NotionカレンダーをiPhoneで使う方法と、予定とタスクを一緒に見る設定

@SOHO編集部
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NotionカレンダーをiPhoneで使う方法と、予定とタスクを一緒に見る設定

この記事のポイント

  • ✓NotionカレンダーをiPhoneで使う方法を
  • ✓アプリの入手からGoogleカレンダーやiCloudの接続
  • ✓Notionのタスクを予定と一緒に表示する設定

NotionカレンダーをiPhoneで使いたいけれど、パソコン版と同じように使えるのか、Notionのタスクも一緒に表示できるのかが分からない。そんな疑問を持つ人は少なくありません。結論から言うと、NotionカレンダーはiPhoneでも使えますが、iPhone版ではできない操作がいくつかあり、最初の設定はパソコンかWebで済ませておくのが近道です。

この記事では、NotionカレンダーをiPhoneで使う手順と、予定とタスクを1つの画面で見るための設定を、Notionの公式ヘルプの記載にもとづいて整理します。個人で使うならNotionカレンダーで十分な場面が多い一方、チームで締め切りや担当を共有したい場合は、ボード型のプロジェクト管理ツールPinatecaのような選択肢もあります。どちらが自分に合うかを判断できるところまで説明します。

Notionカレンダーとは何か、Notionとの違い

Notionカレンダーは、Notionが提供しているカレンダーアプリです。Notion本体(文書やデータベースを作るアプリ)とは別のアプリで、iPhoneにも別々に入れて使います。

Notionカレンダーの役割は、GoogleカレンダーやiCloudカレンダーなど、すでに使っているカレンダーの予定を1か所に集めて表示することです。Notionの公式ヘルプでは、対応しているカレンダーについて次のように書かれています。

Notionカレンダーは、Google、iCloud、Microsoft Outlookのカレンダーと互換性があります。 出典: Notionヘルプセンター

もう1つの大きな特徴が、Notion本体のデータベースとの連携です。データベースとは、Notionで表の形に情報を並べて管理する機能のことで、タスクの一覧や記事の進行表などに使われます。日付の項目を持つデータベースをNotionカレンダーにつなぐと、Notionのタスクが予定と同じカレンダーに並びます。「予定はGoogleカレンダー、タスクはNotion」と分けて管理している人が、両方を1つの画面で見られるようになるわけです。

Notionカレンダーは無料で使い始められます。Notionのアカウントを持っていない場合は、サインアップのときに同じメールアドレスでNotionのアカウントも作られます。

NotionカレンダーはiPhoneで使えるのか

NotionカレンダーはiPhoneで使えます。Notionの公式ヘルプには、利用できる環境として次のように書かれています。

Notionカレンダーは、Web、Mac、Windows、iOS、Androidでご利用いただけます。 出典: Notionヘルプセンター

iPhone版は、App Storeで「Notion Calendar」と検索して入手できます。Notion本体のアプリとは別のアプリなので、Notion本体をすでに入れていても、カレンダーは改めてインストールします。

ただし、同じヘルプには「モバイル版はWebとデスクトップ版とは少し異なりますが、他のプラットフォームとシームレスに同期します」とも書かれています。iPhone版は、パソコン版のすべての機能を持っているわけではありません。予定を確かめる、簡単な予定を作る、といった使い方には十分ですが、細かな設定や編集はパソコンかWebで行う前提で考えておくと、迷わずに済みます。iPhone版でできないことは、このあとの節で詳しく整理します。

iPhoneでNotionカレンダーを使い始める手順

iPhoneでNotionカレンダーを使い始めるまでの流れは、次のとおりです。

  1. App Storeで「Notion Calendar」を検索し、アプリを入手する
  2. アプリを開き、Notionのアカウントでサインインする(アカウントが無ければ作成する)
  3. 表示したいカレンダー(Googleカレンダー、iCloudカレンダーなど)を接続する
  4. パソコンかWebで、Notionのワークスペースとデータベースを接続する
  5. iPhoneのホーム画面やロック画面にウィジェットを追加する

サインインに使うアカウント選びには注意が必要です。公式ヘルプでは、勤務先を離れる可能性を考え、仕事用ではなく個人用のアカウントでサインアップするよう勧めています。サインアップに使ったアカウントがメインのアカウントになり、そのアカウントに入れなくなると、Notionカレンダーにも入れなくなるためです。仕事用のカレンダーは、サインアップの後から追加でつなげます。

また、NotionカレンダーとNotion本体は同じログイン状態を共有します。一方でサインアウトすると、もう一方もサインアウトされる点も覚えておくとよいでしょう。

GoogleカレンダーやiCloudカレンダーをつなぐ

Notionカレンダーにほかのカレンダーをつなぐと、それぞれの予定がNotionカレンダーの画面にまとめて表示されます。

Googleカレンダーをつなぐ

Googleカレンダーは、Googleアカウントでログインして、Notionカレンダーにアクセスを許可するだけでつながります。公式ヘルプによると、NotionカレンダーはGoogleのパスワードを見ることはなく、アクセスの許可はいつでも取り消せます。

勤務先のGoogleアカウントでつなごうとしてエラーが出る場合は、会社の管理者がNotionカレンダーの利用を許可していない可能性があります。この場合は自分では解決できないので、社内の管理者に相談します。

iCloudカレンダーをつなぐ

iPhoneの標準のカレンダーアプリで使っているiCloudカレンダーをつなぐ場合は、Appleアカウントのパスワードではなく「アプリ固有のパスワード」が必要です。アプリ固有のパスワードとは、Apple以外のアプリにiCloudの情報を使わせるために、アプリごとに発行する専用のパスワードのことです。

  1. Appleアカウントの管理ページにサインインする
  2. アプリ固有のパスワードの項目を開き、新しいパスワードを作成する
  3. 作成したパスワードを、NotionカレンダーでiCloudを接続するときに入力する

公式ヘルプには、このパスワードは「abcd-efgh-ijkl-mnop」のように4文字のグループが4つ並んだ形になると書かれています。iCloudにログインできないときは、いつものAppleアカウントのパスワードを入れていないかを確かめます。

Outlookのカレンダーは注意が必要

Microsoft Outlookのカレンダーにも対応していますが、10月15日時点の公式ヘルプには「Microsoft Outlookカレンダーのモバイル対応は近日公開予定」と書かれています。Outlookの予定をiPhone版で見たい人は、最新の対応状況を公式ヘルプで確かめてから使い始めるのが安全です。

Notionのタスクを予定と一緒に表示する設定

NotionカレンダーをiPhoneで使ういちばんの理由は、Notionのタスクと予定を同じ画面で見られることでしょう。この設定には、いくつかの決まりがあります。

データベースに日付の項目が必要

Notionのデータベースをカレンダーに表示するには、そのデータベースに日付のプロパティ(日付を入れる列)が必要です。タスクの一覧を作るときは、「期限」や「実施日」といった日付の列を必ず用意しておきます。日付の列が複数ある場合は、カレンダーにどの日付を使うかを選びます。

データベースの追加はパソコンかWebで行う

公式ヘルプには、データベースの追加はデスクトップかWebでNotionカレンダーを使っているときだけできると書かれています。つまり、iPhone版だけでは、タスクのデータベースをカレンダーにつなぐ設定は完了できません。手順は次のとおりです。

  1. パソコンかWebでNotionカレンダーを開き、Notionのワークスペースを接続する
  2. 左側のサイドバーの下で、データベースのあるワークスペースを探す
  3. 名前の横の「•••」から「Notionデータベースを追加」を選ぶ
  4. カレンダーに表示したいデータベースを検索して選ぶ

Notion本体の側から追加することもできます。Notionでデータベースを開き、ビューの名前をクリックして「Notionカレンダーで管理」を選びます。追加できるデータベースは最大20件までです。

パソコン側で設定を済ませたら、iPhoneのNotionカレンダーを開き、タスクが予定と同じ画面に並んでいるかを確かめます。

表示されないときに確かめること

データベースを追加したのに、一部のタスクが表示されない場合は、次の点を確かめます。

  • そのデータベースを見る権限が自分にあるか(閲覧できる権限以上が必要)
  • タスクの日付の列に日付が入っているか
  • 特定のページにだけ、ほかと違う共有の設定がされていないか

また、カレンダーからタスクの中身を書き換えるには、データベースを編集できる権限が必要です。見るだけの権限では、カレンダー上でタスクを表示するところまでしかできません。なお、Notionのデータベースが表示されるのはNotionカレンダーの中だけで、GoogleカレンダーやiCloudカレンダーの側には表示されません。

カレンダーからNotionのタスクを書き換える(パソコン版)

データベースをつないだあとは、Notion本体を開かなくても、カレンダーの画面からタスクを書き換えられます。この操作は主にパソコン版とWeb版で行うものですが、ここで整えた内容はNotion本体のデータベースに反映されるので、iPhoneで確かめるときにも生きてきます。

公式ヘルプによると、カレンダー上のタスクを選ぶと右側に詳しい内容の欄が開き、タイトル、日付、時間を変えられます。ステータスなどの選択式の項目も、ここで書き換えられます。さらに、左側のサイドバーでデータベースの名前をクリックすると、データベースのすべてのタスクが一覧で表示され、そこからタスクをカレンダーの枠にドラッグして日付を入れられます。

Notionカレンダーの中で扱える項目は、公式ヘルプでは次のように挙げられています。

  • タイトル
  • ステータス
  • セレクト、マルチセレクト(選択式の項目)
  • データベースのページのアイコン
  • テキスト(関数やメンションは扱えない)
  • チェックボックス
  • ID(読み取りのみ)
  • ユーザー(読み取りのみ)

日付が数式や作成日時、最終更新日時から自動で作られている場合、その日付はカレンダーからは変えられません。タスクの期限をカレンダーで動かしたい人は、データベースの日付の列を、自分で日付を入力する普通の日付の列にしておきます。

また、新しく作る予定をすべてNotionのデータベースに入れたいときは、設定の「カレンダー」から「デフォルトのカレンダー」を開き、そのデータベースを選びます。こうしておくと、カレンダーで作った予定がそのままNotionのタスクとして残るので、予定とタスクを別々に入力する手間が減ります。

最初に変えておきたいNotionカレンダーの設定

Notionカレンダーを使い始めたら、表示の設定もひと通り確かめておくと見やすくなります。パソコン版とWeb版ではプロフィールの写真から、iPhone版では画面の左上の歯車のアイコンから設定のメニューを開きます。

公式ヘルプによると、一般の設定で変えられるのは次のような項目です。

  • 週末、辞退した予定、週の番号を表示するかどうか
  • 週の開始曜日
  • 表示の言語
  • 時刻の表示の形
  • 場所を移動したときにタイムゾーンを変えるかどうかの確認
  • 場所のリンクを開く地図アプリ(Apple MapsかGoogle Maps)
  • ライトモードとダークモード

日本で使うなら、週の開始曜日を日曜日にするか月曜日にするかを、普段使っているカレンダーとそろえておくと見間違いが減ります。仕事の予定が中心の人は、月曜日始まりにしておくと1週間の段取りを立てやすくなります。

予定にNotionのページをつないで、会議のメモを残す

Notionカレンダーは、予定とNotionのページをつなぐ使い方もできます。公式ヘルプによると、Notionカレンダーで予定を作ると「AIミーティングノートを追加」という欄が表示され、そこから新しいメモのページを作るか、すでにあるページを選んでつなげられます。

新しいメモを作ると、Notionが開き、タイトルに予定の名前と日時が入ったページが作られます。打ち合わせの前にこのページに議題を書いておき、打ち合わせ中や終わった後にメモを残すと、あとから予定を開くだけで話した内容を確かめられます。

作ったメモは、最初は自分だけが見られる設定になっています。同じワークスペースのメンバーが参加する会議なら、Notion AIの設定で、会議の参加者と自動で共有する設定をオンにすることもできます。共有の範囲は作った後でも手動で変えられるので、社外の人が参加する会議のメモは、共有の範囲を確かめてから扱うようにします。

この機能は、予定とメモを結び付けるという点で便利ですが、会議のリンクやNotionページを自動で付けた会議の作成はiPhone版ではできません。会議の準備はパソコンで済ませ、iPhoneでは会議の時間とメモの場所を確かめる、という分け方が向いています。

iPhone版でできないこと

iPhone版のNotionカレンダーは、パソコン版より機能が絞られています。公式ヘルプに「現時点では、Notionカレンダーのモバイルアプリでは以下の操作を行うことはできません」として挙げられているのは、次のような操作です。

  • 予定や連絡先の検索
  • 予定の編集(iPhoneで作った、自分が主催者の予定だけは編集できる)
  • 空き時間を相手に送る機能(スケジュールスニペット)の作成
  • ビデオ会議のリンクやNotionページを自動で付けた会議の作成
  • NotionカレンダーをiPhoneの標準のカレンダーアプリとして設定すること
  • 週・月・アジェンダなどの表示への切り替え(使えるのは1日、2日間、3日間の表示)
  • 不在の予定や集中する時間の予定の作成

特に戸惑いやすいのが、表示の切り替えです。iPhone版では月の表示が使えないため、1か月先までの予定をざっと眺めたいときは、パソコン版かWeb版を使うことになります。iPhoneでは「今日から3日間の予定とタスクを確かめる」使い方に向いていると考えると、役割を分けやすくなります。

予定の編集にも制限があります。パソコンで作った予定や、ほかの人から招待された予定は、iPhone版からは編集できません。外出先で予定の時間を変えたいときは、iPhoneの標準のカレンダーアプリやGoogleカレンダーのアプリから直接編集し、Notionカレンダーには同期された結果が表示される、という流れにしておくと困りません。

ウィジェットで予定とタスクをすぐに確かめる

iPhone版のNotionカレンダーで便利なのが、ウィジェットです。ウィジェットとは、アプリを開かずにホーム画面やロック画面で情報を確かめられる小さな表示枠のことです。

公式ヘルプによると、ホーム画面のウィジェットはiOS 14以上、ロック画面のウィジェットはiOS 16以上のiPhoneで使えます。ウィジェットの中身は、Notionカレンダーのアプリの設定メニューで次のように調整できます。

  • 何日間の予定を表示するか
  • 終日の予定を表示するかどうか
  • 特定のカレンダーをウィジェットに表示しない設定
  • ロック画面で予定の名前を隠す設定

ロック画面で予定の名前を隠せるのは、仕事の予定を扱う人には特に役立ちます。電車の中でiPhoneを手に取ったとき、取引先の名前や打ち合わせの内容が周りの人に見えてしまうのを防げます。

ウィジェットの追加そのものは、iPhoneの通常の手順で行います。ホーム画面の何もないところを長押しし、編集の画面からNotionカレンダーのウィジェットを選びます。

通知の設定と、iPhoneで気をつけること

予定やタスクを見落とさないためには、通知の設定も確かめておきます。iPhone版の設定メニューは、画面の左上の歯車のアイコンから開きます。

公式ヘルプによると、予定の通知(リマインダー)の既定の時間は、連携しているGoogleカレンダーの通知の設定に従います。Notionカレンダーの中だけで既定の通知時間を決めるのではなく、Googleカレンダーの側で設定を変える必要がある点に注意が必要です。

また、公式ヘルプには「技術的な制約により、モバイル端末では現在、Notionカレンダーの通知を即時通知として分類できません」と書かれています。即時通知とは、iPhoneの集中モードや通知の要約の対象から外れて、すぐに届く通知のことです。集中モードをよく使う人は、大切な予定の通知が後回しになる可能性があります。重要な締め切りは、iPhoneの標準のリマインダーやカレンダーの通知を併用するなど、二重に備えておくと安心です。

予定とタスクを一緒に見るための運用のコツ

Notionカレンダーに予定とタスクを並べても、使い方の決まりが無いと、かえって画面が見にくくなります。続けやすくするための工夫を紹介します。

1つ目は、タスクのデータベースに「ステータス」の列を作っておくことです。Notionカレンダーでは、データベースの表示を絞り込み、たとえば「進行中」のタスクだけをカレンダーに出せます。完了したタスクが画面に残り続けると、今日やるべきことが埋もれてしまうので、未完了のものだけを表示するのが基本です。

2つ目は、日付が決まっていないタスクの扱いを決めておくことです。パソコン版のNotionカレンダーでは、データベースの一覧パネルで「日付がまだ割り当てられていないページ」だけを表示し、カレンダーの枠にドラッグして日付を入れられます。週の初めにパソコンでこの作業をしておけば、iPhoneでは決まった予定とタスクを確かめるだけで済みます。

3つ目は、パソコンとiPhoneで役割を分けることです。

端末 向いている作業
パソコン・Web データベースの追加、タスクへの日付の割り当て、月の表示での見通し、予定の編集
iPhone 今日から3日間の確認、ウィジェットでの確認、iPhoneで作る簡単な予定

iPhoneで何でも済ませようとすると、できない操作に何度もぶつかります。最初から役割を分けておくほうが、Notionカレンダーの良さを生かせます。

iPhoneの標準のアプリやGoogleのアプリで十分な場面

NotionカレンダーをiPhoneに入れる前に、そもそも自分に必要かどうかを考えておくことも大切です。予定とタスクを一緒に見たいだけなら、すでにiPhoneに入っているアプリで足りる場合もあります。

iPhoneの標準のカレンダーアプリは、iCloudのカレンダーに加えて、Googleのアカウントを登録すればGoogleカレンダーの予定も表示できます。タスクは標準のリマインダーアプリで管理し、期限のあるリマインダーを作れば通知も届きます。Notionを使っていない人や、仕事のタスクが少ない人なら、この組み合わせで十分なことが多いでしょう。

Googleカレンダーを中心に使っている人は、Googleカレンダーのアプリと、Googleのタスク管理(Googleタスク)を組み合わせる方法もあります。Googleのサービスの中で予定とタスクが完結するので、パソコンのブラウザでもiPhoneでも同じ内容を確かめられます。

一方、Notionカレンダーが向いているのは、次のような人です。

  • 仕事のタスクや記事の進行、案件の管理をすでにNotionのデータベースで行っている
  • 予定とNotionのタスクを、1つの画面で並べて見たい
  • 会議の予定とNotionのメモのページを結び付けたい

自分がNotionをどの程度使っているかで、Notionカレンダーを入れる価値は大きく変わります。Notionのデータベースをほとんど使っていないなら、まずは標準のアプリで始め、物足りなくなってから切り替えても遅くはありません。

NotionカレンダーをiPhoneで使うメリットとデメリット

ここまでの内容をもとに、NotionカレンダーをiPhoneで使うメリットとデメリットを整理します。

メリットは次のとおりです。

  • Googleカレンダー、iCloudカレンダーなど複数のカレンダーの予定を1つの画面で見られる
  • Notionのタスクを予定と同じ画面に並べられる
  • ホーム画面とロック画面のウィジェットで、アプリを開かずに確かめられる
  • 無料で使い始められる

デメリットは次のとおりです。

  • iPhone版では月や週の表示が使えず、1日から3日間の表示に限られる
  • iPhone版では予定の検索や、ほかの端末で作った予定の編集ができない
  • データベースの追加など、主な設定はパソコンかWebで行う必要がある
  • 通知が即時通知として扱われないため、集中モードの影響を受けることがある

つまり、Notionを日頃から使っていて、パソコンで計画を立て、iPhoneでは確かめるだけ、という使い方をする人にとっては、とても便利な道具です。反対に、iPhoneだけで予定を細かく編集したい人や、Notionをほとんど使っていない人にとっては、iPhone標準のカレンダーやGoogleカレンダーのアプリのほうが手軽です。

チームで締め切りや担当を共有したいときの選択肢

Notionカレンダーは、個人の予定とタスクを見るには向いていますが、チームで仕事の進み具合を共有する道具としては、物足りない場面もあります。たとえば、次のようなときです。

  • 複数のメンバーの担当と締め切りを、1つの画面で見渡したい
  • タスクの期間を横に並べ、締め切りの重なりを確かめたい(ガントチャート)
  • タスクごとに会話をして、決まったことをそのまま残したい

こうした場面では、ボード型のプロジェクト管理ツールを使う方法があります。Pinatecaは、カンバン・ガント・カレンダー・リスト・ディスカッション・グリッド・時間割・リソースの8種類のボードを使えるプロジェクト管理ツールです。公式サイトによると、カレンダーのボードで月と週の予定を一望でき、ガントのボードではタスクの期間が横棒で並び、バーをドラッグして開始日や締め切りを変えられます。チャットも内蔵されていて、タスクのカードの隣で会話ができます。

料金は、5人までのチームなら無料で、ガントやカレンダーなどのボードも無料のプランから使えると公式サイトに書かれています。スマホではブラウザからそのまま使える作りです。Trelloからボードやカードを移す機能もあります。Pinatecaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

個人の予定はNotionカレンダーで確かめ、チームで共有する仕事の締め切りと担当はプロジェクト管理ツールで回す、という分け方をすると、それぞれの道具の得意なところを生かせます。

在宅や副業で仕事を受ける人の予定管理

Notionカレンダーのような道具は、在宅で仕事を受ける人や、本業と副業を両立している人にとって特に役立ちます。会社の予定はGoogleカレンダー、副業の締め切りはNotionのデータベース、プライベートの予定はiCloudカレンダー、と分かれている状態でも、1つの画面にまとめて見られるからです。

フリーランスや副業の仕事では、複数の依頼主の締め切りが重なることがよくあります。締め切りの重なりに気づくのが遅れると、無理な作業が続いたり、納期に遅れたりする原因になります。週の初めにパソコンでタスクに日付を割り当て、iPhoneのウィジェットで毎朝確かめる、という流れをつくっておくだけで、うっかりの遅れはかなり減らせます。

具体的には、次のような流れが続けやすい形です。

  1. 依頼を受けたら、その場でNotionのタスクのデータベースに1行追加し、納期を日付の列に入れる
  2. 週の初めにパソコンでNotionカレンダーを開き、作業する日をタスクごとに決めてカレンダーに並べる
  3. 毎朝iPhoneのウィジェットで、その日の予定と作業するタスクを確かめる
  4. 終わったタスクはステータスを完了にし、カレンダーの表示から外す

依頼の受け付けからカレンダーへの反映までを決まった手順にしておくと、仕事の数が増えても管理の手間は増えにくくなります。

在宅での働き方を整える費用については、国や自治体の支援が使える場合もあります。会社としてテレワークの環境を整えるときの支援制度はテレワーク 助成金 2026で紹介しています。

アプリやAIの使い方に強い人が求められる仕事

NotionやNotionカレンダーのような道具を使いこなせることは、それ自体が仕事の強みにもなります。業務のアプリを導入して使い方を整える仕事や、AIを業務に取り入れる手伝いをする仕事では、道具の設定と運用の決まりを両方考えられる人が求められます。

たとえば、企業がAIや業務アプリを導入するときに、どの作業に使うかを決め、社員向けの使い方を整える仕事があります。こうした仕事の内容はAIコンサル・業務活用支援のお仕事で紹介しています。また、カレンダーやタスク管理の機能を持つアプリそのものを作る仕事に関心がある人は、アプリケーション開発のお仕事で仕事の全体像を確かめられます。

自分の予定とタスクを整える工夫は、在宅で仕事を受けるときの信頼にもつながります。まずはNotionカレンダーをiPhoneに入れ、パソコンでタスクのデータベースをつなぐところから始めてみてください。

よくある質問

Q. NotionカレンダーのiPhone版は無料で使えますか?

Notionカレンダーは無料で使い始められます。App Storeで「Notion Calendar」と検索してアプリを入手し、Notionのアカウントでサインインします。Notionのアカウントが無い場合は、サインアップのときに同じメールアドレスでアカウントが作られます。

Q. iPhoneのNotionカレンダーで月の表示はできますか?

公式ヘルプによると、iPhone版で使える表示は1日、2日間、3日間に限られ、月や週の表示には切り替えられません。1か月先までの予定を見渡したいときは、パソコン版かWeb版のNotionカレンダーを使います。

Q. Notionのタスクが iPhoneのNotionカレンダーに表示されません。どうすればよいですか?

まず、パソコンかWebでNotionのデータベースをNotionカレンダーに追加したかを確かめます。データベースの追加はiPhone版ではできません。あわせて、データベースに日付の列があり、タスクに日付が入っているか、そのデータベースを閲覧する権限があるかも確かめてください。

Q. iCloudカレンダーをつなごうとするとログインできません。なぜですか?

iCloudカレンダーをつなぐには、Appleアカウントのパスワードではなく、Appleアカウントの管理ページで作るアプリ固有のパスワードを入力する必要があります。アプリ固有のパスワードは4文字のグループが4つ並んだ形になります。いつものパスワードを入れていないか確かめてください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年4月5日最終更新:2026年10月17日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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