インドネシア語の多言語カスタマーサポート


この記事のポイント
- ✓インドネシア語 カスタマーサポート 在宅の仕事を
- ✓シフトの組み方と対応範囲の決め方から解説します
- ✓チャットとメールで違う稼働の重さ
インドネシア語 カスタマーサポート 在宅という条件で探している人の多くは、語学力に不安があるわけではありません。引っかかっているのは働き方のほうです。何時から何時まで拘束されるのか、電話が来るのか、答えられない質問が来たらどうなるのか。この三つが分からないまま応募すると、生活に組み込めない条件を引き受けてしまいます。
在宅のサポート業務は、募集文の見た目が似ていても中身がまるで違います。同じ「インドネシア語対応のカスタマーサポート」でも、メールを1日20件返すだけの案件と、チャットで常時待機する案件では、拘束の重さが別物です。この記事では、募集文からその違いを読み取る方法と、条件を自分から設計する手順を扱います。
在宅のサポート案件が増えた背景
多言語のサポートを在宅で回す形は、ここ数年で一般的になりました。理由は二つあります。
一つは、サービス側の事情です。日本発のアプリやサービスが海外展開する際、利用者が増える前から現地語の窓口を用意する必要があります。しかし専任を雇うほどの問い合わせ量はまだない。この隙間を、稼働時間を区切った在宅の担当者で埋める形が定着しました。
もう一つは、ツールの事情です。問い合わせ管理のシステムがクラウドで動くようになり、どこにいても同じ画面で対応できるようになりました。以前は電話設備のある場所に集める必要がありましたが、いまはチャットとメールが中心のため、在宅でも品質が落ちません。
実際、多言語で展開しているサービスは珍しくありません。
...全世界で6,000万人以上が利用しているイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリです。制作アプリの業界ではトップレベルの地位を確立しており、海外ユーザー含め根強い人気から日本語版だけでなく、英語版・中国語(繁体字)版・韓国語版・フランス語版・スペイン語版・ドイツ語版に、中国語(簡体字)・ポルトガル語・タイ語・インドネシア語を加え11言語で展開中です 出典: 求人ボックス
言語が増えれば、その言語の窓口が要ります。ただし各言語の問い合わせ量は均等ではありません。インドネシア語の窓口は、多くの場合フルタイム一人分に満たない量から始まります。だから在宅の副業として成立します。
チャネルによって、拘束の重さが変わる
サポートの仕事は、どの経路で問い合わせを受けるかで働き方が決まります。主に四つあります。
| チャネル | 応答の速さ | 拘束の重さ | 副業との相性 |
|---|---|---|---|
| メール | 数時間から24時間 | 軽い | 高い |
| 問い合わせフォーム | 数時間から24時間 | 軽い | 高い |
| チャット | 数分 | 重い | 条件次第 |
| 電話や通話 | 即時 | 最も重い | 低い |
メールとフォームは、まとめて処理できるのが利点です。1日2回、決まった時間に開いて返す運用が成り立ちます。副業として組み込むなら、まずこの形の案件を探します。
チャットは、待機している時間そのものが拘束になります。ただし案件によっては、問い合わせが来たら通知が届く形で、常時画面を見ている必要がないものもあります。応募前に、待機中に他の作業をしてよいかを確認します。ここで「専念してください」と言われるなら、その時間は完全に埋まると考えます。
電話や音声通話が含まれる案件は、副業には向きません。予定が読めず、しかも自宅の環境が問われます。ただし予約制の通話であれば話は別です。時間が決まっているなら、生活に組み込めます。
対応の形が読めない募集文もあります。その場合は「主にどのチャネルで、1日あたりどのくらいの件数を想定していますか」と聞きます。この質問に即答できない発注者は、業務設計がまだできていない可能性が高い。そういう案件は、開始後に条件が変わりやすいので慎重に判断します。
サポート業務そのものの広がりについてはカスタマーサポート・事務全般のお仕事に整理があります。言語を問わず共通する業務の型を知っておくと、募集文の読み方が変わります。
シフトの組み方を、自分から提案する
在宅のサポートで最も大事なのが、シフトの設計です。ここを受け身で決めると続きません。
まず、時差を確認します。インドネシアには複数の時間帯があり、ジャカルタなどの西部標準時は日本時間から2時間遅れます。現地の午前9時は日本の午前11時です。つまり現地の日中が日本の日中とほぼ重なる。欧米向けのサポートと違い、深夜勤務にならないのが大きな利点です。
次に、自分が確実に出せる時間帯を決めます。本業がある人なら、平日の夜と週末が中心になります。ここで注意したいのは、現地の夜は日本の深夜になるという点です。現地の午後8時は日本の午後10時なので、ここまでは無理なく対応できます。それより遅い時間帯まで引き受けると、生活が削られます。
三つ目に、対応の頻度を決めます。毎日30分か、週3日で2時間ずつか。同じ週6時間でも、毎日入るほうが返信の遅れは少なく、まとめるほうが自分の負担は軽い。どちらが良いかは問い合わせの性質によります。緊急性の低い問い合わせが中心ならまとめる形で問題ありません。
四つ目が、対応しない日の扱いです。連絡が取れない日を先に伝え、その間の引き受け先を決めておく。ここを曖昧にしたまま始めると、休みの日にも通知が気になる状態になります。
提案するときは、こういう形で書きます。平日は日本時間の20時から21時、土日は10時から12時に確認し、返信は受信から24時間以内。この一文があるだけで、発注者は運用を組み立てられます。条件を出す応募者は面倒だと思われそうですが、実際は逆です。編集や運営の現場で外注先を決める立場から見ると、稼働が読める相手のほうが安心して任せられます。
対応範囲を、項目で線引きする
シフトと並んで重要なのが、何に答えて何に答えないかの線引きです。ここが曖昧だと、想定外の負担が生まれます。
線引きは、次のような項目単位で行います。
| 対応範囲 | 内容 | 判断 |
|---|---|---|
| 一次対応 | 使い方、仕様、よくある質問 | 自分で回答 |
| 状況確認 | 注文状況、配送状況、アカウント状態 | 資料を見て回答 |
| 判断が要る案件 | 返金、例外対応、補償 | 引き継ぐ |
| 苦情と法的な主張 | 損害賠償、規約違反の指摘 | 引き継ぐ |
| 技術的な不具合 | システム側の障害 | 記録して引き継ぐ |
自分で回答する範囲と、引き継ぐ範囲を最初に決めます。特に三番目以降は、事業者としての意思表示にあたる可能性がある領域です。翻訳して伝えるところまでを自分の仕事とし、判断そのものは発注者に返す。この形にしておくと、後から責任の所在で揉めません。
引き継ぎ先も具体的に決めます。誰に、どの経路で、どの形式で渡すか。担当者名だけ聞いて経路を決めていないと、渡したつもりで止まっていることがあります。
さらに、引き継いだ後の扱いも決めます。回答が返ってきたら自分が翻訳して利用者に返すのか、発注者が直接返すのか。ここが曖昧だと、利用者を待たせたままになります。
対応範囲を文書にして共有すると、後から入る担当者にも同じ運用が引き継げます。この文書を作れる人は、単なる対応者ではなく運用を設計できる人として扱われます。
定型文の設計が、仕事の質を決める
サポートの仕事は、同じ質問が繰り返し来ます。だから定型文の設計が、そのまま作業時間と品質を決めます。
定型文を作るときの考え方は三つです。
第一に、質問ではなく状況で分類します。「送料はいくらですか」という質問文ではなく、「配送費用に関する問い合わせ」という状況で束ねる。同じ状況に対する回答は共通化でき、聞き方の違いに振り回されなくなります。
第二に、埋める場所を明示します。定型文の中に、個別の情報を入れる箇所を印で示しておく。ここを曖昧にすると、埋め忘れたまま送信する事故が起きます。
第三に、語調を揃えます。インドネシア語には書き言葉と会話に近い形の距離があり、どちらで統一するかはサービスの性格で決まります。若い層が中心のサービスで硬すぎる文体を使うと距離ができ、企業向けのサービスで砕けすぎると信頼を損ないます。開始時に方針を確認し、定型文をその方針で作ります。
そして、定型文は必ず日本語の対訳を添えて管理します。発注者が中身を確認できない状態は、双方にとって不安です。対訳があれば、発注者が内容を承認でき、こちらは「承認された文面を使っている」という立場を取れます。この一手間が、後のトラブルを減らします。
日本語側の文書の型を整理したい場合はビジネス文書検定の解説が参考になります。定型文の設計は、結局のところ業務文書を書く力そのものです。
在宅で求められる環境と、情報の扱い
サポートの案件では、環境の条件が付くことがあります。応募前に確認しておきたい項目を挙げます。
回線については、安定した固定回線が求められることが一般的です。チャット対応が含まれる案件では特に重視されます。通話が含まれる場合は、周囲の音が入らない環境も条件になります。
端末については、支給される場合と自分の端末を使う場合があります。自分の端末を使う案件では、業務用のアカウントを分ける、画面の自動ロックを設定するといった要件が付くことがあります。
情報の扱いは、最も注意が要る部分です。サポートの業務では、利用者の氏名、連絡先、注文内容といった個人の情報に触れます。これらを個人のクラウドに保存したり、翻訳のために外部のサービスに貼り付けたりすることは、契約上の守秘義務に反する可能性があります。翻訳の補助として機械翻訳を使ってよいかは、必ず事前に確認してください。使ってよい場合でも、どのサービスまで許容されるかが決まっていることがあります。
ネットワークや端末まわりの基礎知識があると、こうした要件を読み解きやすくなります。体系的に学ぶならCCNA(シスコ技術者認定)のような資格の範囲が参考になりますが、サポート業務の応募で必須になることはまれです。求められるのは、指示された設定を確実に行えることと、分からないことを分からないと言えることです。
報酬の形と、時間あたりで見る癖
在宅のサポート案件の報酬は、主に三つの形で提示されます。
一つ目が、時間単価です。稼働した時間に対して支払われる形で、待機を含む案件で使われます。二つ目が、件数単価です。処理した問い合わせの件数に応じて支払われる形で、メール中心の案件で見られます。三つ目が、月額固定です。一定の稼働と件数を前提に、月ごとの金額を決める形です。
件数単価の案件では、件数の数え方を確認します。一つの問い合わせで何度もやり取りが発生した場合、それは1件なのか複数件なのか。ここの認識がずれると、想定の半分の報酬になることがあります。
月額固定の案件では、上限を決めます。問い合わせが増えても金額が変わらない契約は、サービスが成長するほど条件が悪くなります。月100件までを前提とし、超えた分は追加、という形にしておくと安全です。
どの形でも、時間あたりに直して判断します。そして手数料が引かれるかどうかも見ます。同じ3万円でも、手数料が20%引かれれば2万4,000円です。手数料0%で直接やり取りする形なら、その差はそのまま手元に残ります。
在宅のサポート業務全般の相場や始め方はカスタマーサポートの在宅ワーク|チャット対応で稼ぐ方法にまとまっています。言語対応が付くことでどう条件が変わるかを考える土台になります。
品質はどう測られるのか
サポートの案件では、対応の質が数字で評価されることがあります。応募前に、何で測られるのかを知っておくと、条件の読み方が変わります。
よく使われる指標は四つです。
一つ目が、初回の返信までの時間です。問い合わせを受けてから最初の返信を出すまでの平均で測ります。副業でまとめて処理する運用なら、この数字は必然的に大きくなります。だから契約時に目安を合意しておくことが重要です。24時間以内と決めておけば、その範囲で評価されます。合意がないまま数時間以内を期待されると、達成できない目標で評価されることになります。
二つ目が、解決までの回数です。一つの問い合わせを何往復で終えられたかを見ます。最初の返信で必要な情報を過不足なく渡せると、この数字が良くなります。定型文の設計が効くのはここです。
三つ目が、利用者による評価です。対応の後にアンケートを出す仕組みがあるサービスでは、点数として残ります。言語対応の場合、この数字は文体の適切さに影響されます。丁寧すぎても他人行儀に感じられ、砕けすぎても軽く見られる。開始後1か月ほどは、評価の傾向を見ながら文体を調整する期間だと考えます。
四つ目が、引き継ぎの適切さです。自分で答えるべきものを引き継いでいないか、引き継ぐべきものを自分で答えていないか。これは数字になりにくい項目ですが、発注者は必ず見ています。
これらの指標を、こちらから聞くこともできます。「品質はどのような基準で見られますか」という質問は、業務を理解している応募者の質問として受け取られます。答えが返ってこない場合は、評価基準がまだ決まっていないということなので、後から基準が作られる可能性を織り込んでおきます。
返信を速くする、実務の段取り
同じ件数を処理するのに、人によって時間が倍違います。差が出るのは語学力ではなく段取りです。
まず、着手前に全件をざっと読みます。一件ずつ開いて答えるのではなく、まとめて目を通して分類する。同じ種類の問い合わせが複数あれば、続けて処理したほうが速い。判断の切り替えが減るからです。
次に、調べが必要なものを先に投げます。在庫の確認や、発注者への確認が要る案件は、待ち時間が発生します。これを先に出しておけば、待っている間に他の返信を書けます。最後にまとめて処理しようとすると、その日のうちに返せません。
三つ目に、下書きを流用します。過去に書いた回答を検索できる状態にしておく。定型文に登録するほどではないが繰り返し使う文面が、実はかなりの量あります。自分用の文例集を持っている人は明らかに速い。
四つ目に、日本語の記録を同時に書きます。後でまとめて記録を作ろうとすると、内容を思い出す時間が余計にかかります。返信を書いたその場で一行残すほうが、合計では短くて済みます。
五つ目が、判断待ちの管理です。引き継いだ案件が返ってこないまま放置されると、利用者からの再問い合わせが来ます。引き継いだ案件の一覧を持ち、一定の期間で催促する。この管理をしている人は、発注者から見て信頼できる相手になります。
そして、翻訳の補助ツールを使う場合の注意です。利用者の個人の情報を含む文面を、許可のないサービスに貼り付けることは避けてください。使ってよいツールが指定されている場合はその範囲で使い、指定がない場合は確認します。速さのために契約違反を犯すと、案件そのものを失います。
語学の案件は、周辺に広がる
サポートの案件で信頼を得ると、隣接する仕事の相談が来ます。ここが在宅の語学案件の面白いところです。
たとえば、サポートで蓄積した問い合わせの傾向をもとに、よくある質問のページを現地語で作る仕事。あるいは、利用者の声を翻訳して日本側に共有する仕事。さらには、現地向けの案内文やお知らせの作成。どれもサポート業務の延長線上にあり、しかも単価はサポートより高くなる傾向があります。
市場の側から見ても、現地語で発信できる人材への需要は広がっています。
インドネシア市場のグロース企画担当者を募集します。ユーザー数1億人超の創作プラットフォーム「pixiv」のインドネシア市場におけるユーザー獲得と認知拡大がミッションです。インドネシア語ネイティブレベルで、海外法人との業務経験やマーケティング企画経験をお持ちの方を求めています。具体的な業務内容は、インドネシア向け投稿企画・イベント企画、現地イベント主催者や企業・団体との連携、クリエイター・インフルエンサーとの関係構築、SNS運用などです。... 出典: 求人ボックス
この種の募集は在宅の副業とは条件が違いますが、求められている力の方向は同じです。現地の利用者が何に困り、何に反応するかを、日本語で説明できること。サポートの現場はその材料が最も集まる場所です。
海外向けの発信やマーケティングに関わる仕事の広がりはAI・マーケティング・セキュリティのお仕事に整理があります。サポートから始めて、発信の側に移っていく道筋を考える材料になります。データを扱う周辺の仕事に関心があるならAIアノテーションの副業とは?在宅でできる教師データ作成の仕事も参考になります。多言語のデータ整備は、語学力がそのまま値段になる領域です。
経験がない状態から入る順路
サポートの実務経験がなくても、入口はあります。順路は三つ考えられます。
一つ目が、日本語のサポート案件を先に経験する方法です。多言語対応の案件は、業務の型そのものは日本語のサポートと同じです。問い合わせ管理システムの操作、定型文の使い方、引き継ぎの手順。これらを日本語の案件で身につけてから語学案件に応募すると、選考での説明が具体的になります。
二つ目が、翻訳の案件から入る方法です。サポートの文面を翻訳する仕事は、対応そのものより募集が多い分野です。定型文の翻訳、案内メールの翻訳、よくある質問のページの翻訳。ここで信頼を得ると、対応の側に呼ばれることがあります。発注者から見ても、既に文面を作った人に対応を任せるほうが自然です。
三つ目が、少量の案件を確実にこなす方法です。月20件程度の小さな案件を、期日どおりに丁寧に返す。分量が小さいので相手のリスクが低く、こちらの仕事ぶりは十分に伝わります。件数が増えたときに真っ先に声がかかるのは、この段階で信頼を作った人です。
いずれの順路でも、最初から高い単価を狙わないほうが結果的に早い。サポートの案件は、信頼が積み上がるまでは任される範囲が狭く、範囲が狭いうちは単価も上がりません。範囲が広がると、判断を含む業務として単価の枠そのものが変わります。
応募の段階で差が付く三つのこと
サポートの募集には応募者が集まります。その中で選ばれるために効くのは、語学力の証明ではありません。
第一が、稼働の明示です。いつ、どれだけ出せるかを具体的に書く。「柔軟に対応できます」は、実は最も評価されにくい書き方です。読む側は運用を組めないからです。
第二が、対応範囲の提案です。一次対応をどこまで担い、どこから引き継ぐかを自分から示す。これが書けている応募は、業務を理解している証拠として読まれます。
第三が、日本語での説明力です。応募文そのものが試験になっています。インドネシア語ができることは前提として読まれ、日本側の担当者と円滑にやり取りできるかが実際の判断材料になります。文章が長すぎず、要点が先に来ていて、質問に対する答えが明確であること。これができている応募文は、それだけで上位に残ります。
もう一つ付け加えると、なぜインドネシア語ができるのかを一行で説明できると強い。留学、駐在、家族、仕事。背景が分かると、相手は語彙の傾向や得意分野を推測できます。証明書の有無より、この一行のほうが伝わります。
続く人と続かない人の差
在宅ワークの市場を20年見てきた立場から言えば、サポートの案件で長く続く人には共通点があります。
一つ目は、記録を残していることです。どんな問い合わせが何件来たか、どの回答で解決したか、解決しなかったのはどれか。この記録は、発注者にとってサービス改善の材料になります。単に返信する人ではなく、状況を教えてくれる人になると、契約が切れにくくなります。
二つ目は、判断を抱え込まないことです。答えに迷う問い合わせを自分の裁量で処理してしまう人は、いずれ大きな問題を起こします。逆に、迷ったら止めて聞く人は、時間はかかっても事故を起こしません。発注者が本当に恐れているのは対応の遅さではなく、間違った回答が公式の見解として残ることです。
三つ目は、休みを先に伝えることです。急に連絡が取れなくなる人が最も困る。逆に、来月のこの週は対応できませんと早めに伝える人は、多少稼働が少なくても重宝されます。
運営者として見てきた限りでは、語学の在宅案件で手取りが伸びるのは、単価の高い案件を渡り歩く人ではなく、同じ相手から継続して頼まれる人です。中間の手数料が乗らない直接の取引であれば、発注側は同じ予算でより多く頼めますし、受け手には多く残ります。案件を探す時間は報酬の出ない時間なので、継続の有無は実質の時給を大きく左右します。
医療や専門分野に関わるサポートは、求められる水準がさらに上がります。
富裕層向け医療通訳・翻訳業務です。人間ドック、病院受診、手術などの通訳・翻訳を行います。オンライン通訳もございます。医療通訳士1級や2級、医療資格と通訳経験をお持ちの方を募集しております。清潔感のある身だしなみ、靴、ジャケットの着用が必須です。英語、中国語、ベトナム語、ロシア語、ミャンマー語、タイ語、インドネシア語等、医療通訳ができるレベルの日本語と外国語が必要です。短時間勤務、シフト自由、ブランクOK、在宅勤務可です。... 出典: 求人ボックス
こうした専門領域は、資格や経験が条件として明示されます。一般的なサポートで実績を作り、専門分野に移る順路は現実的です。医療分野の在宅の仕事の全体像は医療事務の在宅副業ガイド|レセプト業務・医療コーディングの始め方にも整理があります。
報酬水準を業界横断で確認したい場合は著述家,記者,編集者の年収・単価相場やソフトウェア作成者の年収・単価相場が目安になります。サポートの案件は職種としての相場が見えにくいため、隣接する職種の水準から逆算して判断するのが実際的です。
よくある質問
Q. インドネシア語のカスタマーサポートは在宅でも深夜勤務になりますか?
なりません。ジャカルタなどの西部標準時は日本時間から2時間遅れなので、現地の日中は日本の日中とほぼ重なります。現地の午後8時でも日本では午後10時です。欧米向けのサポートと違って生活時間を大きく崩さずに組み込めるのが、この言語の在宅案件の利点です。
Q. チャット対応の案件は副業でも受けられますか?
条件次第です。待機中に他の作業をしてよい案件なら成立しますが、専念を求められる案件は時間が完全に埋まります。応募前に必ず確認してください。副業として組み込みやすいのはメールやフォームの案件で、1日2回まとめて処理する運用が可能です。
Q. 答えられない問い合わせが来たらどうすればよいですか?
最初に対応範囲を項目で決めておき、範囲外は引き継ぎます。返金、例外対応、補償、法的な主張が絡む問い合わせは、事業者としての意思表示にあたる可能性があるため自分で判断しません。翻訳して伝えるところまでを自分の仕事とし、判断は発注者に返す形にしておくと後で揉めません。
Q. 報酬はどう決まりますか?
時間単価、件数単価、月額固定の三つが主な形です。件数単価では、一つの問い合わせで複数回やり取りした場合の数え方を必ず確認してください。月額固定では、問い合わせ件数の上限を決めて超過分は追加とする形が安全です。いずれも手数料が引かれた後の金額を稼働時間で割って判断します。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼@SOHO編集部
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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