【重要】PHPの脆弱性、うちのサイトは大丈夫?今すぐチェック

hololive OFFICIAL CARD GAME公式サイトへの不正アクセスのおそれ|お問い合わせ情報 2026

@SOHO編集部
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hololive OFFICIAL CARD GAME公式サイトへの不正アクセスのおそれ|お問い合わせ情報 2026

この記事のポイント

  • ✓ホロカの不正アクセスについて
  • ✓2026年8月25日に公式サイトで公表された内容を整理
  • ✓7月4日から7月19日にお問い合わせフォームを使った人のお名前・メールアドレス・電話番号・お問い合わせ内容が外部に取得されたおそれ

ホロカの不正アクセスが気になっている人に向けて、先に結論を書きます。「hololive OFFICIAL CARD GAME」(ホロカ)の公式サイトは2026年8月25日、サイトで使っているコンテンツ管理システム(CMS)の脆弱性を利用した、第三者による外部からの不正アクセスを受けた可能性があると公表しました。対象は2026年7月4日から7月19日にお問い合わせフォームを使った人で、お名前、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ内容が外部に取得されたおそれを否定できないとされています。 実際に情報が外部へ持ち出された事実は、発表の時点まで確認されていません。単品カードの交換対応の窓口は対象外です。 利用者がまずすることは、この期間にお問い合わせフォームを使ったかを思い出し、運営からの案内メールを確かめ、心当たりのないメールのリンクや添付ファイルを開かないことです。

2026年11月1日時点で、ホロカ公式サイトのニュース一覧(「Other」の分類を含む)を開き直して確かめたところ、2026年8月25日付のお知らせのほかに、この件の続報は掲載されていません。対象の件数、CMSの製品名、補償についても、公式サイトには書かれていません。この記事は、その公式発表だけをもとに書いています。報道の数字や推測は入れていません。

hololive OFFICIAL CARD GAME公式サイトで何が起きたのか

hololive OFFICIAL CARD GAMEは、ホロライブプロダクションのタレントが登場するトレーディングカードゲームです。公式サイトではルールやカードリスト、大会の情報、ニュースが公開されていて、ページの下にはカバー株式会社の表記があります。お知らせの中の問い合わせ先のメールアドレスもカバー株式会社のドメインのものです。

今回のお知らせの題は「『hololive OFFICIAL CARD GAME』公式サイトヘの不正アクセスのおそれに関するお知らせ」です。骨子を整理すると次のとおりです。

  • 2026年7月17日に、サイトで使っているCMSの脆弱性が公表された
  • それを受けて社内で調べたところ、公式サイトのCMSに不正なアクセスの痕跡が見つかった
  • サイトの掲載内容が改ざんされた事実は確認されていない
  • お問い合わせフォームを使ったときの情報の一部が、システム上に一時的に保存されていた
  • その情報について、不正アクセスに伴い外部に取得されたおそれを否定できない状況だった
  • 実際に外部へ持ち出された事実は確認されていないが、「漏えいのおそれがある」ものとして、対象の人に直接メールで案内している

このたび、当サイトにおいて利用するコンテンツ管理システム(以下、CMS)の脆弱性を利用した、第三者による外部からの不正アクセスを受けた可能性があることが判明いたしましたので、現時点で判明している内容をお知らせいたします。 出典: hololive OFFICIAL CARD GAME「『hololive OFFICIAL CARD GAME』公式サイトヘの不正アクセスのおそれに関するお知らせ」

ここで押さえておきたいのは、発表の言葉づかいです。お知らせは「不正アクセスを受けた可能性」「外部に取得されたおそれを否定できない」と書いていて、「漏えいした」とは書いていません。不正なアクセスの痕跡が見つかったことと、お問い合わせの情報が実際に外へ持ち出されたことは別の話で、後者は「現時点までに確認されておりません」とされています。

それでも運営は、対象の人を「漏えいのおそれがある」ものとして扱い、個別にメールで知らせる対応を取っています。利用者の側も、「漏れていないかもしれない」と安心しきるのではなく、「漏れていたとしても困らない備え」をしておくのが落ち着いた受け止め方です。

なお、このお知らせが扱っているのは、カードゲーム公式サイトのお問い合わせフォームの情報だけです。ホロライブプロダクションやカバー株式会社に関する別の話題を検索で見かけることがあっても、今回の発表とは切り分けて読んでください。

公表の経緯と2026年11月1日時点で分かっていること

お知らせに書かれた日付と、11月1日時点の状況を順に並べると次のとおりです。

日付 出来事 出どころ
2026年7月4日 対象期間の始まり。この日からお問い合わせフォームを使った人が対象 8月25日のお知らせ
2026年7月17日 公式サイトが使っているCMSの脆弱性が公表され、社内で調査を始めた。調査の結果、CMSに不正なアクセスの痕跡を確認 8月25日のお知らせ
2026年7月19日 対象期間の終わり。この日までにお問い合わせフォームを使った人が対象 8月25日のお知らせ
2026年8月25日 公式サイトのニュースで公表。対象の人には直接メールで案内 8月25日のお知らせ
2026年11月1日時点 続報は公式サイトのニュース一覧に掲載されていない ニュース一覧

お知らせには、対象期間がなぜ7月4日から7月19日なのかの説明はありません。7月4日が不正アクセスの始まった日なのか、7月19日に何があったのかも書かれていません。期間の区切りの理由を推測で埋めずに、「この期間にフォームを使った人が対象」とだけ読むのが正確です。

同じように、対象になった人の数も公表されていません。お知らせは件数ではなく、期間と窓口で対象を示しています。期間中にフォームを使った人には個別にメールで案内したと書かれているので、運営の側では対象の人を把握していると読めます。

公表は、脆弱性の公表から1か月あまり後の8月25日でした。お知らせには、調査や対策の途中経過の日付は書かれていません。調べ終えてから知らせる形をとったのか、どの時点で何が分かったのかは、発表からは読み取れません。11月1日時点で新しい事実の発表はなく、お知らせの「新たに報告すべき事実が判明した場合は、あらためて本サイトや対象となるお客様に対してお知らせいたします」という一文が、今後の発表の手がかりになります。

外部に取得されたおそれがある情報

お知らせが挙げている対象と、対象外として明記されたものを分けて整理します。

区分 中身
対象の期間 2026年7月4日から7月19日
対象の窓口 公式サイトのお問い合わせフォーム
対象の項目 お名前、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ内容
対象外と明記された窓口 単品カード交換対応窓口
確認されていないこと 情報が実際に外部へ持ち出された事実、サイトの掲載内容の改ざん、不正アクセスの拡大や追加の被害

対象の項目は4つです。お名前とメールアドレスと電話番号がそろうと、本人に向けて名前入りのメールを送ったり、電話をかけたりすることができます。もし情報が悪用されるとしたら、まず考えられるのは、運営やカードゲームの関係者を装ったメールや電話、ショートメッセージ(SMS)です。

4つ目の「お問い合わせ内容」は、人によって中身が大きく違います。フォームの本文の欄に書いたことが、そのまま対象の項目に入るからです。カードのルールについての質問だけを書いた人もいれば、自分が出た大会の名前やお店の名前、カードの購入の経緯などを書き添えた人もいるはずです。自分が何を書いたかを思い出すことが、何に備えればよいかを考える出発点になります。

お知らせの対象の項目には、パスワードやクレジットカード番号、住所は挙がっていません。2026年11月1日時点の公式サイトのお問い合わせフォームを見ると、入力欄はお名前、メールアドレス、電話番号、件名、お問い合わせ詳細で、パスワードやカード番号を入れる欄はありません。ただし、お問い合わせ内容の欄に自分で住所などを書いた場合は、その文章も対象の項目に含まれる点に気をつけてください。

単品カード交換対応窓口が対象外とされている点も大切です。11月1日時点のお問い合わせのページでは、カードルールのお問い合わせはサイト内のお問い合わせフォームへ、単品カードの交換対応は別の受付ページへと、入口が分かれています。交換の手続きだけをした人は、今回の発表の対象ではありません。

原因として発表されたこと

お知らせが原因として書いているのは、サイトで使っているCMSの脆弱性を利用した、第三者による外部からの不正アクセスを受けた可能性がある、という点です。

CMSとは、ホームページの文章や画像を、専門の知識がなくても更新できるようにする仕組みのことです。ニュースの記事を書いたり、お問い合わせフォームを動かしたりする土台として、多くの企業や団体のサイトで使われています。脆弱性とは、悪用されると本来できないはずの操作ができてしまうような、ソフトウエアの作りの弱点のことです。

お知らせの流れは次のとおりです。まず7月17日に、運営が使っているCMSの脆弱性が公表されました。脆弱性の公表とは、ソフトウエアを作っている側や調べた人が、「この版にはこういう弱点がある」と世の中に知らせることです。公表を受けて運営が自社のサイトを調べたところ、不正なアクセスの痕跡が見つかりました。

一方で、お知らせには次のことは書かれていません。

  • 使っていたCMSの製品名
  • 脆弱性の番号や中身
  • 不正なアクセスが実際に行われた日時
  • お問い合わせの情報が、どのような仕組みで「一時的に保存」されていたのか

これらは公表されていないので、この記事でも推測で書きません。ネット上には製品名や手口を推し量る書き込みが出ることがありますが、運営の発表で確かめられないことを前提に行動を決める必要はありません。利用者にとって大切なのは、何の情報が、どの期間に、どの窓口で対象になったのかで、それはお知らせにはっきり書かれています。

もう1つ、お知らせは「サイトの掲載内容に改ざんに当たる事実は確認されていない」としています。改ざんとは、ページの中身を勝手に書き換えることです。ニュースやカードリストのページが書き換えられて偽の案内が載っていたという話ではなく、問題はフォームに入力された情報の側にある、ということです。

カバー株式会社の対応

お知らせに書かれている運営の対応は次のとおりです。

  • 事象を確認したあと、CMSのプログラムの更新などの対策を終えた
  • サイトの監視と調査を続けていて、不正アクセスの拡大や追加の被害は確認されていない
  • 外部の関係会社と連携して対応を進めている
  • 対象の人には、直接メールで案内している
  • 新たに報告すべき事実が分かったときは、サイトや対象の人に改めて知らせる
  • 心当たりのないメールに書かれたリンクや添付ファイルは開かないよう呼びかけている

当該情報が実際に外部へ持ち出された事実は現時点までに確認されておりませんが、「漏えいのおそれがある」ものとして、対象となるお客様には直接メールにてご案内しております。 出典: hololive OFFICIAL CARD GAME公式サイトのお知らせ(2026年8月25日)

お知らせには、お詫びの品やポイントなどの補償についての記載はありません。警察や行政機関への届け出についても書かれていません。書かれていないことを「ある」とも「ない」とも決めつけず、知りたいことがあれば窓口に尋ねるのが確実です。

ほかの事案では、お詫びとしてポイントや金券が配られた例もありますが、それは各社がそれぞれの判断で決めたことで、今回の件に当てはまるとは限りません。今回の件で補償があるかどうかは、運営の発表と窓口の回答で確かめてください。また、補償をうたうメールが届いたときほど、本物かどうかを慎重に確かめることが大切です。お詫びを装ってリンクを押させる手口は、漏えいの発表のあとに出回りやすいからです。

自分が対象かを確かめる方法

対象かどうかは、次の3つの点で見分けられます。

  1. 2026年7月4日から7月19日の間に、公式サイトのお問い合わせフォームを使ったか
  2. 使ったのが、単品カードの交換対応の窓口ではなく、お問い合わせフォームだったか
  3. 運営から、この件についての案内メールが届いているか

いちばん確実なのは、自分のメールの受信箱を確かめることです。お問い合わせフォームを使うと、多くの場合は自分のメールアドレスに受付の控えや返信が届きます。7月4日から7月19日ごろの受信箱を、カードゲームの名前や「お問い合わせ」という言葉で探すと、自分がいつフォームを使ったかを思い出しやすくなります。迷惑メールのフォルダも一緒に見てください。

8月25日以降に、運営からこの件の案内メールが届いていれば、対象の人として案内を受けたことになります。メールが見当たらないときや、期間中に使ったかどうか覚えていないときは、お知らせに載っている問い合わせ先にメールで尋ねるのが確実です。

ここで気をつけたいのは、案内メールを装った偽のメールです。「不正アクセスのお詫び」「お客様情報の確認」といった件名で、リンクを押させて個人情報やカード番号を入力させようとするメールは、ほかの事案でもよく使われる手口です。運営のお知らせは、心当たりのないメールのリンクや添付ファイルを開かないよう呼びかけています。届いたメールが本物かどうか迷ったら、メールの中のリンクから進まずに、自分で公式サイトを開いてニュース一覧を確かめてください。

また、検索で「ホロカ」や「ホロライブ」と調べると、今回の件とは関係のない話題が並ぶことがあります。この発表の対象は、あくまでカードゲーム公式サイトのお問い合わせフォームです。ほかのサービスやショップ、アプリのアカウントを持っているからといって、それだけで今回の対象になるわけではありません。

利用者がすること

対象の項目は、お名前、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ内容の4つです。パスワードやカード番号は対象の項目に挙がっていないので、すべてのパスワードを慌てて変える必要はありません。やることは、対象の項目に合わせて絞れます。

不審なメールに備える

いちばん気をつけたいのは、名前入りのメールです。お名前とメールアドレスが組み合わさると、「〇〇様」と本名で呼びかける偽のメールが作れます。名前が正しいと本物らしく見えますが、名前が合っていることは本物の証拠になりません。

次のようなメールは、まず疑ってかかってください。

  • 不正アクセスのお詫びとして、ポイントやプロモーションカードを配るとうたい、リンクから個人情報の入力を求める
  • お問い合わせの続きとして、本人確認のためにカード番号や口座番号、パスワードを求める
  • 大会の当選や限定商品の購入権をうたい、期限を区切って支払いを急がせる
  • 添付ファイルを開かせようとする

偽のメールの見分け方は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処で、送信元の確かめ方と、うっかり開いてしまったあとの対処を手順で紹介しています。

電話とSMSに備える

電話番号も対象の項目です。運営やカードショップ、配送業者などを名乗る電話やSMSが届いたら、その場で個人情報を答えたり、SMSのリンクを押したりせず、いったん切ってから公式の連絡先を自分で調べて確かめてください。電話番号が知られたときに起こりうることと備えは、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026で詳しく紹介しています。

お問い合わせ内容に書いたことを思い出す

お問い合わせ内容の欄に、名前と連絡先のほかの情報を書いた人は、その中身に合わせた備えが要ります。たとえば次のような場合です。

  • 住所を書いた場合は、郵便や宅配便を装った連絡にも気をつける
  • よく行くカードショップや大会の名前を書いた場合は、そのお店や大会の運営を名乗る連絡に気をつける
  • ほかのサービスのアカウント名やユーザーIDを書いた場合は、そのアカウントのログイン通知を確かめ、2段階認証を設定しておく

自分が何を書いたか思い出せないときは、受信箱に残っている受付の控えや、運営からの返信のメールに、送った文章が引用されていないかを見てください。

使い回しのパスワードがあれば見直す

今回のフォームにはパスワードの欄はなく、対象の項目にもパスワードは入っていません。ただ、メールアドレスが知られると、そのアドレスを使ってほかのサービスへのログインを試される攻撃の的になりやすくなります。同じパスワードを複数のサービスで使い回している人は、これを機に、メールのアカウントや大事なサービスから順に別々のパスワードへ変えておくと安心です。変える順番は、パスワードが漏洩したらどうなる|変更の順番と使い回しの見直し方 2026で整理しています。

しなくてよいこと

慌てて余計なことをして、かえって手間が増えることもあります。今回の件で、次のことはしなくてかまいません。

  • 対象の項目に挙がっていないクレジットカードを、それだけの理由で止める
  • 電話番号やメールアドレスを、すぐに変える(不審な連絡が続いて困るようになってから考えれば十分です)
  • ネット上の書き込みをもとに、確かめられていない被害を前提に動く

カードゲームの利用者を狙う連絡の具体例と見分け方

カードゲームの利用者は、限定カードや大会、抽選販売などの話題に関心が高く、そこを突いた偽の連絡が作られやすいと考えられます。お知らせの時点で二次被害は確認されていませんが、起こりうる形を知っておくと、届いたときに落ち着いて判断できます。

メールの場合

「お問い合わせいただいた件について、ご本人確認のため下記のページからログインしてください」といったメールは、まず疑ってください。お問い合わせフォームは、ログインして使う仕組みではありません。返信を装ってログインやカード番号の入力を求める時点で、不自然だと判断できます。

送信元のアドレスが、それらしい名前でも、本物のドメインとわずかに違う綴りになっていることがあります。表示名ではなく、実際のアドレスを確かめる習慣をつけてください。

SMSの場合

「ご注文の商品の発送に問題があります」「当選したプロモーションカードの受け取り手続き」などのSMSは、リンクを押さずに削除してかまいません。カードゲームの公式サイトのお問い合わせとは関係のない内容で、偽のサイトに誘い込むものがほとんどです。

電話の場合

運営やお店の名前を名乗り、「お問い合わせの件で確認したい」と言って、生年月日や住所、口座番号を聞いてくる電話には答えないでください。本物の問い合わせ対応であれば、こちらから公式の窓口に改めて連絡しても困ることはありません。

入力してしまったとき

もし偽のページにパスワードを入れてしまったら、すぐにそのパスワードを使っているサービスでパスワードを変え、ログイン履歴を確かめます。カード番号を入れてしまったら、カード会社に連絡して止めてもらいます。慌てているときほど、偽のページに載っている電話番号ではなく、カードの裏面や公式サイトに載っている番号に連絡してください。

問い合わせ窓口

お知らせに載っている、この件の問い合わせ先は次のとおりです。

項目 内容
窓口 本件に関するお問い合わせ
連絡方法 メール
メールアドレス [email protected]
電話番号 お知らせには記載なし
受付時間 お知らせには記載なし

問い合わせるときは、次のことをメールに書いておくと、やり取りが早く進みます。

  • フォームを使ったおおよその日付
  • フォームに入力したお名前とメールアドレス
  • 運営から案内メールが届いているかどうか
  • 尋ねたいこと(自分が対象かどうか、届いたメールが本物かどうか、など)

パスワードやカード番号を問い合わせのメールに書く必要はありません。運営の側から聞かれることがあっても、メールで送る前に本物のやり取りかどうかを確かめてください。

カードのルールや商品のことは、ふだんどおりの窓口で受け付けられています。11月1日時点のお問い合わせのページでは、商品についてはよくある質問、カードルールはお問い合わせフォーム、単品カードの交換対応は専用の受付と、窓口が分かれています。今回の件について尋ねたいときは、お知らせに載っているメールアドレスを使ってください。

CMSの脆弱性による不正アクセスをどう受け止めるか

今回のように、サイトで使っているソフトウエアの弱点が公表され、それをきっかけに調べたら痕跡が見つかった、という順番の発表は、利用者には分かりにくいところがあります。読み方のこつを3つ挙げます。

1つ目は、「痕跡がある」と「情報が持ち出された」を分けることです。痕跡とは、記録の上で不正なアクセスがあったと分かる跡のことです。痕跡があっても、どの情報が外へ出たかまでは分からないことがあります。今回のお知らせは、痕跡を確認したうえで、お問い合わせの情報は外へ持ち出された事実は確認されていないが、おそれは否定できない、と書いています。

2つ目は、「おそれ」の段階でも備えはできる、ということです。漏れたかどうかが確定するのを待つ必要はありません。対象の項目がお名前、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ内容と分かっている以上、それに合わせた備え、つまり偽のメールや電話に気をつけることは今日から始められます。

3つ目は、利用者が自分で防げない種類の出来事だということです。サイトのソフトウエアの弱点は、利用者の操作とは関係なく生じます。利用者にできるのは、情報を入力するときに必要以上のことを書かないことと、届いた連絡を落ち着いて確かめることです。お問い合わせフォームに書く内容は、用件に必要な範囲にとどめておくと、万一のときに困ることが減ります。

自分のメールアドレスが、ほかのサービスの漏えいに含まれていないかを調べる方法もあります。Have I Been Pwnedの使い方|メールアドレスとパスワードの漏洩を確認する方法と、大手クラウドの過去の漏洩では、メールアドレスを入れて過去の漏えいとの関わりを調べる手順を紹介しています。今回の件がそこに載るとは限りませんが、自分のアドレスがどれくらい外に出回っているかを知る目安になります。

家族や子どもがフォームを使っていたとき

カードゲームは、子どもや学生も遊びます。家族の中に、7月4日から7月19日の間に公式サイトのお問い合わせフォームを使った人がいないかを、一声かけて確かめておくと安心です。

保護者のメールアドレスや電話番号で子どもが問い合わせた場合、案内メールは入力したメールアドレスに届きます。保護者の受信箱に届いた案内を、本人が知らないままになっていることもあります。家族で次のことを話しておくと、偽の連絡が届いたときに慌てずに済みます。

  • 運営やお店を名乗るメールやSMSのリンクは、押す前に家族に見せる
  • 「当選」「限定」「期限は今日まで」といった言葉で急がされたら、いったん手を止める
  • 電話で住所や生年月日、カードの番号を聞かれても答えない

子どもが自分のスマートフォンでSMSを受け取っている場合は、知らない番号からのSMSのリンクを押さないことを、具体例を見せながら伝えると伝わりやすくなります。

今後の発表の見方

11月1日時点では、8月25日のお知らせが唯一の公式発表です。お知らせは、新たに報告すべき事実が分かった場合に、サイトや対象の人に改めて知らせるとしています。続報を確かめるときは、次の点を見てください。

  • 情報が外部へ持ち出された事実が確認されたかどうか
  • 対象の期間や窓口、項目が変わったかどうか
  • 不正アクセスの拡大や、追加の被害が確認されたかどうか
  • 偽のメールなど、二次被害についての注意が出ていないか

続報は、公式サイトのニュース一覧に載ると考えられます。ニュースは「Products」「Event」「Campaign」「Column」「Rule」「Other」に分かれていて、8月25日のお知らせは「Other」の分類に入っています。新しいお知らせを探すときは、一覧の全体と「Other」の分類を見ると見落としが減ります。

SNSやまとめサイトで続報らしい話を見かけたときも、公式サイトのニュースを自分で開いて確かめてください。公式に載っていない数字や手口の話は、事実と区別して受け止めるのが安全です。

これからお問い合わせフォームを使うときの心がけ

今回の件は、利用者の操作に落ち度があったわけではありません。それでも、これから先にどのサイトのフォームを使うときにも、少しの心がけで、万一のときの困りごとを小さくできます。

1つ目は、お問い合わせ内容の欄に、用件に必要なこと以外を書かないことです。カードのルールについて尋ねるなら、住所や生年月日を書く必要はありません。返信に必要な連絡先は入力欄に入れ、本文には質問の中身だけを書くようにすると、仮に本文が外に出ても、そこから分かることが限られます。

2つ目は、問い合わせに使うメールアドレスを選ぶことです。趣味のサイトへの問い合わせには、趣味用のアドレスを使うと決めておくと、偽のメールが届いたときに「どこから漏れた情報なのか」の見当がつけやすくなります。

3つ目は、送った問い合わせの控えを残しておくことです。受付の控えのメールを削除せずに残しておけば、今回のように「この期間にフォームを使った人が対象」と発表されたとき、自分が対象かどうかをすぐに確かめられます。

4つ目は、電話番号の入力欄が必須かどうかを見ることです。必須でなければ空けておく、必須であれば、その番号に知らない相手から連絡が来ても応じない構えでいる、というように、入力する前に一度考えるだけでも違います。

在宅で仕事をする人が気をつけること

カードゲームは趣味のものですが、在宅で仕事をしている人の中には、仕事の連絡に使っているメールアドレスや電話番号で、趣味のサイトに問い合わせている人もいます。仕事用のアドレスに偽のメールが届くようになると、取引先からの本物の連絡と見分けにくくなり、確かめる手間が増えます。

在宅で仕事をする人が見直したいのは次の点です。

  • 趣味のサイトやゲームと、仕事の連絡に使うメールアドレスを分ける
  • 仕事の連絡に使う電話番号を、趣味の問い合わせに書かない
  • 取引先の情報が入っている端末で、不審なメールのリンクや添付ファイルを開かない
  • 仕事に使うメールやクラウドのアカウントに、2段階認証を設定しておく

今回の件では、運営が情報を預かる側でした。在宅で仕事をする人も、取引先の顧客名簿や問い合わせの記録などを預かると、同じ立場になることがあります。個人情報保護委員会は、漏えいやそのおそれが起きたときに、一定の条件で委員会への報告が必要になると案内しています。条件の1つは、不正の目的をもって行われたおそれがある行為による漏えい等(又はそのおそれ)で、例として不正アクセスによりデータが窃取された場合が挙がっています。報告の期限については、次のように書かれています。

発覚したら、まずは速やかに報告してください。 不正な目的で行われたおそれがある場合は、発覚日から、60日以内 出典: 個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」

自分が仕事で扱う情報がこの条件にあたるかは、扱う情報の種類や件数、契約の中身で変わります。迷ったときは、委員会の案内を読んだうえで、取引先や委員会の相談窓口に確かめてください。問い合わせフォームを自分で作って受け付けている人は、送られてきた情報がどこに、どれくらいの間保存されているかを把握しておくと、万一のときに対象の範囲を早く示せます。今回のお知らせでも、フォームの情報が「システム上に一時的に保存」されていたことが、対象を決める手がかりになっていました。

アカウントを守る力を仕事に生かす

不正アクセスの発表を正確に読み、「おそれ」と「事実」を分けて判断し、なりすましの連絡に落ち着いて対処する力は、在宅で仕事をするうえでも役に立ちます。取引先とのやり取りの多くがメールやチャットになる働き方では、偽の連絡を見分けることが、そのまま自分と取引先の情報を守ることにつながります。

アカウントの守り方は、多要素認証の設定から始めるのが近道です。多要素認証とは、パスワードに加えて、スマートフォンに届くコードなど別の手段でも本人であることを確かめる仕組みのことです。メールやクラウドの保存先など、仕事の情報につながるアカウントから順に有効にしておくと、パスワードが知られてしまったときにも、ログインされにくくなります。

セキュリティの知識を在宅の仕事に生かしたい人は、まず自分のアカウントの管理を整え、事案の発表を正確に読む習慣をつけるところから始められます。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。

よくある質問

Q. ホロカの公式サイトの不正アクセスで、お問い合わせの情報は実際に漏れたのですか?

2026年8月25日のお知らせでは、情報が実際に外部へ持ち出された事実は確認されていないとされています。ただし、不正アクセスに伴い外部に取得されたおそれを否定できないため、運営は「漏えいのおそれがある」ものとして、対象の人に直接メールで案内しています。2026年11月1日時点で、公式サイトに続報は掲載されていません。

Q. 自分が対象かどうかはどう確かめればよいですか?

2026年7月4日から7月19日に、公式サイトのお問い合わせフォームを使った人が対象です。単品カード交換対応窓口は対象外です。受信箱でその期間の受付の控えや返信を探し、8月25日以降に運営から案内メールが届いているかを確かめてください。分からないときは、お知らせに載っているメールアドレスに問い合わせるのが確実です。

Q. パスワードやクレジットカードを変える必要はありますか?

お知らせの対象の項目は、お名前、メールアドレス、電話番号、お問い合わせ内容の4つで、パスワードやカード番号は挙がっていません。そのため、この件だけを理由にカードを止める必要はありません。同じパスワードをほかのサービスで使い回している場合は、メールのアカウントから順に見直しておくと安心です。

Q. 運営を名乗るメールが届いたら、どうすればよいですか?

メールの中のリンクや添付ファイルは開かず、自分で公式サイトを開いてニュース一覧を確かめてください。お詫びのポイント配布や本人確認を理由に、カード番号やパスワードの入力を求めるメールは疑ってかかるべきです。迷ったときは、お知らせに載っている問い合わせ先のメールアドレスに、届いたメールが本物かどうかを尋ねてください。

この記事について

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編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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