教育訓練給付金でWebデザインを学び在宅ワークへ|給付率と対象講座の選び方を実例で解説

朝比奈 蒼
朝比奈 蒼
教育訓練給付金でWebデザインを学び在宅ワークへ|給付率と対象講座の選び方を実例で解説

この記事のポイント

  • 「在宅でWebデザインの仕事をしたい
  • でもスクールの費用が高くて踏み出せない」
  • そんな悩みを抱えている人は少なくありません

「在宅でWebデザインの仕事をしたい。でもスクールの費用が高くて踏み出せない」。そんな悩みを抱えている人は少なくありません。Webデザインのスクールは、通学型でもオンライン型でも数十万円かかるものが多く、未経験から始める人にとっては決して小さくない投資です。特に、家計を預かる主婦の方や、将来への不安から副業を始めたいと考えている会社員にとって、30万円から50万円といった受講料を一括、あるいは分割で支払うのは非常に勇気がいる決断でしょう。

ところが、この費用負担を国の制度で大きく軽減できることは、意外と知られていません。それが「教育訓練給付金」です。雇用保険に一定期間加入していた人なら、対象講座の受講費用の一部、場合によっては最大で7割が国から戻ってきます。webデザインを在宅ワークの武器にしたいと考えるなら、まず押えておくべき制度です。この制度を活用すれば、実質的な自己負担額を数万円程度に抑えつつ、プロレベルのスキルを習得することも不可能ではありません。

この記事では、教育訓練給付金の仕組みと給付率、Webデザインを学ぶうえで対象になる講座の見極め方、そして在宅ワークとしてWebデザインで稼げるようになるまでの現実的な道のりを、できるだけ具体的に整理していきます。「制度を知らずに全額自腹で払ってしまった」という後悔をしないために、最後まで読んでおいて損はありません。

教育訓練給付金とはどんな制度か

教育訓練給付金は、働く人のスキルアップやキャリアチェンジを国が金銭面で後押しする制度です。厚生労働省が指定した講座を修了すると、支払った受講費用の一部がハローワーク経由で支給されます。この制度は、単なる「習い事への補助」ではなく、日本の労働市場全体の流動性を高め、一人ひとりがより高い付加価値を生み出せるように設計されています。

厚生労働省は教育訓練給付制度について、次のように説明しています。

教育訓練給付制度は、働く方の主体的な能力開発の取組又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。 出典: 厚生労働省 教育訓練給付制度

ポイントは「働く方の主体的な能力開発」を支援するという目的です。会社から命じられた研修ではなく、自分の意思で選んで学ぶことが前提になっています。在宅でWebデザインの仕事に就きたい、副業から本業に育てたいといった個人の目標と、この制度の趣旨はぴったり重なります。特に近年では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展に伴い、ITスキルやクリエイティブスキルの習得が強く推奨されており、Webデザインもその重要な一角を占めています。

給付金には大きく分けて3つの種類があります。学ぶ内容のレベルや目的によって、給付率や上限額が変わってきます。Webデザインを学ぶ場合、自分がどの区分に当てはまるのかを最初に把握しておくことが、賢く制度を使う第一歩になります。また、2024年以降、特定の訓練については給付率がさらに引き上げられるなど、制度自体も時代に合わせて拡充されています。

3つの区分と給付率の違い

教育訓練給付には「一般教育訓練給付金」「特定一般教育訓練給付金」「専門実践教育訓練給付金」の3区分があります。それぞれ給付率と上限額が異なります。

一般教育訓練給付金は、最も対象範囲が広い区分です。受講費用の20パーセントが支給され、上限は10万円です。基礎的なスキル習得を目的とした多くの講座がここに含まれます。例えば、受講料が10万円の短期コースであれば2万円が戻ってきます。比較的安価なオンライン完結型スクールや、ピンポイントで特定のソフト(PhotoshopやIllustratorなど)の操作を学ぶ講座が多いのが特徴です。

特定一般教育訓練給付金は、速やかな再就職や早期のキャリア形成に資する講座が対象で、受講費用の40パーセント、上限20万円が支給されます。一般区分より給付率が高い分、対象となる講座は限定されます。ITパスポートなどの資格取得を目指す講座や、より実践的なWeb制作スキルを短期間で叩き込む講座がこれに該当することがあります。

専門実践教育訓練給付金は、中長期的なキャリア形成を目的とした、より本格的・体系的な講座が対象です。受講中は費用の50パーセント、上限は年間40万円が支給され、修了後に資格取得などをして就職に結びついた場合は、さらに上乗せされ合計で最大70パーセント(2024年10月以降は最大80パーセントへの拡充もあり)まで給付されます。Webデザインやプログラミングの分野でも、この専門実践に指定されている講座があります。例えば、50万円の本格的なコースを受講した場合、最大で35万円から40万円近くが戻ってくる計算になり、自己負担は10万円から15万円程度で済みます。

つまり、同じ「Webデザインを学ぶ」でも、選ぶ講座がどの区分に指定されているかで、戻ってくる金額が大きく変わるということです。受講料の安さだけで選ぶのではなく、給付率まで含めて実質負担額を比較することが重要になります。特に在宅ワークでの独立を視野に入れている場合、基礎から応用、さらには就職支援まで含まれる専門実践教育訓練の対象講座は、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢と言えます。

在宅で需要が高いWebデザインの具体的な業務内容や単価相場については、Webデザイナーの仕事ガイドで詳しくまとめています。学習で身につけたスキルを実際の案件にどうつなげるかをイメージする手がかりになります。

Webデザインの講座は給付金の対象になるのか

「そもそもWebデザインのスクールは給付金が使えるのか」という疑問を持つ人は多いはずです。結論から言えば、対象になる講座は確かに存在します。ただし、すべてのWebデザインスクールが対象なわけではありません。

教育訓練給付金が使えるのは、厚生労働大臣が指定した「指定講座」だけです。同じ「Webデザイン入門コース」という名前でも、スクールAは指定講座で給付金が使えるのに、スクールBは指定外で全額自己負担、ということが普通に起こります。指定を受けるためには、スクール側が厚生労働省に対して、カリキュラムの質や実績、受講生の就職率など厳しい審査をクリアする必要があるからです。

ここを誤解したまま申し込んでしまうと、「給付金が使えると思っていたのに対象外だった」という事態になりかねません。講座を選ぶ段階で、必ず指定講座かどうかを確認する必要があります。最近ではe-Govなどで関連する法令を確認することもできますが、まずは各スクールの公式サイトや厚生労働省のデータベースを当たるのが効率的です。

指定講座の探し方

指定講座を調べる最も確実な方法は、厚生労働省が運営する「教育訓練給付制度 検索システム」を使うことです。このシステムでは、分野やキーワード、地域、受講形態などで指定講座を絞り込めます。

検索の際は「情報関係」や「Web」「デザイン」といったキーワードで探すと、Webデザイン関連の指定講座が見つかります。在宅ワークを目指す人にとっては、通学が必須でないオンライン完結型の講座を選べるかどうかも大切なので、受講形態の条件も合わせて確認しておきましょう。

検索システムで講座を見つけたら、その講座がどの給付区分(一般・特定一般・専門実践)に指定されているかを必ずチェックします。前述のとおり区分で給付率が違うため、ここを見落とすと実質負担額の見積もりがずれてしまいます。また、講座の実施期間や、年に何回開講されるかといったスケジュール面も、今の仕事を続けながら学ぶ場合には重要な判断材料になります。

スクールの「給付金対応」表記を鵜呑みにしない

スクールの広告やランディングページには「教育訓練給付金対象」と大きく書かれていることがあります。これ自体は事実であることが多いのですが、注意したいのは「対象なのはこのコースだけ」というケースです。

複数のコースを展開しているスクールでは、最上位の長期コースだけが専門実践教育訓練の指定を受けていて、短期の入門コースは指定外、という構成がよくあります。「給付金対象」という言葉に惹かれて入門コースを申し込んだら給付対象外だった、ということが起こりがちです。

申し込み前には、自分が受講しようとしている具体的なコース名で検索システムに登録があるかを確認しましょう。スクールの担当者に「このコースは教育訓練給付制度の指定講座ですか。区分は一般・特定一般・専門実践のどれですか」と直接聞くのも確実です。また、給付を受けるためには出席率や課題の提出、修了試験への合格など、スクールが定める「修了要件」をクリアする必要があります。「ただ在籍しているだけ」では1円も戻ってこない点には注意が必要です。

給付金を受け取るための条件

魅力的な制度ですが、誰でも無条件に使えるわけではありません。給付金を受け取るには、雇用保険の加入期間に関する条件を満たしている必要があります。

雇用保険の加入期間が鍵

一般教育訓練給付金と特定一般教育訓練給付金の場合、受講開始日の時点で雇用保険の被保険者期間が原則として3年以上あることが条件です。ただし、はじめて給付金を利用する人については、被保険者期間が1年以上あれば対象になります。つまり、社会人2年目以降の人であれば、多くの人が利用できるチャンスがあるということです。

専門実践教育訓練給付金は、受講開始日時点で被保険者期間が原則3年以上(初回利用の場合は2年以上)必要です。区分によって条件が異なるので、自分が狙う区分の要件を確認しておきましょう。また、過去に一度給付金を利用したことがある人は、前回の利用から一定の期間(一般教育訓練などは3年以上など)が経過している必要があります。

会社を退職した人でも、離職日の翌日から受講開始日までが原則1年以内であれば対象になります。出産・育児・病気などで受講できない期間があった場合は、この期間を延長できる仕組みもあります。「もう辞めてしまったから無理だろう」と諦める前に、自分のケースが当てはまるかをハローワークに確認する価値があります。

自分が対象かどうかを確認する方法

自分の雇用保険加入期間がどれくらいあるのか、正確に把握している人は少ないものです。これはハローワークに問い合わせれば確認できます。「教育訓練給付金支給要件回照会票」という書類を提出すると、自分が給付の対象になるか、なる場合はどの区分かを事前に教えてもらえます。

この事前照会は非常に重要です。講座を申し込んで受講を始めてから「実は対象外だった」と分かっては取り返しがつきません。特に「専門実践教育訓練」を受ける場合は、受講開始の1ヶ月前までにハローワークでキャリアコンサルティングを受け、ジョブ・カードを作成するなどの事前手続きが必須となります。

受講を決める前に、必ず自分の受給資格を確認しておきましょう。在宅ワークへの第一歩として、まずはここから動き出すのが堅実な進め方です。ハローワークの窓口は平日の日中が主ですが、最近ではe-Taxのような利便性を目指したオンライン申請の導入も進んでおり、マイナンバーカードがあれば自宅から手続きができるケースも増えています。詳細は国税庁のサイトではなく、最寄りのハローワークや厚生労働省のHPで最新の運用を確認してください。

在宅ワークとしてのWebデザインの現実

制度の話と並行して、もう一つ冷静に見ておきたいのが「Webデザインで本当に在宅ワークとして稼げるのか」という現実です。スクールに通えば自動的に仕事が舞い込む、というほど甘い世界ではありません。しかし、正しい方向で努力を続ければ、場所を選ばない働き方を手に入れることは十分に可能です。

Webデザインの在宅ワークで求められるスキル

在宅でWebデザインの仕事を受けるには、いくつかのスキルが組み合わさって必要になります。デザインの基礎(配色、レイアウト、タイポグラフィ)、デザインツール(Photoshop、Illustrator、Figmaなど)の操作、そしてコーディング(HTML、CSS、場合によってはJavaScriptやWordPress)です。

特に在宅・フリーランスとして仕事を取る場合、「デザインだけできる」より「デザインからコーディングまで一人で完結できる」人のほうが圧倒的に重宝されます。クライアントとしては、デザイナーとコーダーを別々に手配する手間が省けるからです。スクールを選ぶときも、デザインとコーディングの両方を学べるカリキュラムかどうかは確認しておきたいポイントです。

加えて、在宅ワークではコミュニケーション能力も欠かせません。対面で打ち合わせができない分、チャットやメールで要件を正確にくみ取り、進捗を適切に報告する力が信頼につながります。技術力と同じくらい、やり取りの丁寧さが継続案件のカギを握ります。実際にどれくらいの年収を目指せるのか気になる方は、@SOHOの年収データベースを参考に、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアの相場感を把握しておくと、目標設定がしやすくなります。

学んだあとに仕事を得るまでの流れ

講座を修了しても、それだけで仕事が来るわけではありません。多くの人がたどるのは、まずポートフォリオ(自分の作品集)を作り、クラウドソーシングサイトや在宅ワーク専門の求人サービスで小さな案件から実績を積む、という流れです。

最初は単価の低いバナー制作やLP(ランディングページ)の一部修正といった案件からスタートし、評価と実績を重ねながら、Webサイト一式の制作のような単価の高い案件へとステップアップしていくのが一般的です。地道なプロセスですが、ここを乗り越えた人が安定した在宅ワーカーになっていきます。バナー制作であれば1本数千円から、サイト制作になれば1案件数十万円という世界です。

在宅でできるWebデザインや関連の仕事を探すなら、@SOHOのお仕事ガイドを扱う専門サービスを活用すると、未経験者でも応募しやすい案件に出会いやすくなります。また、具体的な募集案件を案件一覧で眺めてみることで、今どんなスキル(例えばFigmaが使える、WordPressの構築ができるなど)が市場で求められているのかをリアルタイムで知ることができます。学んだスキルを実践に移す場として、こうした求人情報を早めにチェックしておくとよいでしょう。

未経験から始める人が陥りやすい落とし穴

未経験からWebデザインの在宅ワークを目指す人がつまずきやすいのが、「学ぶこと」が目的化してしまうパターンです。スクールのカリキュラムを完璧にこなすことに集中しすぎて、肝心の「仕事を取る」「作品を作る」という実践の段階に進めないまま時間が過ぎてしまうのです。

教育訓練給付金で費用を抑えられるとはいえ、学習に投じる時間は有限です。インプットとアウトプットのバランスを意識し、講座で学んだことはすぐに自分の作品として形にする習慣をつけることが、最短で在宅ワークにたどり着くコツです。

また、資格取得ばかりに執着するのも危険です。Webデザインの世界では資格よりも「何が作れるか(ポートフォリオの質)」が重視されます。もし資格を武器にしたいのであれば、@SOHOの資格ガイドを参照し、実際の現場で評価される資格(ウェブデザイン技能検定など)に絞って効率的に取得することをお勧めします。

給付金を使ったWebデザイン学習の進め方

ここまでの内容を踏めて、教育訓練給付金を活用してWebデザインを学び、在宅ワークへつなげるまでの具体的なステップを整理します。

ステップ1 受給資格を確認する

最初にやるべきは、自分が給付金の対象になるかの確認です。ハローワークで支給要件回照会を行い、対象であればどの区分が使えるのかを把握します。ここが出発点であり、ここを飛ばして講座選びに進むのは順序が逆です。雇用保険被保険者証の番号を控えて、最寄りのハローワークへ行きましょう。

ステップ2 指定講座を比較する

受給資格が確認できたら、厚生労働省の検索システムで指定講座を探します。このとき比較すべきは、受講料そのものではなく「給付金を差し引いた実質負担額」です。受講料が高めでも専門実践指定で7割戻る講座のほうが、安いけれど指定外の講座より結果的に安くつくこともあります。

合わせて、カリキュラムの内容(デザインとコーディングの両方を学べるか)、受講形態(在宅完結が可能か)、サポート体制(質問対応や課題添削があるか)も比較軸に入れます。特にオンライン講座の場合は、動画を見るだけなのか、講師によるライブ講義があるのか、マンツーマンの面談があるのかによって、挫折率が大きく変わります。

ステップ3 受講・修了する

講座が決まったら、定められた手続きに沿って受講を開始します。専門実践教育訓練の場合は、受講前に訓練前キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作成するなど、追加の手続きが必要になることがあります。給付金は修了の認定や出席率などの要件を満たして初めて支給されるため、途中で投げ出さず最後までやり切ることが大前提です。半年から1年という長期にわたる学習になるため、モチベーションを維持する仕組み(仲間を作る、定期的に作品を公開するなど)を自分なりに持っておくことが成功の鍵です。

ステップ4 ポートフォリオを作り案件に応募する

修了したら、学習中に作った課題やオリジナル作品をまとめてポートフォリオを作成します。そのうえで在宅ワーク向けの求人やクラウドソーシングで案件に応募し、実績を積み始めます。学んで終わりにせず、実際の仕事につなげるところまでをワンセットで計画しておくことが、制度を「使った意味」を生む最後の仕上げです。さらに専門実践教育訓練の場合、修了から1年以内に就職(雇用保険加入)や独立して実績を上げることで、追加の給付金がもらえる仕組みもあります。これを最大限に活用しましょう。

制度を使う前に知っておきたい注意点

教育訓練給付金は強力な制度ですが、思い込みで動くと損をする落とし穴もあります。最後に、申し込み前に押さえておきたい注意点をまとめます。

まず、給付金は「先払いで全額立て替えてから後で戻ってくる」仕組みだということです。受講料はいったん自分で全額支払う必要があり、給付金が振り込まれるのは修了後の手続きを経てからになります。手元資金にある程度の余裕を見ておく必要があります。クレジットカードの分割払いなどを利用する場合も、給付が実行されるまでの資金繰りを考えておきましょう。

次に、同じ給付金を何度も連続して使うことはできません。給付を受けた後は、次に利用できるようになるまで一定の期間を空ける必要があります。複数の講座を計画している場合は、利用のタイミングを戦略的に考えましょう。例えば、最初は独学で基礎を固め、一番お金がかかる応用実践コースで給付金を使うといった「ここぞ」という場面で使うのが賢明です。

そして、制度の細かな条件や給付率、対象講座は見直されることがあります。受講を検討する時点での最新情報を、厚生労働省やハローワークの公式情報で必ず確認してください。スクール側の説明だけで判断せず、自分でも公式の一次情報に当たる姿勢が、結果的に最も確実です。また、給付金の申請には期限があります。修了日の翌日から1ヶ月以内など、非常にタイトな場合があるため、カレンダーに手続き日を書き込んでおくくらいの準備が必要です。

Webデザインは、在宅で完結しやすく、スキルさえ身につければ働く場所や時間を自分で選べる、自由度の高い仕事です。その入り口に立つための費用負担を、教育訓練給付金は大きく和らげてくれます。もし、さらに詳しいキャリアプランや、自分に合った教育訓練を探したい場合は、@SOHOの無料会員登録をして、専門家のアドバイスや非公開の案件情報を収集してみるのも良いでしょう。「費用が高いから」という理由だけで諦めていた人こそ、まずは自分の受給資格を確認するところから、一歩を踏み出してみてください。

公的機関・関連参考情報

本記事の内容に関連する公的機関や信頼できる情報源は以下の通りです。最新情報は公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q. 教育訓練給付金で受講費用の最大いくらが戻ってきますか?

一般教育訓練給付金なら受講費用の20%(上限10万円)、専門実践教育訓練給付金なら最大70%(合計上限168万円)が支給されます。Webデザイン講座は種類によって対象となる給付枠が異なるため、事前にハローワークで自身の受給資格と、検討している講座がどの枠に該当するかを確認しましょう。自己負担額を大幅に抑えて学習を開始できる非常に強力な制度です。

Q. 全てのWebデザインスクールが給付金の対象になりますか?

全てのスクールが対象ではなく、厚生労働大臣が指定した特定の講座のみが対象です。独学や一部の格安オンラインスクールは対象外となることが多いため注意してください。検討中のスクールが「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定講座」であるかどうかは、ハローワークの検索システムや、各スクールの公式サイトの案内、または無料相談会などで必ず事前にチェックしておきましょう。

Q. 未経験からWebデザインを学んで本当に在宅ワークが可能ですか?

十分可能です。ただし、卒業後すぐに高単価案件を得るのは難しいため、最初はバナー制作などの小規模な案件から実績を積むのが現実的です。給付金で浮いた費用を、高性能なPCの購入やデザインツールの契約料、有料フォントの導入などに充てることで、プロと同じ制作環境を早期に整えることができます。この環境整備が、在宅で安定して案件を獲得するための近道となります。

Q. 給付金を受け取るタイミングはいつですか?受講前にもらえますか?

給付金は基本的に「後払い」です。受講開始前にハローワークで手続きを行い、受講修了後に申請することで指定口座に振り込まれます。そのため、初期費用として受講料の全額を一度自分で用意する必要がある点に注意しましょう。また、出席率や課題提出などの修了条件を満たさないと、給付金を受け取れなくなるリスクがあるため、最後までやり遂げる学習計画を立てることが重要です。

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朝比奈 蒼

この記事を書いた人

朝比奈 蒼

ITメディア編集者

IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。

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