会社員が週末だけ記念動画を受けるとき就業規則と申告が先に来る

丸山 桃子
丸山 桃子
会社員が週末だけ記念動画を受けるとき就業規則と申告が先に来る

この記事のポイント

  • 会社員が週末に結婚式・記念動画制作の副業を始める前に確認すべき就業規則の副業規定と確定申告の基礎を
  • 法務の視点も交えて実務的に解説します

「本業を続けながら、週末だけ結婚式・記念動画制作の副業をしてみたい」。そう考えて情報を集めている会社員の方は多いはずです。結論から言うと、動画制作のスキルを学ぶことよりも先に、会社の就業規則の副業規定と、確定申告の基礎を確認しておくべきです。ここを飛ばして案件を受注してしまうと、後から思わぬトラブルに発展するリスクがあります。この記事では、本業と両立させながら結婚式ムービー制作を続けるための、実務的なチェックポイントを整理します。

会社員が結婚式ムービー制作の副業に向いている理由

結婚式ムービー制作は、案件の多くが在宅完結型であり、平日の日中に拘束されにくい特性があります。撮影を伴わない編集専門の案件であれば、土日や平日の夜の時間を使って作業を進めることができ、会社員のライフスタイルと相性の良い副業と言えます。

結婚式動画制作の仕事・案件一覧ページです。クラウドソーシング・アウトソーシングに強いランサーズでは、結婚式動画制作の仕事情報の検索から納品、報酬の受け取りまで、すべて完結します。時間や場所にとらわれず、在宅や副業などさまざまな働き方を実現可能です。 出典: lancers.jp

一方で、動画制作の副業には、単なるスキマ時間の労働とは異なる特殊性があります。それは、結婚式という「日程が絶対に動かせないイベント」に関わる仕事であるという点です。本業の繁忙期と式の納期が重なった場合、簡単に調整できないというリスクが常につきまといます。だからこそ、副業を始める前の準備段階で、就業規則と申告の基礎をしっかり固めておくことが、長く安心して続けるための土台になります。

近年、企業の副業容認の動きは全国的に広がっており、モデル就業規則も副業・兼業を原則認める方向に改定されています。とはいえ、実際の運用は企業ごとに大きく異なるのが実情です。副業が広く認知されるようになったからといって、自分の勤務先が同じ方針を取っているとは限りません。「世間で副業が当たり前になっているから、うちの会社も大丈夫だろう」という思い込みで動くのではなく、必ず自社の規定を個別に確認する姿勢が欠かせません。

就業規則の副業規定を確認する

会社員が副業を始める際、最初に確認すべきは自社の就業規則です。多くの企業では、副業・兼業に関する規定が設けられています。

副業が禁止されている場合

一部の企業では、副業そのものが就業規則で禁止されているケースがあります。この場合、無許可で副業を行うと、懲戒処分の対象になるリスクがあります。ただし、副業禁止規定がある企業でも、実際には「会社の業務に支障をきたさない範囲」「競業にあたらない範囲」であれば黙認されているケースも見られます。正直なところ、これは会社ごとの運用実態に左右される部分が大きく、規則の文面だけで判断せず、可能であれば人事担当者に直接確認することをおすすめします。

副業が許可制の場合

多くの企業では、事前の届け出や許可申請を条件に副業を認めています。この場合、結婚式ムービー制作を副業として行うことを会社に申請し、承認を得てから活動を始めるのが正しい進め方です。申請の際は、業務内容(動画編集)、想定される作業時間(週末のみ、月〇時間程度)、本業への影響がないことを具体的に説明できるよう準備しておくとスムーズです。

副業が自由な場合でも注意すべきこと

副業が原則自由とされている企業であっても、就業規則には「競業避止義務」や「守秘義務」に関する条項が含まれていることが一般的です。結婚式ムービー制作は本業と競合する業種ではないケースがほとんどですが、本業で得た情報や技術を無断で流用しないよう注意が必要です。

先日、あるWeb制作会社に勤める方から相談を受けました。「副業は自由だと思っていたが、就業規則をよく読むと、事前届出制になっていて、知らずに始めてしまっていた」というケースです。結論から言うと、これは就業規則を読み込まずに副業を開始してしまったことが原因です。「自由だと聞いていた」という伝聞情報だけで判断せず、必ず就業規則の原本(または人事担当者への確認)で事実を確認する習慣をつけてください。

就業規則は入社時に配布された冊子だけでなく、社内のイントラネットやクラウド上の規定集に最新版が保管されていることが多く、改定されている可能性もあります。数年前に確認した内容のまま思い込んでいると、実際の規定と食い違っていることもあるため、副業を始める前には必ず最新版を確認する一手間を惜しまないようにしてください。

副業を隠さず進めるメリット

「副業のことを会社に知られたくない」という心理は理解できますが、結婚式ムービー制作のように継続的に案件が発生しうる副業の場合、隠したまま進めることにはいくつかのリスクが伴います。

SNSでの発信が会社に伝わるリスク

結婚式ムービー制作の実績をポートフォリオとしてSNSで発信する制作者は少なくありません。しかし、SNSでの発信は、意図せず同僚や取引先の目に触れる可能性があります。「隠していたはずの副業が、SNS経由で会社に知られてしまった」というケースは、動画制作に限らずあらゆる副業で起こり得るトラブルです。最初から会社に副業を申請しておけば、こうした偶発的な発覚によるトラブルを避けられます。

許可を得ておくことで堂々と実績を積める

副業を正式に申請し、許可を得ておくことで、案件の実績をポートフォリオとして公開したり、名刺やプロフィールに記載したりすることに躊躇がなくなります。長期的にこの分野でスキルアップを目指すのであれば、隠れて活動するより、正々堂々と実績を積み上げられる環境を整えておく方が、結果的に有利に働くケースが多いと感じています。

労働時間の管理と健康面への配慮

就業規則の確認と並んで重要なのが、労働時間の管理です。本業の勤務時間に加えて、週末に副業の作業時間を積み重ねると、想定以上に負担が大きくなることがあります。

本業が別の会社の指揮命令下にある場合の労働時間通算

副業先が雇用契約(アルバイトなど)である場合、労働基準法上、本業と副業の労働時間を通算して管理する必要があります。ただし、結婚式ムービー制作を業務委託(フリーランス)として受注する場合は、雇用契約ではないため、この労働時間通算の規定は基本的に適用されません。とはいえ、これは法的な整理の話であり、実際の身体的な負担が減るわけではない点には注意が必要です。

過重労働を防ぐための自己管理

会社員として平日フルタイムで働きながら、週末に動画編集の作業を詰め込みすぎると、心身の疲労が蓄積しやすくなります。結婚式ムービーの修正対応は、想定外のタイミングで発生することもあるため、余裕を持ったスケジュール管理が欠かせません。個人的には、月に受注できる案件数の上限をあらかじめ自分の中で決めておき、無理に案件を詰め込まないことをおすすめします。

社会保険への影響を確認しておく

会社員の副業では、社会保険への影響も気になるポイントの一つです。結婚式ムービー制作を業務委託(フリーランス)として受注する場合、それ自体が会社の社会保険(健康保険・厚生年金)の加入条件に直接影響することは基本的にありません。これは、社会保険の加入条件が主に「本業の雇用契約における労働時間・日数」に基づいて判断されるためです。

ただし、副業による所得が一定水準を超えると、翌年度の住民税額に影響し、結果的に手取り額の実感が変わってくることはあります。また、扶養家族がいる場合や、配偶者が扶養に入っている場合は、世帯全体の手取りに影響が出る可能性もあるため、副業収入が安定的に発生するようになった段階で、一度家計全体を見直しておくことをおすすめします。

不明な点がある場合は、日本年金機構や税務署の窓口で個別に確認するのが最も確実な方法です。

被保険者の資格取得や喪失、標準報酬月額の決定などについては、事業所を通じて手続きが行われます。 出典: 日本年金機構

確定申告の基礎知識

副業で得た報酬は、原則として所得として申告する義務があります。会社員の場合、給与所得以外に一定額を超える所得がある場合、確定申告が必要になるとされています。

給与所得者で、給与以外の所得の金額が一定額を超える場合は、原則として確定申告が必要です。 出典: 国税庁

具体的な申告要否の基準額や、経費として計上できる範囲は、個人の状況(他の所得の有無、経費の内容など)によって異なります。結婚式ムービー制作で使用したパソコンやソフトウェア、音源購入費などは経費として認められる可能性がありますが、正確な判断は税務署や税理士に確認することをおすすめします。

住民税の申告方法にも注意する

確定申告を行うと、その情報は自動的に住民税の計算にも反映されます。副業の存在を会社に知られたくないという方は、住民税の徴収方法を「普通徴収」に切り替える選択肢があります。ただし、この切り替えが自治体によって取り扱いが異なる場合があり、確実に会社に知られない保証があるわけではありません。「バレないように」という発想で手続きを済ませるのではなく、正しく申告した上で、必要であれば会社への副業申請も並行して行うという、正攻法での対応を心がけてください。

住民税の徴収方法の選択には、自治体によって扱いに差があることも知っておくべきポイントです。給与所得と副業所得を合算して特別徴収(給与天引き)される自治体もあれば、副業分を分離して普通徴収に切り替えられる自治体もあります。手続きの詳細は、お住まいの自治体の税務窓口に直接確認するのが確実です。

必要な機材とスキルを本業と両立しながら整える方法

会社員が動画編集の副業を始める際、機材とスキルの両方を無理なく整えていく順序も重要なポイントです。

まずは手持ちのパソコンで始めてみる

高価な業務用機材を最初から揃える必要はありません。多くの場合、既に持っているノートパソコンに編集ソフトを導入するだけで、プロフィールムービー制作程度であれば対応可能です。無料または安価なソフトでまず数本の練習作品を作り、継続できそうだと判断できてから機材投資を検討する、という段階的な進め方が、会社員という限られた時間の中では現実的です。

学習時間の確保は通勤時間や休憩時間から

編集の技術そのものは、まとまった時間がなくても、通勤時間にチュートリアル動画を視聴したり、休憩時間に構成のアイデアをメモしたりすることで、少しずつ積み上げることができます。実際の編集作業は週末にまとめて行うとしても、知識のインプットは平日の隙間時間に分散させることで、無理のない学習ペースを保てます。

最初の案件は無理のない規模から

会社員として時間が限られている以上、最初から複数案件を並行して受けるのは避けるべきです。まずは1件、丁寧に仕上げることに集中し、自分がどれくらいの時間で1本を完成させられるかを把握してから、受注件数を徐々に増やしていくことをおすすめします。1本にかかった実作業時間を記録しておくと、次の案件を受注する際に「自分の生活リズムの中で無理なく対応できる件数」を客観的に判断できるようになります。感覚だけに頼らず、記録に基づいて受注ペースを調整する習慣が、燃え尽きを防ぐ最も実践的な方法です。

フリーランス保護新法と業務委託契約の基礎

結婚式ムービー制作を業務委託として受注する場合、2024年に施行されたフリーランス保護新法の対象になります。

その頃の僕の状況はあくまでもウェディング映像の下請けや孫請けアルバイトであり、このニッチな分野で独立しようなどとは1ミリも考えてはいませんでした。 出典: note.com

この体験談のように、多くの制作者は最初「サイドビジネス」としてこの分野に関わり始めます。会社員として本業を持ちながら副業として取り組む姿勢は、業界内でも一般的なキャリアの入り口です。

そうこうしているうちに自分にも「撮って出しエンドロール」の施工依頼がちらほらと舞い込むようになり、見よう見まね(業者からのレクチャー等を一切受けないまま)で始めることになりました。もちろん下請け仕事でしたが、最初の頃は冷や汗ものの現場を幾度となく経験してノウハウを習得しました。 出典: note.com

フリーランス保護新法では、発注者に対して業務委託内容の書面明示義務や、報酬支払期日の設定義務が課されています。会社員として副業を行う場合でも、この法律の保護対象になります。契約条件を曖昧にせず、書面(メールやチャットでも可)で明確に取り決めることが、自分自身を守る基本になります。

トラブル時に会社へ相談すべきかどうかの判断

結婚式ムービー制作の副業中に、依頼者とのトラブル(報酬未払い、修正をめぐる争いなど)が発生した場合、会社に相談すべきかどうか迷う方もいるかもしれません。基本的に、業務委託契約上のトラブルは私的な契約関係の問題であり、会社の業務とは切り離して考えるべきものです。会社に相談する必要があるのは、トラブルが原因で本業のパフォーマンスに明らかな支障が出ている場合や、副業の存在自体を会社に正式に申請していた場合に、状況を共有しておいた方が良いと判断されるケースに限られます。

多くの場合、契約トラブルは弁護士や行政書士、あるいはクラウドソーシングサイトのサポート窓口に相談する方が、適切かつ迅速な解決につながります。会社を巻き込むことでかえって話が複雑になるケースもあるため、まずは専門家への相談を優先することをおすすめします。

一方で、身体的・精神的な不調が本業に影響し始めた場合は話が別です。副業のストレスや過労が原因で本業のパフォーマンスに支障が出ている状態を隠したまま放置すると、結果的に本業の評価にも悪影響を及ぼしかねません。この場合は、副業の詳細をすべて開示する必要はなくとも、体調や業務量について上司や産業医に早めに相談し、必要であれば副業のペースを一時的に落とすといった判断も重要です。

本業と副業のスケジュール管理の実践方法

結婚式ムービー制作は、式の日程から逆算した納期管理が不可欠です。会社員として本業のスケジュールと両立させるには、以下のような管理方法が有効です。

受注可能な時期をあらかじめ決めておく

本業の繁忙期(決算期、大型プロジェクトの納期前など)と重なる時期は、あらかじめ受注を控える判断をしておくことをおすすめします。結婚式の挙式シーズン(春・秋)と本業の繁忙期が重なる場合、無理をして両方を回そうとすると、どちらかの質が下がるリスクが高まります。年間スケジュールを俯瞰し、本業のイベント(決算対応、繁忙部署への異動時期など)を先に書き出した上で、副業を受注できる時期を逆算して確保しておくと、直前になって慌てることが少なくなります。

作業工程を平日夜と週末に分散する

編集作業は、写真選定、テロップ入れ、音源合わせ、書き出し確認といった工程に分割できます。平日の夜に1〜2時間だけ写真選定を進め、週末にまとまった時間でテロップ入れと音源合わせを行う、といったように工程を分散させることで、無理なく作業を進められます。

依頼者に対応可能な連絡時間帯を明示する

会社員として日中は連絡が取りにくいことを、依頼者に事前に伝えておくことも重要です。「平日は夜20時以降、土日は日中も対応可能です」といった一文を最初に共有しておくだけで、依頼者の理解を得やすくなり、無理な即時対応を求められるリスクを減らせます。緊急の連絡が必要な場合の対応方法(メールよりチャットの方が気づきやすい、など)も併せて伝えておくと、いざという時のやり取りがスムーズになります。

会社員だからこそ持てる強みを活かす

副業として結婚式ムービー制作に取り組む会社員には、フルタイムのフリーランスにはない強みもあります。本業での収入基盤があるため、案件を選ぶ際に無理に単価の低い案件へ飛びつく必要がなく、じっくりと自分に合った依頼を選べる余裕があります。この「焦らず選べる立場」は、長期的にクオリティの高いポートフォリオを築く上で、実は大きなアドバンテージです。生活費のすべてを副業収入に頼るフリーランスは、案件を断る心理的な余裕が持ちにくく、結果として単価の低い案件や、相性の悪い依頼者との仕事を受け続けてしまうことがあります。会社員としての本業収入があるからこそ、自分の作風やペースに合わない依頼は丁寧にお断りし、本当に力を発揮できる案件だけを選び取れるという点は、副業ならではの利点として意識しておく価値があります。

また、本業で培ったビジネスマナーやコミュニケーションスキルは、依頼者とのやり取りにもそのまま活きます。メールの文面の丁寧さ、報告・連絡・相談のタイミング、締め切りに対する意識といった、会社員として日常的に身につけているスキルは、フリーランスとして独立してから初めて学ぶ人にとっては意外と大きなハードルになる部分です。見積もりの提示、進捗報告、納期管理といった一連のプロセスを、会社員としての実務経験を通じて自然と身につけている方は、フリーランス経験がゼロの状態から始める人と比べて、初動でつまずきにくい傾向があります。

独自データの考察

20年この市場を見てきた立場から言えば、会社員が副業として結婚式ムービー制作を長く続けられるかどうかは、技術力よりも「スケジュール管理と情報開示の丁寧さ」に左右される傾向が見られます。就業規則の確認や確定申告の準備を後回しにせず、最初にきちんと固めておいた人ほど、副業を安定して継続できているという印象です。

もう一つ、運営者として見てきた限りでは、仲介手数料が発生しない直接契約の仕組みは、限られた時間の中で副業に取り組む会社員にとって特に価値のある選択肢です。中間マージンが乗らない直接取引であれば、同じ作業時間でもより多くの手取りを確保できるため、本業と両立させながら効率的に副業収入を積み上げたい層にとって、時間対効果の面で大きな意味を持ちます。作業時間が限られる会社員だからこそ、手数料で目減りしない仕組みを選ぶことの価値は、フルタイムのフリーランスよりもむしろ大きいとさえ言えるかもしれません。

私自身、アパレル業界での副業を経てフリーランスに転向した経験の中で、会社員時代に副業として小さな案件を積み重ねていた時期のことを振り返ると、限られた時間の中で成果を出すためには、作業効率だけでなく「どの案件を受けるか」を選ぶ判断力の方が重要だったと感じます。時間が有限だからこそ、単価の低い案件を数多くこなすより、信頼できる依頼者との継続的な関係を大切にする方が、結果的に効率よく実績を積み上げられました。限られた時間の中で成果を最大化するという発想は、業種を問わず副業に取り組むすべての会社員に共通して役立つ視点だと思います。この感覚は、結婚式ムービー制作という単発性の強い仕事にも通じるものがあると思います。

会社員として本業と両立させながら結婚式ムービー制作を続けている方々を見ていると、共通しているのは、就業規則や税務の確認を「面倒な手続き」として後回しにせず、副業を始める前の準備段階として丁寧にこなしている点です。この土台があるからこそ、いざ本業が忙しくなった時期でも、慌てず落ち着いて対応でき、結果的に長く続けられているという印象を受けます。逆に、準備を怠ったまま勢いだけで始めた人ほど、思わぬトラブルで足踏みしてしまう場面を何度も見てきました。地道な準備こそが、結局は一番の近道なのだと感じています。

結婚式・イベント・記念動画のお仕事では、実際の案件の条件を確認できます。契約や法務の基礎知識をさらに深めたい方はフリーランスを守る「下請法(取適法)」の知識|発注書・契約書の必須項目チェックリストも参考になります。動画編集以外の分野に興味がある方はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事や、BGM制作を組み合わせたい方向けの作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事も確認してみてください。確定申告に不安がある方は税理士の副業ガイド|確定申告代行・記帳代行で稼ぐ方法【2026年版】、契約書の整備を検討している方は商標登録の代行費用相場|弁理士に依頼するメリットと自分で行う手間を比較も役立つはずです。

法律はあなたの味方です。就業規則と申告の基礎を先に固めておけば、結婚式ムービー制作という感情に訴える仕事を、本業とも無理なく両立させながら、安心して長く続けられます。

副業を始めるにあたって不安を感じるのは自然なことですが、その不安の多くは「知らないこと」から生まれています。就業規則を確認し、申告の基礎を理解し、契約条件を明文化するという、地味ながら確実な準備を一つずつ済ませておけば、あとは自分の技術とセンスを磨くことに集中できます。会社員としての安定した基盤があるからこそ挑戦できる副業のかたちとして、結婚式ムービー制作は多くの方にとって現実的な選択肢になるはずです。焦らず一歩ずつ、就業規則の確認から始めてみてください。技術を磨くのはその後でも十分間に合います。

よくある質問

Q. 会社の就業規則で副業が禁止されている場合、諦めるしかありませんか?

まずは人事担当者に規定の内容を直接確認することをおすすめします。競業避止や本業への支障がない範囲での運用実態を確認せずに諦めるのではなく、正確な情報をもとに判断してください。

Q. 確定申告はどのくらいの所得から必要になりますか?

給与所得者の場合、給与以外の所得が一定額を超えると確定申告が必要とされています。具体的な基準額や経費の扱いは個人の状況によって異なるため、税務署や税理士に確認することをおすすめします。

Q. 副業を会社に知られたくない場合、住民税の徴収方法を変えれば大丈夫ですか?

普通徴収への切り替えで会社への通知を避けられる可能性はありますが、自治体によって扱いが異なり、確実とは言えません。正しく申告した上で、可能であれば会社への副業申請も検討することをおすすめします。

Q. 本業の繁忙期と結婚式の納期が重なったらどうすればいいですか?

無理に両方を回そうとせず、あらかじめ繁忙期には新規受注を控える判断をしておくことが重要です。既に受注している案件については、早めに進捗を進めておくなどの事前対応を心がけてください。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

公開:2026年3月9日最終更新:2026年9月17日
丸山 桃子

この記事を書いた人

丸山 桃子@SOHO編集部

アパレルEC運営支援・SNSコンサル

アパレル企業でMD・ECバイヤーとして勤務後、フリーランスに独立。アパレルブランドのEC運営支援・SNS運用を手がけ、ファッション・EC系の記事を執筆しています。

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