TimeTreeで予定を共有する方法と、パソコンから予定を見たいときの選択肢


この記事のポイント
- ✓TimeTreeで予定を共有する方法を
- ✓共有カレンダーの作り方
- ✓共有されないときの確かめ方の順に説明します
TimeTreeで家族や仕事仲間と予定を共有したいけれど、どこから招待すればよいのか分からない。共有したはずの予定が相手に見えていない。スマートフォンでは使えているのに、パソコンの大きな画面で予定を見たい。TimeTreeの共有で迷う人の多くは、この3つのどれかに当てはまります。
この記事では、TimeTreeで予定を共有する方法を、共有カレンダーの作り方、メンバーの招待と参加、誰にどの予定が見えるかの決まり、共有されないときの確かめ方の順に、公式のヘルプの記載にもとづいて説明します。後半では、パソコンからTimeTreeの予定を見たいときの選択肢として、Web版の使い方と、Macで予定を扱う方法を整理します。自分の予定をGoogleカレンダーで管理しているなら、Mac用のカレンダーアプリのCaltimateと組み合わせる方法もあります。
TimeTreeの共有の仕組みを知っておく
TimeTreeは、TimeTree, Inc.が提供しているカレンダーのアプリです。いちばんの特徴は、相手ごとに別々の共有カレンダーを持てることです。公式サイトでは、次のように紹介されています。
グループで簡単に予定を共有できます。カレンダーを作って招待するだけ。家族と、サークルのみんなと、クラスのみんなと、相手ごとにいくつもカレンダーがもてます。 出典: timetreeapp.com
共有カレンダーとホームカレンダー
TimeTreeには、大きく分けて2種類のカレンダーの画面があります。1つは共有カレンダーで、家族用、仕事用、サークル用のように、相手ごとに作るカレンダーです。もう1つはホームカレンダーで、自分が参加しているいくつもの共有カレンダーの予定を、1つの画面にまとめて表示するための画面です。アプリを起動した直後に表示されるのが、このホームカレンダーです。
予定を共有するときに大切なのは、予定は「どの共有カレンダーに登録したか」で、見える相手が決まるということです。ホームカレンダーはあくまで表示をまとめる画面で、ここで見えている予定が全員に見えているわけではありません。
人数とカレンダーの数の上限
公式のヘルプによると、1つの共有カレンダーに参加できるのは500名まで、1つのアカウントで持てる共有カレンダーは20個までです。外部のカレンダーはこの数に含まれず、プランにかかわらず上限を増やすことはできないとされています。家族や小さなチームで使うなら、上限を気にする場面はほとんどありません。
無料で使える範囲とプレミアム
予定の共有そのものは無料で使えます。TimeTreeプレミアムの案内を含む公式サイトでは、TimeTreeプレミアムを月額300円(年額3,000円)で購入すると、広告が表示されなくなり、予定へのファイルの添付、予定の並べ替え、時間ごとに予定を並べるバーチカル表示などが使えるようになると案内されています。共有の基本の操作だけなら、プレミアムに入る必要はありません。
共有カレンダーを作って予定を共有する手順
ここからは、実際に予定を共有するまでの手順を、公式のヘルプに書かれている操作の順で説明します。画面の配置は版によって変わることがあるので、見つからないときはヘルプの最新の記載を確かめてください。
手順1 共有カレンダーを作る
スマートフォンのアプリ(iOSとAndroid)では、次の順に操作します。
- 画面下部のメニューの左から2番目にあるリストのアイコンをタップする
- いちばん下の「新しいカレンダーを作る」をタップする
- 「共有カレンダー」をタップする
Web版では、画面左上のマークをクリックし、「新しいカレンダーを作る」をクリックします。カレンダーを作ったら、名前を「家族」「チームA」のように、誰と共有するかがひと目で分かるものにしておくと、あとで予定を登録するときに迷いません。
手順2 メンバーを招待する
スマートフォンのアプリでは、次の順で招待します。
- 画面下部のメニューの左から2番目にあるリストのアイコンをタップする
- 招待したいカレンダーを選ぶ
- 右上の、四角が4つ並んだアイコンをタップする
- 「メンバーを招待する」をタップする
- 招待の方法を選び、相手へ送る
Web版では、画面左側のカレンダーの一覧で招待したいカレンダーにチェックを入れ、画面右側の「メンバーリスト」をクリックし、右上の「追加」をクリックします。表示された招待リンクの「コピー」をクリックし、メールやLINEなどで相手へ送ります。
公式のヘルプでは、招待のURLの有効期間は発行から90日間とされています。相手がしばらく参加しなかった場合は、URLを発行し直して送ります。
手順3 招待された側が参加する
招待を受け取った人は、次の順で参加します。
- TimeTreeのアプリをダウンロードする
- 招待のURLをタップする(QRコードの場合はカメラのアプリで読み取る)
- 「このカレンダーに参加する」をタップする
- プロフィールを選ぶ
プロフィールは、アカウントに登録したものを使うか、そのカレンダー用に新しく作るかを選べます。公式のヘルプでは、仕事のカレンダーでは「鈴木」、家族のカレンダーでは「パパ」のように、カレンダーごとに名前を変える例が紹介されています。
招待のURLをタップしても参加の画面が開かないときは、URLをコピーして、推奨されているブラウザ(Google Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edge)で開き直すよう案内されています。
手順4 予定を共有カレンダーに登録する
参加が済んだら、予定を作るときに、登録先として共有カレンダーを選びます。予定に参加するメンバーを指定したり、予定ごとにコメントを書き込んだりできるので、「この日は誰が送り迎えをするか」「打ち合わせの場所はどこか」といったやり取りを予定の中で済ませられます。予定の色はラベルカラーで決められ、ラベルに名前を付けておくと、メンバーごとに色を分けて表示できます。
誰にどの予定が見えるのか
TimeTreeで予定を共有するときに、いちばん気になるのが「どこまで相手に見えるのか」という点です。
共有カレンダーごとに見える範囲が分かれる
公式のヘルプでは、家族カレンダー、仕事カレンダー、プライベートカレンダーの3つを持っている人の例で説明されています。家族には家族カレンダーの予定だけが見え、仕事カレンダーとプライベートカレンダーの予定は見えません。仕事仲間には仕事カレンダーの予定だけが見えます。新しくカレンダーを作っても、メンバーを招待しない限り、ほかの人に中身が見えることはありません。
自分のホームカレンダーにはすべての予定がまとめて表示されますが、それは自分の画面だけの話です。相手の画面には、相手が参加している共有カレンダーの予定しか表示されません。
外部のカレンダーの「表示」と「インポート」の違い
TimeTreeでは、iPhoneやAndroidに最初から入っている標準のカレンダーや、それと同期しているGoogleカレンダーの予定を、TimeTreeの中で扱えます。ただし、方法が2つあり、相手に見えるかどうかが違います。
| 方法 | 相手に見えるか | 自動で更新されるか |
|---|---|---|
| 外部のカレンダーを表示する | 見えない(自分の画面だけ) | 自動で更新される |
| 外部のカレンダーの予定をインポートする | 共有カレンダーの相手に見える | 更新されない(その都度インポートし直す) |
公式のヘルプによると、表示する方法では、外部のカレンダーの予定はホームカレンダーに重ねて見えるだけで、メンバーの招待、メンバーの割り当て、コメントや写真の投稿、ラベル色の変更はできません。インポートする方法では、共有カレンダーの相手にも予定が見えますが、元のカレンダーで予定を変えても自動では反映されず、内容が違うと重複して取り込まれることがあります。
会社のカレンダーの予定を家族に見せたくない場合は「表示」、家族の行事を共有カレンダーに載せたい場合は「インポート」、と使い分けるのが基本です。
TimeTreeから他のカレンダーへは反映されない
逆の向き、つまりTimeTreeの予定をiPhoneの標準のカレンダーやGoogleカレンダーに自動で反映させることはできません。公式のヘルプには、TimeTreeのカレンダーから標準のカレンダーへの反映はできず、1件ずつコピーする必要があると書かれています。パソコンでほかのカレンダーアプリを使っている人が、そこにTimeTreeの予定を並べたいと考えるときに、つまずきやすい点です。
予定が共有されないときの確かめ方
「予定を入れたのに相手に見えない」という相談は、公式のヘルプでもよくある質問として取り上げられています。考えられる原因と確かめ方を整理します。
別のカレンダーに登録している
いちばん多いのが、予定を登録した人が、共有カレンダーではなく別のカレンダーに予定を入れているケースです。公式のヘルプでは、予定を登録した人の端末でアプリを開き、カレンダーの一覧で、名前が合っているか、メンバーのアイコンが2つ以上並んでいるか、中身が合っているかを確かめるよう案内されています。メンバーのアイコンが自分1人だけなら、そのカレンダーは誰とも共有されていません。
予定が正しく保存されていない
予定の詳細に「!」のマークが付いている場合は、保存がうまくいっていません。予定を開いて保存し直すか、改めて登録し直します。カレンダーを最新の状態にするために、アプリを再起動するのも有効です。
相手がまだ参加していない
招待のURLを送っただけで、相手が参加の操作を終えていない場合もあります。メンバーの一覧に相手が表示されているかを確かめます。表示されていなければ、URLの有効期間の90日を過ぎていないか、相手がアプリをダウンロードしたかを確かめ、必要ならURLを発行し直します。
ホームカレンダーで表示をオフにしている
予定はきちんと共有されているのに、見る側のホームカレンダーで、そのカレンダーの表示をオフにしているだけ、ということもあります。公式のヘルプでは、ホームカレンダーの上部にあるフィルターで、チェックの入ったカレンダーだけが表示され、チェックのないカレンダーは非表示になると説明されています。共有カレンダーを直接開くと予定が見えるのに、ホームカレンダーでは見えない、という場合は、フィルターのチェックを確かめてください。
それでも解決しないとき
上の3つを確かめても解決しない場合は、アプリ内の問い合わせのフォームから連絡するよう案内されています。アカウントを登録していない状態でログアウトすると、それまでのユーザーとして使い続けられなくなるので、機種変更の前には必ずアカウントの登録を済ませておきます。
共有したあとの通知を整える
共有カレンダーを使い始めると、メンバーが予定を作ったり、コメントを書いたりするたびに通知が届きます。人数の多いカレンダーに参加していると、通知が多すぎて大事な知らせが埋もれてしまうことがあります。公式のヘルプで案内されている、通知を整える3つの方法を紹介します。
特定のカレンダーだけ通知を止める
サークルや地域の集まりのように、見られれば十分で、更新のたびに知らせが要らないカレンダーは、カレンダーごとに通知を止められます。アプリでは、画面下部のメニューの左から2番目にあるリストのアイコンから通知を変えたいカレンダーを開き、右上の四角が4つ並んだアイコンをタップして、カレンダーの「通知」をオフにします。
1日1回まとめて受け取る
通知は欲しいけれど、届くたびに手が止まるのは困る、という場合は、1日1回まとめて受け取る設定があります。同じくカレンダーの設定で「通知」をオンにし、「通知をカスタマイズ」から「1日1回まとめて通知」を選び、受け取りたい時間を決めて保存します。公式のヘルプでは、この設定で変えられるのは、予定の作成や編集、参加、コメント、メモの作成や編集の通知で、予定の開始前の通知やカレンダーへの参加などの通知は変えられないとされています。
自分が参加している予定だけ通知する
家族のカレンダーで、自分が関わる予定の変更だけ知りたい場合は、「通知をカスタマイズ」で「参加している予定のみ通知」をオンにします。送り迎えの担当になっている予定の時間が変わったときだけ知らせが届くので、ほかのメンバーの予定の更新に振り回されません。
通知は受け取る側が決める
公式のヘルプには、通知が届くかどうかは各メンバーの設定で決まり、予定を登録する側で通知を送る、送らないを決めることはできないと書かれています。大事な予定を入れたときに「通知したから伝わったはず」と考えず、急ぎの変更は予定のコメントやメッセージでも一言伝えておくと、行き違いを防げます。
相手がカレンダーを確認したかを見る
アプリでは、共有カレンダーの「新着」から、メンバーのアイコンの下に、そのメンバーが最後にカレンダーを開いた時刻が表示されます。ただし公式のヘルプでは、これはカレンダーを開いた時刻であって、予定そのものを確認したとは限らないこと、7日以上開いていないメンバーは時刻が表示されないこと、Web版では表示されないことが注意点として挙げられています。相手の様子の目安として見る程度にとどめます。
メンバーの管理と共有をやめるとき
共有を始めたあとで、メンバーを外したい、自分がカレンダーから抜けたい、という場面もあります。
メンバーを削除できるのは作成者
公式のヘルプによると、メンバーの削除は、そのカレンダーの作成者が操作します。アプリでは、カレンダーの設定からメンバーリストを開き、自分に「作成者」の表示があることを確かめてから、削除したいメンバーを選んで「削除」をタップします。Web版でも、メンバーリストから同じように削除できます。削除したメンバーが登録した予定はカレンダーに残り、登録者の名前は「不明」と表示されます。
作成者とは、そのカレンダーを最初に作ったメンバーのことです。公式のヘルプによると、作成者にできてほかのメンバーにできないのはメンバーの削除だけで、それ以外の権限はほかのメンバーと同じです。予定の作成や編集、招待は、作成者でなくてもできます。作成者がカレンダーから退出すると、次に古いメンバーが自動で作成者になります。家族のカレンダーを親が作り、子どもが独立してからも使い続ける、といった長い付き合いのカレンダーでは、誰が作成者になっているかを時々確かめておくと、いざメンバーを整理したいときに慌てません。
自分が抜けるときは退出する
自分が共有カレンダーから抜けたいときは、カレンダーの設定から退出します。仕事のプロジェクトが終わったときや、サークルを辞めたときは、カレンダーに残ったままにせず退出しておくと、通知が届き続けることもなく、相手の側でも誰が参加しているかが分かりやすくなります。
共有を始める前に決めておきたいこと
家族や恋人と予定を共有するときは、相手との関係によって、どこまで予定を見せるかの感じ方が違います。自分の予定をすべて見せることに抵抗がある相手もいます。共有を持ちかける前に、「会う予定と、お互いの帰りが遅い日だけを入れる」のように、何を共有するかを話し合っておくと、気まずくならずに済みます。仕事のチームでも、「打ち合わせと締め切りだけ」「休みの予定も入れる」など、入れる予定の種類を最初に決めておくと、カレンダーが散らかりません。
パソコンからTimeTreeの予定を見る方法
スマートフォンで使い慣れたTimeTreeを、パソコンの大きな画面でも見たいという要望は多くあります。月の予定を見渡したい、仕事中にスマートフォンを手に取らずに予定を確かめたい、といった場面です。
Web版をブラウザで開く
TimeTreeには、パソコンやタブレットのブラウザで使えるWeb版があります。公式のヘルプでは、スマートフォンのアプリでアカウントの登録を済ませてから、パソコンのブラウザでWeb版を開き、同じアカウントでログインするよう案内されています。推奨の環境は、Google Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeで、直近1年以内に公開された版とされています。
Web版では、複数のカレンダーをまとめて表示するカレンダーリスト、月と週の表示の切り替え、予定の題名での検索、予定の作成、メモの表示と作成、メンバーリストからの招待、予定の登録と更新の履歴の確認などができます。検索では、カレンダー名、参加者名、ラベル、期間を条件に加えられます。なお、公式のよくある質問では、TimeTreeのカレンダーを印刷する機能はないとされています。
アプリとWeb版の違いを整理する
公式のヘルプに書かれている内容をもとに、スマートフォンのアプリとWeb版の違いを整理します。
| 項目 | スマートフォンのアプリ | Web版 |
|---|---|---|
| 共有カレンダーを作る | できる | できる |
| メンバーを招待する | できる(招待の方法を選んで送る) | できる(招待リンクをコピーして送る) |
| メンバーを削除する(作成者) | できる | できる |
| 予定の作成と検索 | できる | できる |
| カレンダーごとの通知の設定 | できる | ヘルプの手順はアプリのみ |
| 相手が最後に開いた時刻の表示 | できる | 表示されない |
| カレンダーの印刷 | できない | できない |
普段の確認や予定の入力はどちらでもできますが、通知の細かな設定はスマートフォンのアプリで行う、と覚えておくと迷いません。
アカウントの登録を先に済ませる
Web版を使うには、スマートフォンのアプリでアカウントの登録を済ませておく必要があります。TimeTreeは、アカウントを登録しなくても使い始められるため、登録をしないまま使っている人が少なくありません。登録をしないまま機種変更をしたりログアウトしたりすると、それまでのユーザーとして使い続けられなくなり、新しいユーザーとして招待し直してもらうことになります。公式のよくある質問では、ログインのボタンが押せないときは、端末の自動入力ではなく手で入力する、メールアドレスの末尾に空白が入っていないかを確かめる、パスワードが8文字以上かを確かめる、といった対処が案内されています。パソコンでも使いたいと思ったら、まずアプリでアカウントの登録状況を確かめるところから始めます。
Web版をMacのアプリとして使う
ブラウザでWeb版を開く方法は手軽ですが、たくさんのタブの中にTimeTreeが埋もれてしまい、開くたびに探す手間がかかります。毎日のようにパソコンで予定を確かめる人は、Web版を独立したアプリとして使う方法もあります。
その方法の1つが、WebサービスをMacのアプリにするKagemushaです。公式サイトのTimeTreeの案内によると、Kagemushaを起動してプリセットの一覧から「TimeTree」を選び、「作成」をクリックすると、数秒でMacのアプリができ上がります。Dockから1回のクリックで起動でき、ほかのアプリと同じようにCommandキーとTabキーで切り替えられ、ログインの状態もブラウザとは別に管理されます。料金は、3つのアプリまで無料で作れ、それ以上作りたいときはPro版が3,980円(買い切り、税込み)です。対応するのはmacOS 12以降です。Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
中身はTimeTreeのWeb版そのものなので、できることはWeb版と同じです。アプリになるのは画面の開き方と切り替え方で、TimeTreeの機能が増えるわけではありません。
自分の予定はGoogleカレンダーで管理するという分け方
仕事の予定をGoogleカレンダーで管理している人は、家族やサークルとの共有はTimeTree、自分の仕事の予定はGoogleカレンダー、と分けて使っていることがよくあります。この場合、TimeTreeのアプリでは、Googleカレンダーの予定を自分の画面に重ねて表示できるので、スマートフォンでは両方の予定を1つの画面で見られます。
一方で、パソコンでGoogleカレンダーを使うときは、TimeTreeの予定は自動では入ってきません。先に説明したとおり、TimeTreeから他のカレンダーへの反映はできないためです。パソコンでは、共有の予定はTimeTreeのWeb版、自分の仕事の予定はGoogleカレンダー、と役割を分けて見るのが現実的です。
Googleカレンダーの予定をMacで見るための道具の1つに、Mac用のカレンダーアプリのCaltimateがあります。公式サイトによると、複数のGoogleアカウントのカレンダーをまとめて表示・編集でき、話し言葉や音声で予定を入れられ、Zoom、Google Meet、Teams、Webexの会議のリンクを見分けて参加のボタンを出してくれます。祝日などのICS形式のカレンダーを購読して重ねて表示することもできます。購入ページでは、14日間の体験のあとも予定の作成・変更・削除や会議リンクの読み取りなどの毎日の予定管理は無料で使い続けられ、書類からの予定の取り込み、日程調整の予約ページ、複数のカレンダーへの同時登録の3つを使うときだけ、月額600円、年額4,400円、買い切り7,400円(いずれも税込み)のライセンスが必要と案内されています。対応はmacOS 14以降です。Caltimateは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
CaltimateはGoogleカレンダーの予定を扱うアプリで、TimeTreeの共有カレンダーを直接表示する機能はありません。TimeTreeの共有の予定をMacで見たいならWeb版やKagemusha、自分の仕事の予定をMacで手早く扱いたいならCaltimate、と役割で分けて選ぶのが無理のない使い方です。
使う場面ごとの共有の工夫
最後に、TimeTreeの共有がよく使われる場面ごとに、うまく回すための工夫を整理します。
家族で使う
家族で使う場合は、カレンダーを1つにまとめ、ラベルの色をメンバーごとに分けておくと、誰の予定かがひと目で分かります。子どもの学校の行事や習い事、親の通院の付き添いなど、家族の誰かが動く必要のある予定を中心に入れます。送り迎えの担当は予定のメンバーに指定しておくと、当日になって「誰が行くのか」で慌てることがありません。
仕事のチームで使う
小さなチームや個人事業の仲間とのやり取りに使う場合は、打ち合わせ、締め切り、休みの予定を入れるだけでも、連絡の行き違いがぐっと減ります。予定ごとのコメントに、打ち合わせのURLや持ち物を書いておくと、メッセージのやり取りを探し回らずに済みます。案件が終わったら、カレンダーを退出するか、作成者がメンバーを外して整理します。取引先の担当者が入れ替わったときも、前の担当者をそのまま残さず、新しい担当者を招待し直しておくと、予定が関係のない人に見え続けることを防げます。
恋人や友人と2人で使う
2人で使う場合は、2人だけの共有カレンダーを1つ作り、会う予定と、お互いに知っておいてほしい予定だけを入れる使い方が向いています。自分の予定をすべて見せる必要はありません。仕事やほかの付き合いの予定は別のカレンダーに入れておけば、相手には見えません。アプリのカレンダーの設定やホームカレンダーのその他のメニューには「空いている日を共有」という項目があり、会える日を相手に伝えたいときに使えます。どの予定を2人のカレンダーに入れるかは、最初に話し合って決めておくと、あとで「なぜこの予定が入っていないのか」と気まずくなることがありません。
サークルや地域の集まりで使う
人数の多い集まりでは、予定を登録できる人を決めておくと、カレンダーが混乱しません。公式のヘルプでは、10名以上のグループでの導入を考えている人向けに、使い方を提案するオンラインの個別相談会も案内されています。参加の確認や出欠の管理まで必要な場合は、カレンダーとは別に出欠を取る仕組みを用意したほうが、集計が楽になります。
在宅で働く人の予定の共有について
20年近く在宅ワークの市場を見てきた運営者の立場から言えば、在宅で長く仕事を続けている人ほど、仕事の予定と家族の予定の境目をはっきりさせています。家族と共有するカレンダーには「この時間は打ち合わせ」とだけ入れ、取引先の名前や内容は仕事用のカレンダーに残す、といった分け方です。予定を見せる範囲を決めておくことは、取引先の情報を守ることにもつながります。
取引先とのやり取りでも、予定の行き違いを減らす工夫は信頼に直結します。打ち合わせの候補日を素早く出せる、締め切りを忘れない、といった小さな積み重ねが、「この人に頼むと楽だ」という評価になり、次の依頼につながります。仲介の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま継続の仕事になり、受ける側の手取りも厚くなります。
在宅で働くための環境づくりに使える公的な支援は、テレワーク 助成金 2026で紹介しています。カレンダーや予定管理のようなアプリを作る側の仕事に関心がある人は、アプリケーション開発のお仕事で仕事の中身を確かめられます。生成AIを使って予定の調整や事務の作業を減らす支援まで手がけたい人には、AIコンサル・業務活用支援のお仕事も参考になります。
よくある質問
Q. TimeTreeで新しくカレンダーを作ると、ほかの共有相手に通知されますか?
公式のヘルプでは、共有カレンダーごとに見える範囲が分かれていると説明されています。新しく作ったカレンダーにメンバーを招待しない限り、ほかの共有カレンダーの相手にその中身が見えることはありません。自分のホームカレンダーにはすべての予定がまとめて表示されますが、それは自分の画面だけの表示です。
Q. TimeTreeの招待URLに有効期限はありますか?
あります。公式のヘルプでは、招待のURLの有効期間は発行から90日間とされています。期限が切れたURLでは参加できないので、相手がしばらく参加しなかった場合は、カレンダーの設定から招待のURLを発行し直して送ってください。URLを開いても参加の画面が出ないときは、推奨のブラウザで開き直すよう案内されています。
Q. TimeTreeの予定をGoogleカレンダーに自動で反映できますか?
できません。公式のヘルプには、TimeTreeのカレンダーから標準のカレンダーへの反映はできず、1件ずつコピーする必要があると書かれています。逆に、Googleカレンダーの予定をTimeTreeに表示したり、共有カレンダーにインポートしたりすることはできます。インポートした予定は自動では更新されないので注意してください。
Q. パソコンでTimeTreeを使うにはどうすればよいですか?
パソコンのブラウザでWeb版を開き、スマートフォンのアプリで登録したアカウントでログインします。推奨のブラウザはGoogle Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeです。Web版では、カレンダーの切り替え、予定の作成と検索、メモの表示、メンバーの招待などができます。印刷の機能はないので、紙で配りたい場合は別の方法を考えます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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