副業ブログのネタの探し方|書き続けるテーマの選び方


この記事のポイント
- ✓副業ブログのネタの探し方を
- ✓読者の悩みから題材を出す手順
- ✓検索で需要を確かめる方法
副業でブログを始めたものの、数本書いたところで「次に何を書けばいいのか分からない」と手が止まる人は少なくありません。副業ブログのネタ探しでつまずく原因の多くは、ネタが足りないことではなく、誰のどんな悩みに答えるブログなのかが決まっていないことにあります。結論から言うと、副業ブログのネタは「読者の悩み」「自分が実際に経験したこと」「検索で調べられている言葉」の3つが重なるところから選ぶと、書き続けられて、読まれる記事になりやすくなります。この記事では、テーマの決め方から、ネタを出す具体的な手順、需要の確かめ方、ネタ帳の作り方、ネタ切れの防ぎ方までを順に説明します。
副業ブログでネタに困る理由
最初に、なぜネタに困るのかを整理しておきます。原因が分かれば、対策も選びやすくなります。
1つ目の理由は、ブログのテーマが広すぎることです。「副業」「お金」「暮らし」のように範囲の広いテーマで始めると、書けることが無数にあるように見えて、かえって何から書けばよいか決められなくなります。範囲が広いと、1本ごとの記事のつながりも弱くなり、読者が次の記事を読む理由も生まれにくくなります。
2つ目の理由は、書きたいことから考えていることです。自分が書きたい話題は、最初の数本で書き尽くしてしまいがちです。しかも、書きたいことと読者が知りたいことが一致しているとは限りません。読まれない記事が続くと、書く気力そのものが落ちていきます。
3つ目の理由は、ネタを思いついたときに記録していないことです。日々の暮らしや仕事の中で「これは記事になりそうだ」と感じる瞬間はあっても、書き留めておかなければ、パソコンの前に座ったときには思い出せません。
4つ目の理由は、1本の記事に完璧を求めすぎることです。調べ尽くしてからでないと書けない、と考えると、1本あたりの時間が長くなり、次のネタに進めなくなります。
この4つを裏返すと、ネタに困らないための方針が見えてきます。テーマを絞る、読者の悩みから考える、思いついたら記録する、1本の範囲を小さく区切る。以下の節では、この方針を具体的な手順に落としていきます。
テーマは「誰のどんな悩みに答えるか」で決める
ネタ探しの前に決めておきたいのが、ブログのテーマです。テーマとは、ブログ全体で扱う分野のことで、ここが決まるとネタを探す範囲が自然に絞られます。
テーマを決めるときは、次の一文を埋めてみてください。「このブログは、(どんな状況の)人が、(何に困っている)ときに読むブログです」。たとえば「このブログは、子育て中で外に働きに出られない人が、在宅でできる仕事を探しているときに読むブログです」のように書けると、扱うべき題材の範囲がはっきりします。
自分が語れる分野から選ぶ
テーマの候補は、自分が語れる分野から選ぶのが基本です。語れる分野とは、次のどれかに当てはまるものです。
- 本業や過去の仕事で毎日扱ってきたこと
- 長く続けている趣味や、お金と時間をかけてきたこと
- 自分が困って調べ、解決した経験があること
- 資格の勉強や学び直しで、体系的に学んだこと
こうした分野は、教科書に載っていない細かな事情や、実際にやってみて分かった注意点を書けます。検索で上位に来る記事には、ほかの記事を読めば分かる一般論だけでなく、その人ならではの具体的な情報が含まれていることが多いので、語れる分野を選ぶことは、読まれる記事への近道でもあります。
仮決めで始めてよい
テーマは最初から完璧に決めきる必要はありません。仮のテーマで10本ほど書いてみると、書きやすい題材と書きにくい題材、読まれる記事と読まれない記事の違いが見えてきます。そのうえで、テーマを少し狭めたり、隣の分野に広げたりして調整していけば十分です。
読者の悩みからネタを出す手順
テーマが決まったら、次は読者の悩みからネタを出していきます。手順は次の5つです。
- 読者が困る場面を、時間の流れに沿って並べる(始める前、始めたとき、続けているとき、やめたくなったとき)
- それぞれの場面で、読者が抱きそうな疑問を書き出す
- 疑問を、読者が実際に検索しそうな言葉に置き換える
- 自分の経験で答えられる疑問に印を付ける
- 印の付いた疑問を、1本の記事で答えられる大きさに分ける
たとえば「在宅ワーク」がテーマなら、始める前の場面では「在宅ワークにはどんな仕事があるか」「パソコンは何が必要か」、始めたときの場面では「最初の仕事の探し方」「報酬の受け取り方」、続けているときの場面では「確定申告は必要か」「集中が続かない」、といった疑問が出てきます。
1本で答える大きさに分ける
5番目の「1本で答えられる大きさに分ける」は、ネタ切れを防ぐうえでも大事な工程です。「在宅ワークの始め方」という大きな題材は、1本で書こうとすると内容が浅くなります。「在宅ワークに必要なパソコンの選び方」「在宅ワークの最初の1件の探し方」「在宅ワークの報酬の受け取り方」のように分ければ、それぞれを深く書けるうえに、1つの題材から複数の記事が生まれます。
分けた記事どうしは、内部リンクでつなげておきます。読者は1本の記事を読んだあと、次に知りたくなる疑問の記事へ進めるので、ブログ全体で悩みを解決できる作りになります。
身の回りからネタを見つける方法
読者の悩みを想像するだけでなく、実際に悩みが書かれている場所を見に行くと、ネタの精度が上がります。身の回りでネタを見つけられる場所を挙げます。
- 自分の過去のメモや日記、家計簿、仕事の記録: 自分が困ったことや、時間やお金を使ったことの記録は、そのまま記事の題材になる
- 家族や友人、同僚からの質問: 同じ質問を何度も受けるなら、それは多くの人が知りたいことの可能性が高い
- 商品やサービスの公式のよくある質問のページ: 利用者がつまずきやすい点がまとまっている
- 本や雑誌の目次: 1冊の本の目次は、その分野で知りたいことの一覧になっている
- 自分が検索した言葉の履歴: 自分が調べたことは、同じ状況の人も調べている
このうち、最も強い題材になるのは、自分が実際にやってみたことの記録です。手順の途中でつまずいた点、思ったより時間がかかった点、やってみて分かった注意点は、ほかの記事には書かれていない情報になりやすいからです。
経験を記録する習慣を付ける
ネタになる経験を逃さないために、作業をするときは、手順、かかった時間、使った道具、困ったこと、解決の方法を、その場で短く書き留めてください。スマートフォンのメモアプリで十分です。記事を書くときに、この記録があるかどうかで、具体性が大きく変わります。写真を撮っておけば、記事の中で手順を見せる材料にもなります。
検索の需要を確かめる方法
ネタの候補が出そろったら、そのネタが実際に調べられているかを確かめます。どれほど良い記事でも、誰も調べていない言葉で書けば、検索からはほとんど読まれません。
需要を確かめる方法はいくつかあります。
- 検索の窓に言葉を入れたときに出てくる候補(サジェスト)を見る。候補として出る言葉は、多くの人が検索している組み合わせ
- 検索結果のページの下にある関連する検索の言葉を見る
- 無料で使える検索の傾向を調べる道具で、言葉の検索の推移や季節による変化を見る
- ブログを始めて記事が増えてきたら、Googleの検索の管理の道具(Search Console)で、実際にどんな言葉で記事が表示されているかを確かめる
特に最後の方法は、ブログを続けるほど役に立ちます。自分が狙っていなかった言葉で記事が表示されていることが分かれば、その言葉に答える新しい記事を書く、というネタの出し方ができるからです。
上位の記事を読んで足りない点を探す
検索で需要があると分かったら、その言葉で上位に表示されている記事を何本か読んでください。上位の記事に共通して書かれている内容は、読者が当然知りたいことです。そのうえで、上位の記事に書かれていないこと、自分の経験で補えることを探します。自分の記事にしかない情報があるかどうかが、そのネタで書く価値があるかの判断の材料になります。
上位の記事をまねて言い換えるだけの記事は、読者にとっても新しい情報がなく、検索でも評価されにくくなります。Googleの公式の指針も、この点をはっきり書いています。
Googleの指針から見た良いネタの条件
Googleは、検索で評価されるコンテンツの考え方を「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」というページで公開しています。その中では、自分のコンテンツを見直すための問いが並んでいて、次のような項目があります。
コンテンツは、独自の情報、レポート、研究、分析を提供していますか。 出典: developers.google.com
同じページには、コンテンツが他の情報源を参考にしたものである場合は、単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すものかどうか、という問いもあります。さらに、実体験や深い知識(実際に商品やサービスを使ったり、ある場所を訪れたりした経験に基づく知識)を明確に示しているかどうかも、確かめる項目として挙げられています。
反対に、検索エンジンを第一に考えたコンテンツの例として、検索エンジンからのアクセスを増やすことを主な目的に作っているか、上位に表示されることを期待してさまざまなトピックで多くのコンテンツを作っているか、既存の読者のためではなく、ただ話題になっているという理由で記事を書いていないか、といった問いが並んでいます。
この指針を副業ブログのネタ選びに当てはめると、良いネタの条件は次の3つにまとめられます。
- 自分の経験や記録で、ほかの記事にない情報を加えられること
- ブログのテーマと読者に合っていること(話題だからという理由だけで選ばない)
- 読み終えた読者が、目的を果たすのに十分な情報を得られること
記事の型ごとのネタの選び方
同じテーマでも、記事の型によって読者の求めるものが違います。ネタを選ぶときに型も一緒に決めておくと、書き始めてから迷わずにすみます。副業ブログでよく使われる型を挙げます。
手順の記事
「○○のやり方」「○○の始め方」のように、読者が実際に手を動かすための記事です。読者は、最初から最後まで迷わずに進められることを求めています。自分で実際にやってみた順番に沿って、必要なもの、かかる時間、つまずきやすい点を書くと、ほかの記事との違いが出ます。画面の操作が絡む題材なら、手順ごとに画面の写真を入れると分かりやすくなります。
体験の記事
「○○を1か月続けてみた」「○○で失敗したこと」のように、自分の経験そのものを伝える記事です。読者は、自分が同じことをしたときに何が起きるかを知りたがっています。うまくいったことだけでなく、思ったとおりにいかなかったこと、かかった費用と時間を正直に書くことが、信頼につながります。
比較の記事
「AとBの違い」「○○の選び方」のように、迷っている読者の判断を助ける記事です。比べる項目を先に決め、それぞれを公式の情報で確かめて書きます。どちらが優れているかを断定するのではなく、どんな人にどちらが合うかを書き分けると、読者は自分に当てはめて判断できます。
疑問に答える記事
「○○は必要か」「○○はいつまでにするか」のように、1つの疑問にまっすぐ答える記事です。冒頭で結論を示し、その理由と例外を続けて書きます。短い記事になりがちなので、読者が次に抱きそうな疑問まで先回りして答えると、内容が厚くなります。
ネタ帳の作り方と管理の仕方
ネタを思いついても、管理しなければ使えません。ネタ帳とは、記事の候補を記録しておく一覧のことです。表計算ソフトやメモアプリで、1行に1つのネタを書き、次の項目をそろえておくと使いやすくなります。
| 項目 | 書く内容の例 |
|---|---|
| ネタ | 在宅ワークに必要なパソコンの選び方 |
| 読者の悩み | パソコンを買い替えるべきか、今のもので足りるか分からない |
| 検索の言葉 | 在宅ワーク パソコン 選び方 |
| 自分の材料 | 実際に使っている機種と、作業で困ったこと |
| 状態 | 候補、下書き中、公開済み |
「自分の材料」の欄が空のネタは、今はまだ書く準備ができていないネタです。材料がそろうまでは後回しにして、材料のあるネタから書いていくと、1本ごとの質を保てます。
在庫を数える
ネタ帳は、ネタの在庫として数えておくことが大切です。たとえば、週に1本書くなら、常に8本から10本のネタが「候補」として残っている状態を保つ、と決めておきます。在庫が減ってきたら、次の節の方法で新しいネタを補充します。在庫が見えていれば、「次に何を書こう」と悩む時間がなくなります。
ネタ帳を見直す日を決める
ネタ帳は、書き込むだけでなく、定期的に見直すことで役に立ちます。月に1回、ネタ帳を開いて、次の3つを確かめる日を決めておいてください。1つ目は、候補のまま長く残っているネタに、材料がそろったものはないか。2つ目は、時期が過ぎて書く意味がなくなったネタはないか。3つ目は、公開済みの記事から、掘り下げや立場の入れ替えで新しいネタを出せないか。見直しのたびに在庫の数を書き留めておくと、書く速さとネタを出す速さの釣り合いが分かり、ネタ切れの前に手を打てます。
ネタから記事の構成を作る手順
ネタが決まっても、いきなり本文を書き始めると、途中で話がそれたり、同じことを繰り返したりしがちです。書く前に構成を作っておくと、1本あたりの時間が短くなり、読みやすい記事になります。
- その記事で答える読者の疑問を、1つの文で書く
- その疑問への結論を、1つの文で書く
- 結論を理解するために読者が知っておくべきことを、3つから6つ挙げる
- 挙げた項目を、読者が知りたい順番に並べ替え、それぞれを見出しにする
- 見出しごとに、使う材料(自分の記録、写真、公式の情報)をメモする
1番目と2番目が書けないネタは、まだ記事にする準備ができていないネタです。疑問がぼやけていると、記事の中身もぼやけます。ネタ帳に戻して、読者の悩みをもう一度具体的にしてから取り組んでください。
構成を作るときは、上位の記事の見出しを参考にしてもかまいませんが、そのまま写すのではなく、自分の材料で答えられる見出しかどうかを確かめます。材料のない見出しは、ほかの記事の言い換えになりやすいので、思い切って外すか、材料を集めてから書くようにします。
ネタ切れを防ぐ4つの型
ネタの在庫が減ってきたときに、すでに書いた記事から次のネタを生み出す方法があります。代表的な型を4つ挙げます。
1つ目は掘り下げ
公開した記事の中で、1つの段落で済ませた話題を、1本の記事として掘り下げます。たとえば「在宅ワークの始め方」の記事で触れた「確定申告」を、「在宅ワークの確定申告の手順」として独立させる、という形です。
2つ目は立場の入れ替え
同じ題材を、別の立場の読者に向けて書き直します。「在宅ワークを始める主婦向け」の記事があれば、「在宅ワークを始める会社員向け」「在宅ワークを始める学生向け」と、立場を変えるだけで、悩みも答えも変わってきます。
3つ目は比較
2つ以上の選択肢を並べて比べる記事にします。道具、サービス、働き方などを比べる記事は、迷っている読者に求められます。比べるときは、公式の情報で料金や機能を確かめ、合う人と合わない人を事実で書き分けてください。
4つ目は振り返り
一定の期間が過ぎたあとに、取り組みの結果を振り返る記事を書きます。始めたときの記事と、半年後や1年後の振り返りの記事を内部リンクでつなげると、読者は経過を追えます。数字を出す場合は、誇張せず、うまくいかなかったことも含めて書くと、記事の信頼が増します。
時期と季節でネタを用意する
1年の中には、多くの人が同じ悩みを抱える時期があります。時期に合わせたネタを前もって用意しておくと、読まれやすい記事を計画的に書けます。
- 1月から3月: 確定申告、年度末の手続き、新しい年度に向けた学び直し
- 4月から5月: 新生活、職場が変わった人の副業の始め方、ゴールデンウィークの過ごし方
- 7月から8月: 夏休みの時間を使った勉強や作業、ボーナスの使い道
- 10月から12月: 年末調整、1年の振り返り、来年の目標の立て方
時期に合わせた記事は、その時期の少し前に公開しておくと、検索されはじめる時期に間に合います。たとえば確定申告の記事なら、年明けすぐではなく、前の年の秋から冬にかけて準備しておくのが目安です。毎年同じ時期に読まれる記事は、制度の数字や期限を毎年見直して更新すると、長く読まれる記事として育てられます。
反対に、話題になっているニュースだけを追いかけるネタは、すぐに読まれなくなるうえ、ブログのテーマから外れやすい点に注意が必要です。ニュースを扱うときは、自分のブログの読者にとって何が変わるのかを書けるものに絞ってください。制度の改正のように読者の手続きや負担が変わるニュースなら、変わる前と後を並べて説明する記事にすると、時間がたっても読まれ続けます。
公開した記事を直してネタを育てる
ネタは新しく出すだけでなく、公開した記事を直すことでも生かせます。公開してから数か月たった記事は、読まれ方のデータがたまってきます。Search Consoleで、どの言葉で表示されているか、表示された回数に対してどのくらい読まれているかを確かめると、直す手がかりが見つかります。
直すときの観点を挙げます。
- 表示されている言葉に、記事の中で十分に答えているか
- 題名と冒頭の文が、読者の疑問に合っているか
- 制度の数字や料金、手順が、今の公式の情報と合っているか
- 関連する新しい記事へのリンクが入っているか
1番目で答えきれていない言葉が見つかったら、記事に節を追加するか、別の記事として独立させます。独立させた記事は、元の記事からリンクでつなげておきます。こうして1本の記事から次のネタが生まれると、ブログ全体がまとまりのある作りになっていきます。
生成AIでネタの候補を広げるときの注意
ネタの候補を広げるために、生成AIに「○○について読者が抱きそうな疑問を挙げて」と頼む方法もあります。自分では思いつかなかった切り口が出てくることがあり、ネタ帳の在庫を補う手段として役に立ちます。
ただし、生成AIが出した候補は、あくまで候補です。実際に調べられている言葉かどうかは、検索の候補や検索結果で自分で確かめてください。生成AIが示した数字や制度の説明には、古い情報や誤りが混ざることがあるので、記事に書く前に必ず公式の情報で裏付けを取ります。
また、記事の本文を生成AIに任せきりにすると、ほかの記事と似た一般論ばかりになり、自分の経験という一番の強みが消えてしまいます。生成AIは候補を広げる段階や、構成の抜けを点検する段階で使い、本文の中身は自分の記録と確かめた情報で書く、という分担にすると、記事の質を保てます。
ネタ選びで避けたいこと
ネタの出し方と同じくらい大切なのが、選ばないほうがよいネタを見分けることです。よくある例を挙げます。
経験のない分野を想像で書く
報酬の高い広告がある分野だからという理由で、使ったことのない商品や、経験のない手続きの記事を書くのは避けてください。想像で書いた記事は、具体的な手順や注意点が抜け、読者にもすぐに見抜かれます。どうしても扱いたい分野なら、まず自分で試し、記録を取ってから書くようにします。
同じ疑問に答える記事を何本も書く
似た言葉ごとに記事を分けすぎると、同じ内容の記事がブログの中に並びます。読者はどれを読めばよいか迷い、検索でもどの記事を表示すべきかが定まりにくくなります。ネタ帳に新しい候補を書くときは、すでに答えている疑問と重ならないかを確かめ、重なるなら既存の記事に書き足すほうを選んでください。
読者を不安にさせて行動を急がせる
「今すぐやらないと損をする」「知らないと大変なことになる」のように、不安をあおって読ませる題名や書き方は、短い間は読まれても、ブログの信頼を損ないます。お金や健康、仕事に関わる題材ほど、事実を落ち着いて伝え、読者が自分で判断できる材料をそろえることを心がけてください。
特定の人や会社を名指しで批判する
自分が不満を感じたサービスについて書くときも、特定の個人や会社を名指しでけなす書き方は避けます。事実と自分の経験を分けて書き、どんな人には合い、どんな人には合わないかを伝える形にすると、読者の役に立ち、トラブルも防げます。
書くときに守ること
副業ブログは個人の発信ですが、読者に向けて公開する以上、守るべき決まりがあります。
広告であることを隠さない
商品やサービスを紹介して報酬を受け取る記事では、広告であることを分かるように表示する必要があります。消費者庁は、広告であるにもかかわらず広告であることを隠すことを「ステルスマーケティング」と呼び、令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となると案内しています。詳しくは消費者庁のステルスマーケティングに関する案内で確認できます。成果報酬型の広告を使う記事では、記事の冒頭など読者に分かる場所に、広告を含むことを書いてください。
事実を確かめてから書く
お金や健康、法律に関わる内容は、読者の行動に直接影響します。制度の数字や手続きは、省庁や公的機関の公式のページで、書く時点の内容を確かめてください。確かめられなかったことは断定せず、窓口で確認するよう書き添えます。古い情報のまま残っている記事は、後から見直す予定を立てておくと、読者に誤った情報を届け続けることを防げます。
他人の文章や画像を勝手に使わない
ほかのサイトの文章をそのまま写したり、画像を無断で使ったりすると、著作権の侵害になるおそれがあります。引用する場合は、自分の文章が主で引用が従になるようにし、出典をはっきり示してください。画像は、自分で撮ったものか、利用の条件が明示された素材を使います。
収入の申告
ブログから広告の収入が入るようになったら、税金の扱いも考える必要があります。会社員が副業でブログを書いている場合、一般に、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。所得の区分や経費の扱いは事情によって変わるので、判断に迷うときは税務署で確認してください。
書き続けるための時間の作り方
ネタがそろっても、書く時間が取れなければブログは続きません。副業で書き続けるための工夫を挙げます。
- 書く曜日と時間を決め、予定表に入れておく
- 1回の作業を「構成を作る」「下書きを書く」「見直して公開する」に分け、1日に1つずつ進める
- 調べる作業と書く作業を分け、調べたことはネタ帳の「自分の材料」の欄にまとめておく
- 完成度を8割で公開し、読まれ方を見てから書き足す
本業のあとの限られた時間で書くには、集中できる環境も大切です。在宅ワークの集中力アップ|ポモドーロ以外に効く7つのテクニックでは、時間の区切り方や作業の環境の整え方を紹介しています。自宅で画像のアップロードや調べものを快適に進めたい人は、在宅ワークに最適なネット回線|光回線vsホームルーターの選び方で回線の選び方を確かめられます。
文章の基礎を固めておくと、1本あたりの時間も短くなります。読み手に誤解なく伝わる文章の書き方は、ビジネス文書検定で体系的に学べます。ブログで扱う分野の専門性を資格で裏付けたい人は、在宅ワークに強い資格10選|自宅で稼げるスキルを身につけるが参考になります。
ブログで身に付く力を在宅の仕事に広げる
副業ブログを続けると、読者の悩みを調べる力、検索の需要を読む力、構成を組み立てて分かりやすく書く力が身に付きます。これらは、自分のブログだけでなく、ほかの事業者のための仕事にも生かせます。
企業のオウンドメディアの記事の執筆や、記事の構成づくり、検索で上位を狙うための改善の提案は、外部に依頼されることの多い仕事です。こうした集客やマーケティングに関わる仕事の種類は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。生成AIを使った文章づくりや業務の効率化の支援に関心がある人は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事も参考になります。ブログの画像やアイキャッチを自分で作るうちにデザインの仕事に興味を持った人は、デザイナーの年収・単価相場で報酬の水準を確かめられます。
在宅ワーク市場から見たブログの経験の生かし方
在宅ワークとフリーランスの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、ブログの経験を執筆の仕事に生かして長く続いている人は、書く速さより、調べる手間を惜しまないことで信頼を得ています。依頼する側が求めているのは、検索で上位に来る記事の言い換えではなく、読者の疑問に正確に答え、公式の情報で裏付けられた記事です。自分のブログで「確かめてから書く」習慣を付けてきた人は、そのまま仕事の品質として評価されます。
また、ブログの運営で身に付けた、読者の悩みからネタを出し、構成を組み、公開後の数字を見て直す、という一連の流れを説明できる人は、記事を1本書くだけでなく、メディア全体の改善を任されることもあります。中間に手数料が入らない直接の取引では、依頼者と記事の方針や確認の手順を直接すり合わせられるので、書き手は手取りが厚くなり、依頼者は同じ予算でより手間をかけた記事を頼めます。手数料0%で直接やり取りできる場は、ブログで鍛えた力を仕事に変えやすい環境です。
副業ブログのネタは、特別な発想から生まれるものではありません。読者の悩みを場面ごとに並べ、自分の経験で答えられるものを選び、検索で需要を確かめて、ネタ帳で在庫を管理する。この流れを繰り返せば、書くことに困らず、読まれる記事を積み上げていけます。
よくある質問
Q. 副業ブログのテーマは1つに絞るべきですか?
最初は1つの分野に絞るほうが、ネタを探す範囲が決まり、記事どうしをつなげやすくなります。「このブログは、どんな状況の人が、何に困っているときに読むブログか」を一文で書けるテーマが目安です。最初から完璧に決める必要はなく、仮のテーマで10本ほど書いてから、狭めたり広げたりして調整して構いません。
Q. ネタ切れになったときはどうすればよいですか?
すでに書いた記事から次のネタを出す方法があります。1つの段落で済ませた話題を1本に掘り下げる、同じ題材を別の立場の読者に向けて書き直す、選択肢を比べる記事にする、一定期間後の結果を振り返る記事にする、の4つの型が使えます。日頃から経験をメモし、ネタ帳で在庫を数えておくとネタ切れを防げます。
Q. 検索で調べられているネタかどうかはどう確かめますか?
検索の窓に言葉を入れたときに出る候補や、検索結果の下にある関連する言葉を見ると、多くの人が調べている組み合わせが分かります。記事が増えてきたら、GoogleのSearch Consoleで実際にどんな言葉で表示されているかを確かめると、狙っていなかった言葉から新しいネタを見つけられます。
Q. 商品を紹介する記事で気を付けることはありますか?
報酬を受け取って商品やサービスを紹介する場合は、広告であることを読者に分かるように表示する必要があります。消費者庁は、令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反になると案内しています。料金や機能は公式の情報で確かめ、使ってみて分かった良い点と合わない点を事実で書き分けてください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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