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1Passwordの使い方|Mac・Windows・iPhoneでの始め方と保存・自動入力 2026

@SOHO編集部
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1Passwordの使い方|Mac・Windows・iPhoneでの始め方と保存・自動入力 2026

この記事のポイント

  • ✓1Passwordの使い方を
  • ✓アカウントの作成からEmergency Kitの保管
  • ✓Mac・Windowsのアプリとブラウザ拡張機能の設定

1Passwordの使い方は、大きく分けて4つの段階です。 1つ目に、1Password.comでアカウントを作り、Emergency Kitという緊急用の書類を保存して、アカウントのパスワードを書き込みます。 2つ目に、Mac・Windowsにはアプリとブラウザ拡張機能を、iPhoneにはアプリを入れ、iPhoneでは「設定」の「自動入力とパスワード」で1Passwordをオンにします。 3つ目に、サイトにログインするたびに1Passwordに保存し、次からは自動入力で入ります。4つ目に、Watchtowerの警告を見て、弱いパスワードや漏れたパスワードを変えていきます。

この記事では、1Passwordの公式サポートと料金ページを2026年10月30日時点で確かめて、始め方から毎日の使い方、パスワードを忘れたときにできることまでを順番に説明します。 1Passwordの公式サポートの記事は英語で公開されているため、画面の名前は、ブラウザ拡張機能の日本語の表示で確かめたものは日本語で、それ以外は公式ヘルプの英語の名前を添えて書きます。

1Passwordとは何か、何を保存できるか

1Passwordは、パスワードを安全に保存し、必要なときに自動で入力してくれるパスワード管理のサービスです。 パスワード管理のサービスとは、サイトごとに違う長いパスワードを覚えなくても済むよう、代わりに保存して入力してくれる道具のことです。

1Passwordの日本語の公式サイトでは、ログイン、支払いカード、銀行口座、ID、書類などのデータを保護できると説明しています。 また、Mac、Windows、Linux、iPhone、iPad、Androidで使え、Google Chrome、Microsoft Edge、Mozilla Firefox、AppleのSafariなどのブラウザ拡張機能があるとしています。

1Passwordの特徴の1つが、データを守る鍵が2つあることです。 1つはアカウントのパスワードで、自分で決めて覚えておくものです。 もう1つはSecret Key(日本語の公式サイトでは「秘密鍵」、ブラウザ拡張機能の画面では「シークレットキー」と表示)で、アカウントを作ったときに1Passwordが作る長い文字列です。 公式サイトは、アカウントのパスワードだけでなく、この一意の鍵でもデータを暗号化するため、1Passwordのシステムが万一侵害されたとしても、保管庫のデータが脅威にさらされることはないと説明しています。

保管庫(Vault)とは、パスワードなどのアイテムを入れておく入れ物のことです。 公式サポートによると、Private vaultには自分だけが使う、メールのパスワードのような共有しないアイテムを入れます。 家族のアカウントでは、家族みんなで使うWi-Fiや動画配信のパスワードを入れる共有の保管庫も表示されます。

料金とプランを確かめる

1Passwordは有料のサービスで、使い始める前に14日間の無料お試しがあります。 2026年10月30日時点で、公式の料金ページ(日本語版)に表示されている個人向けのプランは次のとおりです。 料金はドル建てで表示されていて、ここでも円に換算せずにそのまま書きます。

プラン 通常の価格 新規向けの価格 人数 1人あたりの保存容量
Individual 1か月あたり$3.99(年払い) 1か月あたり$2.99(最初の12か月) 1人 1GB
Families 1か月あたり$5.99(年払い) 1か月あたり$4.49(最初の12か月) 5人 1GB

料金ページの注記によると、この新規向けの価格は、1Password.comから直接、年払いで申し込んだ新しい利用者の、最初の1年間だけに使われます。 Google Play、Apple App Store、そのほかのアプリストアから申し込んだ場合は、この新規向けの価格は使われないと書かれています。 14日間の無料お試しについては、クレジットカードは不要で、いつでもキャンセルできると表示されています。 最新の価格は1Password「個人向けの料金とプラン」で確かめてください。

IndividualとFamiliesの違いについて、料金ページは、FamiliesにはIndividualのすべての機能に加えて、最大5人の家族を招待し、保管庫を無制限に共有し、管理者としてアクセスを管理できる機能があると説明しています。 1人で使うならIndividual、家族とWi-Fiや動画配信のパスワードを分け合いたいならFamilies、という選び方が基本です。 支払いについては、クレジットカードのほか、1Password.comで有効にしたアカウントなら1Passwordのギフトカードも使えると書かれています。

アカウントを作り、Emergency Kitを保存する

1人で使う場合は、1Password.comでアカウントを作ります。 家族のアカウントに入る場合は、家族のアカウントを作った人に招待してもらいます。

公式サポートによると、アカウントを作ると確認のメールが届き、そのあとアカウントのパスワードを決めます。 アカウントのパスワードは、1Passwordのロックを解除するのに使う、とても大事なパスワードです。 これだけは自分で覚えておく必要があるので、長く、ほかで使っていないものにします。

アカウントを作るときに、Emergency Kitの保存を求められます。 Emergency Kitとは、アカウントの情報と、アカウントのパスワードを書き込む欄がついたPDFの書類のことです。 公式サポートは、Emergency Kitについて次のように説明しています。

Your Emergency Kit is a PDF document with your account details and a place to write your 1Password account password. If you fill out your Emergency Kit and store it safely, it will allow you to access your 1Password account if you can’t sign in. 出典: 1Password Support「Get to know your Emergency Kit」

訳すと「Emergency Kitは、アカウントの詳しい情報と、1Passwordのアカウントのパスワードを書き込む欄がついたPDFの書類です。書き込んで安全に保管しておけば、サインインできなくなったときにアカウントにアクセスできます」という意味です。

Emergency Kitには、サインインに使うWebのアドレス、アカウントを作ったメールアドレス、Secret Key、アカウントのパスワードを書く欄、スマートフォンでサインインしやすくするためのSetup Code(QRコード)が載っています。 公式サポートは、保管のこつとして次のことを挙げています。

  • 印刷して、パスポートなど大事な書類と一緒に保管する
  • 少なくとも1部の印刷したEmergency Kitに、アカウントのパスワードを書き込む
  • 個人のクラウドの保存先にも保存しておく
  • 配偶者など信頼できる人に1部渡しておく

Emergency Kitを保存し損ねた場合は、1Password.comにサインインし、右上の自分の名前から「Manage Account」を選び、「Save Emergency Kit」で保存し直せると、公式サポートに書かれています。

MacとWindowsで使い始める

Mac・Windowsのパソコンでは、1Passwordのアプリとブラウザ拡張機能の両方を入れると使いやすくなります。 アプリは、日本語の公式サイトのダウンロードのページ(Mac用、Windows用)から入れられます。 アプリを開いてアカウントにサインインするときは、最初の1回だけ、メールアドレス、アカウントのパスワード、Secret Keyを入力します。 公式サポートによると、Secret Keyは新しい端末やブラウザで初めてサインインするときに使い、すでに使っている端末とEmergency Kitに保存されています。

アプリでアイテムを作る手順は、公式サポートでは次のとおりです。

  1. アプリを開き、「新規アイテム」(New Item)を選ぶ。MacではCommandキーとNキー、WindowsではCtrlキーとNキーでも開ける
  2. アイテムの種類(ログイン、クレジットカードなど)を選ぶ
  3. 内容を入力して保存する

アイテムを直したいときは、アイテムを選んで編集(Edit)を選び、終わったら保存(Save)を選びます。 公式サポートによると、Macでは編集がCommandキーとEキー、保存がCommandキーとSキー、WindowsではCtrlキーとEキー、CtrlキーとSキーでもできます。 一覧の上部の「All Categories」から種類を選ぶと、ログインだけ、クレジットカードだけ、というように絞り込んで表示できます。 秘密の質問の答えのような情報は、アイテムに自分で項目を加えて保存しておけます。 公式サポートによると、Windowsでは、画面右上のロックのボタンか、CtrlキーとShiftキーとLキーで1Passwordをロックできます。 また、Windowsでは、通知領域の1Passwordのアイコンを右クリックして「Open Quick Access」を選ぶか、CtrlキーとShiftキーとスペースキーで、Quick Accessという小さな検索の画面を開き、アプリに情報を入力できます。

パソコンを離れるときは、1Passwordをロックしておきます。 ロックを解除するにはアカウントのパスワードを入力しますが、MacのTouch IDやWindows Helloなどで解除できるよう設定することもできます。

ブラウザ拡張機能で保存と自動入力をする

パソコンのブラウザでパスワードを保存したり入力したりするには、ブラウザ拡張機能を使うのが一番簡単だと、公式サポートは説明しています。 拡張機能を入れたら、ブラウザのツールバーに1Passwordのアイコンを固定しておきます。

パスワードを保存する流れは次のとおりです。

  1. いつもどおり、サイトにユーザー名とパスワードを入力してログインする
  2. 1Passwordが自動で保存を提案するので、内容と保存先の保管庫を確かめる
  3. 「アイテムを保存」(Save item)などの保存のボタンを選ぶ

次にそのサイトのログイン画面を開くと、ページの上部に1Passwordの「サインイン」の案内が出ます。 それを選ぶか、ReturnキーかEnterキーを押すと、ユーザー名とパスワードが入力されます。 別のログイン情報を使いたいときは、案内の「その他のオプション」から選びます。

新しくアカウントを作るときや、パスワードを変えるときは、1Passwordに強いパスワードを作らせます。 公式サポートでは、パスワードの入力欄にある1Passwordのボタンを選び、「推奨のパスワードを使用」(Use Suggested Password)を選ぶと、提案された強いパスワードを使えると案内しています。 文字数や記号の有無を自分で決めたいときは、「パスワード ジェネレーター」(Password Generator)で設定を変えてから入力します。 これまでに作ったパスワードは「パスワードジェネレーター履歴」で確かめられます。 パスワードの作り方の細かい設定は、1Passwordでパスワードを生成する方法|手順と設定の使い分けで詳しく説明しています。 詳しい手順は1Password Support「Get to know 1Password in your browser」で確かめられます。

保存や入力の案内を出してほしくないページでは、ページを右クリックして、1Passwordのメニューから「このページに表示しない」を選ぶと、そのページでは1Passwordが表示されなくなります。

iPhoneで使い始め、自動入力を設定する

iPhoneでは、App Storeから1Passwordのアプリを入れ、アカウントにサインインします。 アプリを入れただけでは、ほかのアプリやSafariのログイン画面に自動で入力されないので、iPhoneの設定で自動入力をオンにします。 公式サポートとAppleのiPhoneユーザガイドによると、手順は次のとおりです。

  1. iPhoneの「設定」を開く
  2. 「一般」をタップし、「自動入力とパスワード」をタップする
  3. 「パスワードとパスキーを自動入力」をオンにする
  4. 一覧の中の1Passwordをオンにする

公式サポートは、iPhoneの「パスワード」アプリが保存を提案しないようにしたい場合は、この画面で「パスワード」をオフにすると、情報が1Passwordに保存されていると迷わずに済むと案内しています。 AppleのiPhoneユーザガイドによると、自動入力には最大で3つのパスワードアプリを使えます。

自動入力の設定が済んだら、アプリやWebサイトのユーザー名かパスワードの欄をタップし、キーボードの上か画面の下に表示されるログインの候補を選ぶと入力されます。 新しくログイン情報を作るときは、キーボードの上の1Passwordのボタンから、新しいパスワードを作って保存と入力までできます。 公式サポートによると、iOS 26.2以降では、新しいログインを作るときに強いパスワードの入力を提案する表示が出ることがあります。 詳しくは1Password Support「Use 1Password to save logins and sign in to apps and websites on your iPhone and iPad」で確かめられます。

iPhoneのアプリでは、Face IDやTouch ID、パスコードで1Passwordのロックを解除できるよう設定できます。 ほかの端末に手で入力したいときは、パスワードを長押しして、大きな文字で表示する項目(Show in Large Type)を選ぶと読みやすくなります。

今まで使っていたパスワードを取り込む

ChromeやSafari、ほかのパスワード管理アプリに保存してきたパスワードは、1Passwordに取り込めます。 公式サポートによると、Chrome、Firefox、Edge、Brave、Safari、Bitwarden、Dashlane、KeePass、Keeper、LastPass、RoboFormなどから取り込めます。 多くの場合、元のアプリからCSVファイル(表の形の文字のファイル)に書き出し、1Password.comで読み込む流れです。

公式サポートによると、iOSやiPadOS 26以降で1Passwordを使っている場合は、Credential Exchangeという仕組みに対応したアプリから直接取り込むこともできます。 例えば、iPhoneの「パスワード」アプリでは、メニューから「Export Data to Another App」にあたる項目を選んで書き出す方法が紹介されています。 詳しくは1Password Support「Move your data from other applications to 1Password」にあります。

CSVファイルで書き出したときは、取り込みが終わったらすぐにそのファイルを削除してください。 CSVファイルには、パスワードが暗号化されないまま並んでいるからです。 ダウンロードのフォルダやゴミ箱に残したままにしないよう気をつけます。

取り込んだあとは、ブラウザに組み込まれたパスワード管理の機能をオフにしておくと、保存の案内が二重に出て迷うことがありません。 公式サポートも、ブラウザに組み込まれたパスワード管理が1Passwordの入力を妨げる場合は、オフにするよう案内しています。

Watchtowerで弱いパスワードを見直す

1Passwordには、Watchtowerという、保存したパスワードの問題を知らせる機能があります。 公式サポートによると、Watchtowerは、保存しているWebサイトでのパスワードの漏えいや、そのほかのセキュリティの問題を知らせます。 日本語の公式サイトでも、保存したアイテムのパスワード侵害やその他のセキュリティ上の問題を警告すると説明しています。

MacやWindowsのアプリでは、サイドバーの「Watchtower」を選ぶと、問題のあるアイテムの一覧を見られます。 ブラウザ拡張機能では、問題のあるアイテムを開くと、上部に警告の表示が出ます。 拡張機能の設定の「セキュリティとプライバシー」で「侵害されたパスワードをチェック」をオンにしておくと、アカウントを持っているサイトがWatchtowerに追加されたときに知らせてもらえます。

警告が出たパスワードは、お金や個人情報に関わるサイト(ネット銀行、買い物、メール)から優先して変えます。 変えるときは、そのサイトのパスワード変更の画面で「推奨のパスワードを使用」を選べば、強いパスワードがそのまま1Passwordに保存されます。 自分のメールアドレスが過去の漏えいに含まれていないかは、Have I Been Pwnedの使い方|メールアドレスとパスワードの漏洩を確認する方法と、大手クラウドの過去の漏洩で調べ方を説明しています。

2段階認証のコードも1Passwordで扱う

2段階認証とは、パスワードに加えて、使い捨ての確認コードなどもう1つの確認を求める仕組みのことです。 1Passwordは、このコードを作る認証アプリとしても使えます。

公式サポートによると、ブラウザ拡張機能では次の流れで設定します。

  1. 2段階認証に対応したサイトで、認証アプリを使う2段階認証を有効にする操作を進め、QRコードを表示させる
  2. ブラウザのツールバーの1Passwordのアイコンを選び、そのサイトのログイン情報を開く
  3. メニューからQRコードを読み取る項目(Scan QR Code)を選び、アイテムに保存する

これで、そのサイトにログインするたびに、1Passwordが確認コードを入力できるようになります。 ただし、1Passwordのアカウントそのものの2段階認証のコードまで1Passwordの中に保存すると、1Passwordに入れなくなったときにコードも取り出せなくなります。 公式サポートは、1Passwordのアカウントに2段階認証を設定した場合は、QRコードの横にある16文字の秘密の文字列もEmergency Kitに書き留めておくよう勧めています。 多要素認証の種類や考え方は、MFA(多要素認証)導入のメリットと製品比較|2026年の認証セキュリティ決定版で説明しています。

パスキーも1Passwordに保存する

パスキーとは、パスワードの代わりに、端末の顔認証や指紋認証などでログインする仕組みのことです。 日本語の公式サイトは、パスワードに代わるスピーディでより安全な方法として、対応するWebサイトやアプリでパスキーを保存してサインインできると説明しています。

ブラウザ拡張機能でパスキーを保存する流れは、公式サポートでは次のとおりです。

  1. パスキーに対応したWebサイトを開く。サイトによっては、先にユーザー名とパスワードでアカウントを作る必要がある
  2. サイトでパスキーを作る操作を選ぶと、1Passwordが保存を提案する
  3. すでにそのサイトのログイン情報が1Passwordにある場合は、そこにパスキーを加えて更新するか、新しいアイテムとして保存するかを選ぶ

次にそのサイトのログイン画面でパスキーでサインインする方法を選ぶと、ページの上部に「パスキーを使用する」(Use passkey)の案内が出るので、それを選ぶかReturnキーかEnterキーを押します。 iPhoneでも、自動入力の設定が済んでいれば、サイトでパスキーを作るときに続ける操作を選び、新しいアイテムにするか既存のアイテムを更新するかを選んで保存できます。

パスキーを1Passwordに保存しておくと、MacでもWindowsでもiPhoneでも、同じパスキーでサインインできます。 パスワードを打ち込む場面が減るので、偽のサイトにパスワードを入力させる手口に強くなります。

アイテムを整理する、削除したものを戻す

保存するアイテムが増えてくると、探すのに時間がかかるようになります。 公式サポートのiPhone向けの案内では、次のような整理の方法が紹介されています。

  • よく使うアイテムをお気に入り(Favorites)に入れる
  • アイテムを編集してタグ(Tag)を付け、仕事用、家族用などで分ける
  • 並べ替えのボタンで、名前順、最後に変更した日順、使う回数順などに切り替える
  • 使わなくなったアイテムはアーカイブ(Archive)に移し、一覧から外す

うっかり削除してしまったアイテムは、「Items」から「Recently Deleted」を開き、アイテムを選んでメニューから「Restore Item」を選ぶと戻せると、公式サポートに書かれています。 アーカイブしたアイテムも、同じように「Archive」から選んで戻せます。

検索も便利です。 公式サポートによると、iPhoneでは画面上部の検索欄に入力すると、アイテム、タグ、カテゴリ、保管庫を探せ、ホーム画面のSpotlight(iPhoneの検索)からも1Passwordを検索できます。 ブラウザ拡張機能では、1Passwordの小さな画面を開いて、そのまま文字を入力すれば検索できます。

パスワードを忘れたときにできること、できないこと

1Passwordを使い始める前に、必ず知っておきたいことがあります。 アカウントのパスワードを忘れると、1Passwordの会社にも再設定してもらえません。 公式サポートは、アカウントのパスワードはインターネットで送られず、1Passwordの会社も知らず、本人だけが知っていて、データを復号(暗号を元に戻すこと)する唯一の手段だと説明しています。 そのうえで、だからこそ誰もパスワードを再設定できないと書いています。

それでもデータにたどり着ける方法として、公式サポートは次のものを挙げています。

  • Emergency Kitに書き込んだパスワードを確かめる
  • MacのTouch IDやApple Watchでロックを解除できる場合は、その間にパスワードを探すか、データを書き出す
  • ほかの端末でパスワードが通るか試す
  • 事前に作っておいたリカバリーコードを1Password.comで使い、本人確認のあと新しいパスワードを決める
  • 家族のアカウントやチームのアカウントなら、家族の管理者やチームの管理者に復旧してもらう

リカバリーコードを使った場合や、家族やチームの管理者に復旧してもらった場合は、新しいパスワードを決め、新しいSecret Keyも発行されます。 どれも使えない場合は、最初からやり直すことになり、1Passwordのサポートに連絡するよう案内されています。 詳しくは1Password Support「If you forgot your 1Password account password or you can't unlock the app」で確かめられます。

また、公式サポートは、Secret Keyはバックアップ用のコードではなく、アカウントのパスワードを忘れたときにSecret Keyだけでサインインすることはできないと注意しています。 1人で使う人ほど、Emergency Kitにパスワードを書き込んで安全な場所に保管しておくことが、いざというときの唯一の頼みになります。

家族や仕事仲間とパスワードを共有する

Familiesのプランでは、家族を招待し、共有の保管庫に入れたアイテムを家族みんなで使えます。 公式サポートによると、家族全員と共有したいものは、共有の保管庫でアイテムを作るか、そこへ移します。 保管庫を追加で作れば、配偶者とは共有するが子どもとは共有しない、といった分け方もでき、編集できる人も決められます。

1Passwordを使っていない人に、1つのパスワードだけを渡したい場面もあります。 公式サポートによると、ブラウザ拡張機能では、アイテムのメニューから共有(Share)を選ぶと1Password.comでアイテムが開き、リンクの有効期限と共有する相手を決めてから「リンクをコピー」で共有用のリンクを作れます。 メールやチャットにパスワードそのものを書いて送るより、期限つきのリンクで渡すほうが、文面に残らずに済みます。

パスワード管理のサービスの選び方や、ほかのサービスとの違いを知りたい人は、パスワードマネージャー比較2026|1Password・Bitwarden・Dashlaneの実用評価で整理しています。 在宅で仕事をする人が、複数の取引先のアカウントを安全に使い分ける方法は、在宅ワーク パスワード管理 アプリ|複数サイトを安全に使い分けるでも紹介しています。

@SOHO編集部は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきました。その中で見てきたのは、取引先ごとにチャットやファイルの共有、請求のサービスのアカウントが増えていき、同じパスワードを使い回したまま仕事を続けてしまう人が少なくないということです。1Passwordのような道具でサイトごとに違うパスワードに切り替え、Emergency Kitを紙で保管しておくだけで、1つのサービスで漏えいが起きても、ほかの仕事のアカウントまで巻き込まれる心配を小さくできます。セキュリティの知識を生かした仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、どのような依頼があるかを確かめられます。

よくある質問

Q. 1Passwordは無料で使えますか?

2026年10月30日時点の公式の料金ページでは、個人向けはIndividualとFamiliesの有料のプランで、どちらも14日間の無料お試しがあり、クレジットカードは不要と表示されています。Individualの通常の価格は年払いで1か月あたり$3.99、Familiesは$5.99です。新規で1Password.comから年払いで申し込むと、最初の12か月は割り引いた価格になります。

Q. アカウントのパスワードを忘れたら、1Passwordに再設定してもらえますか?

再設定してもらうことはできません。公式サポートによると、アカウントのパスワードは1Passwordの会社も知らず、データを復号する唯一の手段だからです。Emergency Kitに書いたパスワードを確かめるか、事前に作ったリカバリーコードを使うか、家族やチームの管理者に復旧してもらう方法があります。

Q. iPhoneで1Passwordの自動入力が出てきません。どうすればよいですか?

iPhoneの「設定」から「一般」、「自動入力とパスワード」を開き、「パスワードとパスキーを自動入力」と1Passwordがオンになっているかを確かめてください。候補が出ないときは、キーボードの上に表示されるパスワードのボタンから、1Passwordのログイン情報を探して選ぶ方法もあります。iOSと1Passwordのアプリを最新にすることも、公式サポートは勧めています。

Q. ChromeやiPhoneに保存したパスワードを1Passwordに移せますか?

移せます。公式サポートによると、ChromeやSafari、Bitwardenなど多くのアプリから取り込めます。多くはCSVファイルに書き出して1Password.comで読み込む流れで、iOSやiPadOS 26以降では対応するアプリから直接取り込むこともできます。CSVファイルはパスワードが暗号化されていないので、取り込み後すぐに削除してください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年10月30日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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