Macのメニューバーが表示されないときに確かめる設定の順番


この記事のポイント
- ✓Macのメニューバーが表示されないときに確かめる設定を
- ✓手間の少ない順に整理します
- ✓メニューバー全体が見えない場合と
Macを開いたら、画面の上にあるはずのメニューバーが見当たらない。あるいは、メニューバーは出ているのに、いつも使っているアプリのアイコンやWi-Fi、バッテリーの表示が見つからない。メニューバーが表示されないという悩みは、実は原因がいくつかに分かれていて、どれに当たるかで直し方がまったく違います。
先に結論を書くと、メニューバー全体が見えない場合は、ほとんどが「メニューバーを自動的に表示/非表示」の設定か、アプリの全画面表示(フルスクリーン)が原因です。特定のアイコンだけが見えない場合は、項目の表示設定、ノッチによるあふれ、アプリ側の設定のどれかであることが多くなります。故障を疑う前に、設定を順番に確かめるだけで解決するケースがほとんどです。
この記事では、Appleの公式ガイドの記載をもとに、メニューバーが表示されないときに確かめる設定を、手間の少ない順に紹介します。最初に症状を見分け、そのあとで原因ごとの直し方を説明します。
まず症状を見分ける:全体が見えないのか、一部が見えないのか
メニューバーが表示されないときは、最初に「帯そのものが見えない」のか「帯は見えるが、一部の項目が見えない」のかを見分けます。ここを取り違えると、関係のない設定をいじって時間を使うことになります。
見分け方は簡単です。ポインタを画面の一番上まで動かしてみてください。
・ポインタを上に動かすとメニューバーが出てきて、離すと隠れる:自動的に隠す設定が有効になっている
・全画面表示のアプリを使っているときだけ見えない:全画面表示の設定や、アプリの動作によるもの
・メニューバーは常に出ているが、目当てのアイコンが見つからない:項目の表示設定、ノッチ、アプリ側の設定のどれか
・ポインタを上に動かしても何も出てこない:別の画面に表示されている、または一時的な表示の不具合の可能性
メニューバーは、Appleの説明では、Macの画面の一番上に横方向に表示される帯で、メニューとアイコンを使ってコマンドを選んだり、状況を確かめたりする場所です。左側にはアップルメニューと使っているアプリのメニューが、右側には時計やバッテリー、Wi-Fi、常駐アプリのアイコンなどが並びます。右側の項目は「状況メニュー」と呼ばれることもあります。どの部分が見えていないかを意識すると、原因を絞り込みやすくなります。
症状を見分けたら、次の節から該当する原因の直し方に進んでください。全体が見えない場合は次の2つの節、一部が見えない場合や見づらい場合はその後の4つの節が該当します。
原因1:メニューバーを自動的に隠す設定が有効になっている
ポインタを上に動かすと出てくる場合は、Macの設定でメニューバーを自動的に隠すようになっています。これは不具合ではなく、画面を広く使うための機能です。Appleのガイドでは、メニューバーを自動的に隠すようにオプションを設定すると、ポインタを画面上部に移動したときだけ表示されるようになる、と説明されています。
この設定は「メニューバーを自動的に表示/非表示」という名前で、4つの選択肢があります。Appleの公式ガイドでは、そのうち2つを次のように説明しています。
デスクトップ上のみ: アプリをフルスクリーンで使用していないときにメニューバーの表示/非表示を切り替えます。 フルスクリーン時のみ: アプリをフルスクリーンで使用しているときにメニューバーの表示/非表示を切り替えます。 出典: support.apple.com
残りの2つは、いつでも隠す「常に」と、隠さない「しない」です。メニューバーを常に表示させたい場合は「しない」を選びます。「常に」は「常に隠す」という意味なので、名前に引っ張られて選ぶと、かえって隠れるようになります。ここでつまずく人が多いので注意してください。
設定の場所は、macOSのバージョンで違います。
| macOSのバージョン | 設定の場所 |
|---|---|
| macOS 27 / macOS Tahoe 26 | システム設定 > メニューバー |
| macOS Sequoia 15 / macOS Sonoma 14 | システム設定 > コントロールセンター(画面の下のほう) |
| macOS Ventura 13 | システム設定 > デスクトップとDock(「メニューバー」の欄) |
バージョンは、アップルメニューの「このMacについて」で確かめられます。どのバージョンでも、アップルメニューから「システム設定」を開いてサイドバーで該当する項目をクリックし、「メニューバーを自動的に表示/非表示」のポップアップメニューで「しない」を選べば、メニューバーは隠れなくなります。変更はすぐに反映され、再起動は必要ありません。
macOSのアップデートのあとに急にメニューバーが隠れるようになった、という相談もよく見かけます。アップデートで設定の場所が変わったために、以前の設定が見つからなくなっただけ、ということも多いので、まずは今のバージョンの設定の画面を開いて、選択肢を確かめてください。
原因2:アプリを全画面表示(フルスクリーン)で使っている
通常の画面ではメニューバーが出ているのに、特定のアプリを使っているときだけ見えない。この場合は、そのアプリが全画面表示になっている可能性が高くなります。全画面表示とは、ウインドウの左上にある緑色のボタンを押したときなどに、アプリが画面全体を使って表示される状態です。
前の節の表のとおり、「メニューバーを自動的に表示/非表示」が「常に」か「フルスクリーン時のみ」になっていると、全画面表示ではメニューバーが隠れます。Appleの公式ガイドでも、全画面表示で常にメニューバーを表示したい場合は、この設定を「しない」に変更できると案内しています。
全画面表示かどうかは、ポインタを画面の上に動かしたときに、ウインドウの左上の赤・黄・緑のボタンも一緒に出てくるかどうかで見分けられます。全画面表示を解除するには、緑色のボタンの上にポインタを置き、表示されるメニューから「フルスクリーンを解除」を選びます。
全画面表示を使わずにウインドウを大きくしたいだけなら、最大化を使う方法もあります。Appleのガイドによると、最大化したウインドウは画面いっぱいに広がりますが、メニューバーとDockは表示されたままです。緑色のボタンの上にポインタを置いて表示されるメニューから選べるほか、「システム設定」の「デスクトップとDock」で、タイトルバーをダブルクリックしたときの動作を「画面全体に表示」にしておくと、タイトルバーのダブルクリックで最大化できます。
なお、動画の再生アプリ、ゲーム、プレゼンテーションのアプリなどは、Macの全画面表示とは別に、アプリ独自の全画面表示を持っていることがあります。この場合は、Macの設定を変えてもメニューバーが出ないことがあります。アプリの「表示」メニューや設定の画面に、全画面表示に関する項目がないかを確かめてください。
原因3:項目がメニューバーに表示しない設定になっている
ここからは、メニューバーは見えているのに、一部の項目が見えない場合です。最初に確かめるのは、その項目がメニューバーに表示する設定になっているかどうかです。
Wi-Fi、Bluetooth、バッテリー、サウンド、集中モードなど、Mac自身の機能のアイコンは、設定で表示するかどうかを選べます。Appleの公式ガイドでは、macOS Tahoe 26以降の「メニューバー」の設定について、次のように説明しています。
これらの項目はメニューバーに表示できます。コントロールセンターでは、さらに多くの項目を利用できます。 出典: support.apple.com
この画面で、表示したい項目を選び直せば、メニューバーに戻ります。集中モード、画面ミラーリング、ディスプレイ、サウンド、再生中などの項目は、「使用中に表示」と「常に表示」を選べます。「使用中に表示」になっていると、その機能を使っていない間はアイコンが出ません。いつも見ていたいなら「常に表示」に切り替えます。
macOS Sequoia 15やSonoma 14では、同じような項目が「コントロールセンター」の設定の画面にあります。項目ごとに「メニューバーに表示」「使用中に表示」「メニューバーに非表示」などを選べるので、目当ての項目がどれになっているかを確かめてください。
もう1つ見落としやすいのが、うっかり取り除いてしまったケースです。Appleのガイドによると、Commandキーを押したままアイコンをメニューバーの外にドラッグすると、その項目を素早く取り除けます。並び順を変えようとしてCommandキーを押しながらドラッグし、手が滑ってメニューバーの外に出してしまうと、そのアイコンは表示されなくなります。この場合も、上の設定の画面で選び直せば戻せます。
コントロールセンターから追加した項目は、メニューバーのコントロールセンターのアイコンをクリックし、「コントロールを編集」を選んでから、項目をメニューバーにドラッグし直すと戻ります。
原因4:ノッチのある機種で、アイコンがあふれて見えなくなっている
MacBook AirやMacBook Proの一部の機種では、画面の上部中央にカメラのための切り欠き(ノッチ)があります。メニューバーの右側のアイコンは右から順に並んでいくため、数が多いと、ノッチより左にあふれた分が見えなくなります。設定では表示する状態になっているのに、画面に出てこない、という場合はこれを疑ってください。
メニューの項目が多いアプリを使っているときは、左側のメニューが長くなり、右側のアイコンを並べられる場所がさらに狭くなります。そのため、Finderを使っているときは見えるのに、項目の多いアプリに切り替えると見えなくなる、という現象が起きます。表示されたりされなかったりするなら、この原因である可能性が高くなります。
対処の方法は、主に3つあります。
- 使っていないアプリのアイコンを取り除く(Commandキーを押したままメニューバーの外にドラッグする、またはアプリの設定でアイコンを表示しない)
- よく使うアイコンを右側に寄せる(Commandキーを押したままドラッグして並び順を変える)
- 使用頻度の低い機能の項目を「使用中に表示」に切り替える
どのアイコンがあふれているかを確かめるには、メニューの項目が少ないアプリに切り替えるのが手軽です。Finderを前面にした状態でメニューバーを見ると、左側のメニューが短くなるため、普段は見えないアイコンまで並んで見えることがあります。そこで見えたアイコンのうち、毎日は使わないものから順に整理していくと、本当に必要なアイコンだけが残り、作業中のアプリに切り替えても見えなくなる心配が減ります。
このほか、macOS Tahoe 26以降では、「メニューバー」の設定の画面の「メニューバーに追加することを許可」で、アプリがメニューバーに項目を追加するのを許可するかどうかをアプリごとに選べます。使っていないアプリの項目を許可しないようにしておけば、メニューバーの混雑を抑えられます。ただし、許可を外したアプリのアイコンは表示されなくなるので、必要なアプリまで外していないかは注意してください。
外部ディスプレイを使っている場合は、MacBookの画面ではあふれていても、外部ディスプレイのほうでは表示されていることがあります。ノッチのない画面に切り替えて表示を確かめると、原因の切り分けに役立ちます。
原因5:アプリ側の設定や、アプリが起動していないこと
常駐アプリのアイコン(クラウドの同期、パスワードの管理、セキュリティのソフトなど)が見えない場合は、Macの設定ではなく、アプリ側に原因があることも多くあります。確かめる順番は次のとおりです。
アプリが起動しているか
当然のようですが、アプリが起動していなければアイコンは出ません。Macを起動したときに自動で開く設定になっていないと、再起動のあとにアイコンが出てこなくなります。Dockやアプリケーションのフォルダからそのアプリを開き、アイコンが出てくるかを確かめます。出てくる場合は、アプリの設定に「ログイン時に起動」のような項目がないかを見て、有効にしておきましょう。
アプリの設定でアイコンを隠していないか
多くの常駐アプリは、自分の設定の画面に「メニューバーにアイコンを表示」のような項目を持っています。アップデートのあとで、この項目の初期値が変わることもあります。アプリの設定の画面を開いて、表示に関する項目を確かめてください。セキュリティのソフトなどでは、アイコンが出ないときの確認の手順を、開発元がサポートのページで公開していることもあります。
macOSの許可が足りていないか
最近のmacOSでは、アプリがメニューバーに項目を追加することや、画面や入力の情報を読み取ることに、利用者の許可が必要になる場面があります。macOS Tahoe 26以降なら、前の節で触れた「メニューバーに追加することを許可」の欄に、そのアプリが含まれているかを確かめます。そのほか、アプリが求める許可は「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」で確かめられます。
同じ種類のアプリが重なっていないか
メニューバーのアイコンを隠したり並べ替えたりするアプリを複数入れていると、アイコンの位置の取り合いになり、思った通りに表示されないことがあります。このようなアプリは、使うものを1つに絞りましょう。
原因6:メニューバーは出ているが、背景や文字が見づらい
「メニューバーが表示されない」と感じている人の中には、実はメニューバーは表示されているのに、背景に溶け込んで見えにくくなっているだけ、という人もいます。壁紙の色が明るい部分と暗い部分にまたがっていると、メニューバーの文字やアイコンが読み取りにくくなり、見えていないように感じることがあります。
macOS Tahoe 26以降の「メニューバー」の設定の画面には、「メニューバーの背景を表示」という項目があります。Appleのガイドによると、これはメニューバーの背面に壁紙を表示するか、メニューバーの背景を表示するかを選ぶ項目です。壁紙が透けて見える状態で文字が読みにくいなら、背景を表示する側に切り替えると、帯の形がはっきりして見やすくなります。
壁紙そのものを変えるのも1つの方法です。上端の部分が単色に近い壁紙を選ぶと、メニューバーの文字やアイコンが読み取りやすくなります。また、画面の明るさが低すぎると、細いアイコンが見分けにくくなります。日中の明るい部屋や、屋外で作業するときは、画面の明るさも確かめてみてください。
時計の表示が見つけにくい場合は、「時計のオプション」で表示を見直します。Appleのガイドでは、時計は常にメニューバーに表示され、「時計のオプション」で日付と時刻の表示方法を選べると説明されています。日付や曜日を表示しない設定にしていると、時計の表示が短くなり、見落としやすくなります。反対に、表示を長くすると右側のアイコンの場所を使うので、ノッチのある機種ではアイコンのあふれにつながる点に注意してください。
バッテリーの残量の数字が見えない場合は、「バッテリー」の項目のオプションを確かめます。Appleのガイドでは、Macノートブックでメニューバーに「バッテリー」を表示している場合、充電量の割合をいつ表示するかを選べると案内されています。アイコンだけでは残量が分かりにくいときは、割合の表示を有効にしておくと安心です。
それでも表示されないときの最後の手段
ここまでの設定を確かめても直らない場合は、表示の一時的な不具合の可能性があります。手間の少ない順に、次のことを試してみてください。
- 一度ログアウトして、ログインし直す
- Macを再起動する
- 別のユーザーアカウントでログインして、同じ症状が出るかを確かめる
- macOSを最新のバージョンにアップデートする
3つ目は、原因の切り分けに役立ちます。別のユーザーでは問題なく表示されるなら、元のユーザーの設定やアプリに原因があると分かります。どのユーザーでも表示されないなら、Mac全体の問題の可能性が高くなります。
インターネット上には、ターミナルにコマンドを入力してメニューバーを再起動する方法を紹介した記事もあります。ただし、コマンドの入力はmacOSのバージョンによって結果が変わることがあり、仕組みを理解しないまま実行すると、ほかの表示に影響することもあります。まずは上の4つを試し、それでも直らない場合はAppleのサポートに相談するのが確実です。
Appleのサポートに相談するときは、次の情報をまとめておくと話が早く進みます。
・Macの機種と、macOSの名前と番号(「このMacについて」で確かめられる)
・いつから症状が出ているか、その直前にアップデートやアプリの追加をしたか
・メニューバー全体が見えないのか、特定の項目だけが見えないのか
・この記事の手順のうち、どこまで試したか
・別のユーザーでも同じ症状が出るか
症状が出ている画面のスクリーンショットも用意しておくと、相手に状況を正確に伝えられます。メニューバーが隠れている状態は写真では伝わりにくいので、ポインタを上に動かしたときと離したときの2枚を撮っておくと分かりやすくなります。
仕事で使っているMacなら、会社の管理者が設定を一括で管理していることもあります。管理されているMacでは、利用者が変えられない設定もあるため、会社のパソコンで症状が出たときは、自分で設定をいじる前に、社内の担当者に確かめましょう。
古い解説記事の手順で解決しない理由
メニューバーが表示されないときに検索すると、手順を解説した記事がたくさん見つかります。ところが、書かれているとおりに操作しようとしても、項目が見当たらない、ということがよくあります。その多くは、記事が書かれた時期のmacOSと、いま使っているmacOSのバージョンが違うためです。
メニューバーに関する設定は、ここ数年で何度か場所が変わっています。macOS Ventura 13では「デスクトップとDock」の中にメニューバーの欄がありました。macOS Sonoma 14とSequoia 15では、「コントロールセンター」の設定の画面の下のほうに移りました。そしてmacOS Tahoe 26からは、「メニューバー」という独立した項目になり、表示する項目の選択や、アプリがメニューバーに項目を追加するのを許可するかどうかの設定も、同じ画面にまとまっています。
さらに古い解説の中には、全画面表示のときはメニューバーが必ず隠れる、と書いたものもあります。現在のmacOSでは、「メニューバーを自動的に表示/非表示」の選択肢で全画面表示のときの扱いも選べるため、こうした記述はいまの設定とは合いません。
解説記事を読むときは、次の3つを確かめると、自分の状況に合うかどうかを判断しやすくなります。
・記事が対象にしているmacOSの名前と番号が書かれているか
・記事の画面の写真と、自分の設定の画面の見た目が同じか
・記事が書かれた時期や、更新された時期が分かるか
いちばん確実なのは、Appleの公式のユーザガイドを見ることです。Appleのサポートのページでは、ページの上部でmacOSのバージョンを選べるようになっていて、選んだバージョンに合わせた手順が表示されます。自分のバージョンを選んでから手順を読めば、項目が見つからないという迷いを減らせます。
トラブルを繰り返さないための日ごろの備え
メニューバーの表示のトラブルは、一度直しても、macOSのアップデートやアプリの追加をきっかけに、また起きることがあります。次のような備えをしておくと、同じ症状が出たときにすぐに元に戻せます。
1つ目は、整えたメニューバーの状態を記録しておくことです。メニューバーの並びや、設定の画面の選択の状態をスクリーンショットで保存しておけば、アップデートのあとに何かが変わったとき、元の状態と見比べられます。
2つ目は、常駐するアプリを必要なものに絞ることです。試しに入れたまま使っていないアプリが、ログインのたびに起動してアイコンを並べていることはよくあります。年に数回、使っていないアプリを整理するだけで、ノッチによるあふれは起きにくくなります。
3つ目は、アップデートの直後に設定を確かめる習慣をつけることです。大きなアップデートでは設定の画面の構成が変わることがあるため、アップデートが終わったら、メニューバーの設定の画面を一度開いて、選択の状態が変わっていないかを確かめておくと安心です。
4つ目は、会議や納品の直前に新しいアプリを入れないことです。新しく入れたアプリがアイコンを追加して、使いたいアイコンがあふれて見えなくなる、ということは珍しくありません。大事な作業の前は、環境を変えないことも立派な備えです。
確かめる順番の早見表
ここまでの内容を、症状ごとに早見表として整理します。上から順に確かめれば、ほとんどの場合は数分で原因にたどり着けます。
| 症状 | 最初に確かめること | 次に確かめること |
|---|---|---|
| ポインタを上に動かすと出てくる | 「メニューバーを自動的に表示/非表示」が「しない」か | macOSのバージョンごとの設定の場所 |
| 全画面表示のときだけ見えない | 全画面表示になっていないか | アプリ独自の全画面表示の設定 |
| Wi-Fiやバッテリーなどが見えない | 項目の表示設定 | Commandキーでのドラッグで取り除いていないか |
| アイコンが見えたり見えなかったりする | ノッチによるあふれ | アイコンの数と並び順 |
| 特定のアプリのアイコンだけ見えない | アプリが起動しているか | アプリの設定、メニューバーへの追加の許可 |
| 出ているのに見づらい | メニューバーの背景の表示 | 壁紙、画面の明るさ、時計のオプション |
| 何をしても表示されない | ログアウトと再起動 | 別のユーザーでの確認、アップデート |
設定の画面を探すのに時間がかかる場合は、システム設定のサイドバーの上にある検索欄に「メニューバー」と入力すると、関係する画面に移れます。
アイコンが多すぎて見えない場合の整理の選択肢
原因4で触れたように、ノッチのある機種では、常駐アプリのアイコンが多いだけで、見えないアイコンが出てきます。取り除けば場所は空きますが、ときどきは使いたいアイコンまで取り除くと、必要なときに困ります。そうした場合は、使わないアイコンを隠しておき、必要なときだけ表示するメニューバー整理のアプリを使う方法があります。
その選択肢の1つが、Mac用のメニューバー整理のアプリであるKoffretです。公式サイトによると、アイコンを「表示」「非表示」「常時非表示」の3つにドラッグで振り分けて使います。隠したアイコンは本物の見た目のまま呼び出せて、メニューバーを広げずにその場でメニューを開けます。メニューバーにカーソルを載せる、ホイールを回す、ノッチを押す、といった出し方を選べるほか、電池の残量、時間帯、使っているアプリなどの条件が成立している間だけ、指定したアイコンを表示することもできます。名前の一部を入力して、どこにあるか分からないアイコンを探して開く機能もあります。料金は1,980円(税込)の買い切りで、月々の支払いはありません。14日間はすべての機能を試せて、カードの登録は要りません。動作にはmacOS 14以降が必要で、隠したアイコンを本物の見た目で表示するために、画面収録の許可を求めます。
Koffretは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
公式サイトでは、同じ種類のほかのアプリと同時に動かすと、アイコンの位置の取り合いになるため、使うほうだけを残すよう案内されています。原因5で触れたとおり、整理のアプリは1つに絞って使ってください。
在宅で働く人にとってのMacのトラブル対応
メニューバーが表示されない、というトラブルは小さなものですが、在宅で仕事をしている人にとっては、会議の直前や納品の直前に起きると焦るものです。オフィスなら隣の席の人や社内の担当者に聞けますが、在宅や海外から仕事をしていると、自分で原因を切り分けて直すしかない場面が多くなります。症状を見分けて、手間の少ない順に確かめる、という手順を身につけておくと、メニューバーに限らず、ほかのトラブルにも応用できます。
フリーランスや在宅ワークの市場を長く見てきた運営者の視点から言えば、場所を選ばずに働ける人ほど、こうした機械の困りごとを自分で片づける力を持っています。トラブルで作業が止まる時間が短いことは、納期を守る力として、依頼する側の信頼につながります。中間のマージンがかからない直接のやり取りでは、その信頼が次の依頼に直結し、受け手は手取りが厚く、依頼側は同じ予算で多くを頼めるという、双方にとって良い関係が続きやすくなります。
パソコンやサーバーのトラブルを切り分ける力は、それ自体が仕事になります。サーバー・インフラ構築・保守のお仕事では、サーバーの構築や保守の仕事の内容と、求められる技術を紹介しています。端末の設定やセキュリティの知識を生かしたい人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事も参考になります。
開発の仕事の相場を知りたい場合は、ソフトウェア作成者の年収・単価相場で年収や単価の目安を確かめられます。執筆を仕事にしている人は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場も合わせて見ておくと、案件を選ぶときの判断材料になります。
会社として在宅勤務の環境を整える場合は、テレワーク 助成金 2026で、テレワークの導入に使える助成金の概要を確かめられます。端末の管理やセキュリティの対策を見直すときは、サイバーセキュリティ 補助金 中小企業も参考になります。メニューバーの設定のような小さなトラブルを自分で直せるようになることが、場所を選ばずに働くための土台になります。
よくある質問
Q. Macのメニューバーが急に表示されなくなったのはなぜですか?
多くの場合は、「メニューバーを自動的に表示/非表示」の設定でメニューバーが隠れるようになっているか、アプリを全画面表示で使っているためです。ポインタを画面の一番上に動かして出てくるなら、設定で「しない」を選ぶと常に表示されます。macOSのアップデートで設定の場所が変わっていることもあります。
Q. Wi-Fiやバッテリーのアイコンだけが表示されないときは?
その項目がメニューバーに表示しない設定になっていないかを確かめます。macOS Tahoe 26以降は「システム設定」の「メニューバー」、Sequoia 15やSonoma 14は「コントロールセンター」で、表示する項目を選べます。Commandキーを押したままドラッグして、うっかり取り除いていることもあります。
Q. MacBookでアイコンが見えたり見えなかったりするのはなぜですか?
画面の上部中央にノッチがある機種では、アイコンが多いとノッチの左にあふれた分が見えなくなります。メニューの項目が多いアプリを使っていると右側の場所が狭くなるため、使うアプリによって見え方が変わります。使わないアイコンを取り除くか、並び順を見直してください。
Q. 設定を確かめても直らないときはどうすればよいですか?
ログアウトしてログインし直す、Macを再起動する、別のユーザーで同じ症状が出るかを確かめる、macOSをアップデートする、の順に試します。会社のMacでは管理者が設定を管理していることもあるため、社内の担当者にも確かめてください。直らない場合はAppleのサポートに相談します。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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