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ガーラ湯沢の情報漏えいの可能性|リフト券発券システムのランサムウェア被害 シーズンパスポート購入者 最大1,518名 氏名・住所・顔写真 対象と確かめること 2026

@SOHO編集部
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ガーラ湯沢の情報漏えいの可能性|リフト券発券システムのランサムウェア被害 シーズンパスポート購入者 最大1,518名 氏名・住所・顔写真 対象と確かめること 2026

この記事のポイント

  • ✓ガーラ湯沢の情報漏洩について
  • ✓2026年2月12日の公式発表をもとに整理
  • ✓リフト券発券システムのサーバーがランサムウェアの被害を受け

ガーラ湯沢の情報漏洩について、新潟県湯沢町のスキー場を運営する株式会社ガーラ湯沢は2026年2月12日、同社の一部のサーバーが第三者による不正アクセスを受け、客の個人情報(最大1,518名分)が外部に流出した可能性があると発表しました。対象は2020年12月16日から2026年2月1日までにGALAシーズンパスポートを買った人で、漏えいした可能性のある情報は、お名前、ご住所、電話番号、顔写真です。2026年11月1日時点で、同社のインフォメーションの一覧には、2月12日の発表のあとに新しい報告は出ておらず、件数の確定や補償の案内も出ていません。 対象期間にシーズンパスポートを買った人がまずすることは、ガーラ湯沢を名乗る身に覚えのない電話や郵便、個人情報の確認やお金を求める連絡に応じないことです。 不審な連絡が届いたら、その連絡に書かれた番号ではなく、発表にある同社の窓口に自分から問い合わせてください。

この記事は、2026年11月1日時点でガーラ湯沢の公式発表(ウェブページとPDF)と、インフォメーションの一覧を開き直して確かめた内容だけで書いています。報道の数字や推測は入れていません。

ガーラ湯沢で何が起きたのか

ガーラ湯沢は、新潟県南魚沼郡湯沢町にあるスキー場です。同社のサイトの下部には「JR東日本グループ・(株)ガーラ湯沢」と書かれています。冬はスキー場、夏と秋は「GALA YUZAWA MOUNTAIN FIELD」としてサマーパークやオータムパークを営業しています。

今回の発表の対象は、リフト券を発券するシステムに関わるサーバーです。発表の骨子は次のとおりです。

  • 2026年2月5日、リフト券発券システムに障害が起きたため、システムの管理会社に調査を依頼した
  • 調査の結果、一部のサーバーにランサムウェアの被害が確認された
  • あらためて調査を依頼した結果、暗号化されたデータが保存されたサーバーの中に、個人情報が含まれていたことが分かった
  • 外部へ持ち出された形跡は今のところないが、調査中
  • 情報漏えいの可能性がある客には、すでに個別に連絡した

このたび、弊社一部サーバーにおきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客さまの個人情報(最大1,518名分)が外部に流出した可能性があることが判明いたしました。 出典: ガーラ湯沢「弊社サーバーへの不正アクセスによりお客さま情報が漏えいした可能性について」

ランサムウェアとは、パソコンやサーバーのデータを勝手に暗号化して使えなくし、元に戻すことと引き換えにお金を要求する不正なプログラムのことです。データを暗号化する前に外部へ持ち出す手口もあるので、暗号化されたサーバーに個人情報があったときは、流出の可能性も調べることになります。

発表の言い方は「外部に流出した可能性」「漏えいした可能性のある情報」です。会社は「流出した」と言い切っておらず、外部へ持ち出された形跡はないとも書いています。この記事でも、その言い方のまま書きます。

公表の経緯と2026年11月1日時点の状況

2026年11月1日時点で、公式に確かめられる出来事を日付の順に並べます。

日付 出来事
2026年2月5日 リフト券発券システムに障害。管理会社に調査を依頼し、一部のサーバーでランサムウェアの被害を確認
2026年2月7日 攻撃を受けたサーバーを使わず、必要な対策をしたうえで、一部の機能を除いてシステムの利用を再開
2026年2月7日 個人情報保護委員会に報告
2026年2月12日 「弊社サーバーへの不正アクセスによりお客さま情報が漏えいした可能性について」を公表(ウェブページとPDF)

発表には、障害が起きてから個人情報が含まれていたと分かるまでの日付は細かく書かれていません。ただ、2月5日の障害から2日後の2月7日には委員会に報告し、2月12日に公表したという順番は確かめられます。

2026年11月1日時点で、同社のインフォメーションの一覧には、2月12日のこの発表がニュースとプレスの2か所に並んでいます。その後は、5月6日までの観光営業や2026ウィンターシーズンの終了、夏と秋の営業、早割リフト券の販売などのお知らせが続いており、この件の続報や調査結果の報告は見当たりません。発表では「調査中」とされていますが、調査の結果がいつ知らされるかは書かれていません。

漏えいした可能性がある情報と対象

発表では、対象と項目が次のように書かれています。

区分 内容
対象 2020年12月16日から2026年2月1日までにGALAシーズンパスポートを購入した客
人数 最大1,518名分
漏えいした可能性のある情報 お名前、ご住所、電話番号、顔写真

会社が項目について触れている情報は次のとおりです。

項目 発表の説明
クレジットカード情報 外部への漏えいは確認されていない

クレジットカード情報について、発表は「含まれない」とは書いておらず、「外部への漏えいは確認されておりません」と書いています。この記事でも、その言い方のまま扱います。人数も、発表の言い方のまま「最大1,518名分」と書きます。

顔写真が含まれる理由

GALAシーズンパスポートは、シーズンを通して使うリフト券です。今回、顔写真が項目に入っているのは、シーズンパスポートを買った人の顔写真が、リフト券発券システムに関わるサーバーに保存されていたためと読み取れます。どのような形で保存されていたかは、発表には書かれていません。

対象期間の読み方

対象期間は2020年12月16日から2026年2月1日までです。これは、2020から2021年のシーズンから、2025から2026年のシーズンの途中までに当たります。一度だけシーズンパスポートを買った人も、毎シーズン買い続けてきた人も、この期間に買っていれば対象に入ります。1日券や回数券など、シーズンパスポート以外のリフト券を買った人については、発表は対象として挙げていません。

ランサムウェアの被害で「流出の可能性」と書かれる理由

今回の発表は、障害の原因がランサムウェアだったと分かり、そのサーバーに個人情報があった、という順番で書かれています。外部へ持ち出された形跡はないとしながら「外部に流出した可能性」と書いているのは、なぜでしょうか。

ランサムウェアの被害では、データが暗号化されて使えなくなることが目に見える被害です。一方で、暗号化の前にデータが外部へ送られていたかどうかは、サーバーや通信の記録を調べないと分かりません。記録が残っていない部分があれば、送られていないと言い切ることもできません。そのため、持ち出しの形跡が見つかっていない段階でも、可能性として公表し、対象の人に知らせる対応がとられます。

個人情報保護委員会のページでも、ランサムウェア等により個人データが暗号化され、復元できなくなった場合は、不正の目的で行われたおそれがある漏えい等の例として示されています。ガーラ湯沢が2月7日に委員会に報告しているのは、この考え方に沿った対応と読めます。

利用者の側から見ると、「可能性」の段階でも、届くかもしれない不審な連絡への備えは同じです。持ち出しの形跡がないという説明を受けて安心しすぎず、発表にある注意の呼びかけに沿って行動してください。

発表から分かることと、まだ分からないこと

2026年11月1日時点の発表で分かることと、書かれていないことを分けて整理します。

分かること まだ書かれていないこと
2月5日にリフト券発券システムの障害があり、一部のサーバーでランサムウェアの被害が確認された 攻撃した相手や、身代金を要求されたかどうか
暗号化されたデータが保存されたサーバーに個人情報が含まれていた 個人情報がどのような形で保存されていたか
外部へ持ち出された形跡は今のところない 調査がいつ終わり、結果をいつ知らせるか
対象はシーズンパスポートの購入者、最大1,518名分 確定した人数
原因はネットワークルーターの設定のセキュリティ上の不備 どの設定のどの不備だったか
2月7日に委員会に報告し、システムを一部の機能を除いて再開した 再開しなかった一部の機能が何か

書かれていないことを、報道や推測で埋めないことが大切です。続報が出た場合に備えて、同社のインフォメーションをときどき確かめてください。

原因について会社が説明していること

発表では、原因を次のように説明しています。

業務用システムの外部アクセス用に設置していたネットワークルーターの設定において、セキュリティ上の不備があることが判明しました。 出典: ガーラ湯沢「弊社サーバーへの不正アクセスによりお客さま情報が漏えいした可能性について」

ネットワークルーターとは、会社の中のネットワークとインターネットをつなぐ機器のことです。業務用のシステムに外からつなぐために設けていたルーターの設定に不備があった、という説明です。どの設定のどの不備だったのか、そこからどのようにサーバーに入られたのかは、発表には書かれていません。この記事でも推測しません。

再発防止策として、発表は次の点を挙げています。

  • 今後の調査結果をふまえて、システムのセキュリティ対策と監視の体制を強める
  • 攻撃を受けたサーバーを使わずに、必要なセキュリティ対策をしたうえで、システムの利用を再開した(一部の機能を除く)

システムの管理会社との関係

発表によると、ガーラ湯沢はリフト券発券システムに障害が起きたとき、そのシステムの管理会社に調査を依頼し、ランサムウェアの被害が分かったあとも、あらためて同じ会社に調査を依頼しています。リフト券発券システムの運用には、外部の管理会社が関わっていたことになります。

管理会社の名前や、管理会社のほかの取引先に影響があるかどうかは、発表には書かれていません。検索すると、ほかのスキー場やレジャー施設のシステムの障害の情報が見つかることがありますが、今回の件と同じ原因かどうかは、ガーラ湯沢の発表からは分かりません。別の施設の発表を、ガーラ湯沢の件と取り違えないようにしてください。

会社の対応と補償の案内

発表で確かめられる会社の対応は次のとおりです。

  • 情報漏えいの可能性がある客に、すでに個別に連絡した
  • 2026年2月7日に個人情報保護委員会に報告した
  • リフト券発券システムは、攻撃を受けたサーバーを使わずに、2月7日から一部の機能を除いて再開した
  • 問い合わせ窓口を設けた

お詫びの言葉は発表の冒頭にありますが、お詫びの金銭や割引券、ポイントの案内は書かれていません。補償があるかどうかは、この記事では推測しません。ほかの会社の事案で補償がどう扱われてきたかは、情報漏洩の補償はもらえるのか|お詫び金・ポイントの例と利用者が確かめること 2026で説明しています。

漏えいの可能性が公表されたあとの流れ

ランサムウェアや不正アクセスの被害が公表されたあと、会社の対応はおおむね、調査、委員会などへの報告、対象の人への連絡、続報の公表という順に進みます。ガーラ湯沢の件では、2026年11月1日時点で、調査、委員会への報告、対象の人への個別の連絡までが発表で確かめられます。

段階 ガーラ湯沢の件で確かめられること
調査 管理会社に依頼。外部への持ち出しの形跡はないが調査中
委員会への報告 2026年2月7日に個人情報保護委員会に報告
対象の人への連絡 すでに個別に連絡
公表 2026年2月12日に公表
続報 2026年11月1日時点で出ていない

利用者の側で続報を待つあいだにできることは、届いた連絡を記録しておくことです。記録は、手帳やスマートフォンのメモで十分です。不審な電話がかかってきた日時と番号、届いた郵便物の差出人と内容を書き留めておくと、窓口に相談するときや、あとで続報が出たときに照らし合わせやすくなります。

自分が対象かを確かめる方法

対象かどうかは、次の順に確かめると迷いません。

  1. 2020年12月16日から2026年2月1日までに、GALAシーズンパスポートを買ったか
  2. 買ったなら、同社からの個別の連絡が届いているか
  3. 連絡が届いていない、または買ったかどうかがはっきりしないときは、発表にある窓口に問い合わせる

発表では、個別の連絡がどの方法(電話、郵便、メールなど)で届いたかは書かれていません。連絡を受けた記憶がない人は、郵便物やメールの迷惑フォルダも見直してください。

購入のときに登録した情報を思い出す

対象かどうかを確かめるとき、シーズンパスポートを買ったときに何を登録したかを思い出しておくと役に立ちます。発表で漏えいした可能性があるとされているのは、お名前、ご住所、電話番号、顔写真の4つです。

  • 住所は、購入のときに届け出た住所と考えられます。そのあと引っ越していても、旧住所あてに郵便物が届く可能性はあるので、家族や今その住所に住んでいる人に一声かけておくと安心です
  • 電話番号は、購入のときに届け出た番号と考えられます。固定電話の番号を届け出た人は、家族が電話に出ることも考えておきます
  • 顔写真は、シーズンパスポートに登録した写真です

家族の分を買った人

家族の分のシーズンパスポートをまとめて買った場合に、誰の情報が対象になるか(買った人だけか、使う人それぞれか)は、発表には書かれていません。シーズンパスポートには使う人の顔写真が登録されるので、家族の分を買ったことがある人は、窓口に問い合わせて確かめてください。子どもの分を買った場合も同じです。

本物の連絡かどうかを見分ける

ガーラ湯沢の発表は、同社の公式サイトのインフォメーションに載っています。電話や郵便で「ガーラ湯沢の件で」と連絡があったときは、その場で個人情報を答えずに、いったん切って、発表にある窓口の番号に自分からかけ直すのが確実です。発表には、同社から客に追加の手続きを求めるという案内はありません。

対象の人がすること

発表は、現時点で特別な対応を求めるものではないとしたうえで、次のような不審な連絡に注意するよう呼びかけています。

現時点で特別なご対応をお願いするものではございませんが、以下のような不審な連絡には十分ご注意ください。 出典: ガーラ湯沢「弊社サーバーへの不正アクセスによりお客さま情報が漏えいした可能性について」

発表に挙がっている不審な連絡は、身に覚えのない電話や郵便物、個人情報の確認を求める連絡、金銭や手続きなどを要求する不審な案内の3つです。漏えいした可能性のある項目に合わせて、具体的にすることを並べます。

電話番号への備え

電話番号が含まれるので、知らない番号からの電話が増えることが考えられます。「シーズンパスポートの返金がある」「情報漏えいのお詫びで手続きが必要」などと言われても、口座の番号や暗証番号、カードの番号を伝えないでください。知らない番号からの電話には出ずに、留守番電話に用件を残してもらうと、落ち着いて判断できます。電話番号への迷惑電話やSMSへの備えは、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026にまとめています。

住所への備え

住所が含まれるので、ガーラ湯沢やスキー場、旅行会社を名乗る郵便物が届くことも考えられます。返信用のはがきに個人情報を書かせる、振込用紙で支払いを求める、といった郵便は、差出人の名前だけで信じずに、窓口に確かめてください。住所が出回った可能性があるときの備えは、個人情報が流出して住所が漏れたときの対応|起きることと防ぎ方の順番で詳しく説明しています。

顔写真への備え

顔写真は、パスワードのように変えることができない情報です。発表は、顔写真が外部へ持ち出された形跡はないとしていますが、調査中です。顔写真を使ったなりすましを完全に防ぐ方法はありませんが、次の点を心がけると、もしものときに早く気づけます。

  • 自分の名前で、見覚えのないSNSのアカウントが作られていないかを、ときどき検索して確かめる
  • 家族や友人に、自分を名乗る見覚えのないアカウントから連絡が来たら知らせてほしいと伝えておく
  • なりすましのアカウントを見つけたら、そのSNSの報告の窓口から知らせる

どれも漏えいを防ぐ方法ではなく、もし情報が出回っても、早く気づいて被害を小さくするための備えです。

届きやすい不審な連絡の例

発表に挙がっている3つの注意を、具体的な連絡の例に置き換えると次のようになります。

連絡の例 応じないこと
「シーズンパスポートの情報漏えいのお詫びとして返金がある」という電話 発表に返金の案内はない。口座の番号や暗証番号を伝えない
「登録情報の確認のため、生年月日や家族構成を教えてほしい」という電話 発表に追加の確認の案内はない。その場で答えずに切る
「再登録の手数料」を振り込ませる郵便や振込用紙 差出人の名前だけで信じない。窓口に確かめる
「顔写真がネットに出回っている。削除の費用が必要」というメールやSMS 本文のURLを開かない。お金を払わない

どの例も、相手が名前と住所と電話番号を知っていると、本物らしく聞こえやすくなります。名前を呼ばれたり、住所を言い当てられたりしても、それだけで本物と判断しないでください。

パスワードについて

発表の項目には、パスワードやログインのIDは含まれていません。ガーラ湯沢の件だけを理由に、ほかのサイトのパスワードを変える必要は、発表からは読み取れません。ただし、ガーラ湯沢を名乗るメールで「アカウントの確認」を求められた場合は、偽のログイン画面に誘う手口のことがあるので、本文のURLは開かないでください。偽メールを短時間で振り分ける手順は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処で説明しています。

不審な連絡に応じてしまったとき

不審な電話に個人情報を答えてしまった、偽のメールのリンクから情報を入力してしまった、というときは、入力したり伝えたりした内容に合わせて、次の順に動きます。

  1. クレジットカードの番号を伝えたり入力したりしたときは、すぐにカードの裏面にある番号からカード会社に連絡し、カードの利用を止めてもらう
  2. ほかのサイトのパスワードを入力したときは、そのサイトのパスワードを変え、同じパスワードを使っているサイトも変える
  3. お金を振り込んでしまったときは、振込先の銀行と、最寄りの警察署に相談する
  4. どこに相談すればよいか分からないときは、消費者庁の消費者ホットラインの「188」に電話する

消費者ホットラインは、地方公共団体が設けている身近な消費生活センターや消費生活相談の窓口を案内する電話番号です。困ったときは一人で悩まずに相談するよう呼びかけられています。あわせて、ガーラ湯沢の危機管理対応窓口にも、どのような連絡が届いたかを伝えておきます。

問い合わせ窓口

発表に載っている窓口は次のとおりです。

項目 内容
名称 株式会社ガーラ湯沢 経営戦略部 危機管理対応窓口
電話 025-785-6421
メール [email protected]

受付時間は、発表には書かれていません。電話がつながりにくいときや、受付の時間が分からないときは、メールで用件を送っておくと、あとで回答を受け取れます。メールには、名前、シーズンパスポートを買ったシーズン、連絡のつく時間帯を書き添えます。電話のやり取りの中で暗証番号やカードの番号を聞かれたら、答えずにいったん切って、発表にある番号にかけ直してください。かかってきた電話で「危機管理対応窓口の者です」と名乗られても、こちらからかけ直して確かめるまでは、個人情報を答えないようにします。同社のサイトの下部に載っている代表の電話番号(025-785-6543)とは別の番号なので、この件で問い合わせるときは、発表にある危機管理対応窓口の番号を使います。

問い合わせの前に、シーズンパスポートを買ったシーズン、購入のときに届け出た住所と電話番号、家族の分も買ったかどうかを書き出しておくと、対象かどうかを確かめやすくなります。メールで問い合わせるときは、件名に用件を書き、カードの番号などは書かないでください。

家族で話しておくこと

シーズンパスポートは、家族や友人と連れ立って使うことの多い券です。家族の中に対象の人がいるときは、次の点を話しておくと、不審な連絡に家族のほうが応じてしまうことを防げます。

  • ガーラ湯沢を名乗る電話や郵便が届いたら、一人で判断せずに家族に知らせる
  • 子どもや高齢の家族が電話に出たときは、個人情報を答えずに、あとでかけ直すと伝えて切る
  • 家族の分のシーズンパスポートを買った人がいれば、誰がいつ買ったかを書き出しておく

発表は、現時点で特別な対応を求めるものではないとしています。家族で話しておくことは、手続きではなく、もしものときに慌てないための準備です。

登録した情報の扱いを確かめたいとき

これまでに登録した情報が、今もガーラ湯沢に残っているのか、削除してもらえるのかを知りたい人もいるはずです。発表には、登録した情報の削除についての案内は書かれていません。気になる場合は、発表にある危機管理対応窓口に、次の点を問い合わせてください。

  • 自分の情報が対象の1,518名分に含まれているか
  • 過去のシーズンの購入のときに登録した顔写真や住所が、今も保存されているか
  • 使わなくなったシーズンの情報を削除してもらえるか

どのような手続きになるかは事情で変わるので、窓口で確かめるのが確実です。

問い合わせの結果、自分が対象だと分かった場合も、すぐにすることが増えるわけではありません。発表の呼びかけどおり、不審な連絡に応じないことが中心になります。対象でないと分かった場合も、ガーラ湯沢の名前を使った連絡が届く可能性はあるので、同じように気をつけてください。

2026から2027年のシーズンにシーズンパスポートを買う人へ

2026年11月1日時点で、ガーラ湯沢のインフォメーションには、2026から2027年のウィンターシーズンに向けて、超早割リフト券や早割リフト券の販売のお知らせが出ています。これから券を買う人が気になるのは、新しく登録する情報が安全かどうかです。

発表では、リフト券発券システムは攻撃を受けたサーバーを使わずに、必要なセキュリティ対策をしたうえで再開したと説明しています。また、今後の調査結果をふまえて、セキュリティ対策と監視の体制を強めるとしています。それ以上のこと(新しいシステムの中身や、オンラインでの購入の仕組みとの関係)は、発表には書かれていません。

これから買う人ができることは、次のとおりです。

  • 購入は、同社の公式サイトから案内されているページで行い、検索結果の広告やSNSの投稿のリンクから買わない
  • 購入のときに使うパスワードは、ほかのサイトと同じものにしない
  • 購入のあとに届いたメールの内容が、自分の注文と合っているかを確かめる

シーズンパスポートを新しく買うときにも、顔写真や住所などを登録することになるはずです。今回の件で不安があるときは、購入の前に、登録した情報をどのように保存しているか、どれくらいの期間残すかを窓口に聞いてから決めてもかまいません。聞いた答えと日付を控えておくと、あとで続報が出たときに照らし合わせられます。

対象の人がすることの一覧

ここまでの内容を一覧にします。

すること 内容
対象かを確かめる 2020年12月16日から2026年2月1日までにGALAシーズンパスポートを買ったか
連絡に応じない 身に覚えのない電話や郵便物、個人情報の確認を求める連絡、金銭や手続きを求める案内
家族の分を確かめる 家族や子どもの分を買ったときは、誰の情報が対象かを窓口で確かめる
なりすましに気づく 自分の名前と顔写真を使ったアカウントがないか、ときどき確かめる
続報を確かめる 同社のサイトのインフォメーションを見る

スキー場やレジャー施設の会員情報について日ごろからできること

スキー場や遊園地、スポーツクラブなどでは、シーズン券や会員証に顔写真を登録することがよくあります。顔写真は本人の確認に役立つ一方で、変えることができない情報です。日ごろから次の点を心がけておくと、もしものときに慌てずに済みます。

  • どの施設に、どの情報(住所、電話番号、顔写真など)を登録したかを、自分で控えておく
  • 使わなくなった施設の会員登録は、退会や情報の削除ができるかを施設に確かめる
  • 施設からのお知らせは、メールや電話ではなく、施設の公式サイトで確かめる習慣にする
  • 会員登録のときに、任意の項目(勤め先、生年月日など)まで埋めるかどうかを考え、必要のない項目は空けておく

登録した情報を控えておくと、今回のような発表が出たときに、自分がどの区分に当たるか、どの情報に気をつければよいかをすぐに判断できます。控えは、紙のノートでも、パスワード管理のアプリのメモ欄でもかまいません。施設の名前、登録した年、登録した情報の種類だけを書いておけば十分で、パスワードそのものをノートに書き写す必要はありません。

在宅で仕事をする人が気をつけること

スキー場を使う人の中には、在宅で業務委託の仕事を受けている人もいるはずです。在宅で働く人は、取引先から顧客の名簿や写真のデータを預かったり、取引先のシステムに外からつないで作業したりする立場になることがあります。

個人情報保護委員会の漏えい等の対応のページでは、事業者に委員会への報告が義務づけられる場合として、不正の目的で行われたおそれがある行為による漏えい等を挙げ、例としてランサムウェア等により個人データが暗号化され、復元できなくなった場合を示しています。本人の数が1,000人を超える漏えい等も報告の対象です。報告は発覚したら速やかに行い、不正の目的で行われたおそれがある場合は発覚日から60日以内とされています。令和7年10月1日以降は、ランサムウェアの事案について共通の様式で報告できるとも案内されています。

取引先のシステムに外からつないで作業する人は、次の点を見直しておくと安心です。

  • 取引先のシステムにつなぐためのパスワードを、ほかのサービスと使い回していないか
  • 接続に多要素認証を設定しているか
  • 作業に使うパソコンのOSやソフトを、最新の状態にしているか
  • 預かった名簿や写真のデータを、作業が終わったあとも手元に残していないか
  • いつもと違う画面や動きに気づいたとき、取引先の誰に連絡するかを決めているか

今回の原因として挙がった「外部アクセス用に設置していたネットワークルーター」と同じように、在宅で働く人の手元にも、インターネットにつながる機器がいくつもあります。自宅のルーターや、取引先から貸し出された接続の機器の管理用のパスワードを買ったときのままにしていないか、機器の更新の通知を放っていないかも、あわせて見直してください。自分の機器が入り口になると、自分だけでなく、つないでいる取引先のシステムにも影響が及ぶおそれがあります。

どこまでが自分の責任になるかは、契約の内容や事情で変わるので、ここでは断定できません。ただ、気づいた時点ですぐ取引先に伝えることが、取引先が委員会への報告などの手続きを進めるうえで欠かせない点は変わりません。

フリーランス・在宅ワークの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、長く取引が続く人ほど、作業の速さだけでなく、預かったデータや接続の権限の扱い方で信頼を得ています。中間の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま次の依頼と手取りの厚さに結びつきます。

セキュリティの知識を仕事に生かす

外からつなぐ機器の設定や、ランサムウェアへの備えの知識は、在宅で受けられる仕事の幅を広げます。中小の会社がセキュリティ対策を進めるときの考え方は、中小企業のサイバーセキュリティ対策2026|IT導入補助金で防御力を強化する方法にまとめています。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。

ガーラ湯沢の件は、2026年11月1日時点で、2月12日の発表のあとに新しい報告は出ていません。2020年12月16日から2026年2月1日までにGALAシーズンパスポートを買った人は、身に覚えのない電話や郵便、個人情報やお金を求める連絡に応じないことを、先に心がけてください。

よくある質問

Q. ガーラ湯沢で1日券を買っただけでも対象ですか?

発表で対象とされているのは、2020年12月16日から2026年2月1日までにGALAシーズンパスポートを買った人です。1日券や回数券など、シーズンパスポート以外のリフト券を買った人は、発表では対象として挙げられていません。心配な場合は、株式会社ガーラ湯沢 経営戦略部 危機管理対応窓口(025-785-6421、[email protected])に確かめてください。

Q. クレジットカードの再発行は必要ですか?

発表では、クレジットカード情報について外部への漏えいは確認されていないと書かれています。再発行が必要かどうかは発表に書かれていないので、心配な場合はカードの裏面にあるカード会社に相談してください。あわせて、カードの利用明細に身に覚えのない請求がないかを確かめておくと安心です。

Q. 顔写真が流出した場合、何に気をつければよいですか?

発表は、外部へ持ち出された形跡はないとしつつ、調査中としています。顔写真は変えられない情報なので、自分の名前と顔写真を使った見覚えのないSNSのアカウントがないかをときどき確かめ、見つけたらそのSNSの報告の窓口から知らせます。家族や友人にも、自分を名乗る不審な連絡があれば教えてほしいと伝えておくと気づきやすくなります。

Q. 調査の結果はいつ発表されますか?

2026年2月12日の発表では、外部へ持ち出された形跡はないものの調査中とされていますが、結果を知らせる時期は書かれていません。2026年11月1日時点で、同社のインフォメーションの一覧には、この件の続報は出ていません。続報は、ガーラ湯沢の公式サイトのインフォメーションで確かめてください。

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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