グループLINEの作り方と、メンバーが増えたときに連絡を整理するコツ


この記事のポイント
- ✓グループLINEの作り方を
- ✓LINEの公式ガイドとヘルプセンターの記載をもとに手順で整理しました
- ✓「友だちをグループに自動で追加」の選び方
サークルや保護者会、仕事のチームで連絡を取り合うために、グループLINEを作りたい。そう考えて作り方を調べている方は多いはずです。グループLINEは数回のタップで作れますが、作るときに選ぶ設定の中には、あとから変えられないものもあります。
この記事では、LINEの公式の使い方ガイドとヘルプセンターの記載をもとに、グループLINEの作り方と招待の手順を整理します。そのうえで、メンバーが増えて連絡が流れやすくなったときに、お知らせや予定を見失わないための工夫と、グループLINEだけでは管理しにくくなったときの選択肢もご紹介します。
グループLINEでできることと、作る前に決めておくこと
グループLINEとは、LINEで複数の友だちと同時に会話できる「グループ」機能のことです。家族、友だち、仕事仲間、習い事の仲間など、目的ごとにグループを作り、メンバーを招待して使います。
グループの中では、1対1のトークと同じように、メッセージ、スタンプ、写真、動画を送れます。加えて、グループならではの機能として、次のようなものがあります。
| 機能 | できること |
|---|---|
| アルバム | 写真をまとめて長期間保存し、あとから参加したメンバーも見られる |
| ノート | 残しておきたい情報を書き込み、あとから見返せる |
| イベント | 日程を登録してメンバーに共有する |
| メンション | 「@」で相手を指定してメッセージを送る |
| グループ通話 | 複数人で音声通話やビデオ通話をする |
作り始める前に、次の3つを決めておくと、あとで困りません。
1つ目は、グループの目的です。「町内会の役員の連絡」「同じ案件のメンバーの連絡」のように、何のためのグループかを決めておきます。目的が曖昧なまま作ると、雑談と大事な連絡が混ざり、読み飛ばされる原因になります。
2つ目は、誰を入れるかです。全員がすでにLINEの友だち同士なら招待は簡単ですが、友だちになっていない人を入れる場合は、QRコードや招待リンクを使うことになります。この方法には条件があるので、後の節で詳しく触れます。
3つ目は、参加を自動にするか、本人に選んでもらうかです。これはグループを作る画面で選ぶ設定で、あとから変えられない場合があります。詳しくは、作り方の手順のあとの「友だちをグループに自動で追加の選び方」の節で説明します。
この3つを決めておくだけで、作ったあとに「やっぱり作り直したい」となることを防げます。グループを作り直すと、それまでのトークやアルバムを新しいグループに移す手間がかかるので、最初に少し時間をかける価値があります。
グループLINEの作り方
ここからは、LINEの公式ガイド「グループを作成・管理する」に沿って、スマートフォンでの作り方を見ていきます。公式ガイドによると、以下の手順はLINEのバージョン10.17.0以上で使えます。古いバージョンを使っている場合は、先にアプリを最新にしておきましょう。
- トークタブを開き、右上の吹き出しのマークをタップします
- 「グループ」をタップします
- グループに招待したい友だちを選び、「次へ」をタップします
- グループ名などのプロフィールを設定します
- 「友だちをグループに自動で追加」のオンとオフを選びます
- 右上の「作成」をタップします
ホームタブの「グループ」から「グループを作成」をタップしても、同じ作成画面を開けます。
グループ名は、メンバーが一目で何のグループか分かるものにします。公式ガイドには、LINEのバージョン8.13.0以降であれば、グループ名を最大50文字まで入力できると書かれています。ただ、トークの一覧では長い名前は途中で切れて表示されるので、先頭の数文字で見分けられる名前にしておくと便利です。たとえば「〇〇小学校 3年2組 保護者会の連絡用」より、「3年2組 保護者会」のほうが一覧で読みやすくなります。
グループのアイコンも設定しておきましょう。アイコンが初期のままだと、似たようなグループが並んだときに見分けにくくなります。学校の校章や活動の写真など、メンバーがすぐに分かる画像を選ぶとよいでしょう。グループ名やアイコンは、作成後もグループの設定から変えられます。
パソコン版のLINEでもグループは作れますが、画面の構成や操作の手順が異なります。初めて作るときは、スマートフォンで作るほうが迷いにくいはずです。
「友だちをグループに自動で追加」の選び方
グループを作るときに、もっとも注意したいのが「友だちをグループに自動で追加」の設定です。
公式ガイドでは、この設定の違いを次のように説明しています。
| 設定 | 招待された人の扱い |
|---|---|
| オン | 招待した友だちは自動的にグループに参加する |
| オフ | 招待した友だちに招待メッセージが届き、本人が「参加」か「拒否」を選ぶ |
オンにすると、招待した時点でメンバーになるので、すぐに連絡を始められます。かつての「複数人トーク」と同じ使い方です。一方で、本人の意思と関係なくグループに入ることになるので、仕事の関係者や、あまり親しくない相手を招待するときには配慮が要ります。
オフにすると、招待された人が「参加」を選ぶまで、正式なメンバーになりません。参加するかどうかを相手に任せられるので、保護者会やサークルのように、立場の違う人が集まるグループに向いています。なお、招待を拒否しても、グループを作った人には通知されず、「招待中」の友だちとして表示されたままになります。
ここで知っておきたいのが、次の点です。
[友だちをグループに自動で追加]をオフでグループを作成した場合、あとからオンにすることはできません。 出典: guide.line.me
あとから変えられない設定なので、作る前にどちらにするかを決めておくことが大切です。
もう1つ、この設定によって招待できる人数の上限が変わります。LINEヘルプセンターの「グループを作成/招待/参加するには?」によると、1グループあたりの最大の招待可能人数は、自動追加をオフにしている場合は499人、オンにしている場合は99人です(どちらも本人を除く)。部活全体や町内会全体のように、100人を超える可能性があるグループを作るなら、オフを選ぶことになります。
迷ったときは、オフを選んでおくのが無難です。少人数の家族や親しい友だちのグループならオンでも困りませんが、人数が増える見込みのあるグループや、仕事の関係者を含むグループでは、参加を本人に任せるオフのほうがトラブルになりにくいからです。
メンバーを招待する方法
グループを作ったあとで、メンバーを追加する方法を整理します。招待の方法は、相手がすでにLINEの友だちかどうかで変わります。
LINEの友だちを招待する手順は、次のとおりです。
- 招待したいグループのトーク画面を開き、右上の「≡」をタップします
- 「招待」をタップします
- 招待したい友だちを選び、右上の「招待」をタップします
友だちになっていない人を招待するには、QRコード、招待リンク、メール、SMSのいずれかを使います。公式ガイド「友だちをグループに招待する/参加する」によると、「招待」をタップしたあとに、この4つの中から共有の方法を選べます。招待リンクを使えば、離れた場所にいる人にもURLを送るだけで招待できます。
ただし、この方法には条件があります。LINEヘルプセンターでは、QRコード、招待リンク、メール、SMSで招待するには、招待する側と招待される側の両方が、LINEの最新バージョンを使っていること、年齢確認を済ませて18歳以上と判定されていること、などの条件を満たす必要があると説明しています。18歳未満の人や、年齢確認をしていない人は、先にLINEの友だちに追加してから、友だちとして招待する必要があります。
招待リンクやQRコードの扱いにも注意が必要です。公式ガイドでは、グループの招待に使うQRコードやリンクを、不特定多数の人が見られる場所に公開しないよう呼びかけています。保護者会の案内をSNSに投稿する、学校の掲示物にQRコードを印刷する、といった使い方をすると、関係のない人が入ってくるおそれがあります。
招待していないはずの人がグループに入ってきた場合は、QRコードやリンクを「更新」して新しいものに変えます。そのうえで、トーク画面右上の「≡」から「メンバー」を開き、該当する人をグループから削除します。リンクやQRコードでの招待を使わないグループなら、グループの設定で「リンク・QRコード招待」をオフにしておくと、不審な人の参加を防げます。
作ったらすぐにしておきたい設定
グループを作ってメンバーがそろったら、運営する側が最初にしておくと後が楽になる設定があります。
1つ目は、ピン留めです。公式ガイド「ピン留め機能を利用する」によると、よく使うトークルームをトーク一覧の上部に固定できます。iPhoneでは、トークルームを右にスワイプしてピン留めのマークをタップします。Androidでは、トークルームを長押しして「ピン留め」をタップします。運営する側が見落とすと困るグループは、ピン留めしておくと、ほかのトークに埋もれません。メンバーにも、ピン留めを勧めておくとよいでしょう。
2つ目は、通知の設定です。トーク画面右上の「≡」から開くトークメニューで、グループごとに通知のオンとオフを切り替えられます。全体連絡のグループは通知をオンのままにしてもらい、雑談のグループは各自の判断で通知を切ってよい、と伝えておくと、大事な連絡が届かなくなる事態を防げます。
3つ目は、最初の投稿です。グループを作ったら、最初に「このグループの目的」「連絡のルール」「困ったときの問い合わせ先」をノートにまとめて投稿しておきます。後から参加したメンバーもノートを読めるので、同じ説明を何度も繰り返さずに済みます。
4つ目は、アルバムの名前の付け方を決めておくことです。「2026年10月 運動会」のように、年月と行事名を先頭に入れるルールにしておくと、アルバムが増えても探しやすくなります。同じトークの中では同じアルバム名を付けられないので、日付を入れておくと名前がぶつかることもありません。
5つ目は、招待の方法を決めておくことです。新しいメンバーを誰が招待するのか、招待リンクを使うのか、友だちとして招待するのかを決めておきます。招待リンクを誰でも転送できる状態にしておくと、知らない人が入ってくる原因になります。
招待や参加がうまくいかないとき
グループを運営していると、「招待したのに入ってこない」「招待しようとしても名前が出てこない」といった相談を受けることがあります。LINEヘルプセンターの「グループに招待・追加できない時の対処法」に沿って、確かめる点を整理します。
招待する側で確かめることは、次の3つです。
1つ目は、誰かが誤って招待をキャンセルしていないかです。グループのほかのメンバーが招待をキャンセルしていることがあります。その場合は、もう一度招待します。
2つ目は、相手をブロックしていないかです。ブロックしている相手は友だちのリストに表示されないため、招待の画面で選べません。ブロックを解除してから招待します。
3つ目は、グループの上限人数に達していないかです。上限に達していると、新たに招待することはできません。メンバーを整理するか、新しいグループを作ることになります。
招待される側で確かめることは、次の2つです。
1つ目は、本人が「参加」を選んでいるかです。自動追加をオフにしたグループでは、本人が招待のメッセージで「参加」を選ばない限り、メンバーになりません。招待が届いていることに気づいていない人もいるので、別の手段で声をかけてみてください。
2つ目は、すでに招待中になっていないかです。招待中の人に、重ねて招待を送ることはできません。
なお、招待を間違えて拒否してしまった人は、そのままではもう一度参加できません。ヘルプセンターによると、すでに参加しているメンバーに招待をキャンセルしてもらってから、改めて招待を受ける必要があります。拒否した人はグループに「招待中」のアカウントとして残り続けるので、表示を消したい場合も、招待した側がキャンセルします。
QRコードや招待リンクで参加できない場合は、「メンバーを招待する方法」の節で触れた年齢確認の条件を満たしているかを確かめます。18歳以上でも、年齢確認をしていなければ、QRコードやリンクからは参加できません。
役員や担当者が交代するときの引き継ぎ
保護者会や町内会のように、1年ごとに役員が交代する会では、グループLINEの引き継ぎも考えておく必要があります。
まず押さえておきたいのは、グループを作った人が退会しても、グループそのものは残るという点です。公式ガイドによると、退会しても本人の投稿やアルバム、画像はグループに残ります。グループが消えるのは、メンバー全員が退会したときです。前の役員がそろって退会する前に、新しい役員がメンバーに入っていることを確かめておきましょう。
引き継ぎのときに確かめたいことは、次のとおりです。
・グループの目的と連絡のルールを書いたノートが、最新の内容になっているか
・招待リンクやQRコードを誰が管理していたか。必要に応じて更新して、新しい担当者が管理する
・アルバムの中に、削除すべき写真や古い名簿が残っていないか
・役員だけのグループに、引き継ぎの資料がまとまっているか
トークの履歴は流れていくので、引き継ぎに必要な情報は、トークではなくノートか、別の記録の場所にまとめておきます。前の役員が個人のスマートフォンに保存していた写真や資料が、交代と同時に見られなくなる、ということもよくあります。会として残すべきものは、個人の端末ではなく、全員が見られる場所に保存する習慣をつけておくと安心です。
メンバーが増えたときに起きやすいこと
グループLINEは、メンバーが数人のうちはとても使いやすい道具です。ところが、メンバーが20人、30人と増えてくると、少しずつ困りごとが出てきます。人事や組織運営の相談で耳にすることの多いものを、4つ挙げます。
1つ目は、大事な連絡が流れることです。トークは、新しい発言があるたびに上へ押し流されます。役員が書いた集合時間の連絡の後に、10人が「了解です」とスタンプを送れば、肝心の連絡は画面の外に消えます。あとから参加した人や、数日トークを開かなかった人は、遡って探すことになります。
2つ目は、通知が多すぎて、通知を切る人が出てくることです。全員が同じグループで返信すると、1つの連絡に何十件もの通知が届きます。通知をオフにする人が増えると、急ぎの連絡も届かなくなります。
3つ目は、写真や資料の置き場所が分からなくなることです。トークに送った写真や資料は、時間がたつと探しにくくなります。
4つ目は、管理する人の負担が偏ることです。メンバーの出入り、招待リンクの管理、連絡の取りまとめが、作った人や役員の1人に集中しがちです。担当者が交代したときに、誰が何を把握しているのかが分からなくなることもあります。
どれも、グループLINEの機能が悪いのではなく、人数と用途が「その場で気軽に話す」範囲を超えたときに起きる問題です。次の節から、グループLINEの機能で対処できることと、それでも難しい場合の考え方を順に見ていきます。
連絡が流れないようにするグループLINEの使い方
まずは、グループLINEに備わっている機能で、連絡を整理する方法です。
1つ目は、ノートを使うことです。公式ガイド「トークメニューを利用する」によると、ノートは、保存しておきたい情報を書き込んで、あとから簡単に見返せる機能です。アルバムと同じように、あとから参加したメンバーも見られます。年間の予定、連絡のルール、会費の振込先のように、何度も確かめる情報はトークではなくノートに書いておくと、流れずに残ります。
2つ目は、アルバムを使うことです。行事の写真は、トークに直接送るのではなくアルバムにまとめます。公式ガイドでは、アルバムは写真を長期間保存でき、あとから参加したメンバーも見られると説明されています。アルバム名は50文字まで入力でき、行事の名前と日付を入れておくと探しやすくなります。
3つ目は、イベントを使うことです。トークメニューの「イベント」から日程を登録すると、メンバーに共有されます。集まりの日時を毎回トークで知らせるより、見落としが減ります。
4つ目は、メンションです。LINEヘルプセンターによると、メッセージの入力欄に「@」を入力し、相手の名前を選ぶと、その人を指定してメッセージを送れます。メンバー全員に知らせたいときは「@All」を選びます。相手が通知をオンにしていれば、「メンションされました」という通知が届きます。ただし、メンションしたメッセージは、指定していないメンバーにも見えます。
5つ目は、トーク履歴の検索です。トークルームの虫眼鏡のマークから、キーワードや日付で過去のメッセージを探せます。「集合」「振込」「持ち物」といった言葉で探すと、目的の連絡にたどり着きやすくなります。
6つ目は、グループの使い方のルールを決めることです。「了解の返事はスタンプではなくリアクションで」「雑談は別のグループで」「急ぎの連絡には【至急】と付ける」のように、簡単なルールをノートに書いておくだけで、トークの流れ方は大きく変わります。
ノートに書いておく連絡のルールの例
前の節で、連絡のルールをノートに書いておくことをすすめました。何を書けばよいか迷う方のために、保護者会の全体連絡のグループを想定した例を示します。会の性格に合わせて書き換えてお使いください。
書き出しは「このグループの使い方」とし、次の6項目と問い合わせ先を並べます。
- このグループは、役員からのお知らせ専用です
- お知らせへの返信は不要です。確認したらリアクションを付けてください
- 質問や相談は、各役員に個別のトークでお送りください
- 急ぎの連絡には、先頭に【至急】と付けます
- 行事の写真はアルバムに保存します。トークには送らないでください
- 名簿や連絡先は、このグループには投稿しません
最後に「問い合わせ先:会長 〇〇、副会長 △△」のように、困ったときに誰に連絡すればよいかを書き添えます。
ルールは短いほど守られます。6つ前後に絞り、年度の初めにメンバーへ一度案内しておくと、途中から入った人にも伝わります。ルールを変えたときは、ノートを書き直したうえで、トークでも一言知らせておきましょう。
ルールを決めるときに大切なのは、返信を減らす工夫です。全員が「了解です」と返信すると、それだけで通知が何十件にもなります。リアクションで確認を示してもらうだけで、通知の数と、連絡が流れる速さは大きく変わります。
役割ごとにグループを分けるという考え方
メンバーが増えたときのもう1つの対処が、グループを分けることです。1つのグループに全員を入れて、すべての連絡をそこで済ませようとすると、どうしても流れやすくなります。
たとえば、保護者会なら次のように分けられます。
| グループ | メンバー | 用途 |
|---|---|---|
| 全体連絡 | 保護者全員 | 役員からのお知らせだけを流す |
| 役員 | 役員のみ | 打ち合わせ、決めごとの相談 |
| 行事ごと | 担当の保護者 | 準備の分担、当日の連絡 |
全体連絡のグループは、役員からの発信だけに使い、返信は控えてもらうようにします。そうすれば、通知の数が減り、お知らせが流れにくくなります。相談や雑談は、目的ごとの小さなグループに分けます。
仕事のチームでも同じ考え方が使えます。案件ごとにグループを作り、案件が終わったら退会する。全体の告知は別のグループに分ける。こうすると、どこに何の連絡があるかが分かりやすくなります。
ただし、グループを分けすぎると、今度はどのグループに書けばよいのかが分からなくなります。分けるのは、役割が明確に違う場合だけにして、3つから5つ程度に抑えるのが目安です。
グループを退会するときの注意点も知っておきましょう。公式ガイド「グループを退会する」によると、グループから退会しても、自分の投稿やアルバム、画像はそのまま残ります。削除したいものがあれば、退会する前に削除しておく必要があります。また、メンバー全員が退会すると、グループに投稿された内容もすべて削除され、元に戻すことはできません。役員の交代などでグループを引き継ぐときは、最後の1人が退会してしまわないように気をつけてください。
グループLINEで扱わないほうがよい情報
グループLINEは手軽な分、何でも送ってしまいがちです。メンバーが増えたグループでは特に、扱う情報に気をつけたいところです。
1つ目は、個人情報です。メンバー全員の住所や電話番号の一覧、子どもの名前と写真の組み合わせなどは、グループの全員に見えることになります。グループのメンバーが入れ替わっても、過去のトークは残っている人の端末に残り続けます。名簿のような情報は、グループLINEで回すより、必要な人だけに渡すほうが安全です。
2つ目は、お金に関する詳しい情報です。会費の振込先を共有する程度なら問題になりにくいですが、メンバーごとの未納の状況をグループに書き込むと、トラブルの元になります。
3つ目は、仕事の取引先の情報です。業務委託で複数の取引先と仕事をしている場合、取引先の資料や画面の写真をグループLINEに送ると、契約で定めた秘密保持の範囲を超えてしまうことがあります。仕事で使う連絡の手段は、取引先と事前に決めておくのが基本です。
4つ目は、知らない人から届いた招待です。LINEの公式ガイドによると、友だちに追加していない人からのメッセージやグループ招待は、「友だち以外からのリクエスト」という専用のリストに表示されるようになっています。身に覚えのないグループに招待されたときは、すぐに参加せず、招待した人を確かめてから判断してください。不審なものは、ブロックや通報もできます。
グループLINEだけでは管理しにくくなったときの候補
ここまで紹介した工夫を重ねても、メンバーが多い会や、何年も続く会では、グループLINEだけで連絡と記録を管理するのが難しくなることがあります。トークが流れて過去の決めごとが探せない、写真や動画の置き場所が分からない、役員が交代するたびに引き継ぎに苦労する、といった場合の候補の1つが、教室やサークル、町内会などのためのグループアプリTsudooです。
公式サイトの記載によると、お知らせや雑談を掲示板の形で残し、大事な投稿を上に固定できます。予定はカレンダーで管理でき、予定を書き直すと掲示板のお知らせも一緒に直ります。写真や動画は投稿にそのまま残り、メンバー以外は見られません。参加の方法は、誰でも入れる、申し込みを承認して入れる、招かれた人だけ、の3つから選べます。アップロードした動画を自動で文字に書き起こす機能もあり、公式サイトでは試験的な機能と説明されています。
LINEのアカウントでそのままログインでき、新しいIDとパスワードを作る必要はありません。メールアドレスでの登録もできます。料金は、メンバー数とグループ数の上限がない無料プランが基本で、3分以上の動画を合計30時間まで保存できます。それを超えて動画を保存したい場合は、動画保存プラン(1グループあたり月額525円、税込)を申し込む仕組みです。公式サイトのよくある質問では、いま使っているLINEのグループはそのまま使い続けてよいと案内されています。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
その場のやりとりはグループLINE、残しておきたいお知らせや写真は別の場所、と役割を分けるだけでも、連絡の見通しはよくなります。会の規模や続ける年数に合わせて、道具を選んでください。
連絡の整理は、チームを動かす仕事の土台
最後に、グループLINEの整理を、チームや組織を運営する仕事という視点から考えてみます。
保護者会や町内会、サークルの運営は、報酬の出ない仕事であることがほとんどです。それでも、連絡をどう流すか、誰がどこまで担うかを決める作業は、企業の人事や組織づくりと本質的に変わりません。連絡のルールを決め、役割を分け、引き継げる形で記録を残す。こうした段取りを整えられる人は、仕事の場でも重宝されます。
フリーランス・在宅ワーク市場を長く運営してきた立場から見ると、継続して依頼を受け続ける人ほど、連絡の段取りに気を配っています。返事が早いことに加えて、決まったことを分かりやすく残し、相手が探さずに済むようにしている。その積み重ねが「この人に任せると楽だ」という評価につながっています。仲介の手数料が乗らない直接取引であれば、同じ予算でも発注者はより多くを頼め、受け手の手取りは厚くなります。その関係を長く続けるうえで、連絡の整え方は欠かせない要素です。
LINEのスタンプやアイコンの制作に関心がある方は、キャラクター・アイコン・LINEスタンプのお仕事で、どんな依頼があり、どんなスキルが求められるかを確かめられます。SNSの運用やWebマーケティングの仕事を探している方には、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事が参考になります。
文章でお知らせや案内を作るのが得意な方は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場で、書く仕事の報酬の水準を確かめておくとよいでしょう。組織の運営や業務の改善を支援する立場を目指す方には、経営の診断と助言の国家資格である中小企業診断士の概要も役立ちます。
介護や福祉の事業所で、職員どうしの連絡や記録のデジタル化を検討している方は、介護・福祉事業所のDX化2026|IT導入補助金で介護記録を完全デジタル化で、補助金を使った導入の流れを確かめられます。グループLINEの作り方を押さえたうえで、メンバーが増えても連絡が届く仕組みを整えていってください。
よくある質問
Q. グループLINEには何人まで招待できますか?
LINEヘルプセンターによると、1グループあたりの最大の招待可能人数は、「友だちをグループに自動で追加」をオフにしている場合は499人、オンにしている場合は99人です(どちらも本人を除く)。100人を超える可能性がある会や団体でグループを作るなら、作成の時点で自動追加をオフにしておく必要があります。
Q. 「友だちをグループに自動で追加」はあとから変えられますか?
オフで作成したグループは、あとからオンにすることはできません。オンにすると招待した友だちは自動で参加し、オフにすると招待された人が「参加」か「拒否」を選びます。人数が増える見込みのあるグループや、仕事の関係者を含むグループでは、参加を本人に任せるオフを選んでおくとトラブルになりにくくなります。
Q. LINEの友だちではない人をグループに招待できますか?
QRコード、招待リンク、メール、SMSを使えば、友だちになっていない人も招待できます。ただし、招待する側と招待される側の両方が、LINEの最新バージョンを使い、年齢確認で18歳以上と判定されている必要があります。条件を満たさない場合は、先に友だちに追加してから招待します。QRコードやリンクは、不特定多数が見られる場所に公開しないでください。
Q. グループLINEで大事な連絡が流れないようにするにはどうすればよいですか?
何度も確かめる情報はトークではなくノートに書き、写真はアルバムにまとめ、日程はイベントで共有すると、トークが流れても情報が残ります。全員に知らせたいときは「@All」でメンションする方法もあります。メンバーが多い場合は、お知らせ専用のグループと相談用のグループを分けると、通知の数が減り連絡が届きやすくなります。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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