RESERVAの予約システムの評判と、導入前に確かめておきたい点


この記事のポイント
- ✓RESERVA(レゼルバ)の予約システムの評判を確かめたい人向けに
- ✓公式の料金表から読み取れる無料プランの範囲
- ✓有料プランごとの予約件数と機能
RESERVA(レゼルバ)の予約システムの評判を調べると、「無料で始められて機能が多い」という声と、「設定項目が多くて迷う」「無料の範囲では足りなくなった」という声の両方が見つかります。結論から書くと、RESERVAは業種を問わず使える機能の多さと、無料から始められる手軽さが強みの予約システムです。一方で、使いたい機能がどのプランから使えるか、月の予約件数がどのくらいになるかを確かめずに始めると、あとから費用が想定より膨らみやすい面もあります。この記事では、2026年10月3日時点の公式の料金表と運営会社の情報をもとに、評判の良い点と不満が出やすい場面、合う人と合わない人、導入前に確かめておきたい点を整理します。
RESERVAはどんな予約システムか
RESERVAは、株式会社コントロールテクノロジーが運営するクラウド型の予約システムです。クラウド型とは、ソフトをパソコンに入れずに、インターネット上のサービスに登録して使う形のことです。店や教室の予約ページをRESERVAの中に作り、お客様はそのページから空いている日時を選んで予約します。
公式サイトでは、累計導入社数を350,000社以上、対応業種を350以上と案内しています。対応業種には、ヘアサロンやネイルサロン、整体院、ヨガ教室や料理教室、セミナーやイベント、貸し会議室やレンタルスペース、宿泊施設、企業や健康保険組合の健康診断、市役所や公共施設の窓口まで並んでいます。個人で営む小さなサロンから、自治体の施設予約まで、同じ仕組みで扱える幅の広さが特徴です。
予約の受け方は、業種に合わせて「タイプ」を選ぶ形になっています。料金表の注記を見ると、サービス提供タイプ、スタッフ指名タイプ、スクールタイプ、イベントタイプ、施設タイプ、宿泊タイプといった区分があり、タイプによって使える機能が変わります。たとえば、電子鍵の連携は施設タイプと宿泊タイプ、Zoomの連携はサービス提供、スタッフ指名、スクール、イベントの各タイプで使える、という具合です。
運営会社の情報ページには、情報セキュリティの国際規格であるISMS認証(ISO 27001)と、クラウドサービス向けのISMSクラウドセキュリティ認証(ISO 27017)を取得していることが記載されています。予約システムにはお客様の名前や連絡先が集まるため、運営会社がどのような管理体制をとっているかは、評判とは別に確かめておきたい点です。
料金プランと、無料で使える範囲
RESERVAの料金プランは、無料のフリープランを含めて6つあります。公式の料金表では、初期費用とサポート費用はどのプランでも0円とされています。
| プラン | 年払いの1か月あたり | 月払い | 月間予約件数 | 登録顧客件数 | 機能数 |
|---|---|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 | 50件 | 250件 | 43 |
| ブルー | 3,850円 | 5,500円 | 200件 | 1,000件 | 44 |
| シルバー | 6,600円 | 8,800円 | 500件 | 2,500件 | 54 |
| ゴールド | 13,200円 | 17,600円 | 1,000件 | 5,000件 | 82 |
| エンタープライズ | 23,100円 | 30,800円 | 2,000件 | 10,000件 | 110 |
| スイート | 46,200円 | 61,600円 | 4,000件 | 20,000件 | 116 |
フリープランは期限なく無料で使え、月に50件までの予約と250件までの顧客登録ができます。個人で営む店で、1日に1件から2件の予約が入る程度なら、フリープランの範囲に収まる計算です。
ただし、予約ページの広告を消せるのはシルバープラン以上です。料金表のシルバープランの説明には「広告非表示」と書かれていて、フリープランとブループランでは予約ページに広告が表示されます。お客様に見せるページの印象を気にする店では、この点が有料プランへ移るきっかけになりやすいところです。
サポートの窓口も、プランで分かれています。フリーからゴールドまではメールのみで、電話のサポートが使えるのはエンタープライズとスイートです。
追加の費用がかかるオプション
料金表には、プランの月額とは別に費用がかかる機能が並んでいます。代表的なものは次のとおりです。
・LINE連携 … 月額3,300円(税込)。LINEアカウントでの予約と、予約の確認やリマインドの自動送信 ・オンラインカード決済 … 決済額の4.9%の手数料 ・クーポン発行 … 1クーポンあたり330円(税込) ・多店舗管理 … 月額22,000円から(税込)、シルバープランから ・電子鍵(Akerun、RemoteLOCK)の連携 … 1台あたり月額1,100円から(税込)、エンタープライズプランから。別に機器と取り付けの費用
Googleカレンダーの連携とZoomの連携は月額0円ですが、Zoomの連携はゴールドプランから、Googleカレンダーとの双方向の連携は施設タイプでエンタープライズプランからと、使えるプランに条件があります。「無料で使える」と聞いて始めたあとに、使いたい機能が上のプランやオプションだったと気づく、という行き違いが起きやすいのはこの部分です。
評判で挙がりやすい良い点
RESERVAの評判で挙がりやすい良い点は、公式の機能と料金の作りから見ると、次の4つに整理できます。
無料で始めて、そのまま試せる
フリープランを無料のまま使い続けられ、初期費用もかからない点は、評判で最もよく挙がる良い点です。予約システムを初めて使う店にとって、お金をかけずに実際のお客様の予約で試せることは大きな安心材料になります。開設したその日から予約を受け付けられるという手軽さも、公式サイトが強調している点です。
業種を選ばない機能の幅
公式サイトは、100種類以上の機能と、350以上の業種への対応をうたっています。スタッフの指名、回数券や月額のサブスクリプション、キャンセル待ち、抽選、事前アンケート、多言語の予約ページなど、業種ごとに必要になる機能を1つのサービスで選べます。予約の形が少し変わった業種でも、たいていの場合はどれかのタイプと機能の組み合わせで対応できることが、評判の高さにつながっています。
予約から集客までまとめて扱える
予約の受付だけでなく、顧客管理、メールマガジンやクーポンの配信、予約件数の推移のグラフ化まで、1つのサービスで扱えます。予約の記録がそのまま顧客の記録になるので、別々のツールに入力し直す手間が省けます。
運営の規模と管理体制
累計の導入社数が多く、運営会社がISMS認証を取得していることは、予約システムを選ぶ企業や自治体にとって判断材料になります。個人の店でも、お客様の情報を預ける先として、運営の実績と管理体制が公開されていることは安心材料の1つです。
不満が出やすい場面
良い点の裏返しとして、不満が出やすい場面もあります。どれもRESERVAだけの問題というより、多機能な予約システムに共通する傾向ですが、導入前に知っておくと避けられるものが多くあります。
設定項目が多く、最初に迷う
機能が100種類以上あるということは、設定する項目も多いということです。予約のタイプの選び方、メニューの作り方、受付の締め切り、キャンセルの扱いなど、決めることが多く、初めて予約システムを使う人ほど、どこから手を付ければよいか迷いやすくなります。RESERVAの公式マガジンでも、予約タイプを後から変更できるか、フリープランでどこまで使えるかといった、導入前の確認点を解説する記事が出ています。それだけ多くの人がつまずく点だということです。
予約件数が増えると費用の段差が大きい
月間予約件数の上限は、フリーで50件、ブルーで200件、シルバーで500件です。予約が順調に増えると、上限に合わせて上のプランへ移る必要があります。年払いの1か月あたりで見ると、ブルーの3,850円からシルバーの6,600円、ゴールドの13,200円と段階的に上がり、使いたい機能がゴールド以上にしかない場合は、予約件数が少なくても上のプランを選ぶことになります。
決済が要らない店には機能が余る
RESERVAの機能の多くは、事前決済、回数券、月額サブスクリプション、クーポンといった、お金のやり取りや集客に関わるものです。支払いは来店時の現金や振込で足りている店、予約を受けて当日の連絡ができれば十分という店にとっては、使わない機能が多く、そのぶん設定画面の複雑さだけが残ることがあります。
広告の表示と、問い合わせの窓口
フリープランとブループランでは予約ページに広告が表示され、サポートはメールだけです。急ぎの不具合があったときに電話で相談したい店では、電話のサポートがエンタープライズ以上である点が不満につながりやすくなります。
業種ごとに見た使いどころ
RESERVAは対応業種が広いぶん、業種によって使う機能がかなり違います。自分の業種でどの機能が中心になるかを先に知っておくと、評判の読み方も変わります。
サロン・治療院
ヘアサロン、ネイルサロン、整体院などでは、スタッフの指名、メニューごとの所要時間、施術の合間の準備時間の設定が中心になります。料金表の機能一覧には、担当者のシフト登録、指名料の設定、準備時間の設定、カルテといった項目が並んでいます。リピートのお客様が多い業種なので、来店後のお礼の通知やクーポンの配信といった、また来てもらうための機能が評判の良し悪しを左右します。
スクール・教室
ヨガ教室や料理教室、語学教室などでは、同じ時間に複数の生徒が予約する定員制の予約と、回数券や月額会員の管理が中心になります。複数の日程をまとめて予約する機能や、出欠簿、セット日程といった機能が、教室の運営に合わせて用意されています。決済を回数券や月額で受けたい教室ほど、RESERVAの機能の多さが活きます。
施設・レンタルスペース
貸し会議室やレンタルスペースでは、部屋ごとの時間貸し、時間帯ごとの料金の変更、最低利用時間の設定が中心になります。無人で運営したい場合は、電子鍵の連携で予約時間に合わせて鍵を発行する使い方もありますが、エンタープライズプラン以上と機器の費用が必要です。
イベント・セミナー
講演会や説明会では、日時を指定したメニュー、残りの席数の表示、抽選、当日の受付が中心になります。申し込みが集中する人気のイベントでは、抽選の機能で先着順の混乱を避けられます。QRコードでの受付アプリは、スイートプランからの機能です。
このように、同じRESERVAでも、業種によって評価の分かれ目になる機能が違います。口コミを読むときは、書いた人の業種が自分と同じかどうかを必ず確かめてください。
1か月の費用を3つの例で計算する
料金表の数字だけを眺めていても、自分の店でいくらかかるかは分かりにくいものです。2026年10月3日時点の公式の料金表をもとに、架空の3つの例で1か月あたりの費用を計算してみます。プランの金額は年払いの1か月あたりで計算しています。
例1:ひとりで営む整体院(予約は1か月40件)
予約が1か月に40件なら、フリープランの上限50件に収まります。広告の表示を気にしなければ、費用は0円です。ただし、繁忙期に50件を超える月があるなら、その月はブループランへの切り替えを考える必要があります。予約ページの広告を消したい場合は、シルバープランの6,600円になります。
例2:ヨガ教室(予約は1か月180件、LINEで予約を受けたい)
予約が1か月180件なら、ブループランの上限200件に収まります。ブループランの3,850円に、LINE連携の月額3,300円を加えると、1か月あたり7,150円です。月払いにすると、ブループランが5,500円になるので、合計は8,800円になります。生徒が増えて200件を超えると、シルバープランへ移ることになり、LINE連携と合わせて9,900円になります。
例3:イベントを開く教室(予約は1か月450件、カードの事前決済を使う)
予約が1か月450件なら、シルバープランの上限500件に収まります。シルバープランの6,600円に加えて、オンラインカード決済の手数料が決済額の4.9%かかります。たとえば1か月のカード決済の合計が30万円なら、手数料は14,700円です。プランの金額より決済手数料のほうが大きくなることもあるので、事前決済を使う店では、決済の金額も含めて計算しておく必要があります。
このように、同じRESERVAでも、予約件数と使う機能によって1か月の費用は0円から数万円まで変わります。比較サイトの「月額いくら」という見出しだけで判断せず、自分の店の数字を入れて計算してみることが大切です。
予約システムを入れると変わる仕事
RESERVAに限らず、予約システムを入れると、店や教室の日々の仕事の中身が変わります。評判を読むときも、この変化が自分の店にとって良いものかどうかを考えると、判断しやすくなります。
電話の対応が減る
予約システムを入れて一番変わるのは、電話の対応です。お客様が24時間いつでも空き状況を見て予約できるようになるので、施術中や授業中に電話に出られず予約を逃す、ということが減ります。RESERVAの公式サイトも、接客中や営業時間外の取りこぼしをなくすことを特長に挙げています。ただし、電話でしか予約しないお客様もいるので、電話の受付をすぐにやめるのではなく、電話で受けた予約も予約システムに入力して、予約の記録を1か所にまとめる運用にします。
無断キャンセルを防ぎやすくなる
予約の前日にリマインドのメールを自動で送れるようになると、うっかり忘れによる無断キャンセルを防ぎやすくなります。お客様がキャンセルや日時の変更を自分で手続きできるようにしておけば、空いた枠にほかのお客様が予約を入れられます。RESERVAの機能一覧には、キャンセル待ちの機能も並んでいます。
予約の記録が顧客の記録になる
紙の予約表では、お客様がいつ来たか、どのメニューを受けたかを後から探すのに手間がかかります。予約システムでは、予約の記録がそのままお客様ごとの来店履歴になり、次の予約のときに前回の内容を確かめられます。この記録が、メールでの案内やリピートの促進に使える材料になります。
設定と見直しの仕事が増える
一方で、予約システムを入れると、新しく増える仕事もあります。メニューの変更、休業日の登録、受付の締め切りの調整など、設定を最新の状態に保つ仕事です。設定が古いままだと、休みの日に予約が入る、終わったメニューに予約が入る、といった行き違いが起きます。週に1回、予約ページを自分のスマホでお客様と同じように開き、表示がおかしくないかを確かめる習慣をつけると、こうした行き違いを防げます。スタッフが複数いる店では、誰が設定を変えるのかを決めておくと、変更の行き違いも防げます。
RESERVAが合う人、合わない人
ここまでの良い点と不満が出やすい場面を、どんな店や教室に合うかで整理すると、次のようになります。
| 合いやすい人 | 合いにくい人 |
|---|---|
| 予約の形が特殊で、機能の多さが必要な業種 | 予約を受けて連絡するだけで足りる個人の店 |
| 事前決済、回数券、月額会員を使いたい店 | 決済は来店時の現金や振込で足りている店 |
| 施設や宿泊、イベントなど、時間と枠の管理が複雑な事業 | 設定に時間をかけられず、すぐ使い始めたい人 |
| 複数の店舗をまとめて管理したい事業者 | 予約ページの広告を出したくないが、費用は抑えたい人 |
| 企業や自治体で、運営会社の管理体制を重視する組織 | 電話でのサポートを無料の範囲で受けたい人 |
ひとことで言えば、RESERVAは「たくさんの機能の中から、自分の業種に必要なものを選んで組み合わせる」使い方に向いた予約システムです。逆に、必要な機能が少なく決まっている店では、機能の多さが使いやすさの妨げになることがあります。
導入前に確かめておきたい点
RESERVAに限らず、予約システムを導入する前には、次の点を確かめておくと、あとから困ることが減ります。
1か月の予約件数を数える
まず、今の予約が1か月に何件あるかを数えます。紙の予約表や電話の記録から、直近3か月の件数を出し、多い月の件数で考えます。フリープランの50件を超えるなら、最初から有料プランの費用を見込んでおく必要があります。予約は、繁忙期に一気に増えることが多いので、年間で最も多い月を基準にするのが安全です。
使いたい機能がどのプランから使えるかを確かめる
次に、使いたい機能を書き出し、それぞれがどのプランから使えるかを料金表の詳細で確かめます。予約のタイプによって使える機能が違う場合もあるので、自分の業種で選ぶタイプと合わせて確認します。LINEで予約を受けたい、事前にカードで決済したい、Googleカレンダーと予定を合わせたい、といった希望があれば、オプションの費用も含めて1か月あたりの合計を計算しておきます。
予約タイプを慎重に選ぶ
予約のタイプは、使える機能や予約ページの見え方を左右します。RESERVAの公式マガジンにも、予約タイプを後から変更できるかを扱った記事があるように、始めてから変えたくなると手間がかかります。無料のうちに、実際のメニューを登録して、お客様側の予約ページを自分で操作してみると、選んだタイプが合っているかを確かめられます。
お客様の情報の扱いを確かめる
予約システムには、お客様の名前、電話番号、メールアドレス、ときには体の状態や相談の内容まで記録されます。お店が予約システムを使うことは、お客様の個人データの取り扱いを外部のサービスに任せることでもあります。個人情報保護法は、こうした場合について次のように定めています。
個人情報取扱事業者は、個人データの取扱いの全部又は一部を委託する場合は、その取扱いを委託された個人データの安全管理が図られるよう、委託を受けた者に対する必要かつ適切な監督を行わなければならない。 出典: e-Gov法令検索「個人情報の保護に関する法律」第25条
難しい言い回しですが、要するに「お客様の情報を外部のサービスに預けるなら、その預け先が安全に管理しているかを、お店の側も気にかける必要がある」ということです。運営会社の所在地、情報セキュリティの認証、データの書き出しができるか、解約したときにデータがどう扱われるかを、利用規約やプライバシーポリシーで確かめておきます。自分の店の扱いが法律上どうなるかは事情によって変わるので、迷う場合は個人情報保護委員会の相談窓口などで確認してください。
やめるときのことも考えておく
予約システムは、使い始めるより、乗り換えるときのほうが手間がかかります。顧客の情報や予約の履歴をCSV(表計算ソフトで開ける形式のファイル)で書き出せるか、書き出したデータをほかのサービスに取り込めるかを、始める前に確かめておくと安心です。RESERVAの料金表には、予約情報と顧客情報のCSV出力が機能として並んでいます。
無料のうちに試しておくこと
本格的に使い始める前に、無料の範囲で次の流れを一通り試しておくと、導入後の行き違いを減らせます。まず、実際に提供しているメニューを2つか3つ登録し、所要時間と料金、受付の締め切りを設定します。次に、家族や知人に頼んで、スマホからお客様として予約してもらい、予約完了のメールがどう届くか、キャンセルや日時の変更がどのくらいの手間でできるかを確かめます。最後に、管理画面で予約の一覧と顧客の記録を開き、毎日の確認に何回の操作が必要かを数えます。この3つを試して、毎日の操作に負担を感じなければ、その予約システムは自分の店に合っていると判断できます。
評判を読むときに気をつけたいこと
予約システムの評判を調べると、比較サイトの記事や口コミがたくさん見つかります。ただし、読むときにはいくつか注意が必要です。
1つ目は、書かれた時期です。料金や機能、導入社数は改定されることがあります。たとえば導入社数は、古い記事では28万社規模と書かれているものもありますが、2026年10月3日時点の公式サイトでは350,000社以上と案内されています。料金も、記事に書かれた金額をそのまま信じず、公式の料金表で今日時点の金額を確かめます。
2つ目は、書き手の立場です。予約システムの比較記事の中には、別の予約システムを提供する会社が書いたものもあります。そうした記事が誤っているとは限りませんが、自社のサービスに有利な観点で比べている可能性はあります。どの会社が書いた記事かを確かめたうえで、公式の情報と照らし合わせて読むと、偏りに気づきやすくなります。
3つ目は、口コミを書いた人の業種と規模です。大きな施設を運営する人の評価と、ひとりでサロンを営む人の評価は、同じサービスでも大きく違います。自分と業種や規模が近い人の声を探して読むと、参考になる度合いが上がります。
4つ目は、不満の原因が予約システムそのものにあるのか、設定や運用にあるのかです。「予約が重なった」「休みの日に予約が入った」という声の中には、休業日の登録漏れや、電話で受けた予約を入力し忘れたことが原因のものも含まれます。不満の声を読むときは、同じことが自分の店で起きたら設定で防げるかどうかを考えながら読むと、評判に振り回されにくくなります。
なお、2026年10月3日時点で、RESERVAのサポートサイトのお知らせを確かめた範囲では、提供の終了、新規受付の停止、料金改定の予定といった告知は見当たりませんでした。直近のお知らせは、スクールタイプやイベントタイプでの会員種別の指定、オプションの在庫管理、施設タイプでの終了前の通知など、機能の追加に関するものです。
RESERVAが合わなかったときの候補
RESERVAの多機能さが自分の店には合わない、決済の機能は要らないので予約と連絡に絞って使いたい、という場合の候補の1つが、Rizaflow(リザフロー)です。占い、コーチング、ヨガ、整体、ネイル、個人のスクールなど、決済が要らない業態に合わせて作られた予約システムです。
公式ページによると、Rizaflowのフリープランは初期費用・月額とも0円で、予約は1か月あたり50件・スタッフ1名まで使えます。期限はなく、クレジットカードの登録も要りません。フリープランでも、予約カレンダーと予約フォーム、予約完了・前日のリマインダー・来店後の御礼メールの自動送信、お客様自身で変更や取り消しができるキャンセルURL、会員マイページ、顧客管理とメールの開封計測が使えます。フリープランでは予約ページのURLが rizaflow.com/店名 の形になり、ページの下に Powered by Rizaflow の表示が入ります。
有料プランは、ひとりで営む人向けのライトプランが月額3,300円(税込、予約は1か月あたり300件まで、年契約なら1か月あたり2,750円)、スタッフ指名とシフト管理、独自ドメインが使えるスタンダードプランが月額7,700円(税込、年契約なら1か月あたり6,600円)です。事前決済は上位のプロプランで、使いたい人だけが選ぶ形になっています。予約件数が上限を超えても予約は止まらず、100件ごとに1,100円(税込)の追加で使い続けられます。今使っているシステムから書き出した顧客のCSVを取り込めるので、乗り換えの手間も抑えられます。詳しい機能と料金はRizaflowで確認できます。
Rizaflowは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
どちらを選ぶ場合も、無料プランで実際のメニューを登録し、お客様側の予約ページを自分のスマホで操作してから決めると、使い勝手の違いがはっきり分かります。
予約システム選びと、独自データからの考察
予約システムの導入は、個人の店や小さな事業者にとっては、自分で設定して終わりにできることが多い作業です。一方で、予約の形が複雑な施設や、複数の店舗をまとめて管理したい事業者では、予約システムの設定や、既存の業務システムとのつなぎこみを外部の専門家に頼む場面も出てきます。予約システムの導入支援や、業務の仕組みづくりを請け負う仕事がどう広がっているかは、Web・業務システム開発のお仕事で確かめられます。業務の流れを整理して仕組みを提案する立場の収入の水準は、システムコンサルタント・設計者の年収・単価相場で職種全体の傾向を見られます。
運営者の視点から見えること
フリーランスや在宅ワークの市場を長く見てきた立場から言えば、個人で教室やサロンを営む人ほど、道具を選ぶ時間より、お客様との関係を育てる時間に重心を置いたほうが仕事が長続きしています。予約システムは、その時間を生み出すための道具です。機能の多さで選ぶより、自分の店で毎日使う操作が少なく済むかどうかで選んだほうが、結果として予約の取りこぼしが減ります。また、仲介の手数料が引かれない直接の取引であれば、お客様は同じ予算でより多く通いやすく、受ける側は手取りが厚くなります。予約の仕組みを自分で持ち、お客様と直接つながる形を整えた人ほど、収入が安定していきます。
まず取りかかること
RESERVAを検討しているなら、最初に直近3か月の予約件数を数え、使いたい機能を書き出してください。そのうえで公式の料金表で、件数と機能に合うプランと、オプションを含めた1か月あたりの合計を計算します。無料のフリープランで実際のメニューを登録し、お客様側の予約ページを操作してから本格的に使い始めれば、導入後の行き違いを減らせます。予約ページへの集客にSNSやWeb広告をどう組み合わせるかを考えるときは、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事のお仕事ガイドで、集客の仕事がどのように成り立っているかも確かめられます。
よくある質問
Q. RESERVAは無料でどこまで使えますか?
2026年10月3日時点の公式の料金表では、フリープランは期限なく無料で、1か月あたりの予約は50件、登録できる顧客は250件までです。初期費用とサポート費用はかかりません。ただし、予約ページの広告を消せるのはシルバープラン以上で、サポートはメールのみです。LINE連携やオンラインカード決済などは、プランとは別に費用がかかります。
Q. RESERVAの有料プランはいくらからですか?
公式の料金表では、最も安い有料プランのブループランが、年払いで1か月あたり3,850円、月払いで5,500円です。予約は1か月あたり200件、顧客は1,000件まで登録できます。広告を表示しないシルバープランは年払いで1か月あたり6,600円、月払いで8,800円です。料金は改定されることがあるので、申し込む前に公式の料金表で確かめてください。
Q. RESERVAの評判で不満が出やすいのはどんな点ですか?
機能が多いぶん設定項目も多く、初めて予約システムを使う人ほど最初に迷いやすい点が挙がります。また、予約件数が増えると上のプランへ移る必要があり、使いたい機能が上位のプランやオプションにある場合は、想定より費用がかかることがあります。導入前に、月の予約件数と使いたい機能を書き出して、料金表と照らし合わせておくと避けられます。
Q. 予約システムにお客様の情報を預けるとき、何を確かめればよいですか?
個人情報保護法では、個人データの取り扱いを外部に任せる場合、預け先の安全管理に気を配ることが求められています。運営会社の所在地や情報セキュリティの認証、データをCSVで書き出せるか、解約したときにデータがどう扱われるかを、利用規約やプライバシーポリシーで確かめてください。自分の店の扱いで迷う場合は、個人情報保護委員会の相談窓口などで確認できます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼@SOHO編集部
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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