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小規模多機能型居宅介護の面接で聞かれること|現場が見ている点と、聞き返すこと

@SOHO編集部
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小規模多機能型居宅介護の面接で聞かれること|現場が見ている点と、聞き返すこと

この記事のポイント

  • ✓小規模多機能型居宅介護の面接で聞かれることを
  • ✓職場の中で何が起きているかから整理しました
  • ✓通い・訪問・泊まりを同じ職員で回す1日の流れ

「小規模多機能の面接って、特養やデイサービスと何が違うんでしょう」

このご相談、本当に多いんです。

求人を見て気になった。 でも、通いも訪問も泊まりもあると書いてあって、自分に務まるのか分からない。 面接で何を聞かれるのか、想像がつかない。

大丈夫ですよ。 小規模多機能型居宅介護(以下、小多機)の面接で聞かれることには、はっきりした理由があります。 それは、この職場の中で毎日起きていることに、そのままつながっているからです。

この記事では、小多機の1日がどう動いているかを先にお話しし、そのうえで面接官が何を見ているのか、どう答えればいいのか、そしてあなたから何を聞き返せばいいのかを順番にお伝えします。

面接は、選ばれる場であると同時に、あなたが職場を選ぶ場でもあります。 そのための材料を、今日は全部お渡しします。

小多機という職場で、毎日何が起きているか

面接の準備は、まずこの職場の動き方を知るところから始まります。 小多機は、ほかの介護の職場と仕組みが大きく違うからです。

1つの事業所が、通い・訪問・泊まりを全部受け持つ

小多機は、登録した利用者さんに対して「通い」「訪問」「泊まり」の3つを、1つの事業所で組み合わせて提供します。 登録できるのは1事業所あたり29人までと決まっていて、通いの定員はおおむね15人以下、泊まりの定員は9人以下です。

ここで大事なのは、3つのサービスを担当するのが「同じ職員」だということです。 午前中にフロアで入浴介助をした職員が、午後には利用者さんの自宅を訪ねて服薬の確認をし、夜は泊まりの方の見守りに入る。 そういう働き方が、ごく普通に起きています。

特養なら施設の中、デイサービスなら日中のフロア、訪問介護なら利用者さんの自宅。 それぞれの職場で分かれている仕事が、小多機では1人の職員の中に入ってきます。

予定が「その日のうちに」変わる

小多機の利用料は、月ごとの定額です。 回数で料金が変わらないので、利用者さんやご家族の状況に合わせて、通いを増やしたり、急に泊まりを入れたりできます。

これは利用者さんにとっては大きな安心です。 一方で、職員の側から見ると「今日の予定が朝と夕方で違う」ということが起きます。

たとえば、ご家族が急に体調を崩して、今夜はお母さまを家で見られない。 そういう電話が昼過ぎに入れば、その日の泊まりが1人増えます。 送迎の順番も、夕方の訪問の組み方も、その場で組み直しになります。

ある日勤の1日の流れ

事業所によって違いますが、日勤の1日はたとえば次のように動きます。

・8時30分ごろ 夜勤者から申し送りを受け、泊まりの方の夜の様子と、今日の訪問の予定を確認する
・9時ごろ 通いの方の迎えに出る。途中で、朝の服薬確認だけの訪問に寄ることもある
・10時ごろ フロアで入浴介助やバイタルの確認。看護職員と体調の気になる方を共有する
・12時ごろ 昼食の介助と、口腔ケア
・13時30分ごろ 交代で休憩を取りつつ、午後の活動や、在宅の方への訪問に出る
・16時ごろ 通いの方をお送りする。そのまま夕方の訪問に回ることもある
・17時ごろ 記録を書き、夜勤者へ申し送る

この流れの中に、ご家族からの電話や、予定外の訪問が差し込まれていきます。 面接では、この流れを想像しながら質問に答えると、話が具体的になります。

人員の基準は、日中と夜で考え方が違う

日中は、通いの利用者さん3人に対して介護職員を1人以上、それとは別に訪問を担当する職員を1人以上置くことが基準です。 夜間は、夜勤の職員1人以上に加えて、訪問の呼び出しに備える宿直の職員を置く形が基本になります。

つまり、夜は1人で泊まりの方を見守る時間が長くなりやすい職場です。 泊まりの利用者さんが少ない日は、夜勤者と宿直者の2人で、事業所と地域の在宅の方の両方を支えることになります。

このほか、看護職員を1人以上、事業所の中でケアプランを作るケアマネジャーを1人置くことになっています。 小多機を使い始めると、利用者さんのケアマネジャーは事業所の中の人に切り替わります。 そのため、ケアマネジャーや看護職員とフロアの距離がとても近いのも、この職場の特徴です。

面接官が本当に確かめていること

こうした職場の動き方を知ると、面接で聞かれることの意味が見えてきます。 面接官は、あなたの経歴を細かく審査したいわけではありません。 「この人が入ったら、うちの毎日の中でどう動けるか」を想像しようとしています。

予定が変わることに、どう向き合える人か

小多機の面接でよく聞かれるのが、「急な予定の変更があっても大丈夫ですか」という質問です。 言い方は「臨機応変に動けますか」「いろいろな仕事をお願いすることになりますが」など、事業所によって違います。

ここで面接官が知りたいのは、「何でもやります」という返事ではありません。 予定が変わったときに、あなたが困らずに周りと相談できる人かどうかです。

小多機では、1人で抱え込むとすぐに回らなくなります。 「変更があったときは、まず誰に何を確認するようにしてきたか」を具体的に話せると、面接官は安心します。

訪問に抵抗がないか、移動の手段はあるか

施設での経験がある方ほど、「訪問は1人で家に入るのが不安」と感じるものです。 面接官もそれを分かっていて、訪問への気持ちを確かめます。

あわせて聞かれやすいのが、運転免許と運転の経験です。 送迎や訪問の移動に車を使う事業所では、運転ができるかどうかで任せられる仕事の幅が変わります。 自転車や徒歩で回る地域もあるので、「運転はできません」でもすぐに不採用になるとは限りません。 正直に伝えて、その事業所の移動の仕方を聞き返すのが一番です。

夜勤と宿直に入れるか

小多機の夜は、先ほどお話ししたとおり少ない人数で回っています。 夜勤に入れる職員が何人いるかは、事業所にとってとても切実な問題です。

「夜勤は月に何回くらい入れますか」「宿直の経験はありますか」と聞かれたら、できる回数を正直に答えてください。 ここで無理をして多めに言うと、入職後に体を壊す原因になります。

認知症の方と、ご家族に向き合えるか

小多機を使う方の多くは、認知症があり、住み慣れた家での暮らしを続けたいと願っている方です。 ご家族も、介護と仕事や子育てを両立しながら、ぎりぎりのところで踏ん張っていることが少なくありません。

面接では、「認知症の方への関わりで気をつけていることは」「ご家族から強い要望があったらどうしますか」といった質問が出ます。 正解を言うより、あなたが実際にしてきたこと、しようと思っていることを、1つの場面を例に話すほうが伝わります。

よく聞かれる質問と、答え方の考え方

ここからは、実際によく出る質問を、答え方の考え方と一緒にお話しします。 暗記した回答を話すより、「なぜその質問が出るのか」を分かったうえで、自分の言葉で話すことを大切にしてください。

「なぜ特養やデイではなく、小多機なのですか」

小多機の面接で、ほぼ必ず出る質問です。 採用する側は、小多機の仕組みを分からないまま入ってきて、「こんなに予定が変わるとは思わなかった」と早く辞めてしまう人を何人も見ています。

志望動機の作り方について、介護の求人サイトでは次のようにまとめられています。

小多機で働く魅力は、利用者さんの生活全体を深く知ることができる点でしょう。単なる施設利用者としてではなく、地域社会の一員としての生活を支えることに大きなやりがいを感じられます。また、「看護職員」「介護支援専門員(以下、ケアマネジャー)」などといった多職種が日常的に連携しているため、介護職としての視野を広げることにつながります。 出典: kaigojob.com

この「生活全体を知る」という点を、あなた自身の経験とつなげて話せると強くなります。

たとえば、デイサービスで働いていた方なら、「夕方にお送りしたあと、家でどう過ごされているのかが気になっていた」。 特養で働いていた方なら、「入所される前に、もう少し家での暮らしを支えられなかったのかと感じた」。 こうした一場面があれば、それだけで「この人は仕組みを分かって選んでいる」と伝わります。

「前の職場を辞めた理由を教えてください」

ここは、多くの方が一番緊張する質問です。 人間関係、体力、家庭の事情など、本当の理由は人それぞれですよね。

大丈夫です。 嘘をつく必要はありませんが、前の職場への不満だけで終わらせないことが大切です。 「前の職場ではこうだった。だから次は、こういう環境で働きたいと考えた」と、次への希望につなげて話してください。

私がキャリア相談を受けていたとき、夜勤の人数が足りずに体を壊して退職した方がいらっしゃいました。 その方は最初、「前の職場がひどかった」とだけ話していました。 一緒に整理していくうちに、「夜勤の体制を事前にきちんと確かめてから選びたい」という本当の希望が見えてきたんです。 面接でそう伝えたところ、面接官のほうから夜勤の体制を詳しく説明してくれたそうです。

辞めた理由は、次の職場で確かめたいことの裏返しです。 そう考えると、話しやすくなります。

「未経験ですが、訪問も1人で行けそうですか」

未経験の方には、この質問がよく出ます。 小多機では、入職してすぐに1人で訪問に行くことはあまりありません。 最初は先輩の訪問に同行し、利用者さんの家の様子や、その方ならではの手順を覚えていくのが一般的です。

答えるときは、「最初は不安があるので、同行の期間で手順をしっかり覚えたい」と、不安と意欲を両方正直に伝えてください。 そのうえで、「同行はどのくらいの期間ありますか」と聞き返すと、面接官にも前向きな姿勢が伝わります。

「資格は取る予定がありますか」

小多機の介護職は、無資格でも応募できる求人が少なくありません。 ただ、訪問の中でも体に直接触れる介助を任されるには、介護職員初任者研修などの資格が求められることがあります。

「働きながら初任者研修を取りたいと考えています」と話せると、面接官は任せられる仕事の広がりを想像しやすくなります。 資格取得の支援制度があるかどうかも、ここで一緒に聞いておくと安心です。

「どのくらいの期間、働き続けたいですか」

小多機は、登録している利用者さんと長く付き合う職場です。 職員がすぐに入れ替わると、認知症の方は落ち着かなくなり、ご家族も不安になります。

「長く働きたい」と言うだけより、「利用者さんに顔を覚えてもらえるまで、まずは腰を据えて働きたい」と、小多機ならではの理由を添えると伝わりやすくなります。 家庭の事情で先の見通しが立たない場合は、それも正直に伝えて大丈夫です。

面接で、こちらから聞き返すこと

面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれたとき、何も浮かばずに「特にありません」と答えてしまう方は多いものです。 でも、小多機ほど、職場ごとの差が大きい介護の職場はあまりありません。 聞き返すことは失礼ではなく、長く働くための大切な確認です。

登録者数と、泊まりの平均的な人数

まず聞いておきたいのが、今の登録者数と、泊まりを使う方が1日あたり何人くらいいるかです。 登録定員いっぱいの事業所と、登録者が半分ほどの事業所では、1日の忙しさがまったく違います。

泊まりの人数は、そのまま夜勤の忙しさにつながります。 「泊まりは平均で何人くらいですか」「多い日はどのくらいになりますか」と聞いてみてください。

夜勤の体制と、宿直との分担

夜勤が1人なのか、宿直と組むのか。 夜間に在宅の利用者さんから呼び出しがあったとき、誰が出るのか。 休憩や仮眠はどう取っているのか。

ここは遠慮せずに聞いてください。 夜の体制は、心と体の負担に一番大きく関わるところです。

訪問の件数と、移動の手段

1日に訪問が何件くらいあるのか、1件あたりどのくらいの時間なのか。 車で回るのか、自転車なのか。 社用車があるのか、自分の車を使うのか、その場合のガソリン代や保険はどうなっているのか。

訪問の多い事業所と、通いが中心で訪問が少ない事業所では、働き方がかなり変わります。 自分に合うのはどちらかを考える材料になります。

看護職員とケアマネジャーが、どのくらい近くにいるか

看護職員が毎日いるのか、週に数日なのか。 ケアマネジャーが管理者などと兼務していて忙しくないか。

利用者さんの体調が急に変わったとき、すぐに相談できる相手がいるかどうかは、介護職の安心に直結します。 「体調の変化に気づいたとき、どなたに相談する流れですか」と聞くと、答え方から職場の雰囲気まで見えてきます。

急な予定変更が、どのくらいの頻度で起きているか

「予定の変更は、週にどのくらいありますか」 「変更があったとき、シフトはどう調整していますか」

変更があること自体は小多機では当たり前です。 大事なのは、それを誰がどう調整しているかです。 リーダーや管理者が調整してくれる事業所もあれば、現場の職員同士で回している事業所もあります。

新人の同行と、研修の中身

同行の期間は何日くらいか。 1人で訪問に行くのは、どういう基準で決めているのか。 認知症ケアの研修や、外部研修に出る機会はあるのか。

「入ってから、いつまでに何ができるようになっていればいいか」が分かると、入職後の焦りがぐっと減ります。

求人票と見学で、実態を確かめる方法

面接の前に、求人票と見学でも、職場の中の様子はかなり分かります。 面接で聞き返すことを決めるためにも、ここを丁寧に見ておきましょう。

求人票で見ておきたい場所

まず、勤務形態の欄です。 「日勤のみ可」と書いてあっても、実際には夜勤ができる人を優先して採用している事業所もあります。 夜勤の回数の目安や、夜勤手当の金額が書かれているか確かめてください。

次に、仕事内容の欄です。 「送迎あり」「訪問あり」と書かれているか、運転免許が必須か歓迎か。 ここに書き方の差が出ます。

併設されている事業所にも目を向けてください。 グループホームや看護小規模多機能型居宅介護と同じ建物にある場合、人員を融通し合っていることがあり、応援に入る可能性もあります。

見学でしか分からないこと

可能であれば、面接の前か後に見学をお願いしてみてください。 小多機の見学で見ておきたいのは、次のような点です。

・通いの利用者さんと職員が、どんな距離で過ごしているか
・送迎や訪問に出る職員が、どんな声をかけ合っているか
・申し送りのノートやボードに、どのくらい細かく書かれているか
・職員の表情に余裕があるか

特に、訪問から戻ってきた職員が、フロアの職員とどう情報を交わしているかは大切です。 小多機では、訪問で気づいたことが通いや泊まりのケアにつながります。 その受け渡しがうまくいっている職場は、1人で抱え込まずに済む職場です。

見学のときに私が気をつけていること

私自身、相談に来た方と一緒に職場の情報を整理するとき、「職員さん同士の会話が聞こえるか」を大事にしてきました。 静かすぎる職場は、落ち着いているようで、実は人が足りずに声をかける余裕がないことがあります。

もちろん、にぎやかなら良いというわけではありません。 ただ、「〇〇さん、今日はお昼あまり食べてないよ」「じゃあ夕方の訪問で様子を見てくるね」といった短いやり取りが自然に聞こえる職場は、情報の受け渡しが日常になっています。

これまでの経験ごとに、伝え方を変える

同じ質問でも、これまでどんな職場にいたかによって、面接官が気にするところは変わります。 ここでは、よくある経歴ごとに、伝え方のポイントをお話しします。

特養や老健など、施設で働いてきた方

施設の経験がある方は、身体介護や夜勤の経験を評価されやすい一方で、「決まった流れの中で働くことに慣れていて、予定の変更に戸惑うのではないか」と思われることがあります。

面接では、施設でも急な入退院や体調の変化に合わせて動いてきた場面を話してください。 あわせて、「家での暮らしの様子まで知って関わりたい」という気持ちを伝えると、なぜ施設から小多機を選ぶのかが自然に伝わります。 訪問が初めてなら、そのことも隠さず、同行で覚えたいと話して大丈夫です。

デイサービスで働いてきた方

デイサービスの経験は、小多機の「通い」にそのまま生きます。 送迎の運転、レクリエーション、入浴介助、ご家族との連絡帳のやり取り。 どれも小多機で毎日ある仕事です。

一方で面接官が確かめたいのは、夜勤や泊まりへの向き合い方です。 デイサービスは日中だけの職場なので、夜勤の経験がないことは珍しくありません。 「夜勤は未経験ですが、最初は回数を少なめにして慣れていきたい」と、できる範囲を具体的に伝えると、事業所もシフトを考えやすくなります。

訪問介護で働いてきた方

訪問介護の経験がある方は、1人で利用者さんの家に入ることや、限られた時間で手順どおりに支援することに慣れています。 小多機にとって、とても心強い経験です。

ただ、小多機の訪問は、訪問介護のように決まった時間と内容で入るものばかりではありません。 「今日は様子を見に5分だけ寄る」「薬を飲めたか確認だけする」といった短い訪問が、その日の状況に合わせて入ることがあります。 面接では、「決まった時間の支援だけでなく、状況に合わせた訪問にも入りたい」と伝えると、仕組みを理解していることが伝わります。

ブランクがある方、家族の介護を経験した方

子育てや家族の介護で、しばらく現場を離れていた方もいらっしゃいますよね。 ブランクがあることを、申し訳なく思う必要はありません。

特に、家族の介護を経験した方は、ご家族の気持ちを知っていることが大きな強みになります。 「家で介護する家族が、どんなときに一番つらかったか」を知っている職員は、小多機のように家族と近い職場でとても頼りにされます。 経験を話すときは、つらかったことだけでなく、そこから何に気づいたかまで話してみてください。

面接のあと、内定を受けるか決めるとき

面接が終わると、ほっとして、すぐに結論を出したくなるものです。 でも、小多機は職場ごとの差が大きいからこそ、面接のあとの確認も大切にしてほしいんです。

面接で聞いた話を、その日のうちに書き出す

面接の帰り道や家に着いてから、聞いた内容をメモに残しておきましょう。 登録者数、泊まりの人数、夜勤の体制、訪問の件数、同行の期間、給与と手当。 記憶は思っているより早く薄れますし、複数の事業所を受けていると混ざってしまいます。

あわせて、「話していて安心できたか」「質問にきちんと答えてもらえたか」という自分の気持ちも書いておいてください。 条件の数字と同じくらい、この感覚は大事な判断材料です。

労働条件は、書面で受け取る

内定の連絡があったら、雇用契約書や労働条件通知書で、勤務時間、夜勤の回数、給与の内訳、試用期間の条件を確かめましょう。 面接で聞いた話と違うところがあれば、入職の前に質問して大丈夫です。 「口頭ではこう伺っていたのですが」と、責めずに確認する言い方をすれば、角は立ちません。

迷ったら、もう一度見学をお願いしてもいい

どうしても決めきれないときは、別の時間帯にもう一度見学をお願いするのも1つの方法です。 朝の送迎の時間や、夕方の申し送りの時間は、職場の実際の動きがよく見えます。 快く受け入れてくれる事業所は、入職後の相談にも応じてくれることが多いものです。

面接当日の準備と、緊張をやわらげる工夫

どれだけ準備しても、面接の日は緊張しますよね。 それは、あなたが真剣に職場を選ぼうとしている証拠です。

持ち物と服装

履歴書と職務経歴書、資格の証明書のコピー、運転免許証は忘れずに持っていきましょう。 小多機では送迎や訪問の関係で、運転免許証の確認を求められることがあります。

服装は、スーツでも清潔感のあるきちんとした服装でも、事業所の指定に合わせれば大丈夫です。 見学を兼ねている場合は、動きやすい靴を選ぶと安心です。

話すことは、3つの場面だけ用意する

面接の答えを全部書き出して暗記しようとすると、かえって頭が真っ白になりやすいものです。 おすすめしているのは、「話したい場面を3つだけ用意する」やり方です。

・利用者さんとの関わりで、うまくいった場面
・困ったけれど、周りと相談して乗り越えた場面
・小多機で働きたいと思ったきっかけの場面

この3つがあれば、多くの質問に、その場面を使って答えられます。 未経験の方は、家族の介護や、ほかの仕事で人と関わった場面で大丈夫です。

緊張したときの、小さな呼吸

面接の直前に、ゆっくり4つ数えながら息を吸い、少し止めて、6つ数えながら吐く。 これを2回か3回するだけで、体のこわばりが少しゆるみます。

答えに詰まったら、「少し考えてもいいですか」と言って大丈夫です。 小多機の面接官が見ているのは、急な場面で落ち着いて周りに声をかけられるかどうかです。 一呼吸おいて話す姿は、むしろ好ましく映ります。

小多機の働き方と相場を、ほかの職場と比べて考える

最後に、小多機で働くことを、ほかの働き方と比べて考えるための材料をお伝えします。 面接で条件を聞くときにも、ここを知っておくと判断しやすくなります。

給与は、夜勤の回数で差がつきやすい

小多機の介護職の給与は、基本給そのものより、夜勤や宿直の回数、処遇改善の手当の反映のしかたで差がつきやすい傾向があります。 求人を見比べるときは、月給の数字だけでなく、夜勤の回数を何回として計算された額なのかを確かめてください。

介護職員の年収の目安や、地域や経験による違いは、介護職員の年収・単価相場にまとまっています。 面接で提示された条件が相場から大きく外れていないかを確かめる材料になります。

看護職として小多機を考えている方は、看護職員の配置人数が少なく、1人で判断を任される場面が多いことも頭に置いておきましょう。 看護師の年収の相場は看護師の年収・単価相場で確認できます。 病院や訪問看護と比べたときの位置づけを考える助けになります。

合う人と、合わない人

小多機が合いやすいのは、同じ利用者さんと長く付き合いたい方、施設の中だけでなく家での暮らしまで見たい方、予定が変わることを「そういうもの」と受け止められる方です。

反対に、決まった流れの中で仕事を積み上げたい方や、夜勤を避けたい方には、負担が大きく感じられることがあります。 その場合は、日勤中心のデイサービスや、決まった時間に訪問する訪問介護のほうが合うかもしれません。

どちらが正しいということはありません。 あなたの今の暮らしと体に合う職場を選ぶことが、結果として一番長く働けることにつながります。

迷ったときは、1人で決めなくていい

「面接を受けたけれど、自分に合うのか判断がつかない」 「条件の良い事業所と、雰囲気の良い事業所で迷っている」

こういう迷いは、とても自然なことです。 職場選びやキャリアの悩みは、第三者に話すだけで整理されることがよくあります。 転職や職場の悩みを専門家に相談できる仕事の内容は、職場・転職・キャリア相談のお仕事で紹介しています。 どんな相談ができるのかを知っておくと、1人で抱え込まずに済みます。

長く介護や仕事の現場を見てきて思うこと

在宅で働く人と仕事をつなぐ場を20年運営してきた立場から見ても、長く働き続けている人ほど、条件の数字より「この職場の人たちとなら困ったときに相談できる」という感覚を大事にしています。 小多機は、まさにその相談のしやすさで働きやすさが決まる職場です。

もう1つ感じているのは、間に入る手数料や中間の取り分が少ない関わり方ほど、働く側の手取りも、頼む側の満足も厚くなりやすいということです。 介護の職場でも、紹介会社を通すか、事業所に直接応募するかで、事業所が採用にかける費用は変わります。 気になる事業所があれば、直接の応募や見学の問い合わせができるかどうかも、一度確かめてみてください。

面接は、あなたが試される場ではなく、お互いが「一緒に働けるか」を確かめ合う場です。 聞かれることの意味を知り、聞き返すことを用意しておけば、きっと落ち着いて臨めます。 あなたは一人じゃありません。

よくある質問

Q. 小規模多機能型居宅介護の面接は、未経験でも受けられますか?

受けられます。小多機の介護職は無資格・未経験から応募できる求人が少なくありません。面接では、訪問への不安や、急な予定変更への向き合い方を聞かれることが多いので、不安を正直に伝えたうえで、同行の期間や研修の中身を聞き返すと前向きな姿勢が伝わります。働きながら初任者研修を取る意向も伝えると安心です。

Q. 小多機の面接で運転免許は必要ですか?

送迎や訪問の移動に車を使う事業所では、運転免許と運転経験を確認されることが多いです。ただし、自転車や徒歩で訪問する地域もあり、免許がないことだけで不採用になるとは限りません。免許の有無は正直に伝え、その事業所の移動の手段や社用車の有無、自家用車を使う場合の手当を聞き返しておきましょう。

Q. 面接の逆質問では何を聞けばいいですか?

小多機は事業所ごとの差が大きいので、登録者数と泊まりの平均人数、夜勤が1人か宿直と組むか、1日の訪問件数と移動手段、看護職員とケアマネジャーへの相談のしやすさ、急な予定変更をだれが調整しているか、新人の同行期間を聞くのがおすすめです。答え方から職場の雰囲気も見えてきます。

Q. 志望動機で「なぜ小多機なのか」をどう答えればいいですか?

通い・訪問・泊まりを同じ職員で支え、利用者さんの暮らし全体を知れるという小多機ならではの点を、自分の経験の一場面とつなげて話すと伝わります。デイサービスで帰宅後の様子が気になっていた、家族の介護で住み慣れた家で過ごす大切さを感じた、など具体的なきっかけを1つ用意しておきましょう。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年9月1日最終更新:2026年10月7日
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