提案書・企画書作成代行の費用|料金相場と依頼先の選び方を発注者向けに解説


この記事のポイント
- ✓提案書・企画書の作成代行を依頼したい発注者向けに
- ✓費用相場・料金の内訳・依頼先の選び方を法務目線で解説
- ✓仲介経由と直接依頼のコスト差
先日、ある店舗オーナーの方から相談を受けました。「取引先に出す提案書を外注したいけれど、見積もりを3社に取ったら20万円から80万円までバラバラで、何が正しい相場なのか分からない」と。これ、知らない人が本当に多いんです。提案書・企画書の作成代行は、依頼する内容の切り分け方ひとつで費用が数倍変わる世界です。結論から言えば、「どこまでを外注し、どこからを自分で持つか」を先に決められた発注者だけが、適正価格で質の高い提案書を手に入れています。
この記事では、フリーランス向けの契約・法務相談を受けてきた立場から、提案書 作成 代行の費用相場・料金の内訳・依頼先の選び方を、発注者が意思決定できる粒度で整理します。仲介会社を通すか、フリーランスへ直接依頼するかで生じるコスト差にも正面から触れます。安さだけで選んで後悔しないための判断材料を、ひとつずつ噛み砕いていきます。
提案書・企画書作成代行とは何を頼めるサービスか
まず前提を揃えましょう。提案書・企画書の作成代行とは、営業提案書・企画書・採用ピッチ資料・IR資料(決算説明会資料)などについて、構成案づくりからスライドデザインまでを外部の専門家に委託するサービスです。つまり「頭の中にある売りたい内容」を、相手に伝わる資料の形へ変換してもらう作業を丸ごと、あるいは部分的にアウトソースするということです。
ここで大事なのは、代行が担う工程が一枚岩ではないという点です。大きく分けると次の3層があります。1つ目は「企画・構成」。誰に何を伝え、どう意思決定させるかというストーリー設計です。2つ目は「ライティング」。各スライドに載せる文言や説明文を、簡潔で説得力のある日本語に落とし込む工程です。3つ目は「デザイン」。図解・グラフ・レイアウト・トンマナ統一といった視覚化の工程です。
発注者がやりがちな失敗が、この3層を意識せずに「提案書を1式作って」と丸投げしてしまうことです。構成まで任せれば当然費用は上がりますし、逆に構成と原稿は自分で用意してデザインだけ頼めば、費用は大きく抑えられます。実際、業界の代表的なサービスもこの切り分けを前提に料金を組んでいます。
資料作成代行サービスとは、企業の営業資料や提案書、採用ピッチ資料、決算説明会資料(IR資料)などの構成案の作成からスライドデザインまでを専門家が代行するBtoBソリューションです。単なるデザイン修正だけでなく、VIRTUAL PLANNER(バーチャルプランナー)のようにビジネスゴールを達成するための「企画・構成」から依頼できるコンサルティング型サービスの需要が高まっています。スライドデザインの相場価格は1ページあたり3,000円~15,000円が一般的で、プランによって企画構成費が追加されます。
つまり、あなたが最初に決めるべきは「代行会社にどこまで頭を使ってもらうか」です。ここが曖昧なまま見積もりを取ると、各社が想定する範囲がバラバラになり、冒頭の店舗オーナーのように20万円から80万円までの見積もりが並んで混乱します。※このあたりは業種や資料の重要度によって適正解が変わるので、迷ったら「まず構成は自分、デザインは外注」から始めるのが無難です。
提案書・企画書作成代行の費用相場【2026年版】
一番知りたいのは費用でしょう。ここでは工程別・依頼先別に相場を整理します。数字はあくまで市場の一般的なレンジであり、専門性やスピードで上下することを前提に読んでください。
ページ単価の相場と料金の内訳
提案書作成代行の料金は「ページ単価 × ページ数 + 企画構成費」で組まれるのが基本です。デザインを主とするページ単価の相場は、1ページあたり3,000円〜15,000円が一般的です。テンプレートに沿った清書に近い作業なら下限に近く、オリジナルの図解やインフォグラフィックを多用するなら上限に寄っていきます。
これに加わるのが「企画構成費」です。ストーリー設計から任せる場合、5万円〜の企画構成費が別途かかるのが通例です。重要な資料になるほどこの構成部分の比重が上がり、単なるデザイン費より企画費のほうが高くつくケースもあります。VIRTUAL PLANNERのような上場企業250社超の実績を持つサービスでは、この構成力そのものが価値として値付けされています。
資料作成代行は、営業資料やIR資料等の「構成案」から「デザイン」までを専門家が請け負うBtoBソリューションです。 単なる清書ではなく、ビジネスゴール達成のための「戦略的構成」が重要視されています。 ページ単価の相場は5,000円〜15,000円。企画構成費は別途50,000円〜が一般的です。 上場企業250社以上の実績を持つ『VIRTUAL PLANNER』などが代表的なサービスです。
具体的に計算してみましょう。15ページの営業提案書を、構成込みでオリジナルデザイン依頼したとします。ページ単価1万円×15ページ=15万円、これに企画構成費5万円を足して、合計20万円前後が一つの目安になります。デザインだけ・清書だけなら5万円前後まで下がることもあります。この幅を知っておくだけで、見積もりの妥当性を判断できるようになります。
依頼先タイプ別の費用感
依頼先は大きく「専門の資料作成代行会社」「オンラインアシスタント型」「フリーランス(個人)」の3タイプに分かれ、それぞれ費用レンジが異なります。
専門の資料作成代行会社は、企画から一貫して任せられる代わりに単価が高めです。重要なピッチ資料やIR資料など、失敗が許されない資料に向いています。案件単位で20万円〜100万円規模になることも珍しくありません。オンラインアシスタント型は月額契約で幅広い事務作業のなかに資料作成を含められる形で、月10万円〜で継続的にお願いできるのが特徴です。単発の重要資料より、日常的に発生する社内資料の量産に向いています。
フリーランスへ直接依頼する場合、同じ15ページの提案書でも5万円〜15万円程度に収まることが多く、会社発注より費用を抑えやすい傾向があります。理由はシンプルで、代理店・仲介会社を通すと営業費・管理費・中間マージンが上乗せされるのに対し、フリーランスへ直接依頼すればその中間コストがかからないぶん、同じ品質でも安く済むからです。もちろん個人ゆえの稼働上限やスキルのばらつきはあるため、後述する選び方が重要になります。デザイン系の相場観はソフトウェア作成者の年収・単価相場や著述家,記者,編集者の年収・単価相場といった職種別データも参考になります。
提案書作成を外注するメリット
費用をかけてまで外注する価値はどこにあるのか。発注者が得られる主なメリットを整理します。
本業の時間を守れる
最大のメリットは時間です。慣れていない人が体裁の整った提案書を1本仕上げるには、構成に悩み、デザインを整え、何度も手直しして、平気で10時間以上かかることがあります。その時間を営業活動や商談準備に回せるなら、外注費は十分にペイします。特に決裁者に見せる勝負の提案書は、時間対効果で考えると外注の合理性が高い領域です。
つまり、外注は「作業を手放す」だけでなく「自分の時間単価の高い仕事に集中する」という投資でもあるわけです。これ、意外と見落とされがちな視点なんです。自分でやれば費用はゼロに見えても、その裏で失っている時間の価値は決してゼロではありません。
プロの構成力・デザイン力で成約率が変わる
2つ目は品質です。提案書は見た目の綺麗さだけでなく、「相手に意思決定させる構成」が成否を分けます。プロは、課題提起から解決策、根拠、費用対効果、次のアクションまでの流れを、読み手が納得する順番で組み立てます。同じ商材でも、構成が整った提案書とそうでない提案書では、相手の反応がまるで変わります。
デザイン面でも、図解やグラフを使って複雑な情報を一目で伝えられるのはプロの強みです。文字だらけのスライドと、要点が図解された1枚では、伝わるスピードが段違いです。営業の現場では、この「伝わりやすさ」が商談時間の短縮や成約率の向上に直結します。営業提案の全体像は営業代行・アポ・販促資料作成のお仕事のように、資料作成と提案活動をセットで捉えると外注の設計がしやすくなります。
属人化を防ぎ、資産として残せる
3つ目は、社内に「使い回せる型」が残ることです。一度プロにテンプレートやマスターデザインを作ってもらえば、以降は社内で中身を差し替えるだけで一定品質の提案書を量産できます。特定の担当者しか綺麗な資料を作れないという属人化の解消にもつながります。この「型を資産化する」発想は、継続的に提案書を作る事業者ほど効果が大きくなります。
提案書作成を外注するデメリットと注意点
メリットばかりではありません。外注には固有のリスクがあり、そこを理解しておかないと「安物買いの銭失い」になります。ここは法務相談を受けてきた立場から、特に注意してほしい点を挙げます。
意図が正確に伝わらないリスク
最大のデメリットは、あなたの頭の中にある狙いが、そのまま制作者に伝わるとは限らないことです。「イメージと違う」という手戻りは、外注で最も多いトラブルです。これを防ぐには、最初のオリエンで「誰に・何を・どう感じてほしいか」「絶対に外せない要素」を言語化して渡すことが欠かせません。参考にしてほしい既存資料やトンマナのサンプルがあれば、それも共有します。
私が発注する側で失敗した経験を1つお話しします。以前、あるセミナー用の企画書をフリーランスの方に依頼したとき、料金の安さだけで選んでしまい、オリエン資料もろくに渡さずに「いい感じでお願いします」と丸投げしてしまいました。結果、上がってきたのは綺麗だけれど狙いとずれた資料で、修正のやり取りに2週間かかりました。安さで浮いたはずの費用は、私自身の時間と修正指示の労力ですっかり相殺されました。このとき痛感したのは、外注の質は制作者の腕だけでなく「発注者の伝える力」で半分決まるということです。
修正回数・著作権・機密の取り決め
2つ目は契約面です。ここ、知らずにトラブルになる人が本当に多いんです。契約前に必ず確認すべきは「修正は何回まで無料か」「追加修正の単価はいくらか」「納品物の著作権はどちらに帰属するか」「作成の過程で渡した機密情報の取り扱い」の4点です。
特に著作権は要注意です。何も取り決めをしないと、制作者に著作権が残り、あなたは「使わせてもらっている」立場になりかねません。自社で自由に改変・二次利用したいなら、著作権を発注者へ譲渡する旨、または利用範囲を契約書に明記しておきましょう。機密性の高い商材を扱う場合は、NDA(秘密保持契約)の締結も忘れずに。※高額案件や重要な知的財産が絡む場合は、契約書のリーガルチェックを弁護士に相談してください。契約書まわりの外注は契約書・資料・企画書作成のお仕事のカテゴリも押さえておくと安心です。
もう一点、2024年施行のフリーランス保護新法(正式にはフリーランス・事業者間取引適正化等法)にも触れておきます。発注者は、フリーランスに業務委託した際、取引条件を書面等で明示する義務があり、受領日から原則60日以内に報酬を支払う義務があります。つまり「イメージと違うから払わない」は通用しません。逆に言えば、発注者側も条件明示や支払期日を守る責任があるということです。法律はあなたの味方であると同時に、フェアな取引のルールでもあります。
品質のばらつきとスケジュールリスク
3つ目は品質とスケジュールのばらつきです。特に個人へ依頼する場合、体調や他案件の都合で納期が遅れるリスクはゼロではありません。重要なプレゼンの直前に「間に合いません」では致命傷です。対策として、納期に余裕を持たせる、途中段階でラフ(構成案やワイヤーフレーム)を確認する、複数人体制の依頼先を選ぶ、といった手を打っておきましょう。
失敗しない提案書作成代行の選び方
ここからは実際に依頼先を選ぶ際のポイントを、どんな視点で検討すればよいかという観点で解説します。
ここからは実際に資料作成代行サービスを選ぶ際のポイントとして、どのような視点で検討していけばよいかを解説します。
実績・得意ジャンルの一致を見る
まず確認すべきは、あなたの資料と近いジャンルの実績があるかです。営業提案書が得意な会社、IR資料に強い会社、採用ピッチに定評のある個人、それぞれ得意分野が異なります。ポートフォリオを見て、業種・目的・トンマナが自社の狙いと合っているかを確かめましょう。医療・金融など専門性の高い分野では、その領域の理解があるかどうかで仕上がりが大きく変わります。
「なんでも作れます」を掲げる依頼先ほど、実は器用貧乏なこともあります。あなたが作りたいのがBtoBの硬めの提案書なら、可愛いデザインが得意な人よりも、ロジカルで信頼感のある資料を量産してきた人のほうが適任です。実績は口約束ではなく、必ず現物のサンプルで判断してください。
見積もりの内訳と修正条件を比較する
2つ目は見積もりの読み方です。総額だけで比較してはいけません。「企画構成費が含まれるか」「デザインは何パターン提案か」「修正は何回まで無料か」「素材(写真・アイコン)の費用は別か」まで内訳を揃えて比較して初めて、各社の価格が意味を持ちます。冒頭の店舗オーナーの見積もりが20万円と80万円で割れたのも、片方は構成込み・無制限修正、もう片方はデザインのみ・修正2回、といった中身の違いが理由でした。
見積もりを取るときは、こちらから条件を統一して提示するのがコツです。「15ページ・構成込み・修正3回・2週間納期」のように前提を揃えて各社に投げれば、比較可能な見積もりが返ってきます。ここを揃えずに取った見積もりは、そもそも比べる意味がありません。
コミュニケーションの相性とレスの速さ
3つ目は、地味ですが決定的に重要な「やり取りのしやすさ」です。提案書作成は往復のキャッチボールで品質が上がっていく仕事です。返信が遅い、質問の意図を汲まない、専門用語で煙に巻く、そういう相手だと、いくら腕が良くても消耗します。契約前のやり取りの段階で、レスポンスの速さと的確さをよく観察してください。最初の問い合わせへの返信が丁寧で早い相手は、本番でも信頼できることが多いです。
直接依頼か仲介経由かでコストを見極める
4つ目は、依頼ルートの選択です。同じフリーランスに頼むのでも、仲介会社を経由するとその会社の手数料が上乗せされます。マッチングだけを仲介会社に任せると手軽ですが、そのぶんコストは上がります。一方、フリーランスへ直接依頼できるマッチングの場では、中間マージンが乗らないぶん、依頼者は同じ予算でより多くのページを頼めますし、受け手の手取りも厚くなります。この構造を理解しておくと、予算配分の判断がぐっと楽になります。求人掲載や依頼先探しの選択肢はマーケ戦略・分析・レポート作成のお仕事のようなカテゴリからも見つけられます。
依頼から納品までの流れ
初めて外注する方のために、標準的な進行を時系列で示します。全体像が見えれば、どこで何を準備すればよいか分かります。
まず「要件整理」。目的・ターゲット・ページ数・納期・予算・トンマナを言語化します。ここが一番大事で、ここが雑だと後工程がすべてブレます。次に「見積もり・依頼先選定」。前述の通り条件を揃えて複数社から取り、内訳で比較します。契約段階では、修正回数・著作権・機密・支払条件を書面で確認します。
続いて「オリエン・素材共有」。制作者に狙いと素材(ロゴ・写真・既存資料・参考デザイン)を渡します。制作者はまず「構成案・ラフ」を提示するので、ここで方向性が合っているかを必ず確認します。ラフの段階で軌道修正すれば、手戻りが最小限で済みます。方向性がOKなら「デザイン制作」に進み、初稿が上がってきます。初稿に対してフィードバックを返し、合意した修正回数の範囲で仕上げていきます。最後に「納品・検収」。編集可能な元データ(PowerPointやKeynoteのファイル)も受け取っておくと、以降の微修正を自社で行えます。この元データの受け渡しを忘れると、あとで小さな修正のたびに費用が発生するので要注意です。
なお、納品後に自社で更新運用していくなら、担当者がある程度の資料編集スキルを持っておくと効率的です。ビジネス文書検定のような基礎スキルや、MOS PowerPoint取得者の副業事情|資料作成代行で月5万円で語られるような資料作成スキルの世界観を知っておくと、外注先との会話もスムーズになります。
費用を抑えつつ品質を落とさないコツ
限られた予算で最大限の成果を出すための実務的なコツをまとめます。ただ安い依頼先を探すのではなく、賢く工程を分けるのがポイントです。
1つ目は「工程の切り分け」です。構成と原稿は自社で作り、デザインだけを外注すれば、企画構成費を丸ごと節約できます。逆に、自社で言語化が難しい戦略性の高い資料は、構成から任せたほうが結果的に安上がりです。自社の得意・不得意を見極めて、頼む工程を選びましょう。
2つ目は「テンプレート化」です。単発で毎回フルオーダーするより、最初にマスターデザインを1式作ってもらい、以降は差し替え運用にすれば、2本目以降のコストが激減します。継続的に提案書を作る事業者ほど、この初期投資が効いてきます。
3つ目は「まとめ発注」です。複数の資料をまとめて依頼すると、1本あたりの単価を交渉しやすくなります。定期的に発生する資料は、都度発注より継続契約のほうが割安になることが多いです。フリーランスへ請求書のやり取りまで含めて継続依頼する運用については、Notion フリーランス 請求書 作成 方法!2026年最新の自動化術のような実務ノウハウも参考になります。
4つ目は、繰り返しになりますが「直接取引の活用」です。仲介手数料が乗らないぶん、同じ予算でより多くを頼めるか、同じ内容をより安く頼めます。信頼できる個人と直接つながれれば、費用面でも品質面でも中長期のメリットが大きくなります。
運営者の視点:外注の成否を分ける本当の要素
ここで、フリーランス・在宅ワーク市場を20年運営してきた立場からの観察を述べます。他では語られにくい、現場を長く見てきたからこその気づきです。
20年この市場を見てきて確信しているのは、外注がうまくいくかどうかは「金額」ではなく「関係の作り方」で決まる、ということです。長く成果を出し続ける発注者ほど、単発の作業を安く買い叩くのではなく、「この人に任せると楽だ」という信頼関係の構築に時間を使っています。一度きりの取引で1円でも安くを追うより、狙いを理解してくれる相手を見つけて継続的に組むほうが、結果的に総コストは下がり、資料の質は上がっていきます。
もう一つ、中間マージンの話をしておきます。仲介が乗らない直接取引は、単に「安い」だけの話ではありません。同じ予算を出したとき、依頼者は仲介手数料に消えていたぶんまで制作に回せるので、より多くのページやより丁寧な作り込みを頼めます。受け手の側も、手取りが厚くなるぶん、その案件に注げる熱量が変わります。つまり手数料0%の直接取引は、金額の多寡というより「双方が得をする」構造なんです。運営者として数多くの取引を見てきて、この構造で組めているペアほど、長続きし、仕上がりの満足度も高い。額面の安さより、手取りが厚いことで生まれる信頼の循環こそが、外注を成功させる本当の要素だと感じています。
@SOHO独自データから見る提案書作成代行の実務
最後に、市場データと当サイトが蓄積してきた求人・案件の傾向から、発注者が押さえておくべき実務ポイントを客観的に整理します。
資料作成・提案書作成の分野は、業務委託マッチングにおいて安定した需要があるジャンルです。特に注目すべきは、PowerPointやKeynoteのスキルを持つ人材が、専業のデザイナーだけでなく、事務・企画・マーケなど幅広い職種の副業者に広がっている点です。これは発注者にとって朗報で、専門のデザイン会社に高額を払わなくても、実務経験のある個人へ直接依頼できる選択肢が増えていることを意味します。営業資料の作成については営業代行・アポ取り・販促資料作成の副業で稼ぐ方法で語られる受け手側の実情を知っておくと、依頼時の相場感覚が磨かれます。
依頼先の技術リテラシーを見極める観点では、資料をクラウドで共同編集したり、テンプレートを効率的に運用したりできる人ほど、継続依頼で真価を発揮します。ITスキルの目安としてCCNA(シスコ技術者認定)のような技術資格を持つ層は、資料作成に加えてIT寄りの提案内容にも対応できることが多く、技術系の提案書では相性が良い傾向があります。
発注者として最も費用対効果が高いのは、「最初の1本はプロに型を作ってもらい、以降は信頼できる個人と直接・継続で組む」という組み立てです。中間マージンのかからない直接取引でコストを抑えつつ、関係を育てて品質を上げていく。この設計ができれば、提案書作成代行は単なる出費ではなく、成約率を押し上げる投資に変わります。相場を知り、工程を切り分け、伝える力を磨く。この3つが揃えば、あなたの外注はきっとうまくいきます。法律も市場の仕組みも、正しく知れば必ずあなたの味方になってくれます。
よくある質問
Q. 提案書作成代行の費用相場はいくらですか?
デザイン中心のページ単価が1ページ3,000円〜15,000円、構成から任せる場合は企画構成費が5万円〜別途かかるのが一般的です。15ページの提案書を構成込みで依頼すると合計20万円前後、デザインのみなら5万円前後が目安です。仲介を通さずフリーランスへ直接依頼すると中間マージンがないぶん抑えやすくなります。
Q. 提案書作成を安く抑えるコツはありますか?
構成と原稿を自社で用意しデザインだけ外注すれば企画構成費を節約できます。最初にマスターデザインを作ってもらい以降は差し替え運用にすると2本目以降が大幅に安くなります。複数資料のまとめ発注や、仲介手数料のかからない直接取引の活用も有効です。工程を切り分けるほど費用対効果が上がります。
Q. 提案書作成を外注する際の注意点は?
契約前に「修正回数」「追加修正単価」「著作権の帰属」「機密情報の取り扱い」の4点を必ず書面で確認してください。特に著作権を取り決めないと自社で自由に使えないことがあります。編集可能な元データを受け取ることと、意図を正確に伝えるオリエン資料の準備が、手戻りを防ぐ鍵になります。
Q. 依頼先は会社と個人のどちらが良いですか?
重要度の高いIR資料や失敗できないピッチ資料は実績豊富な専門会社が安心です。日常的な提案書や予算を抑えたい場合は、実務経験のあるフリーランスへ直接依頼するのがコスト効率に優れます。会社は品質と体制の安定、個人は費用の安さと柔軟性が強みなので、資料の重要度と予算で選び分けましょう。
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この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
長谷川 奈津@SOHO編集部
行政書士・元企業法務
企業法務で数多くのフリーランス契約を扱った経験を活かし、フリーランス向けの法律・契約・権利に関する記事を執筆。「法律はあなたの味方です」がモットー。
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