リゾートトラストの情報漏洩|会員と予約者約6万件と利用者が確かめること 2026


この記事のポイント
- ✓リゾートトラストの情報漏洩について
- ✓2026年10月9日と16日の公式発表をもとに
- ✓グループ会員約2万6千件とザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者約3万6千件で漏えいした項目
リゾートトラスト株式会社は2026年10月9日、同社が管理するウェブサイトが外部の第三者による不正アクセスを受け、一部のグループ会員の情報約2万6千件と、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者の情報約3万6千件が外部に漏洩したと発表しました。 10月16日の続報で、漏えいした項目は会員本人の氏名・生年月日・住所・電話番号のほか、勤務先の情報、家族の氏名・生年月日、会員番号や契約の内容などだと明らかにしています。クレジットカード情報、銀行口座情報、医療情報、利用履歴、メールアドレスの漏えいは確認されていません。 利用者がまずすることは、届いた連絡に書かれたURLや電話番号を使わず、リゾートトラストの公式サイトで正しい連絡先を確かめることです。
この記事では、2026年10月20日時点でリゾートトラストの公式サイトに掲載されている発表とお知らせをもとに、何が起きたのか、自分が対象かどうか、休止しているサービスの扱い、漏れた項目に合わせて具体的に何をすればよいかを順に説明します。エクシブやベイコート倶楽部などの会員の人、その家族、法人会員の会社で利用している人、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜を予約した人のどれにも関係する内容です。
リゾートトラストの情報漏洩で何が起きたか(2026年10月20日時点)
リゾートトラストは、会員制のリゾートホテルを中心に、ホテル、ゴルフ、医療、シニアライフなどの事業を展開する会社です。エクシブ、ベイコート倶楽部、サンクチュアリコートといった会員制ホテルのほか、一般の人も泊まれるホテルとして、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜を運営しています。
今回、不正アクセスを受けたのは、同社が管理するウェブサイトのシステムです。10月16日のお知らせで、それが「統合予約サイト」のシステムだったことが明らかにされました。統合予約サイトとは、グループのホテルやゴルフ場の予約をネットで受け付けるための仕組みのことです。
10月9日の発表によると、サーバに保管されていたお客様の個人情報の一部が外部に漏洩したことが分かりました。発表の言葉は「漏洩のおそれ」ではなく「漏洩したことが判明」です。外に出たこと自体は事実として扱われています。
件数は、一部のグループ会員の情報が約2万6千件、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者の情報が約3万6千件で、合わせて約6万件です。件数は「件」で数えられており、1人のお客様が複数の件数に数えられているかどうかは発表されていません。
全国のホテルや施設の運営には、この件による直接の影響はなく、通常どおりサービスを続けているとしています。予約や滞在に支障はないと発表されています。一方で、ネットの予約サイトやアプリは、2026年10月20日時点で休止しています。休止中の予約の方法は後で詳しく説明します。
公表の経緯:10月9日の発表から10月19日のお知らせまで
この件について、リゾートトラストは公式サイトのお知らせとプレスリリースに、いくつかの文書を出しています。日付と、それぞれの時点で分かったことを並べると次のとおりです。
| 日付 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 2026年10月5日 | 20時30分ごろから23時30分ごろまで、ウェブサイトのシステムに異常な作動 | 10月9日の発表 |
| 2026年10月6日 | 異常な作動を認知 | 10月9日の発表 |
| 2026年10月7日 | 調査の結果、不正アクセスによる情報漏洩を確認し、不正アクセスを遮断 | 10月9日の発表 |
| 2026年10月9日 | プレスリリースで公表(件数、含まれない情報、注意事項) | 10月9日の発表 |
| 2026年10月13日 | 統合予約サイト、法人会員専用予約サイト、RTTGアプリの一部機能をメンテナンスのため休止 | お知らせ |
| 2026年10月16日 | 不正アクセスを受けたのが統合予約サイトのシステムだったこと、漏えいした項目、本人確認の強化を公表 | お知らせ |
| 2026年10月17日 | 統合予約サイト、法人会員専用予約サイト、RTTGアプリをメンテナンスのため休止 | お知らせ |
| 2026年10月19日 | RTTGアプリ、統合予約サイト、法人用インターネット予約システム、Smart HIMEDIC、各種ECサイトの休止と、休止中の予約方法を案内 | お知らせ |
異常な作動を認知した10月6日から公表の10月9日までは3日間です。漏洩の確認から2日後に、件数と注意事項を示した発表が出されたことになります。10月9日の発表では、漏えいの件数と、システムに含まれていない情報の種類が示されましたが、漏えいした項目そのものは書かれていませんでした。10月16日のお知らせで、具体的な項目が初めて示されています。
10月16日のお知らせでは、個人情報保護委員会への報告(速報)と警察への相談を行っていることも明らかにされました。速報とは、漏えいが分かった段階で会社が個人情報保護委員会へ出す最初の報告のことです。調査を終えた後には、確報と呼ばれる最終的な報告が出されます。
2026年10月20日時点で、10月19日のお知らせより後の続報は掲載されていません。リゾートトラストは、外部のセキュリティ専門機関や警察などと連携して、全容の解明と再発防止に取り組むとしています。
漏えいした項目と、漏えいが確認されていない項目
10月16日のお知らせで示された項目を、会員と予約者に分けて整理すると次のとおりです。
| 対象 | 漏えいが確認された項目 |
|---|---|
| 一部のグループ会員 | 会員(オーナー・メンバー)本人の氏名、生年月日、住所、電話番号 |
| 同上 | 法人(勤務先)の会社名、所在地、電話番号 |
| 同上 | 家族の氏名、生年月日 |
| 同上 | 会員番号、契約施設名、契約日、契約グレード、担当者名 |
| ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者 | 氏名、生年月日、住所、電話番号 |
漏えいが確認されていない、またはシステムに含まれていないとされたものは次のとおりです。
| 区分 | 項目 |
|---|---|
| 漏えいは確認されていない(10月16日) | クレジットカード情報、銀行口座情報、医療情報、利用履歴、メールアドレス |
| システムに含まれていない(10月9日) | 利用履歴、医療情報、クレジットカード情報、銀行口座情報、メールアドレス、本人確認書類等 |
お知らせには、「お客様によっては、当初より登録が無く、漏えいしていない項目もございます」と書かれています。たとえば、勤務先や家族の情報を登録していない会員は、その項目は漏れていません。
この項目の組み合わせで気をつけたいのは、会員の場合、本人の情報だけでなく、勤務先と家族の情報、契約の中身と担当者の名前までがそろっている点です。偽の連絡を作る側から見ると、「エクシブ○○の会員の△△様、担当の□□です。契約グレードの見直しのご案内です」という、本人と担当者の名前、契約の施設を正しく言い当てた電話や手紙を作れてしまいます。
一方で、メールアドレスは漏えいしていないとされています。そのため、今回の件で狙われやすいのは、メールよりも、電話や郵便、自宅や勤務先への訪問といった手段です。
発表の言葉と件数の読み方
漏えいの発表には、似ているようで意味の違う言葉が並びます。リゾートトラストの2本の文書を正しく読むために、使われている言葉を整理しておきます。
「漏洩したことが判明」
10月9日の発表は、お客様の個人情報の一部が「外部に漏洩したことが判明いたしました」と書いています。「漏洩のおそれ」や「可能性」ではなく、外に出たことを確認したという書き方です。10月16日のお知らせでも「漏えいが確認された情報」という言葉が使われています。漏えいの対象の人は、情報が外に出たものとして備える必要があります。
「含まれておりません」と「確認されておりません」
10月9日の発表では、利用履歴、医療情報、クレジットカード情報、銀行口座情報、メールアドレス、本人確認書類等は、不正アクセスを受けたシステムに「含まれておりません」とされています。システムにそもそも保存されていなかった、という意味です。
10月16日のお知らせでは、クレジットカード情報、銀行口座情報、医療情報、利用履歴、メールアドレスの漏えいは「確認されておりません」と書かれています。調べた範囲では漏えいが見つかっていない、という意味です。2本を合わせて読むと、これらの情報は対象のシステムに保存されておらず、漏えいも確認されていない、ということになります。
「一部の当社グループ会員様」と「件」
対象は「一部の」グループ会員です。会員全員の情報が漏れたわけではありません。件数は「人」ではなく「件」で数えられており、1人が複数の件数に入っている場合があるかどうかは発表されていません。会員とザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者の両方に当てはまる人が、それぞれの件数に数えられているかどうかも分かりません。約6万件という数は、対象になった人の数とは必ずしも一致しないことを知っておくと、ほかの報道の数字と見比べるときに混乱せずに済みます。
原因:統合予約サイトのシステムへの不正アクセス
原因について、リゾートトラストは外部の第三者による不正アクセスだと発表しています。10月16日のお知らせでは、その対象が統合予約サイトのシステムだったことが確認されたとしています。
この度の不正アクセスは、当社の「統合予約サイト」のシステムに対して行われたことが確認されており、当該システムにおいては直ちに侵入経路を遮断しております。 出典: resorttrust.co.jp
どのような手口で入られたのか、システムのどこに弱いところがあったのかは、2026年10月20日時点で公表されていません。10月9日の発表は、外部の専門機関による調査結果を踏まえて、対象システムの脆弱性の改修を行うとしています。脆弱性とは、システムの設計や作りの中にある、攻撃に使われうる弱いところのことです。原因の詳しい中身は、調査中と発表されている段階です。
10月5日の夜、約3時間にわたってシステムに異常な作動があったとされています。異常に気づいたのは翌日の10月6日で、漏洩を確認したのは10月7日です。異常な作動が具体的に何だったのかは、発表には書かれていません。
リゾートトラストの対応
10月9日の発表と、その後のお知らせで示された対応を整理すると次のとおりです。発表に書かれていない対応(お詫びの品や補償など)は、2026年10月20日時点では案内されていません。
判明直後の対応
- 被害の拡大を防ぎ原因を調べるため、不正アクセスを直ちに遮断
- 外部のセキュリティ専門機関と連携して、詳しい調査を実施
- セキュリティ対策と監視を強化
再発防止策(10月9日の発表)
- 外部の専門機関の調査結果を踏まえ、対象システムの脆弱性を改修
- 監視の体制を強化
- ネットワークへのアクセス権限を厳しく見直す
お客様への対応(10月16日のお知らせ)
- 漏えいの対象と確認された会員に、順次、個別に連絡している。全員への連絡が終わるまでには時間がかかる場合がある
- 統合予約サイトを含む一部のウェブサイトを、メンテナンスのため一時的に休止
- なりすましなどの被害を防ぐため、電話や窓口での予約・問い合わせのときに、これまで以上に詳しい本人確認を求める場合がある
- 個人情報保護委員会への報告(速報)と、警察への相談
本人確認が細かくなると、予約や問い合わせのときに少し手間がかかります。これは、漏えいした情報を使って第三者が会員になりすまし、予約を取ったり、登録の内容を変えたりするのを防ぐための対応です。会社の側からこうした確認を求められることがある、と知っておくと、本物の窓口とのやり取りで戸惑わずに済みます。
休止しているサービスと、その間の予約方法
10月19日のお知らせでは、より安全に使えるよう改修作業を行うため、次のサービスを休止していると案内されています。
- RTTGアプリ(「現在利用できません」と表示され、当面の間は使えない)
- 統合予約サイト(ホテル、ゴルフ)
- 法人用インターネット予約システム(ホテル)
- Smart HIMEDIC
- 各種ECサイト
休止の間の予約は、次のように案内されています。
- 統合予約サイトを使っていた人は、すべて電話で予約を受け付ける。施設ごとに窓口がある
- 法人用インターネット予約システムを使っていた人は、メールで予約を受け付ける
- Smart HIMEDICを使っていた人は、電話で予約を受け付ける
- Web専用プラン(「Let's Go To プラン」など)も、電話で予約を受け付ける
施設ごとの予約の電話番号は、リゾートトラストグループのサービスサイトの「予約先電話一覧」に載っています。番号は、公式サイトから自分でたどって確かめてください。
ここで注意したいのは、休止中という状況を逆手に取った偽の連絡です。「予約サイトの再開に合わせて、会員情報の再登録をお願いします」「アプリの新しい版をこちらから入れてください」といったメールやSMSが届いても、リンクは開きません。復旧したときは、公式のホームページやメールで知らせるとリゾートトラストは案内しています。再開の情報は、公式サイトのお知らせの欄で確かめるのが確実です。
会員の手続きで気をつけること
会員の場合、会員番号、契約施設名、契約日、契約グレード、担当者名まで漏えいした項目に含まれています。これらは、会員本人であることを確かめるときに使われうる情報です。
リゾートトラストが、電話や窓口での予約・問い合わせのときにこれまで以上に詳しい本人確認を求める場合があるとしているのは、こうした情報を使って第三者が会員になりすますのを防ぐためです。会員の側でも、次の点を確かめておくと安心です。
- 自分の名前で、身に覚えのない予約が入っていないか。気になるときは、公式の予約先の電話番号で確かめる
- 登録している住所や電話番号が、知らないうちに変わっていないか。営業担当者かRICに確かめる
- 家族として登録している人が、知らないうちに予約や問い合わせをされていないか
会員権の売買や名義の変更を持ちかける連絡にも注意が必要です。会員権は高い価値を持つ契約なので、それを狙った話が持ち込まれることがありえます。会員権の取り扱いについての相談は、自分から公式の窓口や営業担当者に連絡して行い、知らない相手から持ちかけられた話には、その場で応じないようにします。
Smart HIMEDICを使っている人
10月19日のお知らせでは、Smart HIMEDICも休止の対象に入っています。ただし、10月9日の発表では、不正アクセスを受けたシステムに医療情報は含まれていないとされており、10月16日のお知らせでも医療情報の漏えいは確認されていないとしています。Smart HIMEDICの休止は、改修作業のためと案内されています。予約は電話で受け付けているので、公式の案内に載っている番号で連絡してください。
自分が対象かを確かめる方法
自分が対象かどうかは、次の順で確かめるのが確実です。
- リゾートトラストのグループ会員(エクシブ、ベイコート倶楽部などのオーナー・メンバー)か、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜を予約したことがあるかを確かめる
- 会員の人は、リゾートトラストからの個別の連絡が来ていないかを確かめる。会員には順次、個別に連絡していると発表されている
- 連絡が来ても、そこに書かれた電話番号やURLは使わない。内容はリゾートトラストの公式サイトのお知らせと照らし合わせる
- 連絡を待つ間に不安があれば、営業担当者か、後で紹介するリゾートトラストインフォメーションセンター(RIC)に問い合わせる
会員の家族として登録されている人は、自分の氏名と生年月日が漏えいの対象になっている可能性があります。発表では、個別の連絡は「漏えいの対象であることが確認された会員の皆様」に行うとされています。家族の人は、会員本人に連絡が来ていないかを確かめるのが近道です。
ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜を予約しただけの人に個別の連絡があるかどうかは、10月16日のお知らせでは触れられていません。心当たりがある人は、RICに問い合わせて確かめるのが確実です。
利用者がすること:電話・郵便・訪問への備え
今回の項目には、クレジットカード情報や銀行口座情報は含まれていないとされています。そのため、この件だけを理由にカードを止めたり、銀行に連絡したりする必要は基本的にありません。やることは、氏名・住所・電話番号・生年月日と、契約の情報を使った偽の連絡への備えが中心です。
電話への備え
リゾートトラストは、心当たりのない不審な連絡やメッセージが届く可能性があるとして、次のように呼びかけています。
少しでも不審に感じられた場合は、届いたメッセージに記載されているURLや電話番号にはアクセスせず、相手が名乗る企業や機関の公式ホームページなどから、正しい連絡先をご確認いただくようお願いいたします。 出典: resorttrust.co.jp
会員の場合、担当者の名前や契約の施設、契約のグレードまで漏れています。そのため、次のような電話には特に注意が必要です。
- 担当者を名乗り、「会員権の買い取り」「契約グレードの変更」「年会費の返金」を持ちかける
- 「情報漏えいのお詫びとして返金がある」と言い、ATMに行かせて操作させる
- 「本人確認のため」と称して、カード番号や口座番号、暗証番号を聞き出す
担当者の名前が合っていても、それだけで本物とは判断しません。いったん電話を切り、公式サイトや、手元にある会員の書類に載っている番号にかけ直して確かめます。ATMの操作で返金を受けられることはありません。
郵便と訪問への備え
住所が漏れているため、封書やはがき、自宅への訪問にも注意が必要です。会員権の売買を持ちかける郵便や、「お詫びの品を届けに来た」と名乗る訪問は、すぐに応じず、公式の窓口で確かめます。家の中に入れる、書類に署名する、身分証を見せるといった行動は、確かめてからにします。
住所が漏れたときに起きることと、防ぎ方の順番は個人情報が流出して住所が漏れたときの対応|起きることと防ぎ方の順番で詳しく説明しています。
SMSへの備え
メールアドレスは漏えいしていないとされていますが、電話番号は漏えいした項目に含まれています。電話番号が分かれば、SMS(携帯電話の番号あてに届く短いメッセージ)は送れます。「リゾートトラストです。ご予約の確認のため、こちらからログインしてください」「会員情報の更新が必要です」といったSMSが届いても、リンクは開きません。予約サイトとアプリは休止中なので、そこへのログインを求める案内は、それだけで疑ってよい材料になります。
偽のサイトにパスワードやカード番号を入力してしまった場合は、そのパスワードを使っているすべてのサービスでパスワードを変え、カード番号ならカードの裏面にある番号でカード会社に連絡します。
家族と勤務先への共有
会員の家族の氏名と生年月日、勤務先の会社名と所在地、電話番号も漏れている可能性があります。家族には「リゾートトラストを名乗る電話や訪問で、お金の話が出たら、その場で決めないでほしい」と伝えておきます。勤務先を登録している人は、勤務先の電話に自分宛ての不審な連絡が来ることもありうるので、必要に応じて職場の代表の窓口にも伝えておくと安心です。
判断に迷ったときは、消費者ホットライン(局番なしの188)で、近くの消費生活センターにつながります。消費者庁の消費者ホットラインのページに案内があります。
問い合わせ窓口
10月16日のお知らせで案内されている問い合わせ窓口は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口の名称 | リゾートトラストインフォメーションセンター(RIC) |
| 電話番号 | 0120-350-132 |
| 受付時間 | 平日 9時から17時 |
10月9日の発表では、10月10日から12日までの休日も受け付けていましたが、10月16日のお知らせでは受付時間は平日の9時から17時とされています。会員の人は、営業担当者にも問い合わせられると案内されています。
電話をかけるときは、公式サイトに載っているこの番号を自分で入力します。届いた連絡に書かれた番号には、かけないようにします。問い合わせの前に、会員の種類や契約している施設、予約したホテルと時期を手元にメモしておくと、話が早く進みます。詳しい本人確認を求められることがあると案内されているので、会員の書類を手元に用意しておくと安心です。ただし、窓口からカードの暗証番号やネットバンキングのパスワードを求められることを示す案内は、発表のどこにもありません。経緯の全体は、リゾートトラストのウェブサイトのメンテナンスに伴う一部休止と個人情報漏えいに関する対応についてで確かめられます。
会社の対応について一般的な相談をしたいときは、個人情報保護委員会の個人情報保護法相談ダイヤルも使えます。受付は平日の9時30分から17時30分(土日祝日と年末年始を除く)で、電話での相談のみ受け付けています。
在宅で仕事をする人が気をつけること
会員制のリゾートを、取引先の接待や、社員の福利厚生として使っている会社もあります。今回は、会員の勤務先として登録された会社の名前、所在地、電話番号も漏えいした項目に含まれています。この点は、在宅で仕事をする人にも関係があります。
取引先が会員の勤務先として登録されていた場合
自分が業務委託で仕事を請けている会社が、会員の勤務先として登録されていた場合、その会社の名前、所在地、電話番号が漏れている可能性があります。会社を名乗る偽の連絡が、取引先である自分に届くことも考えられます。いつもと違う連絡先から「振込先が変わりました」「請求書の再送をお願いします」といった連絡が来たら、ふだん使っている連絡先で取引先に確かめます。
取引先に知らせる必要はあるか
今回漏れた可能性があるのは、会員本人と家族、予約者の情報です。取引先の情報を預けていたわけではないので、この件だけを理由に取引先へ報告する義務が生じるわけではありません。
一方で、自分が法人会員の会社の窓口として会員の手続きを担当していた、取引先から預かった社員の情報で予約を代行していた、という場合は、取引先にこの件を知らせておくのが誠実な対応です。個人情報保護委員会の漏えい等の対応とお役立ち資料では、不正アクセスのように不正な目的で行われたおそれがある漏えいや、1,000人を超える人の情報の漏えいは、事業者が委員会に報告しなければならない場合として挙げられています。不正な目的によるものは、発覚した日から60日以内の報告が案内されています。今回の件では、報告はリゾートトラストが行っています。
取引先から個人情報を預かって仕事をしている人は、自分の側で漏えいが起きたときの考え方も知っておく必要があります。報告するのは基本的に情報を預けた取引先ですが、その判断には受け手からの速やかな連絡が欠かせません。細かな扱いは契約の中身や情報の種類で変わるので、迷ったときは取引先と相談し、必要なら個人情報保護委員会の相談ダイヤルで確かめます。
予約サイトが狙われる事案をどう読むか
今回の件で不正アクセスを受けたのは、ホテルやゴルフの予約をネットで受け付ける仕組みでした。予約の仕組みには、利用者の氏名、住所、電話番号、生年月日といった、本人を特定できる情報が集まります。会員制のリゾートの場合は、さらに契約の内容や家族、勤務先の情報まで結びついています。
予約のシステムは、外部の人がネットから使うことを前提に作られているため、社内だけで使うシステムよりも攻撃を受けやすい面があります。今回の件で、リゾートトラストはアプリや予約サイト、ECサイトまで広く休止しています。休止の理由について発表は「より安全にご利用いただけるよう、改修作業を実施」としており、統合予約サイト以外のシステムに不正アクセスがあったとは書かれていません。
利用者の側でできる備えは、どのサービスに何を登録したかを把握しておくことです。家族の情報や勤務先の情報は、必要がなければ登録しない、登録したなら何を登録したかを覚えておく。それだけでも、漏えいが起きたときに、どの手口に気をつければよいかがすぐに分かります。
会社の対策の考え方は、中小企業のサイバーセキュリティ対策2026|IT導入補助金で防御力を強化する方法で、規模の小さな会社でも取り組める対策と使える補助金を紹介しています。社内のアカウントを守る仕組みはMFA(多要素認証)導入のメリットと製品比較|2026年の認証セキュリティ決定版で整理しています。
偽の連絡に落ち着いて対応するために
フリーランスと在宅ワークの仲介を2004年から続けてきた@SOHOの運営で見てきた範囲では、偽の連絡にだまされにくい人ほど、「どの連絡手段で、どの窓口とやり取りするか」をあらかじめ決めています。取引先とのやり取りも、サービスの会員としてのやり取りも、決めた窓口以外から来た連絡はまず疑う。今回のように、担当者の名前や契約の中身まで漏れた可能性がある件では、この習慣がそのまま身を守る手段になります。偽メールを見抜く力の育て方は社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドで、セキュリティの知識を生かせる在宅の仕事の種類はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。
2026年10月20日時点で、リゾートトラストは会員への個別の連絡を進めており、予約サイトとアプリは休止中です。続報や再開の案内は、リゾートトラストの公式サイトのお知らせで確かめ、届いた連絡に書かれたURLや電話番号ではなく自分でたどったページの情報を基準にしてください。
よくある質問
Q. リゾートトラストの情報漏洩でクレジットカード情報は漏れましたか?
2026年10月16日のお知らせでは、クレジットカード情報、銀行口座情報、医療情報、利用履歴、メールアドレスの漏えいは確認されていないとしています。10月9日の発表でも、不正アクセスを受けたシステムにはこれらの情報が含まれていないとされています。この件だけを理由にカードを止める必要は基本的にありませんが、返金を装ってカード番号を聞き出す電話には注意してください。
Q. 家族として登録しているだけでも対象になりますか?
10月16日のお知らせでは、一部の会員について、家族の氏名と生年月日も漏えいが確認された項目に含まれています。ただし、お客様によっては当初から登録がなく、漏えいしていない項目もあるとされています。家族として登録されている人は、会員本人に個別の連絡が来ていないかを確かめ、不安があればRICに問い合わせてください。
Q. 予約サイトやアプリが使えない間はどう予約すればよいですか?
10月19日のお知らせでは、統合予約サイトを使っていた人は電話で、法人用インターネット予約システムを使っていた人はメールで、Smart HIMEDICを使っていた人は電話で予約を受け付けるとしています。施設ごとの予約先の電話番号は、公式のサービスサイトの予約先電話一覧で、自分でたどって確かめてください。
Q. 問い合わせはどこにすればよいですか?
リゾートトラストインフォメーションセンター(RIC)の0120-350-132に、平日の9時から17時に問い合わせられます。会員の人は営業担当者にも問い合わせられると案内されています。届いた連絡に書かれた番号ではなく、公式サイトに載っている番号を自分で入力してかけてください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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