SpotifyをMacで使う方法|デスクトップアプリとブラウザ版の違い

@SOHO編集部
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SpotifyをMacで使う方法|デスクトップアプリとブラウザ版の違い

この記事のポイント

  • ✓spotify macで調べている方へ
  • ✓MacでSpotifyを使う2つの方法(デスクトップアプリとブラウザ版のWeb Player)の違い
  • ✓対応するmacOSの条件

在宅で仕事をしながら、MacでSpotifyを流しておきたい。そう考えて「spotify mac」と検索した方の多くは、アプリを入れるべきか、ブラウザで開けば足りるのか、無料のままでどこまで使えるのかで迷っているはずです。

結論から書くと、MacでSpotifyを使う方法は、デスクトップアプリとブラウザ版(Web Player)の2つです。毎日長く聴くならデスクトップアプリ、会社の端末や共用のMacで一時的に聴くならブラウザ版が向いています。この記事では、Spotifyの公式サポートの記載をもとに、2つの違い、対応するmacOSの条件、インストールの手順、無料プランとPremiumの差、オフラインで聴く方法、再生できないときの対処までを順に整理します。

MacでSpotifyを使う2つの方法

MacでSpotifyを聴く方法は、大きく分けて次の2つです。

1つ目は、Spotifyが配布しているMac用のデスクトップアプリをインストールする方法です。Spotifyの公式サイトのダウンロードページから入手でき、インストールするとアプリケーションフォルダにSpotifyが追加されます。DockやLaunchpadから起動でき、ほかのMacアプリと同じ感覚で使えます。

2つ目は、ブラウザでWeb Playerを開く方法です。Web Playerとは、ブラウザの中で動くSpotifyのことで、open.spotify.comにアクセスしてログインすれば、アプリを入れなくても音楽やポッドキャストを再生できます。

どちらも同じアカウントで使え、作ったプレイリストやお気に入りの曲は共通です。アプリで保存した曲は、ブラウザ版を開いても同じように並んでいます。違いが出るのは、音質の上限、オフライン再生の可否、ローカルファイルの扱い、細かい設定の範囲です。

選び方の目安を先に書いておきます。

使う場面 向いている方法
自分のMacで毎日長く聴く デスクトップアプリ
移動中や回線のない場所で聴きたい デスクトップアプリ(Premiumが必要)
会社支給のMacでアプリを入れられない ブラウザ版
共用のMacや出先のパソコンで一時的に聴く ブラウザ版
ディスクの空き容量を使いたくない ブラウザ版

迷ったら、まずブラウザ版で使い心地を確かめ、毎日使うようになったらデスクトップアプリに切り替える、という順番でも問題ありません。アカウントは共通なので、切り替えても何も失いません。

なお、1つのSpotifyアカウントで同時に複数のデバイスから再生することはできません。Macのアプリで流している最中にスマートフォンで再生を始めると、Macの再生は止まります。これはアプリでもブラウザ版でも同じです。家族と1つのアカウントを使い回していると、再生が勝手に止まる原因になります。

対応するmacOSとブラウザの条件

インストールの前に、手元のMacが条件を満たしているかを確かめておきます。Spotifyの公式サポートの「Spotifyに対応したデバイス」のページでは、Mac版の対応バージョンを「OS X 13.0以降」と記載しています。macOSの13はVenturaのことなので、実質的にはmacOS Ventura以降が必要と読むのが自然です。

手元のmacOSのバージョンは、画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を選ぶと表示されます。12(Monterey)以前の場合は、Spotifyのデスクトップアプリはインストールできません。Macの機種によってはそれ以上新しいmacOSに更新できないこともあるので、その場合はブラウザ版を使うことになります。

ブラウザ版の条件は別に定められています。公式サポートの「Spotify Web Playerのヘルプ」では、パソコンで使えるブラウザとしてChrome、Firefox、Edge、Opera、Safariが挙げられ、広く使われている基準のバージョン、具体的には過去30ヶ月以内にアップデートされたものをサポートすると書かれています。何年も更新していないブラウザでは動かないことがある、という意味です。

対応の範囲について、公式サポートは次のように説明しています。

デバイスまたはOSのサポートを終了する場合は、事前にアプリ内メッセージやメール、その他の合理的な方法でその旨を通知し、リマインダーを送信いたします。 出典: support.spotify.com

つまり、対応するmacOSの下限は今後も上がっていく可能性があります。アプリを開いたときにサポート終了の案内が出たら、早めにmacOSの更新を検討しておくと、ある日突然使えなくなるという事態を避けられます。

もう1つ、ストレージの空き容量も確認しておきましょう。Spotifyのストレージに関するページでは、デバイスに1GB以上の空きメモリを確保することをすすめています。Spotifyのアプリは、再生を途切れさせないために曲の一部をキャッシュとして保存します。キャッシュとは、一度読み込んだデータを手元に一時的に保存しておく仕組みのことです。空き容量がぎりぎりのMacでは、再生が止まったり、アプリが不安定になったりする原因になります。

デスクトップアプリのダウンロードとログインの手順

デスクトップアプリは、Spotifyの公式サイトから入手します。検索結果にはSpotifyのアプリを再配布しているサイトも表示されますが、そうしたサイトから入れる理由はありません。古い版や、手が加えられたファイルをつかむおそれがあるため、必ず公式サイトから入手してください。

手順は次のとおりです。

  1. SafariやChromeで、Spotifyの公式サイトのMac用ダウンロードページを開きます
  2. 「ダウンロードする」を押し、インストール用のファイルを保存します
  3. ダウンロードフォルダにできたファイルを開き、画面の案内に沿ってインストールします
  4. インストールが終わるとSpotifyが起動するので、ログインします

ログインの方法は、メールアドレス、Googleアカウント、Apple IDなど、アカウントを作ったときと同じ方法を選びます。スマートフォンでSpotifyを使っている方は、スマートフォンで使っているのと同じログイン方法を選ぶのが確実です。別の方法でログインすると、新しい空のアカウントができてしまい、プレイリストが見当たらないと慌てることになります。

インストールが済んだら、起動しやすくしておきましょう。Dockに表示されたSpotifyのアイコンを右クリックし、「オプション」から「Dockに残す」を選ぶと、終了してもDockにアイコンが残ります。仕事を始めるときに毎回開くなら、システム設定の「一般」から「ログイン項目」を開き、Spotifyを追加しておくと、Macにログインした時点で自動で起動します。

アプリの更新も確かめておきましょう。公式サポートによると、パソコン版では更新があるとき、画面上のプロフィール画像の横に青い点が表示されます。プロフィール画像をクリックし、「今すぐSpotifyをアップデート」を選ぶと最新の版になります。不具合が出たときに最初に確かめたいのが、この版が最新かどうかです。

アンインストールしたいときは、Finderの「アプリケーション」フォルダからSpotifyをゴミ箱に移し、ゴミ箱を空にします。ただし、アプリを入れ直すと、ダウンロードしてあった音楽やポッドキャストはダウンロードし直しになる、と公式サポートに明記されています。オフライン用にたくさん保存している方は、回線の安定した場所で作業してください。

デスクトップアプリとブラウザ版の違い

同じアカウントで使えるとはいえ、デスクトップアプリとブラウザ版では、できることに差があります。公式サポートの記載から、主な違いを整理します。

項目 デスクトップアプリ ブラウザ版(Web Player)
インストール 必要 不要
音質の選択 自動、低、標準、高、最高、ロスレスから選べる(Premium) 選べない
音質の上限(Premium) ロスレス(最大24ビット/44.1kHz FLAC相当) AAC 256kbit/秒
オフライン再生 できる(Premium) できない
ローカルファイルの再生 できる できない
キーボードショートカット 使える 使える
ディスクの使用 キャッシュとダウンロードで使う ほぼ使わない

一番大きな差は音質です。公式サポートの「音質」のページによると、ブラウザ版の音質は、無料プランでAAC 128kbit/秒、PremiumでAAC 256kbit/秒と決まっていて、利用者が変えることはできません。kbit/秒は1秒あたりに送るデータの量で、数字が大きいほど細かい音まで再現されます。

デスクトップアプリでは、無料プランで「高音質」の160kbit/秒程度まで、Premiumでは「最高音質」の320kbit/秒程度と、ロスレスまで選べます。ロスレスとは、圧縮による音の欠けがない形式のことです。ヘッドホンやスピーカーにこだわっている方なら、アプリを選ぶ理由として十分です。

一方で、ブラウザ版には、インストールが要らない、ディスクを使わない、という利点があります。会社支給のMacで、ソフトのインストールに管理者の許可が要る場合でも、ブラウザ版なら手続きなしで使えます。出先のパソコンで一時的に聴くときも、ログインして聴き終わったらログアウトするだけで済みます。共用のパソコンでは、ログアウトを忘れると次の人に自分のアカウントを使われてしまうので、聴き終わったら必ずログアウトしてください。

ポッドキャストの音質にも違いがあります。公式サポートでは、ポッドキャストはどのデバイスでも96kbit/秒程度で、ブラウザ版だけ128kbit/秒とされています。ポッドキャストを中心に聴く方なら、ブラウザ版でも不満は出にくいはずです。

無料プランとPremiumの違い

MacでSpotifyを使う前に、無料プランとPremiumで何が違うのかも押さえておきましょう。2026年10月5日に公式サイトのPremiumのページで確かめた日本の料金は、次のとおりです。

プラン 料金(1か月あたり) アカウント数
Free 0円 1つ
Premium Standard 1,080円 1つ
Premium Student 580円 1つ(認定された高等教育機関の学生)
Premium Duo 1,480円 2つ(一緒に暮らす2人)
Premium Family 1,880円 最大6つ(同じ住所の家族)

Premiumを初めて使う方は、1か月間無料で試せる場合があります。公式ページでは、Premium Standardを1ヶ月間0円で試したあと、月額1,080円になると案内されています。過去にPremiumを使ったことがある方は無料体験の対象外です。料金はときどき改定されるので、申し込む前に公式のページで今日の金額を確かめてください。

MacでSpotifyを使ううえで差が出るのは、主に次の4点です。

1つ目は広告です。無料プランでは曲の合間に広告が流れます。Premiumは広告なしで聴けます。会議の前後にBGMとして流す方や、集中して作業したい方には、ここが一番大きな差になります。

2つ目はオフライン再生です。公式サポートには、Premiumではアルバム、プレイリスト、ポッドキャストをダウンロードでき、無料版ではポッドキャストのみダウンロードできると書かれています。音楽を回線のない場所で聴くには、Premiumが必要です。

3つ目は音質です。前の節で書いたとおり、デスクトップアプリでの最高音質とロスレスはPremiumだけです。

4つ目は、曲順の自由です。公式サポートのPremium Standardのページでは、Premiumの特長として「好きな曲順で再生」が挙げられています。

逆に言えば、作業中のBGMとしてプレイリストを流しておくだけなら、無料プランでも用は足ります。広告が気になるかどうかを1週間ほど無料プランで確かめてから、Premiumを検討する順番で十分です。

解約についても触れておきます。Premiumは、アカウント情報のページからいつでも解約でき、解約しても次の請求日まではPremiumのまま使えます。その後は無料プランに切り替わり、プレイリストや保存済みの音楽は広告付きで引き続き聴けます。無料体験中に解約した場合は、その時点でPremiumの特典が使えなくなり、無料体験をやり直すことはできない点に注意してください。

Macでオフライン再生する手順と注意点

新幹線や飛行機の中、回線の不安定なカフェなどでも聴けるように、Macに曲をダウンロードしておく方法を整理します。前提として、音楽のダウンロードにはPremiumが必要です。また、ブラウザ版ではダウンロードできないので、デスクトップアプリを使います。

手順は次のとおりです。

  1. インターネットにつながった状態で、デスクトップアプリを開きます
  2. ダウンロードしたいプレイリストを開きます
  3. 下向き矢印のダウンロードボタンをクリックします
  4. 曲の横にダウンロード済みの印が付いたら完了です

ここで知っておきたいのが、曲を1曲ずつダウンロードすることはできない点です。公式サポートでは、聴きたい曲をプレイリストに追加し、そのプレイリストをダウンロードする方法が案内されています。オフラインで聴きたい曲をまとめた「移動用」のプレイリストを1つ作っておくと管理が楽になります。

ダウンロードには、次のような上限と条件があります。

項目 公式サポートの記載
ダウンロードできる台数 最大5台
1台あたりの曲数 10,000曲まで
ネット接続の頻度 少なくとも30日に1度
必要な空き容量 1GB以上の確保をすすめる

特に見落としやすいのが、30日に1度のネット接続です。公式サポートでは、ダウンロードしたコンテンツが消えないようにするには、少なくとも30日に1度はインターネットに接続する必要があると説明しています。長期の出張や旅行の前には、出発前に一度アプリを開いてネットにつないでおくと安心です。

また、6台目のデバイスにダウンロードすると、最近使った回数が最も少ないデバイスからダウンロードしたコンテンツが削除されます。仕事用のMac、自宅のMac、スマートフォン、タブレットと使い分けている方は、台数を数えておくとよいでしょう。

ダウンロードした曲だけを流したいときは、オフラインモードを使います。Macでは、画面上部のメニューバーで「Spotify」をクリックし、「オフラインモード」を選びます。オフラインモードにすると、ダウンロードしていない曲はグレーで表示され、再生できなくなります。テザリング中など、データ通信の量を抑えたいときにも役立ちます。

ダウンロードした曲は、Spotifyのアプリの中でだけ再生できる形で保存されます。音楽ファイルとして取り出したり、別のプレーヤーで再生したりすることはできません。この点は次の節で詳しく触れます。

変換ソフトで曲を保存する方法の注意点

「spotify mac」で検索すると、Spotifyの曲をMP3などのファイルに変換して保存するソフトの紹介記事が多く表示されます。こうした記事は、変換ソフトの販売元が書いているものが少なくありません。使う前に、Spotify自身がどう定めているかを確かめておきましょう。

公式サポートの「Spotifyに対応したデバイス」のページには、次の記載があります。

Spotifyのコンテンツには、Spotifyアプリ、Web Playerのウェブサイト、Spotifyの認定アプリからのみアクセスできます。 出典: support.spotify.com

Spotifyの曲を聴く正規の手段は、公式のアプリ、ブラウザ版、Spotifyが認めたアプリの3つだけ、という意味です。変換ソフトで曲をファイルにする行為は、この範囲の外にあります。Spotifyの利用規約に反するおそれがあるうえ、変換した曲の扱いによっては著作権の問題にもなりえます。最終的な判断は利用規約の原文と、必要なら専門家に確かめていただくのが確実ですが、少なくとも仕事で使うMacに入れる理由は見当たりません。

業務のMacに出どころの分かりにくいソフトを入れると、情報漏えいの入口になることもあります。会社によっては、許可されていないソフトのインストールを就業規則や情報管理の規程で禁じています。業務委託で取引先の情報を扱っているフリーランスの場合も、契約書の秘密保持の条項に、作業環境の管理について定めがあることがあります。

オフラインで聴きたいという目的なら、前の節で紹介したPremiumのダウンロードで足ります。手元のファイルを聴きたいなら、次に紹介するローカルファイルの機能が使えます。正規の手段で目的を果たせるなら、それが一番安全です。

ローカルファイルとキーボード操作で使いやすくする

デスクトップアプリには、ブラウザ版にない便利な機能がいくつかあります。仕事中に使うことを前提に、知っておくと役立つものを紹介します。

1つ目は、ローカルファイルの再生です。Spotifyには配信されていない曲でも、手持ちのCDから取り込んだ音楽ファイルなど、合法的に保存しているファイルなら、Spotifyのアプリでまとめて再生できます。設定の手順は次のとおりです。

  1. 画面右上のプロフィール画像をクリックし、「設定」を選びます
  2. 「マイライブラリ」まで下にスクロールし、「ローカルファイルを表示する」をオンにします
  3. 「次の場所にある曲を表示する」で、音楽ファイルが保存されているフォルダをオンにします
  4. 別のフォルダを使うときは「同期先を追加」をクリックして選びます

設定が済むと、マイライブラリに「ローカルファイル」が表示されます。Spotifyの曲と手持ちの曲を1つのプレイリストにまとめられるので、作業用のBGMを1か所で管理できます。

2つ目は、キーボードショートカットです。仕事中にマウスでSpotifyの画面を探すのは手間がかかります。公式サポートでは、Macの主なショートカットとして次のものが紹介されています。

操作 Macのキー
再生と一時停止 スペース
検索を開く Command+K
設定を開く Command+カンマ
シャッフル Option+S
繰り返し Option+R
ミュートと解除 M

Spotifyの画面が前面にあるときに使えるものなので、作業中のアプリからCommand+Tabで切り替えて操作することになります。会議が始まる直前にスペースキーで一時停止する、という使い方を覚えておくだけでも便利です。Macのキーボードの再生キーやメディアキーでも、Spotifyの再生と一時停止を操作できます。

3つ目は、音質の自動調節です。デスクトップアプリは、初期設定では回線の状況に合わせて音質を自動で調整します。Web会議と同時に聴いていて会議の音声が途切れるようなら、音質を「標準」に下げると回線の負担を減らせます。設定は、プロフィール画像から「設定」を開き、「音質」で変えられます。

4つ目は、キャッシュの削除です。Macの空き容量が足りなくなったときは、同じく「設定」の「ストレージ」から「キャッシュを削除」をクリックします。キャッシュの保存場所を外付けのディスクなどに変えることもできます。

Spotifyが再生できないときの対処法

MacのSpotifyで音が出ない、再生が始まらないときに、上から順に確かめたいことを整理します。

最初に確かめたいのは、別のデバイスで再生していないかです。前に書いたとおり、1つのアカウントで同時に再生できるのは1台だけです。家族やスマートフォンで再生が始まると、Macの再生は止まります。画面下部にデバイスの切り替えボタンがあるので、再生先がこのMacになっているかを確かめてください。

次に、Macの出力先です。Bluetoothのイヤホンやモニターのスピーカーにつないでいると、音がそちらに出ていることがあります。メニューバーのサウンドの設定で、出力先を確かめます。

ブラウザ版で「保護されたコンテンツを再生することができません」と表示されたときは、ブラウザの設定が原因です。公式サポートの案内では、Chromeの場合、アドレスバーにchrome://settings/contentと入力し、open.spotify.comの「保護されたコンテンツのID」を「許可」または「デフォルト」にします。Firefoxでは、DRMを有効にする設定をオンにします。DRMとは、音楽や動画の不正なコピーを防ぐための仕組みのことです。

ブラウザ版がどうしても動かないときは、プライベートウィンドウで開き直す、ブラウザを最新の状態に更新する、といった手も案内されています。会社や学校のネットワークでは、管理者が特定のサービスへの接続を制限していることもあるので、その場合は管理部門に確かめるしかありません。

デスクトップアプリで不具合が続くときは、公式サポートが案内している「クリーンインストール」を試します。手順は次のとおりです。

  1. Spotifyのアプリを終了します
  2. Finderを開き、メニューバーの「移動」をOptionキーを押しながらクリックし、「ライブラリ」を選びます
  3. 「Caches」フォルダを開き、「com.spotify.client」と「com.spotify.client.helper」を削除します
  4. 戻って「Application Support」フォルダを開き、「Spotify」フォルダを削除します
  5. Macを再起動し、公式サイトからSpotifyをダウンロードしてインストールし直します

ライブラリのフォルダには、ほかのアプリの大切な設定も保存されています。名前を確かめずにまとめて削除しないように気をつけてください。また、クリーンインストールのあとは、オフライン用にダウンロードした曲を落とし直す必要があります。

このほか、Spotify側で障害が起きていることもあります。公式サポートには「現在発生している問題」のページがあるので、自分の環境をいじる前に確かめておくと、無駄な作業をしなくて済みます。

ブラウザ版をアプリのように使う方法

アプリはインストールしたくないけれど、ブラウザのタブの中にSpotifyが埋もれるのは不便、という方もいるはずです。仕事のタブを何十枚も開いていると、BGMを止めたいときにSpotifyのタブを探すだけで手間がかかります。そんなときは、ブラウザ版をアプリのように独立させて使う方法があります。

1つ目は、Safariの「Dockに追加」です。Appleのサポートページによると、macOS Sonoma 14以降のSafariでは、Webページを「Webアプリ」として保存できます。Safariでopen.spotify.comを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶと、Spotifyのブラウザ版がDockから開ける独立したアプリになります。Appleは、Webアプリの閲覧履歴やCookieはSafariと共有されないと説明しています。Safariを閉じてもSpotifyは流れ続けるので、作業中のタブをまとめて閉じたときに音楽まで止まる、ということがなくなります。

2つ目は、Chromeの機能を使う方法です。Chromeにも、開いているページをアプリとしてインストールする機能があり、Dockから独立したウィンドウで開けるようになります。

どちらも追加の費用はかかりません。ただ、Safariの方法ではChromeの拡張機能が使えず、Chromeの標準機能ではアプリごとにログインを分けにくい、といった制約があります。仕事用とプライベート用で別のSpotifyアカウントを使い分けたい、ブラウザの拡張機能も使いたい、という場合には、専用のツールを使う選択肢もあります。

ブラウザ版の使い方が合わなかったときの候補

SafariやChromeの標準機能では物足りないときの候補の1つが、Webサイトを独立したmacOSアプリに変えるKagemushaです。

公式サイトの記載によると、Chrome、Chrome Canary、Chromium、Brave、Microsoft Edge、Vivaldi、Operaの7つのブラウザの仕組みから選んでアプリを作れます。SpotifyやGmail、Slackなど300以上のサービスが登録済みで、一覧からSpotifyを選んで作成ボタンを押すだけで、URLとアイコンとアプリ名が設定されます。各アプリには独立したブラウザのプロファイルが割り当てられ、Cookieやログインの状態がアプリごとに分かれるため、仕事用のブラウザとは別のアカウントでSpotifyにログインしておけます。Chromeウェブストアの拡張機能も、アプリごとにオンとオフを切り替えて使えると説明されています。

動作の条件はmacOS 12以降です。料金は、3つまでアプリを作れる無料版と、作れる数に制限のないPro版の2つで、Pro版は3,980円(税込)の買い切りです。公式のよくある質問には、無料版とPro版で機能の違いはなく、違うのは作れるアプリの数だけと書かれています。macOS専用で、WindowsやLinuxには対応していません。

Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

なお、ここで作るのはブラウザ版のSpotifyを独立させたものなので、音質やオフライン再生の範囲はブラウザ版と同じです。ロスレスやオフライン再生が必要なら、Spotifyのデスクトップアプリを使ってください。用途ごとに、デスクトップアプリとブラウザ版を使い分けるのが現実的です。

在宅で働く人の作業環境という視点から

最後に、MacでSpotifyを使う話を、在宅で働く人の作業環境という少し広い視点から考えてみます。

在宅ワークやフリーランスの仕事では、オフィスのように周りの音がない分、作業中のBGMを自分で用意する人が多くなります。そのとき、音楽のアプリ1つの選び方でも、仕事の進めやすさは変わります。Web会議の直前にすぐ止められるか、会議中に回線を圧迫しないか、業務のMacに余計なソフトを入れていないか。どれも、取引先から信頼される作業環境を保つための小さな工夫です。

フリーランス・在宅ワーク市場を長く運営してきた立場から見ると、継続して仕事を任される人ほど、こうした環境づくりを地味に積み重ねています。打ち合わせの時間に遅れない、画面共有のときに私的な通知が出ない、取引先の資料を扱うMacに出どころの分からないソフトを入れない。成果物の質と同じくらい、「この人に任せると安心」という感覚が、次の依頼につながっています。仲介の手数料が乗らない直接取引であれば、同じ予算でも発注者はより多く頼め、受け手の手取りは厚くなります。その関係を長く続けるうえで、作業環境への気配りは小さくない要素です。

Macを使った在宅の仕事にはさまざまな種類があります。アプリやWebサービスの開発に関わる仕事については、アプリケーション開発のお仕事で、どんな案件があり、どんなスキルが求められるかをまとめています。開発の仕事の報酬の水準を知りたい方は、公的な統計をもとにしたソフトウェア作成者の年収・単価相場が参考になります。

文章を書く仕事を在宅で続けている方は、作業中に音楽を流す時間が長くなりがちです。ライターや編集者の報酬の相場は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場で年齢や働き方ごとに確かめられます。また、生成AIを業務に取り入れる支援の需要も伸びています。AIコンサル・業務活用支援のお仕事では、AIの導入や活用を手伝う仕事の内容と、求められる経験を紹介しています。

自宅の作業環境を整える費用について、勤め先がテレワークを導入する際の支援制度を知りたい方は、テレワーク 助成金 2026で、国の助成金の対象と申請の流れを確かめられます。MacでSpotifyを快適に使う準備は、こうした作業環境づくりの入り口の1つです。自分の使い方に合う方法を選んで、仕事の時間を少しでも心地よくしてください。

よくある質問

Q. MacでSpotifyを使うのに料金はかかりますか?

デスクトップアプリもブラウザ版も、無料プランなら料金はかかりません。曲の合間に広告が流れ、音楽のダウンロードはできませんが、プレイリストを流して聴くことはできます。広告なしで聴きたい、オフラインで聴きたい場合は、Premium Standard(1か月あたり1,080円、2026年10月時点)などの有料プランが必要です。料金は改定されることがあるので、申し込む前に公式のページで確かめてください。

Q. 古いMacでもSpotifyのアプリは使えますか?

Spotifyの公式サポートでは、Mac版の対応バージョンを「OS X 13.0以降」としています。macOS 12以前のMacにはデスクトップアプリを入れられません。その場合は、ChromeやSafariなどの対応ブラウザでWeb Player(open.spotify.com)を開けば聴けます。ブラウザも過去30ヶ月以内に更新された版が対象なので、ブラウザを最新にしておくことが大切です。

Q. Macにダウンロードした曲を音楽ファイルとして取り出せますか?

取り出せません。Premiumでダウンロードした曲は、Spotifyのアプリの中でだけ再生できる形で保存されます。公式サポートでも、Spotifyのコンテンツには公式アプリ、Web Player、Spotifyの認定アプリからのみアクセスできると説明しています。変換ソフトで曲をファイルにする方法は、利用規約に反するおそれがあるため、業務で使うMacでは避けるのが無難です。

Q. MacとスマートフォンでSpotifyを同時に再生できますか?

1つのアカウントでは同時に再生できません。Macで流している最中にスマートフォンで再生を始めると、Macの再生は止まります。家族それぞれが同時に聴きたいなら、Premium DuoやPremium Familyのように、メンバーごとにアカウントを持てるプランを使います。同じアカウントを使い回していると、再生が勝手に止まる原因になります。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年8月22日最終更新:2026年10月6日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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