Macのメニューバーをカスタマイズする方法と、アイコンを整理するコツ

@SOHO編集部
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Macのメニューバーをカスタマイズする方法と、アイコンを整理するコツ

この記事のポイント

  • ✓Macのメニューバーをカスタマイズする方法を
  • ✓macOSのバージョンごとの設定の場所
  • ✓Commandキーでの並べ替えと削除

結論から言うと、Macのメニューバーのカスタマイズは、標準の機能だけでもかなりのところまでできます。「システム設定」で表示する項目を選び、Commandキーを押したままアイコンをドラッグすれば、並べ替えも削除もできます。ただし、アプリが自分で出すアイコンが増えてくると、標準の機能だけでは整理しきれなくなります。そこから先は、使う頻度でアイコンを分けて、必要なものだけを残す考え方が要ります。

この記事では、2026年10月3日にAppleの公式ユーザガイドを開いて確かめた内容をもとに、macOSのバージョンごとの設定の場所、標準の機能でできるカスタマイズの手順、アイコンが増えすぎたときの整理のコツを順に整理します。最後に、整理用のアプリを選ぶときに確かめておきたい点もまとめます。

メニューバーは左と右で役割が違う

カスタマイズの前に、メニューバーの作りを押さえておくと、どこを触れば何が変わるのかが分かりやすくなります。Appleのユーザガイドでは、メニューバーを大きく3つの部分に分けて説明しています。

1つ目は、左上のアップルメニューです。アプリのアップデート、「システム設定」の起動、画面のロック、システム終了など、よく使う操作が入っています。

2つ目は、その右に並ぶアプリメニューです。使っているアプリの名前が太字で表示され、その右に「ファイル」「編集」「表示」「ウインドウ」「ヘルプ」などのメニューが続きます。この部分は、前面に出ているアプリによって中身が変わります。ここはアプリ側が決めるもので、利用者が並びを変える場所ではありません。

3つ目は、右側に並ぶアイコンの列です。Appleのユーザガイドでは「状況メニュー」と呼んでいます。Wi-Fi、バッテリー、音量、時計、コントロールセンターなど、Macの状態を確かめたり、機能をすぐに切り替えたりするためのアイコンです。ここに、Dropboxやパスワード管理、チャット、VPNなど、ほかのアプリが出すアイコンも加わります。

場所 中身 利用者が変えられること
左端 アップルメニュー 最近使った項目の表示数など
左側 アプリメニュー 基本的に変えない(アプリが決める)
右側 状況メニュー(アイコンの列) 表示する項目、並び順、削除
右端 時計、コントロールセンター 時計の形式、コントロールの追加

「メニューバーをカスタマイズしたい」と調べる人の多くが困っているのは、この右側のアイコンの列です。アイコンが10個、20個と増えると、どれが何のアイコンか見分けがつかなくなり、目的のものを探すのに毎回目が止まります。この記事でも、右側のアイコンの扱いを中心に書きます。

なお、メニューバーの右端の日付と時刻をクリックすると通知センターが開き、ウィジェットや未対応の通知を確認できます。時計はカスタマイズの対象であると同時に、通知センターの入り口でもあります。

macOSのバージョンで設定の場所が違う

メニューバーの設定は、macOSのバージョンによって入っている場所が違います。古い解説記事の手順どおりに進めても項目が見つからないのは、多くの場合このためです。

Appleのユーザガイドで確かめると、macOS Tahoe 26以降では、「システム設定」のサイドバーに「メニューバー」という独立した項目があります。一方、macOS Sequoia 15とmacOS Sonoma 14では、メニューバーに表示する項目は「コントロールセンター」の設定の中で選びます。

macOSのバージョン 設定の場所
macOS 27、macOS Tahoe 26 システム設定 > メニューバー
macOS Sequoia 15、macOS Sonoma 14 システム設定 > コントロールセンター

自分のMacのバージョンは、アップルメニューから「このMacについて」を選ぶと表示されます。名前と数字の両方が出るので、どちらの手順を読めばよいかがすぐに分かります。

バージョンによって項目の名前も少しずつ違います。たとえばSequoia以前のコントロールセンターの設定では、Wi-Fiや音量などの項目ごとに「メニューバーに表示」「使用中にメニューバーに表示」「メニューバーに表示しない」のような選び方をします。Tahoe以降のメニューバーの設定では、項目ごとにオンとオフを切り替え、一部の項目は「使用中に表示」か「常に表示」を選ぶ形です。

会社のMacと自宅のMacでバージョンが違う、という人は少なくありません。会社の情報システムの担当者がアップデートの時期を管理していると、半年から1年ほど古いバージョンのまま使っていることもあります。手順が見つからないときは、まずバージョンを確かめてください。この記事では、Tahoe 26以降の画面を基本に書き、Sequoia以前で違うところは都度補足します。

手順1:システム設定で表示する項目を選ぶ

いちばん基本になるのが、「システム設定」で表示する項目を選ぶ方法です。

Tahoe 26以降の手順は次のとおりです。

  1. アップルメニューから「システム設定」を選ぶ
  2. サイドバーで「メニューバー」をクリックする(下にスクロールする必要がある場合がある)
  3. 「メニューバーコントロール」の一覧で、表示したい項目をオンにし、不要な項目をオフにする

Appleのユーザガイドによると、この一覧で選べる項目は、時計、Siri、Spotlight、Wi-Fi、Bluetooth、バッテリー、集中モード、画面ミラーリング、ディスプレイ、サウンド、再生中、ファストユーザスイッチ、Time Machine、VPN、天気などです。時計は常にメニューバーに表示され、非表示にはできません。バッテリーはノートブック型のMacで選べる項目で、「バッテリーオプション」から充電量の割合を表示するかどうかも選べます。

集中モード、画面ミラーリング、ディスプレイ、サウンド、再生中などの項目は、横のポップアップメニューで「使用中に表示」と「常に表示」を選べます。「使用中に表示」を選ぶと、その機能を使っている間だけアイコンが出ます。画面ミラーリングのように、使う場面が限られる項目はこちらにしておくと、普段のメニューバーがすっきりします。

ファストユーザスイッチは、1台のMacを複数の人で使うときに、ログアウトせずにユーザを切り替えるための項目です。表示の仕方を「フルネーム」「アカウント名」「アイコン」から選べます。フルネームは横幅をとるので、表示するならアイコンにしておくのが無難です。

Sequoia 15とSonoma 14では、「システム設定」のサイドバーで「コントロールセンター」をクリックし、項目ごとにメニューバーへの表示の仕方を選びます。考え方は同じで、場所が違うだけです。

ここで1つ注意があります。この一覧で選べるのは、Appleが用意した項目だけです。DropboxやSlack、パスワード管理のアプリなど、ほかのアプリが出すアイコンは、この一覧のオンとオフでは消えません。それらの扱いは、後の節で書きます。

手順2:コントロールセンターから項目を追加する

「システム設定」の一覧にない項目も、コントロールセンターからメニューバーに追加できます。

Appleのユーザガイドによると、手順は次のとおりです。

  1. メニューバーのコントロールセンターのアイコンをクリックする
  2. 「コントロールを編集」をクリックする
  3. コントロールギャラリーまたはコントロールセンターから、項目をメニューバーにドラッグする

ユーザガイドでは、この方法で「クイックメモ」「ディスプレイをスリープさせる」「カラーフィルタ」などのコントロールをメニューバーに追加できると説明されています。毎日のように使う機能があるなら、コントロールセンターを開く手間を省いて、メニューバーから1回のクリックで呼び出せるようにしておくと便利です。

削除するときも同じ画面を使います。コントロールセンターのアイコンをクリックし、「コントロールを編集」をクリックしてから、項目をメニューバーの外へドラッグします。「システム設定」から追加したアイコンは「システム設定」で選択を外し、コントロールセンターから追加したアイコンはコントロールセンターで外す、と覚えておくと迷いません。

どちらの方法で追加したか忘れてしまったときは、まず「システム設定」の一覧を見て、そこにある項目ならオフにします。一覧になければ、コントロールセンターの編集画面から外へドラッグします。それでも消えないアイコンは、ほかのアプリが出しているものです。

コントロールセンターの並びを触りすぎて元に戻したくなったときは、メニューバーの設定の最後にある「コントロールセンターをリセットする」を使うと、元の設定に戻せます。何を変えたか分からなくなったときの最後の手段として覚えておくと安心です。

手順3:Commandキーで並べ替えと削除をする

表示する項目を決めたら、次は並び順です。ここで使うのがCommandキーです。Appleのユーザガイドでは、次のように説明されています。

状況メニューの配置を変更するには、Commandキーを押したままアイコンをドラッグします。状況メニューを素早く削除するには、Commandキーを押したままアイコンをメニューバーの外にドラッグします。 出典: support.apple.com

つまり、Commandキーを押したままアイコンを左右にドラッグすれば並び順が変わり、メニューバーの外までドラッグすれば、そのアイコンをメニューバーから外せます。

並べ替えのコツは、よく見るものほど時計に近い右側に寄せることです。目は時計の位置を基準にメニューバーを見ることが多いので、右端に近いほど見つけやすくなります。逆に、たまにしか使わないものは左寄せにしておけば、アイコンが増えても邪魔になりにくくなります。

注意したいのは、アプリが出すアイコンをCommandキーのドラッグで外に出した場合の扱いです。アプリによっては、次に起動したときに、またアイコンが表示されることがあります。その場合は、アプリ側の設定で「メニューバーにアイコンを表示する」のような項目を探してオフにします。多くのアプリでは、アプリの「設定」の「一般」や「外観」の中にこの項目があります。

なお、並べ替えの結果はMacを再起動しても基本的に保たれますが、アプリのアップデートやmacOSのアップデートのあとに順番が変わることがあります。気になる場合は、アップデートのあとに一度メニューバーを見直す習慣をつけておくと、作業の途中で探し物をする時間を減らせます。

時計とメニューバーの見た目を整える

アイコンの数と並び以外にも、メニューバーの見た目を整える設定がいくつかあります。

時計の表示の形式

Appleのユーザガイドによると、時計の設定は「システム設定」の「メニューバー」から「時計のオプション」を開いて変えます。日付を表示するタイミング(「表示スペースがあるときのみ表示」「常に」「しない」)、曜日の表示、デジタル時計かアナログ時計か、午前と午後の表示、秒の表示などを選べます。アナログ表示を選ぶと、ほかの時刻表示のオプションは使えなくなります。

時計の文字が長いと、それだけでメニューバーの右側の横幅を使います。日付と曜日と秒まで表示していると、アイコンを並べられる場所はその分だけ狭くなります。アイコンが多い人は、日付を「表示スペースがあるときのみ表示」にし、秒を外すだけでも、アイコン2つから3つ分の場所を空けられます。

時計が淡色で表示されているときは、集中モードが有効なのに、集中モードのアイコンがメニューバーに出ていない状態です。ユーザガイドでは、メニューバーの設定で集中モードを「常に表示」か「使用中に表示」にすれば、時計が淡色で表示されなくなると案内されています。

メニューバーの自動非表示

画面を広く使いたい人には、メニューバーを自動的に隠す設定があります。ユーザガイドによると、メニューバーの設定の「一般」で、「メニューバーを自動的に表示/非表示」を「常に」「デスクトップ上のみ」「フルスクリーン時のみ」「しない」から選べます。隠しているときは、ポインタを画面の一番上に移動するとメニューバーが表示されます。

ノートブック型のMacで画面の高さを1行でも多く使いたいなら、「常に」を選ぶ方法があります。ただし、時計やバッテリー残量を常に目で確かめたい人には不便です。フルスクリーンで作業することが多いなら、「フルスクリーン時のみ」が使いやすい落としどころです。

メニューバーの背景

Tahoe 26以降では、メニューバーの背景を表示するかどうかも選べます。ユーザガイドの説明では、メニューバーの背面に壁紙を表示するか、メニューバーの背景を表示するかを選ぶ設定です。壁紙が明るい色だとアイコンが見づらくなる場合があるので、見づらいと感じたら背景を表示する設定に切り替えてみてください。

アプリが出すアイコンを整理する

メニューバーが散らかる最大の原因は、Apple以外のアプリが出すアイコンです。クラウドストレージ、パスワード管理、チャット、VPN、画面録画、クリップボードの履歴、ウインドウの整列、スリープの防止など、常駐するアプリの多くがメニューバーにアイコンを出します。

Appleのユーザガイドには、メニューバーの設定の中に「メニューバーに追加することを許可」という欄があり、機能を追加するためのメニューバー項目を提供するアプリを、表示するかどうかで選べると書かれています。まずはこの欄を開いて、表示を許可しているアプリの一覧を確かめるのが出発点です。

そのうえで、アプリごとに次の順番で見直します。

  1. そのアプリを今も使っているかを確かめる。使っていないなら、アプリ自体をアンインストールする
  2. 使っているが、メニューバーから操作する必要がないなら、アプリの設定でアイコンの表示をオフにする
  3. メニューバーから操作する必要があるなら、表示したまま並び順を調整する

1つ目の見直しは、意外と効果があります。試しに入れて、そのまま忘れている常駐アプリは少なくありません。Macの起動時に自動で開くアプリは、「システム設定」の「一般」にある「ログイン項目」で確かめられます。使っていないアプリがここに並んでいたら、起動時に開かないようにするだけでも、メニューバーのアイコンは減ります。

2つ目の見直しでは、「アイコンを出さないと動かないのか」を確かめるのがポイントです。たとえばクラウドストレージのアプリは、アイコンを出していなくても裏で同期を続けるものがあります。一方、画面録画やスリープの防止のように、メニューバーのアイコンが操作の入り口になっているアプリは、アイコンを外すと使いにくくなります。

編集部でも、取材用の録音アプリ、画面録画、翻訳、辞書、クリップボードの履歴などを入れていくうちに、メニューバーのアイコンが20個近くになったことがあります。取材の直前に録音アプリのアイコンが見つからず、慌ててLaunchpadから起動し直したのがきっかけで、上の3つの順番で見直しました。結果として、毎日見るものは6つに減り、残りは使わないものとたまに使うものに分かれました。

標準機能だけでは足りなくなる3つの場面

ここまでの手順で、多くの人のメニューバーはかなり整います。ただ、次の3つの場面では、標準の機能だけでは整理しきれなくなります。

アイコンが多すぎて、画面の幅に収まらない

macOSの標準の機能には、ほかのアプリが出すアイコンを「普段は隠しておいて、必要なときだけ出す」仕組みがありません。表示するか、外すかのどちらかです。たまに使うアイコンも外すわけにはいかず、結局すべて並べることになります。

特に、画面上部の中央にカメラの切り欠き(ノッチ)があるMacBookでは、右側のアイコンが増えると、ノッチより左にはみ出した分が表示されなくなる場合があります。押したいアイコンが画面に出てこない、という困りごとは、ノッチのある機種でよく聞かれるものです。また、アプリのメニューが多いアプリを前面に出したときも、右側のアイコンを並べられる場所は狭くなります。

作業ごとに必要なアイコンが違う

オンライン会議のときはマイクやカメラの状態を見たい、文章を書くときは集中モードのアイコンだけでよい、動画を書き出すときはCPUの使用量を見たい、というように、作業によって見たいアイコンは変わります。標準の機能では、この切り替えを毎回手で行うことになります。

外付けディスプレイとノートの画面を行き来する

外付けの大きなディスプレイにつないでいるときはアイコンを全部出しても収まるのに、ノートの画面だけで使うときは収まらない、という人も多くいます。標準の機能では、ディスプレイの構成ごとに表示を変えることはできません。

この3つの場面に当てはまるなら、アイコンを隠したり出したりできる整理用のアプリを検討する価値があります。当てはまらないなら、標準の機能と、次の節の整理のコツで十分です。

アイコンを整理するコツは「3つに分ける」こと

アイコンの整理は、アプリを入れるかどうかに関わらず、まず仕分けから始めます。コツは、すべてのアイコンを次の3つに分けることです。

分け方 目安 扱い
毎日見る 1日に何度も目で確かめる、またはクリックする 常に表示し、時計の近くに並べる
たまに使う 週に数回、特定の作業のときだけ使う 普段は見えない場所に寄せる、または隠す
使わない 1か月以上触っていない アイコンを外す、アプリ自体を見直す

仕分けのやり方は簡単です。1週間、メニューバーのアイコンをクリックしたら、その都度メモに書き出します。1週間たったら、メモに一度も出てこなかったアイコンを「使わない」候補にします。何度も出てきたものは「毎日見る」、数回だけ出てきたものは「たまに使う」に分けます。

多くの人がこの仕分けをすると、「毎日見る」は5つから8つ程度に収まります。Wi-Fi、バッテリー、音量、時計、それに仕事で毎日使うアプリが1つか2つ、という構成です。残りの多くは「たまに使う」と「使わない」に入ります。

仕分けが終わったら、「毎日見る」を時計の近くに集めます。標準の機能だけで整理するなら、「たまに使う」は左寄せにまとめ、「使わない」は外します。整理用のアプリを使うなら、「たまに使う」を隠す側に回します。

仕分けは一度で終わりではありません。新しいアプリを入れるたびにアイコンは増えます。3か月に1回ほど、同じ仕分けを短い時間でやり直すと、散らかった状態に戻りにくくなります。カレンダーに「メニューバーの見直し」と予定を入れておくのも、地味ですが効く方法です。

アイコンを減らしても困らないようにする工夫

アイコンを外すときに多くの人がためらうのは、「外したら、いざというときに呼び出せなくなるのでは」という不安です。この不安は、アイコン以外の呼び出し方を用意しておくことで小さくできます。

1つ目は、Spotlightを使う方法です。Commandキーとスペースキーを同時に押すとSpotlightの検索欄が開き、アプリの名前の一部を入力すれば起動できます。メニューバーのアイコンを外したアプリでも、Spotlightから開けば設定画面や本体の画面にたどり着けます。

2つ目は、アプリ自身のキーボードショートカットです。画面録画、クリップボードの履歴、パスワード管理などのアプリの多くは、メニューバーのアイコンを押さなくても、決まったキーの組み合わせで呼び出せます。アプリの設定にショートカットの欄があるかを確かめ、よく使うものだけ覚えておくと、アイコンを外しても困りません。

3つ目は、Dockとの使い分けです。起動していることを常に目で確かめたいアプリはメニューバー、起動や切り替えだけできればよいアプリはDock、と役割を分けると、メニューバーに並べるべきものがはっきりします。

こうした呼び出し方を1つ用意してからアイコンを外すと、「外したけれど結局戻した」という行ったり来たりが減ります。

整理用のアプリを選ぶときに確かめる点

メニューバーを整理するアプリはいくつもあります。名前がよく挙がるのは、長く続いている有料のBartender、オープンソースのIceやHidden Barなどです。2026年10月3日に各公式ページを開いて確かめた範囲で整理すると、次のとおりです。

アプリ 払い方 確かめた内容
Bartender 有料(試用期間あり) 公式サイトでは最新版がmacOS 27向けとされ、macOS 26では1つ前の版を使うよう案内されている
Ice 無料(オープンソース) GitHubの説明ではmacOS 14以降に対応、Homebrewで導入できる
Hidden Bar 無料(オープンソース) GitHubの説明ではmacOS 13以降に対応、App Storeでも配布

どれを選ぶにしても、次の4点は導入の前に確かめておくと失敗が減ります。

1点目は、自分のmacOSのバージョンに対応しているかです。メニューバーはmacOSのアップデートで仕組みが変わりやすい場所で、整理用のアプリもバージョンごとに対応版が分かれていることがあります。新しいmacOSに上げた直後は、使っているアプリが対応しているかを公式ページで確かめてください。

2点目は、Macに与える権限です。メニューバーのアイコンを動かしたり、隠したアイコンを表示したりするために、アクセシビリティや画面収録の許可を求めるアプリがあります。何のために許可が要るのかが、公式ページで説明されているかを確かめると安心です。会社のMacでは、情報システムの担当者に許可を取る必要がある場合もあります。

3点目は、同時に使わないことです。整理用のアプリを2つ同時に動かすと、アイコンの位置の取り合いになり、どちらも思ったとおりに動かないことがあります。乗り換えるときは、古いほうを終了してアンインストールしてから、新しいほうを入れます。

4点目は、払い方と費用です。無料のオープンソース、買い切り、年額の契約など、払い方はアプリによって違います。買い切りでも、次の大きなバージョンが出たときにアップグレードの費用がかかる場合があります。料金は変わることがあるので、購入の直前に公式ページの表示を確かめてください。

無料のアプリでも、隠す、出すといった基本の機能は使えます。有料のアプリは、条件によって自動で出す機能や、作業ごとの切り替え、検索などの機能が加わっていることが多いので、前の節の「標準機能だけでは足りなくなる3つの場面」のどれに困っているかで選ぶのが近道です。

買い切りで試せる選択肢

整理用のアプリの中で、試用期間があり、月々の支払いがない買い切りの選択肢の1つに、Koffretがあります。公式サイトによると、アイコンを「表示」「非表示」「常時非表示」の3つにドラッグで振り分け、使わないアイコンを仕切りの左へ隠しておき、必要なときだけ出す使い方をします。隠したアイコンを本物の見た目のまま出し、隠したままメニューを開けることも特徴として挙げられています。

前の節の3つの場面に関わる機能としては、カーソルを載せる、ホイールを回す、ノッチを押すといった出し方の選択、電池の残量や時間帯、使っているアプリなどの条件が続くあいだだけアイコンを出す機能、ディスプレイの構成ごとに並びを覚える機能、名前の一部を入力してアイコンを探す機能が公式の料金ページに並んでいます。

料金は1,980円(税込)の買い切りで、購入したメジャー版(1.xなど)を期限なく使え、14日間はカードの登録なしで全機能を試せると案内されています。対応はmacOS 14以降で、アクセシビリティと画面収録の許可が要ります。公式のよくある質問では、BartenderやIceと同時に動かすとアイコンの位置の取り合いになるため、使うほうだけを残すよう書かれています。機能と料金の詳細はKoffretの公式サイトで確かめられます。

Koffretは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

アイコンが少なく、標準の機能で収まっているなら、無理にアプリを入れる必要はありません。仕分けをしても「たまに使う」アイコンが多く残る人や、ノッチのある機種でアイコンが見えなくなっている人が、試用期間の中で自分の使い方に合うかを確かめる、という順番がおすすめです。

在宅の仕事道具として、メニューバーを整える意味

最後に、少し視点を広げます。メニューバーの整理は、見た目の好みの話に見えて、実は在宅で働く人の仕事の効率に直結します。

在宅で仕事を受ける人のMacには、取引先ごとに違うツールが入ります。ある取引先はSlack、別の取引先はChatwork、さらにVPNで社内のシステムにつなぐ取引先もある、という状態は珍しくありません。取引先が増えるほど常駐するアプリも増え、メニューバーのアイコンも増えます。オンライン会議の直前にマイクの状態を確かめるアイコンが見つからない、VPNが切れていることに気づかずに作業を進めてしまう、といった小さな事故は、こうした状態から起きます。

サーバーやネットワークの保守を受ける仕事では、VPNや監視ツールのアイコンを常に目で確かめられる状態にしておくことが、そのまま仕事の質になります。サーバー・インフラ構築・保守のお仕事では、在宅で受けられるインフラの仕事の種類と、求められる準備が紹介されています。開発の仕事の報酬の水準はソフトウェア作成者の年収・単価相場で、文章の仕事の水準は著述家,記者,編集者の年収・単価相場で確かめられます。

運営者として在宅ワークの現場を長く見てきた限りでは、継続して仕事を任される人ほど、自分の道具を整えることに時間を惜しみません。メニューバーやデスクトップが整っている人は、連絡への反応が早く、会議にも遅れません。「この人に任せると楽だ」という信頼は、こうした目立たない準備の積み重ねから生まれます。仲介手数料のかからない直接の取引では、その信頼がそのまま手取りの厚い継続案件につながります。

テレワークの環境を会社として整える場合は、機器やソフトの導入に使える公的な支援もあります。テレワーク 助成金 2026では、テレワークの導入に使える助成金の対象と申請の流れが整理されています。マーケティングやセキュリティの分野で在宅の仕事を探しているなら、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で仕事内容と必要なスキルを確かめられます。

メニューバーの整理は、10分から30分ほどでできる小さな作業です。まずは「システム設定」で不要な項目を外し、Commandキーで並びを整え、1週間の仕分けをしてみてください。毎日何十回も目にする場所が整うと、作業の始めの数秒の迷いがなくなり、その積み重ねが1日の集中を支えます。

よくある質問

Q. Macのメニューバーのアイコンを並べ替えるにはどうすればよいですか?

Commandキーを押したまま、アイコンを左右にドラッグすると並び順を変えられます。Appleのユーザガイドでも案内されている方法です。よく見るアイコンほど時計に近い右側に寄せると見つけやすくなります。アプリのアップデートのあとに順番が変わることがあるので、気になる場合はアップデートのあとに見直してください。

Q. メニューバーの設定項目が見つからないのはなぜですか?

macOSのバージョンによって設定の場所が違うためです。macOS Tahoe 26以降は「システム設定」の「メニューバー」、macOS Sequoia 15とSonoma 14は「システム設定」の「コントロールセンター」で表示する項目を選びます。自分のバージョンは、アップルメニューの「このMacについて」で確かめられます。

Q. アプリのアイコンをメニューバーから消すにはどうすればよいですか?

Commandキーを押したまま、アイコンをメニューバーの外へドラッグすると外せます。ただし、アプリによっては次の起動時にまた表示されます。その場合はアプリの設定で、メニューバーにアイコンを表示する項目をオフにします。使っていないアプリなら、アンインストールするか、ログイン項目から外すのが確実です。

Q. 整理用のアプリは複数入れても大丈夫ですか?

同時に動かすのは避けたほうが安全です。整理用のアプリを2つ同時に動かすと、アイコンの位置の取り合いになり、どちらも思いどおりに動かないことがあります。乗り換えるときは、古いほうを終了してアンインストールしてから、新しいほうを入れてください。導入前に、自分のmacOSに対応しているかも公式ページで確かめておくと安心です。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年9月13日最終更新:2026年10月5日
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