調整さんで出欠を確認する方法と、回答していない人への声のかけ方

@SOHO編集部
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調整さんで出欠を確認する方法と、回答していない人への声のかけ方

この記事のポイント

  • ✓調整さんで出欠を確認する方法を
  • ✓結果の見方と日程の決め方の順に解説します
  • ✓回答していない人の見つけ方と

調整さんで出欠確認の表を作ってURLを送ったものの、回答がなかなかそろわない。誰が答えていないのか分からない。催促したいけれど、きつい言い方にならないか気になる。幹事を任された人の多くが、この段階でつまずきます。

結論から書くと、出欠確認をスムーズに終わらせるこつは3つです。最初にメモ欄へ回答の締め切りを書くこと、手元の名簿と出欠表を見比べて未回答の人を把握すること、そして締め切りの前と当日の2回だけ、相手に合わせた言葉で声をかけること。この記事では、調整さんで出欠を確認する手順を公式の案内に沿って説明したうえで、回答していない人への声のかけ方を文例つきで紹介します。

結論:締め切り、名簿との照合、2回の声かけ

出欠確認が長引く原因は、ほとんどの場合、次の3つのどれかです。

・締め切りが決まっていない、または伝わっていない
・誰が未回答なのかを、幹事が把握できていない
・催促のタイミングと言い方が、相手に合っていない

調整さんは、URLを送るだけで出欠表を作れる手軽さが魅力ですが、手軽な分、締め切りや未回答の管理は幹事の側で工夫する必要があります。逆に言えば、この3つを押さえるだけで、回答がそろうまでの時間は大きく縮まります。

セキュリティの仕事でも、手順が決まっていない作業ほど抜け漏れが起きます。出欠確認も同じで、「いつまでに」「誰が」「どう確かめるか」を最初に決めておけば、あとは淡々と進めるだけです。

調整さんとは

調整さんは、イベントの出欠確認や日程調整のための出欠表を作れる無料のツールです。公式サイトでは、URLをメンバーに送るだけでイベントの出欠確認や日程調整ができる出欠表のツールと説明されています。2006年に誕生したサービスで、ログインしなくても使えます。

App Storeの公式アプリの説明では、次のように紹介されています。

月間約800万人以上が利用する日本最大級の日程調整サービス「調整さん」の公式アプリです。 出典: apps.apple.com

同じ説明の中で、調整さんは完全無料で利用できると書かれています。パソコンでもスマートフォンでも使え、iPhoneとAndroidの公式アプリもあります。

調整さんの出欠表は、候補の日付を縦に、回答した人の名前を横に並べた表の形で、参加者は候補ごとに「○」「△」「×」で答えます。日程を決める目的で作られたツールですが、日付が1つだけの出欠表を作れば、そのまま出欠確認の表として使えます。複数回の練習や会議の出欠をまとめて取ることもできます。

出欠確認に時間がかかる背景

出欠確認は、昔から幹事の悩みの種でした。メールで1人ずつ返事をもらっていたころは、返信を数えて一覧にする作業だけで手間がかかりました。調整さんのような出欠表のツールが広く使われるようになり、集計の手間は大きく減りました。

一方で、連絡の手段が増えたことで、別の難しさが生まれています。メール、LINE、社内のチャットと、人によってよく見る連絡手段が違い、1つの連絡手段で送っただけでは全員に届かないことがあります。通知が多すぎて、出欠確認のURLが他の連絡に埋もれてしまうこともあります。回答がそろわないのは、相手が不誠実だからではなく、気づいていない、後回しにしているうちに忘れた、というケースが大半です。

だからこそ、出欠確認は「送ったら終わり」ではなく、「そろうまでが幹事の仕事」と考えておくと気が楽になります。回答がそろわないのは当たり前、という前提で段取りを組めば、催促も事務的に淡々とこなせます。

調整さんで出欠表を作る手順(幹事)

調整さんの公式メディアの使い方の記事では、幹事が出欠表を作る手順を次のように案内しています。

  1. 調整さんのサイトを開く
  2. イベント名を入力する
  3. メモを入力する(任意)
  4. 日付を選ぶ
  5. 時間を確かめる
  6. 「出欠表をつくる」をクリックする
  7. 表示されたURLをコピーして、参加者に送る

出欠確認だけをしたい場合は、日付の候補を1つだけにします。「10月25日(土)18:30から」のように日付と時間を書いておけば、参加者はその日に参加できるかどうかを「○」「△」「×」で答えるだけです。

作ったあとに直すこともできる

公式の案内によると、イベントを作成した幹事は、出欠表を開いて「イベント編集」をクリックすると、イベント名や日程の候補を後から編集できます。候補の削除や並び替えもできます。

ただし、会員登録をせずに作った場合は、ブラウザのデータを消すとイベントの編集ができなくなると公式の記事に書かれています。編集の権限が、作成したブラウザに結びついているためです。大事な集まりの出欠表は、会員登録をしてから作っておくと安心です。この点は後の節で詳しく説明します。

URLは連絡手段を問わず送れる

作成したURLは、メールでもLINEでもチャットツールでも送れます。公式の記事では、SNSに投稿すれば連絡先を知らない相手とも日程を調整できると紹介されています。ただし、誰でもURLを開ける形で公開することには注意点もあります。これも後の節で説明します。

参加者が回答する手順

参加者の側の手順は、公式の記事で次のように案内されています。

  1. 幹事から受け取ったURLを開く
  2. 「出欠を入力する」をクリックする
  3. 名前を入力する
  4. 回答(○・△・×)を入力する
  5. コメントを入力する(任意)
  6. 「入力する」をクリックする

参加者は会員登録をしなくても回答できます。間違えて回答した場合も、URLを開けば修正できると公式の記事に書かれています。

幹事として気をつけたいのは、名前の書き方です。参加者が自由に名前を入力する仕組みなので、同じ人が「田中」「たなか」「田中(営業部)」のように違う書き方をすることがあります。名簿と見比べるときに迷わないよう、URLを送るときに「名前はフルネームで入力してください」「所属と名字で入力してください」のように書き方を指定しておくと、あとの確認が楽になります。

回答を確認して、日程と参加者を確定する

○の多い日がひと目で分かる

公式の記事によると、参加者の回答がそろうと、○の回答が最も多い日を調整さんが自動でハイライト表示します。複数の候補日から1つを選ぶ場合は、この表示を目安にできます。

コメントを読む

参加者がコメントに「19時からなら参加できます」「途中で抜けます」のような条件を書いていることがあります。○と×だけでなく、コメントにも目を通しておくと、当日の段取りを組みやすくなります。△を付けた人には、コメントで条件を確かめておくと、当日になって「やはり行けない」となるのを防げます。

回答を書き出して名簿に使う

公式の記事では、参加者の出欠情報をダウンロードでき、印刷して当日の名簿代わりにも使えると紹介されています。会場の受付で参加者を確かめるときや、会費を集めるときに便利です。

アプリで日程を確定する

調整さんの公式アプリには、幹事が日程を確定する操作があります。App Storeのレビューへの回答や利用者の声でも、この機能が話題になっています。確定した日程は、参加者に改めて連絡するのを忘れないようにします。確定しただけで、参加者に自動で知らせが届くとは限らないからです。

出欠確認の表を作るときのメモ欄の書き方

回答を早く集めるうえで、最も効果があるのがメモ欄です。メモ欄に書いた内容は、出欠表を開いた全員の目に入ります。最低限、次の4つを書いておきます。

・回答の締め切り(日付と曜日)
・名前の書き方
・△の意味(「未定」なのか「途中参加」なのか)
・問い合わせ先(幹事の名前)

たとえば、次のように書きます。

10月25日(土)の懇親会の出欠確認です。
回答の締め切りは10月17日(金)です。
お名前は「名字+下の名前の1文字目」で入力してください(例:田中 ひ)。
途中参加や途中退出の場合は△を選び、コメントに時間を書いてください。
ご不明な点は幹事の〇〇までお願いします。

公式の記事でも、メモに日程調整が必要な理由や回答期限などを書くと、スムーズに調整できると案内されています。締め切りは、実際に必要な日の数日前に設定しておくと、催促の余裕が生まれます。

回答していない人を見つける方法

調整さんの出欠表には、回答した人の名前だけが並びます。参加者が自分で名前を入力して回答する仕組みなので、「回答するはずの人の一覧」は出欠表の中にはありません。そのため、誰が未回答なのかを知るには、幹事が手元の名簿と見比べる必要があります。

手順は次のとおりです。

  1. 声をかけたメンバーの名簿を、表計算ソフトやメモで用意する
  2. 出欠表に回答が入るたびに、名簿の横に印を付ける
  3. 締め切りの数日前に、印のない人を抜き出す

人数が多い場合は、出欠表のダウンロードの機能で回答を書き出し、名簿と並べて照合すると早く済みます。名前の書き方を指定しておいたことが、ここで効いてきます。

グループのLINEなどで出欠表を送った場合、グループのメンバーの一覧がそのまま名簿になります。ただし、グループの中に出欠確認の対象でない人が入っていることもあるので、対象者を先に確かめておきます。

回答していない人への声のかけ方

未回答の人が分かったら、声をかけます。声かけの基本は、「責めない」「答えやすくする」「回数を絞る」の3つです。

1回目:締め切りの2〜3日前に、全体へ

最初の声かけは、未回答の人を名指しせず、全体に向けて送ります。名指しされると、回答していない理由に関係なく、居心地の悪さを感じる人がいるからです。

懇親会の出欠確認、たくさんの回答をありがとうございます。
締め切りは10月17日(金)です。まだの方は、こちらからお願いします。
(出欠表のURL)
未定の方は、△で一度回答していただければ大丈夫です。

「未定なら△でよい」と書き添えるのがポイントです。予定がはっきりしないために回答を後回しにしている人は多く、△で答えてよいと分かるだけで回答してくれることがあります。

2回目:締め切り当日に、個別に

締め切りの当日になっても回答がない人には、個別に連絡します。この段階では、相手が出欠表の存在に気づいていない可能性もあります。

〇〇さん、お疲れさまです。
10月25日の懇親会の出欠確認、本日が締め切りになっています。
お手数ですが、こちらから回答をお願いできますか。
(出欠表のURL)
返信で「参加」「不参加」とだけ送っていただいても大丈夫です。

「返信だけでもよい」と逃げ道を用意しておくと、出欠表を開く手間を面倒に感じている人からも答えが返ってきます。返信をもらったら、幹事が代わりに出欠表に入力しておきます。

目上の人への声のかけ方

上司や先輩、取引先の人に催促するときは、「催促」ではなく「確認」の形にします。

〇〇様
お忙しいところ恐れ入ります。
10月25日の懇親会につきまして、会場の予約人数を確定するため、
ご出欠の見込みだけでもお知らせいただけますと幸いです。

会場の予約や食事の手配のように、回答が必要な理由を添えると、相手も答えやすくなります。

声をかけるのは2回まで

声かけの回数が増えるほど、相手にとっても幹事にとっても負担になります。2回声をかけても回答がない場合は、「不参加」として扱うことを、あらかじめメモ欄や1回目の声かけに書いておくのも1つの方法です。「締め切りまでにご回答のない方は、不参加として人数を確定します」と書いておけば、催促を続ける必要がなくなります。

声かけで避けたい言い方

催促の連絡で避けたいのは、相手が悪いと受け取れる言い方です。「まだ回答がないのですが」「至急お願いします」「何度もすみませんが」といった言葉は、書いた側に悪気がなくても、読む側には責められているように響きます。特にグループ全体に送る連絡では、回答した人にとっても気持ちのよいものではありません。

言い換えのこつは、相手の行動ではなく、こちらの事情を書くことです。「会場に人数を伝えるため」「資料の部数を決めるため」のように理由を書けば、催促ではなく相談の形になります。また、「お忙しいところ」「お手数ですが」のような一言を添えるだけで、印象は大きく変わります。

回答が集まりやすい出欠表にする工夫

声かけの前に、そもそも回答が集まりやすい出欠表にしておくことも大切です。

候補を絞る

日程を決める場合、候補日が多すぎると、参加者は全部に答えるのが面倒になります。候補は5つ程度までに絞ると、回答の負担が軽くなります。

送るタイミングを選ぶ

平日の業務時間中に送ると、仕事の連絡に埋もれてしまうことがあります。相手が落ち着いて読める時間帯を選ぶと、すぐに回答してもらえる確率が上がります。

URLだけを送らない

URLだけを送ると、何の連絡か分からず後回しにされがちです。「10月25日の懇親会の出欠確認です。17日(金)までに回答をお願いします」のように、用件と締め切りを1行で添えて送ります。

繰り返しの出欠確認は形をそろえる

週1回の練習のように、繰り返し出欠を取る場合は、毎回同じイベント名の付け方と、同じメモ欄の書き方にそろえます。参加者が「いつもの出欠確認だ」とすぐに分かるので、回答までの時間が短くなります。App Storeのレビューの中にも、週1回の活動日の出欠確認に長く使っているという声がありました。

場面別:出欠表の作り方のこつ

同じ調整さんでも、使う場面によって作り方のこつは少しずつ違います。よくある4つの場面について整理します。

飲み会・懇親会

飲み会の出欠確認で大事なのは、店の予約に間に合う締め切りです。多くの店では、予約の人数を数日前までに確定する必要があります。締め切りは店に人数を伝える日の2〜3日前に設定し、メモ欄に会費の目安と、途中参加や途中退出の扱いを書いておきます。会費が決まっていない段階でも、「4,000円前後の予定」のように目安を書いておくと、参加を決めやすくなります。

社内の会議・打ち合わせ

社内の会議の日程を決めるときは、候補の日時を時間帯まで具体的に書きます。「10月20日(月)14:00から15:00」のように書けば、参加者は自分の予定表と照らして答えられます。必ず出席してほしい人がいる場合は、その人の予定を先に確かめてから候補を作ると、全員の○がそろわないという事態を減らせます。会議の議題や準備してほしいものは、メモ欄に1行で書いておきます。

サークル・習い事の定期的な練習

週1回の練習のように繰り返し出欠を取る場合は、1か月分の練習日をまとめて1つの出欠表にする方法があります。参加者は月に1回答えるだけで済み、幹事も月ごとの参加の傾向をつかめます。前に触れたとおり、繰り返しの出欠確認はイベント名とメモ欄の形をそろえておくと、参加者が迷いません。App Storeのレビューには、氏名とイベント名の行と列を固定できるようになり、確認がしやすくなったという声もありました。

保護者会・地域の集まり

保護者会や町内会のように、普段は連絡を取り合っていない人が多い集まりでは、出欠表の存在そのものに気づかない人がいます。URLを送るだけでなく、紙の案内や口頭の連絡でも「出欠はこちらのURLから」と伝えておくと、回答が集まりやすくなります。スマートフォンの操作に慣れていない人には、口頭で出欠を聞いて幹事が代わりに入力する、という形も取れます。名前の書き方は「〇年〇組 名字」のように決めておくと、同じ名字の人がいても見分けられます。

出欠確認でよくあるトラブルと対処

出欠確認を何度か経験すると、似たようなトラブルに出会います。前もって知っておけば、慌てずに対処できます。

同じ人が2回回答している

名前の書き方を変えて同じ人が2回回答していることがあります。名簿と照合すれば見つけられるので、本人に確かめたうえで、古いほうの回答を整理します。参加者は自分の回答を後から修正できるので、「回答を変えたいときは、新しく入力せずに自分の行を修正してください」とメモ欄に書いておくと、二重の回答を防げます。

誰の回答か分からない

ニックネームや名字だけで回答されて、誰なのか分からないことがあります。この場合は、グループの連絡で「〇〇と回答された方、フルネームを教えてください」と聞くより、名簿と照らして未回答の人に個別に確かめるほうが、相手に恥ずかしい思いをさせずに済みます。

締め切りの後に変更したいと言われた

締め切りの後に「やはり参加したい」「行けなくなった」と連絡が来ることもあります。人数を確定する前なら、幹事が出欠表を直して受け付けます。確定した後なら、店や会場に変更ができるかを確かめてから返事をします。最初のメモ欄に「締め切り後の変更は幹事まで個別にご連絡ください」と書いておくと、連絡の窓口がはっきりします。

当日になって来られない人が出る

どれだけ丁寧に出欠を取っても、当日の欠席はゼロにはなりません。会費を前もって集めるのか、当日集めるのか、欠席の場合の扱いはどうするのかを、最初の案内に書いておくと、当日の行き違いを防げます。

出欠がそろったあとの連絡

出欠がそろったら、確定の連絡をします。出欠表を見れば分かる、と考えて連絡を省くと、参加者は「結局どうなったのか」が分からないままになります。

確定の連絡には、日時、場所、参加人数、会費、当日の連絡先を書きます。参加する人だけでなく、不参加と答えた人にも「今回は〇名で開催します」と知らせておくと、次の機会にも気持ちよく回答してもらえます。

開催の前日には、参加者に短い確認の連絡を送ります。

10月25日(土)の懇親会は、明日18:30から〇〇(店名)で開催します。
会費は4,000円です。遅れる場合は幹事の〇〇までご連絡ください。

前日の連絡があるだけで、日付の勘違いや当日の欠席は減ります。人数の多い集まりほど、この1通の効果は大きくなります。

会員登録したほうがよい場合

調整さんはログインしなくても使えますが、公式の記事では、会員登録すると次のことができると案内されています。

・マイページからイベントの履歴を確かめられる(主催したものは緑色、参加したものはオレンジ色で表示)
・ブラウザのデータを消しても、ログインすればイベントを編集できる
・端末やブラウザを変えても、イベントを編集できる

会員登録をせずに作った出欠表は、作ったブラウザのデータを消すと編集できなくなります。

幹事の役割を誰かに引き継ぐ場合も、会員登録の有無で手間が変わります。会員登録をせずに作った出欠表は、作った人のブラウザでしか編集できないため、引き継いだ人は候補の追加や修正ができません。年度ごとに役員が交代するサークルや保護者会では、引き継ぎの時期に合わせて、新しい幹事が出欠表を作り直す、と決めておくと混乱しません。履歴を残したい場合は、ダウンロードの機能で回答を書き出して、会の共有の保存先に残しておきます。

会員登録の方法や登録に使う情報は、調整さんの公式サイトの案内で確かめてください。個人の用事と会の用事を分けたい場合は、会の用事に使うアカウントで登録しておくと、引き継ぎのときに履歴ごと渡しやすくなります。誰が登録したアカウントなのかを会の記録に残しておくと、担当者が代わっても困りません。パソコンで作ってスマートフォンで直したい場合や、何か月も続くサークルの出欠を管理する場合は、会員登録をしておくほうが安全です。

URLを共有するときに気をつけること

調整さんの出欠表は、URLを知っている人が開ける仕組みです。手軽さの裏返しとして、URLの扱いには注意が必要です。情報の管理の観点から、最低限これだけは守っておけば大丈夫、という点を挙げます。

出欠表に個人の情報を書かない

イベント名やメモ欄、コメントに、電話番号や住所、会員番号のような個人の情報を書かないようにします。URLが転送されれば、意図しない人の目に触れる可能性があります。必要な連絡先は、出欠表とは別の手段で集めます。

公開の場にURLを投稿するのは慎重に

公式の記事ではSNSへの投稿で連絡先を知らない相手とも調整できると紹介されていますが、社内の会議や、参加者が限られた集まりの出欠表は、関係者だけに送るのが基本です。誰でも見られる場所に投稿すると、関係のない人が回答を書き込む可能性もあります。

終わった出欠表を放置しない

イベントが終わったら、出欠表を使い回さず、次のイベントでは新しく作り直します。古い出欠表のURLが残っていると、参加者が間違えて回答することがあります。

セキュリティの相談を受けていると、情報の漏えいは高度な攻撃よりも、こうした「便利なURLの共有」から起きることが少なくないと感じます。出欠表のような小さな道具でも、何を書いてよいかを最初に決めておくことが、いちばん効く対策です。

調整さん以外で出欠を取る方法との使い分け

出欠の取り方は、調整さんだけではありません。集まりの性格によって、ほかの方法のほうが合う場面もあります。

グループのチャットの投票機能

LINEには、トークルームの中でアンケートを作れる投票の機能があります。公式ヘルプセンターでは、投票はトークルーム内でアンケートを作成できる機能と説明されています。メンバー全員がすでに同じグループにいるなら、URLを開いてもらう手間がない分、回答が早く集まることがあります。一方で、トークが流れると投票が埋もれやすく、回答を書き出して名簿にするのには向きません。

申し込みのフォーム

参加者の名前だけでなく、所属や連絡先、食事の好みなど、複数の項目を集めたい場合は、申し込みのフォームのほうが向いています。ただし、フォームは回答した内容が一覧で全員に見えるわけではないので、「誰が参加するか」を参加者同士で確かめたい集まりには、調整さんのような出欠表のほうが合っています。

使い分けの目安

整理すると、目安は次のとおりです。

方法 向いている場面
調整さん 候補日から1つを決める、参加者同士で出欠を見たい
チャットの投票 全員が同じグループにいて、手早く決めたい
申し込みのフォーム 名前以外の項目も集めたい、回答を他の人に見せたくない
予約の仕組み 参加者が1人ずつ空いている枠を選んで申し込む

どの方法を選ぶにしても、締め切りを決めること、未回答の人を把握すること、相手に合わせて声をかけることの3つは変わりません。道具は手段であって、出欠確認を終わらせるのは幹事の段取りです。迷ったときは、参加者にとって最も手間の少ない方法を選ぶ、と考えると判断しやすくなります。回答する人の手間が減るほど、回答は早くそろいます。

予約の形で受け付けたいときの候補

調整さんは、みんなの都合を集めて1つの日程を決める場面や、決まった日の出欠を確かめる場面に向いています。一方で、教室の体験レッスン、個別の相談、セミナーの申し込みのように、参加者が空いている枠を自分で選んで申し込む形の受け付けには、予約の仕組みのほうが合っています。

そうした場面の候補の1つが、予約の受け付けと顧客管理のサービスのRizaflow(リザフロー)です。公式の料金ページによると、表示はすべて税込で、フリープランは初期費用・月額ともに無料、予約は1か月あたり50件まで、スタッフ1名まで使えます。予約カレンダーと予約フォーム、予約完了とリマインダーと御礼のメール、参加者が自分で変更や取り消しをできるキャンセルURL、会員マイページ、顧客管理がフリープランに含まれます。予約が増えた場合はライトプラン(月額3,300円)、スタッフの指名やシフト管理、オンライン面談のURLが使えるスタンダードプラン(月額7,700円)へと切り替えられます。クレジットカードの登録なしで始められると案内されています。

Rizaflowは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

リマインダーのメールが予約した人に自動で届く仕組みは、出欠確認で幹事が個別に声をかける手間とは別の解決策です。全員で1つの日を決めるなら調整さん、1人ずつ枠を選んでもらうなら予約の仕組み、と使い分けると、どちらの場面でも幹事の負担を減らせます。

段取りの力は、仕事でも評価される

出欠確認や日程調整は、地味な作業に見えますが、締め切りを決め、抜け漏れを確かめ、相手に合わせて声をかけるという、仕事の進め方そのものです。在宅や業務委託で働く人にとっても、この段取りの力は評価されやすい力の1つです。

フリーランスや在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から言えば、継続して仕事を任される人は、発注者に確認の手間をかけさせない人です。期日の前に進み具合を知らせる、返事が必要なことは答えやすい形で聞く。出欠確認の声かけと同じ工夫が、そのまま信頼につながっています。仲介の手数料が乗らない直接の取引では、そうした信頼が次の依頼と、厚い手取りにつながります。

情報の扱いや業務の道具に関わる仕事に関心がある人は、セキュリティやマーケティングの仕事の中身を紹介したAI・マーケティング・セキュリティのお仕事を読んでみてください。在宅で働く環境を整えたい人には、テレワークに関わる助成金を整理したテレワーク 助成金 2026があります。経営の視点から業務の進め方を見直す資格に関心がある人は、中小企業診断士の資格ガイドも参考になります。

よくある質問

Q. 調整さんで誰が回答していないかを確認する方法はありますか?

調整さんの出欠表には回答した人の名前だけが並ぶため、未回答の人を知るには幹事が手元の名簿と見比べる必要があります。声をかけたメンバーの一覧を用意し、回答が入るたびに印を付けていくと、締め切り前に未回答の人をすぐに抜き出せます。名前の書き方を最初に指定しておくと、照合で迷いにくくなります。

Q. 調整さんで作った出欠表を後から修正できますか?

イベントを作成した幹事は、出欠表を開いて「イベント編集」から、イベント名や日程の候補を後から編集できます。ただし、会員登録をせずに作った場合は、ブラウザのデータを消すと編集できなくなります。長く使う出欠表や大事な集まりの出欠表は、会員登録をしてから作っておくと安心です。

Q. 回答していない人にはいつ、どのように声をかければよいですか?

締め切りの2〜3日前に全体へ、締め切り当日に未回答の人へ個別に、の2回が目安です。1回目は名指しせず、「未定なら△で一度回答してください」と書き添えると答えやすくなります。2回目は「返信で参加か不参加だけ送っていただいても大丈夫です」と、出欠表を開かなくても答えられる方法を添えると回答が返ってきやすくなります。

Q. 調整さんは無料で使えますか?

App Storeの公式アプリの説明では、調整さんは完全無料で利用できると書かれています。幹事も参加者もログインせずに使え、出欠表の作成や回答に料金はかかりません。会員登録をするとイベントの履歴を確かめられ、端末やブラウザを変えても編集できるようになります。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年1月10日最終更新:2026年10月10日
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