NotionでToDoリストを作る手順と、続けやすい書き方


この記事のポイント
- ✓NotionでToDoリストを作る手順を
- ✓チェックボックスで作る方法
- ✓データベースで期限や優先度を管理する方法
NotionでToDoリストを作りたい人の多くは、「作り方は分かったけれど続かない」「データベースまで作ると大げさすぎる」のどちらかで止まっています。結論から書くと、最初はページに「/todo」と打つだけのチェックボックスで始め、やることが20件を超えたり期限を管理したくなったりした時点で、データベースに移すのが続けやすい順番です。最初から凝った仕組みを作るほど、入力の手間が増えて続かなくなる傾向が見られます。
この記事では、Notionの公式ヘルプの記載をもとに、ToDoリストを作る3つの段階、リマインダーの設定、続けやすい書き方、チームで使うときの料金と制限の順に整理します。
NotionでToDoを管理する前に知っておくこと
Notionは、文章、表、チェックリスト、画像などを1つのページに組み合わせて使えるアプリです。ToDoリストの専用アプリではないので、使い方の自由度が高い反面、決めごとをしないと散らかりやすいという特徴があります。
ブロックという考え方
Notionのページは「ブロック」の集まりでできています。Notionの料金ページでは、ブロックとは、テキストの段落やToDoのアイテム、画像、コードブロック、埋め込みファイルなど、ページに追加する1つひとつのコンテンツのことだと説明しています。ToDoリストの1行も1つのブロックです。
無料のフリープランでできること
個人でToDoリストに使うなら、フリープランで十分です。Notionの料金ページには次のように書かれています。
フリープランのワークスペースを自分だけで使用している場合は、お好きなだけページやブロックを追加できます。 出典: Notion 料金プラン
一方で、フリープランのワークスペースを複数のメンバーで使う場合はブロックの数に制限があり、制限に達すると新しいブロックを追加できなくなります。アップロードできるファイルは画像、動画、添付ファイルがそれぞれ最大5MBまでで、ページを以前の状態に戻せる履歴は7日間です。
有料のプラスプランは、1メンバーあたり月払いで月額2,000円、年払いなら1か月あたり1,650円です。ビジネスプランは月払いで月額3,800円、年払いなら1か月あたり3,150円です。料金は改定されることがあるので、申し込む前に公式の料金ページで最新の金額を確かめてください。
先に決めておきたいこと
作り始める前に、次の2つだけ決めておくと迷いが減ります。
・自分1人で使うのか、家族やチームと共有するのか
・期限のあるタスクを管理したいのか、思いついたことを書き留めたいだけなのか
1人で、期限のないメモに近い使い方なら、次の章の「チェックボックスで作る方法」で足ります。期限や担当者を管理したいなら、その次の「データベースで作る方法」に進みます。
方法1:チェックボックスでToDoリストを作る
一番手軽なのは、ページの中にチェックボックスを並べる方法です。
作り方
- サイドバーの「+」から新しいページを作り、タイトルを「ToDo」などにする
- 本文の行で「/todo」と入力し、表示された候補から「ToDoリスト」を選ぶ
- チェックボックスの横にやることを書き、Enterキーで次の行に進む
Notionのキーボードショートカットのヘルプでは、「/todo」でチェックボックス付きのToDoリストを作れるほか、行の先頭で「[]」と入力してもToDoチェックボックスを作れると案内しています。記号の間に空白は要りません。
終わったタスクは、チェックボックスをクリックすると線が引かれ、完了の状態になります。キーボードから手を離したくない人は、ヘルプに載っている「cmd(Windowsはctrl)+enter」で、カーソルのあるToDoのチェックをオンとオフで切り替えられます。
使いこなすための小さな工夫
チェックボックスの行は、ドラッグで並べ替えられます。上から順に「今日やること」が並ぶようにしておくと、ページを開いたときに迷いません。
大きなタスクは、Tabキーで1段下げた子のToDoに分けられます。たとえば「求人票を作る」の下に「仕事内容を書く」「条件を書く」「社内の確認をもらう」と並べると、どこまで進んだかが一目で分かります。
見出しを使って「今日」「今週」「いつか」の3つに区切る方法もあります。今日の欄が空になったら今週の欄から移す、というように、行を動かすだけで予定を組み直せます。
この方法が向いている人と、限界
この方法は、思いついたらすぐ書ける手軽さが長所です。一方で、期限の日付を付けて並べ替える、終わったものだけを隠す、といった操作はできません。やることが20件を超えてくると、ページが長くなって見通しが悪くなります。そうなったら、次の方法に移る合図です。
方法2:データベースで期限や優先度を管理する
やることが多い人、期限を管理したい人は、データベースでToDoリストを作ります。データベースとは、1件ずつのタスクに「期限」「状態」「担当者」のような項目を持たせて、表やボードの形で管理できる仕組みのことです。
作り方
- 新しいページで「/」を入力し、表示されるメニューからデータベースを選んで作る
- 「名前」の列にタスクの名前を書く
- 「+」から項目(プロパティ)を追加する
追加しておきたいプロパティ
Notionのヘルプでは、データベースのプロパティについて、期限やタスクの担当者などの情報をアイテムに加えられ、その値でフィルターや並べ替えができると説明しています。ToDoリストに使いやすいのは次の4つです。
| プロパティ | 用途 | ヘルプでの説明の要点 |
|---|---|---|
| チェックボックス | 終わったかどうか | ライトなタスク管理に便利 |
| ステータス | 未着手、進行中、完了 | 3つのカテゴリで進み具合を追える |
| 日付 | 期限 | カレンダーやタイムラインで期限を見るのに便利 |
| ユーザー | 担当者 | ワークスペースの人を割り当てる |
1人で使うなら「チェックボックス」と「日付」の2つで足ります。進み具合を細かく見たい人は、チェックボックスの代わりに「ステータス」を使います。チームで使うなら「ユーザー」で担当者を決めます。
項目を増やしすぎないことも大切です。「優先度」「カテゴリ」「見積時間」「メモ」と増やしていくと、タスクを1件登録するたびに入力する欄が増え、登録そのものが面倒になります。最初は2つか3つに絞り、使いながら必要なものだけを追加します。
表示の形を変える
データベースは、同じ中身を別の形で表示できます。Notionのヘルプでは、同じデータベースを複数の方法で閲覧でき、ニーズに応じて切り替えられると説明しています。新しいデータベースは表の形(テーブル)で作られ、そこからボード、カレンダー、リストなどの表示を追加できます。
ToDoリストなら、ステータスごとに列を分けた「ボード」表示が見やすく、期限で管理するなら「カレンダー」表示が便利です。それぞれの表示ごとに、フィルターや並べ替えの設定を別々に持てるのも特徴です。
方法3:「今日やること」だけを表示する仕組みを作る
データベースにタスクが溜まってくると、全部が並んだ表を毎朝見るのはつらくなります。そこで、表示ごとにフィルターを設定して、見たいものだけを出す仕組みを作ります。
今日のビュー
データベースに「今日」という名前の表示を追加し、フィルターで「日付が今日」かつ「チェックボックスがオフ」の条件を付けます。これで、今日が期限の、まだ終わっていないタスクだけが表示されます。
今週のビュー
同じように「今週」という表示を作り、日付が今週の範囲に入るものだけを出します。並べ替えを日付の昇順にしておくと、締め切りが近い順に並びます。
期限切れのビュー
見落としを防ぐために、「日付が今日より前」かつ「チェックボックスがオフ」のものを出す「期限切れ」の表示も作っておくと効果があります。ここに何か表示されていたら、期限を引き直すか、やめるかを決めます。
ダッシュボードにまとめる
さらに一歩進めるなら、新しいページを作り、そこに同じデータベースの表示をいくつか並べます。Notionのヘルプでは、データベースのビューを別のページにリンクして、取り組んでいるすべての作業を一元管理できると説明しています。1枚のページに「今日」「期限切れ」「今週」を縦に並べておけば、朝そのページを開くだけで1日の段取りが決まります。
ただし、この段階は「作ること」自体が楽しくなりやすいところでもあります。正直なところ、ダッシュボードを作り込む時間で、タスクが3件は片付きます。表示は3つまでにとどめ、作り込みより使うことを優先してください。
リマインダーで期限を忘れない
ToDoリストを作っても、開かなければ意味がありません。Notionには、指定した日時に通知を届けるリマインダーの機能があります。
ページの中で設定する
Notionのリマインダーのヘルプでは、ページで「@リマインド」のあとに時刻や日付を入力すると、リマインダーを作れると案内しています。たとえば「@リマインド 明日」「@リマインド 午後7時」「@リマインド 水曜日午後1時」のように書きます。設定すると青い文字のタグが作られ、クリックすると通知を受け取る日時(30分前など)を変えられます。設定した日時になったときと、期日を過ぎたときには、赤い色に変わります。
データベースで設定する
データベースに日付のプロパティがある場合は、そのタスクの日付をクリックし、開いたカレンダーでリマインダーを受け取る日時を選びます。期限のあるタスクにだけリマインダーを付けておけば、通知が多すぎることもありません。
通知の届き方
ヘルプでは、リマインダーを設定すると、デスクトップアプリではプッシュ通知が、モバイルアプリではリマインダーの5分以内にプッシュ通知が届くと説明しています。Notionを開いていない場合は、モバイルのプッシュ通知とメールの両方が届きます。
定期的なリマインダーは使えない
注意したいのは、「毎週月曜日に通知する」のような定期的なリマインダーです。ヘルプの質問の欄では、現時点では設定できず、今後の計画として挙がっていると説明しています。毎週の定例作業を思い出したい場合は、スマートフォンの標準のリマインダーやカレンダーと組み合わせるのが現実的です。
続けやすいToDoの書き方
仕組みを作っても続かない原因の多くは、ToDoの書き方にあります。採用の仕事で年間30社ほどの中小企業の段取りを見てきた中でも、タスク管理が続いている担当者には、書き方に共通点がありました。
動詞で終わる形で書く
「求人票」ではなく「求人票の仕事内容を書く」と、何をするかまで書きます。名詞だけのタスクは、見たときに何から手を付けるかを考え直す必要があり、後回しにされやすくなります。
30分から1時間で終わる大きさに分ける
「採用の準備」のような大きなタスクは、いつまでも終わりません。30分から1時間で終わる単位に分けると、1日の中で「終わった」が積み重なり、続ける気力につながります。
終わりの状態を書いておく
「資料を見直す」のようなタスクは、どこまでやれば終わりなのかがあいまいで、いつまでもチェックを付けられません。「資料の誤字を直して上司に送る」のように、終わったときの状態まで書くと、チェックを付ける判断に迷わなくなります。チームで共有するタスクでは、終わりの状態が書いてあるだけで「終わったと思っていた」という行き違いが大きく減ります。採用の仕事でも、「候補者に連絡」ではなく「候補者に面接日の候補を3つ送る」と書いている担当者ほど、対応の漏れが少ない傾向がありました。
期限は「本当の期限」だけに付ける
全部のタスクに期限を付けると、期限切れが溜まって、リストを見るのが嫌になります。取引先との約束や提出日のように、守らなければならない期限だけに日付を入れ、それ以外は「今週」「いつか」の見出しや表示で管理します。
毎日の始まりと終わりに2分ずつ見る
朝に今日のタスクを3つ選び、夕方に終わったものにチェックを付けて、残ったものを翌日に回します。1日2回、2分ずつの見直しが、どんな仕組みよりも効きます。
週に1回、全体を見直す
週の終わりに、期限切れのものと「いつか」の欄を見直し、やめるものは削除します。やらないと決めることも、タスク管理の大事な一部です。
ここだけの話ですが、人事の現場で見てきた限り、応募者への返信が早い会社ほど採用がうまくいく傾向があり、その差はツールの高さではなく、こうした小さな習慣の差でした。応募から24時間以内に返信する、という1つのルールを毎日守るだけで、結果が変わります。ToDoリストも同じで、凝った仕組みより、毎日見るという習慣が成果を左右します。
場面別のToDoリストの作り方の例
同じNotionでも、何を管理したいかで向いている形は変わります。よくある4つの場面で、どう組み立てるかを具体的に紹介します。
転職活動中の人の応募管理
転職活動では、応募先が10社を超えると、どこにどの書類を出したか、次の面接はいつかが分からなくなります。データベースで、1社を1件として登録し、「応募日」「次の予定の日付」「状態(書類選考中、面接予定、結果待ち、終了)」の3つの項目を付けます。ボード表示で状態ごとに並べると、今どの会社がどの段階にいるかが一目で分かります。
企業の側から見ると、面接の日程調整の返事が遅れる応募者は、それだけで印象が下がります。人事の立場で見てきた限り、日程の返信が当日中に来る応募者と、3日後に来る応募者では、面接に進んだ後の評価にも差が出る傾向がありました。次の予定の日付にリマインダーを付けておけば、返信の遅れを防げます。
フリーランスの案件管理
取引先が複数ある人は、案件ごとにタスクが混ざりがちです。データベースに「取引先」の項目を追加し、取引先ごとにフィルターをかけた表示を作ります。納期の日付と、請求書を送ったかどうかのチェックボックスを持たせておくと、作業の漏れと請求の漏れを同時に防げます。
副業をしている会社員の時間管理
本業の後の限られた時間で副業をしている人は、「今日やること」を欲張らないことが大事です。チェックボックスのページを1枚作り、「平日の夜にやること」は1日1件まで、と決めて書きます。終わらなかったものは週末の欄に移します。数を絞ることで、本業の疲れがある日でも1件は終わらせられ、続けやすくなります。
家族の用事の共有
買い物、役所の手続き、子どもの学校の提出物のような家族の用事は、共有のページにチェックボックスで並べます。誰がやるかを書いておかないと、お互いに相手がやると思って漏れるので、行の先頭に担当者の名前を書くだけでも効果があります。人数が少ないうちは、データベースまで作らなくても十分です。
どの場面でも共通するのは、最初は項目を少なくし、困ったときにだけ1つずつ追加することです。最初の形は小さいほど、続けながら自分に合う形に育てていけます。
スマートフォンでToDoを書き留めるコツ
ToDoは、思いついたときにすぐ書けないと漏れていきます。Notionにはスマートフォン向けのアプリもあるので、外出先でも同じリストに追記できます。
書き留める先を1つに決める
スマートフォンで書くときに迷わないよう、「とりあえず書くページ」を1つ決めておきます。チェックボックスのページの一番上に「受け箱」という見出しを作り、外出先で思いついたことはすべてそこに書きます。夜に見直して、今日、今週、いつかの欄に振り分けます。
長く書かない
スマートフォンでは、タスクを短く書くことを優先します。「〇〇さんに見積もりの返事」のように、後で見て何をするか分かる程度で十分です。詳しいことは、パソコンで見直すときに追記します。
通知を見逃さない
前に書いたとおり、リマインダーはモバイルアプリにも届きます。スマートフォンの設定でNotionからの通知が許可されているかを、一度確かめておきます。通知が届かないと、リマインダーを設定しても意味がありません。
よく使うページを開きやすくする
電波の届きにくい場所では、ページの読み込みに時間がかかることがあります。通勤の地下鉄などでよく書き留める人は、よく使うページをお気に入りに登録しておくと、開くまでの手間を減らせます。
続かない人に多い4つのつまずき
NotionのToDoリストが続かなくなるときには、いくつかの決まった形があります。
作り込みすぎて入力が面倒になる
前の章で触れたとおり、項目や表示を増やしすぎると、1件登録するたびに手間がかかります。登録に10秒以上かかるなら、項目を減らすサインです。
テンプレートを集めて満足する
Notionには、他の人が作ったToDoリストのテンプレートが数多く公開されています。参考にはなりますが、他の人の仕事の流れに合わせて作られたものは、自分には合わないこともあります。英語のものや有料のものも混ざっているので、使う前に言語と料金を確かめます。まずは自分で最小の形を作り、足りないものだけをテンプレートから取り入れるほうが長続きします。
開く場所が決まっていない
ToDoのページがサイドバーの奥に埋もれていると、開くのを忘れます。サイドバーのお気に入りに登録する、パソコンを起動したら最初に開くページにする、スマートフォンのホーム画面にリンクを並べる、のように、開く場所を固定します。
完了したタスクが見えなくなる
終わったタスクをすぐに削除すると、何をやったかが分からなくなり、達成感も残りません。データベースなら、完了したものを別の表示に回して、週の終わりに振り返るのに使います。
NotionのToDoと、ほかの道具の使い分け
Notionだけですべてを管理しようとすると、かえって不便になることがあります。役割で道具を分けると、それぞれの良さが生きます。
時刻の決まった予定はカレンダーに
会議や面接のように、時刻が決まっていて動かせない予定は、カレンダーのアプリに入れます。ToDoリストは「いつかやること」の置き場、カレンダーは「その時刻にそこにいること」の記録、と分けると、どちらも見通しが良くなります。Notionの料金ページでは、フリープランでも複数のカレンダーを接続して仕事と予定を一緒に管理できるNotionカレンダーが使えると案内しているので、Notionの中でそろえたい人は、こちらを使う方法もあります。
毎週の繰り返しはスマートフォンのリマインダーに
前の章で触れたとおり、Notionのリマインダーは定期的な通知に対応していません。毎週月曜の定例の準備、毎月末の請求書の発行のような繰り返しの作業は、スマートフォンに標準で入っているリマインダーのアプリで通知を受け、作業の中身や手順はNotionのページに書いておく、という分け方が扱いやすくなります。
思考の整理はNotionの得意分野
一方で、Notionが他の道具より得意なのは、タスクと資料を1か所にまとめられることです。たとえば「企画書を作る」というタスクのページを開くと、その中に参考資料のリンク、下書き、関係者のメモまで並べておけます。タスクの横に必要な情報がそろっているので、作業を始めるまでの準備の時間が短くなります。
道具を増やしすぎると、それ自体が負担になります。目安としては、ToDo、カレンダー、繰り返しの通知の3つまでに絞り、それぞれの役割を一言で言えるようにしておくと、迷わずに使い続けられます。
1日の流れに組み込む例
最後に、NotionのToDoリストを1日の流れに組み込む例を紹介します。
朝、仕事を始める前に、ダッシュボードのページを開き、期限切れの表示と今日の表示を確かめます。期限切れがあれば、今日やるか、期限を引き直すかを決めます。そのうえで、今日の表示から特に終わらせたい3件を選び、一番上に並べます。ここまでで5分ほどです。
日中は、新しく頼まれたことや思いついたことを、受け箱の見出しに書くだけにします。その場で整理しようとすると、目の前の作業が止まるからです。
夕方、仕事を終える前に、終わったタスクにチェックを付け、受け箱に溜まったものを今日、今週、いつかに振り分けます。翌日の朝に一番にやることを1件だけ決めておくと、次の日の立ち上がりが早くなります。
週の終わりには、完了した表示を眺めて1週間を振り返り、いつかの欄から不要になったものを削除します。この流れが回り始めると、ToDoリストは管理のための道具ではなく、安心して仕事を進めるための土台になります。
家族やチームでToDoを共有するときの注意
Notionのページは、ほかの人と共有できます。家族の買い物リストや、小さなチームの作業の分担にも使えますが、いくつか注意があります。
フリープランでの制限
前に書いたとおり、フリープランのワークスペースを複数のメンバーで使うと、ブロックの数に制限がかかります。ToDoの1行も1ブロックとして数えられるので、チームで毎日使っていると、思ったより早く上限に近づくことがあります。
メンバーとゲストの違い
Notionでは、ワークスペースに参加する「メンバー」と、特定のページにだけ招かれる「ゲスト」を分けて扱います。料金ページでは、ゲストは代理店や請負業者のような組織の外の協力者を指し、無料で利用できるが、招待されたページにしかアクセスできないと説明しています。有料プランの料金はメンバーの人数分かかるので、外部の協力者はゲストとして招くと費用を抑えられます。
担当者と期限をはっきりさせる
チームでToDoを共有するなら、データベースに「ユーザー」のプロパティを追加し、1件ごとに担当者を決めます。担当者のいないタスクは、誰も手を付けないまま残りがちです。期限と担当者の両方が入っていないタスクは登録しない、というルールを最初に決めておくと、リストが形だけになるのを防げます。
チャットやコメントとのつながり
タスクについてのやり取りが、チャットのアプリとNotionに分かれると、「あの件、どこで話したか」が分からなくなります。Notionのページにはコメントを付けられるので、タスクに関する相談はそのページのコメントに書く、と決めておくと話が散らばりません。
チームのタスクが増えてきたときの候補
Notionは、文書とタスクを1か所にまとめられる自由度の高い道具です。ただ、チームのタスク管理だけに絞って使う場合、メンバーが増えるとフリープランのブロックの制限が気になったり、ボードやガントチャートの形を自分たちで組み立てる手間がかかったりします。そうしたときは、タスク管理の専用の道具と使い分ける方法もあります。
候補の1つにPinateca(ピナテカ)があります。公式サイトによると、Pinatecaはカンバン、ガントチャート、カレンダー、リストなど8種類のボードとチャットを備えたプロジェクト管理の道具で、5人までのチームなら期限なしで無料で使えます。無料のプランでは、ボード10個まで、全8種類のボード、チャットとコメント、カスタムフィールド、権限の設定が使え、ファイルの容量は1GBです。6人目、または11個目のボードからはスタンダードプランになり、料金は1人あたり月額500円(年払いなら1人あたり月額400円、いずれも税抜)で、人数とボードの上限がなくなります。閲覧だけのゲストは人数に数えない仕組みです。Trelloからの移行の機能も用意されています。詳しくはPinatecaの紹介ページで確かめられます。Pinatecaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
個人のToDoや、文書と一緒に管理したいメモはNotion、チームで進み具合や締め切りを共有するタスクは専用の道具、というように役割で分けると、どちらも無理なく続けられます。どちらを使う場合も、まずは無料の範囲で1週間ほど実際のタスクを登録してみて、登録と確認の手間が負担にならないかで判断するのが確実です。
タスク管理の力は、在宅の仕事でそのまま評価される
最後に、フリーランスや在宅の仕事との関係から、ToDoリストの意味を考えます。
採用の現場では、企業側は応募者の「段取りの力」をよく見ています。返信の早さ、提出物の期限の守り方、質問への答え方。どれもタスク管理ができているかどうかが表に出るところです。在宅で仕事を受ける場合はなおさらで、取引先は作業している姿を見られないぶん、約束した日に約束したものが届くかどうかで信頼を判断します。
20年この市場を見てきた立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、自分のタスク管理の仕組みを持っています。道具はNotionでも紙の手帳でも構いません。大事なのは、受けた仕事を漏らさず、期限の前に「今どこまで進んでいるか」を相手に伝えられることです。仲介の手数料がかからない手数料0%で直接やり取りする関係では、こうした段取りの確かさが、次の依頼につながる一番の理由になります。
Notionのような道具を使いこなせる人には、その力を生かせる仕事もあります。企業の業務にAIや業務改善の道具を取り入れる支援は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で案件の内容を確かめられます。タスク管理のアプリそのものを作る側に関心がある人は、アプリケーション開発のお仕事が参考になります。開発の仕事の収入の目安は、ソフトウェア作成者の年収・単価相場で、公的な統計をもとに確かめられます。
よくある質問
Q. NotionのToDoリストは無料で使えますか?
使えます。Notionの料金ページでは、フリープランのワークスペースを自分だけで使う場合は、ページやブロックを好きなだけ追加できると案内しています。複数のメンバーで使う場合はブロックの数に制限があり、上限に達すると新しいブロックを追加できなくなります。
Q. NotionでToDoのチェックボックスを一番早く作る方法は?
本文の行で「/todo」と入力して候補からToDoリストを選ぶか、行の先頭で「[]」と入力します。記号の間に空白は要りません。Enterキーを押すと次の行もチェックボックスになるので、続けてやることを書いていけます。
Q. NotionのToDoに期限の通知を付けられますか?
付けられます。ページでは「@リマインド 明日」のように入力し、データベースでは日付のプロパティからリマインダーを設定します。ただし、毎週決まった曜日に通知するような定期的なリマインダーは、現時点では設定できないと公式ヘルプで案内されています。
Q. チェックボックスとデータベースはどちらで作るのがよいですか?
やることが少なく期限の管理が要らないなら、チェックボックスで十分です。タスクが20件を超えてきた、期限や担当者で並べ替えたい、今日やることだけを表示したい、という段階になったらデータベースに移すと、続けやすくなります。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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