25分勉強して5分休憩するアプリの選び方と、勉強時間の記録の残し方


この記事のポイント
- ✓25分勉強して5分休憩するアプリの選び方を
- ✓iPhone標準のタイマーと集中モード
- ✓Focus To-Do
資格の勉強や受験勉強を続けたいのに、机に向かっても30分ともたずにスマートフォンを触ってしまう。そんなときに試す人が多いのが、25分勉強して5分休憩するリズムです。このリズムを助けるアプリはたくさんあり、どれを選べばよいのか迷う人も多いはずです。
結論から書くと、25分と5分のリズムを作るだけなら、スマートフォンに最初から入っているタイマーで十分です。専用のアプリを選ぶ意味があるのは、「勉強時間を自動で記録したい」「スマートフォンを触らない仕組みがほしい」「科目ごとの時間を振り返りたい」のどれかに当てはまるときです。何を求めるかで、選ぶアプリが変わります。
この記事では、25分勉強と5分休憩のリズムの基本、アプリを選ぶ前に決めておくこと、代表的なアプリの特徴、勉強時間の記録の残し方と振り返り方を順番に整理します。週の勉強の計画を時間割の形で立てたい人には、時間割ボードやカンバンボードを5人まで無料で使えるPinatecaという選択肢もあります。
25分勉強して5分休憩するリズムとは
25分集中して5分休むリズムは、ポモドーロ・テクニックと呼ばれる時間の使い方がもとになっています。ポモドーロとはイタリア語でトマトのことで、考案者がトマトの形をしたキッチンタイマーを使っていたことから、この名前がついたといわれています。
基本の流れは次のとおりです。
- やることを1つ決める
- タイマーを25分にして、その作業だけに集中する
- タイマーが鳴ったら、5分休む
- これを4回繰り返したら、15分から30分ほどの長めの休憩を取る
25分を1つの単位として数えるので、「今日は4単位勉強した」「この問題集は8単位で終わった」というように、勉強の量を時間の塊で把握できるのが特徴です。
| 区切り | 時間 | やること |
|---|---|---|
| 集中 | 25分 | 決めた1つのことだけに取り組む |
| 短い休憩 | 5分 | 席を立つ、目を休める、水を飲む |
| 4回ごとの長い休憩 | 15〜30分 | しっかり休んで頭を切り替える |
なぜ25分と5分なのか
25分という長さは、「これだけなら頑張れる」と思える短さと、ある程度まとまった作業ができる長さの、ちょうど中間にあります。60分の勉強を始めるのは気が重くても、25分なら始めやすくなります。そして、終わりの時刻が決まっているので、途中で気が散りそうになっても「あと10分だけ」と踏みとどまりやすくなります。
5分の休憩には、疲れがたまる前に小さく休むことで、集中を長く保つ狙いがあります。疲れ切ってから休むより、疲れる前に休むほうが、次の25分に入りやすくなります。
25分にこだわらなくてよい
25分と5分は目安で、決まりではありません。暗記のように短い時間で区切りやすい勉強なら15分、問題を解く途中で区切りたくない勉強なら50分と10分、というように、自分に合う長さに変えて構いません。大切なのは、「集中する時間」と「休む時間」を前もって決め、タイマーに任せることです。
アプリを選ぶ前に決めておく3つのこと
アプリを探し始める前に、次の3つを決めておくと、選び方に迷いません。
1つ目:タイマーだけでよいか、記録もほしいか
25分と5分の切り替えだけなら、標準のタイマーで十分です。一方で、「今週は何時間勉強したか」「どの科目に時間をかけたか」を残したいなら、記録の機能があるアプリを選びます。
2つ目:スマートフォンを触らない仕組みが要るか
勉強中についスマートフォンを触ってしまう人は、触ると記録が途切れる、ほかのアプリを開けなくする、といった仕組みのあるアプリが向いています。逆に、自分で我慢できる人には、こうした仕組みはかえって煩わしく感じられます。
3つ目:どの端末で使うか
スマートフォンだけで使うのか、パソコンでも使いたいのかを決めておきます。パソコンで勉強や作業をする人は、パソコンとスマートフォンで記録が同期されるアプリを選ぶと、記録が1か所にまとまります。
| 求めること | 向いている選択肢 |
|---|---|
| 25分と5分の切り替えだけ | 標準のタイマー |
| 勉強時間を記録して振り返りたい | 記録と統計の機能があるアプリ |
| スマートフォンを触らないようにしたい | 触ると記録が止まる、ほかのアプリを制限できるアプリ |
| やることの一覧と組み合わせたい | タスク管理の機能があるアプリ |
まずは標準のタイマーで試す
専用のアプリを入れる前に、スマートフォンに最初から入っているタイマーで、25分と5分のリズムを1週間試してみることをおすすめします。リズムそのものが自分に合うかどうかを、余計な機能に気を取られずに確かめられるからです。
iPhoneの「時計」でタイマーを設定する
Appleの公式ガイドによると、iPhoneの時計アプリでは、時間の長さを決めたカスタムタイマーを設定でき、ラベルで名前をつけたり、終了時の音を選んだりできます。ほかのアプリを開いたり、iPhoneがスリープになったりしても計測は続き、タイマーが終わると、どのアプリを使っていても画面の上部に通知が出ます。
25分と5分のリズムで使う手順は次のとおりです。
- 時計アプリを開き、「タイマー」をタップする
- 時間を25分にし、ラベルに「勉強」と入力して開始する
- 終わったら、5分のタイマーをラベル「休憩」で開始する
- 2回目からは、「最近の項目」に表示される25分と5分のタイマーを選ぶだけで始められる
ガイドでは、一度設定したカスタムタイマーが「最近の項目」の下に表示され、いつでも同じタイマーを使えると説明されています。詳しくはAppleの「iPhoneの『時計』でタイマーを設定する」で確かめられます。
通知を止める集中モードを組み合わせる
タイマーだけでは、勉強中に届く通知で集中が途切れます。iPhoneの集中モードを使うと、通知を一時的に止められます。Appleの公式ガイドでは、集中モードを次のように説明しています。
集中モードは、気を散らすものをできるだけ減らして作業に集中できるようにする機能です。特定のアクティビティに集中したい場合は、用意されている集中モードのオプション(「仕事」、「パーソナル」、「睡眠」など)をカスタマイズしたり、カスタム集中モードを作成したりできます。 出典: Apple サポート「iPhoneで集中モードを設定する」
設定アプリの「集中モード」から、勉強用の集中モードを作り、通知を許可する連絡先やアプリを選べます。家族からの連絡だけは届くようにしておく、といった設定もできます。さらに「スケジュールを追加」で、決まった時間に自動でオンになるようにしておけば、毎晩の勉強の時間に手で切り替える手間もなくなります。
Androidのスマートフォンにも、時計アプリのタイマーや、通知を止める機能があります。端末によって名前や操作が違うので、使っている端末のメーカーの案内で確かめてください。
専用のアプリを選ぶ5つのポイント
標準のタイマーで1週間試して、リズムが自分に合うと分かったら、目的に合わせて専用のアプリを検討します。選ぶときは次の5つのポイントを確かめます。
ポイント1:集中と休憩の長さを変えられるか
25分と5分のままで使い続ける人は意外と少なく、慣れてくると長さを変えたくなります。集中の時間、短い休憩、長い休憩の長さを自由に変えられるかを確かめます。
ポイント2:休憩のあとに自動で次が始まるか
集中と休憩を自動で切り替えてくれる機能があると、タイマーを操作する手間が減ります。一方で、自動で始まると休憩を延ばしにくいので、自分で開始のボタンを押したい人もいます。どちらにも設定できるものが便利です。
ポイント3:記録を科目や作業ごとに分けられるか
「英語」「数学」「過去問」のように、科目や作業ごとに時間を分けて記録できると、振り返りのときにどこに時間をかけたかが分かります。
ポイント4:記録をグラフで振り返れるか
日ごと、週ごと、月ごとの勉強時間をグラフで見られると、自分のペースがつかめます。曜日ごとの傾向が見られると、「平日の夜は集中が続かない」といった気づきにもつながります。
ポイント5:無料でどこまで使えるか
多くのアプリは無料で始められますが、記録の保存期間や統計の機能、端末の間の同期が有料になっていることがあります。無料の範囲で自分の目的が果たせるかを、アプリの説明で確かめてから使い始めます。
代表的なアプリの特徴
ここでは、App Storeの公式の説明で機能を確かめた、代表的なアプリを紹介します。いずれも無料で入れられますが、一部の機能が有料のものもあるので、使う前にアプリの説明を確かめてください。
Focus To-Do:タイマーとやることの一覧を1つに
Focus To-Doは、ポモドーロのタイマーとタスク管理を組み合わせたアプリです。App Storeの説明によると、使い方は「完了したいタスクを決める」「25分のタイマーで集中する」「終わったら5分休む」という流れで、タイマーと休憩の長さは調整でき、短い休憩と長い休憩、連続モードも使えます。
タスクごとに必要なポモドーロの数を設定できるので、「この問題集の第3章は4単位」のように、勉強の量を見積もる使い方に向いています。完了したタスクと集中した時間は統計のレポートで振り返れ、iPhone、Mac、iPad、Apple Watchのあいだで同期できると説明されています。やることの一覧とタイマーを1つのアプリにまとめたい人に合います。
Forest:スマートフォンを触らない仕組みがほしい人に
Forestは、集中しているあいだにアプリの中で木が育ち、途中でやめると木が枯れる、という仕組みの集中タイマーです。App Storeの説明では、集中しているあいだに気が散るアプリをブロックする許可リストを作れる機能(iOS 16以降)や、タグごとの統計、週・月・年の集中の履歴を振り返る機能が紹介されています。有料のForest Plusもあります。
「スマートフォンから離れていれば木が育つ」という分かりやすさがあるので、勉強中についスマートフォンを触ってしまう人に向いています。
集中:科目ごとの記録と振り返りに
「集中」は、ポモドーロ・テクニックをもとにした日本の集中アプリです。App Storeの説明によると、作業用と休憩用のタイマーを自由に設定でき、科目や仕事の内容ごとに作業を分類して時間を記録し、集中度や曜日ごとのグラフで振り返れます。
科目ごとの勉強時間を分けて残したい受験生や、資格の勉強の時間を記録したい社会人に向いています。
| アプリ | 向いている人 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 標準のタイマー | まずリズムを試したい人 | 追加の費用なし、操作が少ない |
| Focus To-Do | やることの一覧とタイマーをまとめたい人 | タスクごとのポモドーロ数、統計、複数端末の同期 |
| Forest | スマートフォンを触ってしまう人 | 木が育つ仕組み、気が散るアプリのブロック |
| 集中 | 科目ごとの時間を残したい人 | 作業の分類、曜日ごとのグラフ |
正直なところ、どのアプリを選ぶかより、毎日同じアプリで記録を続けることのほうが、結果には大きく効きます。いくつも試して記録が分散すると、振り返りができなくなります。1つ決めたら、少なくとも1か月は使い続けてから評価するのがおすすめです。
1日のどの時間に25分の単位を入れるか
25分の単位を1日のどこに入れるかで、続けやすさが変わります。働きながら勉強する人を例に、時間帯ごとの向き不向きを整理します。
| 時間帯 | 向いている勉強 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 朝の出勤前 | 暗記、新しい内容の読み込み | 起きる時刻を固定しないと続かない |
| 通勤や昼休み | 単語や用語の確認など短い勉強 | 25分を取れないときは15分の単位にする |
| 夜の帰宅後 | 問題演習、復習 | 疲れている日は単位数を減らしてよい |
| 休日 | 過去問、模擬試験のようなまとまった勉強 | 4回ごとの長い休憩を必ず取る |
朝は、前日の疲れが抜け、通知も少ない時間です。新しい内容を覚える勉強に向いています。夜は、1日の疲れがあるので、新しい内容より、解いたことのある問題の復習のほうが進みやすくなります。
大切なのは、毎日同じ時間帯に最初の1単位を入れることです。「朝のコーヒーを入れたら1単位」「夕食の片づけが終わったら1単位」のように、毎日の決まった行動のあとに勉強を始める合図を決めておくと、やる気に頼らずに始められます。
5分の休憩の過ごし方
25分と5分のリズムで意外と難しいのが、5分の休憩です。休憩のつもりでスマートフォンを開き、気がつくと15分たっていた、という失敗はよくあります。
休憩でやると良いこと
・席を立って体を伸ばす
・窓の外など、遠くを見て目を休める
・水やお茶を飲む
・次の25分でやることを1つ確かめる
休憩で避けたいこと
・SNSや動画を見る(5分で切り上げにくい)
・メールやメッセージに返信する(考えごとが始まってしまう)
・別の勉強を始める(休憩にならない)
休憩の5分にもタイマーをかけるのがコツです。「休憩が終わったら次を始める」という合図があると、休憩を延ばしにくくなります。
4回ごとの長い休憩
4回の集中、つまり2時間ほど勉強したら、15分から30分ほどの長い休憩を取ります。軽く食事をする、散歩をする、家事を1つ片づけるなど、頭を勉強から離す時間にします。長い休憩を取らずに続けると、後半の集中が落ち、結局は勉強の効率が下がります。
勉強時間の記録の残し方
25分と5分のリズムの大きな利点は、勉強の量を時間の塊として記録しやすいことです。記録を残すと、自分のペースが分かり、計画の見直しにも使えます。
記録する項目
記録は、次の4つの項目があれば十分です。
| 項目 | 記録する内容 | 例 |
|---|---|---|
| 日付 | 勉強した日 | 10月14日 |
| 科目や内容 | 何を勉強したか | 簿記の仕訳の問題 |
| 単位数 | 25分の集中を何回したか | 4単位 |
| 一言のメモ | 進んだ範囲や気づき | 第3章の問題を20問、仕訳の向きを2問間違えた |
アプリを使えば、日付と時間は自動で記録されます。科目の分類とメモだけを自分で入れる形にすると、記録の手間がほとんどかかりません。
紙やスプレッドシートで記録する場合
アプリを使わずに記録する場合は、手帳やノートに、日付と科目と単位数を1行で書きます。25分ごとに正の字を1画ずつ書いていく方法も、手軽で続けやすい方法です。スプレッドシートに記録すれば、週ごとの合計や科目ごとの割合を関数で出せます。
時間だけでなく「進んだ範囲」も残す
勉強時間だけを記録していると、「たくさん勉強したのに進んでいない」ことに気づけません。単位数と一緒に、問題集の何ページまで進んだか、何問解いたかを残しておくと、1単位あたりにどれだけ進めるかが分かり、試験日までの計画を立てやすくなります。
記録の振り返り方
記録は、見返して計画に生かしてはじめて意味があります。週に1回、10分ほど振り返りの時間を取ります。
週ごとの振り返りで見ること
- 1週間の合計の単位数は、目標に届いたか
- 科目ごとの時間の割合は、計画どおりか
- 集中が続いた日と続かなかった日に、どんな違いがあったか
- 1単位あたりに進んだ量は、先週と比べてどうか
振り返りから計画を直す
たとえば、平日の夜は2単位しかできていないのに、計画では4単位にしていたなら、計画の側を直します。朝に1単位を移す、休日に単位を寄せる、といった調整をします。計画を守れなかったことを責めるより、守れる計画に直すほうが、勉強は長続きします。
編集部でマーケティングの仕事をしている書き手は、資格の勉強をしていた時期、最初は勉強時間だけを記録していたそうです。週に15時間勉強しているのに、模擬試験の点数が伸びないことに悩み、記録を見直したところ、ほとんどの時間を得意な分野の問題を解き直すことに使っていたことが分かりました。科目ごとに時間を分けて記録するようにしてから、苦手な分野に時間が足りていないことが一目で分かるようになり、配分を変えたといいます。記録は「どれだけやったか」より「何にやったか」を見るためにある、と気づいた経験だったそうです。
勉強の計画を時間割とボードで管理する
25分の単位で勉強の量が分かるようになると、次に必要になるのが、1週間の計画です。どの曜日のどの時間に、何を何単位勉強するかを決めておくと、毎日「今日は何をしよう」と迷う時間がなくなります。
1週間の時間割を作る
学校の時間割のように、曜日と時間の枠を作り、そこに科目を入れていきます。
| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 朝 6:30〜7:25 | 単語(2単位) | 単語(2単位) | 単語(2単位) | 単語(2単位) | 単語(2単位) | 休み |
| 夜 21:00〜22:00 | 問題集(2単位) | 問題集(2単位) | 復習(2単位) | 問題集(2単位) | 休み | 過去問(6単位) |
時間割を作るときは、すべての枠を埋めないことが大切です。週に1日は休みの日、または予備の日を作っておくと、予定が崩れた週でも取り返せます。
勉強の範囲をカンバンで管理する
問題集の章や、覚える単元を「まだ」「取り組み中」「1回解いた」「仕上がった」のような列に並べて管理すると、試験までにどれだけ残っているかが一目で分かります。紙の付箋とホワイトボードでもできますが、アプリを使えば外出先でも確かめられます。
時間割とカンバンを1か所で使える Pinateca
勉強の計画をボードで管理したい場合の選択肢の1つが、Pinateca(ピナテカ)です。Pinatecaの公式サイトによると、カンバン、ガント、カレンダー、リスト、ディスカッション、グリッド、時間割、リソースの8種類のボードが使えます。
時間割ボードは、曜日と時限で週の枠を埋めるためのボードで、上の表のような1週間の勉強の時間割を作るのに向いています。カンバンボードでは、問題集の章をカードにして、進み具合の列へ動かせます。カレンダーボードを使えば、試験日や模擬試験の日から逆算した予定も一緒に見られます。
勉強会の仲間や、資格の勉強をしている同僚とボードを共有すれば、お互いの進み具合を見ながら励まし合うこともできます。料金は5人まで無料で、無料のプランでも8種類のボードとチャットがすべて使えると案内されています。始め方はPinatecaの紹介ページで確かめられます。
Pinatecaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
タイマーのアプリで25分の単位を記録し、ボードで1週間の計画と進み具合を管理する、という組み合わせにすると、「今日何をするか」と「試験までにどこまで進んだか」の両方が見えるようになります。
試験日から逆算して、必要な単位数を決める
25分の単位で勉強を数えられるようになったら、試験日までに必要な量を単位数で見積もってみましょう。漠然と「毎日頑張る」より、「1日に何単位」と決めたほうが、続けやすく、遅れにも早く気づけます。
見積もりの手順
- 試験までに終えたい教材と範囲を書き出す(テキスト1冊、問題集1冊、過去問3年分など)
- それぞれを1単位でどれだけ進められるかを、最初の数日の記録から測る
- 教材ごとに必要な単位数を出し、合計する
- 合計を、試験日までの勉強できる日数で割り、1日あたりの単位数を出す
- 見直しと予備のために、全体の2割ほどを上乗せする
たとえば、問題集が300問あり、1単位で10問進めるなら、問題集だけで30単位です。テキストの通読に20単位、過去問に30単位かかるとすれば、合計80単位になります。2割の予備を含めて96単位、試験まで8週間なら、1週間あたり12単位、1日あたり2単位ほどが目安になります。
見積もりは毎週直す
最初の見積もりは、たいてい外れます。苦手な分野は1単位で進める量が少なく、得意な分野は多くなるからです。週に1回の振り返りで、1単位あたりに進んだ量を確かめ、残りの単位数を計算し直します。早めに見積もりを直せば、試験の直前に慌てることを防げます。
パソコンで勉強や作業をするときの使い方
オンライン講座の視聴や、プログラミング、文書作成のように、パソコンで勉強や作業をする人も多いはずです。その場合は、パソコンとスマートフォンのどちらでタイマーを動かすかを決めておきます。
スマートフォンでタイマーを動かす場合は、スマートフォンを手の届かない場所に移し、タイマーの音だけを聞くようにすると、スマートフォンを触るきっかけを減らせます。パソコンで記録まで済ませたい場合は、パソコンとスマートフォンで記録が同期されるアプリを選ぶと、どちらで勉強しても記録が1か所にまとまります。たとえばFocus To-Doは、App Storeの説明でiPhone、Mac、iPadのあいだの同期に対応していると案内されています。
パソコンでの勉強中は、ブラウザのタブやメールの通知も集中を妨げます。25分のあいだは、勉強に使うタブ以外を閉じ、メールソフトを終了しておくだけでも、気が散る回数が減ります。
家族や同居人がいる家で集中する工夫
家で勉強する人にとって、家族や同居人の生活の音や声かけは避けられません。25分のリズムを家族にも知ってもらうと、中断が減ります。
・勉強を始めるときに「25分だけ集中するね」と一声かける
・タイマーの残り時間が見えるように、机の上にキッチンタイマーを立てる
・急ぎでない用事は、5分の休憩のときにまとめて聞く
・子どもが小さい家では、昼寝や就寝のあとの時間を勉強の時間に充てる
家族に「25分たったら話を聞ける」と伝わっていると、声をかける側も待ちやすくなります。区切りがはっきりしていることは、自分の集中のためだけでなく、家族とのやり取りを穏やかにする効果もあります。
25分と5分が合わないときの見直し方
しばらく続けても、25分と5分のリズムが合わないと感じる人もいます。そのときは、リズムそのものをやめる前に、次の点を見直してみてください。
25分が短すぎると感じる場合
問題を解いている途中でタイマーが鳴り、流れが切れてしまう場合は、集中の時間を40分や50分に延ばし、休憩を10分にします。長い文章を読む勉強や、計算の多い問題では、長めの区切りのほうが合うことがあります。
25分も集中が続かない場合
スマートフォンが気になって25分もたない場合は、まず15分から始めます。15分を続けられるようになったら、20分、25分と少しずつ延ばします。最初から長い時間に挑むより、短い時間で「できた」を積み重ねるほうが、習慣になりやすくなります。
休憩から戻れない場合
休憩のあとに勉強に戻れない場合は、休憩の前に「次の25分で最初にやること」をメモしておきます。戻ったときに何から始めるかが決まっていると、腰を上げやすくなります。
家族や仕事の都合で中断が多い場合
家にいると、家族に声をかけられたり、仕事の連絡が入ったりして、25分を確保できないこともあります。その場合は、朝の早い時間や、家族が寝たあとの時間など、中断の少ない時間を見つけて、その時間だけをリズムで使います。1日中続ける必要はありません。
在宅で働く人にとっての、25分のリズム
最後に、在宅で働く人の視点から、25分のリズムの使い方を考えます。
25分と5分のリズムは、勉強だけでなく、在宅での仕事にもそのまま使えます。家では、仕事と生活の境目があいまいになり、気づくと集中が途切れていることがよくあります。25分の単位で仕事を区切ると、1日にどれだけ集中して働けたかが数字で分かり、見積もりや請求の根拠にもなります。テレワークの環境を整えるときに使える国の支援については、テレワーク 助成金 2026で整理されています。
勉強の成果を仕事につなげたい人は、どんな在宅の仕事があるかも見ておくとよいでしょう。アプリの画面の設計に関わる仕事はUI/UX・アプリデザインのお仕事、アプリそのものを作る仕事はアプリケーション開発のお仕事で、仕事の中身と求められる力が整理されています。
在宅ワークとフリーランスの市場を20年運営してきた立場から見ると、在宅で長く仕事が続く人ほど、自分の集中の波を知っています。午前は企画、午後は作業、夕方は連絡、というように、集中が必要な仕事を自分がいちばん集中できる時間に入れている人は、同じ時間でも成果が違います。25分の記録は、その波を知るためのいちばん手軽な方法です。
また、仲介の手数料がかからない直接の取引では、依頼する側は同じ予算でより多くを頼め、受ける側の手取りは厚くなります。手数料0%で直接つながる関係では、作業の時間を正直に示せることが、適正な報酬の話し合いにつながります。25分の単位で時間を記録する習慣は、勉強を続ける力になるだけでなく、自分の仕事の量を説明する力にもなります。
よくある質問
Q. 25分勉強して5分休憩するのに専用のアプリは必要ですか?
リズムを作るだけなら、スマートフォンに最初から入っているタイマーで十分です。iPhoneの時計アプリなら、25分と5分のタイマーを一度設定すれば、最近の項目から選ぶだけで繰り返し使えます。勉強時間を自動で記録したい、科目ごとに振り返りたい、スマートフォンを触らない仕組みがほしい場合に、専用のアプリを検討するとよいでしょう。
Q. 5分の休憩には何をすればよいですか?
席を立って体を伸ばす、遠くを見て目を休める、水を飲む、次の25分でやることを確かめる、といった短く切り上げられることがおすすめです。SNSや動画、メッセージへの返信は5分で終わりにくいので避けます。休憩にもタイマーをかけると、勉強に戻りやすくなります。
Q. 25分では短い、または長いと感じたらどうすればよいですか?
25分と5分は目安なので、自分に合う長さに変えて構いません。問題を解く途中で区切りたくない場合は50分と10分、集中が続かない場合は15分から始めて少しずつ延ばす方法があります。集中する時間と休む時間を前もって決め、タイマーに任せることが大切です。
Q. 勉強時間の記録は何を残せばよいですか?
日付、科目や内容、25分の集中を何回したかの単位数、一言のメモの4つで十分です。メモには問題集の何ページまで進んだかなど、進んだ範囲を書いておくと、1単位あたりの進み具合が分かり、試験日までの計画を立てやすくなります。週に1回、科目ごとの時間の割合を振り返ると効果的です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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