Chatworkの使い方|タスク機能やグループチャットを仕事で使い分けるには


この記事のポイント
- ✓Chatworkの使い方を
- ✓初心者が最初に覚える画面の見方
- ✓グループチャットの作り方と権限
Chatworkの使い方で迷う人の多くは、操作そのものより「どの話をどのチャットに書き、何をタスクにすればよいか」の線引きでつまずいています。結論から書くと、話し合いはグループチャット、1対1の確認はダイレクトチャット、自分用のメモはマイチャット、そして「誰が・いつまでに・何をするか」が決まったものはタスクに登録する、という分け方を最初に決めておくと、Chatworkは驚くほど回しやすくなります!
この記事では、Chatworkの公式サイトと公式ヘルプ(2026年10月10日時点の記載)をもとに、画面の見方、グループチャットの作り方と権限、メッセージの送り方、タスク機能の使い方を順に解説します。無料のフリープランでどこまで使えるか、有料プランの料金、取引先ごとにChatworkが増えたときの整理のしかたも取り上げます。複数のWebサービスを1つの窓にまとめて切り替える方法として、Macで使えるSpaceDeck(スペースデック)という選択肢にも後半で触れます。
Chatworkとはどんな道具か
Chatworkは、株式会社kubellが提供している仕事向けのチャットツールです。チャットツールとは、メールのような件名や挨拶を省いて、短い文章でやり取りできる連絡手段のことです。Chatworkでは、チャットに加えて、タスク管理、ファイルの共有、ビデオ通話と音声通話が1つのサービスにまとまっています。
Chatworkの公式コラムでは、多くの企業で使われている理由の1つとして、次のように説明されています。
国産のビジネスチャットであり、日本人のユーザーにとって使い方がわかりやすいことも多くの企業で利用されている理由のひとつです。 出典: go.chatwork.com
実際に触ってみると、画面の文言がすべて日本語で、ボタンの名前も「タスク追加」「グループチャットを新規作成」のように直訳ではない言葉になっています。社外の人とやり取りする場面が多いのも特徴で、取引先やフリーランスに業務を依頼するときの連絡手段として指定されることがよくあります。
使える環境は、ブラウザ版、デスクトップ版アプリ、スマートフォンのアプリの3つです。公式ヘルプの動作環境のページによると、ブラウザはWindowsならGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeの最新の安定版、MacならGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Safari 15.6以上が対象です。デスクトップ版アプリはWindows 10以上とmacOS 12以上、スマートフォンのアプリはiOS 17以上とAndroid 10以上に対応しています。
どれから始めても、同じアカウントで同じチャットを見られます。最初はブラウザ版で操作を覚え、慣れてきたら通知を受け取りやすいデスクトップ版やスマートフォンのアプリを入れる、という順番がおすすめです。
始め方:登録してから最初にやっておくこと
Chatworkを始めるには、公式サイトの「無料ではじめる」から無料のアカウントを登録します。登録が済むと、すぐにフリープランで使い始められます。公式の料金ページのよくある質問には、フリープランに利用期間の制限はないと書かれています。
登録が済んだら、仕事で使う前に次の3つを済ませておきましょう。
- プロフィール画像と表示名を設定する
- 自分専用のマイチャットで、メッセージやタスクを試しに送ってみる
- デスクトップ通知かスマートフォンの通知を有効にする
表示名と画像は、相手が「誰からの連絡か」を見分ける手がかりになります。仕事で使うなら、表示名は本名か屋号にして、画像も顔写真やロゴのような分かりやすいものにしておくと、取引先に安心してもらえます。
通知の設定は特に大事です。Chatworkは、メールと違って「届いたことに気づかない」まま返信が遅れることが、初心者のつまずきでいちばん多いパターンです。デスクトップ通知を有効にしておけば、ブラウザやアプリを裏に回していても新着に気づけます。
もう1つ覚えておきたいのが、アカウントの考え方です。公式ヘルプによると、1つのメールアドレスで複数のアカウントを作ることはできませんが、別のメールアドレスで登録すれば複数のアカウントを使い分けられます。ただし、あとから複数のアカウントを1つにまとめることはできません。会社の仕事と個人で受けている仕事を分けたい人は、どのメールアドレスで登録するかを最初に決めておきましょう。
画面の見方:4つのエリアを押さえる
公式ヘルプの「Chatworkの画面構成」では、画面が次のように分かれていると説明されています。
| エリア | 位置 | 何が表示されるか |
|---|---|---|
| チャット一覧 | 左 | マイチャットを含む、参加しているチャットの一覧 |
| メッセージ | 中央 | やり取りの内容と、メッセージの入力欄 |
| チャット詳細 | 右上 | チャットの概要と、参加しているメンバー |
| タスク | 右下 | そのチャットに登録されたタスク |
メッセージは上から下へ、古い順に並びます。中央のエリアを広げたいときは、入力欄の横にある「|<」「>|」をクリックすると、左右のエリアを隠せます。ただし、フリープランでは右側を隠せないと公式ヘルプに書かれています。
ここで押さえておきたいのは、タスクがチャットごとに表示されるという点です。つまり、どのチャットでタスクを作ったかによって、あとから探す場所が変わります。この仕組みを知らずに使い始めると、「あのタスク、どのチャットだったっけ?」と探し回ることになります。後で紹介するタスク管理の画面を使えば、全部のチャットのタスクを1か所で見られるので安心してください。
チャット詳細の「概要」欄も便利です。グループチャットの目的、決まりごと、よく使う資料のリンクなどを書いておくと、新しく参加した人がまずそこを読めば流れが分かるようになります。
チャットの3種類を使い分ける
Chatworkのチャットには、大きく分けて3つの種類があります。
| 種類 | 参加者 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| マイチャット | 自分だけ | メモ、下書き、自分用のタスク |
| ダイレクトチャット | 自分と相手の2人 | 1対1の確認、個別の相談 |
| グループチャット | 3人以上も可 | プロジェクトやチームでのやり取り |
マイチャットは、自分以外の誰にも見られない専用のチャットです。公式ヘルプでは、メッセージ投稿の練習や自分だけのタスク作成に使えると説明されています。削除はできません。
ダイレクトチャットを使うには、相手とコンタクトでつながっている必要があります。コンタクトとは、Chatwork上の連絡先のことです。別の組織の人とつながるときは、どちらかが承認の依頼を送り、相手が承認するとつながります。
使い分けのコツは、「あとから他の人も読む必要があるか」で決めることです。案件の進め方や納期の相談のように、チームの誰かが後で確認する可能性がある話は、ダイレクトチャットで済ませずにグループチャットに書きます。逆に、体調の連絡や報酬の相談のような個別の話は、ダイレクトチャットで送ります。
これ、本当に大事なポイントです! ダイレクトチャットで決めたことをグループチャットに共有し忘れて、他のメンバーが古い情報のまま作業を進めてしまう、という食い違いは、チャットツールを使う現場で何度も起きています。ダイレクトチャットで何かが決まったら、グループチャットに「〇〇の件、△△で進めることになりました」と1行書いておくだけで防げます。
グループチャットの作り方と権限の決め方
グループチャットの作り方は、公式ヘルプによると次のとおりです。
- チャット画面の左上にある「+」アイコンをクリックする
- 「グループチャットを新規作成」を選ぶ
- チャット名を入力し、必要ならアイコンを変更する
- 追加したいメンバーにチェックを入れ、権限を選ぶ
- 作成を確定する
アイコンは一覧から選ぶか、手元の画像を使えます。画像はJPEG、GIF、PNGで、大きさは700KBまでです。メンバーの一覧に表示されるのは、コンタクトでつながっている人だけです。
3つの権限の違い
グループチャットのメンバーには、次の3つの権限のどれかを割り当てます。
| 権限 | メンバーの追加・削除 | チャット名・概要の変更 | メッセージの送信 |
|---|---|---|---|
| 管理者 | できる | できる | できる |
| メンバー | できない | できない | できる |
| 閲覧のみ | できない | できない | できない |
閲覧のみのメンバーには、入力欄に「このチャットでは権限がないため発言することはできません。」と表示されます。全社への連絡用のチャットのように、読むだけでよい人が多いチャットで使うと、誤って書き込まれる心配がなくなります。権限はあとから、チャット画面の右上にあるメンバーの欄の「メンバーの編集」から変えられます。
なお、グループチャットの管理者と、組織全体の管理者は別のものです。グループチャットの管理者は、そのチャットのメンバーや概要を変えられる人のことです。
招待リンクで参加してもらう
作成画面で「招待リンク」にチェックを入れると、リンクを共有するだけで相手をチャットに招待できます。「参加には管理者の承認が必要」にもチェックを入れておくと、リンクから参加しようとした人は管理者が承認するまで入れません。チェックを外すと、リンクを知っている人なら誰でも参加できてしまうので、社外の人と使うチャットでは承認を必要にしておくのが安全です。
メッセージの基本操作:TO、返信、装飾
メッセージは、チャット画面の下にある入力欄に文字を入れ、Enterキーか「送信」ボタンで送ります。改行はShiftキーとEnterキーを同時に押します。Enterキーを押しただけで送信されてしまうのが嫌な人は、環境設定で動作を変えられます。
TOで相手を指名する
特定の人に向けたメッセージは、入力欄の上にある「TO」アイコンから相手を選びます。入力欄に「TO」と相手の名前が自動で入るので、続けて本文を書いて送ります。Shiftキーを押しながら選ぶと、複数の相手を一度に指名できます。
TOで指名された人の画面では、そのメッセージの背景色が緑色に変わり、通知も届きます。ただし、TOを付けてもチャットのメンバー全員がその内容を読めることは覚えておきましょう。個別に伝えたい内容は、ダイレクトチャットで送ります。
返信と引用
特定のメッセージに答えるときは、そのメッセージにマウスを合わせると出る「返信」をクリックします。返信先が入力欄に自動で入り、受け取った側は「RE」のアイコンから元のメッセージに移動できます。やり取りが流れて「どの話への返事か」が分からなくなるのを防げるので、グループチャットでは返信を使う習慣をつけておくと便利です。
装飾のタグ
Chatworkでは文字に色を付けたり太字にしたりはできませんが、公式ヘルプによると次のタグで線や枠を表示できます。
| 入力するもの | 表示 |
|---|---|
| [hr] | 罫線 |
| [info]本文[/info] | 囲み枠 |
| [info][title]見出し[/title]本文[/info] | 見出し付きの囲み枠 |
| [code]本文[/code] | 絵文字に変換せずにそのまま表示 |
議事録や依頼の内容を送るときに、見出し付きの囲み枠を使うと、普通のメッセージに埋もれずに目に留まります。コードやURLの一部が絵文字に変わってしまうときは、codeタグで囲みます。
タスク機能の使い方
Chatworkの強みとしてよく挙がるのが、チャットの中で担当者と期限を決めてタスクを登録できる機能です。タスクとは、やるべき仕事を1件ずつ登録して、終わったら完了にする仕組みのことです。
タスクを追加する
公式ヘルプによると、タスクは次の手順で追加します。
- チャット画面の右側にある「タスク追加」をクリックする
- 表示された入力欄にタスクの内容を書く
- 担当者の欄の「+選択」から担当者を選ぶ
- 期限を確かめる(最初は今日の日付が入っている)
- 「タスクを追加」をクリックする
担当者は、そのチャットに参加しているメンバーから選びます。担当者は必須で、選ばないと「タスクを追加」を押せません。締め切りの時刻も決めたいときは「時間指定なし」をクリックして、30分単位で時刻を選べます。
チャットのメッセージそのものをタスクに変えることもできます。取引先から届いた依頼のメッセージをそのままタスクにすれば、内容を書き写す手間が省けます。
タスク管理の画面で全部を見る
チャット画面の右上にある「タスク管理」のアイコンを開くと、すべてのチャットのタスクを1か所で確かめられます。アイコンに付いている数字は、自分が担当している未完了のタスクの数です。
タスク管理の画面では、左側で「自分のタスク」と「依頼したタスク」を切り替えます。上部の「カレンダー」に切り替えると、期限の日付ごとにタスクが並びます。期限が過ぎたタスクには「期限切れ」のラベルが付きます。「チャットを選択」「依頼者を選択」「担当者を選択」「期限を選択」で絞り込むこともできます。
1つのタスクに複数の担当者がいる場合は、それぞれが自分の分を完了にします。全員が完了すると、そのタスクは完了済みの一覧に移ります。まとめて終わらせたいときは「全員分を完了」を使います。
自分だけのタスクはマイチャットへ
グループチャットのやり取りの中で、「これは自分が後で調べておこう」という小さな作業が出てくることがあります。公式ヘルプによると、ブラウザ版とデスクトップ版のアプリでは、タスク追加の欄の「追加先のチャット」でマイチャットを選べます。こうして作ったタスクは、マイチャットだけに表示され、元のグループチャットには出ません。チームの全員に見せる必要のない自分用の作業は、この方法で分けておくと、グループチャットのタスク欄がすっきりします。
グループチャットとタスクを仕事で使い分けるコツ
機能を覚えたら、次はチームの中での使い分けを決めます。ここが決まっていないと、同じChatworkを使っていても、人によって書く場所がばらばらになります。
チャットは「案件ごと」に作る
グループチャットは、部署ごとより「案件ごと」に作るほうが、後から探しやすくなります。取引先が同じでも、別の案件が始まったら新しいグループチャットを作り、概要欄に案件の目的、納期、共有フォルダの場所を書いておきます。案件が終わったら、チャットを残したまま一覧の並びから外しておけば、必要なときに過去のやり取りを読み返せます。
「決まったこと」はタスクにする
チャットのやり取りは、時間がたつと流れて見えなくなります。そこで、次のような条件がそろったものは、メッセージで終わらせずにタスクにします。
- 担当者が1人に決まっている
- 期限がある
- 終わったかどうかを確かめたい
たとえば「修正版のデザインを金曜までに送ってください」という依頼は、メッセージで受け取ったあと、担当者と期限を付けてタスクにします。依頼した側は「依頼したタスク」で進み具合を確かめられ、受けた側は「自分のタスク」で期限を把握できます。
返事を待たせないための小さな決まり
チャットは気軽に送れる分、返事が遅れると相手を不安にさせます。チームで「読んだらリアクションを付ける」「すぐ答えられない質問には、いつまでに答えるかだけ先に返す」と決めておくと、やり取りが滞りません。フリープランでも、6種類のリアクションは付けられます。
正直に書くと、タスクの使い方を決めずに走り出したチームでは、タスク欄に「確認お願いします」のような終わりの見えない項目がたまっていきがちです。タスクの文面は「〇〇を△△日までに送る」のように、完了の状態が分かる形で書くのが、続けるコツです!
無料のフリープランでできること・できないこと
Chatworkは無料で使い始められますが、フリープランには制限があります。公式ヘルプの「フリープランの制限は?」をもとに、仕事で影響が出やすいものを並べると次のとおりです。
| 項目 | フリープランの内容 |
|---|---|
| メッセージの閲覧 | 直近40日間に投稿されたものだけ |
| 組織外のコンタクト | 1ユーザーあたり20人まで |
| ストレージの容量 | 1組織で10GBまで(追加はできない) |
| ユーザー数 | 1組織で100人まで |
| ビデオ通話 | 2人まで。それより多いと音声通話に切り替わる |
| 予約送信 | 使えない |
| 自分宛てメッセージの一覧 | 使えない |
| 広告 | チャット画面の右下に表示される |
いちばん影響が大きいのは、メッセージの閲覧の制限です。40日より前のメッセージは見られなくなるので、数か月前の依頼の内容や金額を確かめようとしても、さかのぼれません。公式ヘルプによると、有料プランに切り替えれば、それまでのメッセージをすべて見られるようになります。
もう1つ注意したいのが、組織外のコンタクトの上限です。取引先やフリーランスの仲間と1人ずつつながっていくと、20人はすぐに埋まります。承認の依頼を送っている途中のコンタクトは数に入りません。今のコンタクト数は、チャット画面の右上の「コンタクト管理」から確かめられます。
フリープランで仕事を続けるなら、大事な取り決めはチャットだけに残さず、見積書やメールなど別の形でも保存しておきましょう。
有料プランの料金と、2026年の名称変更
有料プランの料金は、公式の料金ページによると次のとおりです。表示はすべて税抜きの金額です。
| プラン | 年間契約(1ユーザーあたり月額) | 月間契約(1ユーザーあたり月額) | 主な違い |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 | 上の表の制限あり |
| スタンダード | 700円 | 840円 | 閲覧とユーザー数が無制限、予約送信、AI機能、通話14人まで |
| プロフェッショナル | 1,200円 | 1,440円 | スタンダードの内容に加えて、セキュリティの機能と管理者向けのチャットサポート |
スタンダードとプロフェッショナルは、どちらもストレージが1ユーザーあたり10GBで、組織外のコンタクト数も無制限になります。プロフェッショナルは最小5ユーザーからの契約です。どちらにも1か月間の無料のお試しがあります。
フリープランから有料プランに切り替えるときは、組織の全員が対象になり、一部の人だけを有料にすることはできません。人数の多い組織では、ここで費用の見込みが大きく変わるので、事前に人数を数えておきましょう。
プランの名前が変わっている点に注意
Chatworkは2026年7月1日のお知らせで、有料プランの名前を変えると告知しています。2026年8月4日から新しい名前での提供が始まり、既存の契約も9月30日までに順に移る予定と書かれています。
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| ビジネスプラン | スタンダードプラン |
| エンタープライズプラン | プロフェッショナルプラン |
お知らせでは、変わるのは名前だけで、機能、料金、契約の条件は変わらないと説明されています。古い解説記事で「ビジネスプラン」と書かれているのは、今のスタンダードプランのことです。
口コミで挙がりやすい声と、合う人・合わない人
Chatworkの評判を調べると、良い声と不満の声がはっきり分かれます。どちらも、Chatworkの仕組みを知ると理由が見えてきます。
良い声として多いのは、「画面が分かりやすく、ITに詳しくない人でもすぐ使える」「社外の人とつながりやすい」「チャットの中でタスクを頼める」といったものです。取引先がChatworkを使っていれば、アカウントを作るだけで同じ場所で話せるので、メールの往復が減ったと感じる人が多いようです。
不満の声として多いのは、「無料だと昔のメッセージが見られない」「文字に色を付けられない」「取引先ごとにChatworkのアカウントが分かれていて、切り替えが面倒」といったものです。最初の2つは、上で見たフリープランの制限と、装飾の仕組みそのものから来ています。
これらを踏まえると、合う人と合わない人は次のように分けられます。
| 合う人 | 合わない人 |
|---|---|
| 社外の取引先やフリーランスとのやり取りが多い | 社内の開発チームで、他の道具と細かく連携させたい |
| チャットの中で簡単にタスクを頼みたい | タスクの依存関係や工程表まで管理したい |
| ITに詳しくないメンバーも使う | 長い文章を装飾して整えたい |
タスクの数が増えて、工程表のような管理が必要になったら、Chatworkはやり取りの場として使い、進み具合の管理は専用のツールに分ける、という形にするチームも多くあります。
導入でつまずきやすい失敗と対策
チャットツールを入れたのに、かえって連絡が分かりにくくなったという失敗は少なくありません。よくあるものと対策をまとめます。
失敗1:チャットが増えすぎて、どこに書けばよいか分からない
テーマごとに次々とグループチャットを作ると、似た名前のチャットが並び、書く場所に迷います。対策は、チャットの名前の付け方を決めることです。「【取引先名】案件名」のように先頭をそろえると、一覧で並べたときに探しやすくなります。
失敗2:TOを付けずに送り、相手が気づかない
グループチャットでTOを付けずに依頼すると、誰が答えるのかが曖昧になり、全員が「誰かが答えるだろう」と思って放置されます。依頼や質問には、必ず相手をTOで指名します。
失敗3:大事な決定がチャットに流れてしまう
金額や納期のような大事な決定は、チャットの中で決まっても、時間がたつと探せなくなります。フリープランなら40日で見えなくもなります。決まったことは、概要欄に書き足すか、タスクにするか、別に保存しておきます。
失敗4:通知が多すぎて、全部を見なくなる
参加するチャットが増えると、通知が鳴りっぱなしになり、結局どれも見なくなる、という逆転が起きます。デスクトップ通知の設定を見直し、自分宛てのメッセージだけ通知が届くようにすると、大事な連絡を見落としにくくなります。
取引先ごとにChatworkが増えたときの整理のしかた
在宅で仕事を受けている人やフリーランスの場合、取引先ごとに別のChatworkの組織に招待されたり、会社用と個人用で別のアカウントを使ったりすることがよくあります。先に書いたとおり、Chatworkは1つのメールアドレスで1つのアカウントなので、複数のアカウントを使うにはログインし直すか、ブラウザを分けるしかありません。
ここに、SlackやGoogleカレンダー、Gmailのような他のWebサービスも加わると、ブラウザのタブが増えすぎて、どのタブがどの取引先のものか分からなくなります。
複数のアカウントを同時に開いておく方法
この悩みへの答えの1つが、複数のWebサービスを1つの窓にまとめて、サービスごとに切り替えられるアプリを使うことです。MacならSpaceDeck(スペースデック)が候補になります。
公式サイトによると、SpaceDeckは毎日使うWebアプリを1つの窓に集めて、キー操作で切り替えられるmacOSのアプリです。アプリごとに専用の保存領域(Cookieのコンテナ)を持つので、同じサービスに複数のアカウントで同時にログインしたままにできます。対応アプリの一覧にはChatworkも含まれていて、Slack、Teams、LINE WORKSなど他の連絡の道具も同じ窓で切り替えられます。全アプリの通知を1つの通知センターにまとめ、時間を決めて通知を止める設定もあります。
料金は、公式サイトに書かれている内容では、無料版はワークスペース1つ、1つのワークスペースあたりアプリ3つまでです。有料のProは月額980円、年額8,800円、買い切り19,800円の3つから選べます。インストールから14日間はすべての機能を試せます。アカウントの登録は要りません。
Chatworkを2つの組織で使い分けている人なら、無料版の範囲でも、2つのChatworkとカレンダーを並べて試せます。ブラウザのプロファイルを分ける方法と比べて、自分に合うほうを選んでください。
SpaceDeckは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
在宅で仕事を受ける人にとってのChatwork
業務委託で仕事を受けると、連絡手段は依頼する側に合わせることがほとんどです。中でもChatworkは、取引先から指定される機会が多い道具の1つなので、基本の操作を知っているだけで、仕事を始めるときの不安が1つ減ります。
デザインの仕事を受けている人なら、修正の依頼をタスクで受け取り、ファイルをチャットで納品する流れが一般的です。デザインの仕事の収入の目安は、デザイナーの年収・単価相場で職種ごとの相場を確かめられます。アプリやWebサービスを作る仕事では、仕様の相談はグループチャット、不具合の報告はタスク、というように使い分けると、進め方の食い違いが減ります。開発の仕事の範囲は、アプリケーション開発のお仕事で紹介しています。
チャットツールやAIの使い方を社内に広める仕事も増えています。Chatworkのような道具の使い方の決まりを作ったり、AIの要約機能の使いどころを整理したりする支援に興味があるなら、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で仕事の中身を確かめられます。社外の人とつながる道具を使う以上、なりすましやのっとりへの備えも欠かせません。情報の安全に関わる仕事は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事にまとめています。
在宅で働く環境を整えるときの費用の助けとしては、会社向けの制度ですが、テレワーク 助成金 2026で、テレワークの導入に使える助成金の対象と申請の流れを解説しています。
運営者の視点から見た、チャットで仕事が続く人の共通点
フリーランスと在宅ワークの市場を20年見てきた立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、チャットでの返事の速さより「相手が次に何をすればよいかが分かる書き方」に気を配っています。依頼を受けたら、締め切りと次の連絡の時期をまず返す。納品のときは、何を確かめてほしいかを添える。こうした小さな書き方の積み重ねが、「この人に任せると楽」という信頼につながっています。
もう1つ、現場で繰り返し見てきたのは、間に入る仲介の費用が少ないほど、依頼する側も受ける側も得をするという構造です。中間の手数料が乗らない直接の取引なら、同じ予算で依頼する側は相談の時間を少し多く取れ、受ける側は手取りが厚くなります。手数料0%で直接取引できる場は、Chatworkのような道具で取引先と直接やり取りする働き方と相性が良いと感じています。仕事の探し方を広げたい人は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事やアプリケーション開発のお仕事から、自分の得意に近い仕事を確かめてみてください。
よくある質問
Q. Chatworkは無料でどこまで使えますか?
フリープランに利用期間の制限はなく、チャット、タスク管理、ファイルの共有、1対1のビデオ通話と音声通話が使えます。ただし、閲覧できるメッセージは直近40日間に投稿されたものだけで、組織外のコンタクトは1ユーザーあたり20人まで、ストレージは1組織で10GBまでです。予約送信や自分宛てメッセージの一覧は使えません。
Q. Chatworkのタスクとメッセージはどう使い分ければよいですか?
担当者が1人に決まり、期限があり、終わったかどうかを確かめたいものはタスクにします。相談や報告のように、やり取りそのものが目的のものはメッセージで送ります。取引先から届いた依頼は、メッセージをそのままタスクに変えると、内容を書き写す手間が省けます。
Q. Chatworkのビジネスプランとスタンダードプランは違うものですか?
同じプランです。Chatworkは2026年8月4日から有料プランの名前を変え、ビジネスプランはスタンダードプランに、エンタープライズプランはプロフェッショナルプランになりました。公式のお知らせでは、変わるのは名前だけで、機能、料金、契約の条件は変わらないと説明されています。
Q. 1人で複数のChatworkアカウントを持てますか?
1つのメールアドレスで複数のアカウントは作れませんが、別のメールアドレスで登録すれば複数のアカウントを使い分けられます。ただし、あとから複数のアカウントを1つにまとめることはできません。会社の仕事と個人の仕事を分けたい人は、どのメールアドレスで登録するかを最初に決めておきましょう。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







