Microsoft CopilotはMacで使えるのか、アプリとブラウザの違いから整理


この記事のポイント
- ✓Microsoft CopilotはMacで使えるのかを
- ✓Mac App Storeのアプリとブラウザ版の違いから整理
- ✓サインインに使えるアカウント
Microsoft CopilotはWindowsのためのAIだと思われがちですが、Macでも使えます。使い方は大きく2つあり、Mac App Storeから専用のアプリを入れる方法と、SafariやChromeなどのブラウザで開く方法です。どちらを選んでも、AIとの会話や文章の下書き、要約といった基本の機能は使えますが、起動の手軽さや使える機能には違いがあります。
この記事では、MicrosoftとAppleの公式情報をもとに、Mac版のCopilotを使うための条件、アプリとブラウザ版の違い、個人用アカウントと職場のアカウントでの違い、起動しないときに確かめること、在宅の仕事で使うときの注意点を順に整理します。
Microsoft CopilotはMacで使える
結論から書くと、Microsoft CopilotはMacで使えます。Microsoftの公式サポートページ「macOSでMicrosoft Copilotの使用を開始する」では、macOS用のCopilotアプリを使うと、ブラウザに切り替えずに、Macのデスクトップからチャットや質問、ヘルプの表示ができると説明されています。
このページは、個人用のアカウント、職場または学校のアカウント、無料のCopilot Chatのすべてを対象にしています。つまり、Microsoft 365の有料プランを契約していなくても、Macでアプリを入れて使い始められるということです。
Macで使う方法は、次の2つです。
| 使い方 | 入手・開き方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Mac用アプリ | Mac App Storeから無料で入手 | キーボードからすぐ呼び出したい人、毎日使う人 |
| ブラウザ版 | copilot.microsoft.com をブラウザで開く | アプリを入れたくない人、会社のMacでインストールが制限されている人 |
Mac App Storeの日本の掲載を確かめると、アプリ名は「Microsoft Copilot」で、価格は無料、互換性の欄にはmacOS 14.0以降が必要と書かれています。macOS 14はSonomaと呼ばれる版です。手元のMacの版は、画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を選ぶと確かめられます。
アプリ版を入れてサインインする手順
アプリ版を使う手順は、Microsoftの公式ヘルプに沿うと次のとおりです。
- Mac App Storeを開き、「Microsoft Copilot」を検索してインストールします。提供元がMicrosoft Corporationであることを確かめてから入れましょう。
- インストールが終わったら、Copilotアプリを開きます。
- Microsoft 365の職場または学校のアカウント、あるいは個人用のMicrosoftアカウントでサインインします。
個人で使う場合のサインインには、選択肢がもう少しあります。Microsoftの「Microsoft Copilotを使い始める」のページでは、Web、モバイル、macOSでは、Microsoftアカウントのほか、Apple IDやGoogleアカウントでもサインインできると説明されています(Windowsのアプリだけは Microsoftアカウントが必要です)。普段Microsoftのサービスを使っていない人でも、Appleのアカウントで始められるわけです。
Microsoft 365を契約していなくても使えるか
Microsoftのコミュニティでも、この点はよく質問されています。Mac版のアプリが起動しないという相談に対して、回答者は次のように案内しています。
Mac App Storeで『Microsoft Copilot 無料』を検索してダウンロードしてみてください。Microsoft 365 Personal/Family/Premiumのサブスクリプションの有無に関わらず、Copilotが使えます。 出典: learn.microsoft.com
有料プランを契約していると使える機能や回数が広がることがありますが、契約がなくても基本の会話は始められます。プランごとの細かな違いは変わることがあるので、契約を検討するときはMicrosoftの公式ページで最新の内容を確かめてください。
なお、同じ回答の中では、Microsoft 365の特典として提供される「Microsoft 365 Copilot」のMac版アプリも紹介されています。名前が似ていますが、こちらはWordやExcelなどMicrosoft 365のファイルと組み合わせて使うことを前提にしたアプリです。会話のAIとして使うだけなら「Microsoft Copilot」、Microsoft 365のファイルを中心に作業するなら「Microsoft 365 Copilot」と覚えておくと、App Storeで迷いにくくなります。どちらを入れるか迷ったら、まず無料の「Microsoft Copilot」から試すのが手軽です。
Mac版アプリでできること、できないこと
Mac版のアプリは、ブラウザ版のCopilotと同じ機能の多くを使えるうえに、Macならではの機能がいくつか加わっています。逆に、Macではまだ使えない機能もあります。公式ヘルプの記載を整理します。
Mac版で使える主な機能
どこからでも呼び出せるキーボードショートカット。Optionキーを押しながらSpaceキーを押すと、どのアプリを使っていても、小さなCopilotのウィンドウが現れ、すぐに質問を入力できます。ショートカットは、アプリの「アカウント」から「キーボードショートカット」で別の組み合わせに変えたり、オフにしたりできます。
ライトモードとダークモード。初期設定ではMacの外観設定に合わせて表示されます。アプリの「アカウント」から「アプリの外観」で、「自動」から「昼」や「夜間」に切り替えられます。
Macの使い方への回答。Copilotは、Macの操作についての質問にも答えます。公式ヘルプでは、スクリーンショットを撮るショートカットを尋ねると、使っているmacOSの版に合わせて回答する例が紹介されています。
Mac版でまだ使えない機能
公式ヘルプでは、macOSで現在利用できない機能として、「Copilotページ」と「Deep Research」が挙げられています。Copilotページは、会話の内容を編集できるページにまとめて共有する機能、Deep Researchは、時間をかけて調べものを深掘りする機能です。これらを使いたい場合は、ブラウザ版を併用します。
どちらの版でも共通してできること
会話による質問と回答、文章の下書き、要約、翻訳、画像の生成など、Copilotの中心となる機能は、アプリ版でもブラウザ版でも使えます。マイクのボタンを使えば、話しかけて質問することもできます。
アプリ版とブラウザ版の違いと選び方
アプリ版とブラウザ版は、どちらか一方に決める必要はありません。用途に応じて使い分けると便利です。違いを整理します。
起動の速さ
アプリ版の最大の利点は、Option+Spaceでどこからでも呼び出せることです。文章を書いている途中で言い回しを相談したい、メールの返事の下書きを作りたい、といった短い用事に向いています。ブラウザ版は、ブラウザを開いてタブを探す手間がかかる分、少し遠回りになります。
機能の範囲
ブラウザ版は、Copilotページなど、Mac版のアプリでまだ使えない機能も使えます。長い調べものや、会話の結果を整理して共有したいときは、ブラウザ版のほうが向いています。
インストールの可否
会社から支給されたMacでは、App Storeからのインストールが管理者によって制限されていることがあります。その場合は、ブラウザ版を使うのが現実的です。ただし、ブラウザ版であっても、仕事の情報をAIに入力してよいかは会社のルールに従う必要があります。この点は後の節で詳しく触れます。
アカウントの使い分け
個人用と仕事用で別のアカウントを使っている人は、アカウントの切り替えに注意が必要です。ブラウザでは、ほかのMicrosoftのサービスにサインインしているアカウントがそのまま使われることがあり、意図しないアカウントで会話してしまうことがあります。会話を始める前に、画面のアカウント表示を確かめる習慣をつけておきましょう。
| 比べる点 | アプリ版 | ブラウザ版 |
|---|---|---|
| 起動 | Option+Spaceですぐ呼び出せる | ブラウザを開いてアクセス |
| 機能 | Copilotページ、Deep Researchは未対応 | Web版の機能を使える |
| インストール | 必要(macOS 14.0以降) | 不要 |
| 向いている用途 | 短い質問、下書き、言い換え | 長い調べもの、共有 |
WindowsやiPhoneのCopilotとの関係
Macのほかに、WindowsのパソコンやiPhoneでもCopilotを使っている人は、機器をまたいだ使い方が気になるところです。
Microsoftの公式ヘルプによると、個人用のアカウントで使う場合、CopilotはWeb版に加えて、Windows、macOS、iOSとiPadOS、Androidの専用アプリとして提供されています。Web、モバイル、macOSでは、Microsoftアカウント、Apple ID、Googleアカウントのいずれかでサインインできますが、Windowsのアプリだけは Microsoftアカウントが必要です。
このため、MacとWindowsの両方で同じ会話の履歴を使いたい場合は、最初からMicrosoftアカウントでサインインしておくと迷いません。MacでApple IDを使って始めた後に、WindowsでMicrosoftアカウントを使うと、別のアカウントとして扱われ、会話の続きが見つからないことがあります。
iPhoneでは、App Storeから「Microsoft Copilot」のアプリを入れて使えます。外出先でiPhoneから質問し、自宅に戻ってからMacで続きを確かめる、という使い方もできます。どの機器でも、画面に表示されているアカウントが同じかどうかを確かめるのが、履歴を見失わないための基本です。
Macで快適に使うための小さな工夫
Mac版のアプリを毎日使うなら、いくつかの設定を整えておくと快適になります。
まず、呼び出しのショートカットです。初期設定のOption+Spaceは、ほかのランチャーアプリや文字入力の切り替えと重なることがあります。押しても別のアプリが反応する場合は、Copilotアプリの「アカウント」から「キーボードショートカット」を開き、ほかと重ならない組み合わせに変えましょう。使わない場合は、ショートカットそのものをオフにもできます。
次に、外観です。夜に作業する人は、Macの外観設定に合わせる「自動」のままにしておくと、画面の明るさが周りのアプリとそろい、目が疲れにくくなります。
さらに、回答の見直しです。公式ヘルプでは、回答ごとに付いている高評価と低評価のボタンで、うまくいったことやそうでないことをMicrosoftに伝えられると説明されています。期待と違う回答が続くときは、質問の書き方を見直すのと合わせて使ってみてください。
最後に、通知や常駐の扱いです。使わない時間帯はアプリを終了しておけば、誤ってショートカットを押して小さなウィンドウが開くこともありません。作業の集中を妨げない形で取り入れるのが、長く使い続けるコツです。
個人用アカウントと職場のアカウントでの違い
Copilotは、サインインするアカウントの種類によって、回答に使う情報が変わります。仕事で使う前に、ここを理解しておくことが大切です。
Microsoftの公式ヘルプでは、職場または学校のアカウントでサインインしている場合、Copilot ChatはWebの情報だけでなく、組織のチャット、メール、ファイルといったデータも使うと説明されています。チャットの上部に「Work IQ」という切り替えがあり、オンにすると組織のファイルやメール、Teamsの会議などの情報を使って回答し、オフにするとMicrosoft 365のデータを使わず、Webの情報だけで回答します。公式ヘルプでは、Copilotは利用者がすでにアクセスを許可されている作業内容だけを使うと説明されています。
一方、個人用のMicrosoftアカウントでサインインしている場合は、組織のデータではなく、OneDriveのファイルやOutlook.comのメール、Webなど、利用者自身の内容を使います。Work IQの切り替えはありません。
在宅で複数の取引先と仕事をしている人の場合、取引先から職場のアカウントを発行されていることがあります。そのアカウントでCopilotを使うと、取引先の組織のデータが回答に使われる可能性があります。どのアカウントで、どの情報を扱っているのかを、常に意識しておく必要があります。
職場のアカウントで使える3つの画面
職場または学校のアカウントでサインインした場合、画面の構成は個人用とは少し異なります。Microsoftの公式ヘルプによると、サインインすると左側のナビゲーションに、新しいチャット、検索、ライブラリ、エージェントとスキル、ノートブックと並んで、3つの使い方が表示されます。
1つ目は「Chat」です。会話形式で質問と回答、要約、下書きを行う、いちばん基本の使い方です。
2つ目は「Cowork」です。いくつもの手順が必要な長い作業をCopilotに引き渡し、自分で最後まで進めてもらう使い方とされています。何度も同じ指示を繰り返さずに済むので、まとまった作業を任せたいときに使います。
3つ目は「コード」です。プログラミングの手助けを求めるときの画面です。
また、職場のアカウントでは、ブラウザだけでなく、Microsoft 365のアプリやTeams、Outlookなど、普段使っているアプリの中からCopilotを使えると説明されています。WordやExcelを使っている最中に、その場で文章の手直しや表の整理を頼める、ということです。どの機能が使えるかは、組織が契約しているプランや管理者の設定によって変わるので、使えない機能がある場合は組織の管理者に確かめてください。
在宅で企業の仕事を受けている人が、取引先から職場のアカウントを発行されている場合は、その組織のルールに沿って使うことが前提です。自分の判断で、組織のアカウントを個人の作業に使うことは避けましょう。
回答の質を上げる質問の書き方
Copilotは、質問の書き方ひとつで回答の質が大きく変わります。Microsoftの公式ヘルプでは、よい質問(プロンプト)に含めたい要素として、次の4つが挙げられています。
| 要素 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 目標 | 達成したいこと | 取引先への提案メールを書きたい |
| 対象 | 関連する背景 | 先週の打ち合わせで出た要望への返事である |
| 詳細 | 具体的な条件 | 300字程度、丁寧だが堅すぎない言葉で |
| データ | 使ってほしい材料 | 打ち合わせのメモの内容 |
たとえば「メールを書いて」とだけ頼むより、「先週の打ち合わせで先方から出た納期の相談への返事として、300字程度で、丁寧だが堅すぎない言葉で、来月10日までなら対応できると伝えるメールを書いて」と頼むほうが、手直しの少ない下書きが返ってきます。
公式ヘルプでは、最初の結果に満足せず、繰り返し絞り込むことも勧められています。Copilotは会話形式なので、「もう少し短く」「箇条書きにして」「2つ目の段落を詳しく」のように続けて頼めば、少しずつ求める形に近づけられます。職場のアカウントでは、スラッシュ(/)を入力してからファイルや人、会議の名前を入れると、Copilotに参照してほしい情報を指定できるとも説明されています。
質問を書くときに避けたいのは、取引先や顧客を特定できる情報を不用意に入れることです。名前や連絡先が不要な依頼なら、「A社」「担当者」のように置き換えてから入力すると、情報漏れの心配を減らせます。
Copilotが起動しないときに確かめること
Mac版のアプリが起動しない、サインインできないといった相談は、Microsoftのコミュニティにも寄せられています。確かめる順番を整理します。
1. macOSの版を確かめる
App Storeの互換性の欄では、macOS 14.0以降が必要とされています。それより古い版のMacでは、アプリを入れられないか、正しく動かないことがあります。Appleメニューの「このMacについて」で版を確かめ、必要ならmacOSを更新します。
2. Macのチップを確かめる
コミュニティの回答では、Apple M1チップ以降の要件に触れられていました。「このMacについて」の画面で、チップの欄に「Apple M1」などと表示されているか、プロセッサの欄に「Intel」と表示されているかを確かめます。Intelのチップを積んだMacで動かない場合は、ブラウザ版を使います。
3. アプリとmacOSを最新にする
App Storeの「アップデート」で、Copilotアプリに更新が来ていないかを確かめます。古いアプリのままだと、サインインの仕組みの変更に対応できず、うまく動かないことがあります。
4. 別のアカウントで試す
職場のアカウントでサインインできない場合は、組織の管理者がCopilotの利用を制限している可能性があります。個人用のアカウントでは使えるか試してみると、原因を切り分けられます。職場のアカウントの設定は、組織の管理者に相談します。
5. ブラウザ版に切り替える
それでも起動しない場合は、ブラウザ版を使うのが確実です。コミュニティでも、次のように案内されています。
●従って、Copilot Webアプリ( https://copilot.microsoft.com )を利用しておいたらどうでしょう。 出典: learn.microsoft.com
ブラウザ版なら、アプリの互換性を気にせずに、Macでも同じアカウントの会話の続きを使えます。
仕事で使うときに気をつけたいこと
Copilotは仕事の効率を大きく上げてくれる一方で、使い方を誤ると、情報の取り扱いで問題を起こすことがあります。在宅で業務委託の仕事を受けている人は、特に次の点に気をつけてください。
取引先の情報を入力してよいか確かめる
取引先から受け取った資料、顧客の個人情報、まだ公表されていない新商品の情報などを、そのままAIに入力してよいかは、取引先との契約や秘密保持の取り決め(NDA)によって変わります。NDAとは、仕事で知った秘密を外に漏らさないと約束する契約のことです。AIの利用について明記されていない場合でも、迷ったら事前に取引先に確かめるのが安全です。
AIの回答をそのまま納品しない
Microsoftの公式ヘルプでも、AIは開発の初期段階にあり、問題が起きる場合があるため、生成された内容を確認することが重要だと書かれています。数字、固有名詞、制度の説明などは、必ず一次資料で確かめてから使います。AIが作った文章をそのまま納品して誤りがあれば、責任を問われるのは受け手です。
使ったことを伝えるかどうかを決めておく
文章やデザインの仕事では、AIを使ったかどうかを依頼者に伝えるべきか迷う場面があります。依頼の条件にAIの利用についての取り決めがあればそれに従い、ない場合は、どの工程でAIを使ったかを説明できるようにしておくと、信頼を損ねずに済みます。
費用の支援制度を確かめる
在宅で働く環境を整えるための費用には、国の支援制度が使える場合があります。事業者向けのテレワークの支援策はテレワーク 助成金 2026で整理されているので、人を雇っている事業者は確認しておくとよいでしょう。
在宅の仕事でCopilotを生かす場面
Copilotを在宅の仕事に取り入れると、作業時間の短縮につながる場面がいくつかあります。
文章の下書きと推敲
提案書やメールの下書き、記事の構成案づくりなど、ゼロから書くのに時間がかかる作業で役立ちます。下書きを作ってもらい、自分の言葉で書き直す使い方が基本です。Option+Spaceで呼び出せるアプリ版は、文章を書いている途中で言い回しを相談するのに向いています。
資料の要約
長い資料や議事録を短くまとめる作業も得意です。ただし、要約で落ちた情報が重要なこともあるので、大事な判断に使うときは元の資料も確認します。
Macの操作の相談
Mac版のCopilotは、使っているmacOSの版に合わせて操作方法を答えてくれます。新しい作業環境に慣れるまでの間、操作で迷ったときの相談相手として使えます。
見積もりと作業計画づくり
業務委託の仕事では、依頼を受ける前に作業時間を見積もる場面がよくあります。依頼内容を箇条書きにしてCopilotに渡し、「この作業を工程に分けて、それぞれにかかりそうな時間の目安を挙げて」と頼むと、見落としていた工程に気づけることがあります。たとえば、記事の執筆なら構成、調べもの、執筆、推敲、画像の選定、入稿といった工程が並びます。出てきた目安はあくまで参考で、自分の過去の実績と照らし合わせて調整しますが、工程の抜けを防ぐ確認表として役立ちます。
作業の計画を立てるときも同じです。締め切りまでの日数と1日に使える時間を伝えると、日ごとの作業の割り振りの案を作ってくれます。在宅では作業の区切りがあいまいになりがちなので、こうした計画を最初に作っておくと、納期の直前に慌てることが減ります。
職種別の使い方の例
在宅で多い職種ごとに、Copilotへの頼み方の例を挙げます。どの例でも、最後は自分の目で確かめてから使うのが前提です。
ライターの場合は、記事の構成案を複数出してもらい、その中から読者に合うものを選んで自分で組み直す使い方が向いています。見出しの言い回しを10通り出してもらい、比べて選ぶのも効率的です。ただし、制度や数字の説明はAIの回答に頼らず、必ず一次資料で確かめます。
デザイナーの場合は、依頼者の要望を整理して、デザインの方向性を言葉にする作業に使えます。「若い女性向けの化粧品のLPで、清潔感と親しみやすさを両立させたい」といった要望から、色の方向性や写真の雰囲気の候補を挙げてもらい、提案資料のたたき台にします。デザイナーの報酬の傾向はデザイナーの年収・単価相場で確かめられます。
事務やアシスタントの仕事では、議事録の要約、メールの下書き、表の整理に使えます。Excelの関数の書き方を尋ねると、使いたい処理に合った式を提案してくれるので、表計算に不慣れな人の助けになります。
エンジニアの場合は、エラーの意味を尋ねたり、短いコードの書き方を相談したりするのに使えます。職場のアカウントでは「コード」の画面も用意されています。生成されたコードは、動かして確かめてから使います。
AIの活用を支援する仕事
AIを業務に取り入れたい企業は増えており、AIの使い方を教えたり、業務の流れに組み込んだりする仕事も生まれています。どんな仕事があるかはAIコンサル・業務活用支援のお仕事にまとまっています。AIとマーケティング、セキュリティにまたがる仕事はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で見渡せます。
ブラウザ版をアプリのように使いたいときの選択肢
Mac版のアプリが手元のMacで動かない、あるいはブラウザ版でしか使えない機能を使いたいけれど、ブラウザのタブに埋もれさせずに独立したアプリとして使いたい。こうした場合は、Webサイトを独立したMacのアプリに変える道具を使う方法があります。その1つが「Kagemusha」です。
公式サイトによると、KagemushaはWebサイトを独立したmacOSのアプリに変える道具で、macOS 12以降に対応しています。Chrome、Microsoft Edge、Braveなど7つのブラウザエンジンから選べるため、Copilotのブラウザ版をMicrosoft Edgeのエンジンでアプリにする、といった使い方ができます。アプリごとにブラウザのプロファイルが分かれ、Cookieやログイン状態が別々に保たれるので、個人用のアカウントと仕事用のアカウントでCopilotを別々のアプリとして使い分けることもできます。Chromeのウェブストアの拡張機能も、そのまま動きます。
料金は、3つのアプリまで無料で作成でき、すべての機能を使えます。4つ以上のアプリを作る場合は、買い切りのProが3,980円(税込)です。
Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
運営者として見てきた、AIを味方にする人の共通点
フリーランスと在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から言えば、AIの道具が増えても、仕事が続く人の条件は大きく変わっていません。依頼者の意図をくみ取り、約束した品質と納期を守る人が、継続して選ばれています。変わったのは、その品質を短い時間で出せるようになったことです。Copilotのような道具で下書きや要約の時間を減らし、浮いた時間を確認や依頼者とのやり取りに回せる人は、評価を上げやすくなっています。
もう1つ見えているのは、作業が速くなるほど、手取りの構造が収入に響くようになるということです。同じ時間でこなせる仕事が増えても、1件ごとに仲介の手数料が差し引かれれば、受け手に残る金額は伸び悩みます。依頼者と受け手が直接やり取りできる手数料0%の仕組みなら、AIで生まれた効率の分が、そのまま受け手の手取りと依頼者の予算の余裕になります。Mac向けのアプリや業務の仕組みを作る仕事はアプリケーション開発のお仕事で紹介されており、AIを使いこなす力を生かせる場面は今後も広がっていきます。
よくある質問
Q. Microsoft CopilotのMac版は無料で使えますか?
Mac App StoreのMicrosoft Copilotアプリは無料で入手でき、Microsoft 365の有料プランを契約していなくても基本の会話を使えます。有料プランを契約すると使える機能や回数が広がることがあるので、契約を検討する場合はMicrosoftの公式ページで最新の内容を確かめてください。
Q. Mac版のCopilotに必要な環境は何ですか?
Mac App Storeの日本の掲載では、macOS 14.0以降が必要とされています。Macの版は、Appleメニューの「このMacについて」で確かめられます。アプリが入れられない、または動かない場合は、ブラウザで copilot.microsoft.com を開けば、同じアカウントでCopilotを使えます。
Q. Mac版のアプリとブラウザ版はどう違いますか?
アプリ版は、Option+Spaceのショートカットでどこからでも呼び出せ、Macの外観設定に合わせた表示や、Macの操作についての回答に対応しています。一方、公式ヘルプによると、Copilotページ(会話の内容をページにまとめる機能)とDeep Research(時間をかけて深く調べる機能)はmacOSでまだ使えないため、これらはブラウザ版で使います。
Q. 仕事の資料をCopilotに入力しても大丈夫ですか?
取引先の資料や顧客の個人情報を入力してよいかは、取引先との契約や秘密保持の取り決めによって変わります。迷ったら事前に取引先に確かめるのが安全です。また、職場のアカウントでは組織のデータが回答に使われることがあるため、どのアカウントでサインインしているかも確認しましょう。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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