LINEの出欠アンケートの作り方と、締め切り後に集計するときの注意点


この記事のポイント
- ✓LINEの出欠アンケートの作り方を
- ✓LINE公式ヘルプの投票と日程調整の手順に沿って解説します
- ✓選択肢と締め切りの決め方
LINEで出欠のアンケートを取るなら、グループのトークにある「投票」を使うのがいちばん手軽です。ただし、作り方そのものより大切なのが、締め切りのあとの集計です。投票は答えた人しか数に入らないため、答えていない人を見落としたまま店や会場に人数を伝えてしまう、という失敗が起きやすいからです。この記事では、LINE公式ヘルプの手順に沿って出欠のアンケートの作り方を整理し、締め切り後に集計するときの注意点、名簿の扱い、会費とのつなげ方までを順にお伝えします。
LINEで出欠を取る3つの方法
LINEで出欠を確かめる方法は、大きく分けて3つあります。会の人数や、日にちが決まっているかどうかで向き不向きが変わります。
| 方法 | 向いている場面 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 投票 | 日にちが決まった会の出欠 | 答えていない人は一覧に出ない |
| 日程調整 | 候補日の中から日にちを決めたい | 決まったあとの出欠は別に取る |
| トークで返信やスタンプをもらう | 5人前後の小さな集まり | 人数が増えると数え間違える |
つまり、日にちが決まっているなら投票、日にちを決めるところから始めるなら日程調整、ごく少人数ならトークのやりとりで足ります。10人を超える会では、トークの返信を数える方法はおすすめしません。途中で別の話題が始まると、誰が参加と書いたのかを後から探し直すことになり、数え間違いの元になります。
投票と日程調整の違い
投票は、決まった1つの会について「参加する」「参加しない」を聞くのに向いています。日程調整は、複数の候補日それぞれについて「◯」「△」「×」を聞き、いちばん多くの人が来られる日を探すのに向いています。最初に日程調整で日にちを決め、日にちが決まったら投票で正式な出欠を取る、という2段階にすると、行き違いが少なくなります。
投票で出欠アンケートを作る手順
ここからは、投票で出欠のアンケートを作る手順です。LINE公式ヘルプでは、投票を次のように説明しています。
投票とは、トークルーム内でアンケートを作成できる機能です。 出典: help.line.me
スマートフォンでの作り方は、次のとおりです。
- 出欠を取りたいグループのトークルームを開きます
- トークルームの下にある「+」から「投票」を選び、「投票を作成」をタップします
- 「テキスト」か「日付」を選び、質問の内容と選択肢を入力します
- 締め切りの日時や、複数の選択肢を選べるかどうかなどの設定を選びます
- 「完了」をタップします
作った投票は、自動でトークルームに投票のメッセージとして送られます。メンバーは、そのメッセージの「投票する」をタップし、選択肢を選んで「投票」を押せば回答できます。投票の内容は、グループのノートにも自動で登録されます。
パソコン版のLINEでも作れます。WindowsやMacでは、トークルームの上部にある「投票」から「投票を作成」を選びます。なお、LINE公式ヘルプによると、投票の機能はiPadとChromeの版(サブ端末として使う場合)では使えません。幹事がiPadでLINEを使っている場合は、スマートフォンかパソコンで作成してください。
テキストと日付の使い分け
「テキスト」は、選択肢を文字で作る形式です。画像と文字を組み合わせることもできます。出欠のアンケートなら、こちらを使います。「日付」は、選択肢を日付で作る形式で、どの日なら来られるかを聞くときに使えます。日にちがすでに決まっている会の出欠なら、テキストを選んでください。
投票を作る前に決めておく3つのこと
投票は数分で作れますが、作る前に決めておかないと、締め切り後の集計で困ることがあります。決めておきたいのは、選択肢、締め切り、匿名にするかどうかの3つです。
選択肢は「参加」「不参加」「未定」の3つにしない
出欠のアンケートで多いのが、「参加」「不参加」「未定」の3つを選択肢にする作り方です。一見親切ですが、「未定」を選んだ人がそのまま締め切りを迎え、結局人数が確定しない、という事態をよく招きます。
どうしても迷っている人の選択肢が必要なら、「未定(◯日までに決めます)」のように、決める期限を選択肢の中に書いておきます。つまり、未定を「いつまでも決めなくてよい場所」にしないための工夫です。
参加の形がいくつかある会では、選択肢を細かく分けておくと、締め切り後の集計がそのまま使えます。
・1次会のみ参加
・1次会と2次会に参加
・2次会のみ参加
・不参加
締め切りは「店に伝える日」の前日にする
締め切りは、店や会場に人数を伝える日の前日にしておくのが基本です。当日を締め切りにすると、回答を見て人数を数え、店に連絡するまでの時間がありません。宴会の予約では、人数の確定日やキャンセル料が発生する日を店ごとに決めていることが多いので、予約の時点で確かめておき、その日から逆算して締め切りを決めます。
匿名にするかどうか
投票には、誰がどの選択肢を選んだかが分からない「匿名投票」の設定があります。LINE公式ヘルプによると、匿名投票では、結果の画面で各項目の投票者を確認できません。出欠のアンケートで匿名にすると、誰が来るのかが分からず、名札や席の準備ができません。出欠を取るときは匿名にしない、と覚えておいてください。
反対に、「次回の会場の希望」や「会費の金額の希望」のように、本音を聞きたい質問では匿名が役立ちます。出欠とは別の投票として作るのが整理しやすい形です。
日程調整で候補日を聞く場合
日にちがまだ決まっていない場合は、トークの「日程調整」を使います。LINEの公式の使い方ガイドの手順は次のとおりです。
- トークルームで「+」から「日程調整」をタップします
- 「イベント名」と「イベント内容」を入力し、「日程選択」でアンケートを取る候補日を複数選びます
- 入力を終えたら、「メンバー招待」から「送信」をタップします
- トークやグループに日程が送られます
招待された人は、「回答する」から各日程について「◯」「△」「×」の3つのどれかを選びます。公式の使い方ガイドによると、ほかの人の回答の状況も見られ、いちばん参加できる人の多い候補日が緑色で強調して表示されます。
日程調整で決めたあとにやること
日程調整の結果で日にちが決まったら、そのまま「◯」を付けた人を参加者として扱うのではなく、改めて投票で正式な出欠を取るのがおすすめです。候補日のアンケートに「◯」を付けた人の中には、「その日なら行けるかもしれない」程度の気持ちで答えた人もいるからです。日にちを決める段階と、出欠を確定する段階を分けると、当日になって人数が合わないという事態を防げます。2段階にする場合は、日程調整の結果を知らせるメッセージの中で「この日に決まりました。正式な出欠は、このあと送る投票でお答えください」と、次に何をしてほしいかをはっきり書いておくと、答え漏れが減ります。
出欠アンケートの案内文の型
投票を作ったら、トークで案内のメッセージを送ります。投票のメッセージだけを送ると、何の会の出欠なのか、いつまでに答えればよいのかが伝わりにくいためです。案内文には、次の6つを入れておくと、問い合わせがほとんど来なくなります。
・会の名前と目的
・日時
・場所(決まっていれば店の名前と最寄りの駅)
・会費(決まっていれば金額と支払い方法)
・回答の締め切り
・締め切り後の変更の連絡先
文面の例は次のとおりです。会の名前や日時は、それぞれの会に合わせて書き換えてください。
〇〇会のみなさま 11月の定例会の出欠を、このトークの投票でお知らせください。 日時:11月15日(土)18時から 場所:〇〇駅の近くの店(決まり次第お知らせします) 会費:4,000円前後(当日に現金で集めます) 締め切り:11月8日(土)の21時 締め切りのあとに予定が変わった方は、幹事の〇〇まで個別にご連絡ください。
締め切りの日付には曜日も書いておくと、勘違いが減ります。案内文を送ったあと、グループの「アナウンス」で投票のメッセージをトークの上部に表示しておくと、後から入ってきたメッセージに流されずに済みます。LINE公式ヘルプでも、投票をメンバー全員に知らせたい場合のアナウンスの使い方が案内されています。
締め切り後に集計するときの注意点
ここからが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。締め切りを過ぎたら、次の順番で集計してください。
結果の画面で投票者を確かめる
LINE公式ヘルプによると、投票を作ったときに決めた期間が終わった場合や、作った人が投票を終了させた場合は、トークルームに投票の終了のメッセージが、1位の結果と一緒に送られます。「結果をもっと見る」をタップすると、投票の結果、各項目の投票者、投票の状況を確かめられます。
答えていない人は自分で洗い出す
ここが落とし穴です。結果の画面に並ぶのは、投票した人だけです。つまり、投票していない人は、どの選択肢の一覧にも出てきません。「参加12人、不参加5人」と表示されていても、グループに25人いれば、8人はまだ答えていないことになります。
集計のときは、グループのメンバーの一覧と、投票者の一覧を照らし合わせ、答えていない人を書き出してください。メンバーが多い会では、名簿の表を1つ作っておき、投票の結果を見ながら印を付けていくと漏れがありません。
締め切り後の変更をどう扱うか
締め切りのあとに「やっぱり行けなくなった」「行けることになった」という連絡が来ることは、どの会でも避けられません。こうした変更を、投票の画面とは別の場所に記録しておかないと、当日の人数が分からなくなります。
締め切り後の変更は、幹事への個別の連絡で受け付け、名簿の表に日付と一緒に書き込むと決めておくと安心です。投票を締め切ったあとに回答をやり直してもらうと、誰がいつ変えたのかが分からなくなるからです。
店や会場に伝える人数は「確定した人数」
店や会場に伝える人数は、投票の「参加」の数ではなく、未回答の人を確かめ、締め切り後の変更も反映した「確定した人数」です。未回答の人を参加と見込むか、不参加と見込むかは会によって違いますが、見込みで伝えた場合は、そのことを店にも伝えておきます。
出欠アンケートでよくあるトラブルと対処
出欠のアンケートで起きるトラブルは、どの会でもよく似ています。先に知っておけば、案内文や設定の段階で防げます。
表示名では誰か分からない
LINEの表示名は、本人が自由に決められます。ニックネームや、子どもの名前、ペットの名前を表示名にしている人もいるため、投票者の一覧を見ても誰なのか分からない、ということが起きます。とくに保護者の会や、久しぶりに集まる同窓会で起きやすいトラブルです。
対処は2つあります。1つは、案内文に「表示名から本名が分かりにくい方は、投票のあとにトークで一言お名前をお知らせください」と書いておくことです。もう1つは、幹事の手元の名簿に、表示名と本名の対応を書いておくことです。対応表は個人の情報なので、名簿と同じく必要な人だけが見られる場所に保存してください。
投票のメッセージが流れて気づかれない
活発なグループでは、投票のメッセージがほかのやりとりにすぐ埋もれます。トークを遡らないと投票が見つからない状態だと、答える人は確実に減ります。案内文を送ったら、投票のメッセージをアナウンスに設定して、トークの上部に表示しておきます。締め切りが過ぎたら、アナウンスを外して次の話題に切り替えます。
回答の変更が相次ぐ
参加と答えたあとに予定が変わる人は、どの会にもいます。回答の変更を投票の画面だけで受け付けると、幹事は誰がいつ変えたのかを追えません。締め切りまでの変更は投票で、締め切り後の変更は幹事への個別の連絡で、と時期で分けて受け付けると、記録が混乱しません。この分け方は、案内文の最後の1行で伝えておけば十分です。
同じ人が家族の分も答えたい
家族で参加する会では、1人が家族全員の分をまとめて答えたい、という場面が出てきます。投票は1人1回の回答が基本なので、選択肢を「大人1人で参加」「大人2人で参加」「大人1人と子ども1人で参加」のように人数ごとに分けるか、参加の可否を投票で聞き、人数はトークで別に知らせてもらう形にします。料理や席の数に関わるので、子どもの人数と年齢は別に聞いておくと、店との相談がしやすくなります。
投票の修正と削除のルール
投票を作ったあとに、日時や選択肢を間違えたことに気づくこともあります。LINE公式ヘルプでは、修正と削除について次のように決められています。
・まだ誰も投票していない場合は、投票を作った人だけがすべての内容を修正できる
・すでに投票した人がいる場合は、修正できない
・作るときに「選択肢の追加を許可」にチェックした場合は、メンバーの誰でも選択肢を追加でき、すでに投票した人がいても追加できる
・削除できるのは、自分が作った投票だけ
つまり、誰かが答えたあとに内容の誤りに気づいたら、元の投票は修正できません。その場合は、元の投票を削除し、正しい内容で作り直したうえで、トークで「先ほどの投票に誤りがあったため、作り直しました。お手数ですが、もう一度お答えください」と知らせます。作り直す前に、元の投票にすでに答えた人を控えておくと、もう一度答えてもらう声かけがしやすくなります。
未回答の人への声かけ
締め切りが近づいても答えていない人には、声をかける必要があります。声かけのしかたで、会の雰囲気は大きく変わります。
全員に向けた声かけから始める
最初は、グループのトーク全体に向けて「締め切りは明日の21時です。まだの方はお答えをお願いします」と送ります。名指しをしないのがポイントです。多くの人は、この全体への声かけで答えてくれます。
個別の連絡は短く
全体への声かけのあとも答えがない人には、個別のトークで連絡します。「〇〇会の出欠、明日の21時までにお知らせいただけますか」と、用件だけを短く伝えます。答えない理由は人それぞれで、単に見落としている人がほとんどです。責めるような書き方は避けてください。
それでも答えがないとき
締め切りを過ぎても答えがない人は、案内文に書いたとおりの扱い(例えば、不参加として扱う)にします。あらかじめ案内文に「締め切りまでにお答えがない場合は、不参加として店に人数を伝えます」と書いておけば、後から揉めることはありません。ルールを先に示しておくことが、幹事を守ることにもつながります。
声かけの記録を残しておく
誰に、いつ、どの方法で声をかけたかは、名簿の表の横に短く書いておくと安心です。後から「連絡をもらっていない」と言われたときに、全体への声かけの日時と、個別の連絡を送った日時を示せます。幹事が複数いる会では、同じ人に2人から重ねて連絡してしまうことも防げます。記録は一言で十分です。
参加人数が多い会での工夫
参加者が30人を超えるような会では、出欠のアンケートの作り方にもう一工夫が要ります。人数が多いほど、集計の小さな誤りが店への連絡や会費の計算に響くからです。
質問を分けて聞く
1つの投票に、出欠、2次会の参加、食事の好み、子どもの人数まで詰め込むと、選択肢が増えすぎて答える人が迷います。出欠の投票を1つ、2次会の投票を1つ、のように質問ごとに分けると、答えやすく、集計もしやすくなります。ただし、投票を増やしすぎると答える手間が増えるため、2つか3つまでに抑えるのが目安です。
食物アレルギーは投票で聞かない
料理を出す会では、食物アレルギーの有無を確かめておく必要があります。ただし、アレルギーは健康に関わる情報で、ほかのメンバーに見える投票で聞くのは避けるべきです。案内文に「食物アレルギーのある方は、幹事まで個別にお知らせください」と書き、個別のトークで受け付けます。受け付けた内容は店に伝える範囲にとどめ、会が終わったら手元の記録から削除しておくと安心です。
受付の名簿を出欠の結果から作る
当日の受付では、出欠の結果をもとにした名簿があると、会費の受け取りと出席の確認を同時に進められます。名簿の表に、参加の区分(1次会のみ、2次会もなど)と会費の金額を並べておけば、受付の担当者が迷いません。受付を複数の人で分担する場合は、名前の五十音で担当を分けると、列が1か所に集中しにくくなります。
グループに入っていない人の出欠を取るとき
投票は、そのトークルームのメンバーだけが答えられます。グループに入っていない人、LINEを使っていない人、グループの通知を切っている人の出欠は、投票だけでは集まりません。
同窓会や町内会のように、メンバーの年代や連絡手段がばらばらの会では、出欠の取り方を1つに絞らないことが大切です。LINEのグループで投票を作りつつ、LINEを使っていない人にはメールや電話、はがきで同じ内容を知らせ、返事を幹事の名簿にまとめて書き込みます。名簿を正本にしておけば、LINEの投票は「出欠を集める入り口の1つ」として扱えます。
グループに新しく入った人は、入る前に作られた投票のメッセージをトークで見られないことがあります。締め切り前に新しい人が入ったときは、投票のメッセージをもう一度共有するか、アナウンスで上部に表示しておくと、答えてもらいやすくなります。
毎回の会で使える進め方を決めておく
毎月の定例会のように、同じ形の会を繰り返し開くなら、出欠を取る手順を一度決めておくと、幹事の負担がぐっと軽くなります。幹事が交代しても同じ品質で運営できるのも利点です。
決めておきたいのは、次の5つです。
・案内を送る日(例えば、会の3週間前)
・締め切りの日(店に人数を伝える日の前日)
・選択肢の文言(毎回同じものを使う)
・未回答の人への声かけの日(締め切りの2日前に全体、前日に個別)
・締め切り後の変更の受け付け方(幹事への個別の連絡)
案内文と選択肢の文言は、トークのノートや、幹事の手元のメモに保存しておき、毎回コピーして日付だけを変えて使います。選択肢の文言を毎回変えると、過去の参加の状況を比べにくくなるため、同じ言い方を続けるのがおすすめです。
会が続いていくと、出欠の記録そのものが会の財産になります。どの季節に参加者が減るのか、どの曜日だと集まりやすいのかが分かれば、次の会の日にちの決め方が変わります。投票の結果は、締め切りのたびに名簿の表に書き写しておくと、後から振り返るときに役立ちます。
出欠と会費の集金をつなげるときの注意
出欠を取ったら、次に気になるのが会費の集金です。出欠の名簿と会費の記録は、同じ表で管理すると漏れが減ります。
当日のキャンセルと会費
参加と答えた人が当日に来られなくなった場合に、会費を払ってもらうかどうかは、会によって考え方が分かれます。店にキャンセル料を払う必要がある場合は、その分を誰が負担するのかを、案内文の段階で決めておくのが理想です。例えば「前日以降のキャンセルは、店のキャンセル料の規定により会費をいただきます」と書いておけば、当日になって説明に困ることはありません。
店のキャンセル料の決まりは、予約したときの店との約束の内容によって決まります。いくらかかるのかは店によって違うので、予約の時点で確かめ、案内文に書ける形にしておきましょう。
集金の記録を残す
会費を送金のサービスや銀行振込で集める場合は、誰からいくら受け取ったかを名簿の表に書き込みます。現金で集める場合も、受け取った人の名前に印を付けておきます。会計を後で報告する会では、領収書や店の明細と一緒に保管しておくと、問い合わせがあったときにすぐ答えられます。
仕事の場面で出欠を取るときの違い
LINEの投票は、友人や地域の会だけでなく、職場の懇親会や小さな勉強会の出欠でも使われています。ただし、仕事の場面では、私的な会とは違う点に気をつける必要があります。
私用のLINEを使ってよいか
職場の連絡に個人のLINEを使うかどうかは、会社ごとの方針によって違います。会社によっては、業務の連絡に私用のアプリを使うことを禁止していたり、社内の連絡用のツールを決めていたりします。懇親会の出欠であっても、会社の方針を確かめてから、LINEのグループを作るかどうかを決めてください。LINEを使っていない同僚がいる場合は、その人だけが案内から漏れることのないよう、社内のメールなどでも同じ内容を知らせます。
参加しない自由に配慮する
職場の懇親会のように、業務ではない集まりの出欠では、参加しない人が気まずくならない配慮が大切です。投票の結果の画面では、誰が不参加を選んだかがメンバー全員に見えます。不参加の理由を聞くような選択肢を作らない、不参加の人を名指しで誘い直さない、といった気配りがあると、次の会にも声をかけやすい関係が保てます。
取引先を招く会では別の手段も考える
取引先や社外の人を招く説明会やセミナーでは、LINEのグループに入ってもらうこと自体が相手の負担になります。社外の人の出欠は、メールの返信や申し込みのフォームで受け付け、社内の取りまとめだけをLINEで行う、という分け方のほうが、相手にとって自然です。
名簿を作るときに気をつけたいこと
出欠のアンケートを続けていると、会員の名前や連絡先をまとめた名簿を作ることになります。名簿は便利ですが、扱いには注意が必要です。
個人情報保護法は、名簿のような個人情報を検索できる形に整理したもの(法律では「個人情報データベース等」と呼びます)を、事業の用に使っている者を「個人情報取扱事業者」と定めています(第16条)。つまり、会社だけでなく、名簿を使って活動する会でも、その性格によってはこの法律の決まりが関わってくることがあります。法律の定義には、扱う人数が少ないことを理由に対象から外す決まりはありません。自分の会が当てはまるかどうかは会の性格によって変わるため、迷うときは個人情報保護委員会の相談窓口に確かめてください。
当てはまるかどうかにかかわらず、次の3つは守っておくと安心です。
・名簿は幹事など必要な人だけが見られる場所に保存する
・出欠の連絡以外の目的(勧誘や営業など)に使わない
・会を離れた人の情報は、名簿から削除する
とくに、名簿を表計算の共有のファイルで管理している場合は、共有のリンクが誰でも開ける設定になっていないかを確かめてください。リンクがほかのトークに転送されて、会と関係のない人が名簿を見られる状態になっていた、という相談は珍しくありません。
LINEの投票で足りなくなったときの候補
毎月の定例会や、教室やサークルのように続く集まりでは、出欠のたびに投票を作り、名簿の表と照らし合わせ、写真や連絡は別のトークで、という形がだんだん負担になってきます。過去の投票や決まったことがトークに流れて探せない、という悩みも出てきます。
そうした続く集まりの候補の1つが、グループの連絡アプリのTsudooです。公式サイトによると、Tsudooは教室や講座、サークル、町内会などの連絡、予定、写真、動画を1つの場所にまとめるグループのアプリで、日時と場所を決めた予定を掲示板に告知でき、公式サイトの比較の表では予定と出欠の確認の機能が「あり」とされています。予定を後から変更すると、告知の投稿も同時に更新されます。メンバーはLINEのアカウントでそのまま入れるため、新しいIDとパスワードを作る必要はありません。グループの作成からメンバーの数、グループの数、写真の保存まで無料で、費用がかかるのは、3分以上の動画の保存時間が無料の範囲(合計30時間)を超える場合の動画保存プラン(1グループあたり月額525円、税込)だけと案内されています。一方で、候補日の中から都合のよい日を投票で選ぶ機能は、まだ備えていないと公式の比較ページに書かれています。日にちを決める段階はLINEの日程調整で、決まった予定の出欠と連絡はグループの中で、という分け方が現実的です。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
集まりを運営する人の仕事から見えること
出欠のアンケートの作り方や名簿の扱いは、地域の会やサークルだけでなく、仕事の場面でもそのまま役立ちます。社内の研修や勉強会の出欠、取引先を招いた説明会の参加者の取りまとめなど、人を集める仕事では、締め切りの決め方と集計の正確さがそのまま信頼につながります。
LINEのスタンプやアイコンを作る仕事に興味がある人は、仕事の内容と受け方をキャラクター・アイコン・LINEスタンプのお仕事で確かめられます。LINEの公式アカウントを使った集客の支援など、Webのマーケティングの仕事はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介されています。案内文や会報のような文章を書く仕事の報酬の目安は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場が参考になります。
在宅や業務委託の仕事の市場を長く見てきた立場から言えば、イベントや勉強会の取りまとめを任されて長く続いている人ほど、「答えていない人を自分で洗い出す」「締め切り後の変更の受け付け方を先に決める」といった地味な段取りを省きません。こうした段取りができる人には、運営の仕事がまとめて任されるようになります。中間の手数料が乗らない直接の取引では、依頼する側は同じ予算でより多くの作業を頼め、受ける側は手数料0%で直接取引できる分、手取りが厚くなります。
まずは次の会の出欠を、投票で、匿名にせず、締め切りを店に伝える日の前日にして作ってみてください。締め切りのあとにメンバーの一覧と投票者の一覧を照らし合わせるところまでが、出欠のアンケートの1回分の仕事です。
よくある質問
Q. LINEの投票で誰が答えていないかを確認できますか?
LINE公式ヘルプによると、投票の結果の画面では各項目の投票者を確認できますが、表示されるのは投票した人だけです。答えていない人は一覧に出ないため、グループのメンバーの一覧と投票者の一覧を照らし合わせて洗い出す必要があります。匿名投票にすると投票者も確認できません。
Q. LINEの投票は作ったあとに修正できますか?
まだ誰も投票していない場合は、投票を作った人だけがすべての内容を修正できます。すでに投票した人がいる場合は修正できないため、内容を間違えたときは投票を削除して作り直し、トークで回答のやり直しをお願いします。作成時に選択肢の追加を許可していれば、選択肢の追加はできます。
Q. LINEの出欠アンケートは匿名にしたほうがよいですか?
出欠を取る目的なら、匿名にしないほうが確実です。匿名投票では各項目の投票者を確認できないため、誰が参加するのかが分からず、名札や席、会費の集金の準備ができません。会場の希望など本音を聞きたい質問は、出欠とは別の匿名の投票として作ると整理しやすくなります。
Q. 出欠の締め切りはいつにするのがよいですか?
店や会場に人数を伝える日の前日にするのが基本です。当日を締め切りにすると、未回答の人を確かめて人数を数える時間がありません。宴会の予約では人数の確定日やキャンセル料が発生する日が店ごとに決まっていることが多いため、予約の時点で確かめて逆算します。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却
会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







