【重要】PHPの脆弱性、うちのサイトは大丈夫?今すぐチェック

Googleアカウントのパスキーの設定|確認方法と削除、機種変更のとき 2026

@SOHO編集部
@SOHO編集部
Googleアカウントのパスキーの設定|確認方法と削除、機種変更のとき 2026

この記事のポイント

  • ✓Googleアカウントのパスキーは
  • ✓myaccount.google.comのパスキーの画面で作成・確認・削除できます
  • ✓スマートフォンとパソコンでの設定手順

Googleアカウントのパスキーは、Googleアカウントの「パスキーとセキュリティ キー」の画面(myaccount.google.com/signinoptions/passkeys)で作成・確認・削除できます。 パスキーを作ると、指紋認証や顔認証、スマートフォンの画面ロックのPINなどでGoogleアカウントにログインできるようになり、2段階認証プロセスを使っている人は2つ目の手順も省かれます。 Androidのスマートフォンでこのアカウントにログインしている人は、自分で作った覚えがなくても、パスキーが自動で登録されていることがあります。

この記事では、2026年11月1日時点のGoogle アカウント ヘルプとGoogle Chrome ヘルプで確かめた内容をもとに、次のことを順番に説明します。

  1. パスキーを作る前に確かめる条件(対応する端末とブラウザ、画面ロック)
  2. スマートフォン・パソコン・セキュリティキーで作る手順と、ログインのしかた
  3. 登録したパスキーの確認と削除、パスワードでのログインに戻す設定
  4. パスキーが出てこない、使えないときの確かめ方
  5. 機種変更や紛失のとき、家族と端末を共有しているときに気をつけること

パスキーという仕組みそのもの(なぜパスワードより安全なのか、ほかのサービスでの使い方)は、パスキーとは|仕組みをわかりやすく、iPhone・Android・Windowsでの設定方法 2026で説明しています。 この記事はGoogleアカウントでの設定と管理に絞ります。

Googleアカウントにパスキーを作ると何が変わるのか

パスキーとは、パスワードの代わりに、スマートフォンやパソコンの中に保存される「鍵」を使ってログインする仕組みのことです。 ログインのときは、その端末の指紋認証・顔認証・画面ロックで本人であることを確かめます。

Google アカウント ヘルプの「パスワードの代わりにパスキーでログインする」のページでは、パスキーを作ったときに起きることを、次のように説明しています。

アカウントで 2 段階認証プロセスが有効になっている場合や、高度な保護機能プログラムに登録している場合は、パスキーを使用すると 2 つ目の手順が省略されます。これは、パスキーによってデバイスの所有者であることが確認されるためです。 指紋認証や顔認証に使用される生体認証データはデバイスに保存されており、Google と共有されることはありません。 出典: Google アカウント ヘルプ「パスワードの代わりにパスキーでログインする」

同じページには、パスキーを追加しても、アカウントにすでに設定している認証の方法や復元の方法(再設定用の電話番号やメールアドレスなど)は変更も削除もされない、とも書かれています。 パスキーは今の設定に「追加」されるもので、置き換えるものではありません。

変わる点として覚えておきたいのは、ログイン画面の順番です。 ヘルプには、パスキーを作ると「パスキー優先(パスワードなし)のログイン方法に切り替わります」と書かれています。 次にログインするときは、パスワードの入力欄より先に、パスキーで本人確認をする画面が表示されるようになります。 パスワードそのものがなくなるわけではなく、あとで説明する設定でパスワードを先に使う形に戻すこともできます。

もう1つ大事な点があります。 ヘルプには、パスキーを作ると、Googleアカウントからログアウトしても「デバイスのロックを解除できる人なら誰でも Google アカウントにアクセスできます」と注意書きがあります。 パスキーは「端末のロックを外せること」を本人確認の代わりに使う仕組みなので、端末のロックを他人に解除されると、その人もログインできてしまいます。 このため、Googleは自分が持っていて自分だけが使う端末でパスキーを作るよう案内しています。

Googleの安全に関する案内のページ「パスキー」の質問と回答では、パスキーへの切り替えは必須ではなく、引き続きパスワードでログインすることもできると答えています。 ただし同じ回答で、利用者がパスキーに慣れてくれば、パスワードを使える場所が制限される可能性があるとも書かれています。

パスキーを作る前に確かめる条件

パスキーは、どの端末でも作れるわけではありません。 Google アカウント ヘルプには、対応する端末とブラウザが次のように書かれています(2026年11月1日時点)。

種類 対応しているもの
パソコン Windows 10、macOS Ventura、ChromeOS 109 以降
スマートフォン Android 9、iOS 16 以降
セキュリティキー FIDO2 プロトコル対応のハードウェア セキュリティ キー
ブラウザ Chrome 109 以降、Safari 16 以降、Edge 109 以降、Firefox 122 以降

FIDO2とは、パスキーやセキュリティキーで使われている、ログインの方式の業界の規格のことです。 古いスマートフォンやOSの更新が止まったパソコンでは、パスキーを作る画面が出てこないことがあります。

端末とブラウザが条件を満たしていても、次の準備ができていないと、作れなかったり使えなかったりします。

  1. スマートフォンの画面ロックをオンにする(PIN、パターン、指紋、顔など)
  2. スマートフォンのパスキーで別のパソコンにログインしたいときは、Bluetoothをオンにする
  3. iPhone、iPad、Macでは、iCloud キーチェーンをオンにする(設定の途中で有効にするよう求められることがあります)
  4. OSとブラウザを最新の状態に更新する

ヘルプには、OSやブラウザによっては、シークレット モード(閲覧の記録を残さないモード)ではパスキーを作ったり使ったりできないことがある、とも書かれています。 シークレット モードで作業していて画面が出てこないときは、通常のウィンドウで開き直してみてください。

会社や学校から配られたGoogle Workspaceのアカウントでは、扱いが少し違います。 ヘルプによると、Workspaceのアカウントでは、パスキーだけではログインできないことがあります。 その場合でも、パスキーは2段階認証プロセスの2つ目の手順や、アカウントの復元、本人確認が必要な一部の操作で使えます。 管理者がパスキーだけでのログインを許しているかどうかは、アカウントの設定の「可能な場合はパスワードをスキップする」で確かめられると案内されています。 仕事用のアカウントで設定が見当たらないときは、自分で設定を探し回る前に、社内の管理者に確かめるのが近道です。

スマートフォン・パソコンでパスキーを作る手順

Google アカウント ヘルプの「スマートフォンまたはパソコンでパスキーを作成する」の手順は、次の通りです。 スマートフォンでもパソコンでも、作りたい端末で操作します。

  1. その端末のブラウザで myaccount.google.com/signinoptions/passkeys を開く
  2. 「パスキーを作成する」を押し、続けて「パスキーを作成」を押す
  3. 端末のロックを解除する(指紋、顔、PIN、パスワードなど、その端末のロックの外し方で確かめます)

途中でGoogleアカウントへのログインや本人確認を求められることがあります。 そのときは、ふだんのパスワードや2段階認証プロセスで本人確認をしてから進めます。

複数の端末でパスキーを使いたいときは、端末ごとにこの手順を繰り返すよう案内されています。 ただし、パスキーが同期される仕組みのある端末どうしでは、1つ作れば足りる場合があります。 Googleの「パスキー」の案内のページでは、Apple の iCloud のようにパスキーを他の端末へ同期する仕組みがすでにある場合は、すべての iCloud の端末で1つのパスキーだけが必要になる、と説明しています。

端末ごとに、作ったパスキーがどこに保存されるかは次のように分かれます。

端末 パスキーの主な保存先 補足
iPhone・iPad・Mac iCloud キーチェーン(Apple のパスワード) 同じApple アカウントの端末で同期されます
Android Google パスワード マネージャー 同じGoogleアカウントのAndroid端末で同期されます
Windows のパソコン(Chrome) Google パスワード マネージャー、または Windows Hello Windows Hello に保存したものは同期もバックアップもされません

Google Chrome ヘルプの「Chrome でパスキーを管理する」には、Windows Hello にパスキーを保存した場合、パソコンをなくしたりOSを入れ直したりすると、パスキーを復元できなくなると注意書きがあります。 Windowsでほかの端末でも同じパスキーを使いたい人は、保存先にGoogle パスワード マネージャーを選ぶよう案内されています。

最初のパスキーを作ったあとは、パスキーに対応した別の端末でGoogleアカウントにログインしたときに、その端末でもパスキーを作るよう画面で求められることがあります。 ヘルプには、新しく作ったパスキーがログインのときに使えるようになるまで、7日間ほど待つ場合があるとも書かれています。 作った直後にログイン画面でパスキーが出てこなくても、すぐに作り直す必要はありません。

セキュリティキーでパスキーを作る手順

セキュリティキーとは、USBやNFC(かざして通信する仕組み)でパソコンやスマートフォンにつなぐ、小さな鍵の形をした機器のことです。 スマートフォンを持たない場面でも使える本人確認の手段として、仕事で使う人もいます。

Google アカウント ヘルプの「セキュリティ キーでパスキーを作成する」の手順は、次の通りです。

  1. myaccount.google.com/signinoptions/passkeys を開く
  2. 「パスキーを作成する」を押し、続けて「別のデバイスを使用」を押す
  3. 画面の指示に沿って操作する(セキュリティキーを差し込み、PINを入力するか、キーの指紋センサーに触れるよう求められます)

使えるのは FIDO2 プロトコルに対応したセキュリティキーだけです。 ヘルプのヒントには、2023年5月より前にGoogleアカウントに追加したFIDO2対応のセキュリティキーでパスキーを作るときは、先にアカウントからそのセキュリティキーを削除しなければならない場合がある、と書かれています。

Chrome ヘルプには、セキュリティキーに保存したパスキーはバックアップされず、キーをなくしたりリセットしたりすると、パスキーを復元できないとも書かれています。 セキュリティキーを使うなら、スマートフォンのパスキーや再設定用の電話番号など、ほかのログイン方法も残しておくと、キーをなくしたときに締め出されずに済みます。

作ったパスキーでGoogleにログインする

パスキーを作った端末でログインするときの流れは、ヘルプでは次のように案内されています。

  1. Googleのログインページを開く
  2. ユーザー名(メールアドレス)を入力する
  3. 画面の指示に沿って、端末のロックを解除して本人確認をする

ユーザー名の欄を押したときに、パスキーの一覧が表示されることもあります。 一覧が出たら、使うパスキーを押すと本人確認の画面に進みます。

Androidの端末でログアウトしたときには、決まりがあります。 ヘルプによると、ログアウトしてから6時間以内であれば、パスキーでそのAndroid端末にログインし直せます。 6時間を過ぎると、別の方法でログインし直す必要があり、ログインし直すと新しいパスキーが自動で作られて、古いパスキーは期限切れになります。 Android以外の端末では、ログアウトしたあとも、いつでもパスキーでログインし直せると書かれています。

パソコンでスマートフォンのパスキーを使ってログインする

自分のパソコンにパスキーを作っていなくても、スマートフォンに作ったパスキーでパソコンからログインできます。 使えるのは、Android端末、iPhone・iPad、セキュリティキーのどれかでパスキーを作っている場合です。

  1. パソコンでGoogleのログインページを開き、ユーザー名を入力する
  2. 「別の方法を試す」を押し、「パスキーを使用」を押す
  3. パソコンの画面に QR コードが表示される
  4. スマートフォンのカメラか QR コードを読み取るアプリで、そのコードを読み取る
  5. スマートフォンで「パスキーを使用してログイン」を押す(iPhone・iPad では「パスキーでログイン」)
  6. スマートフォンで、指紋認証・顔認証・PINのどれかで本人確認をする

このとき、スマートフォンのBluetoothがオンになっている必要があります。 QR コードを読み取ってもつながらないときは、まずBluetoothの設定を確かめてください。 ヘルプには、同じパソコンとスマートフォンの組み合わせで次にログインするときは、本人確認のための通知がスマートフォンに自動で届くとも書かれています。

職場や図書館など、自分のものではないパソコンでログインするときにこの方法を使うと、そのパソコンにパスキーを残さずに済みます。 Googleの「パスキー」の案内のページでも、手元にスマートフォンがないときは、これまで通りユーザー名とパスワードなど従来の方法でログインできると答えています。

登録しているパスキーを確認する方法

自分のGoogleアカウントにどのパスキーが登録されているかは、ヘルプでは次の手順で確かめられると案内されています。

  1. myaccount.google.com/signinoptions/passkeys を開く
  2. 求められたら本人確認をする
  3. 複数のアカウントにログインしている場合は、確かめたいアカウントで本人確認をする

開いた画面には、登録しているパスキーが一覧で表示されます。 ここで見ておきたいのは、次の3つです。

  1. 自分が使っている端末やパスワード管理の仕組みの名前が並んでいるか
  2. もう使っていない古いスマートフォンやパソコンのパスキーが残っていないか
  3. 作った覚えのないパスキーが入っていないか

「作った覚えがないのに、パスキーが入っている」という人は少なくありません。 ヘルプのヒントには、このアカウントでAndroid端末にログインしている場合は、パスキーが自動的に登録されている可能性がある、と書かれています。 Androidのスマートフォンを使っている人が一覧を開くと、その端末のパスキーが最初から並んでいることがあるのはこのためです。 Androidで自動的に作られたパスキーは、自分で作ったパスキーとは消し方が違います(次の節で説明します)。

一方で、自分の端末に覚えのない名前のパスキーが並んでいる場合は、他人が作った可能性も考えます。 ヘルプには、Googleが不審なパスキーを見つけた場合はそのパスキーを無効にして通知を送り、通知を受け取ってから30日以内に自分で追加したものかを確かめるよう書かれています。 確かめなかった場合、不審なパスキーはアカウントから削除されます。 このような通知が届いたときは、メールの中のリンクから開かずに、ブラウザで myaccount.google.com を直接開いてセキュリティの状態を確かめてください。

パスキーを削除する手順

パスキーを設定した端末をなくしたときや、共有している端末でうっかりパスキーを作ってしまったときは、Googleアカウントからパスキーを削除します。 ヘルプでは、自分で作ったパスキーと、Androidで自動的に作られたパスキーで、手順が分かれています。

自分で作ったパスキーを削除する

  1. Googleアカウント(myaccount.google.com)を開く
  2. 「セキュリティとログイン」を押す
  3. 「Google にログインする方法」の中の「パスキーとセキュリティ キー」を押す
  4. 削除したいパスキーを選ぶ
  5. 削除のアイコンを押す

Androidで自動的に作られたパスキーを削除する

Androidで自動的に作られたパスキーは、パスキーの一覧から1つずつ消すのではなく、その端末をアカウントからログアウトさせる形で外します。

  1. Googleアカウントを開く
  2. 「セキュリティとログイン」を押す
  3. 「お使いのデバイス」の下にある「すべてのデバイスを管理」を押す
  4. 外したい端末を選び、「ログアウト」を押す

ヘルプには、同じ端末の名前で複数のセッション(ログインしている状態)が表示されている場合、別の端末からのセッションが含まれている可能性があるので、その名前で表示されているすべてのセッションからログアウトするよう書かれています。 アカウントにアクセスできるすべての端末は、google.com/devices で確かめられます。

Googleアカウントから消したのに、パスキーを求められるとき

Googleアカウントからパスキーを削除しても、ログインのときにパスキーを使うよう求められることがあります。 ヘルプでは、この場合はパスワード管理アプリなど、外部の認証情報マネージャー(パスワードやパスキーを保存しておくアプリ)にパスキーが残っていないかを確かめるよう案内しています。 残っていたら、そのアプリの側でもパスキーを削除します。 消し方はアプリによって違うので、そのアプリのサポートの案内を見てください。

Chromeに保存したパスキーをまとめて消したいときは、Chrome ヘルプに「Google パスワード マネージャーのデータをすべて削除する」の手順があります。 ただしこの操作では、保存しているパスワードも一緒に削除されます。 特定のサイトのパスキーだけを外したいときに使う操作ではないので、実行する前に、何が消えるのかを画面でよく確かめてください。

パスキーではなくパスワードでログインしたいとき

パスキーを作ると、ログインの最初にパスキーの画面が出るようになります。 家族で使っているパソコンなど、パスキーよりパスワードを先に入れたい場面がある人は、設定で順番を変えられます。

Google アカウント ヘルプの手順は、次の通りです。

  1. Googleアカウントにログインする
  2. 「セキュリティとログイン」を押す
  3. 「Google にログインする方法」の中で「可能な場合はパスワードをスキップする」をオフにする

この設定をオフにすると、ログインのときにパスワードの入力を求められるようになります。 2段階認証プロセスに登録している場合は、2つ目の手順として、作ったパスキーのどれかを使えます。 パスキーそのものは消えずに残るので、パスワードと2段階認証プロセスの組み合わせに、パスキーを2つ目の確認として加える形になります。

一時的にパスワードでログインしたいだけなら、設定を変えずに、ログインの画面で「別の方法を試す」を押す方法もあります。 ヘルプによると、「別の方法を試す」を何度も選んでいると、その好みが反映されて、パスキーの案内が出る回数が自動で減ります。 パスキーでのログインを続ければ、この状態は元に戻ります。

2段階認証プロセスそのものの設定や、スマートフォンでの確認のしかたは、Googleの二段階認証をスマホで設定する方法で手順を追って説明しています。

パスキーが出てこない・使えないときの確かめ方

「パスキーを作ったのにログイン画面に出てこない」「作る画面が表示されない」というときは、Google アカウント ヘルプの「ログイン時にパスキーが表示されない問題を解決する」に沿って、次の順に確かめます。

確かめること 見るところ 直し方
端末の画面ロック パスキーを保存した端末の設定 画面ロックがオフだと、その端末ではパスキーを使えません。オンにします
パスワードをスキップする設定 myaccount.google.com/security 「可能な場合はパスワードをスキップする」がオンかを確かめます
作ってからの日数 パスキーを作った日 使えるまで7日間ほどかかる場合があります
OSとブラウザ 端末の設定、ブラウザのバージョン 対応するバージョン以上に更新します
シークレット モード ブラウザのウィンドウ 通常のウィンドウで開き直します

どうしてもパスキーでログインできないときは、ログインの画面で「別の方法を試す」を押すと、パスキーを飛ばして、以前のログイン方法(パスワードや2段階認証プロセス)に戻れます。 パスキーが使えなくても、ほかのログイン方法を残している限り、アカウントに入れなくなるわけではありません。

パソコンでスマートフォンのパスキーを使うときにつながらない場合は、次の3つも見直します。

  1. スマートフォンとパソコンの両方でBluetoothがオンになっているか
  2. QR コードを読み取ったスマートフォンが、パスキーを作った端末か
  3. スマートフォンの画面ロックがオンになっているか

Chrome ヘルプには、ほかのサイトにログインするときに「このパスキーは利用できなくなりました」という通知が出る場合についての説明もあります。 これはウェブサイトの側でパスキーが無効になったことを示していて、新しいパスキーにする場合はそのサイトで作り直せる、と書かれています。 Googleアカウントのパスキーとは別の話なので、どのサイトのパスキーについての通知かを確かめてから対応してください。

機種変更・端末をなくしたときのパスキー

機種変更でパスキーが引き継がれるかどうかは、パスキーがどこに保存されているかで決まります。

保存先 新しい端末での扱い(公式の記載)
Google パスワード マネージャー 同じGoogleアカウントでChromeかAndroidにログインしている端末で使えます
iCloud キーチェーン 同じApple アカウントのiPhone・iPad・Macの間で同期されます
Windows Hello 同期もバックアップもされず、パソコンをなくすと復元できません
セキュリティキー バックアップされず、キーをなくすと復元できません

Android同士の機種変更では、Chrome ヘルプのAndroidの案内に、Android端末をなくした場合でも、新しい端末でアカウントにログインし、なくした端末の画面ロックのPIN・パターン・パスワードを入力すると、パスキーを復元できると書かれています。 古い端末の画面ロックの番号を忘れてしまうと、この復元ができなくなるので、機種変更の前に古い端末のロックの番号を確かめておくと安心です。

パソコンやiPhoneでGoogle パスワード マネージャーを使っている場合は、「Google パスワード マネージャーの PIN」を使います。 Chrome ヘルプによると、このPINは新しい端末でパスキーを復元できるようにするためのもので、以前にパスキーを使ったことがある端末からリセットできます。

iPhoneからiPhoneへの機種変更では、iCloud キーチェーンがオンになっていれば、同じApple アカウントでサインインした新しいiPhoneでパスキーを使えます。 iPhoneからAndroidに移るときは注意が要ります。 Chrome ヘルプによると、Apple のパスワードに保存したパスキーが同期されるのは iOS、iPadOS、macOS の端末の間です。 iPhoneでApple のパスワードに保存していたパスキーは、そのままではAndroidに移らないので、新しい端末で改めてパスキーを作る前提で準備しておくのが確実です。 反対に、iPhoneでもGoogle パスワード マネージャーに保存していたパスキーは、同じGoogleアカウントでログインした端末で使える仕組みになっています。 新しい端末でGoogleアカウントにパスワードと2段階認証プロセスでログインし、そのあとパスキーを作り直します。

端末をなくしたときは、ヘルプの「紛失した、または盗難にあったデバイスのパスキーを削除する」に沿って、使える別の端末でGoogleアカウントにログインし、なくした端末のパスキーを削除します。 あわせて、前の節で説明した「すべてのデバイスを管理」から、なくした端末をログアウトさせます。 端末そのものの場所を探したり、遠隔でロックしたりする方法は、Google アカウント ヘルプの「紛失したスマートフォンまたはパソコンをロックする、データを消去する」にまとめられています。

Googleの「パスキー」の案内のページでは、スマートフォンをなくして本人確認ができない場合も、パスワードや従来の2段階認証プロセスなど以前の方法にいつでも戻れること、パスワードを思い出せないときはアカウント復元の手続きを使えることを説明したうえで、再設定用のメールアドレスと電話番号を追加しておくよう勧めています。 機種変更の前には、Googleアカウントの「セキュリティとログイン」で、再設定用の電話番号とメールアドレスが今も使えるものになっているかを確かめておきます。 Google Authenticator で確認コードを受け取っている人は、コードの移行も必要です。 手順はGoogle Authenticatorの機種変更|コードの移行の手順と引き継ぎを忘れたときの対処 2026で説明しています。

Chromeでほかのサイトのパスキーを管理する

Googleアカウントのパスキーとは別に、ChromeではほかのウェブサイトやアプリのパスキーもGoogle パスワード マネージャーに保存できます。 Google パスワード マネージャーとは、Chromeやスマートフォンに組み込まれた、パスワードやパスキーを保存して自動で入力する仕組みのことです。

Chrome ヘルプによると、パスキーに対応したサイトにアクセスすると、Google パスワード マネージャーでパスキーを作るかを尋ねる画面が出ることがあり、「作成」(iPhoneでは「パスキーを追加」)を選ぶと作られます。 パソコンやiPhoneで初めてパスキーを作るときは、Google パスワード マネージャーのPINを作るよう求められます。

保存したパスキーを見る場所は、端末ごとに次の通りです。

  1. パソコン:Chromeの右上のその他アイコンから「パスワードと自動入力」、「Google パスワード マネージャー」を選ぶ
  2. Android:Chromeのその他アイコンから「設定」、「自動入力とパスワード」、「Google パスワード マネージャー」を押す(Google パスワード マネージャー アプリでは「パスキー」を押す)
  3. iPhone・iPad:Chromeのその他アイコンから「設定」、「自動入力とパスワード」、「パスワード マネージャー」を押す

iPhoneやiPadでGoogle パスワード マネージャーにパスキーを保存するには、iOS・iPadOS 17以降で、端末の設定でChromeを自動入力の提供元に設定しておく必要があると書かれています。 設定していない場合、iPhoneのパスキーはApple のパスワード(iOS 18ではパスワードアプリ)に保存されます。

もう1つ知っておきたいのが、パスキーの自動作成です。 Chrome ヘルプには、Google パスワード マネージャーに保存しているパスワードでサイトにログインすると、パスキーが自動的に作られることがあり、そのときは通知が届くと書かれています。 自動で作られたくない人は、Google パスワード マネージャーの「設定」にある「パスキーを自動作成してすばやくログイン」をオフにします。 この項目が見当たらないときは、先に「パスワードとパスキーを保存するか確認する」をオンにすると表示されます。

Google パスワード マネージャーのほかの使い方(パスワードの確認、移行、共有)は、Googleパスワードマネージャーの使い方|設定から移行までで説明しています。

設定したほうがよい人と、気をつけたい場面

パスキーを作るかどうかは、本人の判断で決められます。 Googleの「パスキー」の案内のページでは、パスキーへの切り替えは必須ではないと答えています。 そのうえで、Google アカウント ヘルプはパスキーの利点として、共有したり書き留めたりできないため誤って他人に渡す心配がなく、フィッシング(本物そっくりの偽のログイン画面に誘い込んでパスワードを盗む手口)への守りを強められる点を挙げています。

Chrome ヘルプでも、パスキーは作った対象のアプリやウェブサイトにだけ結び付くため、パスキーを使って不正なアプリやサイトにログインしてしまうことはない、と説明しています。 偽のログイン画面にパスワードを入力してしまう心配が減ることが、パスキーのいちばんの利点です。

設定しておくと特に助かるのは、次のような人です。

  1. Gmailのアドレスを、銀行、通販、仕事の連絡など多くのサービスの登録先にしている人
  2. 2段階認証プロセスの確認コードの入力を毎回手間に感じている人
  3. 「Google でログイン」を使って、ほかのサービスにもGoogleアカウントで入っている人

3つ目について、Googleの「パスキー」の案内のページでは、「Google でログイン」を使っている場合はそのアプリのパスキーを別に作る必要はなく、パスキーだけでGoogleアカウントにアクセスできると答えています。

反対に、慎重に考えたいのは次の場面です。

場面 気をつけること
家族と1台のスマートフォンやパソコンを共有している 端末のロックを外せる家族も、あなたのGoogleアカウントに入れる状態になります。共有の端末では作りません
端末の画面ロックの番号を家族に教えている パスキーの守りは画面ロックの強さで決まります。番号を見直すか、その端末では作りません
職場や学校のアカウント 管理者の設定で、パスキーだけではログインできないことがあります
古いスマートフォンやパソコンしかない 対応していない端末では作れません。パスワードと2段階認証プロセスで守ります

どの場合も、パスキーを作らないからといってアカウントが危なくなるわけではありません。 パスワードを使い回さず、2段階認証プロセスをオンにしておけば、パスキーがなくても守りは固められます。

在宅で働く人がGoogleアカウントで整えておくこと

Gmailやスプレッドシート、ドキュメント、カレンダーを仕事の道具にしている人にとって、Googleアカウントは取引先とのやり取りや請求の記録がまとまった場所です。 乗っ取られると、メールの送信元を悪用されたり、共有しているファイルに入られたりして、取引先にまで影響が及ぶおそれがあります。

2026年11月1日時点で、Googleアカウントについて整えておきたいのは次の5つです。

  1. 自分だけが使うスマートフォンとパソコンに、パスキーを作る
  2. パスキーの一覧を開き、使っていない端末や覚えのないパスキーを削除する
  3. 「すべてのデバイスを管理」で、ログインしたままの古い端末をログアウトさせる
  4. 再設定用の電話番号とメールアドレスを、今も使えるものにしておく
  5. 共有の端末や、画面ロックの番号を家族が知っている端末ではパスキーを作らない

在宅で受けられる仕事のうち、こうした設定の見直しや、社内の端末やアカウントの守りを手伝う仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、どのような依頼があるかを確かめられます。 フリーランスや副業の仕事を探せる @SOHO を2004年から運営してきた中で見てきた限りでも、取引先とのやり取りがメールとクラウドに集まるほど、アカウントの守りがそのまま仕事の信用を守る備えになっています(@SOHO 求人一覧)。

よくある質問

Q. Googleアカウントのパスキーはどこで確認できますか?

myaccount.google.com/signinoptions/passkeys を開き、本人確認をすると、登録しているパスキーが一覧で表示されます。Googleアカウントの「セキュリティとログイン」から「Google にログインする方法」の「パスキーとセキュリティ キー」を押しても同じ画面に進めます。Androidでログインしている人は、自動で登録されたパスキーが並んでいることがあります。

Q. 作った覚えのないパスキーが登録されているのはなぜですか?

Google アカウント ヘルプによると、このアカウントでAndroid端末にログインしている場合、パスキーが自動的に登録されている可能性があります。Androidで自動的に作られたパスキーは、「すべてのデバイスを管理」からその端末をログアウトさせて外します。自分の端末に心当たりのない名前なら、パスキーを削除し、パスワードの変更とログイン中の端末の確認をしてください。

Q. パスキーを作ったらパスワードは使えなくなりますか?

使えなくなりません。パスキーを作るとログインの最初にパスキーの画面が出るようになりますが、ログインの画面で「別の方法を試す」を押せばパスワードでログインできます。いつもパスワードを先に入れたい場合は、「セキュリティとログイン」の「可能な場合はパスワードをスキップする」をオフにします。

Q. 機種変更したらGoogleのパスキーはどうなりますか?

Google パスワード マネージャーやiCloud キーチェーンに保存したパスキーは、同じアカウントでログインした新しい端末で使えます。Android同士なら、古い端末の画面ロックのPINなどを入力して復元できます。Windows Helloやセキュリティキーに保存したパスキーは引き継がれないので、新しい端末で作り直し、古い端末のパスキーは削除します。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
@SOHO編集部

この記事を書いた人

@SOHO編集部

フリーランス・在宅ワークの専門メディア

@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

@SOHOで仕事を探してみませんか?

手数料0%・登録無料のクラウドソーシング。フリーランスの方も企業の方も、今すぐ始められます。

関連記事

カテゴリから探す

クラウドソーシング入門

クラウドソーシング入門

クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド

職種別ガイド

職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス

フリーランス

フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金

お金・税金

確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ

スキルアップ

プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング

比較・ランキング

サービス比較・おすすめランキング

AI活用

AI活用

職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド

最新トレンド

市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド

発注者向けガイド

クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア

転職・キャリア

転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人

看護師の転職・求人

看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人

薬剤師の転職・求人

薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人

介護職の転職・求人

介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人

保育士の転職・求人

保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人

医療職の転職・求人

医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険

保険

生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人

採用・求人

無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース

オフィス・ワークスペース

バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業

法律・士業

契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代

シニア・50代

シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

金融・フィンテック

金融・フィンテック

暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス

経営・ビジネス

経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材

ガジェット・機材

フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方

子育て×働き方

子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金

補助金・助成金

個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却

M&A・事業売却

会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド

アウトソーシング・外注ガイド

SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方