Slackの通知をオフにする方法と、必要な連絡だけ受け取る設定


この記事のポイント
- ✓Slackの通知をオフにする方法を
- ✓一時停止・通知スケジュール・チャンネルのミュート・通知する内容の絞り込み・Macやスマートフォン側の設定に分けて解説します
- ✓必要な連絡だけを受け取るための組み合わせ方と
Slackの通知が鳴るたびに作業が止まる。夜や休みの日にも通知が届いて落ち着かない。そう感じてSlackの通知をオフにしたいと思っても、設定の項目が多く、どれを切ればよいのか迷う人は少なくありません。全部を切ると、今度は大事な連絡を見落とします。
この記事では、Slackの通知をオフにする方法を、目的ごとに5つに分けて解説します。手順は、2026年10月時点のSlackのヘルプセンターの記載に沿っています。結論を先に書くと、通知は「全部切る」か「全部受ける」かではなく、「時間で切る」「場所で切る」「中身で絞る」の3つを組み合わせて、必要な連絡だけが届く状態を作るのが正解です。フォームの回答のような外からの知らせが通知を増やしている場合の整理のしかたとして、Halictにも触れます。
通知が多すぎると何が起きるか
設定の前に、なぜ通知を減らすべきなのかを整理しておきます。理由がはっきりしていると、どこまで減らしてよいかの判断がしやすくなります。
1つ目は、作業が細切れになることです。文章を書く、表を作る、資料を読むといった作業は、手を止められるたびに、元の考えに戻るまで時間がかかります。通知が1時間に何度も鳴る状態では、まとまった作業の時間がほとんど取れません。在宅で働く人は、会社のように「会議のない時間」が周りの雰囲気で守られないので、自分で守る必要があります。
2つ目は、通知に慣れてしまうことです。毎回の通知がどれも大事でなければ、人はやがて通知を見なくなります。そうなると、本当に急ぐ連絡が来たときにも反応が遅れます。通知を減らすことは、残った通知に気づけるようにするための手段でもあります。
3つ目は、仕事と生活の境目がなくなることです。スマートフォンにSlackを入れていると、夜や休日にも仕事の連絡が目に入ります。返事をしなくても、内容が頭に残って休まらない、という声はよく聞かれます。
一方で、通知を減らしすぎると、取引先やチームからの連絡に気づくのが遅れ、信頼を損ねることもあります。大切なのは、「誰からの、どんな連絡なら、すぐに知りたいか」を自分で決めて、それ以外を減らすことです。以下の方法は、その線引きを形にするための道具だと考えてください。
Slackの通知をオフにする5つの方法
最初に、通知を止める方法を一覧にします。目的に合わせて選びます。
| 方法 | 止まる範囲 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 通知の一時停止 | すべての通知を、決めた時間だけ止める | 会議中、集中したい1時間 |
| 通知スケジュール | 決めた曜日と時間帯の外は止める | 夜と休日に通知を受けたくない |
| チャンネルのミュート | 特定のチャンネルやDMの通知を止める | 自分に関係の薄いチャンネル |
| 通知する内容の絞り込み | メンションとDM以外の通知を止める | 参加しているチャンネルが多い |
| パソコンやスマートフォン側の設定 | 端末ごとにSlackの通知を止める | スマートフォンだけ静かにしたい |
ここでいうメンションとは、メッセージの中で「@名前」の形で自分を名指しすることです。DMはダイレクトメッセージの略で、チャンネルを通さずに個人どうしで送るメッセージを指します。
以下で、それぞれの手順と、使うときの注意を説明します。
方法1 通知を一時停止する
会議や集中したい時間だけ、すべての通知を止める方法です。Slackのヘルプセンターでは、次のように説明されています。
集中する時間や休憩が必要な場合は、Slack の通知を一時停止できます。集中したい時に必要に応じて通知を一時停止できるほか、特定の時間帯に通知スケジュールを設定して、邪魔されたくない時間に通知を一時停止できます。 出典: Slack ヘルプセンター(Slack 通知を一時停止する)
パソコンでの手順
- サイドバーにある自分のプロフィール写真をクリックする
- 「通知」にマウスポインターを重ねる
- メニューから時間枠を選ぶか、「カスタム」を選んで自分で時間を決める
再開するときは、同じ場所から「通知を再開する」を選びます。
スマートフォンでの手順
- 画面上部のプロフィール写真をタップする
- 「通知を一時停止する」をタップする
- リストから時間枠を選ぶか、「カスタム」で時間を決める
一時停止中に起きること
一時停止している間は、Slackからの通知が届きません。再開すると、その間に届いたメッセージを確認できます。ほかのメンバーには、自分の名前の横に通知を止めていることを示すアイコンが表示されます。ヘルプセンターによると、ほかのメンバーはDMを送るときに、1日に1回この設定を上書きして、急ぎの連絡を通知できます。つまり、本当に急ぐ連絡は届く余地が残っているので、安心して止められます。
方法2 通知スケジュールで夜と休日を止める
毎日決まった時間に仕事を終えるなら、一時停止を毎回操作するより、通知スケジュールを設定するほうが確実です。スケジュールを設定すると、決めた曜日と時間帯だけ通知を受け取り、それ以外の時間は自動で一時停止になります。
パソコンでの手順
- サイドバーにある自分のプロフィール写真をクリックする
- 「環境設定」を選ぶ
- 「勤務時間」の「通知を許可」のメニューから、「毎日」「平日」「カスタム」のいずれかを選ぶ
- 通知を受け取る時間帯の開始と終了の時刻を選ぶ(設定は自動で保存される)
スマートフォンでの手順
- 画面上部のプロフィール写真をタップする
- 「通知」をタップする
- 「通知スケジュール」の「通知を許可する」をタップし、「毎日」「平日」「カスタム」から選ぶ
- 開始と終了の時刻を選ぶ
時間帯の決め方
在宅で働く人や、時差のある相手と仕事をする人は、時間帯の決め方に迷います。目安は、「返事を求められても応じられる時間帯」だけを通知の時間にすることです。たとえば、平日の9時から18時に働くなら、その時間を通知の時間にします。子どもの送り迎えの時間に抜けるなら、「カスタム」で曜日ごとに時間を分けます。
海外から日本の取引先と仕事をする場合は、Slackのスケジュールが自分の端末の時刻で動くことを確かめておきます。相手の昼間が自分の夜にあたるなら、通知の時間を相手に合わせるのか、自分の生活に合わせるのかを先に決め、チームに伝えておきます。
方法3 チャンネルやDMをミュートする
特定のチャンネルの通知だけを止めたいときは、ミュートを使います。ミュートとは、その会話からの通知を受け取らないようにする設定のことです。
チャンネルをミュートする手順
パソコンでは、ミュートしたいチャンネルを開き、チャンネルの上部にある通知のアイコンをクリックして、「ミュートして非表示にする」を選びます。スマートフォンでは、チャンネルを開いてチャンネル名をタップし、「チャンネルをミュートする」を選びます。
一時的にミュートする
パソコンでは、チャンネルを1時間、または翌日まで、一時的にミュートすることもできます。チャンネル上部の通知のアイコンから「その他のオプション」にカーソルを合わせ、「一時的にミュートする…」で期間を選びます。雑談のチャンネルが盛り上がっているときなどに使えます。
ミュートしても届くもの
Slackのヘルプセンターによると、ミュートした会話の中でも、自分がメンションされた場合やDMが届いた場合は、会話の横に数字のバッジが表示されます。ミュートした会話の中で、自分が送ったメッセージに返信があった場合は、サイドバーの上部に「スレッド」が太字で表示されます。完全に見えなくなるわけではないので、自分宛ての連絡を見落とす心配は小さくなります。
アプリやボットのDMをミュートする
ワークスペースにつないだアプリやボットから、専用のDMで知らせが届くことがあります。パソコンでは、「ツール」から「アプリ」を開き、対象のアプリやボットを選んで、名前の下にある「ミュート」をクリックします。ただし、Slackbotの通知はミュートできません。
方法4 通知する内容をメンションとDMに絞る
参加しているチャンネルが多く、1つずつミュートするのが手間なら、通知する内容そのものを絞ります。Slackでは、通知を「すべて」受け取るか、「メンションとダイレクトメッセージ」だけ受け取るかを選べます。
パソコンでの手順
- サイドバーにある自分のプロフィール写真をクリックする
- 「環境設定」を選び、「通知」をクリックする
- 「通知する内容」のメニューから「メンションとダイレクトメッセージ」を選ぶ
同じ画面の「通知方法」では、デスクトップ通知とモバイル通知のそれぞれを、チェックで入れたり外したりできます。
特定のチャンネルだけは全部受け取る
「メンションとダイレクトメッセージ」に絞ったうえで、特定のチャンネルやDMだけは、すべてのメッセージの通知を受け取るように例外を設定できます。たとえば、取引先との共有チャンネルや、障害の知らせのチャンネルだけは全部受け取る、という使い方です。
キーワード通知を使う
自分の担当の商品名や、案件の名前など、気になる言葉が出たときだけ通知を受け取ることもできます。「環境設定」の「通知」にある「チャンネルのキーワード」に、単語や言い回しを入力します。ヘルプセンターによると、大文字と小文字は区別されませんが、完全に一致したときだけ通知され、フォローしていないスレッドの中のキーワードでは通知されません。
方法5 パソコンやスマートフォン側で通知を止める
Slackの中の設定とは別に、MacやWindows、スマートフォンの側でも、アプリごとに通知を止められます。
Macで止める
Macでは、アップルメニューから「システム設定」を選び、サイドバーの「通知」をクリックします。アプリの一覧からSlackを選ぶと、通知のオンとオフ、通知の表示の形を変えられます。AppleのサポートページのMacの「通知」設定では、画面の共有中やミラーリング中に通知を一時停止する設定も案内されています。オンライン会議で画面を共有するときに、Slackの通知の中身が相手に見えるのを防げます。
Windowsでの見え方を変える
Windowsでは、通知を受けたときにタスクバーのSlackのアイコンが点滅することがあります。Slackのヘルプセンターによると、初期の設定では、パソコンが10秒間操作されていない場合に限って1回点滅します。「環境設定」の「通知」にある「通知が届いたときにウィンドウをフラッシュする」で、点滅させる条件を選べます。点滅が気になる場合は、ここを見直します。
スマートフォンで止める
iPhoneやAndroidでは、端末の設定のアプリの一覧からSlackを選び、通知を止められます。ただし、端末の側で止めると、Slackの中の通知スケジュールやVIPの設定とは関係なく、すべての通知が止まります。急ぎの連絡も届かなくなるので、端末の側で止めるのは、休暇中のように仕事から完全に離れるときに限るのが安全です。
モバイルに通知が届くタイミング
パソコンとスマートフォンの両方にSlackを入れていると、同じ通知が2回鳴ることがあります。ヘルプセンターによると、初期の設定では、パソコンの画面が1分間ロックされたとき、またはカーソルの動きが10分間ないときに、スマートフォンへ通知が届きます。「環境設定」の「通知」にある「デスクトップで非アクティブ状態の時」で、このタイミングを変えられます。パソコンで作業している間はスマートフォンを鳴らさない、という使い分けができます。
音や表示だけを変えて、気づき方を調整する
通知を止めるほどではないが、音が鳴るのがつらい、画面に中身が出るのが困る、という場合は、通知の音や表示だけを変える方法もあります。Slackのヘルプセンターの「Slack 通知を設定する」の記事に沿って、主な設定を紹介します。
通知の音を消す
パソコンでは、プロフィール写真から「環境設定」を選び、「通知」をクリックして、「サウンド&表示」まで下にスクロールします。「Slack のサウンドすべてをミュートする」にチェックを入れると、通知の表示は残したまま、音だけを消せます。新しいメッセージ、ハドルミーティングなど、通知の種類ごとに音を選ぶこともできます。カフェやコワーキングスペースで働くときに、周りに音が聞こえないようにしたい場合にも役立ちます。
通知にメッセージの中身を出さない
同じ「サウンド&表示」の項目で、「各通知にメッセージのプレビューを含む」のチェックを外すと、通知にメッセージの中身が表示されなくなります。オンライン会議で画面を共有することが多い人や、人目のある場所で作業する人は、外しておくと安心です。中身が見えないことで、通知を見ただけで内容が気になって作業が止まる、ということも減ります。
アプリのアイコンのバッジを消す
Macでは、未読の通知があるとDockのSlackのアイコンの右上にバッジが表示されます。「環境設定」の「通知」にある「サウンド & 表示」で、「新しいアクティビティを Slack のアイコンにバッジ( • )で表示する」のチェックを外すと、このバッジを出さないようにできます。バッジが目に入るたびに気になってしまう人に向いています。
「アクティビティ」に出す内容を選ぶ
Slackの「アクティビティ」には、メンション、絵文字のリアクション、スレッドへの返信が表示されます。ヘルプセンターによると、これらは常に表示されますが、DMやグループDM、通知を「すべての新しい投稿」にしているチャンネル、To-doのリマインダーなどを表示するかどうかは選べます。「環境設定」の「通知」にある「「アクティビティ」に表示する内容」で、必要なものだけにチェックを付けます。
特定の人だけは一時停止中も通知を受ける
通知を一時停止している間も、特定のメンバーからの連絡だけは受け取りたい場合は、そのメンバーをVIPのリストに追加します。ヘルプセンターによると、一時停止中や集中モードの間にVIPからメッセージを受け取ったときに通知する設定は、有料プランだけの機能です。上司や主な取引先の担当者だけをVIPにしておくと、通知を止めていても大事な連絡は逃しません。
必要な連絡だけ受け取るための組み合わせ方
5つの方法を、働き方ごとにどう組み合わせるかの例を示します。
会社員として在宅で働く人
・通知スケジュールを平日の勤務時間に合わせる
・通知する内容を「メンションとダイレクトメッセージ」に絞る
・自分のチームのチャンネルだけ、すべての通知を受け取る例外にする
・雑談や全社のお知らせのチャンネルはミュートする
複数の取引先と仕事をするフリーランス
フリーランスは、取引先ごとに別のワークスペースに参加していることが多く、通知の数が増えがちです。
・取引先ごとのワークスペースで、通知する内容を「メンションとダイレクトメッセージ」に絞る
・作業に集中する時間は、通知の一時停止を使う
・返事の目安の時間を、各取引先に伝えておく
子育てや介護と両立する人
・通知スケジュールを「カスタム」にして、曜日ごとに時間を分ける
・家族の用事の時間帯は、通知の一時停止を使う
・急ぎの連絡はDMで送ってもらうよう、チームに頼んでおく
組み合わせを決めたら、1週間ほど試して、見落とした連絡がなかったかを振り返ります。見落としがあれば、その連絡がどのチャンネルから来たかを確かめ、例外やキーワードに追加します。
通知を絞ったときに起きやすいことの例
通知を絞ったときに何が起きるかを、よくある場面で考えてみます。参加しているチャンネルが20ほどあり、すべてのメッセージで通知を受けていた人が、通知を「メンションとダイレクトメッセージ」に絞り、通知スケジュールを平日の9時から18時に設定したとします。
まず変わるのは、通知の回数です。減る分の多くは、自分に関係の薄いチャンネルの書き込みと、ボットの知らせです。作業の途中で手を止められる回数が減り、まとまった時間を取りやすくなります。
一方で、起きやすい見落としもあります。典型的なのは、チームのチャンネルに書かれた「今日の打ち合わせを30分早めます」のような連絡に、気づくのが遅れる場面です。書いた人がメンションを付けておらず、チャンネルも例外に入れていなければ、通知は届きません。
この見落としは、2つの手当てで防げます。1つは、自分のチームのチャンネルだけは、すべての通知を受け取る例外にすることです。もう1つは、チームの中で「予定の変更はメンションを付ける」という決まりを作ることです。
通知の設定は、一度で正解にたどり着くものではありません。1週間ほど使って、見落とした連絡がどこから来たかを確かめ、例外やチームの決まりで穴を埋めていくものだと考えるのが現実的です。
通知を減らした後の、1日の確認の型
通知を減らすと、自分から見に行く時間を決める必要があります。見に行く時間を決めずに通知だけを減らすと、返事が遅れて相手を待たせることになります。在宅で働く人が取り入れやすい、1日の確認の型を紹介します。
朝の始業時
前日の終業後から朝までに届いたメッセージを、まとめて確認します。返事が必要なものには、その場で返すか、「午前中に返します」と一言だけ返しておきます。返事を後回しにするものは、自分宛てのリマインダーを設定するか、手元のメモに書き出して、忘れないようにします。
昼と夕方
午前と午後の作業の区切りに、ミュートしているチャンネルも含めて一通り目を通します。急ぎではないが目を通しておきたい情報は、この時間にまとめて読みます。
終業前
その日のうちに返すと約束したものが残っていないかを確かめます。翌日に回すものは、相手に「明日の午前に返します」と伝えてから仕事を終えます。
この型があれば、通知が鳴らなくても、連絡を半日以上放置することはなくなります。通知に頼らず、時間で確認する習慣を作ることが、通知を減らした状態を長く続けるコツです。
休暇や長い不在のときの止め方
数日から1週間ほど仕事を離れるときは、普段とは別の止め方をします。通知スケジュールのままだと、平日の勤務時間には通知が鳴ってしまうからです。
一時停止を戻る日まで設定する
通知の一時停止で「カスタム」を選び、仕事に戻る日の朝までを期間にします。期間が終われば自動で通知が戻るので、再開し忘れることもありません。
ステータスで不在を伝える
Slackのステータスに「10月20日まで休暇中。急ぎの件は〇〇さんへ」のように書いておきます。相手はメッセージを送る前に不在に気づけるので、返事を待たせることがなくなります。代わりに対応する人を書いておくと、急ぎの連絡がその人に流れます。
端末の通知も止める
完全に仕事から離れたいときは、スマートフォンの設定でSlackの通知を止めます。一時停止中でも、DMの送り手が1日に1回は上書きして通知できるので、それも受けたくない場合は端末の側で止めるのが確実です。ただし、戻ったら端末の設定を元に戻すことを忘れないようにします。予定表に「Slackの通知を戻す」と入れておくと安心です。
戻った日の確認
休み明けは、未読のメッセージが大量にたまっています。すべてを順に読むより、まず自分宛てのメンションとDMを確認し、次に自分のチームのチャンネル、最後にそれ以外、という順で読むと、急ぎのものから片付けられます。
通知の設定を見直すタイミング
通知の設定は、一度決めたら終わりではありません。次のようなときは、設定を見直す時期です。
・新しいチャンネルやワークスペースに参加したとき
・担当する仕事や取引先が変わったとき
・働く時間帯が変わったとき(引っ越し、子どもの入学、海外への移住など)
・通知を見落として、誰かに迷惑をかけたとき
・通知が多すぎて、また作業が細切れになってきたと感じたとき
見直すときは、ここまで紹介した5つの方法を上から順に確かめます。時間で止める設定(一時停止とスケジュール)、場所で止める設定(ミュート)、中身で絞る設定(通知する内容とキーワード)、端末の設定の順です。半年に1回ほど、カレンダーに見直しの予定を入れておくと、設定が古いまま放置されるのを防げます。
通知をオフにする前に、チームで決めておくこと
自分の通知を減らすことは、裏を返せば、ほかの人からの連絡にすぐ気づけなくなることです。チームで働いているなら、次の3つを決めておくと、通知を減らしても困りません。
急ぎの連絡の送り方
急ぎの連絡はDMかメンションで送る、と決めておきます。チャンネルに書いただけでは、通知を絞っている人には届きません。逆に、急ぎでない連絡には、メンションを付けない決まりにすると、全員の通知が減ります。
返事の目安の時間
「チャンネルの書き込みには、その日のうちに返す」「DMには2時間以内に返す」のように、返事の目安を決めておくと、通知を止めている間も安心して作業できます。
自分の状態の見せ方
Slackのステータスに「集中作業中、15時に確認します」のように書いておくと、相手は返事が遅れる理由が分かります。通知の一時停止中は、名前の横にアイコンが出るので、それも状態を伝える手段になります。
外からの知らせが通知を増やしているときの整理
通知が多い理由を調べてみると、人からのメッセージより、フォームの回答、注文、監視の警告といった外からの知らせが多くを占めていることがあります。こうした知らせを普段の会話のチャンネルに流していると、通知を絞りにくくなります。
整理の基本は、外からの知らせを専用のチャンネルに分け、そのチャンネルの通知は担当者だけが受け取ることです。担当でない人はミュートし、必要なときだけ見に行きます。
フォームの回答の知らせが多い場合は、Slackに流す情報そのものを減らす方法もあります。Halictは、フォームで受け付けた回答を1件ごとに担当と状況(ステージ)で管理し、同じ画面から返信まで送れるフォームの道具です。回答の管理と返信をHalictの画面で行えば、Slackには「新しい回答が届いた」という知らせだけを流し、誰が対応するか、どこまで進んだかのやり取りをSlackでする必要がなくなります。公式の外部連携のページでは、フォームごとの通知の設定で、新しい回答をSlackのチャンネルに流せると案内されています。
公式の料金ページでは、メンバー1人までのフリープランが0円で、フォームの数と回答の数は無制限です。Slack・Teams・Chatworkへの通知は、メンバー10人までのチームプラン(月額7,800円、税抜)に含まれます(Halict)。
Halictは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
知らせの数が少ないうちは、専用のチャンネルに分けてミュートするだけで十分です。回答への対応のやり取りまでSlackで行っていて、通知が増え続けているときの整理の方法として考えてみてください。
通知が止まらない、届かないときの確認順
設定を変えたのに思ったとおりに動かないときは、次の順で確かめます。
通知が止まらないとき
- 複数のワークスペースに参加していないかを確かめる(参加しているワークスペースごとに設定を確かめる)
- チャンネルごとの通知の設定が、全体の設定より優先されていないかを確かめる
- パソコンとスマートフォンの両方で通知が鳴っていないかを確かめる
- メールでの通知が届いていないかを確かめる
通知が届かないとき
- 通知の一時停止や通知スケジュールの時間に入っていないかを確かめる
- チャンネルをミュートしていないかを確かめる
- Macの「システム設定」の「通知」やスマートフォンの設定で、Slackの通知が止まっていないかを確かめる
- Macの集中モードなど、端末の側の機能で通知が止まっていないかを確かめる
それでも分からない場合は、Slackのヘルプセンターにある通知のトラブルシューティングの記事を参照します。
通知に振り回されない働き方を仕事にする
最後に、通知の整理が、在宅で働く人の仕事や働き方にどうつながるかを整理します。
離れた場所で働くチームでは、チャットの使い方の決まりが、そのまま仕事の進め方になります。通知の設定、チャンネルの分け方、急ぎの連絡の送り方を決めることは、在宅勤務を始める会社にとって最初の課題の1つです。こうした業務の道具の使い方を整え、チームに定着させる仕事は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で、どんな依頼があるかを紹介しています。会社として在宅勤務の環境を整える場合に使える支援は、テレワーク 助成金 2026、地方に働く場所を設ける場合はサテライトオフィス 補助金 2026で紹介しています。
小さな会社の業務の進め方を、経営の面から見直す専門家として、中小企業診断士という資格もあります。経営の課題を整理し、道具の導入を含めて改善を提案する国家資格で、詳しくは中小企業診断士にまとめています。
在宅ワークの仲介を20年見てきた運営者の立場から言えば、長く続くフリーランスほど、「いつ返事をするか」を自分で決め、取引先に伝えています。通知にすぐ反応することより、約束した時間に確実に返すことのほうが、信頼を積み上げるからです。仲介の手数料がかからない直接取引なら、依頼する側は同じ予算でより多くの作業を頼め、受ける側は手取りが厚くなります。手数料0%で直接取引できる場は、こうした信頼の積み上げで続く関係と相性がよい場です。
まずは、自分のSlackで1日に何回通知が鳴っているかを数え、そのうち本当に今すぐ動く必要があったものがいくつあったかを確かめてみてください。その差が、通知を減らせる余地です。
よくある質問
Q. Slackの通知を一時停止すると、相手に知られますか?
一時停止している間は、ほかのメンバーから見て、自分の名前の横に通知を止めていることを示すアイコンが表示されます。相手はDMを送るときに、1日に1回この設定を上書きして急ぎの連絡を通知できます。止めていることが伝わるので、ステータスに「15時に確認します」のように書いておくと、相手は待つ目安が分かります。
Q. チャンネルをミュートすると、自分宛てのメンションも届かなくなりますか?
ミュートした会話でも、自分がメンションされた場合やDMが届いた場合は、会話の横に数字のバッジが表示されます。自分が送ったメッセージに返信があった場合は、サイドバーの上部に「スレッド」が太字で表示されます。完全に見えなくなるわけではないので、自分宛ての連絡を見落とす心配は小さくなります。
Q. 夜と休日だけSlackの通知を止める方法はありますか?
通知スケジュールを使います。パソコンでは、プロフィール写真から「環境設定」を開き、「勤務時間」の「通知を許可」で「毎日」「平日」「カスタム」のいずれかを選んで、通知を受け取る時間帯を決めます。決めた曜日と時間帯の外は、自動で通知が一時停止になります。曜日ごとに時間を分けたい場合は「カスタム」を選びます。
Q. パソコンとスマートフォンで同じ通知が2回鳴るのを防げますか?
Slackでは、初期の設定で、パソコンの画面が1分間ロックされたときやカーソルの動きが10分間ないときに、スマートフォンへ通知が届きます。「環境設定」の「通知」にある「デスクトップで非アクティブ状態の時」で、スマートフォンへ通知するタイミングを変えられます。パソコンで作業中はスマートフォンを鳴らさない使い分けができます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却
会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







