フォームのURLを短縮する方法と、案内文やSNSに載せるときの選び方


この記事のポイント
- ✓フォームのURLを短縮する方法を
- ✓GoogleフォームとMicrosoft Formsの公式ヘルプに沿って手順で解説します
- ✓外部の短縮サービスを使うときの注意
アンケートや申し込みのフォームを作ったものの、URLが長すぎて案内文に収まらない。SNSに載せると見た目が悪く、チラシに印刷すると打ち間違えられそうで心配になる。フォームのURLを短縮したいと考える人の多くは、こうした「配るときの困りごと」を抱えています。
この記事では、フォームのURLを短縮する方法を、GoogleフォームとMicrosoft Formsの公式ヘルプで確かめた手順に沿って説明します。どちらのフォームにも、URLを短くする機能が最初から付いています。そのうえで、外部の短縮サービスを使うときの注意、メールやチラシ、SNSなど載せる場所ごとにどのURLを選ぶか、短縮したURLが開かないときの確かめ方まで整理します。回答を集めた後の対応までを1つの道具で行いたい人に向けて、フォームの道具のHalictにも後半で触れます。
フォームのURLを短くしたい場面と、短縮の仕組み
フォームのURLは、作ったときに自動で決まります。Googleフォームでも Microsoft Formsでも、フォームを1つずつ見分けるために、意味のない英数字が長く並んだURLになります。パソコンの画面で見る分には困りませんが、人に配るときにいくつかの困りごとが出てきます。
案内文が読みにくくなります。 メールやチャットの本文に長いURLを貼ると、何行にもわたって英数字が並び、肝心の案内の文が読みにくくなります。
SNSで見た目が悪くなります。 文字数に上限があるSNSでは、長いURLが文字数を圧迫します。投稿の見た目も整いません。
紙に印刷すると、打ち込めません。 チラシやポスターに長いURLを印刷しても、読んだ人がそれを1文字ずつ打ち込むのは現実的ではありません。
URLの短縮とは、長いURLの代わりに使える短いURLを用意し、その短いURLを開いた人を元の長いURLへ転送する仕組みです。短いURLを開くと、裏側で元のフォームのURLに自動で移動するので、回答する人は何も意識せずにフォームを開けます。フォームの中身や回答の保存先は変わりません。
Googleフォームでリンクを短縮する手順
Googleフォームには、リンクを短縮する機能が付いています。Googleのヘルプによると、回答者に送るリンクを取得するには、次のどれかの操作をします。
- 右上の「プレビュー」から「回答者に送信するリンクをコピー」をクリックする
- フォームを公開した後なら、「公開済み」から「回答者に送信するリンクをコピー」をクリックする
- 右上の「共有」から「回答者に送信するリンクをコピー」をクリックする
短縮版のリンクについては、ヘルプに次のように書かれています。
ヒント: フォームの公開後は、短縮版のリンクをコピーできるようになります。 出典: support.google.com
同じヘルプでは、「URL を短縮」の横にあるチェックボックスをオンにしてから「コピー」をクリックする手順が案内されています。チェックを入れると、表示されているリンクが短い形に切り替わります。
ここで大事なのは、短縮版のリンクはフォームを公開した後で使えるようになる、という点です。Googleのヘルプによると、回答者がフォームにアクセスできるようにするには、フォームを公開する必要があります。公開するには、右上の「公開」をクリックし、回答できるユーザーを確かめてから公開します。公開を止めると、リンクを知っている人もフォームにアクセスできなくなると書かれています。
短縮したリンクを配る前に、自分でも一度開いて、フォームが正しく表示されるかを確かめておきます。パソコンだけでなく、スマートフォンでも開いてみると安心です。
Microsoft FormsでURLを短くする手順
Microsoft Formsにも、URLを短くする機能があります。Microsoftの公式ヘルプは、次のように説明しています。
Microsoft Forms のアンケート、テスト、またはその他の種類のフォームに対する回答を収集する準備ができたら、長くて複雑なリンクよりもスペースを節約し、覚えやすい短くてシンプルなリンクを送信できます。 出典: support.microsoft.com
ヘルプの手順は次のとおりです。
- Microsoft Formsで、短いURLを作りたいフォームを開く
- 共有の画面の「回答の送信と収集」で、ドロップダウンのリストから回答を集める相手を選ぶ
- 「URLを短くする」のオプションを選ぶ
- 回答を求める方法を選ぶ
回答を集める相手の選び方には注意が必要です。社内の人だけに回答してもらうのか、社外の人を含めて誰でも回答できるようにするのかで、フォームを開ける人が変わります。社外の人に配るのに社内の人だけの設定にしていると、短くしたURLを開いても回答できません。
Microsoft Formsの公式ヘルプでは、フォームの共有のしかたとして、リンクのコピー、OutlookやTeamsでの送信、QRコードのダウンロード、Webサイトへの埋め込みが案内されています。紙のチラシに載せる場合は、短いURLと一緒にQRコードを載せると、スマートフォンから読み取ってすぐに開いてもらえます。
一部の欄を入力済みにしたURLを配る方法
Googleフォームには、URLを短くする機能とは別に、一部の欄をあらかじめ入力した状態のフォームを配る機能もあります。Googleのヘルプでは「回答を事前入力したフォームを送信する」として、次の手順が案内されています。
- Googleフォームでフォームを開く
- 右上のその他のアイコンをクリックする
- 「フォームに事前入力する」を選ぶ
- あらかじめ入れておきたい回答の欄に入力する
- 「リンクを取得」をクリックし、上部に表示されたリンクをコピーして送る
例えば、複数の会場で同じ申し込みのフォームを使う場合に、会場の欄だけを入力済みにしたURLを会場ごとに用意する、といった使い方ができます。回答する人の手間が減り、集計のときにどの案内から申し込まれたかも分かります。
ただし、入力済みにしたURLは、入力した内容がURLの中に含まれるため、元のURLよりさらに長くなります。このURLを配るときは、外部の短縮サービスを使うか、Webサイトのボタンにリンクを付けるなど、URLを見せずに済む方法を考えます。入力済みにする内容に、個人の情報を入れないことも大切です。URLの中に情報が残るため、転送されたURLから他の人に見られるおそれがあるからです。
メールで直接送る方法も選べる
Googleフォームでは、URLを配る代わりに、フォームの案内をメールで直接送ることもできます。Googleのヘルプによると、フォームを共有するときに「通知を送信する」の横のチェックボックスをオンにすると、フォームを公開するときに回答者へ通知のメールが送られ、そのメールにフォームが記載されます。
ただし、ヘルプには、ファイルのアップロードの質問、評価の質問、質問や選択肢の画像、保護されているテストを含むフォームは、メールに埋め込めないとも書かれています。こうした質問を含むフォームを配るときは、メールの本文にURLを載せる方法を使います。
送る相手が決まっている場合は、メールで直接送る方法のほうが、URLを短くする手間がかかりません。不特定の人に広く配る場合は、短縮したURLを使う方法が向いています。
外部の短縮サービスを使う場合の注意
フォームの機能を使わず、外部のURL短縮サービスを使う方法もあります。外部のサービスには、短縮したURLを何人が開いたかを数える機能や、短縮したURLの文字を自分で決められる機能を持つものもあります。
一方で、外部のサービスを使うときには、気をつけたい点があります。
サービスが終わると、URLが使えなくなります。 短縮したURLは、そのサービスが動いている間だけ転送されます。サービスが終了したり、無料の範囲が変わったりすると、配ったURLが開かなくなる可能性があります。チラシのように、後から書き直せない媒体に載せるときは特に注意が要ります。
開く人から、行き先が見えません。 短縮したURLは、開くまでどのページにつながっているかが分かりません。そのため、なりすましのページへ誘導する手口にも使われることがあり、短縮URLを開くことに慎重な人もいます。会社によっては、外部の短縮URLを開けない設定にしていることもあります。
規約と料金を確かめます。 外部のサービスは、無料の範囲や商用の利用の可否がサービスごとに違います。仕事で使うなら、そのサービスの公式の規約と料金のページを確かめてから使います。
こうした点を考えると、GoogleフォームやMicrosoft Formsで作ったフォームなら、まずはフォームに付いている短縮の機能を使うのが安心です。フォームを提供している会社のドメイン(URLの「.com」などを含む部分)の短いURLになるので、開く人にとっても、どこのサービスのフォームかが分かりやすくなります。
載せる場所ごとのURLの選び方
フォームのURLを短くするかどうか、どの形で載せるかは、載せる場所によって変わります。
| 載せる場所 | おすすめの形 | 理由 |
|---|---|---|
| メールの本文 | 短縮したURL、またはリンクを付けた文字 | 本文を読みやすく保てる |
| チャット(社内) | 元のURLでも短縮したURLでもよい | 相手がクリックするだけなので長さは問題になりにくい |
| SNSの投稿 | 短縮したURL | 文字数と見た目を抑えられる |
| チラシ、ポスター | 短縮したURLとQRコードの両方 | 打ち込む人と読み取る人の両方に対応できる |
| Webサイト | フォームを埋め込むか、ボタンにリンクを付ける | URLを見せずに済む |
メールの本文では、短縮したURLを使うか、メールのソフトの機能で「こちらのフォームからお申し込みください」のような文字にリンクを付ける方法があります。ただ、文字にリンクを付ける方法は、受け取った側のメールのソフトによっては表示されないことがあるので、短縮したURLを1行に独立させて載せておくと確実です。
SNSの投稿では、短縮したURLを使います。投稿の文章とURLは改行で分けておくと、どこまでがURLなのかが分かりやすくなります。
チラシやポスターでは、短縮したURLとQRコードの両方を載せます。スマートフォンを持っている人の多くはQRコードを読み取りますが、パソコンから開きたい人や、QRコードを読み取れない人のために、打ち込めるURLも載せておきます。短縮したURLでも、数字の「0」とアルファベットの「O」、小文字の「l」と数字の「1」のように見分けにくい文字が含まれることがあるので、読みやすい書体で大きめに印刷します。
Webサイトでは、URLそのものを見せる必要はありません。Googleのヘルプによると、Googleフォームは右上のその他のアイコンから「HTMLを埋め込む」を選ぶと、Webサイトやブログに貼り付けるためのHTMLをコピーできます。ページの中にフォームを表示すれば、閲覧者はページから離れずに回答できます。
短縮したURLと一緒に載せる案内文の例
URLを短くしても、案内文が分かりにくければ、回答は集まりません。載せる場所ごとに、案内文の例を示します。〇〇の部分は、実際の内容に置き換えてください。
メールの場合。 件名は「〇〇アンケートご協力のお願い(〇月〇日まで)」のように、締め切りまで入れます。本文では、最初の2行で目的と所要時間を伝えます。「〇〇の改善のため、5分ほどで終わるアンケートにご協力ください。回答の締め切りは〇月〇日です。」と書いたうえで、短縮したURLを1行に独立させて載せます。URLの前後には空行を入れ、URLの直後に文字を続けないようにすると、メールのソフトがURLを正しく認識しやすくなります。
SNSの場合。 1行目で何のフォームかを伝え、2行目に締め切り、最後の行に短縮したURLを載せます。「〇〇セミナーの参加申し込みを受け付けています。」「締め切りは〇月〇日です。」と書き、改行してURLを載せます。文章とURLが同じ行に続くと、どこまでがURLか分かりにくくなります。
チラシの場合。 「こちらから申し込めます」の一言と一緒に、QRコードと短縮したURLを並べて載せます。QRコードの下に「読み取れない場合は、次のURLを入力してください」と書き添えると、パソコンから申し込みたい人にも伝わります。締め切りの日付と問い合わせ先も、同じ枠の中に書いておきます。
どの場所でも共通するのは、何のためのフォームか、どのくらい時間がかかるか、いつまでか、の3つを先に伝えることです。開く前に中身が分かれば、安心して開いてもらえます。
QRコードを載せるときの注意
紙に印刷するときに便利なのがQRコードです。Microsoft Formsでは、公式ヘルプのとおり、フォームの共有の画面からQRコードをダウンロードできます。QRコードを載せるときは、次の点に気をつけます。
印刷する前に、自分のスマートフォンで読み取って確かめます。 画面で見て読み取れても、印刷すると小さすぎたり、にじんだりして読み取れないことがあります。試しに1枚印刷して、実際に読み取れるかを確かめてから、本番の印刷をします。
小さくしすぎないようにします。 チラシの余白に収めようとして小さくしすぎると、読み取りにくくなります。周りに余白を取り、ほかの文字や絵と重ならないようにします。
フォームを作り替えたら、QRコードも作り直します。 QRコードは、その時点のURLを記録したものです。フォームを作り直してURLが変わったら、古いQRコードのチラシは使えなくなります。印刷物は配った後に直せないので、フォームはなるべく作り直さずに使い続けられるように設計しておきます。
読み取った後の画面も確かめます。 QRコードはスマートフォンで読み取られることがほとんどです。フォームがスマートフォンの画面で見やすく表示されるか、質問の文が途中で切れていないかも、印刷の前に確かめておきます。
開く人に安心してもらうための書き方
短縮したURLは便利な反面、開く人から行き先が見えないため、警戒されることがあります。なりすましのメールやメッセージで短縮URLが使われることもあるので、知らない相手から届いた短縮URLは開かない、という人も増えています。安心して開いてもらうための書き方を整理します。
送り主をはっきり書きます。 メールやSNSの案内には、会社名や団体名、担当者の名前を必ず書きます。誰からの案内かが分かれば、開くかどうかを判断しやすくなります。
どのサービスのフォームかを書き添えます。 「Googleフォームで受け付けています」「Microsoft Formsのアンケートです」のように、使っているサービスの名前を一言添えます。フォームに付いている短縮の機能を使えば、短いURLにもサービスを提供している会社のドメインが入るので、外部の短縮サービスより行き先が分かりやすくなります。
公式のWebサイトにも同じ案内を載せます。 自社のWebサイトのお知らせのページにも、同じフォームの案内を載せておきます。メールで届いたURLを開くのが不安な人は、公式のWebサイトから開けます。
パスワードや支払いの情報を尋ねません。 フォームでパスワードやクレジットカードの番号を尋ねると、なりすましと区別がつかなくなります。フォームでは、目的に必要な最小限の情報だけを尋ねます。
問い合わせ先を書いておきます。 「開けない場合はこちらまで」と、メールアドレスや電話番号を書いておくと、開けない人や不安に思った人が連絡できます。
短縮したURLが開かないときに確かめること
短縮したURLを配ったのに、「開けない」「回答できない」という連絡が来ることがあります。次の点を確かめます。
フォームが公開されているか。 Googleフォームでは、公開を止めるとリンクを知っている人もアクセスできなくなるとヘルプに書かれています。テストのつもりで公開を止めたままになっていないかを確かめます。
回答を受け付けているか。 締め切りを過ぎて回答の受け付けを止めた後に、古い案内を見た人が開くと、回答できない旨の表示が出ます。受け付けを止めたら、案内のページやSNSの投稿にもその旨を書いておきます。
回答できる人の範囲が合っているか。 社内の人だけが回答できる設定のフォームを社外の人に配ると、開いてもログインを求められたり、回答できなかったりします。Microsoft Formsなら「回答の送信と収集」で、Googleフォームなら公開の設定で、回答できる人の範囲を確かめます。
URLが途中で切れていないか。 メールのソフトやチャットによっては、長い行が途中で折り返され、URLの一部だけがリンクとして扱われることがあります。短縮したURLを使っていれば、この問題は起きにくくなります。
打ち間違いがないか。 チラシに印刷したURLを打ち込んでもらう場合、打ち間違いで開けないことがあります。QRコードを併記していれば、この問題を減らせます。
確かめるときは、自分がログインしていない状態で開いてみることが大切です。作った本人はログインしているので、公開の設定が間違っていても開けてしまうことがあります。ブラウザのシークレットウインドウ(ログインの情報を使わない窓)で開くと、回答する人と同じ状態で確かめられます。
回答の数を伸ばすための配り方
URLを短くして見やすくするのは、回答を集めるための第一歩です。そのうえで、回答の数を伸ばすための配り方の工夫を整理します。
配る時期を選びます。 社内のアンケートなら、月末や締めの時期のように忙しい時期を避けます。社外の人に向けたフォームなら、相手が読みやすい時間帯に案内を送ります。平日の朝や昼休みの前後は、メールを読んでもらいやすい時間帯です。
締め切りの少し前に、もう一度案内します。 1回の案内で回答してくれる人は一部です。締め切りの数日前に、「回答の締め切りが近づいています」と短く案内を送り直すと、回答の数が伸びます。同じ短縮したURLを使えば、案内文を少し変えるだけで送り直せます。
所要時間を正直に書きます。 「1分で終わります」と書いておきながら質問が30問あると、途中でやめる人が増えます。実際に自分で回答してみて、かかった時間を案内に書きます。
回答した後に何が起きるかを伝えます。 「いただいた回答は、来月のサービスの改善に使います」のように、回答がどう生かされるかを伝えると、協力してもらいやすくなります。結果をまとめて共有する予定があれば、それも書いておきます。
質問の数を絞ります。 回答の数を伸ばすいちばんの近道は、質問の数を減らすことです。本当に必要な質問だけに絞り、必須にする質問も最小限にします。
配ったURLを一覧で管理する
フォームを作る機会が増えると、どのフォームのURLをどこに配ったかが分からなくなります。特に、短縮したURLは見た目から中身が分からないので、記録しておかないと後で困ります。
表計算のシートに、次の列を作って管理しておくと便利です。
| 列 | 書く内容 |
|---|---|
| フォームの名前 | 「〇〇セミナー申し込み」など |
| 短縮したURL | 配った短いURL |
| 元のURL | 編集の画面を開くための元のURL |
| 配った場所 | メール、SNS、チラシなど |
| 受け付けの期間 | 開始日と締め切り |
| 担当者 | 回答を確かめ、対応する人 |
この一覧があれば、問い合わせが来たときに、どのフォームのことかをすぐに特定できます。受け付けの期間が終わったフォームを止め忘れることも防げます。担当者の列を作っておけば、担当が替わったときの引き継ぎもしやすくなります。
URLを配った後に気をつけること
短縮したURLを配った後にも、気をつけたいことがあります。
同じフォームを使い回すときは、URLが変わらないことを利用します。 毎月の定例のアンケートなどで同じフォームを使い回せば、URLは変わりません。案内のページにURLを固定で載せておけます。ただし、前回の回答と混ざらないように、回答の保存先や集計の範囲を区切っておきます。
新しいフォームに作り替えたら、古いURLの扱いを決めます。 新しいフォームを作ると、URLも新しくなります。古いURLを載せた案内が残っていると、古いフォームに回答が届き続けることがあります。古いフォームは受け付けを止め、新しいURLを案内する説明を添えておきます。
URLを広く公開するときは、個人の情報の扱いを確かめます。 SNSのように誰でも見られる場所にフォームのURLを載せると、想定していない人からも回答が届きます。氏名や連絡先を尋ねるフォームなら、何のために使うのかを説明に書き、必要な項目だけを尋ねるようにします。
受け付けを止めた後の表示を整えます。 締め切りを過ぎた後も、配ったURLは残り続け、古い案内を見た人が開くことがあります。受け付けを止めたフォームには、「受け付けは〇月〇日で終了しました」のような説明と、次回の案内や問い合わせ先を表示しておくと、開いた人が迷いません。受け付けを止めたときに表示する文を設定できるかどうか、どこで設定するかは、使っているフォームのヘルプで確かめてください。設定できる場合は、締め切りの前に文面を用意しておくと、当日に慌てずに済みます。設定できない場合は、案内のページやSNSの投稿に終了のお知らせを書き足しておきます。
回答が多く届いたときの対応を決めておきます。 URLを広く配るほど、回答の数は増えます。問い合わせや申し込みのフォームなら、届いた回答に誰が、いつまでに返信するかを決めておかないと、返信の漏れが起きます。
回答を集めた後の対応まで1つの道具で行いたいとき
フォームのURLを短くして配るところまでは、GoogleフォームやMicrosoft Formsで十分です。社内のアンケートを集めて、集計して終わりなら、そのまま使い続けて困ることはありません。
困りごとが出てくるのは、届いた回答に1件ずつ対応する場合です。申し込みへの返信、問い合わせへの回答、応募者への連絡のように、回答ごとに「誰が対応するか」「返信したか」を管理したい場面では、表計算に「担当」「状況」の列を足して手で埋め、返信はメールのソフトから送る、という運用になりがちです。回答が増えると、どの回答に返信したかが分からなくなります。
その用途で使える選択肢の1つが、フォームの道具のHalictです。公式サイトによると、作ったフォームはURLを配るだけで受け付けを始められ、届いた回答1件ごとに担当者・ステージ(対応の状況)・タグを付けて管理でき、返信も同じ画面から送れます。料金ページでは、1人で使うフリープランが0円で、フォームの数も回答の数も、どのプランでも無制限と案内されています。メンバー30人までのビジネスプラン(月額16,800円・税抜)には、独自ドメインの機能も含まれています。自社のドメインのURLでフォームを配りたい場合の選択肢になります。
Halictは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
フォームの運用を仕事にする道
最後に、フォームの作成や配布の知識が、仕事の場でどう役立つかを市場の目線で整理します。
フォームのURLを短くして配る作業は、一見すると小さな作業です。ただ、イベントの申し込み、問い合わせの受け付け、顧客のアンケートなど、フォームを使った仕組みは多くの会社の業務に入り込んでいます。フォームを作り、配る場所に合わせてURLやQRコードを用意し、回答を集計して報告するまでを任せられる人は、事業の現場で重宝されます。
業務の流れを聞き取り、フォームや自動化の道具を組み合わせて手作業を減らす提案は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事の中身と重なります。フォームを広告やSNSで広く配り、回答の数を伸ばす工夫は、Webの集客の仕事の一部です。どんな依頼があるかは、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で確かめられます。
フォームそのものを自社の仕組みに組み込む開発の仕事もあります。アプリケーション開発のお仕事では、そうした依頼の例を見られます。チラシやWebの画面にフォームの案内をきれいに載せる仕事なら、デザインの力が生きます。デザインの仕事の相場は、デザイナーの年収・単価相場のページで確かめられます。
集めた回答を分析して報告にまとめる仕事は、調査の専門職の仕事に近いものです。データを扱う専門職の収入の目安は、研究者の年収・単価相場のページで確かめられます。
在宅ワークとフリーランスの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、フォームの運用を任されて長く続く人は、配る前の確認が丁寧です。公開の設定を確かめ、ログインしていない状態で開いてみて、スマートフォンでも表示を確かめる。その一手間が、「開けない」という問い合わせを減らし、依頼した側の手間を減らします。仲介の手数料がかからない直接の取引であれば、依頼する側は同じ予算で頼める量が増え、受ける側は手取りが厚くなります。小さな確認を積み重ねる人ほど、その関係を長く続けられます。
よくある質問
Q. GoogleフォームのURLを短くするにはどうすればよいですか?
フォームを公開した後に、右上の「公開済み」や「共有」から「回答者に送信するリンクをコピー」を開き、「URLを短縮」の横のチェックボックスをオンにして「コピー」をクリックします。Googleのヘルプによると、短縮版のリンクはフォームを公開した後でコピーできるようになります。
Q. Microsoft FormsでもURLを短くできますか?
できます。Microsoft Formsでフォームを開き、共有の画面の「回答の送信と収集」で回答を集める相手を選んでから、「URLを短くする」のオプションを選びます。社外の人に配る場合は、回答を集める相手の設定が合っているかも確かめてください。
Q. 外部のURL短縮サービスを使っても大丈夫ですか?
使えますが、サービスが終了すると配ったURLが開かなくなる可能性があること、開く人から行き先が見えないこと、無料の範囲や商用の利用の条件がサービスごとに違うことに注意が必要です。GoogleフォームやMicrosoft Formsなら、フォームに付いている短縮の機能を使うのが安心です。
Q. 短縮したURLを開いても回答できないと言われました。何を確かめればよいですか?
フォームが公開されているか、回答の受け付けを止めていないか、回答できる人の範囲が社内だけになっていないかを確かめます。作った本人はログインしているので開けてしまうことがあります。ブラウザのシークレットウインドウなど、ログインしていない状態で開いて確かめると確実です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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