LINEで出欠確認をとる方法と、回答の集計や未回答の人への連絡を楽にする工夫


この記事のポイント
- ✓LINEで出欠確認をとる方法を
- ✓LINEカレンダーの共有カレンダー
- ✓日程調整エージェントの4つに分けて
LINEで出欠確認をとる方法は、2026年10月時点で大きく4つあります。日にちが決まった予定の出欠なら「LINEカレンダー」の共有カレンダー、候補日の中から都合を聞くなら「日程調整」、選択肢を自由に作るなら「投票」、候補日の提案から未回答の人へのリマインドまで任せたいなら「日程調整エージェント」です。どれもトークルームから使え、追加のアプリは要りません。
結論を先に書きます。出欠の集計と未回答の人への連絡をいちばん楽にできるのは、共有カレンダーです。参加・不参加の回答が一覧で見られ、未回答の人にも自動でリマインダーが届きます。この記事では、LINEの公式の使い方ガイドの記載をもとに、4つの方法の手順と違い、集計とリマインドの工夫、そのまま使える文例を順に整理します。サークルや教室のように出欠の確認が毎回続く集まりで、予定と出欠と記録を1か所にまとめる方法の1つとして、グループのサービスのTsudooにも後半で触れます。
LINEで出欠確認をとる4つの方法
まず、4つの方法の違いを表で整理します。
| 方法 | 向いている場面 | 回答の形 | 未回答の人への自動の通知 |
|---|---|---|---|
| LINEカレンダーの共有カレンダー | 日時が決まった予定の出欠 | 参加・不参加 | あり(リマインダー) |
| トークの日程調整 | 候補日の中から都合を聞く | ◯・△・× | 公式ガイドに記載なし |
| 投票 | 出欠以外の質問も一緒に聞く | 自由に作った選択肢 | 公式ガイドに記載なし |
| 日程調整エージェント(LINEラボ) | 候補日の提案から決定まで任せる | ◯・△・× | あり(回答期限の24時間前) |
選び方は単純です。日にちが決まっているなら共有カレンダー。決まっていないなら日程調整か日程調整エージェント。出欠に加えて「懇親会に出るか」「お弁当は要るか」も聞きたいなら投票です。
4つの方法は組み合わせて使えます。たとえば、日程調整で候補日を絞り、決まった日の予定を共有カレンダーで作って出欠を取り、懇親会の参加だけを投票で聞く、という流れです。1つの方法で全部を済ませようとすると、選択肢が複雑になって答える側が迷います。目的ごとに道具を分けたほうが、回答は早く集まります。
もう1つ大事なのは、答える側の手間です。どの方法もトークの中で回答でき、追加のアプリやアカウントは要りません。ただし、LINEの版が古いと、LINEカレンダーや日程調整エージェントは使えません。メンバーの中に古い版を使っている人がいそうなら、案内の文に「表示されない場合はLINEを最新の版に更新してください」と添えておくと、問い合わせが減ります。
なお、日程調整と投票の手順は、LINEの公式の使い方ガイドで2022年の時点の記載が最新です。LINEは2026年8月にトークタブを新しくしたと案内しているので、ボタンの位置が手順と少し違う場合があります。見つからないときは、LINEを最新の版に更新してから試してください。
方法1 LINEカレンダーの共有カレンダーで出欠を取る
LINEカレンダーは、LINEの中で予定を共有・管理できる機能です。トークルームごとに「共有カレンダー」を作り、招待した人に参加・不参加を回答してもらえます。公式の使い方ガイドによると、LINEのアプリの版が26.3.0以上で使えます。
予定を作る手順
- トークで送ったメッセージの中の日付(例:3月26日)をタップするか、メッセージを長押しして出るメニューから「カレンダー」をタップする
- 予定を作る画面で日時を設定する
- リマインダーを設定する(終日の予定なら前日の正午、時間を指定した予定なら1時間前)
- 「招待」から、予定に参加してほしい人を選ぶ
- 画面右上の「作成」をタップする
作成が終わると、トークルームに通知が送られます。日付をタップして開いた場合は日付が、メッセージを長押しして開いた場合はタイトルが自動で入るので、「10月18日 19時から練習です」とトークに書いてから日付をタップすれば、入力の手間がほとんどかかりません。
出欠の回答と確認
招待された人は、トークルームに届いた通知の「予定を確認」をタップし、下にある「参加」か「不参加」をタップして回答します。回答した出欠は、トークルームの全員が確認できます。
作った人は、予定の画面の「招待」をタップすると、招待した人の回答の状況を一覧で確かめられます。誰が参加で、誰が不参加で、誰がまだ答えていないかが1画面で分かるので、トークを遡って数える必要がありません。
リマインダーが届く人
共有カレンダーの強みは、リマインダーが届く相手が決まっていることです。公式の使い方ガイドには、こう書かれています。
リマインダー通知を受け取ることができるのは、「共有カレンダー」で [参加] と回答している人と、招待されていて出欠が「未回答」の人のみです。 出典: guide.line.me
リマインダーは、LINEの「Service Message」という公式アカウントから届きます。参加と答えた人には「忘れないで」の合図になり、まだ答えていない人には「答えて」の合図になります。不参加と答えた人や、招待していない人には届きません。必要な人にだけ通知が届くので、グループ全体に「まだの人は答えてください」と何度も書く必要が減ります。
気をつけたい点
公式の使い方ガイドには、共有カレンダーの注意点も書かれています。作った予定は、トークルームの参加者なら誰でも内容を見て、変更できます。予定を作る、直す、削除すると、そのたびにトークルームに通知が送られます。また、トークルームから退出すると、そのトークルームで作られた予定は「すべてのカレンダー」の画面に表示されなくなります。
大事な予定を誰かが誤って書き換える可能性があるので、日時や場所を変えたときは、トークでもひと言知らせておくと行き違いが起きません。
方法2 トークの日程調整で候補日と出欠をまとめて聞く
まだ日にちが決まっていない集まりなら、日程調整の機能を使います。公式の使い方ガイドの「トークの日程調整を利用する」(2022年3月の記載)の手順は次のとおりです。
- トークルームで「+」から「日程調整」をタップする
- 「イベント名」と「イベント内容」を入力し、「日程選択」で候補日を複数選ぶ
- 「メンバー招待」から「送信」をタップする
招待された人は、「回答する」から各候補日に「◯」「△」「×」のどれかを付けます。ほかの人の回答も見られ、いちばん参加できる人の多い候補日が緑色で強調されます。
日程調整は、候補日を決める段階で使うものです。日にちが決まったら、その日の予定を共有カレンダーで作り直し、改めて参加・不参加を聞くと、当日までのリマインダーも使えます。「日にちを決める」と「出欠を取る」を分けるのがコツです。
方法3 投票で出欠を取る
投票は、選択肢を自由に作れるアンケートの機能です。公式の使い方ガイドの「トークの投票機能を利用する」(2022年11月の記載)の手順は次のとおりです。
- 投票を行いたいグループのトークルームで「+」をタップし、「投票」から「投票を作成」を選ぶ
- 「質問内容」と「選択肢」を入力し、回答の締め切り日や複数選択の可否などを選んで「完了」をタップする
作った投票は、グループのトークルームに投稿されます。投票を作った人は、後から質問の内容を追加・編集できます。パソコン版のLINEでも、7.13.1以上なら投票を使えます。
投票が向いているのは、出欠と一緒にほかのことも聞きたい場面です。たとえば「参加(懇親会も出る)」「参加(懇親会は出ない)」「不参加」の3つの選択肢にすれば、1回の投票で懇親会の人数まで分かります。回答の締め切り日を設定できるので、締め切りを明確にしたいときにも使えます。
方法4 日程調整エージェントに任せる
2026年9月に公式の使い方ガイドで案内された新しい方法が、「日程調整エージェント」です。LINEのAIのアシスタント「Agent i」が、候補日の提案から回答、未回答の人へのリマインド、回答後の日程の調整までを手伝います。公式の使い方ガイドによると、スマートフォン版のLINE(iOS・Android)の26.15.0以上で使え、試験的な機能を提供する「LINEラボ」の機能なので、予告なく使えなくなる場合があります。
使えるようにする
使う前に、「ホーム」から「設定」を開き、「LINEラボ」で「日程調整エージェント」をオンにします。
日程調整を作る
メッセージの入力欄の下にある「日程調整」をタップし、「来週の平日の夜に飲み会」のように調整したい内容を入力して送ると、Agent iがタイトル、候補日、時間を提案します。「すでに予定がある日は除外」を選ぶと、LINEカレンダーの予定を見て、予定のある日を候補から外します。内容を確かめて「この内容で進める」から「トークルームに送信」をタップします。
回答と、その後の自動のサポート
回答は自分で選ぶほか、「AIにおまかせ」を選ぶと、Agent iがLINEカレンダーの予定を見て、候補日ごとの回答を作ります。回答の後は、回答期限の24時間前になると、Agent iが未回答の人に回答を促すリマインドを送ります。
幹事の仕事のうち、いちばん気の重い「まだの人への催促」を任せられるのが大きな利点です。ただし、試験的な機能なので、大事な行事の出欠は、共有カレンダーなど通常の機能と組み合わせて使うのが安全です。
場面別に見る、合う方法の選び方
同じ出欠確認でも、集まりの種類によって合う方法は変わります。よくある場面ごとに目安を整理します。
飲み会や食事会
日にちが決まっていなければ、まず日程調整で候補日を絞ります。日にちが決まったら、共有カレンダーで予定を作り、参加・不参加を聞きます。会費や店の予約の都合で締め切りが必要なので、案内の文に締め切りの日時を書き、アナウンスで固定しておきます。
部活や少年団、スポーツの練習
毎週のように練習がある場合は、練習ごとに共有カレンダーの予定を作り、出欠を聞きます。時間を指定した予定なら1時間前にリマインダーが届くので、当日の連絡の行き違いが減ります。保護者のグループで使う場合は、子ども1人につき1人が回答する、と決めておくと数え間違いがありません。
PTAや町内会の会合
参加者が多く、年齢層も幅広い集まりです。操作が分かりにくい人もいるので、回答の方法は1つに絞り、「予定の通知にある参加・不参加を押してください」のように、押すボタンの名前まで書いておくと迷う人が減ります。紙の回覧と並行する場合は、どちらで答えても同じ表にまとめる担当を決めておきます。
習い事の教室やオンライン講座
講師の側が出欠を把握する必要がある場合は、共有カレンダーの回答の一覧が便利です。欠席の連絡があった人には、当日の資料や録画をどう共有するかを、あらかじめ決めておくと問い合わせが減ります。
仕事の会議
社内の会議は、会社で使っているカレンダーで出欠を取るのが基本です。取引先や外部のメンバーを含む集まりで、LINEでやり取りしている場合だけ、共有カレンダーや日程調整を使います。業務の連絡にLINEを使ってよいかは、会社の決まりを確かめておきましょう。
共有カレンダーを、ふだんのカレンダーとまとめて見る
出欠を答える側にとって便利なのが、LINEカレンダーの「すべてのカレンダー」の画面です。公式の使い方ガイドによると、トークタブの右上にあるカレンダーのアイコンから開け、いろいろなトークルームで作られた共有カレンダーの予定と、自分だけの予定を1つの画面で確かめられます。予定をタップして開くと、その予定を作ったトークルームへ移ることもできます。
さらに、LINEの版が26.10.0以上なら、iPhoneやAndroidに標準で入っているカレンダーの予定を読み込めます。標準のカレンダーにGoogleカレンダーなどをつないでいれば、その予定もLINEカレンダーに表示されます。「すべてのカレンダー」の画面の右上のメニューから「端末のカレンダーと同期」を選びます。
仕事やほかの予定と並べて見られるので、出欠を答える前に「その日は空いているか」を確かめやすくなります。日程調整エージェントで「すでに予定がある日は除外」を選んだときも、端末のカレンダーとつないでいれば、その予定まで見て候補日を外してくれます。
回答の集計を楽にする工夫
どの方法を使っても、集計で困るのは「回答がトークのあちこちに散らばる」ことです。投票や共有カレンダーで答えてくれればよいのですが、トークに直接「行きます」「遅れて参加します」と書く人も必ずいます。集計を楽にする工夫を4つ挙げます。
1つ目は、回答の場所を1つに決めて、最初に書くことです。「出欠は下の投票で回答してください。トークへの書き込みは数えません」と案内しておくと、回答が散らばりにくくなります。
2つ目は、案内のメッセージをアナウンスで上に固定することです。公式の使い方ガイドによると、メッセージを長押しして「アナウンス」をタップすると、トークルームの上部に表示され続けます。アナウンスは1つのトークルームで5つまで設定できます。投票や予定の案内を固定しておけば、後から入った人や見落とした人も迷いません。
3つ目は、締め切りを日時で書くことです。「早めに」ではなく「10月15日(水)20時まで」と書きます。投票なら締め切り日を設定できるので、それも使います。
4つ目は、人数の多い集まりでは、回答を表に写して管理することです。共有カレンダーの回答の一覧や投票の結果を、締め切りの時点で表計算ソフトに写しておくと、会場の予約や会費の計算に使いやすくなります。参加費を集める場合は、出欠の表に「支払い済み」の列を追加しておくと、集金の漏れも防げます。
出欠の表を作るときの列の決め方
人数の多い集まりで出欠を表にまとめるときは、最初に列を決めておくと、後から手を入れる手間が減ります。おすすめの列は次の6つです。
| 列 | 書く内容 | 使い道 |
|---|---|---|
| 名前 | LINEの表示名と本名の両方 | 表示名だけだと誰か分からない人がいる |
| 回答 | 参加・不参加・未回答 | 人数の集計 |
| 回答日 | 回答した日 | 締め切り後の回答を見分ける |
| 懇親会など | 参加・不参加 | 2つ目の人数の集計 |
| 支払い | 済み・未 | 会費の集金の漏れを防ぐ |
| メモ | 遅刻、早退、食べられないものなど | 当日の運営 |
LINEの表示名は、本名と違うことがよくあります。初めて表を作るときに、表示名と本名の対応を1度だけ確かめておけば、次回からは回答の一覧を見ながらすぐに写せます。
表は、締め切りの時点で1回、当日の朝に1回更新するくらいで十分です。回答が来るたびに更新しようとすると、幹事の負担が大きくなります。共有カレンダーの回答の一覧が最新の状態を保ってくれるので、表は「確定した記録」として使う、と割り切るのが続けるコツです。
未回答の人への連絡を楽にする
出欠確認で幹事がいちばん疲れるのは、未回答の人への連絡です。全員の前で名前を挙げて催促するのは気まずく、個別に連絡するのは手間がかかります。
いちばん手間が少ないのは、仕組みに任せることです。共有カレンダーなら、未回答の人にリマインダーが自動で届きます。日程調整エージェントなら、回答期限の24時間前に未回答の人へリマインドが送られます。人が催促するより角が立たず、幹事の時間もかかりません。
それでも答えない人がいる場合は、締め切りの前日に、グループ全体へ一度だけ案内します。名前は挙げず、「明日20時で締め切ります。まだの方は上のアナウンスから回答をお願いします」と書くだけで、多くの人は動きます。
締め切りを過ぎても答えのない人には、個別のトークで短く連絡します。「出欠の確認です。参加の場合だけ返信をもらえれば大丈夫です」のように、返事の負担を軽くする書き方にすると、返ってきやすくなります。
そのまま使える出欠確認の文例
場面ごとに、トークにそのまま貼れる文例をまとめました。日時や場所は自分の予定に書き換えて使ってください。
飲み会・食事会
会費と締め切りを最初に書いておくと、「いくらかかるか分からないから返事を保留する」人が減ります。
- 【出欠確認】10月24日(金)19時〜 歓迎会
- 場所:〇〇(駅から徒歩3分)
- 会費:4,000円
- 下の予定の「参加」「不参加」で回答をお願いします。
- 締め切り:10月17日(金)20時
練習・定例会
毎週の練習のように同じ形の案内を繰り返す場合は、文面を固定しておくと、受け取る側も読み慣れて回答が早くなります。
- 【今週の練習】10月18日(土)9時〜12時 〇〇体育館
- 参加・不参加をカレンダーの予定から回答してください。
- 開始の1時間前にリマインダーが届きます。
日にちを決めたいとき
△の意味を書いておくと、「行けなくはない」日を拾えます。参加できる人の多い候補日が強調されるので、決めるときの根拠にもなります。
- 11月の定例会の日程を決めたいです。
- 下の日程調整で、都合のよい日に◯、微妙な日に△を付けてください。
- 回答期限:10月20日(月)20時
締め切り前の案内
名前を挙げずに全体へ1回だけ送るのがポイントです。答えていない人を責める書き方にしないことで、角が立ちません。
- 出欠の締め切りは明日20時です。
- まだの方は、上のアナウンスから回答をお願いします。
欠席の人へのフォロー
欠席した人に当日の内容を届けておくと、次回の出欠の返事が早くなります。出欠確認は、終わった後のひと言までが1セットです。
- 先日はお疲れさまでした。
- 当日の資料と写真をアルバムに保存したので、時間のあるときに見てください。
文例のポイントは3つです。日時と場所を最初の行に書くこと。回答の方法を1つに絞って書くこと。締め切りを日時で書くことです。
出欠確認でよくある5つの失敗
最後に、幹事がやりがちな失敗を5つ挙げます。どれも、案内の段階で防げるものです。
1つ目は、回答の方法が複数あることです。投票も作り、トークでも「行ける人は返信して」と書くと、回答が2か所に分かれ、集計が合わなくなります。回答の場所は1つに絞ります。
2つ目は、締め切りがあいまいなことです。「なるべく早めに」と書くと、多くの人が後回しにします。日時で書けば、その時刻を目安に動いてもらえます。
3つ目は、予定の変更を知らせないことです。共有カレンダーの予定を直すとトークに通知は出ますが、ほかの通知に埋もれることがあります。日時や場所を変えたときは、トークでもひと言知らせ、アナウンスの内容も差し替えます。
4つ目は、全員への催促を何度も送ることです。グループ全体への催促を繰り返すと、すでに答えた人まで通知に疲れてしまいます。全体への案内は締め切り前に1回だけにして、あとはリマインダーと個別の連絡に任せます。
5つ目は、メンションを使いすぎることです。公式の使い方ガイドによると、トークで「@」を入力して相手を選ぶと、その人にメンションの通知が届き、「@All」でグループ全体を指定することもできます。便利な機能ですが、出欠の催促のたびに全員を指定すると、本当に大事な連絡が目立たなくなります。メンションは、締め切りの直前や、当日の急な変更など、ここぞという場面に取っておきます。
当日の遅刻や欠席の連絡を受ける仕組み
出欠確認は、締め切った時点で終わりではありません。当日になって「遅れます」「体調が悪いので休みます」という連絡が来るのは、どの集まりでも避けられません。この連絡の受け方を決めておかないと、幹事の個別のトークに連絡が集まり、当日の運営が回らなくなります。
おすすめは、当日の連絡先を1つに決めて、案内の文に書いておくことです。グループのトークに書いてもらうのか、幹事に個別に送ってもらうのかを決めておけば、連絡が散らばりません。人数が多い集まりなら、当日の連絡を受ける係を幹事とは別に決めておくと、幹事は会場の準備に集中できます。
当日の欠席や遅刻も、決めた連絡先に必ず知らせてもらうよう案内しておき、受けた人が出欠の表をその場で直すようにしておくと、人数の把握が最新に保たれます。会場の予約やお弁当の数のように、当日の変更が費用に関わる場合は、変更を受け付ける期限も書いておきます。
出欠の結果を共有する
締め切った後は、結果をグループに知らせます。「参加12人、不参加3人で確定しました。会場は〇〇です」のように、人数と確定した内容を短く書きます。誰が参加するかを全員に知らせる必要があるかは、集まりによって違います。共有カレンダーの回答はトークルームの全員が見られるので、名前の一覧をあらためて書かなくても、気になる人は予定の画面で確かめられます。
結果の連絡も、アナウンスで固定しておくと、当日の集合時間や場所を探す人が減ります。アナウンスは1つのトークルームで5つまでなので、終わった行事の案内は外して、新しいものと入れ替えていきます。
LINEだけで回すときの限界
LINEの出欠の機能は、ここ1年ほどで大きく使いやすくなりました。それでも、出欠の確認が毎週のように続く集まりでは、LINEだけで回すと困りごとが出てきます。
1つ目は、記録が流れることです。トークは新しい発言で上へ流れていくので、先月の練習に誰が来たか、前に決めたことは何だったかを後から探すのは手間がかかります。
2つ目は、メンバーの入れ替わりです。共有カレンダーの予定は、トークルームから退出すると「すべてのカレンダー」に表示されなくなります。幹事が交代したときに、過去の予定と出欠の記録をそのまま引き継ぐ仕組みはありません。
3つ目は、写真や動画の保存先です。練習の動画や行事の写真が、アルバムやメンバーの端末に散らばり、どこに何があるか分からなくなります。
4つ目は、休んだ人への共有です。欠席した人に当日の内容を伝えるには、誰かがまとめて送る必要があります。
月に1回の飲み会ならLINEだけで十分です。一方で、教室、サークル、町内会、PTAのように、出欠と連絡と記録が毎回セットで発生する集まりなら、それらを1か所にまとめる道具を検討する価値があります。
出欠と連絡と記録を1か所にまとめる選択肢
出欠の確認が毎回続く集まりで、予定と出欠と記録をまとめて管理したい場合の候補の1つが、教室や講座、サークル向けのグループのサービスのTsudooです。公式サイトの機能の比較表では、カレンダーと出欠の確認の機能が「あり」とされています。予定は日時と場所を決めて掲示板で告知でき、後から予定を変えると、告知の投稿も同時に直ります。
お知らせや雑談は掲示板に1件ずつ残り、大事な投稿は上に固定できます。写真や動画は投稿にそのまま残り、メンバー以外は見られません。アップロードした動画は自動で文字に書き起こされ、話した人ごとに分かれて読めるので、休んだ人も当日の内容を数分で追えます。リーダーが代わっても、投稿と写真はグループに残ります。
参加する人は、LINEのアカウントでそのまま入れ、新しいIDやパスワードを作る必要はありません。参加の方法は、誰でも入れる、申し込みを承認して入れる、招かれた人だけ、の3つから選べます。なお、公式サイトでは、投票や日程の希望取りの機能は「まだありません」と書かれているので、候補日を決める段階はLINEの日程調整を使い、決まった予定の告知と出欠からTsudooで管理する、という分け方になります。
料金は、メンバー数もグループ数も無料です。写真は枚数の制限なく、3分以上の動画も合計30時間までは無料で保存できます。それを超えて動画を保存したい場合だけ、1グループあたり月額525円(税込)の動画保存プランがあります。いまのLINEのグループはそのまま使い続けてよく、まず写真と予定だけを移して、慣れてから連絡を移す会もあると案内されています。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
幹事や事務局の段取りは、仕事にもなる
出欠確認の段取りは、小さな仕事に見えますが、実は仕事としての需要があります。
企業や団体のイベントの運営、オンライン講座の受講者の管理、LINE公式アカウントでの案内の配信など、出欠や申し込みの管理を外部に頼みたい場面は少なくありません。案内の文面を整え、締め切りとリマインドを設計し、回答を集計して表にまとめる。この一連の作業を、正確に、期限どおりにこなせる人は重宝されます。LINE公式アカウントやSNSでの発信の企画や運用を手伝う仕事は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。LINEのスタンプやイベントの告知用のイラストを作る仕事は、キャラクター・アイコン・LINEスタンプのお仕事が参考になります。告知の画像やチラシを作るデザインの仕事の相場は、デザイナーの年収・単価相場で確かめられます。
20年にわたって在宅ワークの市場を見てきた運営者の立場から言えば、こうした段取りの仕事で長く続く人は、作業の速さより「抜けがない」ことで信頼されています。未回答の人を1人も取りこぼさない、締め切りを必ず守る。その積み重ねが、次の依頼につながります。
運営者として見てきた実感では、仲介の手数料が乗らない直接の取引だと、同じ予算で依頼する側はより多く頼め、受ける側は手取りが厚くなります。手数料0%で直接やり取りできる場なら、小さな段取りの仕事から始めて、継続の依頼に育てやすくなります。発信や運用の仕事に興味がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事から仕事の種類を確かめてみてください。
よくある質問
Q. LINEで出欠確認をするいちばん簡単な方法は何ですか?
日時が決まった予定なら、LINEカレンダーの共有カレンダーが簡単です。トークのメッセージの日付をタップして予定を作り、参加してほしい人を招待すると、招待された人は参加か不参加をタップして回答できます。回答の状況は一覧で確認でき、参加と答えた人と未回答の人にはリマインダーが自動で届きます。LINEの版が26.3.0以上で使えます。
Q. LINEの出欠確認で、未回答の人に自動で催促できますか?
できます。共有カレンダーでリマインダーを設定すると、参加と答えた人と未回答の人に、LINEのService Messageという公式アカウントから通知が届きます。LINEラボの日程調整エージェントを使うと、回答期限の24時間前に未回答の人へリマインドが送られます。日程調整エージェントは試験的な機能なので、予告なく使えなくなる場合があります。
Q. LINEの日程調整と投票はどう使い分ければよいですか?
候補日の中から都合のよい日を聞くなら日程調整、出欠に加えて懇親会の参加など別の質問も一緒に聞きたいなら投票が向いています。日程調整は候補日ごとに◯・△・×で回答でき、いちばん参加できる人の多い日が強調されます。投票は選択肢を自由に作れ、回答の締め切り日も設定できます。
Q. LINEの共有カレンダーの予定は、ほかの人も変更できますか?
できます。LINEの公式の使い方ガイドによると、共有カレンダーの予定は、トークルームの参加者なら内容を確認・変更できます。予定を作成・編集・削除すると、トークルームに通知が送られます。誤って書き換えられた場合に気づけるよう、日時や場所を変えたときはトークでもひと言知らせておくと安心です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却
会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







