Brabio!の料金プランの違いと、ガントチャートを無料で使える範囲

朝比奈 蒼
朝比奈 蒼
Brabio!の料金プランの違いと、ガントチャートを無料で使える範囲

この記事のポイント

  • ✓Brabio!の料金を2026年10月時点の公式ページで確かめて整理
  • ✓無料プランは5ユーザー・ストレージ50MBまで
  • ✓有料はプラン10の月額3,300円から

Brabio!(ブラビオ)の料金を先に言うと、「5ユーザーまでは無料、6人以上で使うなら10人刻みの定額プランに切り替える」という作りです。無料プランでもプロジェクト数は無制限で、ガントチャートの作成も使えます。有料にする理由になるのは、主に「人数が6人以上になる」「添付ファイルが50MBを超える」の2つです。

この記事では、2026年10月3日にBrabio!の公式のアップグレードページとヘルプを開いて確かめた内容をもとに、プランごとの料金、課金の単位、請求のタイミング、無料に戻すときの条件を整理します。料金は改定されることがあるので、契約の直前にもう一度公式ページを見てください。

結論:Brabio!の料金の全体像

Brabio!の料金体系は、人数で段階が分かれた定額制です。1人あたりいくらという従量課金ではなく、「10ユーザーまで」「20ユーザーまで」のように上限人数ごとに金額が決まっています。

区分 プラン 料金(税込) ユーザー数
無料 無料プラン 月額0円 5ユーザーまで
エントリー プラン10 月額3,300円 10ユーザーまで
エントリー プラン20 月額6,600円 20ユーザーまで
エントリー プラン30 月額9,900円 30ユーザーまで
エントリー プラン40 月額13,200円 40ユーザーまで
エントリー プラン50 月額16,500円 50ユーザーまで
ミッドレンジ プラン100 月額33,000円 100ユーザーまで
ミッドレンジ プラン200 月額66,000円 200ユーザーまで
ミッドレンジ プラン300 月額99,000円 300ユーザーまで
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公式ページには、料金の考え方が次のように書かれています。

アップグレード料金は 1ユーザあたり300円 とリーズナブル。年間一括払いだと10%のディスカウントがあります。 出典: brabio.jp

同じページに「価格はすべて税込です」と明記されています。プラン10が10ユーザーで月額3,300円なので、上限の10人で使えば1人あたり月額330円(税込)です。プロジェクト数はどの有料プランでも無制限で、ストレージ(添付ファイルの保存容量)は1GBまで、オプションで追加できます。

ここで押さえておきたいのは、Brabio!の有料プランは人数の上限を広げるためのもの、という性格が強い点です。他社のツールのように「ガントチャートは有料プランから」という分け方にはなっていません。無料のまま5人以内で使えるなら、ガントチャートを使う目的だけで有料にする必要はありません。

無料プランでできることと、その上限

Brabio!の公式サイトのトップには「5人までならずっと無料」と書かれています。無料プランは期間限定のお試しではなく、条件の範囲で使い続けられるプランです。

アップグレードページの表で確かめた無料プランの条件は次のとおりです。

・料金は月額0円 ・ユーザーは5ユーザーまで ・プロジェクト数は無制限 ・ストレージは50MBまで ・ストレージの追加オプションは使えない(有料プランのみ)

無料プランの上限で引っかかりやすいのは、人数よりもストレージの50MBです。打ち合わせの資料、仕様書のPDF、画面のスクリーンショットをタスクに添付していくと、50MBは思ったより早く埋まります。公式ページには「ストレージは添付したファイルのみをカウントします」とあるので、タスクやコメントの文字そのものは容量に数えられません。大きなファイルはGoogleドライブなど別のサービスに保存し、Brabio!にはリンクだけを貼る運用にすれば、無料のまま長く使えます。

人数の5ユーザーは、社内の数人で工程を管理するなら十分です。一方で、取引先や外注先も同じプロジェクトに招きたい場合は、すぐに6人を超えます。外部の人を交えるかどうかで、無料で足りるかが分かれます。

無料でもガントチャートは作れる

検索でよく調べられているのが、「無料でガントチャートが使えるのか」という点です。公式サイトのトップでは「ガントチャート作るならエクセルの10倍速い」と紹介されていて、ガントチャートはBrabio!の中心的な機能です。料金の表には、ガントチャートを有料に限る旨の記載はありません。無料の5ユーザー・50MBの範囲で、プロジェクトを作ってガントチャートを引くところまでは試せます。

公式トップでは、ほかに次のような機能が紹介されています。

・プロジェクト横断ビュー(複数のプロジェクトをまたいで予定を見る表示) ・Excel、CSVの入出力 ・タスクのリンク(前のタスクが終わったら次が始まる、というつながりを付ける) ・進捗率の入力と管理 ・担当状況の確認ビュー(誰が今忙しいかを見る表示) ・マイルストーン(節目の日付)の管理

一方、セキュリティ機能のうちIPアドレス制限(許可した接続元からしか使えないようにする機能)は「有償プランのみ」と公式トップに書かれています。社内の規定で接続元を限る必要がある会社は、この点で有料プランが前提になります。

課金は「グループ」ごとに発生する

Brabio!の料金でいちばん誤解されやすいのが、課金の単位です。公式ヘルプには次のように書かれています。

ブラビオの利用料金はグループ単位で課金されます。たとえばグループA、グループBが無償プランでグループCがプラン10だった場合、グループCのみ料金が発生します。 出典: brabio.jp

グループとは、メンバーとプロジェクトを束ねる単位のことです。会社全体で1つの契約になるのではなく、グループごとに無料プランか有料プランかを選びます。部署ごとにグループを分ければ、人数の多い部署だけ有料にして、少人数の部署は無料のまま使う、という組み方ができます。

ただし、同じヘルプには「プロジェクトは各グループに紐づいているため、グループA、グループBで作成したプロジェクトは、グループCでは利用できません」とも書かれています。グループをまたいでプロジェクトを共有することはできないので、費用を抑えるためにグループを細かく分けすぎると、部署をまたぐ案件の管理がしにくくなります。

公式トップには「グループの作成は無制限で無料です」とあり、取引先や外注先との共同作業用にグループを作る使い方も紹介されています。案件ごとに外部の人を招くなら、その案件専用のグループを作り、5人以内に収まれば無料のままにする、という運用も考えられます。

請求のタイミングと、変更した月の扱い

契約の前に知っておきたいのが、いつから料金がかかるかです。公式のアップグレードページとヘルプには、次のような決まりが書かれています。

・プランを変更した月は無料で使える ・課金はプランを変更した翌月から始まる ・毎月24日までに無料プランに戻せば、翌月の支払いは発生しない

ヘルプには具体例として、「8月1日に有料プランを設定した場合、8月中は無料で利用でき、請求書は8月26日前後に9月分が郵送で届く(振込の場合)」と説明されています。クレジットカード(PayPal経由)の場合は、8月1日に設定すると初めての引き落としは翌月9月1日になる、とあります。

この仕組みのおかげで、有料プランの機能を当月のうちに試し、合わなければ24日までに無料に戻す、という使い方ができます。公式ページにも「変更した当月は無料でお使い頂けます。存分にお試しください」と書かれています。

月の後半に切り替えるより、月初に切り替えたほうが、無料で試せる期間が長くなります。試すなら月初にプランを変え、その月の24日を判断の期限としてカレンダーに入れておくと、うっかり翌月の請求が発生するのを防げます。

支払い方法と年払いの割引

支払い方法は、公式ページによると次の2つです。

・銀行振込(第1営業日前後に、請求書が郵送で届く) ・クレジットカード決済

年間一括払いにすると10%の割引になります。プラン10なら月額3,300円の12か月分で年39,600円のところ、10%引きで年35,640円です。プラン50なら年198,000円が年178,200円になり、差は2万円近くになります。

公式ページでは、毎月払いには「いつでも解約できるメリットがある」としたうえで、銀行振込の手数料や手間を考えると年間一括払いがおすすめ、と書かれています。初めて導入する場合は、まず月払いで数か月使って定着を確かめ、続けると決めてから年払いに切り替える進め方が無難です。

51人以上で使う場合や301人以上で使う場合は、ディスカウントプランやボリュームディスカウントの相談に応じると案内されています。大人数で使う予定があるなら、表の金額で計算する前に問い合わせてみる価値があります。

有料から無料に戻すときの条件

有料プランは、自分でダウングレードするかグループを削除しない限り、自動で継続されます。公式ヘルプでは、無料プランに戻す条件が次のように説明されています。

・そのグループのメンバー数を5人以下にする ・添付資料などのストレージ使用量を50MB以下にする

ストレージ使用量は、個人ごとではなくグループ全体の合計で数えられます。有料の期間に添付ファイルを多く保存していると、50MB以下に減らすのに手間がかかります。無料に戻す可能性があるなら、有料の期間も大きなファイルは別のサービスに保存しておくと、あとで困りません。

ヘルプには、有料プランのグループを削除して課金を止める方法も書かれています。ただしその場合は、グループ内のすべてのデータが削除されます。必要なプロジェクトはExcelやCSVに書き出してから削除するのが安全です。

ストレージの追加オプションの料金

有料プランのストレージは1GBまでで、足りないときはオプションで追加できます。公式のアップグレードページに書かれている料金は次のとおりです。

オプション 料金(税込)
+5GB 月額1,100円
+10GB 月額1,650円

このオプションは有料プランだけで選べる設定で、無料プランには付けられません。無料の50MBで足りなくなったときに、ストレージだけを追加することはできない、ということです。容量を理由に有料にする場合は、プラン10の月額3,300円が最低限かかります。

1GBで足りるかどうかは、扱うファイルの種類で大きく変わります。文章中心の仕様書やExcelの表なら、1GBあればかなりの量を保存できます。一方で、デザインのデータや動画、高解像度の写真を案件ごとに添付すると、1GBは数か月で埋まることもあります。

容量のかかるファイルは、社内で使っているファイル共有のサービスに保存し、Brabio!のタスクにはそのリンクを貼る、という分担にすると、オプションを追加せずに済む場合が多くあります。ファイルの最新版を1か所に集めておけるので、どれが最終版か分からなくなる混乱も防げます。オプションを追加するかどうかは、こうした分担を試してから決めても遅くありません。

なお、公式ページには「ストレージは添付したファイルのみをカウントします」とあります。プロジェクトやタスクの数、コメントの量が増えても、それだけでは容量を使いません。容量の心配をするのは、添付ファイルを多く扱う場合だけです。

取引先や外注先と一緒に使うときの考え方

Brabio!は、社外の人と同じプロジェクトを見ながら進める使い方も想定しています。公式トップには「グループの作成は無制限で無料です。外注さんとのやり取りもバッチリです」とあり、ヘルプには「あんしんゲスト」で取引先やグループ会社とコラボレーションする方法が紹介されています。

料金の面で考えておきたいのは、社外の人を招くとそのグループの人数に数えられる可能性がある点です。社内4人のグループに取引先の担当者を2人招けば、合計6人になり、無料の5ユーザーを超えます。ゲストの扱いがどう数えられるかは、招く前にヘルプで確かめておくと、意図しない有料化を避けられます。

セキュリティの面では、公式トップで「あしあと機能」が紹介されています。あらゆる情報に対してアクセスされた記録が残り、その記録はメンバー内に公開される仕組みです。誰がいつ何を見たか、更新したかが分かるので、社外の人を交えた案件でも、情報の扱いを確かめやすくなります。

ほかに、IPアドレス制限は有償プランのみ、アカウントロックやアクセス制限も搭載されていると公式トップに書かれています。取引先の情報を扱う案件で、会社の規定により接続元の制限が必要な場合は、無料プランでは条件を満たせない点に注意してください。

フリーランスや小さな会社が取引先とBrabio!を使うなら、取引先ごとにグループを作るか、自分のグループに取引先を招くかを最初に決めておきます。取引先ごとにグループを分ければ、ほかの取引先の情報が見えてしまう心配がなく、5人以内のグループなら無料のまま使えます。

Excelの工程表から移るときの注意点

Brabio!を検討する人の多くは、いまExcelで工程表やスケジュール表を作っています。公式サイトもExcelとの比較を前面に出していて、ExcelやCSVの入出力に対応しています。ヘルプにはエクセルシートのエクスポートとインポートの手順が、仕様編・エクスポート編・インポート編に分けて用意されています。

移行の前に確かめておきたいことを3つ挙げます。

1つ目は、Excelの表の形です。セルの結合や色塗りで工程を表している表は、そのままでは読み込めないことがあります。タスク名、開始日、終了日、担当者のように、1行に1つのタスクが並ぶ形に整えてから読み込むと、失敗が少なくなります。読み込み用のファイルの形式は、ヘルプの仕様編で確かめてください。

2つ目は、報告の方法です。取引先や上司への報告をExcelで行っている場合、Brabio!から一括でExcelに書き出せば、これまでの報告の形を大きく変えずに済みます。複数のプロジェクトをまとめて書き出す機能もヘルプで紹介されています。

3つ目は、更新する人です。Excelの工程表は、たいてい1人の担当者が更新しています。Brabio!に移ると、各メンバーが自分のタスクの進捗率を入力する形に変わります。全員が更新する習慣がつかないと、ガントチャートが実態とずれていきます。最初の1か月は、週に1回、全員で進捗を更新する時間を決めておくと定着しやすくなります。

契約前に確かめたいチェックリスト

ここまでの内容を、有料プランに申し込む前のチェックリストにします。

・使う人数は何人か。社外の人を招く予定はあるか ・グループをどう分けるか。部署や案件をまたぐプロジェクトはあるか ・添付ファイルの量はどのくらいか。1GBで足りるか、オプションが要るか ・IPアドレス制限など、会社の規定で必要なセキュリティ機能はあるか ・支払いは銀行振込かクレジットカードか。月払いか年払いか ・試用はいつから始め、毎月24日のどの時点で続けるかを決めるか ・無料に戻す可能性があるか。その場合、人数と容量をどう減らすか

特に大事なのは、グループの分け方です。Brabio!は課金の単位もプロジェクトの共有範囲もグループで決まるので、分け方を後から変えるのは手間がかかります。最初に組織図とプロジェクトの関係を紙に書き出し、どのプロジェクトをどのグループに入れるかを決めてから始めると、料金も運用も見通しが立ちます。

人数別に見る、1年あたりの費用

ここまでの料金を、チームの人数ごとに1年分で並べると次のとおりです。年払いの10%割引を使った場合で計算しています。

使う人数 選ぶプラン 月払いの年額 年払いの年額
5人まで 無料プラン 0円 0円
6〜10人 プラン10 39,600円 35,640円
11〜20人 プラン20 79,200円 71,280円
21〜30人 プラン30 118,800円 106,920円
41〜50人 プラン50 198,000円 178,200円

人数刻みの定額なので、上限人数ちょうどで使うと1人あたりの単価が最も安くなります。たとえば11人で使うとプラン20が必要になり、1人あたり月額600円ほどになります。人数が上限をわずかに超えるときは、グループの分け方を見直すと1つ下のプランに収まることがあります。

1人あたりの従量課金のツールと比べるときは、この「刻み」を意識してください。従量課金は人数に比例して少しずつ上がりますが、Brabio!は人数が上限を1人超えた時点で次のプランに上がります。人数が頻繁に変わるチームでは、どちらが安くなるかが月によって入れ替わることもあります。

ほかのプロジェクト管理ツールと料金の考え方を比べる

Brabio!の料金を判断するには、ほかのツールの料金の考え方と並べてみると分かりやすくなります。2026年10月3日に各社の公式料金ページで確かめた内容です。

Trelloは、無料プランがワークスペースあたりコラボレーター10人・ボード10枚までで、カードを横棒で並べるタイムラインの表示は、1ユーザーあたり年払いで月額10ドルのPremiumからです。人数の上限は広い一方、日程を横並びで見る機能は上位プランに入っています。

Backlogは、ヌーラボが提供する国産のツールで、ガントチャートは2026年10月時点でスタンダードプラン(月払いで月額16,000円・税抜)以上の機能です。また、Backlogは2027年1月1日からプランを改定すると公式ブログで告知しており、新しいフリープランではユーザーの上限が10名から5名に変わります。

Brabio!は、この中では「ガントチャートが無料から使えて、人数で料金が決まる」という位置づけです。ガントチャートを中心に工程を管理したい、カンバンなどほかの表示はあまり使わない、というチームには、料金の分かりやすさが利点になります。

反対に、カンバンボードでの進み具合の管理や、チャットでのやり取りまで1つのツールで済ませたい場合は、Brabio!だけでは足りないと感じることがあります。何を中心に管理したいかで、比べるべきツールが変わります。

料金を社内や取引先に説明するときの考え方

有料プランを導入するとき、上司や経理、あるいは取引先に費用の理由を説明する場面があります。Brabio!は人数刻みの定額なので、説明の材料は比較的作りやすいツールです。

まず、費用を1人あたり・1か月あたりに直します。プラン10を10人で使うなら1人あたり月額330円、年払いなら1人あたり月額297円です。この金額を、工程表の作成や更新にかかっている時間と比べます。たとえば、Excelの工程表を週に1回作り直すのに1時間かかっているなら、1か月で4時間ほどです。その作業がガントチャートの更新で半分になるだけで、多くの場合は月額の費用を上回る時間が浮きます。

次に、ツールを入れることで減る確認の手間を挙げます。「最新の工程表はどれか」「この作業は誰が担当か」「遅れている作業はどれか」といった質問のやり取りは、1回ずつは短くても、積み重なると大きな時間になります。担当状況ビューやプロジェクト横断ビューで、こうした確認を各自が画面で済ませられるようになれば、会議や連絡の回数も減らせます。

最後に、やめるときの条件を添えます。Brabio!は毎月24日までに無料プランに戻せば翌月の請求が発生しない仕組みなので、「1か月試して効果がなければ戻す」という提案ができます。費用の上限がはっきりしていて、撤退の条件も明確な提案は、承認を得やすくなります。

公式サイトのトップでは「20万社突破」と利用の広がりが紹介されています。利用者の多さは判断材料の1つですが、自分たちのチームに合うかどうかは別の話です。数字よりも、実際に試した結果で説明するほうが説得力があります。

Brabio!が合うチームと、合いにくいチーム

料金と機能をふまえて、Brabio!が向いている使い方を整理します。

合いやすいのは、次のようなチームです。

・工程表やスケジュール表をExcelで作っていて、もっと速く作りたい ・5人以内で使える、または人数が10人刻みに収まる ・ガントチャートで工程と締切を管理するのが主な目的 ・取引先への報告にExcelの書き出しを使いたい

公式サイトでも「世間の人のほとんどはタスク管理、工程表やスケジュール管理、プロジェクト管理まで概ねエクセルシートで管理をしているのも事実」とし、ガントチャートをExcelに一括で書き出す機能を強みとして挙げています。Excelからの乗り換えを考えている会社には、なじみやすい作りです。

合いにくい可能性があるのは、次のようなチームです。

・カードを動かすカンバン方式で日々の作業を回したい ・チャットや会話をタスクと同じ場所で管理したい ・添付ファイルを多く扱い、無料の50MBでは足りない ・人数が月ごとに大きく変わる

正直なところ、ガントチャートは「計画を立てる」ことには強い一方、「日々の小さな作業の動き」を追うのには向いていない面があります。ガントチャートだけで日々のタスクまで管理しようとすると、横棒の更新が追いつかず、計画と実態がずれていくことがあります。Brabio!の担当状況ビューやPing(進捗報告)の機能を使うか、日々の作業は別の方法で管理するかを、導入前に決めておくと定着しやすくなります。

導入前に無料で試す手順

Brabio!は、公式トップによると「メールアドレスだけ。1分で始められます」とされています。料金がかかるのは6人目からなので、まずは無料で試すのが基本です。

ステップ1は、登録とグループの作成です。メールアドレスで登録し、チームのグループを作ります。

ステップ2は、実際の案件でのプロジェクト作成です。進行中の案件を1つ選んで、タスクと期間を入れ、ガントチャートを引いてみます。Excelで工程表を作っている場合は、Excel・CSVの読み込みを試すと、移行の手間を見積もれます。

ステップ3は、5人以内のメンバーでの試用です。2〜3週間、日々の更新を続けてみて、更新の手間が負担にならないかを確かめます。

ステップ4は、有料プランの検討です。6人以上で使う必要が出たら、月初にプラン10などへ切り替えて、その月のうちに使い勝手を確かめます。合わなければ24日までに無料プランに戻せば、翌月の請求は発生しません。

この順番で進めれば、費用をかけずに「自分たちに合うか」を確かめたうえで、有料プランを判断できます。

無料から複数の表示を試したいときの候補

ガントチャートだけでなく、カンバンやカレンダー、チャットも1つのツールで試したい場合は、無料プランでどの表示まで使えるかを比べると候補を絞れます。

ガントもカンバンも無料から試せる選択肢

1つの候補として、国産のプロジェクト管理ツールのPinatecaがあります。公式の料金ページによると、無料プランは5人まで・ボード10個までで、カンバン、ガントチャート、カレンダー、リストを含む8種類のボードと、チャット、カスタムフィールド、権限ロールまで使えます。ファイル容量は1GBです。人数かボードの数が無料の範囲を超えたときのスタンダードプランは、1人あたり月額500円(税抜)で、年払いなら1人あたり月額400円と案内されています。料金と機能の詳細はPinatecaの料金プランと費用で確かめられます。

Pinatecaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

Brabio!とどちらが合うかは、ガントチャート中心で工程を引きたいのか、カンバンやチャットも含めて日々の作業を回したいのかで変わります。どちらも無料から試せるので、同じ案件を両方に入れて1〜2週間使い比べると、違いがはっきりします。

工程管理の道具選びは、仕事の受け方にも関わる

最後に、少し視点を広げます。ガントチャートのツールを探している人の多くは、案件の数や関わる人が増え、工程の重なりを見える形にする必要に迫られています。

運営者として在宅ワークの現場を長く見てきた限りでは、継続して仕事を任される人ほど、納期の見通しを早めに取引先と共有しています。工程表を1枚見せられるだけで、取引先は安心して次の仕事を相談できます。仲介手数料のかからない直接の取引では、この信頼の積み重ねが、そのまま手取りの厚い仕事の継続につながります。

開発の仕事では工程の管理が特に重要です。アプリケーション開発のお仕事では、在宅で受けられる開発案件の種類と進め方が紹介されています。報酬の水準はソフトウェア作成者の年収・単価相場で、公的統計をもとに確かめられます。

編集や執筆の仕事でも、複数の媒体の締切を並行して管理することになります。著述家,記者,編集者の年収・単価相場では、書き手や編集者の年収の目安が整理されています。取引先に工程や進み具合を文書で伝える力を伸ばしたい人には、ビジネス文書検定の内容も参考になります。

業務の改善を支援する仕事でも、工程管理ツールの選び方は相談の多いテーマです。顧客の会社がExcelの工程表から抜け出せずにいるとき、どのツールを、どの順番で、どの部署から入れるかを一緒に考えることが、そのまま支援の中身になります。AIコンサル・業務活用支援のお仕事では、こうした業務改善の支援の仕事内容と求められる力が紹介されています。料金表を読み解き、人数やグループの組み方で費用がどう変わるかを説明できることは、こうした仕事で信頼を得る力にもなります。

ツールの料金は、工程の確認や報告にかける時間を減らすための費用です。月額数千円の差で迷うより、その道具で取引先との確認がどれだけ楽になるかを基準にすると、選び方を誤りにくくなります。

よくある質問

Q. Brabio!は無料で何人まで使えますか?

公式のアップグレードページによると、無料プランは5ユーザーまでで、プロジェクト数は無制限、ストレージは50MBまでです。期限のないプランなので、5人以内で添付ファイルが50MBに収まるなら無料のまま使い続けられます。6人以上で使う場合は、10ユーザーまでのプラン10(月額3,300円・税込)などの有料プランに切り替えます。

Q. Brabio!の有料プランはいつから料金がかかりますか?

公式ページによると、プランを変更した月は無料で使え、課金は翌月から始まります。毎月24日までに無料プランに戻せば、翌月の支払いは発生しません。支払いは銀行振込かクレジットカードで、年間一括払いにすると10%の割引になります。試すなら月初に切り替えると、無料で試せる期間を長く取れます。

Q. Brabio!を有料から無料に戻すにはどうすればよいですか?

公式ヘルプによると、そのグループのメンバーを5人以下にし、添付資料などのストレージ使用量をグループ全体で50MB以下にすると無料プランに変更できます。有料プランのグループを削除して課金を止める方法もありますが、その場合はグループ内のデータがすべて削除されるため、必要なデータは事前に書き出しておきます。

Q. Brabio!の料金は1人ずつ追加できますか?

Brabio!は1人ずつの従量課金ではなく、10ユーザーまで、20ユーザーまでのように上限人数ごとに金額が決まっています。たとえば11人で使う場合はプラン20(月額6,600円・税込)が必要です。課金はグループ単位なので、グループの分け方によって必要なプランが変わります。51人以上はディスカウントの相談にも応じると案内されています。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

公開:2026年1月8日最終更新:2026年10月4日
朝比奈 蒼

この記事を書いた人

朝比奈 蒼@SOHO編集部

ITメディア編集者

IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。

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