スキマ時間で進むITコンサル・講師の工程と、まとまった時間が要る工程


この記事のポイント
- ✓ITコンサル・講師の仕事をスキマ時間で進めたい人向けに
- ✓工程を細かく分解して整理しました
- ✓5分から30分で片づく作業と
結論から言います。ITコンサル・講師の仕事のうち、スキマ時間で本当に進むのは「判断を伴わない工程」だけです。それ以外をスキマ時間に押し込もうとすると、進んでいるつもりで実は何も進んでいない、という状態になります。
この職種は、成果物が資料や講義という形をとります。つまり、頭の中で構造を組み立てる時間が必ず要る。15分の空きが4回あることと、60分まとめて空いていることは、この仕事においては等価ではありません。ここを混同したまま計画を立てると、締切前に必ず破綻します。
この記事では、コンサルと講師の仕事を工程単位に分解して、どこがスキマ時間で進み、どこが進まないのかを一つずつ仕分けていきます。感覚論ではなく、作業の性質から線を引きます。
スキマ時間で進む工程と、進まない工程を分ける基準
先に判断基準を出しておきます。ある工程がスキマ時間で進むかどうかは、次の三つで決まります。
一つめ、着手までに必要な情報の量。開くファイルが1つで済むならスキマ向き、5つ並べる必要があるなら向きません。
二つめ、中断したときの損失。途中で止めても失うものがない工程はスキマ向き、思考の流れが切れると最初からやり直しになる工程は向きません。
三つめ、判断の有無。すでに決まったことを形にする作業はスキマ向き、何を書くかを決める作業は向きません。
この三つで見ると、「作業」と呼ばれるものの多くはスキマ時間で進み、「設計」と呼ばれるものはほぼ進まない、という当たり前の結論になります。ただ、当たり前のわりに実践できている人は少ない。理由は、自分の仕事を工程に分けていないからです。
まず、ITコンサル・講師の仕事を工程に分解する
仕分けの前に、そもそも何をやっているのかを並べます。ここが曖昧なままだと、時間の割り振りも曖昧になります。
仕事の全体像はITコンサルティング・講師のお仕事に整理されています。どんな依頼があり、何が求められるのかを俯瞰したうえで、以下の分解を読んでもらうとつながりやすいはずです。
コンサル側の工程
コンサルティングの案件は、おおむね次の流れをとります。ヒアリング、現状の整理、課題の抽出、方針の立案、資料化、報告、そして導入の伴走です。
このうち、ヒアリングと報告は相手がいるので時間が固定されます。現状の整理は、集めた資料を読んで分類する作業なので、細切れでも進みます。課題の抽出と方針の立案は、集めた情報を全部見渡しながら考える工程です。ここは細切れでは進みません。資料化は、決まった内容を形にする作業なので、また細切れに戻ります。
つまり、コンサルの工程は「細切れ可能」「不可」「可能」が交互に来ます。この波を無視して均等に時間を割ると、不可の部分で必ず詰まります。
講師側の工程
講師の仕事はもう少し工程が多くなります。カリキュラムの設計、教材の作成、演習問題づくり、リハーサル、当日の実施、質問対応、そして受講後のフィードバック整理です。
オンラインで教える仕事の全体的な進め方はプログラミング講師の副業入門|オンラインで教えて稼ぐ方法にまとまっています。工程ごとの中身をつかんでおくと、どこに時間がかかるかの見積もりが立てやすくなります。
講師の工程で注意したいのは、カリキュラム設計が全体の質を決めるという点です。ここが雑だと、あとの工程をどれだけ丁寧にやっても受講者には伝わりません。にもかかわらず、設計はいちばん後回しにされやすい。理由は単純で、目に見える成果物が出ないからです。正直なところ、これはかなり多くの人がやっている失敗です。
スキマ時間で確実に進む工程
では具体的に、細切れで進むものを挙げていきます。
5分から15分で片づくもの
・受講者やクライアントからのメッセージへの返信 ・スケジュールの調整と確定 ・参考資料のブックマークと分類 ・スライド1枚分の誤字修正 ・用語集への追記 ・請求書の下書き作成 ・次回の議題メモの追記
この階層の作業は、スマートフォン1台でも進みます。通勤の電車、待ち合わせの前、子どもの習い事の送迎待ち。こうした時間に片づけておくと、まとまった時間を丸ごと設計に使えるようになります。
逆に言えば、この階層の作業をまとまった時間に回してしまうのが最大の無駄です。2時間の作業枠のうち最初の40分をメール返信で溶かした、という経験は多くの人にあるはずです。
30分あれば進むもの
・演習問題を1問作る ・すでに決まった構成に沿ってスライドを3枚作る ・議事録の清書 ・アンケート結果の集計と単純なグラフ化 ・調査した競合サービスの機能を表に転記する ・録画した講義の文字起こしを部分的に整える
30分の枠で大事なのは、その枠に入る前に「何をやるか」が決まっていることです。枠に入ってから考え始めると、決めるだけで枠が終わります。前日の終わりに、翌日の細切れ枠でやる作業を3つだけリストにしておく。これだけで、細切れ時間の生産性はまるで変わります。
育児や介護で長い時間が取りにくい人にとって、この設計は必須です。同じような制約の中での働き方は育児中にできる在宅副業10選|スキマ時間で月3万円を目指すに具体例がまとまっています。時間の細かさに合わせて仕事を選ぶという考え方は、職種を問わず共通します。
まとまった時間がないと着手すべきでない工程
ここからが本題の後半です。細切れで進まない工程を、理由とセットで挙げます。
切り替えコストという考え方
人の集中は、作業を切り替えるたびに立ち上げ直しが必要になります。資料を開き、前回どこまで考えたかを思い出し、また同じ思考の高さまで登る。この登り直しに10分から15分かかるとしたら、20分の枠で設計作業をやっても、実質の作業時間は5分しかありません。
これが、細切れで設計が進まない理由です。能力の問題でも根性の問題でもなく、単純な算数です。
90分から120分の塊が必要になる工程
・カリキュラム全体の設計 ・提案書の骨子づくり ・課題の抽出と優先順位づけ ・講義のリハーサル ・複雑な資料の構成の組み直し ・受講者の質問傾向を踏まえた教材の改訂
これらに共通するのは、複数の情報を同時に頭に載せる必要があるという点です。カリキュラムを組むには、受講者の前提知識、確保された時間、到達目標、教材の分量を同時に見ます。この四つを頭に載せた状態を作るのに時間がかかるので、載せた状態をできるだけ長く保つのが合理的になります。
リハーサルも同様です。60分の講義を細切れに10分ずつ練習しても、通しの流れは確認できません。詰まる場所は、たいてい話題の切り替わり目に出ます。通してやらないと見つからないものです。
時間が確保できないなら、受けない判断もある
そして、これがいちばん言いにくいところですが、まとまった時間がどうしても取れない期間に、設計工程を含む案件を受けるべきではありません。
「スキマ時間だけで全部やります」と引き受けて、結局まとまった時間を深夜から捻出することになる。これは持続しません。受注時に「準備に2時間の連続した枠が3回必要です」と自分で見積もり、それが確保できるかを先に確認する。この一手間を省く人が、あとで苦しくなります。
スキマ時間を実際に使えるようにするための準備
工程の仕分けができても、準備がなければ細切れ時間は使えません。ここも整理しておきます。
素材を持ち歩ける形にしておく
スキマ時間が発生するのは、たいてい自宅の作業机の前ではありません。移動中や外出先です。そこで開けない形式でファイルを持っていると、時間があっても何もできません。
クラウド上に作業中のファイルを置き、スマートフォンからも編集できる状態にしておく。これが最低条件です。加えて、テキストのメモアプリに「あとで書き足す箇条書き」を集約しておくと、思いついた瞬間に記録できます。
ここで効いてくるのが、書き方の型を持っているかどうかです。断片的に書いたメモを最終的に文書へ組み上げるとき、型があると迷いません。ビジネス文書検定で扱われるような文書の構成ルールは、教材づくりでも提案資料でもそのまま使えます。細切れで書くほど、型の有無が仕上がりの差になって出ます。
通信環境が細切れ作業の成否を分ける
意外と見落とされるのが、回線です。スキマ時間の作業は、クラウド上のファイルを開くところから始まります。ここで3分待たされたら、10分の枠は実質7分になります。
自宅の回線については在宅ワークに最適なネット回線|光回線vsホームルーターの選び方に選定の基準がまとまっています。オンライン講義を持つなら、上り速度と安定性は妥協しないほうがいい。講義中に映像が止まるのは、細切れ作業の効率とは比較にならないレベルの損失です。
外出先については、通信量の上限に注意してください。動画教材の確認をモバイル回線でやって、月半ばで速度制限にかかる。これも珍しくない失敗です。
記録の粒度を決めておく
細切れで作業すると、何をどこまでやったかがわからなくなります。作業のたびに「次にやること」を1行だけ書き残す。これを習慣にすると、再開時の立ち上げが速くなります。
書き残す内容は具体的にしてください。「続きをやる」ではなく「第3章の演習問題を2問追加する」と書く。この差が、次の15分を使えるかどうかを決めます。
単価と相場から見たとき、スキマ時間はどう位置づけられるか
ここで報酬の話をします。時間の使い方と単価は、切り離せません。
この領域の報酬水準を測る目安としては、開発系の職種を扱うソフトウェア作成者の年収・単価相場と、書く仕事を扱う著述家,記者,編集者の年収・単価相場の両方を見ておくと感覚がつかめます。ITコンサル・講師の仕事は、技術の理解と、それを言葉にする力の両方を使うので、この二つの中間に位置づけられる場面が多くなります。
案件の総量そのものは、専門職を扱うサービスでも相応の規模があります。
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ただし、件数の多さは自分の時給には直結しません。重要なのは、報酬が何に対して払われているかです。
講義1回いくら、という契約の場合、報酬は登壇時間に対して設定されているように見えます。しかし実際には、準備時間がその何倍もかかります。ここを計算に入れずに受けると、時給換算で驚くほど低い数字になります。
だから、見積もりのときに工程を分けて数えてください。設計に3時間、教材作成に4時間、リハーサルに2時間、当日に2時間、事後対応に1時間。合計12時間と出たら、その総量で報酬を割る。これが実際の時給です。
そのうえで、細切れで進む工程の割合が高い案件ほど、生活に組み込みやすくなります。同じ報酬でも、まとまった時間を要求する割合が低い案件のほうが、副業として続けやすい。案件を選ぶときの基準に、この視点を入れてみてください。
資格の勉強は、スキマ時間に向いているのか
これはよく聞かれる質問です。答えは、内容によります。
用語や設定値を覚える段階は、細切れに非常に向いています。ネットワークの基礎を扱うCCNA(シスコ技術者認定)のような資格は、出題範囲が明確で、覚える項目が構造化されています。10分の空きで20問解く、という進め方が成立します。
一方、実機や仮想環境を触って設定を試す段階は、まとまった時間が要ります。環境を立ち上げて、設定を入れて、動作を確認して、片づける。この一連を細切れにすると、立ち上げと片づけばかりに時間を取られます。
つまり、資格の勉強も工程で分けるべきです。暗記系はスキマ、実践系はまとまった枠。この振り分けをせずに「スキマ時間で資格を取る」と決めると、実践系がいつまでも手つかずのまま残ります。
将来性と、注意しておきたいこと
需要の面を見ておきます。企業のIT活用が広がるにつれ、社内に教える人がいないという状態は各所で起きています。そのため、外部に教育や助言を求める動きは続いています。関連する領域として、AI活用やセキュリティ、マーケティングの分野でも同種の依頼が増えており、どんな仕事があるかはAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で確認できます。
制作系に隣接する分野として、教材に使う音源や効果音を扱う作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事のような仕事もあります。動画教材が主流になったことで、この種の周辺工程も外に出るようになりました。
注意点も挙げておきます。教える内容が技術である以上、情報は古くなります。1年前に作った教材が、そのまま使えるとは限りません。改訂の工程を、スキマ時間で少しずつ進める形にしておくと負担が分散します。逆に、改訂を放置して直前にまとめてやると、必ずまとまった時間が必要になります。
もう一つ、細切れ作業には品質面の落とし穴があります。全体を通して見返す時間を確保しないと、部分ごとに文体や粒度がばらつきます。納品前に必ず1回、通しで読む枠を取ってください。これはスキマ時間ではできない工程です。
細切れ適性の高い案件を、募集要項から見分ける
最後に、案件選びの話をしておきます。同じ「ITコンサル・講師」の募集でも、細切れ時間との相性は大きく違います。募集要項の書き方から、ある程度は判別できます。
細切れ適性が高いのは、成果物の単位が小さい案件です。「演習問題を30問作成」「既存教材の誤りを修正」「動画の文字起こしを整える」といった依頼は、1問ずつ、1本ずつ進められます。途中で止めても損失がありません。
逆に、細切れ適性が低いのは、成果物が一体で評価される案件です。「研修プログラム全体の設計」「経営層向けの提案書一式」といった依頼は、部分だけ先に作っても意味がありません。全体の整合が求められるからです。
判別のポイントを三つ挙げます。
一つめ、募集要項に「打ち合わせ」の回数が書かれているか。回数が多いほど、その都度まとまった準備時間が発生します。
二つめ、納品物が複数に分かれているか。分かれていれば、それぞれを独立して進められる可能性が高い。
三つめ、修正対応の範囲が明記されているか。ここが曖昧な案件は、後半にまとまった時間が読めない形で発生します。
おすすめできる進め方は、最初は細切れ適性の高い案件で実務の感覚をつかみ、まとまった枠を確保できる見通しが立ってから設計工程を含む案件に進む、という順番です。逆から入ると、準備時間の見積もりができないまま設計案件を抱えることになり、深夜に帳尻を合わせる形になります。
この順番は、時間の制約が強い人ほど効いてきます。制約があること自体は不利ではありません。不利になるのは、制約を無視して案件を選ぶときだけです。
運営者の視点から見た、時間の使い方と継続の関係
在宅とフリーランスの市場を20年運営してきた立場から見ると、細切れ時間の使い方がうまい人には共通点があります。それは、時間を細かく使っているのではなく、作業を細かく切っているという点です。
続かない人は、「時間が空いたら何かやろう」と考えます。続く人は、「この作業は15分で終わる」と先に決めてから、その15分を探します。順番が逆なのです。前者は空き時間を見つけても何をするか決められず、結局スマートフォンを眺めて終わります。
もう一つ、運営者として見てきた限りではっきりしていることがあります。長く仕事を持ち続けている人は、単発の作業をこなすことより、「この人に頼めば段取りまで含めて楽だ」と思われる状態を作ることに時間を使っています。工程を分解して見積もりを出せる人は、依頼する側から見ても計画が立てやすい。結果として、次も声がかかります。
中間に手数料が乗らない直接の取引では、依頼する側は同じ予算でより多くを頼めますし、受け取る側は手取りが厚くなります。手数料0%の意味は、金額そのものより、この構造が関係を長続きさせるところにあります。準備時間が読めない仕事だからこそ、手取りの厚さは継続の条件になります。
一日の中で、どの時間帯に何を置くか
工程を分けたあと、実際にはそれを一日の中に配置することになります。ここにも向き不向きがあります。
設計や構成づくりのような、頭に複数の情報を載せる工程は、思考の負荷が高い時間帯に置くべきです。多くの人にとっては、朝から午前中がそれにあたります。本業を持っている場合でも、始業前の時間や休日の午前をここに充てられると、成果物の質が安定します。
逆に、夜遅くに設計をやろうとするのはあまり得策ではありません。判断が鈍っている状態で組んだ構成は、翌朝見ると作り直しになることが多い。作り直すくらいなら、その時間は転記や誤字修正のような判断の要らない工程に充てたほうが、結果として前に進みます。
夜に向くのは、素材集めと下ごしらえです。参考にする資料を集めておく、翌日に書く項目を箇条書きで並べておく、必要なファイルを開いた状態で保存しておく。翌朝の立ち上げを短くする準備を夜に済ませておくと、貴重な午前の枠を丸ごと設計に使えます。
もう一つ、意外に効くのが移動時間の扱いです。移動中は、画面に向かう作業には向きませんが、頭の中で構成を転がすには悪くない時間です。決めきる必要はなく、選択肢を三つ挙げておく程度で十分。実際に机に向かったとき、ゼロから考え始めるのと、候補を三つ持って座るのとでは、進み方がまるで違います。
生活の形は人によって違うので、この配置がそのまま当てはまるとは限りません。大事なのは、自分の一日のうちどこが「判断できる時間」なのかを一度観察してみることです。1週間ほど、作業のたびに時間帯と進み具合を記録すると、自分のパターンが見えてきます。
独自データ考察、工程の見える化が生む差
在宅で働く人の動きを追っていると、稼働時間の総量が同じでも、成果に差が出ることがはっきり見えます。差を生んでいるのは、工程を分けているかどうかです。
工程を分けている人は、まとまった時間が取れない週でも仕事が止まりません。細切れで進む部分を先に片づけ、まとまった時間が取れた日に設計を一気に進める。この使い分けができていると、生活の変動に強くなります。子どもの体調不良、本業の繁忙、突然の来客。こうした予定外の出来事があっても、全体が止まりません。
逆に、工程を分けていない人は、まとまった時間が取れないというだけで一週間何も進まないことがあります。しかも本人は忙しく動いているので、進んでいない自覚が生まれにくい。締切の直前になって初めて気づく、という形になります。
この記事で挙げた工程の一覧を、そのまま使う必要はありません。自分の案件に合わせて、細切れで進むものと進まないものを一度書き出してみてください。30分もあれば作れます。その表を持っているかどうかが、スキマ時間を戦力にできるかどうかの分かれ目になります。
よくある質問
Q. スキマ時間だけでITコンサルや講師の仕事は完結しますか?
完結しません。メッセージ返信や資料の転記、演習問題づくりといった判断を伴わない工程は細切れで進みますが、カリキュラム設計や提案書の骨子づくり、リハーサルは複数の情報を同時に扱うため90分から120分の連続した枠が必要です。受注前に、まとまった枠を何回確保できるかを見積もっておくことをおすすめします。
Q. 細切れの時間を無駄にしないコツはありますか?
枠に入る前に何をやるかを決めておくことです。前日の終わりに、翌日の細切れ枠でやる作業を3つだけリストにしておくと、探す時間がゼロになります。あわせて作業のたびに「次にやること」を具体的な1行で書き残すと、再開時の立ち上げが速くなります。「続きをやる」ではなく「第3章の演習を2問追加」と書いてください。
Q. 講義1回いくらの案件は、時給にするとどのくらいですか?
案件によって幅がありますが、重要なのは登壇時間ではなく総工程で割ることです。設計、教材作成、リハーサル、当日、事後対応をすべて足すと、登壇時間の何倍にもなります。見積もり時に工程ごとの時間を書き出し、その合計で報酬を割った数字を自分の実質時給として把握しておくと、受けるかどうかの判断がぶれません。
Q. 資格の勉強はスキマ時間で進められますか?
内容によります。用語や設定値を覚える暗記系は10分程度の空きでも十分進みます。一方、仮想環境を立ち上げて設定を試す実践系は、準備と片づけに時間を取られるためまとまった枠が必要です。資格学習も工程で分け、暗記系を細切れに、実践系をまとまった枠に割り当てると、実践部分が手つかずのまま残る事態を避けられます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼@SOHO編集部
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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