十分という人も多いはずですが、「ブラウザ版は機能がそろっているけれど開くのが面倒」「純正カレンダーは軽いけれど入力が手間」と感じる人もいます。そうした場合の候補の1つが、Googleカレンダーと同期するMac用のカレンダーアプリ「Caltimate」です。
公式サイトによると、Caltimateは macOS 14(Sonoma)以降に対応したMac専用のアプリで、Googleカレンダーの複数のアカウントをまとめて表示、編集できます。「明日15時 商談」のように文章で書くか、話すだけで予定になり、Zoom、Google Meet、Teams、Webexの会議リンクを見分けて参加ボタンを出します。メニューバーに常駐して今日の予定や次の予定までの残り時間を表示でき、Control+Option+Spaceのキー操作で、どのアプリを使っていても入力欄を呼び出せます。予定はGoogle側に保存され、設定や認証情報はMacの中だけに保存されると説明されています。
料金は、14日間はすべての機能を試せて、その後も予定の作成や変更、会議リンクの読み取り、移動時間の計算などは無料版として期間の制限なく使えると案内されています。書類やWebページからの予定の取り込み、日程調整の予約ページ、複数のカレンダーへの同時登録の3つを使う場合は有料で、月額600円、年額4,400円、買い切り7,400円(いずれも税込)から選べます。くわしい料金と機能はCaltimateの料金プランにまとめられています。
Caltimateは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
ブラウザ版やWebアプリで困っていない人が、無理に乗り換える必要はありません。会議室の予約のように、ブラウザ版でしかできない操作もあります。今の使い方で不便を感じている点がはっきりしているときに、試してみる候補の1つとして考えてください。
在宅の仕事でカレンダーの使い方が成果に差をつける理由
フリーランスや在宅ワークの市場を長く見てきた立場から言えば、仕事が続く人ほど、予定の管理を「自分のため」だけでなく「相手のため」に整えています。打ち合わせの候補日をすぐ返せる、締め切りの前に進み具合を自分から伝えられる、時差のある相手にも相手の時刻で日時を伝えられる。こうした小さな積み重ねが、「この人に任せると楽だ」という信頼につながっていきます。
特に、中間の手数料が乗らない直接取引では、発注する側と受ける側が直接予定を合わせることになります。仲介の担当者が間に入らない分、やり取りは速くなり、同じ予算でより多くの仕事を頼めます。受ける側にとっても、手取りが厚くなるだけでなく、予定の調整を自分の裁量で進められる利点があります。その分、カレンダーを自分で整えておくことが、仕事の質そのものに直結します。
カレンダーの使い方は、職種によっても変わります。複数の会社の業務改善を支援する仕事では、取引先ごとに予定の管理方法が違うことも珍しくありません。AIコンサル・業務活用支援のお仕事では、生成AIの導入支援や業務の見直しを請け負う仕事の内容と始め方が紹介されています。開発の仕事では、短い打ち合わせが多く入るため、会議リンクの扱いや通知の設定が欠かせません。アプリケーション開発のお仕事では、受託開発の進め方や求められる技術が整理されています。
報酬の水準を知っておくと、どれだけの時間を仕事に充てるかを決めやすくなります。ソフトウェア作成者の年収・単価相場では開発職の年収と単価の目安が、著述家,記者,編集者の年収・単価相場ではライターや編集者の目安がまとめられています。予定を整えて働ける時間を正しく見積もれば、受けすぎによる納期の遅れも防げます。
経営の相談に乗る仕事を目指す人には、中小企業診断士の資格ガイドも参考になります。試験の内容や独立後の働き方が整理されており、複数の企業の予定を並行して管理する働き方のイメージがつかめます。在宅で働く環境を整える費用については、テレワーク 助成金 2026で、会社がテレワークの環境を整えるときに使える助成金の仕組みが解説されています。
よくある質問
Q. MacでGoogleカレンダーを使うのにお金はかかりますか?
ブラウザで開く方法、SafariのWebアプリにする方法、Chromeでアプリとしてインストールする方法、Apple純正のカレンダーに同期する方法は、どれも追加の費用はかかりません。Googleカレンダー自体も個人のアカウントなら無料で使えます。費用がかかるのは、Googleカレンダーと同期する有料のカレンダーアプリを使う場合だけで、料金は製品ごとに違うため公式サイトで確かめてください。
Q. SafariのWebアプリにしたGoogleカレンダーで通知は届きますか?
届きます。Webアプリの中でGoogleカレンダーの通知を許可すると、Macの通知として表示され、未読の件数がDockのアイコンにバッジで出るようになります。システム設定の「通知」にはWebアプリの名前で表示されるので、そこから通知の出し方を変えられます。Safariで許可した通知とは別の扱いになる点に注意してください。
Q. Apple純正のカレンダーで予定を削除すると、Googleカレンダーからも削除されますか?
Googleアカウントを追加して同期している場合、純正カレンダーで予定を削除すると、Googleカレンダー側の予定も削除されます。同期は双方向なので、どちらで変更しても反映されます。間違って削除した場合に備え、共有カレンダーなど大事な予定を扱うときは、削除の前に対象のカレンダーをよく確かめてから操作しましょう。
Q. 古いMacでもGoogleカレンダーをアプリのように使えますか?
SafariのWebアプリはmacOS Sonoma 14以降が必要なため、それより前のmacOSでは使えません。その場合は、Google Chromeの「ページをアプリとしてインストール」を使うか、Apple純正のカレンダーにGoogleアカウントを追加する方法を選びます。どちらも費用はかからず、Dockから開ける形にできます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
田中 大輝@SOHO編集部
クラウドインフラエンジニア
AWS認定ソリューションアーキテクト、CCNA、LPIC-1を保有。SIerからフリーランスに転身し、クラウドインフラの設計・構築を手がけています。IT資格の取得戦略と実務での活かし方を発信中。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







