オープンチャットの入り方と、参加する前に決めておきたいプロフィールの設定


この記事のポイント
- ✓LINEオープンチャットの入り方を
- ✓専用プロフィールの設定まで順に整理します
- ✓招待URLやQRコードで入る方法
LINEのオープンチャットに入ってみたいけれど、どこから入るのか分からない。知らない人ばかりの場所に、自分の名前やアイコンがそのまま出てしまわないか心配。そう感じて手が止まっている人は少なくありません。
オープンチャットの入り方そのものは難しくありません。LINEアプリのトークタブからメイン画面を開き、トークルームを探し、参加タイプを確かめ、そのトークルームだけで使うプロフィールを決めて参加する。この4つの手順で終わります。ただし、最後のプロフィールの決め方で、その後の居心地と安全がかなり変わります。
この記事では、オープンチャットの入り方を手順どおりに整理したうえで、参加する前に決めておきたいニックネームと画像の考え方、入ってはいけないトークルームの見分け方、退会と通報の方法までをまとめます。LINEの公式ガイドに書かれている内容を確かめたうえで、初めての人が迷いやすいところを補っています。
オープンチャットの入り方の結論
先に全体の流れを押さえておきます。オープンチャットへの参加は、次の4つの手順です。
| 手順 | やること | 迷いやすい点 |
|---|---|---|
| 1 | LINEアプリのトークタブからオープンチャットのメイン画面を開く | メイン画面はスマートフォンのアプリでのみ表示される |
| 2 | 参加したいトークルームを探す | 検索、カテゴリー、話題のキーワードの3通りがある |
| 3 | トークルームの参加タイプを確かめる | 全体公開、参加コード、承認の3種類がある |
| 4 | そのトークルーム専用のプロフィールを設定して参加する | ニックネームと画像は普段のLINEとは別に決められる |
招待のURLやQRコードを受け取っている場合は、手順1と2を飛ばして、受け取ったリンクを開くところから始められます。
いちばん大事なのは手順4です。オープンチャットでは、普段のLINEに登録している名前やアイコンは自動では使われず、トークルームごとに別のプロフィールを設定します。ここで本名や顔写真を使ってしまうと、匿名で参加できる仕組みの利点を自分で手放すことになります。手順を進める前に、どんな名前で参加するかを決めておくと迷いません。
オープンチャットとはどんな場か
入り方の前に、オープンチャットがどんな仕組みなのかを確かめておきます。普段使っているLINEのグループとは性格がかなり違うためです。
LINEの公式の使い方ガイドでは、オープンチャットを「LINEの友だちになっていなくてもトークをしたり、情報をキャッチできるサービス」と説明しています。友だち登録をしていない人どうしが、共通の趣味や関心ごとで集まる場です。
公式ガイドが挙げている主な特徴は次のとおりです。
・トークルームごとにプロフィールを設定でき、LINEに登録している名前とプロフィール画像は同期されない
・URLやQRコードの共有で、トークルームへの招待ができる
・1つのトークルームに最大5,000人まで参加でき、それ以上に拡張することもできる
・途中で参加しても、過去のトーク履歴をさかのぼって読める
・1つのオープンチャットの中に、話題別の小さなトークルームを作れる(サブトークルーム)
・トークルームごとに、誰でも参加できるか、承認や参加コードが必要かを選べる
普段のLINEグループの参加人数は500人までと公式ガイドに書かれているので、オープンチャットはその10倍の規模まで受け入れられることになります。
LINEのグループとの違い
いちばん大きな違いは、相手が誰なのかが分からない前提で作られている点です。LINEのグループは、もともと友だちどうしや、連絡先を知っている人どうしで作るものです。オープンチャットは、知らない人どうしが匿名で集まることを前提にしています。
そのため、オープンチャットに参加しても、自分のLINEの友だちリストや本名が他の参加者に見えることはありません。LINEの公式ブログでも、オープンチャットの利用が自分のLINEの友だちに通知されたり、自動で共有されたりすることはないと説明されています。
もう1つの違いは、途中から入っても過去の会話を読めることです。LINEのグループでは、参加する前のやりとりは原則として見えません。オープンチャットは過去のトーク履歴をさかのぼれるので、参加したらまず過去の流れを読んでから発言する、という使い方ができます。
公式が用意している安全の仕組み
知らない人と話すのが不安な人のために、LINEは運営側の見守りの体制も公表しています。
安心・安全な環境を維持するため、専用のモニタリングチームにより365日24時間体制でトークルームや投稿内容のモニタリングを行っています。また、AI技術を用いたスパムフィルタリングなどを実施しており、健全なトークルームになるよう努めています。 出典: openchat-jp.line.me
ただし、運営の見守りがあるからといって、すべての危険な投稿がすぐに消えるわけではありません。参加者が自分で身を守るための設定と判断は、後の節で整理します。
オープンチャットの入り方の手順
ここからは、実際の入り方を4つの手順で見ていきます。画面の名前は、LINEの公式の使い方ガイドの表記に合わせています。アプリのバージョンや端末によって、ボタンの位置が少し違う場合があります。
手順1:オープンチャットのメイン画面を開く
LINEアプリを開き、画面下の「トーク」タブを選びます。トーク画面の右上にある吹き出しのマーク、またはトーク画面の上段にあるオープンチャットのアイコンをタップすると、オープンチャットのメイン画面が表示されます。
公式ガイドには、オープンチャットのメイン画面はスマートフォンでのみ表示できると書かれています。パソコン版のLINEだけを使っている人は、まずスマートフォンのLINEアプリから入る必要があります。また、LINEアプリが古いままだと表示されないことがあるため、メイン画面が見つからないときはアプリを最新の状態に更新してから試してください。
手順2:参加したいトークルームを探す
メイン画面を開いたら、参加したいトークルームを探します。探し方は3通りあります。
1つ目はフリーワード検索です。気になる言葉を入力すると、トークルームのタイトルと説明文、投稿されたメッセージが検索の対象になります。「在宅ワーク」「簿記 勉強」「子育て 地域名」のように、関心ごとと地域や目的を組み合わせると絞り込みやすくなります。
2つ目はカテゴリー検索です。ゲーム、スポーツ、料理・グルメ、金融・ビジネスなど、公式ガイドによれば20分野以上のカテゴリーから探せます。カテゴリーの中は「ランキング」と「急上昇」に分かれていて、ランキングには一定期間の活動量が多いトークルーム、急上昇には活動量の伸びが大きいトークルームが並びます。
3つ目は、話題のキーワードから探す方法です。オープンチャットの中でいま多く話されている言葉が並んでいて、タップすると、その言葉を含むメッセージとトークルームを見られます。
探すときは、参加人数の多さだけで決めないことをおすすめします。人数が多いトークルームは発言が速く流れ、初めての人は話に入りにくいことがあります。説明文がていねいに書かれていて、ルールが明記されているトークルームのほうが、最初の1つとしては安心です。
手順3:トークルームの参加タイプを確かめる
気になるトークルームを開くと、参加する前のカバーページが表示されます。ここで、トークルームの名前と説明文、参加の条件を必ず読みます。公式ガイドも、参加する前にオープンチャット名と説明文を確認するよう呼びかけています。
オープンチャットには、管理者の設定によって3つの参加タイプがあります。
| 参加タイプ | 入り方 | 向いている集まり |
|---|---|---|
| 全体公開 | 参加コードなしで、誰でもすぐに参加できる | 気軽な情報交換、雑談 |
| 参加コード | 管理者が決めた参加コードを入力すると参加できる | 講座の受講者、イベントの参加者など、入る人を限りたい集まり |
| 承認 | 管理者の質問に答え、承認されると参加できる | 地域の集まり、専門的な勉強会など、目的を確かめたい集まり |
承認タイプでは、管理者が承認するまでは待機の状態になります。すぐに入れなくても不具合ではないので、承認を待ちます。質問への回答は、トークルームの目的に沿って短く答えれば十分です。氏名や住所、電話番号などを回答に書く必要はありません。そうした情報を求められた場合は、そのトークルームへの参加自体を見直したほうが安全です。
手順4:専用のプロフィールを設定して参加する
参加したいトークルームが決まったら、カバーページの「新しいプロフィールで参加」などのボタンから、そのトークルームで使うニックネームとプロフィール画像を設定します。設定が終わったら参加のボタンを押して完了です。
LINEの公式の使い方ガイドでは、このプロフィールについて次のように説明しています。
トークルームごとにプロフィールを設定可能です LINEに登録している名前とプロフィール画像は同期されず、個々に設定することができます。 出典: guide.line.me
つまり、普段のLINEで本名と顔写真を使っている人でも、オープンチャットでは別の名前と画像で参加できます。逆に言えば、ここで何も考えずに本名を入力すると、その名前がそのまま他の参加者に表示されます。
設定したニックネームと画像は、参加したあとでも変えられます。それでも、最初に表示された名前は他の参加者の記憶に残ります。次の節で、どう決めればよいかを具体的に見ていきます。
なお、トークルームには人数の上限が設けられていることがあり、上限に達していると参加できない旨の表示が出ます。その場合は、同じテーマの別のトークルームを探します。
参加する前に決めておきたいプロフィールの設定
オープンチャットの入り方で、いちばん時間をかけてよいのがプロフィールです。ここでの判断は、そのトークルームで安全に過ごせるか、話しかけてもらいやすいかの両方に関わります。
ニックネームは「本名につながらない」ことを最優先にする
ニックネームの基本は、本名や、本名を推測できる情報を入れないことです。名字や名前の一部、ふだん周りから呼ばれているあだ名、生年月日の数字、勤務先や学校の名前は避けます。SNSで使っているアカウント名も、検索すれば本人のページにたどり着けてしまうため、オープンチャットでは使わないほうが安全です。
一方で、記号だけの名前や、意味の分からない文字の並びは、他の参加者から呼びにくくなります。話しかけてもらいやすく、本人にはつながらない名前が理想です。
たとえば次のような考え方があります。
・好きな食べ物や動物、季節の言葉など、本人と結びつかない言葉を使う
・トークルームの目的に合った言葉を添える(勉強会なら「簿記3級勉強中」のような形)
・同じトークルーム内で、すでに使われている名前と重ならないようにする
複数のトークルームに参加する場合、すべて同じニックネームにするか、トークルームごとに変えるかも考えておきます。同じ名前に統一すると覚えてもらいやすい反面、別々のトークルームでの発言をつなぎ合わせて、住んでいる地域や仕事を推測される可能性が高くなります。地域の集まりと趣味の集まりのように、性格の違うトークルームでは名前を分けておくと安心です。
プロフィール画像に顔写真や生活が分かる写真を使わない
プロフィール画像も、ニックネームと同じ考え方です。自分の顔写真、家族や子どもの写真、自宅の窓から見える景色、車のナンバーが写った写真は避けます。風景写真でも、特徴的な建物や看板が写っていると、住んでいる地域が分かることがあります。
LINEのオープンチャット禁止規定でも、本人のものかどうかを問わず、個人を特定できる可能性のある情報の掲載を禁止しています。削除の対象になる例として、LINE IDや電話番号、氏名、住所、投稿者の顔写真、外部SNSの個人アカウント情報が挙げられています。
無難なのは、イラストや、本人の生活と結びつかない物の写真です。画像を設定しない選択もできますが、初期の画像のままだと、他の参加者から見分けにくくなります。
自己紹介に書いてよいことと書かないこと
参加したあと、トークルームによっては自己紹介を求められます。自己紹介に書いてよいのは、そのトークルームの目的に関わることだけです。
| 書いてよいことの例 | 書かないほうがよいことの例 |
|---|---|
| 参加した目的(情報を集めたい、勉強仲間がほしいなど) | 本名、勤務先、学校名 |
| 関心のある分野や、いまの学習の段階 | 住んでいる市区町村より細かい地域 |
| 発言できる時間帯(夜が多いなど) | 家族構成や、子どもの学校 |
| 大まかな地域(関東、九州など) | 他のSNSのアカウント名、メールアドレス |
採用の現場で求職者の情報を扱ってきた立場から見ても、個人が特定されるのは、1つの大きな情報よりも、小さな情報の組み合わせからです。「都内在住」「40代」「経理の仕事」「子どもが2人」と1つずつは何でもない情報でも、重ねると身近な人には誰のことか分かってしまいます。自己紹介は、目的に必要なことだけに絞るのが基本です。
プロフィールの変え方
参加したあとでプロフィールを変えたくなった場合は、トークルームの右上にある三本線のマークを開き、設定(歯車のマーク)から「プロフィール」を選びます。ここで新しい名前や画像に変えて保存すると、そのトークルームでの表示が変わります。
ただし、すでに投稿したメッセージや、他の参加者が保存した画面の写しまでは消せません。名前を変えれば安全になるわけではないので、最初の設定を慎重に決めておくことが大切です。
招待URLやQRコードで入る方法
知人や講座の主催者から、オープンチャットの招待URLやQRコードを受け取って参加する場合もあります。
招待URLを受け取ったときは、スマートフォンでそのURLを開くと、LINEアプリが起動してトークルームのカバーページが表示されます。QRコードの場合は、LINEアプリのQRコードリーダーで読み取ると、同じようにカバーページが開きます。ここから先は、手順3と手順4と同じです。参加タイプを確かめ、専用のプロフィールを設定して参加します。
管理者の側は、トークルームの右上の三本線から「招待」を選ぶと、友だちを招待する、リンクをコピーする、リンクをシェアする、QRコードをシェアするといった方法で案内できると公式ガイドに書かれています。QRコードを印刷して人が集まる場所に掲示し、参加者を募る使い方も紹介されています。
招待されたときこそ説明文を読む
招待URLから入る場合も、カバーページの説明文は必ず読みます。知人から送られてきたリンクでも、その知人がトークルームの中身を把握しているとは限りません。また、SNSや掲示板に貼られている招待URLは、誰が作ったものか分からないことがあります。
特に注意したいのは、投資や副業の「無料の勉強会」「特別なグループ」への招待です。知らない相手からSNSのメッセージで招待URLが届いた場合は、開かずに放置するのが安全です。この点は、後の節でくわしく整理します。
入ったあと最初にやること
トークルームに入れたら、すぐに発言する前に、いくつか確かめておくことがあります。新しい職場に入った初日に、まず周りのやり方を見るのと同じです。
ノートとアナウンスを読む
多くのトークルームでは、管理者がルールや大事なお知らせを「ノート」や、トークの上部に固定する「アナウンス」にまとめています。あいさつは必要か、どんな話題が禁止か、宣伝はしてよいかなど、そのトークルーム独自の決まりが書かれていることが多いので、最初に読みます。
過去のトークをさかのぼる
オープンチャットは、参加前のやりとりもさかのぼって読めます。どんな雰囲気で会話が進んでいるか、質問にどのように答えが返っているかを見ておくと、最初の発言で浮かずに済みます。同じ質問が何度も出ているトークルームでは、過去のやりとりにすでに答えがあることもあります。
あいさつは短く、目的を1行添える
あいさつが禁止されていないトークルームなら、「はじめまして。〇〇について情報を集めたくて参加しました。よろしくお願いします」程度の短いあいさつで十分です。長い自己紹介を最初から書く必要はありません。参加者が多いトークルームでは、あいさつだけが続くとかえって迷惑になることもあるため、ルールに「あいさつ不要」とあれば従います。
通知の多さを確かめる
参加者が多く、発言が活発なトークルームでは、通知が一日に何十件も届くことがあります。仕事中や夜間に通知が続くと負担になるので、トークルームの設定から通知を切り替えられるかを確かめておくとよいでしょう。通知を切っても、トークルームを開けば過去のやりとりは読めます。
入る前に見分けたい、避けたほうがよいトークルーム
オープンチャットは誰でもトークルームを作れるため、中には参加しないほうがよい場所もあります。入る前と入った直後に、次のような点を確かめます。
説明文やルールで見分けるポイント
| 注意したいサイン | 理由 |
|---|---|
| 「必ず稼げる」「元本保証」「有名人が教える」など、うまい話を強く打ち出している | 投資や副業の勧誘につながる例が多い |
| 参加するとすぐに、個別のトークや外部のサイトへ誘導される | 運営の目が届かない場所に連れ出そうとしている |
| 承認の質問で、氏名や電話番号、住所を答えさせる | トークルームの目的に必要のない個人情報を集めている |
| 説明文がほとんど書かれておらず、管理者の発言が宣伝だけ | 交流の場ではなく、宣伝の場として作られている可能性がある |
| ルールに「ここで知ったことは口外禁止」と強く書かれている | 外部に相談させないための決まりであることがある |
求人の世界でも同じですが、条件がよすぎる話ほど、最初に疑ってかかる必要があります。採用の仕事を長く見てきた立場から言えば、まともな募集ほど、仕事の中身や条件、手続きをていねいに書いています。逆に、中身を言わずに「まずはこちらへ」と別の場所に誘う案内は、ほとんどの場合、相手にとって都合のよい話です。
お金や個人情報を求められたときの対応
トークルームの中で、お金の振り込み、有料の教材の購入、クレジットカードや身分証の写真の送付を求められたら、応じずに退会します。オープンチャットの中で知り合った相手に、銀行口座やLINE IDを教えるのも避けます。
すでにお金を払ってしまった、契約してしまったという場合は、一人で抱え込まずに相談します。消費者庁が案内している消費者ホットラインに電話をすると、住んでいる地域の消費生活センターにつながります。仕事の紹介を装った勧誘であれば、特定商取引法で決まりが設けられている取引にあたる場合もあり、窓口で状況を整理してもらえます。
子どもが使う場合
子どもがオープンチャットを使う場合は、保護者が一緒に入り方と設定を確かめておくと安心です。プロフィールに学校名や制服の写真を使わない、知らない相手と個別のやりとりをしない、会おうと誘われたら必ず大人に相談する、といった約束を、使い始める前に決めておきます。
退会、通報、参加中のトークルームの探し方
入り方と同じくらい大切なのが、出方を知っておくことです。合わないと感じたトークルームから、気兼ねなく抜けられるようにしておきます。
トークルームから退会する
退会は、自分の意思でいつでもできます。トークルームの右上の三本線のマークから設定を開き、退会の操作を選びます。退会したことを他の参加者に知らせるあいさつは必要ありません。合わないと感じたら、説明せずに抜けて問題ありません。
なお、トークリストからトークルームを削除しただけでは、退会したことにはなりません。公式ガイドによれば、退会していないトークルームは、オープンチャットのメイン画面の右上にある三本線から開ける「マイリスト」で確認できます。抜けたつもりで参加が残っていた、ということがないように、マイリストで確かめておきます。
迷惑な投稿を通報する
スパムや不適切な投稿を見つけたら、そのメッセージを長押しして「通報」を選び、理由を選んで送ります。通報は運営に届き、禁止規定に違反していると判断されれば、投稿やトークルームの削除、違反した利用者のオープンチャットの利用停止、場合によってはLINEアプリ本体の利用停止といった措置がとられます。
LINEのオープンチャット禁止規定では、個人情報の掲載、誹謗中傷、差別的な発言、他人の著作物や写真の無断掲載などが禁止の項目として挙げられています。自分が投稿する側としても、これらに当たらないかを意識しておくと、思わぬトラブルを避けられます。
参加中のトークルームを探す
参加しているトークルームが増えると、どこに何があるか分からなくなります。メイン画面の右上の三本線から開くマイリストに、参加中のトークルームがまとまっています。使わなくなったトークルームは、ここから確かめて退会しておくと整理しやすくなります。
オープンチャットのメリットとデメリット
ここまでの内容を踏まえて、オープンチャットを使うメリットとデメリットを整理します。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| LINEアプリだけで参加でき、新しいアプリを入れる必要がない | 相手が誰か分からないため、勧誘や詐欺の入り口にもなる |
| トークルームごとに専用のプロフィールを使える | 発言が速く流れ、過去の大事な情報が埋もれやすい |
| 参加前の過去のやりとりもさかのぼって読める | 人数が多いと通知が多く、負担になりやすい |
| 同じ関心を持つ人と、地域や年齢を問わずつながれる | 管理者の運営方針によって、居心地が大きく変わる |
| 参加も退会も自分の判断ですぐにできる | 顔と名前の分かる集まりを長く続ける用途には向きにくい |
オープンチャットが得意なのは、まだ知らない人どうしが、共通の関心ごとで気軽に集まることです。情報収集や、同じ立場の人の声を聞く場としては非常に便利です。
一方で、メンバーの顔ぶれが決まっている集まりを長く続ける用途では、トークが流れてしまうことが弱点になります。過去に決まったことを探すのに時間がかかったり、写真や資料がトークの中に埋もれたりします。
顔と名前の分かる集まりを続けるときの候補
オープンチャットで知り合った人たちと、勉強会やサークルとして定期的に集まるようになると、トークだけで連絡を回すことに限界を感じる場面が出てきます。日程の変更が流れて見落とされる、前回の資料がどこにあるか分からない、欠席した人に同じ説明を繰り返す、といった悩みです。
そうした集まりの候補の1つが、教室や講座、サークル向けのグループアプリのTsudoo(ツドー)です。公式サイトによると、掲示板、チャット、予定とカレンダー、写真と動画の保存がそろっていて、参加のしかたは「誰でも参加」「申し込みを承認して参加」「招待した人だけ」の3つから選べます。LINEのアカウントでログインでき、新しいIDとパスワードを作る必要はないと案内されています。アップロードした動画は自動で文字に書き起こされ、話した人ごとに分けて読めるため、欠席した人も内容を確かめられます。書き起こしは試験的な機能で、聞き間違いや抜けが含まれることがあると明記されています。
料金は、公式の料金ページによると、無料プランでメンバー数とグループ数の上限がなく、写真は枚数の制限なく保存でき、3分以上の動画は合計30時間まで保存できます。それを超える動画を保存したい場合は、1グループあたり月額525円(税込)の動画保存プランがあります。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
公式サイトでも、オープンチャットは知らない人どうしが匿名で集まるための場で、人を集める入り口としては強いと説明されています。新しい仲間を探す段階ではオープンチャットを使い、顔ぶれが固まってから記録を残す場所を別に用意する、という使い分けが考えられます。
在宅ワークや採用の現場から見たオープンチャットの使い方
最後に、オープンチャットを仕事や副業の情報収集に使う場合の考え方を、在宅ワークの市場を長く見てきた運営者の視点から整理します。
情報収集の場としては有効、仕事の受け口としては慎重に
同じ職種の人が集まるトークルームは、相場の感覚や、仕事の進め方の工夫を知るうえで役に立ちます。たとえば、チャットでの相談対応や占いの仕事をしている人が集まるトークルームでは、実際の働き方の声を聞けます。仕事の中身を事前に知っておきたい人は、チャット・電話占いのお仕事で、仕事の流れや求められる力を確かめておくと、トークルームでの話も理解しやすくなります。
一方で、オープンチャットで直接仕事を受けるのは慎重になるべきです。相手の会社名や連絡先、契約の条件が確かめられないまま作業を始めると、報酬が支払われないといったトラブルになっても、相手を追いかけられません。仕事を受けるときは、発注者の情報と条件が明示された場で、書面やメッセージで条件を残してから始めるのが基本です。
コミュニティの運営は、それ自体が仕事になる
オープンチャットのような場は、参加者が増えるほど、ルールの整備や質問への回答、荒らしへの対応といった運営の手間がかかります。企業や団体が運営するコミュニティでは、この役割をカスタマーサポートの担当者や外部の人に任せていることがあります。問い合わせ対応や、利用者とのやりとりを仕事にしたい人は、カスタマーサポート・事務全般のお仕事で、求められる経験や働き方を確かめておくと、自分に合うかを判断しやすくなります。
最近は、よくある質問への回答をチャットボットに任せるコミュニティも出てきています。仕組みを作る側に関心がある人は、AIチャットボット・アプリ開発のお仕事も参考になります。
長く続く人に共通すること
20年にわたってこの市場を見てきた立場から言えば、オンラインのつながりを仕事に生かせている人ほど、目先の案件よりも「この人に聞けば分かる」と思われる関係づくりに時間を使っています。トークルームで質問に答える、調べたことを共有する、といった小さな積み重ねが、あとで仕事の相談につながることは珍しくありません。
その関係を仕事に結びつけるときに効いてくるのが、間に入る手数料の有無です。仲介の手数料がかからない直接の取引であれば、同じ予算でも依頼する側はより多くを頼め、受ける側は手元に残る金額が厚くなります。オープンチャットで知り合った人と仕事をする場合も、条件を確かめられる場で、双方が納得できる形にしておくことが、長く続く関係の土台になります。文章を書く仕事で発信力を生かしたい人は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場で、仕事の単価の目安も確かめておくと、条件の話し合いで迷いにくくなります。
オープンチャットの入り方は4つの手順で終わりますが、参加したあとの過ごし方は、最初のプロフィールの決め方と、入るトークルームの選び方で大きく変わります。名前と画像を慎重に決め、説明文とルールを読んでから参加すれば、知らない人ばかりの場所でも安心して情報を集められます。
よくある質問
Q. オープンチャットに参加すると、LINEの友だちに知られますか?
LINEの公式ブログによると、オープンチャットに参加したことや利用の履歴が、自分のLINEの友だちに通知されたり、自動で共有されたりすることはありません。トークルームごとに専用のプロフィールを使うため、他の参加者に普段のLINEの名前やアイコン、友だちリストが見えることもありません。
Q. パソコンからオープンチャットに入ることはできますか?
LINEの公式ガイドでは、オープンチャットのメイン画面はスマートフォンでのみ表示できると案内されています。初めて参加するときは、スマートフォンのLINEアプリのトークタブからメイン画面を開いてください。表示されない場合は、LINEアプリを最新の状態に更新してから試すと解決することがあります。
Q. 承認タイプのトークルームに申し込んだのに入れません。なぜですか?
承認タイプは、管理者が設定した質問に答え、管理者が承認して初めて参加できる仕組みです。承認されるまでは待機の状態になるため、すぐに入れなくても不具合ではありません。承認の時期は管理者によって異なります。長く承認されない場合は、同じテーマの別のトークルームを探すのも1つの方法です。
Q. 一度設定したニックネームやプロフィール画像は変えられますか?
参加したあとでも変えられます。トークルームの右上の三本線から設定を開き、「プロフィール」を選ぶと、名前や画像を変更できます。ただし、すでに投稿したメッセージや、他の参加者が保存した画面の写しまでは変わらないため、最初の設定で本名や顔写真を使わないようにしておくことが大切です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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