LINEの投票の作り方と、グループで締め切りを決めて集計するコツ

@SOHO編集部
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LINEの投票の作り方と、グループで締め切りを決めて集計するコツ

この記事のポイント

  • ✓LINEの投票の作り方を
  • ✓スマホとパソコンの手順
  • ✓テキストと日付の選び方

LINEの投票は、グループのトークルームで「+」から「投票」を選べば、1分ほどで作れます。作り方そのものは簡単ですが、実際に使ってみると「誰も投票してくれない」「票が割れて決められない」「作った後で選択肢を直せない」といった困りごとが起こりがちです。投票の機能には、作る前に決めておかないと後から変えられない設定がいくつかあるからです。

この記事では、LINEの公式ガイドとヘルプセンターに書かれている内容をもとに、投票の作り方をスマートフォンとパソコンに分けて解説します。そのうえで、締め切りの決め方、質問の立て方、結果の確かめ方、終わった後の扱いまで、グループで投票を回すときのコツを整理します。投票を装った詐欺への注意点も最後に触れます。

LINEの投票が使われる場面

LINEの投票とは、トークルームの中でアンケートを作れる機能のことです。LINEの公式ガイドでは、次のように紹介されています。

トークの便利な機能の一つに「投票機能」があります。LINEのグループ内で「明日の集合場所、どこにする?」だったり、「夏の旅行、どこに行く?」など自由にアンケートが行うことができます。 出典: guide.line.me

友人どうしの集まりの行き先決めだけでなく、職場の有志の懇親会のお店選び、PTAや町内会の行事の進め方、サークルの練習日の決定など、使われる場面は幅広くあります。

投票が便利なのは、決めるための話し合いが流れていかないことです。トークで「AとBどっちがいい?」と聞くと、返事が会話の中に埋もれ、誰が何と答えたかを数え直すことになります。投票にすれば、選択肢ごとの票数がまとまって表示され、締め切りが来れば結果が自動でトークに流れます。

採用や人事の仕事では、面接官の候補日の取りまとめや、社内の勉強会のテーマ決めなど、小さな「決めごと」が毎週のように発生します。こうした決めごとを1件ずつ個別のメッセージで集めると、集計だけで担当者の時間が消えていきます。投票の機能を使い慣れておくと、その時間を本来の仕事に回せるようになります。

投票を作る前に決めておく4つのこと

投票は作るのは簡単ですが、作った後で直せる範囲には制限があります。後で困らないよう、作る前に次の4つを決めておきます。

決めること 決め方の目安
何を決める投票か 1つの投票で決めるのは1つのことだけにする
選択肢 3〜5個程度。「どれでもよい」を入れるかも決める
締め切り 結果が必要な日の前日か2日前
匿名にするか 誰が何に投票したか見えると困るかどうかで決める

特に大事なのが選択肢です。LINEのヘルプセンターによると、まだ誰も投票していない場合は、投票を作った本人だけが内容をすべて修正できますが、すでに投票した人がいる場合は修正できません。送った後で「選択肢を1つ忘れた」と気づいても、誰かが投票した後では直せないということです。

スマートフォンで投票を作る手順

LINEの公式ガイドとヘルプセンターに書かれている、スマートフォンでの作り方は次のとおりです。

  1. 投票を作りたいグループのトークルームを開く
  2. トークルームの下にある「+」をタップし、「投票」から「投票を作成」を選ぶ
  3. 「テキスト」か「日付」を選び、質問の内容と選択肢を入力する
  4. 回答の締め切りや複数選択の可否などのオプションを選ぶ
  5. 「完了」をタップする

作った投票は、そのトークルームに自動で投稿されます。ヘルプセンターによると、この機能はiPadやChromeなどのサブ端末を除いて使えます。サブ端末とは、スマートフォンで使っているLINEのアカウントに、追加でログインして使うタブレットなどのことです。

「テキスト」と「日付」の使い分け

投票の選択肢には、「テキスト」と「日付」の2つの形があります。

形 向いている投票 例
テキスト 場所やお店、テーマなど、言葉で選ぶもの 懇親会のお店、勉強会のテーマ
日付 日にちを決めるもの 練習日、打ち合わせの日

ヘルプセンターによると、「テキスト」では、選択肢を文字だけで作るほか、画像と文字を組み合わせて作ることもできます。お店選びならお店の外観や料理の写真を、記念品選びなら品物の写真を付けておくと、選ぶ人がイメージしやすくなります。

日にちを決める投票では「日付」を選ぶと、カレンダーから日にちを選んで選択肢にできます。ただし、日付の投票は「どの日がよいか」を1票ずつ選ぶ形です。全員の都合を〇・△・×で細かく集めたい場合は、LINEのトークにある「日程調整」の機能のほうが向いています。日程調整では、候補の日ごとに〇・△・×で回答できます。

オプションの設定

公式ガイドによると、投票を作るときには、回答の締め切り日や、複数の選択肢を選べるようにするかどうかなどのオプションを選べます。ヘルプセンターには、誰が何に投票したかを見えなくする「匿名投票」と、トークルームのメンバーが誰でも選択肢を追加できる「選択肢の追加を許可」の設定についても書かれています。

この中で、後から困りやすいのが匿名かどうかの設定です。ヘルプセンターによると、匿名投票では、結果の画面で各選択肢に誰が投票したかは確認できません。誰が投票したかを知りたい投票(たとえば、懇親会のお店選びと出欠を兼ねるような投票)で匿名にしてしまうと、後から投票者を確かめられなくなります。

パソコンで投票を作る手順

パソコン版のLINEでも投票を作れます。公式ガイドによると、投票を作りたいグループのトークルームで「︙」をタップすると、「投票」が表示されます。あとはスマートフォンと同じように、質問と選択肢を入力して作ります。公式ガイドには、この機能はパソコン版LINEのバージョン7.13.1以上で使えると書かれています。

職場の連絡にパソコン版のLINEを使っている人は、キーボードで選択肢を入力できるパソコンのほうが速く作れます。選択肢の文章が長い投票や、選択肢が多い投票は、パソコンで作るとよいでしょう。

作った後にできることと、できないこと

投票を作った後の操作には、決まりがあります。ヘルプセンターの記載をまとめると、次のとおりです。

操作 できる人 条件
内容の修正 作った本人だけ まだ誰も投票していない場合だけ
選択肢の追加 トークルームのメンバー全員 作るときに「選択肢の追加を許可」に印を付けた場合。投票済みの人がいても追加できる
投票の削除 作った本人だけ 自分が作った投票のみ
投票の終了 作った本人 設定した期間の終了前でも任意に終了できる

修正するときの手順

まだ誰も投票していない投票を直す場合は、トークルームの下のメニューから「投票」を開くか、投稿された投票メッセージの下にある「投票」をタップし、直したい投票を選んで、上部のメニューから「編集」をタップします。内容を直して「完了」をタップすれば修正は終わりです。

誰かが投票した後で選択肢の誤りに気づいた場合は、修正できません。その場合は、投票を作り直して、トークで「先ほどの投票に誤りがあったので、こちらで投票し直してください」と知らせることになります。最初の投票は、作った本人なら削除できます。古い投票を残しておくと、どちらに投票すればよいか分からなくなるので、作り直したら古いほうは片付けておきましょう。

選択肢の追加を許可するかどうか

「選択肢の追加を許可」は、メンバーから案を募りながら決めたいときに便利です。たとえば「忘年会の行き先、候補があれば追加してください」という投票なら、メンバーが自分の推すお店を選択肢に加えられます。

一方、決める対象がはっきりしている投票では、許可しないほうが無難です。選択肢が増えすぎると票が割れ、決め手がなくなります。案を募る段階と、決める段階で、投票を分けるのも1つの方法です。

回答を集めやすくする質問の立て方

投票は作っただけでは集まりません。回答が集まるかどうかは、質問の書き方と知らせ方で大きく変わります。

質問は1つのことだけを聞く

「懇親会の日程と場所について」のように、1つの投票で2つのことを聞くと、選ぶ人が迷い、回答が遅れます。日程と場所を決めたいなら、日程の投票を先に締め切り、決まってから場所の投票を作るほうが、結果的に早く決まります。

選択肢には判断に必要な情報を入れる

お店の投票なら「〇〇(駅から徒歩3分・1人4,000円前後)」のように、選ぶ人が判断に使う情報を選択肢に入れておきます。情報がないと、選ぶ人はそれぞれ調べ直すことになり、その手間で投票が後回しにされます。

「どれでもよい」と「参加できない」の扱いを決める

選択肢に「どれでもよい」を入れると、決めたくない人の逃げ道になり、票が集まっても決め手にならないことがあります。逆に、入れないと、こだわりのない人が投票をためらうこともあります。どちらにするかは集まりの性格で決めますが、迷うなら複数選択を許可して「行ってもよい選択肢を全部選んでください」とする方法が使えます。こうすると、全員が受け入れられる選択肢が浮かび上がります。

投票を作ったら、アナウンスで固定する

グループのトークは会話が続くと流れていきます。LINEの公式ガイドによると、トークのメッセージを長押しして「アナウンス」を選ぶと、そのメッセージをトークルームの上部に固定できます。アナウンスは各トークルームで5つまで設定できます。ヘルプセンターでも、投票をメンバー全員に知らせたい場合はアナウンスの機能を使うよう案内されています。投票を作ったら、まずアナウンスで固定しておくと、遅れてトークを開いた人も見落としません。

場面別の投票の作り方の例

ここまでの内容を踏まえて、よくある場面ごとに、質問の書き方と選択肢、設定の組み合わせの例を挙げます。そのまま使える形にしているので、自分のグループに合わせて言葉を入れ替えてください。

懇親会のお店を決める

・形:テキスト(お店の写真を添える)
・質問:「11月の懇親会のお店を選んでください(11月5日の20時締め切り)」
・選択肢:「〇〇(駅から徒歩3分・1人4,000円前後・個室あり)」のように、場所と予算と特徴を入れて3〜4店
・設定:複数選択は不可、匿名にはしない、締め切りを設定する

お店選びでは、予算と場所が判断の決め手になります。選択肢の文に入れておけば、選ぶ人がお店のページを1つずつ開いて調べる手間がなくなります。

サークルの練習日を決める

・形:日付
・質問:「12月の練習日として参加できる日を全部選んでください」
・選択肢:候補の日を4〜6日
・設定:複数選択を許可、匿名にはしない

全員の参加が必要な練習なら、複数選択を許可して「参加できる日を全部」選んでもらうと、もっとも多くの人が来られる日が浮かび上がります。1日だけ選んでもらう形にすると、本当は複数の日に参加できる人の票が1つに絞られ、実態とずれた結果になります。

記念品や景品を決める

・形:テキスト(品物の写真を添える)
・質問:「卒業記念品にどれがよいか選んでください」
・選択肢:写真付きで3つ程度
・設定:匿名投票にする

誰が何を選んだかが見えると、声の大きい人の選択に引っ張られやすくなります。好みを率直に聞きたい投票は、匿名にしておくと本音が集まりやすくなります。

勉強会のテーマを募る

・形:テキスト
・質問:「次回の勉強会で取り上げたいテーマを選んでください。候補がなければ追加してください」
・選択肢:幹事の案を2〜3個
・設定:「選択肢の追加を許可」に印を付ける、複数選択を許可

案を募る段階では、メンバーが選択肢を追加できるようにしておくと、幹事が思いつかなかったテーマが集まります。案が出そろったら、上位のものだけで改めて投票を作り、決める段階に移ります。

締め切りの決め方と、集まらないときの催促

締め切りは「結果が必要な日」から逆算する

締め切りを決めずに投票を作ると、いつまでも決まりません。締め切りは、結果が必要な日から逆算して決めます。お店の予約が必要なら予約の期限の前日、会場の申し込みがあるなら申し込みの締め切りの2日前、という具合です。

社内のアンケートでも同じことが言えますが、回答の期間は長くすれば集まるというものではありません。期間が長いと、多くの人が「後でやろう」と考えて忘れてしまいます。数日から1週間程度の短めの期間で、締め切りをはっきり示したほうが、回答はむしろ早く集まります。

締め切りの前に一度だけ声をかける

締め切りの前日に、まだ投票していない人に一度だけ声をかけると、回答の集まり方が変わります。LINEの公式ガイドによると、トークで「@」を入力するとグループのメンバーから相手を選んでメンションでき、グループ全体に呼びかける「@All」も使えます。

匿名でない投票なら、投票状況の画面で誰が投票したかを確かめられます。まだの人だけを名指しで催促するのは角が立つこともあるので、「@All 明日の20時で締め切ります。まだの方はお願いします」のように全体に呼びかけるのが無難です。

締め切り前に終了してもよい

ヘルプセンターによると、投票は、設定した期間が終わったときのほかに、作った本人が任意に終了させることもできます。全員の投票がそろって結果がはっきりしたら、締め切りを待たずに終了してもかまいません。早く決まれば、その分だけ予約や準備に早く取りかかれます。

結果の確かめ方と、決まった後の流れ

結果は自動でトークに流れる

ヘルプセンターによると、投票の期間が終わったときや、作った本人が投票を終了したときは、トークルームに投票終了のメッセージが、1位になった選択肢とともに送られます。「結果をもっと見る」をタップすると、投票結果、各選択肢の投票者、投票の状況を確かめられます。匿名投票の場合は、各選択肢の投票者は表示されません。

同票になったときの決め方を先に決めておく

票が並んだときにどうするかを決めておかないと、結果が出てから話し合いがやり直しになります。「同票の場合は幹事が決めます」「同票なら上位2つで決選投票をします」のように、投票を作るときの案内に一言書いておくと、結果が出た後に揉めずに済みます。

結果を受けて、次に何をするかを知らせる

結果が出たら、トークで「〇〇に決まりました。予約しておきます」のように、決まったことと次の動きを知らせます。アナウンスで固定していた投票を外し、決定の知らせを代わりに固定しておくと、後から見た人にも分かりやすくなります。

結果を別の場所にも書き残しておく

投票の結果は、トークの中では時間とともに流れていきます。毎年同じ時期に同じ決めごとをするグループなら、結果を「2026年の忘年会:〇〇(12月12日・参加18人)」のように1行にまとめて、ノートやメモに書き残しておくと、翌年の幹事が前例として参考にできます。

過去の投票を探すとき

ヘルプセンターによると、投票の内容はノートにも自動で登録されます。過去の投票は、トークルームの下のメニューの「投票」から開くか、投票メッセージの下の「投票」をタップするか、トークルームの上部のメニューから「ノート」を開いて「投票」と検索すると見つけられます。半年前に何を決めたかを確かめたいときにも、ノートから探せます。

職場のグループで投票を使うときの注意

友人どうしの集まりと違い、職場のLINEグループで投票を使う場合は、いくつか気をつけたい点があります。

1つ目は、グループの参加者の範囲です。職場のグループには、退職した人や異動した人が残ったままになっていることがあります。社内の決めごとを投票にする前に、グループのメンバーが今の参加者と合っているかを確かめておきましょう。投票の内容や結果は、そのトークルームのメンバー全員が見られます。

2つ目は、匿名でない投票の結果が残ることです。ヘルプセンターによると、投票の内容はノートにも自動で登録され、後から確かめられます。誰が何を選んだかが記録として残るので、評価や人間関係に関わる内容を投票で聞くのは避けたほうが無難です。

3つ目は、業務の決定をLINEの投票だけで済ませないことです。会社として正式に決める必要があることは、会議の記録や社内の決まった手続きにも残しておく必要があります。LINEの投票は、あくまで意見を集めて方向を決めるための手軽な道具と考え、正式な決定は別の場所に記録しておくと、後で「誰がいつ決めたのか」を問われたときに困りません。

採用の現場でも、面接官どうしの日程や候補者への連絡方法をLINEのグループで決めることがあります。ただ、応募者の名前や評価を投票の選択肢に書くのは避けるべきです。個人の情報は、決められた管理の場所で扱うのが原則です。

投票を装った詐欺に注意する

LINEで投票を使うときに、もう1つ知っておきたいのが、投票を装った詐欺です。LINEのヘルプセンターは、次のように注意を呼びかけています。

投票ページを装ったフィッシングサイトに騙され、LINEアカウント乗っ取り被害に遭う事例が相次いでいます。 出典: help.line.me

フィッシングサイトとは、本物そっくりの画面を作って、パスワードなどを入力させようとする偽のサイトのことです。ヘルプセンターによると、SNSの上で「コンテストのアンバサダー候補になった」「親戚の子が作品コンテストに参加している」などと誘い、投票を頼むふりをしてURLを開かせ、偽のLINEのログイン画面に誘導する手口が確認されています。乗っ取られたアカウントから、家族や知人に「PayPayで送金してほしい」と頼む被害も起きています。

LINEのトークの中で作る本物の投票は、トークルームの中で選択肢を選ぶだけで、ログインの情報を入力させることはありません。ヘルプセンターも、LINEの登録情報と組み合わせて認証番号を聞き出したり、画面に入力させたりする行為はすべて詐欺だと明記しています。投票を頼まれてURLが送られてきたら、それが本物のLINEの投票かどうかを疑う習慣をつけておきましょう。突然送金を頼まれたときは、対面やビデオ通話など、文字のメッセージ以外の手段で本人に確かめるよう案内されています。

グループの管理をしている人は、この手口をメンバーにも一度伝えておくと安心です。「このグループの投票は、トークの中で選ぶだけです。外部のURLでログインを求められたら開かないでください」と、アナウンスで固定しておくのも1つの方法です。

グループで投票を使うときのルールを決めておく

投票を頻繁に使うグループでは、使い方のルールを最初に決めておくと、毎回の説明が要らなくなります。決めておくとよいのは次のような点です。

ルール 例
誰が投票を作るか 幹事か役員が作る。メンバーが作るときは一言断ってから
締め切りの標準 特に指定がなければ作成から3日後の20時
同票のときの扱い 幹事が決める、または上位2つで決選投票
匿名にする場面 好みや意見を聞く投票だけ匿名にする
結果の知らせ方 結果が出たら幹事が決定と次の動きをトークで知らせる

ルールはトークのアナウンスで固定しておくか、ノートに書いておくと、新しく入った人にも伝わります。

また、メンバーの中にはLINEの操作に慣れていない人もいます。初めて投票を使うときは、「投票メッセージの『投票する』を押して、選んでから『投票』を押してください」のように、参加のしかたを一言添えておくと、投票が集まりやすくなります。LINEのヘルプセンターによると、参加の手順は、受け取った投票メッセージの「投票する」をタップし、選択肢を選んで「投票」をタップするだけです。

グループの人数が増えてくると、投票を作る人がばらばらになり、似たような投票が同時に立つこともあります。「投票を作るのは幹事だけ」と決めておくと、同じ内容の投票が並んで票が割れるといった混乱を防げます。

投票と他の道具の使い分け

LINEの投票のほかにも、決めごとや意見を集める道具はいくつかあります。目的に応じて使い分けると、集計の手間が減ります。

道具 向いている使い方 向いていない使い方
LINEの投票 グループの中で、選択肢から1つや複数を選んで決める 自由記述や、複数の質問を続けて聞くアンケート
LINEの日程調整 候補の日ごとに〇・△・×で都合を集める 日程以外の決めごと
調整さんなどの出欠表 LINEを使っていない人も含めて日程を集める その場で手早く決める小さな決めごと
Googleフォームなどのアンケート 自由記述や複数の質問、名簿づくり トークの中ですぐに決めたい決めごと

迷ったときは、「決めたいことは1つか」「回答は選ぶだけで済むか」「回答する人は全員同じLINEのグループにいるか」の3つを考えると、どの道具が合うかが見えてきます。3つともあてはまるなら、LINEの投票がもっとも手軽です。

こうした詐欺の手口は次々に形を変えるため、企業の中でも、社員に向けて最新の手口を伝え、怪しいメッセージへの対応を決めておく仕事の重要性が増しています。AI・マーケティング・セキュリティのお仕事のページでは、情報の安全を守る仕事を含めた分野の仕事の内容がまとめられています。身近なLINEの詐欺の手口を正しく説明できることは、セキュリティの仕事の入口にもなります。

投票が向いていない決めごと

最後に、LINEの投票に向いていない決めごとも押さえておきます。

1つ目は、細かな条件を聞きたいアンケートです。投票は選択肢を選ぶだけの仕組みなので、自由に書いてもらう回答や、複数の質問を続けて聞くアンケートには向きません。そうした場合は、Googleフォームのようなアンケートの道具を使うほうが集計しやすくなります。

2つ目は、本人に知られたくない内容の調査です。匿名投票にしても、少人数のグループでは、票数から誰が何を選んだか推測できてしまうことがあります。人事の評価や悩みごとのような繊細な内容は、トークの投票で集めないほうがよいでしょう。

3つ目は、全員の都合を細かく合わせる日程の調整です。先に触れたとおり、日付の投票は1つずつ選ぶ形なので、〇・△・×で都合を集めたい場合は日程調整の機能や、調整さんのような出欠表の道具が合っています。

決まったことを、流さずに残しておく場所

投票で決めたことは、結果のメッセージがトークに流れた時点では、確かにみんなに伝わっています。ただ、続く会話の中で埋もれ、数週間後に「あれ、どこに決まったんだっけ」と探すことになりがちです。毎月の練習日や行事の段取りを決めるグループほど、決まったことが積み重なり、過去のトークをさかのぼる手間が増えていきます。

教室やサークル、町内会のように、続いていく集まりをまとめる立場なら、連絡や予定、写真を1つの場所にまとめておく道具を使う方法があります。その候補の1つに、グループのための連絡アプリのTsudooがあります。公式サイトによると、お知らせや雑談は掲示板にまとまり、重要な投稿は上に固定できます。予定は日時と場所を決めて掲示板に告知でき、あとから変更すると告知の投稿も同時に更新されます。写真や動画はメンバー以外は見られず、動画をアップロードすると自動で文字に書き起こされます。LINEのアカウントでそのまま参加でき、招待コードを1つ配るだけで始められます。料金は、メンバー数とグループ数に上限がなく無料で、3分以上の動画の保存が合計30時間を超える場合だけ、1グループあたり月額525円(税込)の動画保存プランを申し込む形です。

日々のやり取りや投票はLINEのグループで、決まった予定や残しておきたいお知らせはTsudooで、と役割を分けると、役員や担当者が代わっても引き継ぎがしやすくなります。

Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

決めごとを速く回せる人が、チームで頼られる

投票の機能は、使い方そのものより、何をどう決めるかの段取りで差が出ます。決める対象を1つに絞り、締め切りを決め、結果と次の動きを知らせる。この流れを自然に回せる人は、職場でもサークルでも頼りにされます。

在宅で働く人が増え、チームのやり取りがチャットや投票の機能に移った今、この段取りの力は仕事の評価にも直結します。テレワークの導入を支える国の助成金については、テレワーク 助成金 2026の記事で整理されています。働く場所が分かれるほど、決めごとをオンラインで素早く回す仕組みが、チームの生産性を左右します。

LINEのグループで顧客とやり取りする仕事も増えています。キャラクター・アイコン・LINEスタンプのお仕事のページでは、LINEスタンプやアイコンを作る仕事の内容がまとめられています。デザインの案をいくつか作り、顧客に投票で選んでもらう、といった使い方も、LINEに慣れた相手との仕事なら自然に取り入れられます。

デザインの仕事の単価の目安を知りたい場合は、デザイナーの年収・単価相場のページが参考になります。案を複数出して選んでもらう進め方は手間がかかる分、見積もりに反映しておくことが大切です。

在宅ワークの市場を20年にわたって運営してきた立場から見ると、長く続く人ほど、相手に選んでもらうための材料をそろえるのが上手です。選択肢を絞り、判断に必要な情報を添え、締め切りを示す。発注する側にとって「決めやすい人」は、それだけで次の依頼先の候補に残ります。

仲介の手数料が乗らない直接の取引では、こうした段取りの良さがそのまま信頼になります。発注する側は同じ予算でより多くを頼め、受ける側は手数料0%で受け取れる分だけ手取りが厚くなります。決めごとを速く回して浮いた時間を、本来の仕事の質に回せる人ほど、この関係を長く続けられます。

よくある質問

Q. LINEの投票は、作った後で選択肢を直せますか?

まだ誰も投票していない場合は、投票を作った本人だけが内容をすべて修正できます。すでに投票した人がいる場合は修正できません。誤りに気づいたら、投票を作り直してトークで知らせ、古い投票は作った本人が削除しておくと混乱を防げます。作るときに「選択肢の追加を許可」に印を付けておけば、投票済みの人がいても、メンバーが選択肢を追加することはできます。

Q. 誰が何に投票したか、他の人に見えますか?

匿名投票にしていない場合は、結果の画面で「結果をもっと見る」をタップすると、各選択肢の投票者を確かめられます。匿名投票にした場合は、各選択肢の投票者は表示されません。ただし、少人数のグループでは票数から推測できてしまうこともあるので、知られたくない内容の調査には投票を使わないほうが無難です。

Q. パソコン版のLINEでも投票は作れますか?

作れます。LINEの公式ガイドによると、投票を作りたいグループのトークルームで「︙」をタップすると「投票」が表示されます。パソコン版LINEのバージョン7.13.1以上で使える機能と案内されています。選択肢の文章が長い投票や、選択肢が多い投票は、キーボードで入力できるパソコンのほうが速く作れます。

Q. 投票してほしいとURLが送られてきました。開いても大丈夫ですか?

注意が必要です。LINEのヘルプセンターによると、投票を頼むふりをして偽のLINEのログイン画面に誘導し、アカウントを乗っ取る手口が確認されています。LINEのトークの中で作る本物の投票は、選択肢を選ぶだけで、ログインの情報を入力させることはありません。外部のURLでログインや認証番号の入力を求められたら、入力せずに閉じてください。

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年7月15日最終更新:2026年10月11日
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