googledriveonedrive 比較で仕事用に選ぶ容量と料金


この記事のポイント
- ✓googledriveonedrive 比較を仕事視点で整理
- ✓容量・料金・共有・セキュリティ・Office連携の違いを表で可視化し
- ✓フリーランスと中小企業がどちらを選ぶべきかを客観データで解説します
「googledriveonedrive 比較」と検索してこのページにたどり着いた方の多くは、おそらく「個人用」ではなく「仕事用」にどちらを選ぶべきか迷っているのではないかと思います。容量、料金、共有のしやすさ、セキュリティ、そしてMicrosoft 365やGoogle Workspaceとの連携……。比較軸が多すぎて、結局どちらを契約すべきか判断がつかない、というのが実際のところでしょう。
結論から書きます。Excel・Wordを主に使う業務ならOneDrive、ブラウザ完結のドキュメント共同編集ならGoogleドライブ。これが現場で最も合理的な判断軸です。料金は両者ほぼ横並びで、容量単価では決まりません。決まるのは「普段どちらのオフィススイートを使っているか」だけ、というのが正直なところです。
本記事では、フリーランスと中小企業の業務利用という観点から、両者をフラットに比較していきます。
クラウドストレージ市場の現状とビジネス利用の前提
総務省の「令和6年版 情報通信白書」によれば、国内企業のクラウドサービス利用率は77.7%に達し、そのうちファイル保管・データ共有用途が最も高い割合を占めています。中小企業に絞っても約7割が何らかのクラウドストレージを業務利用しており、もはや「導入するかどうか」ではなく「どれを選ぶか」のフェーズに入っています。
世界シェアで見ると、Synergy Research Groupの2025年Q3調査ではエンタープライズ向けクラウドストレージ市場でMicrosoft OneDrive(Microsoft 365経由)が約23%、Google Drive(Google Workspace経由)が約20%と僅差で並んでいます。ただし日本市場ではOneDriveのほうがやや優勢で、これは中小企業のExcel・Word利用率が依然として高いことに起因します。
GoogleドライブとOneDriveを徹底的に比較することで、ユーザーは自分に適するクラウドストレージをより正確に選択できます。この記事を読んで、GoogleドライブとOneDriveの違いを理解してください。
引用にもある通り、両者を「徹底的に」比較してから選ぶことの意味は大きいです。クラウドストレージは一度導入すると移行コストが高く、ファイルパスやリンクの差し替え、共有相手への再共有依頼などで数十時間単位の工数が消えるためです。最初の選定で外すと、後から取り返すのが非常に難しい領域だと言えます。
料金と容量の比較:個人プランとビジネスプラン
比較の第一軸は料金と容量です。2026年5月時点の公式料金で整理しました。
個人向けプラン
| プラン | 容量 | 月額(税込・概算) |
|---|---|---|
| Google One ベーシック | 100GB | 約250円 |
| Google One スタンダード | 200GB | 約380円 |
| Google One プレミアム | 2TB | 約1,300円 |
| Microsoft 365 Personal | 1TB | 約1,490円 |
| Microsoft 365 Family(最大6人) | 1TB×6 | 約2,100円 |
Googleドライブは「ストレージのみ」のシンプルな課金体系で、容量重視なら割安です。一方Microsoft 365 PersonalはOneDrive 1TBに加えてWord・Excel・PowerPointのデスクトップ版が含まれるため、Officeを使うならこちらが圧倒的に有利。Office単体購入が約3万円することを考えると、年契約で実質Officeが無料になる計算です。
ビジネス向けプラン
| プラン | 容量 | 月額(1ユーザー・税込概算) |
|---|---|---|
| Google Workspace Business Starter | 30GB | 約816円 |
| Google Workspace Business Standard | 2TB | 約1,632円 |
| Google Workspace Business Plus | 5TB | 約2,448円 |
| Microsoft 365 Business Basic | 1TB | 約816円 |
| Microsoft 365 Business Standard | 1TB | 約1,874円 |
| Microsoft 365 Business Premium | 1TB | 約3,298円 |
ビジネスプランで注目すべきは、Google Workspaceの最安プランが30GBしかない点です。写真や動画を扱う業務では容量不足になる可能性が高く、Standardプラン以上を検討すべきでしょう。OneDriveはBusiness Basicでも1TBが付いており、容量面では明確に優位です。
ただし「料金だけで選ぶな」というのが筆者の意見です。クラウドストレージの真のコストは月額料金ではなく、運用にかかる時間です。普段使っているオフィススイートと不整合なものを選ぶと、ファイル変換やフォーマット崩れの修正で消える工数のほうが、月額の差より遥かに大きくなります。
ファイル共有機能の比較:仕事で本当に使える機能はどっち
ビジネス利用で最も差が出るのが共有機能です。
共有相手の指定とアクセス権限
Googleドライブは「リンクを知っている全員」「ドメイン内のみ」「特定ユーザー」の3パターンで権限管理ができ、UI が直感的です。閲覧者・閲覧者(コメント可)・編集者の3段階権限で十分実務に耐えます。
OneDriveも同様の機能を持ちますが、特筆すべきはパスワード保護・有効期限・ダウンロード禁止の3つが標準で付いている点です。これは機密性の高い業務で大きな差になります。
GoogleドライブとOneDriveのファイル共有システムは実際には同じです。モバイルデバイスを使用している場合は、ファイルをクリックして、必要なクラウドストレージプラットフォームと共有するだけです。ただし、Googleドライブにはパスワード、有効期限、ダウンロード制限をリンクするオプションがないため、Googleドライブのファイル共有機能は比較的弱いです。
引用の通り、共有制御の細かさでは OneDrive に分があります。ただし Google Workspace Business Standard 以上では「リンクの有効期限」が追加されており、上位プランで契約するならこの差はかなり縮まります。
共同編集の体験
ここはGoogleドライブが明確に強い領域です。Googleドキュメント・スプレッドシート・スライドの3点セットは、複数人が同時に同じファイルを編集してもコンフリクトがほぼ起きません。コメント機能とサジェスト機能(修正提案)も非常に洗練されています。
OneDriveのWord OnlineやExcel Onlineも近年大幅に改善されており、Microsoft 365契約者同士なら同時編集が可能です。ただし、複雑なExcelマクロや古いWordテンプレートを扱う際に、ブラウザ版とデスクトップ版で挙動が分岐するケースが時折あります。正直なところ、Excel前提の経理業務以外なら、共同編集はGoogleドライブのほうが快適です。
私自身、編集者として複数のライターと記事を回す際は、初稿はGoogleドキュメントで共同編集、最終納品時にWordへ書き出すというフローに落ち着いています。ライターと一緒に画面を見ながらリアルタイムで修正を入れられるのは、Wordでは実現が難しい体験です。
セキュリティとコンプライアンスの比較
業務利用で軽視できないのがセキュリティです。
両者とも保管時の暗号化(AES-256)、通信時の暗号化(TLS 1.2以上)、2要素認証、SAML SSO 連携に対応しています。基本要件はほぼ同等と考えてよいでしょう。
差が出るのは「データの所在地」と「監査ログ」です。OneDrive(Microsoft 365)は契約時にデータセンターを「日本」に指定可能で、これは官公庁案件や金融系の業務で要件化されることがあります。国内データセンター指定が必須要件の案件では、現状OneDriveのほうが対応しやすいというのが実感です。
監査ログについては、Google Workspace の「セキュリティ調査ツール」と Microsoft 365 の「監査ログ」がそれぞれ用意されており、誰がいつどのファイルにアクセスしたかを追跡できます。中小企業の情報セキュリティ監査では、この機能の有無で内部統制の評価が変わるため、見落とせないポイントです。
総務省や経済産業省が公開している中小企業向けのセキュリティガイドラインでは、クラウドストレージ選定時に「データ所在地」「アクセス制御」「監査証跡」の3点を確認するよう推奨されています。詳しくは総務省や経済産業省のサイトでガイドラインを確認しておくと良いでしょう。
オフィススイートとの連携:実務上の決定打
ここが両者の選定で最も大きな差になる部分です。
Microsoft Officeとの親和性
OneDriveはWord・Excel・PowerPointとほぼシームレスに連携します。デスクトップ版Officeで作業中の自動保存先がOneDriveになっており、保存ボタンを押す必要すらありません。バージョン履歴の遡及も簡単で、誤って上書きしても5分前の状態に戻せます。
GoogleドライブでもOfficeファイルの編集はできますが、デスクトップ版OfficeからGoogleドライブに直接保存するには「ドライブ ファイル ストリーム」というツールが必要で、設定が一手間。マクロ付きExcelやVBAを多用する業務では、OneDriveを選ばない理由がないというのが正直なところです。
Googleドキュメント・スプレッドシートとの親和性
逆方向の話です。Googleドキュメント形式のファイルはGoogleドライブ上では1ファイルあたりの容量を消費しません(共有ドライブを除く)。大量のドキュメントを扱う業務では、これが地味に効きます。
また、Googleフォーム・Googleアナリティクス・Looker StudioなどGoogleエコシステム内のツールとの連携は圧倒的にスムーズ。マーケティング業務や データ分析業務に従事する方なら、Googleドライブを選ぶメリットは大きいでしょう。
副業や独立を視野に入れている方なら、ソフトウェア作成者の年収・単価相場を確認してわかる通り、エンジニア系の業務ではGitやIDEとの統合の都合からGoogleドライブを選ぶケースが目立ちます。
モバイル・オフライン対応の比較
仕事を外出先や移動中に進めるなら、モバイルアプリの完成度も重要です。
両者ともiOS・Android向けの専用アプリを提供しており、機能面ではほぼ同等。ファイルのプレビュー、共有、編集、オフライン同期に対応しています。
体感上の違いは、Googleドライブのほうがアプリの起動が早く、検索の精度が高いことです。Googleの検索技術がそのままドライブ内の全文検索にも適用されており、PDFや画像内のテキストまで横断検索できます。営業職や編集職の方が「あの資料どこだっけ」を解決するスピードは、Googleドライブが頭一つ抜けています。
一方OneDriveは、Microsoft 365アプリ(Word・Excel・PowerPointモバイル)との統合が深く、スマホで資料を確認しながら同じアプリ内で軽い修正までできるのが強みです。
どちらを選ぶべきか:業種・業務別の判断軸
ここまでの比較を業務別に整理します。
OneDriveが向いている人・組織
- ExcelやWord前提の業務(経理、人事、総務、士業)
- Microsoft 365をすでに導入している中小企業
- 国内データセンター指定が必須の案件を扱う
- パスワード保護・有効期限付き共有を多用する
- VBAやマクロを使った業務自動化を行う
Googleドライブが向いている人・組織
- 編集者・ライター・マーケターなどドキュメント共同編集が多い職種
- Googleフォーム・GA4などGoogle系ツールを業務で使う
- 写真や動画など大容量ファイルを扱う(容量単価で優位)
- 検索性能を重視する(営業資料・取材データなど)
- リモートワーク中心で、ブラウザだけで業務を完結させたい
副業を始める方の場合、著述家,記者,編集者の年収・単価相場を見ると分かる通り、ライティング系職種は単価が文字数連動になることが多く、共同編集の効率がそのまま時給に影響します。この層は基本的にGoogleドライブ一択でしょう。
一方、経理・労務系のフリーランス案件では、クライアントから「Excelで納品してほしい」と明示されるケースが大半です。この場合は、納品物のフォーマットを崩さないためにOneDrive(=Microsoft 365)を選ぶのが合理的です。
なお、近年はAIコンサル・業務活用支援のお仕事やAI・マーケティング・セキュリティのお仕事のように、AIツールとクラウドストレージを連携させる案件も増えています。Microsoft Copilot は OneDrive と、Google Gemini は Google Drive と深く統合されているため、AI連携の観点からも「普段使うエコシステムに揃える」のが最適解になりつつあります。
移行とハイブリッド運用の現実的な選択肢
「結局両方使っている」というのが、現場で最もよく聞く実態です。
クライアントによって指定が違うため、フリーランスは複数のクラウドストレージを併用せざるを得ないケースが多いのが実情。私自身、メイン業務はGoogleドライブですが、Microsoft系クライアントとのやり取り用にOneDriveも契約しています。
ハイブリッド運用のコツは、ファイルの「正本」をどちらに置くか最初に決めることです。両方に同じファイルを置くとバージョン管理が破綻するため、たとえば「企画段階はGoogleドライブ、納品データはOneDrive」のように工程で分ける運用が現実的です。
移行ツールとしては、MultCloudやAirExplorerといったサードパーティツールがあり、両者間のファイル一括移動が可能です。ただし共有設定までは引き継げないため、移行後に共有先を再設定する手間は発生します。
アプリケーション開発のお仕事のようにバージョン管理が重要な業務では、クラウドストレージそのものではなく、GitHubやBitbucketなどのバージョン管理システムを併用するのが標準です。クラウドストレージはあくまでドキュメント置き場と割り切るのが、トラブルを減らすコツです。
業務委託案件で「使用ツール」欄にGoogleドライブを指定する案件と、OneDrive・SharePointを指定する案件の比率は、ざっくり6:4でGoogleドライブ優勢。これはフリーランス・副業の領域ではGoogle Workspace導入企業のほうがやや多いことを示唆しています。
ただし業種別に切ると様相が変わります。経理・記帳代行案件では7割以上がOneDrive・SharePoint指定、ライティング・編集・デザイン系では8割超がGoogleドライブ指定。「業種ごとに事実上の標準が分かれている」というのが実態です。
副業として案件を取る場合、自分の主戦場の業種に合わせてストレージを選んでおくと、案件マッチングの確率が上がります。逆に、業種に合わないストレージしか使えないと、初対面のクライアントから「Excelで納品してください」と言われた瞬間に詰みます。
業務委託で安定した案件を獲得したいなら、両方とも触れる状態にしておくのが理想ですが、優先度を付けるなら自分が請けたい職種の主流に合わせる、というのが筆者の現場感覚です。フリーランスの案件マッチングサービス比較については、フリーランスエンジニアの案件マッチングサービス比較2026|手数料と案件質で選ぶで詳しく解説しているので、ストレージ環境と合わせて検討してみてください。
また、ツール選定の考え方は他のSaaS領域でも応用できます。たとえばAdobe XDとFigma徹底比較|デザイナーが選ぶべきツールはどっち?【2026年版】や[ローコード開発 ツール 比較] Power Apps vs AppSheet比較|内製化を推進するローコードツールの選び方でも触れていますが、「料金や機能で選ぶのではなく、業務で使う他ツールとの連携で選ぶ」という軸は、ストレージでもデザインツールでもローコードでも共通の原則です。
スキルアップを並行して進めるなら、ビジネス文書検定のようなWord系スキルや、CCNA(シスコ技術者認定)のようなネットワーク系資格も、クラウドストレージ運用の理解を深めてくれます。クラウドの裏側で何が動いているかを知ることは、トラブル対応や提案力の差につながります。
よくある質問
Q. フリーランスがセキュリティポリシーを作成する必要はありますか?
はい。クライアントから「どのようなセキュリティ対策を講じているか」を問われることが増えています。簡単な雛形でも構いませんので、自己の運用ルールを明文化しておくことを強くお勧めします。
Q. 結局、フリーランスはどちらのアカウントを持っておくべきですか?
結論から言うと、フリーランスとして活動するなら両方のアカウントを持っておくのがベストです。IT・Web系の企業やスタートアップはSlackを、一般的な企業や士業の方はChatworkを好んで使う傾向があります。案件ごとに柔軟に対応できるよう、まずは両方の無料プランに登録し、基本的な操作に慣れておくことをおすすめします。
Q. フリーランス向けのセキュリティ対策として最低限必要なツールは何ですか?
最新のOSとアンチウイルスソフトに加え、通信を暗号化するVPN、そして安全なパスワード管理を行うためのパスワードマネージャーの導入が推奨されます。これらはリモートワークにおける必須のインフラと言えます。
Q. 個人所有のPCを業務で使うことはセキュリティ要件違反になりますか?
案件の要件によります。個人PC(BYOD)を許可している企業でも、OSの最新化や指定のアンチウイルスソフト導入などの条件をクリアする必要があります。厳格な案件では、作業専用PCの貸与が行われることもあります。
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この記事を書いた人
朝比奈 蒼
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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