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ミスターマックスの情報流出|MrMaxアプリ・オンラインストア 最大1,735,154人 確かめること 2026

@SOHO編集部
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ミスターマックスの情報流出|MrMaxアプリ・オンラインストア 最大1,735,154人 確かめること 2026

この記事のポイント

  • ✓ミスターマックスの情報漏洩について
  • ✓2026年10月6日の公式発表をもとに整理
  • ✓MrMaxアプリとオンラインストアの会員 最大1,735,154人の会員ID・氏名・メールアドレス・電話番号の範囲

ミスターマックスの情報漏洩について、株式会社ミスターマックスは2026年10月6日、同社が運営するMrMaxアプリとオンラインストアのサーバーが第三者による不正アクセスを受け、会員の個人情報の一部が外部に流出したことを確認したと発表しました。情報流出の可能性がある対象は、2026年10月3日時点で会員登録していた最大1,735,154人で、項目は会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号です。住所、生年月日、クレジットカード情報、パスワード、購入履歴は流出していないことを確認したと明記されています。

2026年11月1日時点で、同社のお知らせ一覧に、この件の第2報や続報は掲載されていません。対象者にはメールで個別に連絡すると発表されており、お詫びの品や金銭の補償については発表に記載がありません。会員がまずすることは、ミスターマックスを名乗るメール・SMS・電話を、公式アプリや公式サイトを自分で開いて確かめる習慣に切り替えることです。

この記事では、公式発表に書かれている事実だけをもとに、流出した項目と流出していない項目、自分が対象かを確かめる方法、届くかもしれない偽の連絡への備え方を順に整理します。

ミスターマックスの発表の要点

最初に、発表の中身を短く並べます。細かい説明は後の節で一つずつ見ていきます。

  • 発表した会社:株式会社ミスターマックス(ディスカウントストアのMrMaxを運営)
  • 発表日:2026年10月6日(同社サイトのお知らせに「重要」として掲載)
  • 対象のサービス:MrMaxアプリ、オンラインストア
  • 対象の人:MrMaxアプリ会員とオンラインストア会員。2026年10月3日時点で会員登録していた最大1,735,154人
  • 流出した可能性がある項目:会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号(登録状況によって異なる)
  • 流出していないと確認された項目:住所、生年月日、クレジットカード情報、パスワード、購入履歴
  • 悪用の被害:発表時点では確認されていない
  • 対象者への連絡:メールで個別に連絡。送信元は [email protected]
  • 問い合わせ:メール [email protected]

発表の題は「不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお知らせ」です。本文では、情報の一部が「外部に流出したことを確認」したと書き、対象者の節の見出しでは「情報流出の可能性がある対象のお客様および情報」と書いています。つまり、流出があったこと自体は確認されていて、1,735,154人という数字は、その中に自分が含まれる可能性がある人の上限です。会員全員の情報が確実に流出したという意味ではありません。

発表は同社サイトの不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお知らせで読めます。同じ内容のPDFも、そのページから開けます。

公表の経緯と2026年11月1日時点の状況

発表に書かれた経緯を、日付の順に並べます。

日付 発表に書かれている出来事
2026年10月3日の夕方 サーバーへの不審なアクセスを確認。ただちにサービスを一時停止し、同日中に外部からのアクセスを遮断
2026年10月3日以降 調査の結果、第三者が本サービスを構成するソフトウェアの機能を不正に利用してサーバーに侵入し、会員の個人情報の一部が流出したことが判明
2026年10月6日 「不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお知らせ」を公表。個人情報保護委員会への報告と警察への相談を発表

不審なアクセスに気づいてから公表まで3日です。対象人数を「2026年10月3日時点で会員登録されているお客様」と区切っているのは、不審なアクセスを確認した日と同じ日付です。10月4日以降に新しく会員登録した人は、この数字に含まれていないと読めます。

2026年11月1日に同社のお知らせ一覧を開いて確かめたところ、10月6日の発表の後に掲載されているのは、店舗のセールや営業時間、改装、プライベートブランド商品、ホームページのリニューアルなどのお知らせで、この不正アクセスの続報にあたるものは見当たりませんでした。発表には「調査の結果、新たにお知らせすべき事実が判明した場合は、速やかにお知らせいたします」とあるので、外部の専門機関による調査の結果が出れば、追加の発表があるかもしれません。会員の人は、ときどき同社のお知らせ一覧を見ておくと安心です。

同じ時期には、ほかの小売や通販の会社でも不正アクセスの発表が続いています。ただ、この記事で扱うのはミスターマックスの件だけです。ほかの会社の件数や項目と混ぜて読まないように注意してください。

流出した情報と流出していない情報

発表に書かれた項目を、流出した可能性があるものと、流出していないと確認されたものに分けて表にしました。

区分 項目
流出した可能性がある情報 会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号
流出していないことを確認した情報 住所、生年月日、クレジットカード情報、パスワード、購入履歴

発表の該当部分は次のとおりです。

対象の情報 会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号 なお、住所、生年月日、クレジットカード情報、パスワード、購入履歴につきましては、流出していないことを確認いたしております。 出典: mrmax.co.jp

この表から分かることは、大きく3つあります。

1つ目は、パスワードが流出していないことです。会員IDは流出した可能性がありますが、パスワードと組み合わせてログインに使える状態の情報は流出していないと書かれています。そのため、発表をもとに考えるかぎり、第三者がこの流出した情報だけで会員のアカウントにログインすることはできません。

2つ目は、クレジットカード情報が流出していないことです。オンラインストアで買い物をしたことがある人でも、カード番号の不正利用を心配する根拠は、この発表からは出てきません。とはいえ、カードの利用明細を毎月見る習慣はどの事案でも役に立つので、続けておくとよいでしょう。

3つ目は、氏名とメールアドレスと電話番号の組み合わせが出た可能性があることです。この3つがそろうと、「ミスターマックスの会員である」と知ったうえで、本人の名前を書き込んだメールやSMSを送ることができます。被害が起きるとすれば、この経路です。後の節で、偽の連絡の見分け方を詳しく書きます。

「登録状況により異なる」の読み方

発表には、対象の情報について「お客様の登録状況により、情報流出の対象となる情報は異なります」という注記があります。

この一文は、全員の会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号の4つがそろって流出したとは限らない、という意味に読めます。たとえば、アプリで電話番号を登録していない人であれば、電話番号は対象になりません。メールアドレスを登録していない人も同じです。

ただし、自分がどの項目を登録していたかを正確に覚えている人は多くないはずです。アプリの会員登録のときに入力した項目と、オンラインストアで会員登録したときに入力した項目が違う人もいます。アプリとオンラインストアの両方に登録している人は、どちらか一方だけでも対象になりえます。

迷ったときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. MrMaxアプリの会員情報の画面を開き、登録している氏名、メールアドレス、電話番号を確かめる
  2. オンラインストアの会員情報も同じように確かめる
  3. 登録されていた項目は、流出した可能性があるものとして備える
  4. 登録していない項目は、この件では対象外と考える

アプリやオンラインストアの画面を開くときは、届いたメールやSMSのリンクからではなく、スマートフォンにすでに入っているアプリや、ブラウザのブックマークから開いてください。リンクから開いた先が偽物だと、そこで入力したパスワードがそのまま盗まれます。

原因について発表で分かっていること

原因について、発表は「第三者が本サービスを構成するソフトウェアの機能を不正に利用してサーバーに侵入し」と書いています。ここでいうソフトウェアとは、アプリやオンラインストアを動かすために使われているプログラムのことです。その機能が本来の使い方とは違う形で使われ、サーバーの中に入られたという説明です。

どのソフトウェアのどの機能だったのか、いつから侵入されていたのか、といった詳しいことは、発表には書かれていません。発表では、外部の専門機関の協力を得て詳細な調査を進めているとしています。分かっていないことを推測で埋めると誤った理解につながるので、この記事でもそれ以上は書きません。

発表に書かれている対策は次のとおりです。

  • 不正アクセスの経路を遮断する対策を実施した
  • 外部の専門機関の協力を得て詳細な調査を進めている
  • 監視体制を強化している
  • 調査結果を踏まえてシステムの安全対策を強化し、再発防止に努める

利用者の立場で覚えておきたいのは、侵入の経路が利用者側の操作ではなく、サービスを動かしているサーバー側にあったという点です。利用者がパスワードを使い回していたから起きたという説明ではありません。それでも、流出した情報を使った偽の連絡は利用者のところに届くので、備えは必要です。

ミスターマックスの対応

発表に書かれた会社の対応を、項目ごとにまとめます。

対応 発表の内容
サービスの停止 2026年10月3日の夕方に不審なアクセスを確認した後、ただちにサービスを一時停止
アクセスの遮断 同日中に外部からのアクセスを遮断する措置
対象者への連絡 対象となる人に、メールでお詫びとともに個別に連絡
連絡の送信元 [email protected]
当局への報告 個人情報保護委員会へ報告、警察にも相談
調査 外部の専門機関の協力を得て詳細な調査
問い合わせ窓口 [email protected]

お詫びの品、ポイントの付与、金銭の補償については、発表に記載がありません。ほかの会社の事案ではお詫びのポイントや金券が配られた例もありますが、ミスターマックスが同じ対応をするかどうかは、発表からは分かりません。補償について一般的に知っておきたい人は、情報漏洩の補償はもらえるのか|お詫び金・ポイントの例と利用者が確かめること 2026で、ほかの事案での例と確かめ方を整理しています。

なお、サービスを一時停止したと発表されていますが、MrMaxアプリやオンラインストアがいつ再開したのか、または停止中なのかについては、この発表には書かれていません。アプリやオンラインストアを使いたい人は、公式サイトのお知らせで最新の案内を確かめてください。

自分が対象かを確かめる方法

自分が対象かどうかを確かめる方法として、発表に書かれているのは会社からの個別のメールです。

対象となるお客様には、メールにてお詫びとともに個別にご連絡いたします。当社からのメールは【[email protected]】から送信いたします。 出典: mrmax.co.jp

確かめるときの手順は、次のとおりです。

  1. MrMaxアプリとオンラインストアに登録しているメールアドレスの受信箱を開く
  2. 送信元が [email protected] のメールを探す。迷惑メールのフォルダも見る
  3. 届いていれば、本文に書かれた案内を読む。ただし、本文のリンクからパスワードやカード番号を入力しない
  4. 届いていないが心配な場合は、問い合わせ窓口のメールアドレスに問い合わせる

ここで気をつけたいのは、送信元の表示名やアドレスはまねができるという点です。[email protected] と表示されていても、偽物の可能性はゼロではありません。発表には「当社から、お客様のパスワードやクレジットカード番号をお尋ねすることはございません」と書かれています。この一文を判断の物差しにしてください。パスワードやカード番号の入力を求めるメールは、表示上の送信元が何であっても、ミスターマックスからの正規の連絡ではないと考えられます。

2026年10月3日時点で会員登録していたことが条件なので、それより前に退会していた人が対象になるかどうかは、発表からははっきりしません。退会済みで心配な人は、問い合わせ窓口に、自分の情報が対象に含まれるかを尋ねるのが確実です。

会員がすること

流出した可能性がある項目は、会員ID、氏名、メールアドレス、電話番号です。パスワードとカード情報は流出していないので、必要な手当ては、偽の連絡に引っかからないことが中心になります。優先度の高い順に並べます。

  1. ミスターマックスを名乗るメール・SMS・電話の中のリンクを押さない。確かめるときは、アプリや公式サイトを自分で開く
  2. パスワードやクレジットカード番号を聞かれても、答えない。会社は尋ねないと発表している
  3. MrMaxアプリやオンラインストアと同じパスワードをほかのサービスで使っている場合は、ほかのサービスのほうも別々のパスワードに変える
  4. 知らない番号からの電話やSMSが増えていないかを、しばらく気にしておく
  5. クレジットカードの利用明細を毎月確かめる習慣を続ける

3つ目について補足します。今回、パスワードは流出していないと確認されています。それでも、同じメールアドレスとパスワードの組み合わせをほかのサービスで使っている場合、ほかのどこかで漏れたパスワードと今回のメールアドレスが組み合わされる危険はあります。この機会に、使い回しをなくしておくのが安全です。パスワードの変え方の順番は、パスワードが漏洩したらどうなる|変更の順番と使い回しの見直し方 2026で詳しく説明しています。

一方で、いますぐ携帯電話の番号を変える、メールアドレスを作り直す、といった大きな手当ては、発表の内容からは必ずしも必要ありません。番号やアドレスを変えると、銀行や勤め先など、ほかの登録先の変更も必要になります。迷惑な連絡が実際に増えて困るようになってから考えても遅くはありません。

流出した情報でできること、できないこと

流出した可能性がある4つの項目で、第三者に何ができて何ができないのかを整理しておくと、必要以上に怖がらずにすみます。発表に書かれた項目をもとにした目安です。

第三者ができること 第三者ができないこと
氏名を書き込んだメールを、登録したメールアドレスに送る パスワードが流出していないので、この情報だけで会員のアカウントにログインする
電話番号にSMSを送る、電話をかける クレジットカード情報が流出していないので、この情報だけでカードを使う
「ミスターマックスの会員である」と知ったうえで、会社を名乗る 住所が流出していないので、この情報だけで自宅に郵便物を送る
会員IDを本文に書き込み、本物らしく見せる 購入履歴が流出していないので、買った物を言い当てる

右の列は、あくまでこの件で流出した情報だけを使う場合の話です。ほかのサービスで過去に漏れた情報と組み合わされると、住所などが相手の手元にある可能性もあります。発表の呼びかけに郵便物が含まれているのは、そうした場合も考えてのことと読めます。

左の列で共通しているのは、どれも「本人に連絡を届ける」ことしかできない点です。相手が何かを奪うには、受け取った本人に、リンクを押させる、パスワードやカード番号を入力させる、お金を振り込ませる、のどれかをしてもらう必要があります。逆にいえば、届いた連絡の中で何も入力せず、何も振り込まなければ、この件の情報だけで被害を受けることは考えにくいということです。

会員IDが流出した可能性がある点にも触れておきます。会員IDは、会員を見分けるための番号や文字列です。偽のメールの本文に自分の会員IDが正しく書かれていると、本物の連絡だと思いこみやすくなります。会員IDが合っていることは、本物である証拠にはならないと覚えておいてください。

電話番号が流出したときに起きやすいこと

今回の項目の中で、電話番号は気になる人が多いはずです。電話番号が流出したときに起きやすいのは、次のような連絡です。

  • 宅配便の不在通知を装ったSMS
  • 「未払いの料金がある」「ポイントの期限が切れる」と急がせるSMS
  • 会社の担当者を名乗り、本人確認と称して情報を聞き出そうとする電話
  • 当選や返金をうたい、手数料の振込みを求める電話

このうち、ミスターマックスの名前を使うものが届くとすれば、「アプリのポイント」「会員情報の確認」「お詫びの返金」などを口実にする形が考えられます。氏名とメールアドレスと電話番号がそろっていると、本人の名前を正しく書いたSMSが届くこともあります。名前が合っているからといって、本物とは限りません。

SMSの本文に書かれたURLを押す前に確かめる手順は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順にまとめています。電話番号が流出したときの全体の備えは、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026でも説明しています。

電話の場合は、相手が名乗った会社名と部署名を聞き、いったん切ってから、公式サイトに載っている窓口に自分でかけ直すのが基本です。今回の件については、発表に電話の問い合わせ窓口は載っておらず、窓口はメールアドレスだけです。電話でミスターマックスの「情報流出の窓口」を名乗る相手がいた場合は、慎重に扱ってください。

ミスターマックスを名乗る連絡の見分け方

発表は、会員に次のように注意を呼びかけています。

また、当社や当社関係者を名乗る不審なメール、SMS、電話、郵便物にご注意ください。当社から、お客様のパスワードやクレジットカード番号をお尋ねすることはございません。 出典: mrmax.co.jp

この呼びかけをもとに、届いた連絡を見分けるときの目安を表にしました。

届いた連絡の特徴 考え方
パスワードの入力を求める 会社は尋ねないと発表している。入力しない
クレジットカード番号の入力を求める 会社は尋ねないと発表している。入力しない
「お詫びの返金」「補償金の受け取り」をうたう 発表に補償の記載はない。リンクを押さない
「今日中に手続きしないとアカウント停止」と急がせる 急がせる文面は偽物によくある。アプリを自分で開いて確かめる
電話で「情報流出の調査」を名乗る 発表の窓口はメールだけ。いったん切る
郵便物で振込みを求める 発表の呼びかけに郵便物も含まれている。振り込まない

メールの場合は、表示名ではなく、送信元のアドレスのドメイン(@の後ろの部分)を見ます。正規の連絡は [email protected] から送ると発表されていますが、よく似た文字列のドメインを使う偽物もあります。たとえば、文字の並びが一字だけ違う、ハイフンが入っている、末尾が別の国のドメインになっている、といった形です。少しでも違和感があれば、メールの中のリンクは押さず、アプリを自分で開いて確かめてください。

もし偽のページでパスワードを入力してしまった場合は、すぐにそのパスワードを変え、同じパスワードを使っているほかのサービスも変えてください。カード番号を入力してしまった場合は、カードの裏面に書かれたカード会社の電話番号に連絡し、利用停止を相談します。

オンラインストアで買い物をする人が気をつけること

オンラインストアの会員は、注文の確認や発送の案内など、ふだんからミスターマックスのメールを受け取っているはずです。偽の連絡は、こうした日常のメールに紛れる形で届くことがあります。

注意したいのは、次のような文面です。

  • 「ご注文の商品の発送に問題があります」と書き、住所やカード番号の再入力を求める
  • 「お支払いが確認できません」と書き、別の決済ページへ誘導する
  • 「会員情報の更新が必要です」と書き、ログイン画面に似たページを開かせる
  • 「不正アクセスの影響で注文が取り消されました」と書き、返金の手続きを求める

本物の注文の確認や発送の案内かどうかは、オンラインストアに自分でログインし、注文の履歴の画面を見れば確かめられます。注文した覚えのない商品の案内であれば、メールの中のリンクは押さずに削除してかまいません。注文した覚えがある場合も、メールのリンクから入るのではなく、ブックマークやアプリから開いて確かめます。

買い物のたびに同じ手順を踏むのは面倒に感じるかもしれません。それでも、この件の後しばらくは、メールのリンクを使わずにアプリやブックマークから開く習慣にしておくと、偽のページに入る機会そのものを減らせます。習慣にしてしまえば、ほかの通販サイトでも同じ手順で身を守れます。

家族が会員になっている場合の声かけ

MrMaxアプリは、店舗で買い物をする家族のスマートフォンに入っていることも多いはずです。家族の中に会員がいる場合は、今回の件を家族にも伝えておくと安心です。とくに、偽のメールやSMSに慣れていない家族がいる場合は、声かけが大きな備えになります。

伝えるときは、細かい説明よりも、次の3つだけを覚えてもらうのが効果的です。

  1. ミスターマックスはパスワードとカード番号を尋ねないと発表している。聞かれたら偽物
  2. メールやSMSのリンクは押さず、アプリを自分で開いて確かめる
  3. 「お詫びの返金」「補償金」をうたう連絡が来たら、手続きの前に家族に相談する

家族のスマートフォンに届いたメールが本物か迷ったときは、送信元のアドレスと、本文の中で何を求めているかを一緒に見ると判断しやすくなります。パスワードやカード番号の入力、振込みを求めていれば、その時点で手を止めて大丈夫です。

家族それぞれが別々に会員登録している場合は、対象者への個別のメールも、それぞれの登録メールアドレスに届くはずです。1人に届いたからといって、家族全員が対象とは限りません。逆に、1人に届いていないからといって、ほかの家族が対象外とも限りません。気になる場合は、それぞれが自分の受信箱を確かめるか、問い合わせ窓口に尋ねてください。

退会を考えるときに知っておきたいこと

情報流出の発表を見て、MrMaxアプリやオンラインストアを退会したほうがよいかと考える人もいるはずです。この点について、発表には退会の案内や、退会した場合の情報の扱いは書かれていません。

知っておきたいのは、退会しても、すでに流出した情報が戻ってくるわけではないという点です。今回流出した可能性があるのは、2026年10月3日時点の会員の情報です。それより後に退会しても、この件の対象から外れることはありません。

一方で、今後また別の事案が起きたときに巻き込まれる範囲を小さくするという意味では、使っていないサービスのアカウントを整理するのは有効です。退会したときに会社が個人情報を削除するかどうかは、会社ごとの規約や方針によって違います。退会と削除の関係、削除を求める方法については、退会したら個人情報は削除されるのか|消してもらう請求の方法と確かめ方 2026で整理しています。

アプリで貯めたポイントやクーポンがある人は、退会するとそれが使えなくなることもあります。退会するかどうかは、そうした点も含めて自分で判断してください。迷う場合は、まず問い合わせ窓口に退会後の情報の扱いを尋ねてから決めると確実です。

問い合わせ窓口

この件について、発表に載っている問い合わせ窓口は次のとおりです。

窓口 内容
本件に関するお問い合わせ窓口 メール [email protected]
対象者への連絡の送信元 [email protected]

発表には、この件専用の電話番号や受付時間は載っていません。電話で問い合わせたい場合も、まずは発表に書かれたメールアドレスを使うのが確実です。

問い合わせのメールを書くときは、次の点を書いておくと、やり取りが早く進みやすくなります。

  • 登録している氏名
  • 登録しているメールアドレス(問い合わせに使うアドレスと違う場合)
  • MrMaxアプリとオンラインストアのどちらに登録しているか
  • 聞きたいこと(自分が対象か、どの項目が対象か、退会済みの場合の扱い、など)

問い合わせのメールに、パスワードやクレジットカード番号を書く必要はありません。返信が届いたときも、パスワードやカード番号の入力を求めるものであれば、正規の返信かどうかを疑ってください。

不審なメールやSMSが届いたときは、すぐに削除する前に、画面の写しを残しておくと役に立ちます。受け取った日時、送信元のアドレスや電話番号、本文の内容が分かれば、問い合わせ窓口や警察に相談するときに状況を正確に伝えられます。写しを残したら、リンクは押さずにメールやSMSを削除してかまいません。

会社の対応そのものについて相談したいことがある場合は、個人情報保護委員会の個人情報保護法相談ダイヤル(03-6457-9849)も使えます。ここは、事業者が個人情報保護法に定められた義務に反する行為があった場合の通報なども受け付けている窓口です。

在宅で仕事をする人が気をつけること

MrMaxアプリやオンラインストアの会員には、在宅で業務委託の仕事を受けている人もいるはずです。普段の買い物用に登録したメールアドレスや電話番号を、仕事の連絡にも使っている場合は、今回の件の影響が仕事の側にも及ぶことがあります。

たとえば、仕事でも使っているメールアドレスに偽のメールが届き、うっかりリンクを押して、そのメールアカウントのパスワードを入力してしまうと、アカウントが乗っ取られるおそれがあります。在宅で働く人は、取引先から顧客の名簿、原稿、デザインのデータなどを預かる立場になることがあります。メールのアカウントが乗っ取られると、預かった取引先の情報まで外に出るおそれがあります。

個人情報保護委員会の漏えい等の対応のページでは、事業者に委員会への報告が義務づけられる場合として、要配慮個人情報(病歴など、とくに慎重に扱う情報)を含む漏えい等、不正に利用されるとお金の被害が出るおそれがある漏えい等、不正の目的をもって行われたおそれがある漏えい等、本人の数が1,000人を超える漏えい等が挙げられています。不正アクセスによる漏えいは、不正の目的をもって行われたおそれがある例として示されています。報告は発覚したらまず速やかに行い、不正の目的で行われたおそれがある場合は発覚日から60日以内とされています。

在宅の仕事で取引先の顧客情報を預かっている場合、自分のアカウントの乗っ取りがきっかけで情報が漏れると、取引先がこの報告の対応に追われることになります。委員会は、クラウドサービスやテレワーク環境を利用する際の個人情報の漏えいに関する注意喚起の中で、クラウドサービスへのログイン認証が十分でなく不正ログインを受けた例なども紹介しています。

在宅で仕事をする人ができる手当ては、次のとおりです。

  • 仕事用と個人用のメールアドレスを分ける
  • 仕事で使うメールやクラウドのアカウントには、多要素認証(パスワードに加えて、スマートフォンに届く確認コードなどで本人を確かめる仕組み)を設定する
  • 取引先から預かったデータは、契約で決めた場所に保存し、個人用のクラウドに保存しない
  • 偽のメールにパスワードを入力してしまったときは、すぐに取引先に知らせる

多要素認証の考え方と製品の違いは、MFA(多要素認証)導入のメリットと製品比較|2026年の認証セキュリティ決定版で説明しています。

フリーランス・在宅ワークの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、長く取引が続く人ほど、納品物の質だけでなく、預かった情報の扱い方で信頼を得ています。仕事用と個人用のアカウントを分ける、パスワードを使い回さない、といった地味な手当てが、そのまま取引先からの評価につながっていきます。中間の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま次の依頼と手取りの厚さに結びつきます。

アカウントを守る力を仕事に生かす

今回のような発表を正確に読み、何が流出して何が流出していないかを分けて考える力は、セキュリティの分野の仕事でもそのまま役に立ちます。企業の情報システムの担当者や、セキュリティの診断、社員向けの注意喚起の文書づくりなど、在宅で受けられる仕事もあります。

いきなり専門的な診断の仕事を目指す必要はありません。まずは自分のアカウントの管理を整え、事案の発表を正確に読む習慣をつけるところから始められます。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。ネットワークの基礎を体系立てて学びたい人には、CCNA(シスコ技術者認定)の資格ガイドが、試験の範囲と学び方の手がかりになります。

よくある質問

Q. ミスターマックスの情報流出で、パスワードを変える必要はありますか?

発表では、パスワードは流出していないことを確認したと書かれています。そのため、この件だけを理由にMrMaxアプリやオンラインストアのパスワードを変える必要はありません。ただし、同じパスワードをほかのサービスでも使っている場合は、使い回しをなくすために、ほかのサービスのパスワードを別々のものに変えておくと安全です。

Q. 自分が対象かどうかは、どうやって分かりますか?

ミスターマックスは、対象となる人にメールで個別に連絡すると発表しています。送信元は [email protected] です。登録しているメールアドレスの受信箱と迷惑メールのフォルダを確かめてください。届いていないが心配な場合は、発表に載っている問い合わせ窓口 [email protected] にメールで尋ねるのが確実です。

Q. クレジットカードの不正利用の心配はありますか?

発表では、クレジットカード情報は流出していないことを確認したと書かれています。この件を理由にカードを止める必要は、発表からは読み取れません。ただし、ミスターマックスを名乗る偽のメールやSMSでカード番号を聞き出そうとする手口は考えられます。会社はカード番号を尋ねないと発表しているので、入力を求められても応じないでください。

Q. お詫びのポイントや補償はありますか?

2026年11月1日時点で、発表にはお詫びの品やポイント、金銭の補償についての記載がありません。今後の発表で示される可能性はありますが、現時点では分かっていません。「補償金を受け取れる」「返金の手続きが必要」とうたうメールやSMSが届いても、リンクを押さず、公式サイトのお知らせを自分で開いて確かめてください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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