Todoistでガントチャートのように予定を見る方法と、足りない機能の補い方

@SOHO編集部
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Todoistでガントチャートのように予定を見る方法と、足りない機能の補い方

この記事のポイント

  • ✓Todoistでガントチャートのように予定を見る方法を
  • ✓公式のカレンダーレイアウト
  • ✓連携アドオンGanttifyの3つに分けて解説

Todoistでガントチャートを使いたいと思って設定画面を探しても、ガントチャートという表示は見つかりません。2026年10月9日時点で、Todoistのプロジェクトに使えるレイアウト(表示の形)はリスト、ボード、カレンダーの3つで、期間を横棒で並べるガントチャートは含まれていないためです。それでも、カレンダーレイアウトと「期限」の機能を組み合わせれば、ガントチャートに近い見方はできます。依存関係や期間の横棒がどうしても必要な場合は、公式の連携一覧に載っているアドオンで補う方法もあります。

この記事では、Todoistの公式ヘルプと料金ページの記載を確かめながら、Todoistだけでガントチャートのように予定を見る方法、アドオンで補う方法、そしてTodoistでは足りない場面の見極め方を順に整理します。タスク管理の道具を選ぶときに「Excelで十分か、専用の道具が必要か」を判断するのと同じ考え方で、どこまでをTodoistに任せるかの線引きも示します。

Todoistにガントチャートはあるのか

最初に、Todoistの表示の仕組みと、ガントチャートとの違いを確かめます。

Todoistで選べる3つのレイアウト

Todoistの料金ページの「タスク画面」の比較表には、リストレイアウト、ボードレイアウト、カレンダーレイアウトの3つが並んでいます。それぞれの特徴は次のとおりです。

レイアウト 見え方 使えるプラン
リスト タスクを上から順に並べる すべてのプラン
ボード 列(セクション)ごとにカードを並べる すべてのプラン
カレンダー 週または月の枠にタスクを並べる プロ、ビジネス

ガントチャートのように、1つのタスクを開始日から終了日までの横棒で示す表示は、この中にありません。公式のヘルプセンターでも、表示の切り替えの説明に出てくるのはこの3つです。

ガントチャートで見たいものは何か

ガントチャートを使いたい理由を分解すると、多くの場合、次の4つのどれかに当たります。

  1. どの作業がいつからいつまでかかるかを、横に並べて見たい
  2. 締め切りが同じ週に重なっていないかを確かめたい
  3. ある作業が終わらないと次が始められない、という順番(依存関係)を管理したい
  4. 進み具合を、クライアントや上司に1枚の図で見せたい

このうち2はTodoistのカレンダーレイアウトでかなり代わりが利きます。1は「期限」と「日付」の使い分けで近づけられます。3と4は、Todoistだけでは難しく、アドオンかほかの道具が必要になります。自分がどれを求めているかを先に決めておくと、次の選択で迷いません。

料金とプラン

Todoistの料金ページ(日本円の表示)によると、プランは次のとおりです。

プラン 月払い 年払い
初心者 0円 0円
プロ 1ユーザーあたり月額894円 1ユーザーあたり年額8,064円(月額672円相当)
ビジネス 1ユーザーあたり月額1,280円 1ユーザーあたり年額11,520円(月額960円相当)

ビジネスの金額には、料金ページ上で「+地方税」と添えられています。カレンダーレイアウトはプロとビジネスで使え、初心者プランでは使えません。また、個人のプロジェクトの数は初心者プランが5件まで、プロは300件までです。

カレンダーレイアウトで予定を見渡す

Todoistだけでガントチャートに近い見方をするなら、まずカレンダーレイアウトを使います。

カレンダーレイアウトに切り替える手順

Todoistのヘルプ「Todoistでカレンダーレイアウトを使う」によると、ウェブ版とmacOS版、Windows版での手順は次のとおりです。

  1. サイドバーから画面またはプロジェクトを開く
  2. 右上の「表示」をクリックする
  3. 「カレンダー」を選ぶ
  4. 週または月のレイアウトを選ぶ

新しいプロジェクトを作るときに、レイアウトの欄でカレンダーを選んでおくこともできます。使わなくなったら、同じ手順でボードかリストに戻せます。

フィルターやラベルにもカレンダーレイアウトを付けられます。サイドバーの「フィルター&ラベル」から対象を選び、右上の「表示」からカレンダーを選びます。複数のプロジェクトにまたがる締め切りを一度に見たいときは、フィルターにカレンダーを付けるのが近道です。

カレンダーの上で日付を動かす

カレンダーレイアウトでは、タスクを別の日にドラッグすると予定日が変わります。日付の決まっていないタスクは、右上の「日付なし」をクリックすると横に一覧が出て、そこからカレンダーの日付にドラッグして予定を決められます。

ヘルプには、カレンダーレイアウトでは手動の並び替えが使えず、タスクは既定の順で並ぶとも書かれています。同じ日に並ぶ順番を自分で決めたい人には、少し物足りない点です。

週の始まりを合わせる

ヘルプのヒントによると、Todoistの設定の「一般」タブで「週のはじまり」を選ぶと、カレンダーレイアウトにも反映されます。月曜始まりで仕事の週を区切っている人は、最初にここを合わせておくと、週の見通しが立てやすくなります。

カレンダーとガントチャートの違い

カレンダーレイアウトは、各タスクを「その日の1件」として表示します。3日かかる作業を3日間の帯として見せるわけではありません。複数の日にまたがる作業を表したい場合は、作業を日ごとのタスクに分けるか、次の節で紹介する「期限」を使って始まりと終わりを分けて持たせる工夫が必要になります。

日付と期限を使い分けて、期間を表す

Todoistには、タスクに付けられる日付が2種類あります。これを使い分けると、ガントチャートの「開始」と「締め切り」に近い情報を持たせられます。

日付と期限の違い

Todoistのヘルプ「Todoistの期限について」では、2つの違いを次のように説明しています。日付は「そのタスクに取り組む予定」を設定するもので、期限は「必ず完了しなければならない締切」を表します。期限はプロとビジネスのプランで使えます。

ヘルプでは、確定申告を例に、実際の申告の期限に「期限」を、準備に取り掛かる日に「日付」を設定する使い方が紹介されています。この考え方をそのまま仕事に当てはめると、次のようになります。

・日付に、作業を始める日を入れる
・期限に、作業を終えなければならない日を入れる

これで、1つのタスクに「いつ始めるか」と「いつまでに終えるか」の両方を持たせられます。ガントチャートの横棒の左端と右端に当たる情報です。

期限の付け方

期限は、タスクを作るときに中括弧で囲んで入力すると最短で付けられます。たとえばタスク名のあとに「{次の金曜日}」と入れると、期限が次の金曜日になります。あとから付ける場合は、タスクを開いて右側の「期限」をクリックし、入力欄に日付を入れるか、カレンダーから選びます。

カレンダーレイアウトでタスクを作るときも、任意で期限を付けると、カレンダーに期限のしるし(チップ)が表示されるとヘルプに書かれています。

期限で絞り込んで締め切りの重なりを見る

ヘルプでは、期限のクエリ(検索の条件)を使ったフィルターの作り方も紹介されています。たとえば「期限: 12月31日」のように書くと、その日が期限のタスクだけを表示できます。「の前に期限」「の後に期限」「期限なし」といった条件も使えます。

この条件で「今月が期限のタスク」のフィルターを作り、カレンダーレイアウトを付ければ、締め切りが同じ週に固まっていないかが一目で分かります。ガントチャートを使いたい理由の2番目、「締め切りの重なりを確かめたい」は、この方法でほぼ満たせます。

繰り返しのタスクの扱い

ヘルプによると、期限は一度きりの締め切りのための機能で、一定の頻度で繰り返すタスクには、期限ではなく繰り返しの日付を付けるよう案内されています。毎週の定例の報告のような作業は、繰り返しの日付で管理し、案件ごとの納品日だけを期限で管理すると、表示がすっきりします。

所要時間とタイムブロッキングで時間の帯を作る

ガントチャートが日や週の単位で「いつからいつまで」を示すのに対し、1日の中で「何時から何時まで」を示したい場合は、Todoistのタイムブロッキングの機能が使えます。プロのプランの機能一覧には「タスクの所要時間」が入っています。

1日と1週間のカレンダーで時間の枠を見る

Todoistのヘルプ「Todoistタイムブロッキングを行う」によると、今日の画面や近日予定の画面にカレンダーのレイアウトを付けると、日付と時間と所要時間が設定されたタスクが、対応する時間枠に帯として表示されます。終日のタスクは上部にまとめて表示されます。

手順は次のとおりです(ウェブ版とデスクトップ版)。

  1. 今日の画面、または近日予定の画面を開く
  2. 右上のレイアウトのボタンをクリックする
  3. カレンダーを選ぶ(近日予定の画面では、週のレイアウトを選ぶ)

週のカレンダーでは、最大で2年先まで予定されたタスクを確認できるとヘルプに書かれています。

タスクに所要時間を付ける

所要時間を付ける方法は、主に3つあります。

・終日のタスクをカレンダーの時間枠にドラッグする。日付と時間と15分の所要時間が自動で付く
・カレンダーの時間枠をクリックしてタスクを作る。所要時間は30分が自動で付く
・クイック追加で「明日午前10時 [25分間]」のように、角括弧で所要時間を書く

付いた所要時間は、カレンダー上でタスクの端を下にドラッグすると伸ばせます。報告書の作成のように数時間かかる作業は、最初の15分のままにせず、実際にかかる時間まで伸ばしておくと、1日の予定が詰め込みすぎになっていないかが見えます。

カレンダーアプリとの同期

ヘルプによると、カレンダーの連携を設定すると、使っているカレンダーアプリの中に「Todoist」のカレンダーが表示され、時間を決めたタスクがそれぞれの時間枠に並びます。逆に、カレンダーに登録済みの予定は、Todoistの上で色分けされた時間枠として表示されます。会議の予定とタスクの時間が重ならないように組めるので、1日の中の工程表として使えます。

ガントチャートとの組み合わせ方

日単位から週単位の工程はガントチャート(または期限とカレンダーレイアウト)で、1日の中の作業の順番はタイムブロッキングで、と分けると、粒度の違う2つの予定を無理なく扱えます。データ分析の案件で言えば、「データの受け取り」「前処理」「分析」「報告書」の4つの工程を週の単位で並べ、その日の作業は午前に前処理を2時間、午後に分析を3時間、と時間の帯で決める、という使い方です。

テンプレートで工程の型を残す

同じような案件を何度も受ける人は、工程を毎回ゼロから作るより、型を残して使い回すほうが早く、漏れも減ります。Todoistのテンプレートの機能は、すべてのプランで使えます。

自分の工程をテンプレートにする

Todoistのヘルプ「Todoistのテンプレートについて」によると、ウェブ版とデスクトップ版では次の手順で、今あるプロジェクトをテンプレートとして保存できます。

  1. サイドバーからプロジェクトを開く
  2. 右上の三点アイコンをクリックする
  3. 「テンプレートとして保存する」を選ぶ
  4. 色と説明を付けて「保存」をクリックする

保存したテンプレートは、テンプレートギャラリーの「マイテンプレート」に入ります。次の案件では、サイドバーの「マイプロジェクト」の横にある追加のアイコンから「テンプレートを見る」を選び、テンプレートを開いて「プロジェクトにインポート」をクリックすると、同じ工程のプロジェクトがすぐにできます。

型に入れておくとよいもの

工程のテンプレートには、次のような項目を入れておくと、案件ごとの準備が楽になります。

・工程の名前(セクションとして分ける)
・各工程の中の作業(タスク)と、その中の細かい作業(サブタスク)
・クライアントに確認することの一覧
・納品の前に見直すことの一覧

日付は案件ごとに違うので、テンプレートを読み込んだあとに、カレンダーレイアウトで開始日と期限を入れ直します。工程の並びが毎回同じなら、日付を入れる作業は数分で済みます。

CSVでの読み込み

ヘルプには、以前にCSVファイルとして保存したテンプレートを、テンプレートギャラリーに読み込めるとも書かれています。表計算ソフトで工程表を作っている人は、決められた形式に合わせたCSVを用意すれば、Todoistのプロジェクトとして取り込めます。

アドオンでガントチャートを補う

依存関係や横棒の表示がどうしても必要な場合は、Todoistの連携一覧に載っているアドオンを使う方法があります。

公式の連携一覧にあるGanttify

Todoistの連携機能のページには、ガントチャートのアドオンとしてGanttifyが掲載されています。ページの説明は次のとおりです。

Ganttify for Todoist は、究極のガントチャートのアドオンです。複数のプロジェクトを 1 つのガントチャートで表示したり、タスク間の依存関係を作成したり、タスクの開始日と終了日を設定したりできます。タスクが遅延した場合、ガントチャートに新しい日付を設定するだけで、依存するすべてのタスクがすぐに更新されます。 出典: todoist.com

同じページには、機能として次の5つが挙げられています。

・タスク間の依存関係を作る
・タスクの開始日と終了日を設定する
・複数のTodoistのプロジェクトを1つのガントチャートで表示する
・ライブのガントチャートを公開して共有する
・双方向で同期する

ガントチャートを使いたい理由の3番目(依存関係)と4番目(1枚の図で見せる)は、このアドオンで補える範囲に入ります。

使う前に確かめること

アドオンを使う前に、次の点を確かめておきます。

・連携のページでは、言語は英語と表示されている。画面が日本語にならない前提で使う
・Ganttifyは、Todoistとは別の会社が提供する道具である。料金や無料で使える範囲は、Ganttify側の公式サイトで最新の記載を確かめる
・Todoistのアカウントへのアクセスを許可するので、プライバシーポリシーを読んでおく
・クライアントの案件を扱う場合は、外部の道具にタスクの情報を渡してよいかを、契約や社内の決まりに照らして確かめる

特に最後の点は見落とされがちです。読み取り専用のタイムラインを公開して共有できるのは便利ですが、公開の範囲を誤ると、案件の名前や予定が関係のない人に見えてしまいます。

表計算ソフトで作るという選択肢

アドオンを入れるほどではないが、一度だけ工程表を作って見せたい、という場合は、Todoistのタスクを表計算ソフトに書き出して作る方法もあります。タスク名、開始日、終了日を3列に並べ、条件付き書式で期間のセルに色を付ければ、簡単なガントチャートになります。

データ分析の仕事でもよく言われることですが、毎週更新するなら専用の道具、1回きりの報告なら表計算ソフト、という分け方が現実的です。手で更新し続ける工程表は、2週目から更新が止まりがちです。

チームで使うときに確かめること

Todoistを複数の人で使い、工程を共有したい場合は、個人で使うときとは違う制限があります。料金ページの比較表で確かめておきたい点を整理します。

個人のプロジェクトとチームのプロジェクト

Todoistには、自分のアカウントの中に作る「個人のプロジェクト」と、ビジネスのプランで使える「チームのワークスペース」の中に作る「チームのプロジェクト」があります。料金ページの比較表によると、主な違いは次のとおりです。

項目 初心者 プロ ビジネス
個人のプロジェクトの数 5件 300件 各メンバーにつき300件
1つの個人プロジェクトに参加できる人数 5人 5人 5人
チームのプロジェクト なし なし 最大500件
チームのプロジェクトでのカレンダーレイアウト なし なし あり
ファイルのアップロード 5MB 100MB 100MB

個人のプロジェクトを人と共有する場合、参加できるのはどのプランでも5人までです。それより多い人数で同じ工程を見たい場合は、ビジネスのプランのチームのワークスペースを使うことになります。

共有したときの見え方の注意

チームで工程を共有するときは、次の点を決めておくと混乱が減ります。

・タスクの担当者を必ず付ける(誰の作業かが分からないタスクを残さない)
・開始の日付と期限のどちらを使うかを、チームで統一する
・期限を動かしたときは、コメントで理由を書く
・完了したタスクは、確認が終わってから完了にする

特に2つ目が揃っていないと、ある人は日付に締め切りを入れ、別の人は期限に入れる、という状態になり、カレンダーで締め切りの重なりを見る意味が薄れます。

1週間の運用の例

ここまでの機能を組み合わせた、1週間の運用の例を示します。個人で複数の案件を受けているフリーランスを想定しています。

週の初め

・近日予定の画面を週のカレンダーにして、今週の会議と締め切りを確かめる
・「今月が期限」のフィルターをカレンダーで開き、締め切りが重なる週がないかを見る
・新しい案件があれば、テンプレートからプロジェクトを作り、開始の日付と期限を入れる

毎日

・今日の画面を1日のカレンダーにして、作業に時間の帯を割り当てる
・予定どおりに進まなかった作業は、カレンダー上でドラッグして翌日以降に移す
・期限が近いのに手を付けていない作業がないかを、期限のフィルターで確かめる

週の終わり

・完了したタスクを振り返り、見積もりより時間がかかった作業を書き留める
・次の週の予定を、近日予定の画面で組み直す
・クライアントに報告が必要な案件は、進み具合を短く文章にして送る

この流れなら、ガントチャートの横棒がなくても、締め切りの重なりと日々の作業の帯は管理できます。依存関係の多い案件や、工程表を人に見せる必要がある案件だけを、次の節で見る基準で別の道具に移す、という使い分けが現実的です。

Todoistで足りない場面の見極め方

ここまでの方法を使っても、Todoistでは扱いにくい場面があります。道具を変えるべきかどうかの判断の目安を整理します。

Todoistのままでよい場面

・個人、または少人数で、それぞれが自分のタスクを管理している
・締め切りの重なりが分かれば十分で、作業の順番の管理は頭の中でできる
・クライアントへの報告は、文章や簡単な表で済んでいる
・毎日のタスクの消化と、思いついたことの記録が仕事の中心になっている

Todoistの強みは、タスクを素早く入れて、毎日の消化を気持ちよく進められることです。この強みを生かせる使い方なら、ガントチャートがないことはそれほど困りません。

ほかの道具を考えたほうがよい場面

・複数の人が関わる案件で、誰の作業が遅れると全体が遅れるのかを管理したい
・工程の順番(依存関係)が多く、1つの遅れが連鎖する
・クライアントや社内に、工程表を定期的に見せる必要がある
・タスクの話し合い(チャット)と工程表を、同じ場所で扱いたい

こうした場面では、ガントチャートを最初から持っているプロジェクト管理の道具のほうが、アドオンを組み合わせるより手間が少なくなることがあります。

判断のための3つの問い

迷ったときは、次の3つの問いで考えます。

  1. 工程表を週に1回以上、更新するか
  2. 工程表を、自分以外の人が見るか
  3. 作業の順番が崩れると、納期に響くか

3つとも「はい」なら、ガントチャートを持つ道具を検討する価値があります。1つか2つなら、Todoistのカレンダーレイアウトと期限、必要に応じてアドオンで十分なことが多いでしょう。

ガントチャートが合う道具を探すときの候補

Todoistから道具を変える、あるいは併用する場合の選び方を整理します。

選ぶときに比べる点

ガントチャートを持つ道具を比べるときは、次の点を見ます。

比べる点 確かめる内容
ガントチャートが使えるプラン 無料プランで使えるか、有料プランだけか
依存関係 作業の順番を線でつなげるか
人数の上限 無料で何人まで使えるか
ほかの表示 カンバンやカレンダーにも切り替えられるか
話し合いの場所 タスクごとのコメントやチャットがあるか
料金の数え方 1人あたりか、チーム単位か、税込か税抜か

道具によっては、ガントチャートが上位の有料プランでしか使えないこともあります。無料で試せる範囲に、自分が欲しい表示が入っているかを最初に確かめます。

試すときの進め方

新しい道具を試すときは、いきなりすべての案件を移さず、次の順で小さく試すと失敗が少なくなります。

  1. 終わったばかりの案件を1つ選び、工程を新しい道具で作り直してみる
  2. 開始日と締め切りを入れ、横棒の表示と依存関係の付け方を確かめる
  3. 実際に進行中の案件を1つだけ移し、2週間ほど使ってみる
  4. 毎日の更新が苦にならないか、関係者が見てくれるかを確かめる
  5. 続けられると判断したら、残りの案件を移す

2週間を目安にするのは、最初の1週間は物珍しさで続いても、2週目に更新が面倒になるかどうかで、本当に定着するかが分かるからです。工程表は更新され続けて初めて役に立ちます。見た目の良さより、更新のしやすさで選ぶのが、道具選びで後悔しないコツです。

無料から試せる選択肢

ガントチャートを無料のプランから使える道具の1つに、Pinateca(ピナテカ)があります。公式サイトの記載によると、カンバン、ガントチャート、カレンダー、リストなど8種類のボード(表示の形)とチャットを備えていて、全8種類のボードが無料のプランから使えます。ガントのボードでは、カードの期間がそのまま横棒で並び、バーをドラッグすると開始日と締め切りが変わります。今日の位置に線が引かれ、遅れているタスクが分かるほか、担当者別やラベル別の絞り込みもできます。

無料のプランは5人まで、ボードは10個まで、ファイルの容量は1GBで、期限なく使えてクレジットカードの登録も不要です。6人目、あるいは11個目のボードからはスタンダードプラン(1人あたり月額500円、年払いなら1人あたり月額400円、いずれも税抜)になり、人数とボードの上限がなくなります。機能はフリープランと同じと書かれています。Todoistと並べて、案件の工程表だけを試しに移してみる、といった使い方もできます。詳しくはPinatecaの紹介ページで確かめられます。

Pinatecaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

併用するときの分け方

道具を2つ使う場合は、役割をはっきり分けておかないと、同じタスクを2か所で管理することになります。たとえば次のように分けます。

・Todoist … 自分の毎日のタスク、思いついたこと、私生活の用事
・ガントチャートのある道具 … 複数人が関わる案件の工程と、締め切りの共有

案件のタスクを両方に書くのはやめて、案件の工程は片方だけに持たせます。自分の今日の作業として細かく分けたいときだけ、Todoistに短いメモとして書く、という程度にとどめると、二重管理を防げます。

運営者として見てきたことと、仕事での使い方

最後に、在宅で働く人の道具の使い方について、長く市場を見てきた立場からの観察を整理します。

工程表は自分のためより相手のため

フリーランスと在宅ワークの市場を20年見てきた立場から言えば、長く取引が続く人ほど、工程表を「相手が安心するための資料」として使っています。自分のタスクはTodoistのような道具で細かく回しつつ、クライアントには節目ごとの予定を1枚で見せる。この使い分けができる人は、「この人に任せると進み具合が見えて楽だ」と思われ、次の依頼につながっています。

仲介の手数料が差し引かれない直接の取引では、同じ予算でも依頼する側はより多くを頼め、受ける側の手取りは厚くなります。手数料0%で直接やり取りできる環境では、こうした進み具合の見せ方が、そのまま信頼と継続の依頼に結びつきます。

仕事の種類ごとの使い方

工程の管理が仕事の質に直結する分野は少なくありません。アプリやシステムの開発では、設計、実装、テストの順番が崩れると納期に響くため、ガントチャートでの管理が一般的です。開発の仕事の進め方や求められる力は、アプリケーション開発のお仕事で整理されています。

業務の進め方そのものを改善する支援の仕事では、クライアントの社内の工程を図にして見せる場面が多くあります。AIを含む道具の導入を支援する仕事の全体像は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で確かめられます。経営の立場から業務と工程を見直す力を体系的に身に付けたい人には、中小企業診断士の学習範囲も参考になります。Todoistのカレンダーレイアウトと期限で自分の予定を整え、相手に見せる工程表は目的に合う道具で作る。この分け方を決めておくと、道具に振り回されずに仕事を進められます。

よくある質問

Q. Todoistにガントチャートの表示はありますか?

2026年10月9日時点で、Todoistのプロジェクトに使えるレイアウトはリスト、ボード、カレンダーの3つで、期間を横棒で並べるガントチャートの表示はありません。カレンダーレイアウトと期限の機能を組み合わせると、締め切りの重なりを確かめる用途にはかなり近づけられます。依存関係が必要な場合はアドオンを検討します。

Q. カレンダーレイアウトは無料プランで使えますか?

Todoistの料金ページでは、カレンダーレイアウトはプロとビジネスのプランで使える機能とされていて、無料の初心者プランでは使えません。プロは月払いで1ユーザーあたり月額894円、年払いで年額8,064円です。無料プランではリストとボードのレイアウトが使えます。

Q. 日付と期限はどう使い分ければよいですか?

Todoistのヘルプでは、日付は「そのタスクに取り組む予定」、期限は「必ず完了しなければならない締切」と説明されています。作業を始める日を日付に、終えなければならない日を期限に入れると、1つのタスクに開始と締め切りの両方を持たせられます。期限はプロとビジネスで使えます。

Q. Ganttifyを使うときの注意点はありますか?

Ganttifyは、Todoistの連携一覧に掲載されている別の会社のアドオンで、言語は英語と表示されています。料金や無料の範囲はGanttify側の公式サイトで確かめてください。読み取り専用のタイムラインを公開できるので、クライアントの案件を扱う場合は、公開の範囲と情報を外部に渡してよいかを先に確かめます。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年7月8日最終更新:2026年10月12日
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この記事を書いた人

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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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