医師が本業を続けたまま副業を持つには|制度と時間の作り方【2026年版】


この記事のポイント
- ✓制度上の前提と時間の作り方を整理しました
- ✓就業規則と公務員の兼業制限
- ✓非常勤以外の選択肢まで
まず、安心してください。医師が本業を続けながら別の仕事を持つことは、この職業では例外的な選択ではありません。むしろ、かなり一般的な働き方として定着しています。皆さんが不安に思っているのは、おそらく「やっていいのかどうか」ではなく、「勤務先との関係でどこまでが許されるのか」「時間をどう捻出するのか」という実務のほうだと思います。
私は医師ではありません。43歳でメーカーを辞めてフリーランスになった側の人間です。辞める1年前から副業を始めていて、そのときに就業規則の確認や時間の確保でつまずいた経験があります。医療の中身は語れませんが、制度と時間の話は業種を越えて共通する部分が多い。この記事では、そこに絞って書きます。
医師の副業は、どれくらい一般的なのか
経験者は8割前後という調査結果がある
まず、感覚ではなく数字を見ておきます。医師を対象にした調査に、次のような結果があります。
64%の医師が、現在副業をしていると回答しました。過去に副業をしていたが現在はしていないと回答した医師は15%で、合わせると約80%が副業を経験していることがわかりました。現在も過去も副業をしたことがない人は全体の21%でした。 それでは、どのような医師が副業を経験しているのでしょうか。性別で分けて、副業経験を見てみました。 出典: connect.doctor-agent.com
この数字が示しているのは、副業が特別な選択ではないということです。8割が経験しているということは、勤務先の側もそれを前提に制度を運用しているということでもあります。
ただし、調査の対象や回答者の属性によって数字は変わります。この結果をそのまま自分の勤務先に当てはめられるわけではありません。制度上の扱いは、勤務先ごとに確認が必要です。
中身の大半は非常勤の診療
副業と言っても、実態の中心は何かというと、これも同じ調査に出ています。
・「非常勤勤務(定期・不定期含む)」 性別、年代別ともに大きな差は見られませんでした。 副業経験がある医師の90%以上の票を集めており、男性女性問わず、また年代を問わず非常勤の診療に従事している割合が高いことがわかりました。 出典: connect.doctor-agent.com
つまり、副業の主流は非常勤の診療です。これは重要な前提で、副業を検討する際の出発点は「非常勤を持つかどうか」になります。他業種の副業とは、そもそも構造が違います。
一方で、非常勤以外の選択肢も存在します。執筆、監修、講演、企業の顧問、産業医、システム開発への関与など。こちらは件数としては少数派ですが、時間の使い方や場所の制約が非常勤とは異なるため、選択肢として検討する価値があります。記事の後半で扱います。
収入の規模感
同じ調査には、副業収入の分布も出ています。
副業収入のボリュームゾーンは「(100万円以上)300万円未満」で副業経験者の4人に1人(25%)が回答しました。「100万円以上」の合計(「300万円未満」以上に回答した割合の合計値)は69%、「300万円以上」の合計(「500万円未満」以上に回答した割合の合計値)は44%、「500万円以上」の合計(「700万円未満」以上に回答した割合の合計値)は25%でした。 出典: connect.doctor-agent.com
この分布から読み取れるのは、副業収入に相当な幅があるということです。年間100万円未満の層も一定数いれば、それ以上の層も広く分布しています。
数字そのものより大事なのは、この規模になると税務上の扱いが本業だけの場合と変わってくる、という点です。後述します。
制度上の前提を、順番に確認する
ここが最も重要な章です。副業で失敗するケースの多くは、能力の問題ではなく、制度の確認漏れが原因です。
勤務先の就業規則を最初に読む
副業の可否は、法律ではなく勤務先の就業規則で決まる部分が大きいです。まず自分の勤務先の規定を確認してください。
確認すべき項目は4つあります。第1に、副業そのものが許可されているか、禁止されているか、届出制か。第2に、届出制の場合、届出の手続きと必要な情報。第3に、禁止されている業務の範囲。競合する医療機関での勤務を禁じている場合があります。第4に、労働時間に関する制限。
規定が見当たらない場合や、書き方が曖昧な場合は、人事部門に直接確認してください。「聞いたら禁止されそうだから聞かない」という判断は、後で問題になったときに立場が悪くなります。
私が会社員だった頃も、副業の規定は就業規則の後ろのほうに1行だけ書かれていて、読み落としそうになりました。曖昧な状態で始めるより、確認して条件を明確にしてから始めるほうが、結果的に長く続けられます。
公務員の場合は制限の性質が異なる
国立や公立の医療機関に勤務している場合、身分が公務員に該当する可能性があります。この場合、就業規則ではなく法律上の兼業制限が関わってきます。
国家公務員および地方公務員については、営利企業への従事や事業への関与に関する制限が法令で定められており、許可や承認の手続きが必要になる場合があります。制限の内容や許可の基準は、身分の種別や所属する機関によって異なります。
2026年8月時点の取り扱いについては、必ず所属先の人事担当部門と、総務省などの所管の公的機関が公表している資料で確認してください。この点は解釈が分かれる部分があるため、一般的な解説記事の記述を根拠にしないほうが安全です。
労働時間の通算という論点
労働時間については、副業を持つ場合に通算の考え方が関わってきます。加えて、医師については2024年4月から時間外・休日労働の上限規制が適用されており、水準ごとに上限時間や健康確保措置の扱いが定められています。
副業として非常勤の勤務を持つ場合、その時間がどのように扱われるかは、雇用契約なのか業務委託なのか、勤務先同士の関係がどうなっているかによって変わります。ここは制度の中でも複雑な部分なので、断定的な説明は避けます。
確認先は厚生労働省の公表資料と、本業・副業それぞれの勤務先の労務担当部門です。2026年8月時点でも運用の解釈が更新されている可能性があるため、始める前に両方の勤務先に確認しておくことをおすすめします。
税務上の扱いを、始める前に把握する
副業収入が発生すると、確定申告が必要になる場合があります。給与所得以外の所得が一定額を超える場合や、複数の勤務先から給与を受け取る場合など、条件によって扱いが変わります。
具体的な申告義務の基準、必要な手続き、経費として認められる範囲については、国税庁の情報を確認してください。2026年8月時点の税制に基づいた説明が公表されています。
実務的な注意点を1つだけ挙げると、記録を後からまとめようとすると必ず苦労します。収入と支出の記録は、発生した時点で残す習慣をつけてください。私も最初の年は領収書を年末にまとめて整理しようとして、丸2日を溶かしました。会計ソフトを使うならfreeeやマネーフォワードといったサービスがありますが、どれを使うかより、都度記録する習慣のほうが重要です。
副業先との契約形態を確認する
見落とされやすい論点です。副業先との関係が雇用契約なのか、業務委託契約なのかで、扱いが大きく変わります。
雇用契約であれば、労働時間の通算や社会保険の扱いが関わってきます。業務委託契約であれば、労働時間の概念が適用されない代わりに、報酬の支払い条件や成果物の範囲を自分で確認する必要があります。
契約書を交わす際は、少なくとも次の4点を確認してください。業務の範囲、報酬の金額と支払い時期、契約期間と更新の条件、途中で終了する場合の手続き。口頭の合意だけで始めると、条件が変わったときに根拠が残りません。
2026年8月時点では、業務委託で働く人を対象とした取引の適正化に関する制度も整備が進んでいます。具体的な内容は公正取引委員会や厚生労働省の公表資料で確認してください。
保険と補償の扱いを確認する
本業の勤務先で加入している各種の保険や補償が、副業先での業務にも及ぶとは限りません。
確認しておきたいのは、業務中の事故に対する補償、賠償に関する保険の適用範囲、通勤中の扱いです。特に非常勤の勤務先が複数ある場合、それぞれで加入状況が異なることがあります。
この確認は、始める前にやってください。何かが起きてから確認すると、選択肢がありません。副業先の担当者に聞けば分かる情報がほとんどです。
時間をどう作るか
制度の確認が済んだら、次は時間の問題です。ここでつまずく人が多いので、具体的に書きます。
空き時間を探すのではなく、枠を先に決める
最も多い失敗が、「空いた時間にやる」という設計です。この設計では、まず続きません。本業が忙しい時期には空き時間が消えるからです。
正しい設計は、先に枠を決めることです。毎週水曜の午後、隔週の土曜の午前、といった形で、カレンダー上に固定枠を置く。そのうえで、その枠に入る仕事だけを引き受けます。
この順序を逆にすると、引き受けた仕事に生活を合わせることになり、本業か家庭のどちらかが崩れます。私も最初の半年は「空いたときにやる」でやろうとして、結局ほとんど進みませんでした。枠を先に固定してから、進み方が変わりました。
最初は小さく始める
副業を始める段階で、いきなり大きな案件を引き受けないほうがいいです。理由は、本業への影響を測れないからです。
まずは月に1日、あるいは週に2時間程度から始めて、3か月続けてみる。その期間で、本業の疲労度、家庭への影響、実際に確保できた時間を確認します。問題がなければ量を増やす。この段階的な進め方が、結果的に長く続きます。
移動時間をコストに算入する
非常勤の勤務を検討する場合、勤務時間だけでなく移動時間を必ず計算に入れてください。片道1時間の勤務先で4時間働く場合、拘束時間は6時間です。時間あたりの条件を計算するときは、この拘束時間で割る必要があります。
この計算をすると、近隣の条件がやや低い勤務先のほうが、遠方の高条件の勤務先より有利になるケースが出てきます。額面だけで比較しないでください。相場の水準を把握したい方は医師の年収・単価相場のような職種別のデータが参考になります。
家庭との調整を先にやる
副業を始めると、家庭で使える時間が減ります。これを事前に共有せずに始めると、必ず摩擦が生じます。
私が会社員時代に副業を始めたとき、最初に妻に説明したのは「何のためにやるか」と「いつまでやるか」でした。目的と期限が共有されていれば、一時的に家庭の時間が減ることにも合意が得られます。逆に、目的が説明されないまま時間だけ減ると、不満が蓄積します。
非常勤以外の選択肢を並べる
副業の主流は非常勤ですが、それ以外の選択肢も見ておく価値があります。時間や場所の制約が異なるためです。
執筆・監修
医学的な内容の監修や、専門領域の解説記事の執筆は、書き手が慢性的に不足しています。在宅で作業でき、締切さえ守れば時間帯を自分で決められるのが利点です。
一方で、報酬の水準は診療と比べると低くなります。著述家,記者,編集者の年収・単価相場で相場のレンジを確認できますが、時間あたりで比較すると非常勤の診療のほうが高いことがほとんどです。それでも選ぶ理由があるとすれば、移動が不要であること、体力の消耗が少ないこと、そして自分の名前で残る仕事になることです。
相談・キャリア支援
医師のキャリアや働き方について相談を受ける仕事も成立します。経験の言語化が必要になるため、自分のキャリアを整理する機会にもなります。どういう案件が動いているかはキャリア・副業・人生相談のお仕事にまとめられた職種像を見ると具体的に分かります。
医療関連のAI・マーケティング・セキュリティ
医療機関へのAI導入支援、ヘルスケア領域のマーケティング、医療情報のセキュリティ。いずれも専門知識を持つ人材が不足している分野です。案件像はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で確認できます。現場を知っている人でないと務まらない部分が多く、臨床経験がそのまま価値になります。
技術的な素養を補強したい場合、ネットワークの基礎を扱うCCNA(シスコ技術者認定)のような資格の学習範囲が、システム部門との共通言語になります。資格を取ること自体が目的ではなく、範囲表を目次として使うのが実用的です。エンジニア領域の副業全般の考え方についてはエンジニア向け副業おすすめ7選|月10万円〜30万円稼ぐ具体策【2026年版】で整理されている進め方が参考になります。医師の状況とは前提が異なりますが、案件の選び方や時間の作り方の部分は応用できます。
創作系の仕事
まったく別方向の話ですが、作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事のように、趣味の延長にある技能が業務委託の仕事になる分野もあります。収入の柱にはなりにくいですが、本業とまったく異なる回路を使うため、気分の切り替えとして機能する面があります。
デザインや資料作成の領域に関心があるなら、Adobe認定プロフェッショナル Adobe Expressの出題範囲が、ツールの基本を押さえる目安になります。
法務・行政手続きの知識
医療機関の開設や運営に関わる立場になると、行政手続きの知識が役に立つ場面があります。行政書士の学習範囲は、許認可や書類作成の全体像をつかむのに使えます。資格を業として使うかどうかは別として、制度の構造を知っておくこと自体に価値があります。
なお、資格や業務範囲に関する制度は改定されます。2026年8月時点の要件は、法務省や各資格の所管団体が公表している情報で直接確認してください。
体調と稼働の記録を並べて見る
副業を続けるかどうかの判断で、最も見落とされるのが体調の変化です。
記録する項目は3つで十分です。その週の副業の稼働時間、睡眠時間、本業での疲労の自己評価を5段階で。これを毎週1行、3か月分ためると、稼働量と疲労の関係が見えます。
なぜ記録が必要かというと、疲労は自覚が遅れるからです。気づいたときには本業に影響が出ていた、という順序になりがちです。数字で並べておけば、影響が出る前に量を調整できます。
判断の基準としては、本業の疲労評価が2週続けて悪化したら、翌月の副業の量を減らす。この程度の単純なルールで構いません。ルールを先に決めておくと、忙しい時期に判断する必要がなくなります。
断り方を先に用意しておく
副業を続けていると、必ず「もう少し引き受けてほしい」という依頼が来ます。関係が良好であるほど断りにくくなります。
だから、断る文面を先に用意しておくことをおすすめします。「本業の勤務があるため、月に確保できるのは◯日までです。それを超える分は他の方をご検討ください」という形で、理由と上限をセットで伝える。理由が明示されていれば、相手も納得しやすくなります。
私が独立してから学んだことの1つが、断り方が下手だと仕事が続かない、ということでした。引き受けすぎて品質が落ちるより、範囲を明示して確実にこなすほうが、結果的に長い関係になります。本業を持っている方は、なおさらこの線引きが必要です。
副業の目的を1行で書けるようにしておく
制度も時間も整えたうえで、最後に確認しておきたいのが目的です。目的が曖昧なまま始めると、続けるかどうかの判断基準が持てません。
「本業を辞めるための準備」「専門外の分野を知るため」「収入の柱を分散させるため」「将来の選択肢を作るため」。どれでも構いませんが、1行で書けるかどうかが重要です。書けないなら、まだ始める段階ではないかもしれません。
目的が明確だと、案件を断る基準も自動的に決まります。条件が良くても目的に合わない仕事は断れますし、条件が普通でも目的に合う仕事は引き受けられる。この判断ができるかどうかが、副業を負担にせず続けられるかどうかの分かれ目です。
副業を始めるときの手順
第1段階:制度の確認(2週間)
就業規則、公務員の場合は法令上の制限、労働時間の扱い、税務上の扱い。この4つを確認します。人事部門への確認が必要な場合があるため、2週間程度は見ておいてください。
第2段階:枠の設定(1週間)
カレンダーに固定枠を置きます。この段階で、月にどれくらいの時間を使えるかが確定します。
第3段階:小さく始める(3か月)
枠に収まる仕事を1つだけ引き受けて、3か月続けます。本業への影響を確認する期間です。
第4段階:見直し(随時)
3か月ごとに、続けるか、増やすか、やめるかを判断します。この見直しを設定しておかないと、惰性で続けて本業に影響が出ます。
失敗しやすいパターン
収入だけを目的にする
収入が目的だと、条件の良い案件に流れます。すると、本業との兼ね合いを無視した引き受け方になりがちです。
収入以外の目的、たとえば経験の幅を広げる、将来の選択肢を作る、別の環境を知るといった目的を1つ持っておくと、案件の選び方が変わります。
本業の勤務先に伝えないまま進める
届出制の勤務先で届け出ないまま始めると、後で発覚したときに信頼を失います。制度上の問題だけでなく、人間関係の問題になります。確認と届出は、面倒でも先に済ませてください。
記録を取らない
収支の記録、稼働時間の記録、体調の変化。この3つを記録していないと、続けるかどうかの判断ができません。感覚だけで判断すると、疲労が蓄積してから気づくことになります。
この市場を長く見てきた立場からの観察
在宅ワークと業務委託の市場を20年運営してきた立場から、業種を越えて共通することを2つ書きます。
1つ目は、副業を長く続けている人ほど、単発の仕事の条件よりも「この人に頼むと楽だ」と思われる関係づくりに時間を使っている、ということです。運営者として見てきた限りでは、続く人に共通しているのは3点だけです。連絡が速い、引き受ける範囲と引き受けない範囲を最初に明示する、途中経過を共有する。特に2つ目が重要で、本業がある人ほど「ここまではできるが、ここからはできない」を最初に言う必要があります。曖昧にしたまま引き受けると、本業か副業のどちらかが崩れます。
2つ目は、間に入る事業者が多いほど、依頼する側と受ける側の双方が損をするという構造です。同じ予算でも、手数料が差し引かれない直接の取引であれば、依頼する側はより多く頼めますし、受ける側の手取りは厚くなります。手数料0%の仕組みが選ばれているのは、金額の差というより、自分の仕事が誰にいくらで評価されているかが見えることの安心感が大きい。限られた時間を投入する副業では、この納得感が継続の可否を左右します。
求人データから見える、副業案件の傾向
働き方の求人データを横断して見ていると、副業として成立しやすい案件には共通の特徴が3つあります。
1つ目は、成果物の定義が明確な案件ほど、本業を持つ人が続けやすいということです。「相談に応じる」よりも「この資料を作る」のほうが、時間の見積もりが立ちます。時間が読める案件を選ぶことが、本業との両立の条件になります。
2つ目は、納期に幅がある案件が、実質的な選択肢を広げるということです。締切が固定されている案件は、本業の繁忙期と重なった瞬間に破綻します。「2週間以内」より「今月中」のほうが、本業を持つ人には扱いやすい。案件を選ぶときは、報酬より納期の柔軟性を先に見る価値があります。
3つ目は、継続案件のほうが総合的な負荷が低いということです。単発案件は毎回、前提の説明と関係構築が必要になります。同じ相手との継続案件であれば、この立ち上がりのコストが2回目以降は不要になります。時間あたりの単価が同じなら、継続案件のほうが実質的に有利です。
最後に1つだけ。副業を持つ目的が「本業を辞めるための準備」である場合、それは十分に合理的な選択です。私自身、退職の1年前から副業を始めていました。ゼロからの独立ではなかったことが、判断を軽くしてくれました。ただし、そのためには早めに始める必要があります。辞めたいと思ってから始めるのでは、間に合いません。転職そのものを検討している方は、未経験からWebエンジニアへの転職ガイド|30代からの挑戦と成功法則【2026年版】のように、異なる領域へ移った人の準備期間の使い方が参考になります。媒体の選び方については20代の転職サイトおすすめ5選|未経験・第二新卒向けで整理されている観点が、経路を絞るときに使えます。準備さえすれば、選択肢は必ず増えます。急ぐ必要はありませんが、始めない理由もありません。
よくある質問
Q. 勤務先に届け出ずに副業を始めても問題ありませんか?
副業の可否は勤務先の就業規則で定められている場合が多く、届出制の勤務先で届け出ないまま始めると、後で発覚したときに信頼を失います。国立・公立の医療機関に勤務している場合は法令上の兼業制限が関わることもあります。始める前に必ず人事部門に確認してください。
Q. 医師の副業はどれくらい一般的ですか?
ある調査では、現在副業をしている医師が64%、過去にしていた人を含めると約80%が経験しているという結果が出ています。中身の大半は非常勤の診療で、副業経験者の90%以上が該当します。ただし調査対象によって数字は変わるため、勤務先ごとの制度確認は別途必要です。
Q. 副業収入が出たら確定申告は必要ですか?
給与所得以外の所得が一定額を超える場合や、複数の勤務先から給与を受け取る場合など、条件によって申告義務が生じます。2026年8月時点の具体的な基準と手続きは国税庁の公表情報で確認してください。収支の記録は発生時点で残す習慣をつけると後の作業が楽になります。
Q. 副業の時間はどう確保すればよいですか?
「空いた時間にやる」設計では続きません。先にカレンダー上へ固定枠を置き、その枠に入る仕事だけを引き受けてください。最初は月1日または週2時間程度から始め、3か月続けて本業への影響を確認してから量を増やすと安定します。移動時間も拘束時間に算入して計算してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
前田 壮一@SOHO編集部
元メーカー管理職・43歳でフリーランス転身
大手電機メーカーで品質管理を20年間担当した後、42歳でフリーランスに転身。中高年のキャリアチェンジや副業の始め方を、自身の経験をもとに発信しています。
関連記事

作業療法士を辞めたいと思ったとき|辞める前に確かめる5つのこと【2026年版】

理学療法士が転職を決める前に|求人の見方と面接で確かめること【2026年版】

産業医が派遣で働くという選び方|常勤との違いと向き不向き【2026年版】

歯科衛生士が派遣で働くという選び方|常勤との違いと向き不向き【2026年版】

作業療法士の単発バイトはどこで探すのか|当日払いと登録の流れ【2026年版】

管理栄養士を辞めたいと思ったとき|辞める前に確かめる5つのこと【2026年版】

歯科衛生士の収入をどう上げるか|働き方を変えたときに動くもの【2026年版】

理学療法士の単発バイトはどこで探すのか|当日払いと登録の流れ【2026年版】
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス
経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方