SlackでグループDMを作るやり方と、チャンネルとの使い分け

@SOHO編集部
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SlackでグループDMを作るやり方と、チャンネルとの使い分け

この記事のポイント

  • ✓SlackでグループDMを作るやり方を
  • ✓パソコンとスマートフォンの手順で解説
  • ✓最大9人までの人数の上限

SlackでグループDMを作りたいとき、「チャンネルを作るほどではないけれど、3人以上でやり取りしたい」という場面が多いはずです。よくある勘違いは、グループDMを「小さなチャンネル」のように考えて、案件の決定事項まで全部そこで決めてしまうことです。グループDMは手軽な反面、人数に上限があり、後から参加した人への履歴の見せ方にも決まりがあります。

結論から書くと、グループDMは「メンバーが固定された、一度限りに近い短いやり取り」に向いています。人が増えそうな話し合いや、記録として残すべき決定は、最初からチャンネルで行うほうが後で困りません。この記事では、Slackの公式ヘルプセンターの説明をもとに、グループDMの作り方をパソコンとスマートフォンの両方で解説し、人数の上限、メンバーの追加、プライベートチャンネルへの変換、チャンネルとの使い分けの基準を順番に整理します。

グループDMとは:チャンネルの外で行う少人数のやり取り

まず、グループDMが何なのかを確認しておきます。Slackのヘルプセンターでは、ダイレクトメッセージ(DM)について次のように説明されています。

ダイレクトメッセージ(DM)は、Slack においてチャンネル外で行われる小規模のやり取りのことです。DM は、チャンネル全体のメンバーに知らせる必要のない、一度限りの会話を交わしたい時に便利な機能です。 出典: slack.com

DMは1対1のこともあれば、複数の人を含めることもできます。この複数人のDMを、一般にグループDMと呼びます。ヘルプセンターには、DMは1対1のこともあれば、最大9人まで含めることもできると書かれています。自分を含めて9人が上限で、それより多い人数でやり取りしたい場合はチャンネルを使う必要があります。

チャンネルとの大きな違いは、誰が会話を見られるかです。パブリックチャンネルはワークスペースのメンバー(ゲストを除く)なら誰でも参加して読めますし、プライベートチャンネルは追加されたメンバーだけが読めます。グループDMは、そのDMに含まれているメンバーだけが読めるという点ではプライベートチャンネルに近いのですが、チャンネルのような名前の付いた場所としては一覧に並ばず、DMの一覧の中に入ります。

ヘルプセンターによると、グループDMの機能は、メンバーとゲストの全員が、すべてのプランで使えます。無料のプランでも、有料のプランでも、作り方は同じです。

パソコンでグループDMを作るやり方

ここからは、具体的な作り方です。ヘルプセンターでは、DMを開始して送る方法は、Slackでほかのメッセージを書き込む方法と同じだと説明されています。パソコン(デスクトップのアプリやブラウザ)での手順は次のとおりです。

  1. サイドバーにある「プラス」ボタン、または新規メッセージのアイコンをクリックする
  2. 宛先の欄に、やり取りしたいメンバーの名前を1人ずつ入力し、候補から選ぶ
  3. 2人以上を選んだら、メッセージの入力欄に最初のメッセージを書く
  4. 送信すると、選んだメンバー全員を含むグループDMができる

宛先に複数の名前を入れて送信した時点で、グループDMが作られます。チャンネルのように名前や公開範囲を先に決める必要はありません。この手軽さが、グループDMの一番の利点です。

最初のメッセージには、このグループDMで何を話すのかを1行で書いておくのがおすすめです。「来週の打ち合わせの日程を決めるためのグループです」と書いておけば、招かれた人は自分が何のために含まれているのかがすぐに分かります。突然複数の人が含まれた会話が始まると、受け取った側は戸惑います。特に、ふだんやり取りの少ない人を含める場合は、なぜその人に入ってもらったのかを一言添えると、返事がもらいやすくなります。用件が済んだら「日程が決まりましたので、このグループでのやり取りは以上です」と締めておくと、会話の区切りもはっきりします。

作ったグループDMは、サイドバーの「DM」から一覧で確かめられます。ヘルプセンターによると、「DM」をクリックするとダイレクトメッセージの一覧が表示され、検索バーで特定の会話を探したり、表示する会話を絞り込んだりできます。

同じメンバーの組み合わせで宛先を指定すると、以前に作ったグループDMが開きます。つまり、同じ3人で別の話題のグループDMを作ろうとしても、1つの会話にまとまります。話題ごとに会話を分けたい場合は、チャンネルを作るか、スレッドで話題を分ける必要があります。

スマートフォンでグループDMを作るやり方

外出先からグループDMを始めたいときは、スマートフォンのアプリからも作れます。ヘルプセンターでは、モバイルでは「新規メッセージ」のボタンをタップして新しいDMを始められると案内されています。手順は次のとおりです。

  1. アプリの画面にある「新規メッセージ」のボタンをタップする
  2. 宛先の欄に、やり取りしたいメンバーの名前を入力して選ぶ
  3. 2人以上を選んだら、最初のメッセージを書いて送信する

スマートフォンでは「DM」のタブをタップすると、ダイレクトメッセージの一覧が表示されます。検索や絞り込みで、特定の会話を探すこともできます。

スマートフォンで作るときに気をつけたいのは、宛先の選び間違いです。同じ名字の人がいる職場では、小さな画面で候補を選ぶときに別の人を選んでしまうことがあります。送信する前に、宛先に並んだ名前とアイコンを確かめる習慣をつけておくと安心です。

Slack グループDM 作り方はとても簡単で、PCでもスマホでも数ステップで作成できます。ただし、メンバー追加や履歴共有の制限があるため、用途に応じてチャンネルと使い分けるのがポイントです。 出典: nanchara.jp

作り方そのものは簡単ですが、この引用にもあるとおり、メンバーの追加と履歴の扱いに決まりがあります。次の節で詳しく見ていきます。

グループDMに名前を付ける

同じようなメンバーで複数のグループDMを使っていると、一覧で見分けにくくなります。ヘルプセンターでは、グループDMに名前を付けて、メンバー構成が似ている別のグループとの会話を簡単に区別できると説明されています。手順は次のとおりです。

  1. パソコンでグループDMを開く
  2. 会話の上部にあるグループのメンバーの名前にマウスポインターを重ねる
  3. 鉛筆のアイコンをクリックする
  4. 名前を入力して「保存」をクリックする

名前は、話題や目的が分かるものにしておくと便利です。たとえば「A社の契約更新」「来月のセミナー準備」のように付けておけば、一覧を見ただけで何の会話かが分かります。ヘルプセンターの説明では、この操作はデスクトップで行う手順として案内されています。

メンバーを追加するときの決まり

グループDMを使っていると、途中で「この話はもう1人に入ってもらったほうがいい」という場面が出てきます。ヘルプセンターによると、DMにメンバーを追加する手順は、パソコンでは次のとおりです。

  1. DMを開き、会話のヘッダーで名前をクリックする
  2. 「メンバーを追加する」をクリックする
  3. 追加したいメンバーの名前を入力し、リストから選んで「次へ」をクリックする
  4. 会話の履歴を含めるかどうかのオプションを選ぶ
  5. 「完了」をクリックし、「確認」を選ぶ

スマートフォンでは、DMで上部の名前をタップし、「追加」をタップして、追加するメンバーを選び、履歴を含めるオプションを選んでから「完了」をタップします。

ここで押さえておきたいのが、履歴の扱いです。ヘルプセンターには、メンバーをDMに追加すると、選んだ会話の履歴に基づいて新しいメンバーにメッセージとファイルが表示され、選んだ会話の履歴は新しいメンバーも参加する新しいグループDMに移されると書かれています。つまり、元のDMにそのまま人が加わるのではなく、新しいグループDMが作られ、そこに履歴が移るという仕組みです。DMのメンバーには、関連する会話にメッセージが投稿され、自動的に通知が届きます。

ここで、よくある勘違いがあります。「メンバーを追加すれば、これまでの話は全部見てもらえる」と思い込んでいる人が多いのですが、実際には、どこまでの履歴を見せるかを追加するときに選ぶ形です。逆に言えば、見せたくない過去のやり取りまで新しい人に見えてしまうこともありえます。追加の画面で、履歴を含める範囲を必ず確かめてください。

社労士として顧問先の担当者とやり取りしていたとき、給与計算の担当者と経理の担当者との3人のグループDMに、後から人事の責任者を追加したことがありました。そのとき、履歴の範囲を確かめずに追加し、以前に話していた個別の従業員の事情まで見える状態にしてしまいそうになりました。確認の画面で気づいて範囲を絞りましたが、個人の情報を扱う会話では、追加の操作こそ慎重さが要ると痛感した出来事です。

9人を超えそうならプライベートチャンネルに変換する

グループDMの上限は9人です。ヘルプセンターのメンバー追加の記事にも、9人より多くのメンバーを追加したい場合は、代わりにグループDMをプライベートチャンネルに移行できるという案内があります。

グループDMをプライベートチャンネルに変換する手順は、ヘルプセンターでは次のように説明されています。

  1. パソコンでグループDMを開く
  2. 会話のヘッダーのメンバー名またはDMの名前をクリックする
  3. 「設定」のタブを選ぶ
  4. 「プライベートチャンネルに変更する」をクリックする
  5. 新しいチャンネルの名前を入力し、「プライベートに変更する」をクリックする

ヘルプセンターによると、DMをプライベートチャンネルに変換すると、チャンネルに追加した新しいメンバーにDMのメッセージとファイルが表示されます。グループDMのメンバーには、新しいチャンネルに投稿されるメッセージで移行が知らされます。

ただし、この変換は誰でもできるとは限りません。ヘルプセンターには、オーナーや管理者は、プライベートチャンネルを作る権限や外部の人とのDMを変換する権限を制限できると書かれており、変換のオプションが表示されない場合はオーナーや管理者に相談するよう案内されています。会社のSlackで変換のボタンが見当たらないときは、自分の操作の誤りではなく、権限の設定による可能性があります。

変換は、グループDMが長く続く話し合いに発展したときにも有効です。最初は手軽にグループDMで始め、話が続きそうだと分かった時点でチャンネルに移す。この順番を覚えておくと、どちらで始めるか迷う時間が減ります。

グループDMとチャンネルの使い分けの基準

ここまでの内容を踏まえて、グループDMとチャンネルの使い分けの基準を整理します。結論は、「人数」「期間」「記録の要否」の3つで判断することです。

判断の軸 グループDMが向く チャンネルが向く
人数 9人以内で固定 9人を超える、または増える見込みがある
期間 数日で終わる一度限りの話 数週間以上続く話し合い
記録 後から見返す必要が少ない 決定事項として残し、後から参加した人も読む

人数で判断する

人数の上限が9人であることは、ヘルプセンターに明記されています。今は3人でも、関係者が増えそうな案件なら、最初からチャンネルで始めるほうが手間がかかりません。グループDMに人を追加するたびに新しい会話が作られ、履歴の範囲を選ぶ操作が必要になるからです。

期間で判断する

グループDMは、会議の日時の調整や、ちょっとした確認のように、数日で終わる話に向いています。ヘルプセンターの説明でも、DMは一度限りの会話を交わしたいときに便利な機能とされています。長く続く話し合いをグループDMで続けると、DMの一覧に会話が埋もれ、後から探しにくくなります。

記録の要否で判断する

案件の決定事項、契約の条件、作業の手順のように、後から見返す必要があるものは、チャンネルに書くのが原則です。チャンネルにはトピックや説明を付けられ、目的がはっきりした場所として残ります。グループDMで決めたことは、そのメンバー以外には見えないため、後から参加した担当者が経緯を追えなくなります。

ヘルプセンターのチャンネルの説明でも、ワークスペース全体で共有された知識に確実にアクセスできるようにするには、できるだけパブリックチャンネルを使うことが勧められています。社内の情報を必要以上にグループDMに閉じ込めないことが、チーム全体の働きやすさにつながります。

グループDMの中でスレッドを使って話題を分ける

前に説明したとおり、同じメンバーの組み合わせでグループDMを作ろうとすると、以前の会話が開きます。そのため、同じメンバーで複数の話題を扱うと、1つの会話の中に話題が混ざっていきます。

ここで役に立つのが、スレッドです。スレッドとは、1つのメッセージに対する返信をまとめて表示する仕組みのことです。話題ごとに最初のメッセージを書き、その話題への返信はスレッドの中で行うようにすると、会話の本体には話題の見出しだけが並び、あとから見返すときに追いやすくなります。

たとえば、顧問先の担当者2人とのグループDMで、「来月の給与計算の締め日」「新しく入る従業員の手続き」「就業規則の見直し」の3つの話題を並行して進めるとします。それぞれの話題を最初のメッセージとして書き、返信はスレッドにまとめるだけで、どの話がどこまで進んだかが一目で分かります。

ただし、話題が3つ、4つと増えて長く続くようなら、グループDMで続けるより、チャンネルに移したほうが整理しやすくなります。スレッドはあくまで短い話題の整理のための道具で、チャンネルの代わりにはなりません。

終わったグループDMを整理する

グループDMは手軽に作れる分、使い終わった会話がDMの一覧にたまっていきます。一覧が長くなると、今やり取りしている大事な会話を探しにくくなります。

用が済んだグループDMは、サイドバーの一覧から閉じておくと見通しがよくなります。閉じても会話の中身が削除されるわけではなく、同じメンバーで再びメッセージを送れば、元の会話が開きます。検索で過去のやり取りを探すこともできます。ただし、フリープランでは履歴を見られる期間に制限がある点は、前に説明したとおりです。

通知が多すぎて困るグループDMは、会話ごとに通知を調整できます。自分が直接関わらない話題が続くグループDMは、通知を控えめにしておき、自分の名前が呼ばれたときだけ気づけるようにしておくと、集中が途切れにくくなります。逆に、急ぎの連絡が来るグループDMは通知を有効にしておきます。

週に一度、DMの一覧を見直し、終わった会話を閉じ、続いている会話のうちチャンネルに移すべきものがないかを確かめる。この習慣をつけておくだけで、Slackの中が散らかりにくくなります。

個人の情報を扱う会話での注意

社労士の仕事では、従業員の給与、家族の状況、病気や休職の事情など、扱いに注意が必要な情報をやり取りすることがあります。こうした情報をSlackで扱う場合は、グループDMかチャンネルかという選び方以前に、そもそもチャットで扱ってよいかを確かめる必要があります。

まず、会社の決め事を確認します。個人の情報をチャットで送ってよいか、送る場合はどの範囲までか、ファイルで送るならどこに保存するか、といった決め事がある会社では、それに従います。決め事がない場合でも、氏名と病名のように組み合わさると個人が特定される情報は、チャットに書かずに別の安全な手段で受け渡すのが無難です。

次に、会話に含まれるメンバーを確かめます。グループDMは含まれているメンバーにしか見えないとはいえ、前に説明したとおり、メンバーを追加すると選んだ範囲の履歴が見えるようになります。個人の情報を含む会話には、むやみに人を加えないことが大切です。

最後に、記録の残り方を意識します。Slackのメッセージは、プランや会社の設定によって保存される期間が変わります。保存の期間や削除の扱いはワークスペースの管理者が設定していることが多いため、扱いに迷う情報を送る前に、管理者に確認しておくと安心です。個人の情報の扱いは、法律や会社の規程に関わる部分もあるため、判断に迷うときは社内の担当部署に相談してください。

無料のプランで使うときの注意

Slackのフリープランでもグループ DMは作れますが、メッセージの履歴には制限があります。Slackの料金ページによると、フリープランではメッセージは90日間保存されて検索でき、それより前のメッセージを見るにはアップグレードが必要です。また、フリープランでは1年後にデータが削除されると案内されています。

この制限は、グループDMでも同じように効きます。グループDMで大事なことを決めた場合、90日を過ぎると見返せなくなる可能性があります。フリープランで使っているなら、決定事項はSlackの外の文書にも残しておくと安心です。契約の条件や報酬の金額のように、後で確認が必要になる内容は、Slackのやり取りだけに頼らず、書面やメールで記録を残す習慣をつけてください。

グループDMでよくある失敗と防ぎ方

グループDMは手軽な分、使い方を誤ると行き違いが起こります。よくある失敗と、その防ぎ方をまとめます。

失敗1:同じ話題を複数のグループDMで並行して進める

メンバーが少しずつ違うグループDMが複数あると、同じ案件の話が分散し、どこで何を決めたか分からなくなります。案件の話は1か所に集める、という決め事を作り、関係者が増えたらチャンネルに移すのが防ぎ方です。

失敗2:重要な決定をグループDMだけで済ませる

グループDMで決めたことは、そのメンバー以外には見えません。後から参加した担当者や、関係する別の部署が知らないまま作業を進めてしまうことがあります。決定事項は、関係するチャンネルにも要点を書いておきます。

失敗3:宛先に関係のない人を含めてしまう

宛先の選び間違いで、関係のない人が会話に入ってしまうことがあります。特に、人事や給与、取引の条件のように、見せる範囲を限るべき話では注意が必要です。最初のメッセージを送る前に、宛先の全員を確かめます。

失敗4:メンバーを追加したときの履歴の範囲を確かめない

前の節で触れたとおり、メンバーを追加すると、選んだ範囲の履歴が新しいメンバーにも見えるようになります。過去のやり取りに見せるべきでない内容が含まれていないかを、追加の画面で必ず確かめます。

チームでSlackの使い方を決めるときの例

グループDMとチャンネルの使い分けは、個人の判断に任せると人によってばらつきます。ある人は何でもグループDMで済ませ、別の人は何でもチャンネルに書く、という状態では、情報がどこにあるかが人によって変わってしまいます。チームで次のような決め事を作っておくと、迷いが減ります。

・案件の決定事項、作業の依頼、資料の共有はチャンネルに書く
・日程の調整や、ちょっとした確認はグループDMでよい
・グループDMで決まったことは、関係するチャンネルに要点を書き直す
・関係者が増えそうなときは、最初からチャンネルを作る
・個人の情報を含む話は、チャットで扱ってよい範囲を守る

決め事は、長い文書にする必要はありません。5行程度にまとめて、チャンネルの説明やピン留めのメッセージにしておけば、新しく入ったメンバーもすぐに確かめられます。

よくある勘違いは、「決め事を作ると自由にやり取りしにくくなる」という心配です。実際には逆で、書く場所が決まっているほうが、迷わずにすぐ書けるようになります。どこに書くかで悩む時間がなくなる分、やり取りはむしろ速くなります。

決め事は、作った後に一度見直す時間を取ると定着します。1か月ほど使ってから、守られていない決め事や、実態に合わない決め事を手直しします。最初から完璧を目指すより、使いながら整えていくほうが、チームに合った形に落ち着きます。

社外の人とグループDMをするとき

取引先や外部のフリーランスとSlackでやり取りする場面も増えています。ヘルプセンターによると、会社でSlackコネクト(ほかの会社のSlackとつながる仕組み)を使っている場合は、他社のメンバーにDMを送れます。

社外の人とのグループDMでは、社内のとき以上に、見せる情報の範囲に気を配る必要があります。ゲストとして招いたフリーランスとのやり取りで、社内の別の案件の話が混ざらないようにする、契約の範囲外の情報を共有しない、といった配慮です。外部の人とのDMの変換を管理者が制限している場合もあるため、社外の人を含む会話をチャンネルに移したいときは、事前に管理者に確認しておくとスムーズです。

フリーランスの立場では、取引先ごとにSlackのワークスペースが分かれていることがよくあります。複数のワークスペースを行き来していると、どのワークスペースのどのグループDMに連絡が来たのかを把握するだけでも手間がかかります。

複数のワークスペースを行き来するときの候補

取引先ごとにSlackのワークスペースやアカウントが分かれていて、切り替えやログインの管理に困っている場合の候補の1つが、Mac用のアプリ集約ブラウザSpaceDeckです。

公式サイトの記載によると、GmailやSlackなどのWebサービスを左のサイドバーにアプリとして登録し、アイコンで切り替えて使う仕組みです。各アプリは専用のCookieの保存場所で動くため、同じサービスに複数のアカウントでログインしたまま使い分けられます。公式サイトでは、クライアント3社、Gmail 3つ、Slack 2つのように、複数のアカウントを使い分ける人の使い方が紹介されています。全アプリの通知を1つのベルにまとめる通知センターがあり、アプリごとに通知を受け取るか、ミュートにするかも選べます。

料金は、無料版とProの2つです。インストールから14日間はすべての機能を試せ、カードの登録は要りません。14日間が過ぎると無料版になり、ワークスペース1つ、1つのワークスペースあたりアプリ3つまで使えます。Proは1か月あたり980円、年額8,800円、買い切り19,800円の3つの払い方があり、上限がなくなるほか、同じサービスへの複数アカウントでのログインや、自分のiCloudやGoogle Driveを使ったMac間の同期が使えるようになります。同じサービスに複数のアカウントで入る機能はPro(体験期間中を含む)の機能と案内されています。動作の条件はmacOS 12以降で、Apple siliconとIntelのMacに対応しています。

Slackのデスクトップのアプリでワークスペースの切り替えに困っていないなら、新しいアプリを入れる必要はありません。複数の取引先のSlackとメールを行き来する手間が大きいと感じたときに、体験の期間で確かめてみるのが現実的です。

SpaceDeckは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

チャットのツールを使いこなす力と在宅の仕事

最後に、Slackのようなチャットのツールの使い分けが、在宅の仕事でどう生きるかを整理します。リモートでの仕事では、連絡の場所を正しく選べるかどうかが、チームの働きやすさを大きく左右します。グループDMとチャンネルの違いを理解し、決定事項を残す場所を意識できる人は、どの職場でも信頼されます。

Slackの運用の決め事づくりや、社内のツールの整理を外部の立場で手伝う仕事もあります。こうした業務改善の仕事は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で紹介されている領域と重なります。Slackとほかのシステムをつなぐ仕組みを作る仕事まで踏み込むなら、アプリケーション開発のお仕事で求められる技術に近づき、報酬の目安としてはソフトウェア作成者の年収・単価相場が参考になります。

医療や介護の現場でも、職員どうしの連絡にチャットのツールを使う例が増えています。介護や福祉の事業所でのIT化の進め方は、介護・福祉事業所のDX化2026|IT導入補助金で介護記録を完全デジタル化で整理されています。在宅での勤務を前提に、こうしたツールを整える費用には国の制度を使える場合もあり、テレワーク 助成金 2026で対象や条件を確かめられます。チャットのツールの使い方を社内向けの案内やマニュアルにまとめる仕事は、文章の仕事でもあります。読み手が迷わずに操作できる手順書を書ける人は少なく、外部に頼みたいという会社も少なくありません。こうした仕事の報酬の水準は著述家,記者,編集者の年収・単価相場で確かめられます。社内の業務の流れ全体を見直す提案まで手がけたい人には、中小企業診断士の学習で身につく業務分析の考え方が役に立ちます。

フリーランス・在宅ワーク市場を20年見てきた運営者の視点から言えば、長く続く人ほど、連絡の場所と記録の残し方に気を配っています。グループDMで手早く相談し、決まったことはチャンネルや書面に残す。その小さな使い分けが「この人と仕事をすると話が早い」という評価につながります。中間の手数料が乗らない直接の取引であれば、依頼者は同じ予算でより多くを任せられ、受け手の手取りも厚くなります。そうした関係を長く続ける土台になるのが、こうした連絡の作法です。

よくある質問

Q. SlackのグループDMには何人まで入れますか?

Slackのヘルプセンターによると、DMは1対1のこともあれば、最大9人まで含めることができます。9人より多いメンバーでやり取りしたい場合は、グループDMをプライベートチャンネルに変換するか、最初からチャンネルを作って使います。人が増えそうな話し合いは、最初からチャンネルで始めると手間がかかりません。

Q. グループDMに後からメンバーを追加すると、過去の会話は見えますか?

メンバーを追加するときに、会話の履歴を含めるかどうかを選びます。ヘルプセンターによると、選んだ履歴は新しいメンバーも参加する新しいグループDMに移され、新しいメンバーにメッセージとファイルが表示されます。見せるべきでない内容が含まれていないか、追加の画面で範囲を確かめてください。

Q. グループDMをチャンネルに変えるボタンが見当たりません。なぜですか?

オーナーや管理者が、プライベートチャンネルを作る権限や外部の人とのDMを変換する権限を制限している可能性があります。ヘルプセンターでも、変換のオプションが表示されない場合はオーナーや管理者に相談するよう案内されています。会社のSlackでは、まず管理者に設定を確認してもらいます。

Q. 無料のプランでもグループDMは使えますか?

グループDMはすべてのプランで、メンバーとゲストの全員が使えます。ただし、Slackの料金ページによると、フリープランではメッセージが90日間保存されて検索でき、それより前の履歴を見るにはアップグレードが必要です。大事な決定事項は、Slackの外の文書やメールにも残しておくと安心です。

この記事について

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編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年6月29日最終更新:2026年10月12日
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この記事を書いた人

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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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