返信が来る提案文はどこが違うか、小説・シナリオ制作の案件の取り方を分解する


この記事のポイント
- ✓小説・シナリオ制作の案件の取り方を
- ✓提案文の中身から分解します
- ✓返信が来ない提案に共通する欠落
提案を20件送って、返信がゼロ。小説・シナリオ制作の案件を探している方から、こういうご相談を受けることがあります。
そして提案文を見せていただくと、だいたい同じ場所でつまずいています。文章が下手だから落ちているのではありません。発注者が採否を判断するために必要な情報が、入っていないんです。
これ、知らない人が本当に多い。提案文は自己紹介の文章ではなく、相手が「この人に任せられるか」を判断するための資料です。判断材料が足りなければ、どれだけ丁寧な文章でも読み飛ばされます。
この記事では、小説・シナリオ制作の案件の取り方を、提案文の構造から分解します。あわせて、送る前に確認しておくべき契約上の条件も扱います。報酬や権利の話を後回しにすると、受注できてもトラブルになるからです。
返信が来ない提案文には、共通する欠落があります
まず、落ちる側の構造を押さえます。
発注者が1件の提案を読む時間は、想像よりずっと短い
募集を出した側には、複数の提案が届きます。発注者は、その全部を精読しません。最初の数行を読んで、続きを読む価値があるかを判断します。
つまり、冒頭で「この人は自分の募集を理解している」と伝わらなければ、そこで終わります。長く書いても読まれません。
ここを誤解して、経歴や志望動機を先に長く書く方が多い。気持ちは分かるのですが、発注者はまず「うちの案件をやれるのか」を知りたい。順番が逆になっています。
落ちる提案に共通する3つの欠落
実際に見ていて、返信が来ない提案文には次の3つのどれかが欠けています。
1つ目、募集内容への言及がない。使い回しの文面をそのまま送っていることが、読めば分かります。
2つ目、納期と稼働量が書かれていない。発注者にとって、いつ何が上がるかは最重要の情報です。ここがないと、比較のしようがありません。
3つ目、条件の確認がない。報酬、修正回数、権利の扱い。これらを一切聞かずに「頑張ります」だけで送ると、経験がない人だと判断されます。逆に、条件を確認する提案は、仕事として扱う相手だと伝わります。
発注者が本当に恐れているのは、途中で消えることです
もうひとつ、提案を書く側が見落としがちな視点があります。発注者が最も恐れているのは、原稿の質が低いことではありません。書き手が途中で連絡を絶つことです。
質が低ければ、修正を依頼すれば直ります。しかし、締切の直前に連絡が取れなくなると、企画そのものが止まります。他の工程が待っている案件なら、被害はさらに広がります。
だから、提案文で示すべき最優先の情報は「この人は最後まで走る」という予測材料です。稼働可能な時間、返信できる時間帯、進捗を報告する頻度。これらは能力の話ではなく、継続の話です。書けない人ではなく、消える人が警戒されている。この前提を理解しているだけで、書く内容の優先順位が変わります。
熱意は、判断材料になりません
厳しい言い方になりますが、熱意は選考の材料にほとんどなりません。理由は単純で、提案を送ってくる全員が熱意を書くからです。差がつかない項目は、比較軸として機能しません。
差がつくのは、納期、分量、対応可能な稼働時間、近い実績、条件の理解度。この5つです。熱意は、これらが揃った上で最後に効く要素であって、先頭に置くものではありません。
提案文の適切な長さは、意外と短い
「どのくらい書けばいいですか」という質問もよく受けます。目安としては400字から600字です。
短すぎると情報が足りず、長すぎると読まれません。この範囲に必要な要素を詰めるには、削る作業が要ります。書けることを全部書くのではなく、その案件の判断に必要なものだけを残す。
これは文章を書く仕事の適性を見せる場面でもあります。相手が必要な情報を、必要な長さで届けられるか。提案文は、その最初のサンプルとして読まれています。
実際の提案文を、分解してみます
抽象論だけでは伝わりにくいので、実例を見ます。次は、シナリオ制作の案件に応募した方が実際に送った提案文として公開されているものです。
提案分を閲覧くださりありがとうございます!!私は今年の6月より、オンラインスクール【SHElikes】にてライティングを中心に学んでおります。ライターとしての実績はまだありませんが、幼い頃から書くこと・読むことが大好きで、書籍化を目指し小説サイトにて執筆を続けてきました。そのため、文書を書くことやストーリーを作ることには慣れております。また、ホラー小説を中心に書いているため、これまでの経験や現在学んでいるスキルを活かしたいと考え、今回応募をさせていただきました。目に見える実績は少ないですが、クライアント様、読者様に心から楽しんでいただけるようなシナリオを制作できますよう、精一杯頑張りますのでぜひ、ご検討のほど宜しくお願い致します。 出典: note.com
この提案文、悪くありません。実際に、こうした文面で受注に至ることもあります。ただ、返信率を上げる観点で見ると、直せる箇所がはっきりしています。
良い点は2つあります
まず、学習中であることと実績がないことを隠していません。ここは正しい。実績を盛って受注すると、納品段階で必ず露見します。
もうひとつ、ホラーを中心に書いているという具体性があります。「小説を書いています」ではなく、ジャンルまで書かれている。発注者側から見ると、ホラー系の案件であれば強い材料になります。
直すと返信率が変わる箇所
一方で、抜けている情報があります。
まず、募集内容への言及がありません。この提案文だけを読むと、どの案件に応募しても成立してしまう。裏を返せば、その案件のために書かれた文には見えないということです。
次に、納期と稼働量がない。週に何時間書けるのか、初稿をいつ出せるのか。ここが分からないと、発注者は進行を組めません。
そして、提出できるものへの言及がない。「小説サイトにて執筆を続けてきました」とあるので、読める作品が存在するはずです。それをどこで見られるのかが書かれていないのは、もったいない。
最後に、締めが「精一杯頑張ります」で終わっています。ここを、確認事項ひとつに置き換えるだけで、返信の口実が生まれます。人は、質問には答えます。決意表明には答えません。
返信が来る提案文は、5つのブロックでできています
ここからは組み立て方です。順番も含めて、そのまま使える形で書きます。
ブロック1:冒頭3行で、募集を読んだ証拠を出す
最初に書くのは、自己紹介ではなく、募集内容の理解です。
「ホラー系の短編シナリオを全5話、1話あたり3,000字前後で制作する案件として拝見しました。同ジャンルの短編を継続的に書いておりますので、ご応募いたします」。
この3行で、募集を読んだこと、ジャンルが合っていること、応募の意思が伝わります。発注者は、ここまで読めば続きを読む価値があると判断します。
ブロック2:できることを、募集の言葉に合わせて書く
自分の得意分野を自分の言葉で書くと、相手の募集と接続しません。募集文で使われている単語を使ってください。
募集に「世界観設定」とあれば「世界観設定」と書く。「プロット」とあれば「プロット」と書く。同じことを指す別の言葉に置き換えないでください。読む側が変換する手間を、こちらが引き受けます。
ブロック3:実績は「多さ」ではなく「近さ」で選ぶ
実績を並べるとき、全部書こうとする方がいますが、逆効果です。
選ぶ基準は、その案件との近さです。ジャンルが近い、分量が近い、媒体が近い。この順で1つか2つ選びます。近い実績が1件あるほうが、無関係な実績が5件あるより強い。
実績が少ない段階でも、考え方は同じです。近いものを選んで、それを見せます。何をどう見せるかは提案文とは別の準備になるので、そちらは応募前に整えておいてください。
ブロック4:納期と稼働を、数字で書く
ここが最も差がつくブロックです。
「週10時間ほど稼働でき、初稿は着手から7日以内にお出しできます。ご連絡は平日の朝と夜に確認しております」。
数字で書くと、発注者は進行表に落とせます。「なるべく早く」「できる限り対応します」では落とせません。
注意点をひとつ。ここに書く数字は、守れる範囲にしてください。受注したいあまり短く書くと、初回で崩れます。初回の遅延は、その後の関係にそのまま残ります。
ブロック5:締めは、確認事項をひとつだけ
最後を決意表明で終えず、質問で終えます。
「1点だけ確認させてください。納品後の著作権の扱いは、譲渡と利用許諾のどちらをご想定でしょうか」。
質問はひとつに絞ります。3つ並べると、答えるのが面倒になって放置されます。ひとつなら、返事が来ます。そして返事が来れば、そこから会話が始まります。
送る前に、条件面を確認しておいてください
提案が通ったあとで揉めるケースの多くは、条件の確認不足から起きています。ここは法務の話になりますが、噛み砕いて書きます。
取引条件の明示は、発注者側の義務として整理されています
2024年11月に施行された、いわゆるフリーランス保護新法では、発注者が業務を委託する際に、報酬額や業務内容などの取引条件を書面または電子データで明示することが義務づけられています。あわせて、報酬の支払期日についても規律が置かれています。
つまり、条件を書面で示してもらうのは、こちらのわがままではなく、制度上の前提です。「契約書はありますか」と聞いて嫌がられる筋合いのものではありません。
ただし、どの取引が対象になるか、どの条項が自分のケースに当てはまるかは個別に判断が必要です。制度の内容は公正取引委員会の情報を確認してください。実際のトラブルに発展しそうな場合は、行政の相談窓口や専門家に相談することをおすすめします。この記事の内容は一般的な整理であり、個別の法的助言ではありません。
著作権と二次利用を、提案段階で聞いておく
小説・シナリオ制作では、ここが最大の論点になります。
確認すべきは3つです。著作権を譲渡するのか、利用許諾にとどめるのか。譲渡する場合、著作者人格権の扱いはどうなるのか。作品が別媒体に展開されたとき、追加の報酬は発生するのか。
これらは、書いたあとに聞くと交渉になります。書く前に聞けば、条件の確認です。同じ質問でも、タイミングで性質が変わります。
なお、名前が表に出るかどうか(クレジット表記)も、あわせて確認しておくと安心です。実績として公開できるかどうかに直結するためです。
無償のテスト執筆をどう扱うか
選考の過程で、短い原稿の提出を求められることがあります。
これ自体は、必ずしも不当ではありません。文章の仕事では、実際に書いたものを見なければ判断できない面があるからです。問題になるのは、分量が明らかに実務水準である場合と、提出した原稿がそのまま使われる場合です。
判断の目安として、次のように考えてください。1,000字程度で、テーマも自由に近いなら、選考の一環として受けてよい範囲でしょう。一方、指定のキャラクターと設定で5,000字を書かせるようなものは、実質的に納品物です。その場合は「テスト分についても報酬をご検討いただけますか」と確認して構いません。
聞いて態度が変わる相手なら、その時点で見送るという判断もできます。契約前の確認は、相手を選別する材料にもなります。
送ったあとの動き方で、通る確率が変わります
提案は、送って終わりではありません。送ったあとの数日の動きが、結果に影響します。
返信が来たら、24時間以内に一次返答を返す
発注者が提案に返信するとき、たいてい同時期に複数の候補とやりとりしています。返信が早い相手から順に話が進むのは、当然のことです。
内容が固まっていなくても構いません。「ご返信ありがとうございます。ご質問の点は本日中に整理してお送りします」でよいので、まず受領を返します。ここで数日空けると、その間に他の候補で決まります。
もうひとつ。返信では、相手の質問に順番どおり答えてください。3つ聞かれたら3つ答える。1つ飛ばすと、そのやりとりがもう1往復増えます。往復が増えるほど、決まる確率は下がります。
返信が来ないとき、追いかけてよいのか
追いかけて構いません。ただし、1回だけです。
目安として、提案から1週間経っても反応がない場合、「ご検討状況はいかがでしょうか。他案件の調整もございますので、可能でしたら可否をお知らせいただけますと幸いです」と1通送ります。
この一文には2つの効果があります。ひとつは、単純に埋もれていた場合の掘り起こし。もうひとつは、こちらにも予定があると伝わることです。ただし、2回目を送るのはやめてください。返事がないこと自体が回答です。
断るときこそ、丁寧に断る
条件が合わない案件を断る場面も出てきます。ここを雑に処理する方がいますが、もったいない。
断り方が丁寧だった相手には、条件の合う別案件が回ってくることがあります。発注者は複数の案件を抱えていることが多いからです。「今回はスケジュールの都合でお受けできませんが、◯月以降であれば対応可能です」と添えるだけで、次につながります。
条件面で折り合わない場合も同じです。金額が理由なら、その旨を穏やかに伝えて構いません。黙って辞退するより、理由を書いたほうが、次の依頼のときに条件を調整してもらえることがあります。
どこで、どういう案件を探すか
提案の質を上げても、送る先が間違っていれば返信は来ません。
市場そのものは縮んでいません
シナリオを必要とする市場の規模感については、業界調査の数字が公開されています。
2023年8月、角川アスキー総合研究所が発表した「ファミ通ゲーム白書2023」では2022年の世界ゲームコンテンツ市場規模を26兆8,005億円と推計しています。また、国内ゲーム市場規模は前年比1.4%増の2兆316億円となっています。上記の成熟した市場規模から推測するに需要が減ってもすぐに市場が無くなる市場規模ではないことがわかります。ゲームやアニメの市場拡大に伴い、優れたシナリオやストーリー構成の重要性は一層高まっています。斬新な世界観設定、印象的なキャラクター造形、感情移入を誘う物語展開など、ユーザー体験を左右するシナリオ制作への期待は大きいと言えます。 出典: freelance-board.com
市場が大きいということは、案件が存在するということです。返信が来ないのは、市場に仕事がないからではありません。
探す場所によって、案件数が大きく違います
一方で、探し場所ごとの案件数の偏りは無視できません。実際に複数のサービスを使った方の観察が参考になります。
私が一番最初に利用をしたクラウドソーシングは、『ランサーズ』でした。ランサーズは【未経験者可】や【主婦の方大歓迎!】といった案件もよく見かけますし、今は文字単価2~3円の案件もあるため、個人的にはおすすめです。ただデメリットとして、シナリオ制作の案件数はかなり少ないと思います。数重視でしたら、『クラウドワークス』や『ココナラ』も視野に入れておきましょう。とりあえず、今回はランサーズを例に説明していきます。 出典: note.com
サービスごとに、案件数と単価の傾向が違う。だから、1か所だけを見て「案件がない」と判断するのは早すぎます。複数の経路を持っておくのが現実的です。
小説・シナリオ制作という職種でどんな仕事が発注されているのかは、書籍・小説・シナリオ制作のお仕事で業務の種類を確認しておくと、応募先を広げる手がかりになります。同じ文章力を使う仕事は、思っているより広い範囲に散らばっています。
単発で終わらない募集を、優先して狙う
案件の取り方を考えるとき、1件ずつ獲得することばかりに意識が向きがちですが、実際に効率がよいのは継続案件です。
継続につながりやすい募集には特徴があります。シリーズものであること、話数や巻数が想定されていること、募集文に「長期でお願いできる方」と書かれていること。この3つのどれかがあれば、初回で信頼を作れば次が続きます。
逆に、単発の短編を単発で募集している案件は、いくら通っても提案の手間が減りません。同じ提案の労力をかけるなら、継続の可能性がある募集に寄せたほうが、時間あたりの成果が上がります。
もちろん、最初は単発から入るしかない時期もあります。その場合でも、納品時に「今後も同ジャンルで対応可能です」と一文添えておくと、次の相談が来ることがあります。営業は提案文の中だけで行うものではありません。
募集文から、避けるべき案件を読み取る
条件面から、応募を見送ったほうがよい募集も分かります。
・報酬の記載がなく「応相談」だけ ・修正回数の記載がなく、納品条件が「クライアントが満足するまで」 ・権利の扱いに一切触れていない ・応募段階で個人情報を過剰に要求する
これらは、後で条件を動かされる余地が大きい募集です。もちろん、すべてが問題のある発注者だとは限りません。ただ、確認せずに進めると、こちらが不利になる構造だということは知っておいてください。
提案の数より、運用のほうが返信率に効きます
ここからは、在宅と副業の市場を長く見てきた立場からの整理です。
返信率は、提案の本数では上がりません
20年この市場を見ていて確かだと感じるのは、案件を継続的に取れる方は、送る本数を増やしていないということです。
増やしているのは、1件あたりにかける時間です。募集文を読み込み、必要な情報を揃え、確認事項をひとつ用意する。この工程を踏んだ提案は、数を撃つ提案よりはるかに通ります。
逆に、テンプレートを大量に送る方法は、短期的には効率がよく見えますが、返信率が落ちるため結果的に時間を消費します。しかも、通った案件も条件が悪いことが多い。急いでいる発注者ほどテンプレートに反応するからです。
相場を知っておくと、提案の説得力が変わります
報酬の話を避けると、かえって足元を見られます。相場を知ったうえで金額を提示できる人は、条件交渉が早く終わります。
文章を扱う仕事の水準は著述家,記者,編集者の年収・単価相場で職種としての幅を確認できます。統計にもとづく数字を見ておくと、提示された金額が妥当かどうかを自分で判断できます。技術系との比較を知りたい場合はソフトウェア作成者の年収・単価相場も見ておくと、在宅で成立する職種の中での位置づけが分かります。
契約文書を読める人は、それだけで選ばれます
提案文の質と同じくらい効いてくるのが、契約書や発注書を読んで、要点を返せる力です。
発注側から見ると、条項の意味を確認できる相手は安心です。逆に、契約書を送っても反応がない相手には、細かい説明を添える手間がかかります。
この領域の基礎を身につけたい方にはビジネス文書検定の学習範囲が実務に直結します。依頼文、確認書、報告書の型を押さえておくと、提案文そのものの精度も上がります。文章を書く仕事なのに、業務文書が書けないという状態は、思っている以上に不利です。
直接取引だと、同じ予算でも取り分が変わります
運営者として見てきた実感をもうひとつ書きます。
仲介手数料が乗る取引と、乗らない直接取引では、同じ発注予算でも受け手に届く金額が違います。手数料0%の分だけ手取りが厚くなり、発注側は同じ予算でより多く依頼できる。金額の話というより、同じ仕事に対する取り分の質の話です。
そして、手取りが厚いと、無理な本数を受けなくてよくなります。本数が減れば1件にかけられる時間が増え、提案の精度も原稿の質も上がる。案件の取り方の話は、突き詰めると、1件にどれだけ時間をかけられるかの話に戻ってきます。
長く続いている方に共通しているのは、単発の受注を積み重ねるのではなく、「この人に頼むと段取りが楽だ」という関係を作っている点です。そして、その関係の入口は最初の提案文です。募集を読んだ形跡があり、納期が数字で書かれ、確認事項がひとつ添えてある。その1通が、次の数年を決めることがあります。
提案の前後で、環境も整えておく
細かい話ですが、案件が動き始めてから慌てないよう、作業環境も見ておいてください。打ち合わせがオンラインになるため、通信の安定性は在宅ワークに最適なネット回線|光回線vsホームルーターの選び方で確認しておくと安心です。まとまった執筆時間の作り方は在宅ワークの集中力アップ|ポモドーロ以外に効く7つのテクニックが参考になります。
対応できる分野を広げたい場合は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事やアプリケーション開発のお仕事で扱われる領域を眺めると、文章の仕事との接点が見つかります。土台を増やしたい方は在宅ワークに強い資格10選|自宅で稼げるスキルを身につけるで候補を確認できますし、技術寄りに進みたいならCCNA(シスコ技術者認定)のような選択肢もあります。
提案文は、自分を売り込む文章ではありません。相手が判断するための資料です。判断に必要な情報を、相手が読む順番で並べる。それだけで、返信は返ってきます。
よくある質問
Q. 実績がない状態でも、提案文で返信をもらえますか?
もらえます。実績の有無より、募集内容への言及、納期と稼働時間の数字、確認事項の有無で判断されるためです。学習中であることを隠す必要はありません。むしろ、ジャンルや得意な分野を具体的に書き、読める作品の所在を示すほうが効きます。実績を盛ると納品段階で必ず露見するため、避けてください。
Q. 提案文の締めは、何を書けばよいですか?
決意表明ではなく、確認事項をひとつだけ添えてください。「納品後の著作権は譲渡と利用許諾のどちらをご想定でしょうか」といった質問です。人は質問には答えますが、意気込みには返信しません。ただし、質問を3つ以上並べると答えるのが負担になり放置されるため、必ず1つに絞ってください。
Q. 無償のテスト執筆を求められたら受けるべきですか?
分量と内容で判断してください。1,000字程度でテーマも自由に近いなら、選考の一環として受けてよい範囲です。一方、指定の設定で5,000字を書かせるようなものは実質的な納品物にあたるため、報酬の有無を確認して構いません。確認して態度が変わる相手なら、その時点で見送る判断もできます。
Q. 案件が見つからないときは、探し場所を変えるべきですか?
変えたほうがよい場合があります。サービスごとにシナリオ制作の案件数と単価の傾向が大きく異なり、1か所だけでは判断できないためです。ゲームやアニメを含むコンテンツ市場自体は大きな規模を維持しているため、案件が存在しないわけではありません。複数の経路を並行して確認してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
長谷川 奈津@SOHO編集部
行政書士・元企業法務
企業法務で数多くのフリーランス契約を扱った経験を活かし、フリーランス向けの法律・契約・権利に関する記事を執筆。「法律はあなたの味方です」がモットー。
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