雑記ブログで収益を得るには|テーマを絞らない運営で広告収入につなげる書き方


この記事のポイント
- ✓雑記ブログで収益を得る仕組みを
- ✓広告収入と成果報酬の違い
- ✓Googleが示す有用なコンテンツの考え方
雑記ブログは稼げない、今から始めるなら特化ブログ一択。雑記ブログの収益について調べると、こうした言い切りが多く見つかります。一方で、好きなことを幅広く書きたい、1つのテーマに絞るほどの専門分野はない、という理由で雑記ブログを選びたい人も少なくありません。
雑記ブログでも収益は得られます。ただし、思いついた話題を順番に書いていくだけでは、検索からの読者も広告の収入も伸びにくいのが実情です。この記事では、雑記ブログの収益がどんな仕組みで生まれるのかを整理したうえで、Googleが公式に示している考え方をもとに、テーマを絞らない運営のまま読者を集め、広告収入につなげる記事の書き方を順に説明します。
雑記ブログの収益はどこから生まれるのか
ブログの収益の入口は、大きく分けて3つあります。広告収入、成果報酬型の広告、自分の商品やサービスの販売です。雑記ブログでどれを中心にするかで、記事の書き方も、伸びるまでの時間も変わります。
広告収入の代表は、Google AdSenseのようなクリック型や表示型の広告です。記事の中に広告の枠を設けると、読者の興味や記事の内容に合った広告が自動で表示され、表示やクリックに応じて収益が入ります。どんな話題の記事にも広告が出るので、テーマが散らばりやすい雑記ブログと相性のよい収益の入口です。
成果報酬型の広告は、アフィリエイトとも呼ばれます。アフィリエイトとは、記事で紹介した商品やサービスを読者が購入したり申し込んだりしたときに、紹介料が支払われる仕組みのことです。1件あたりの報酬は広告収入より大きくなりやすい反面、読者が「買う」「申し込む」と決める段階の記事でないと成果が出にくいという特徴があります。
3つめは、自分で作った商品やサービスの販売です。写真のデータ、イラスト、手作りの雑貨、文章の添削など、ブログを入口にして自分の仕事につなげる方法です。雑記ブログの読者の中から、書き手の人柄や得意分野に興味を持った人が客になる形で、ブログの規模が小さくても成り立つことがあります。
| 収益の入口 | 仕組み | 雑記ブログとの相性 | 伸びるまでの目安 |
|---|---|---|---|
| 広告収入 | 広告の表示やクリックで収益 | どの話題の記事にも広告が出るので相性がよい | 読者数に比例するため時間がかかる |
| 成果報酬型の広告 | 紹介した商品の購入や申し込みで報酬 | 買う段階の記事が少ないと成果が出にくい | 記事の狙いが合えば少ない読者でも成果が出る |
| 自分の商品やサービス | ブログから直接販売や依頼につなげる | 書き手に興味を持つ読者が多いと相性がよい | ファンが育つまで時間がかかる |
雑記ブログの収益を考えるときは、この3つを「どれか1つ」ではなく「どう組み合わせるか」で考えると、テーマを絞らない運営の弱みを補いやすくなります。
雑記ブログは稼げないと言われる理由
雑記ブログが不利と言われる理由は、主に3つあります。どれも、雑記ブログという形そのものの欠点というより、運営の仕方で起きる問題です。
1つめは、検索からの評価が集まりにくいことです。料理、ガジェット、育児、旅行と話題がばらばらだと、そのサイトが何に詳しいのかが読者にも検索エンジンにも伝わりにくくなります。特定の話題で信頼を積み上げた専門のサイトと比べると、同じ話題で検索結果の上位に出るのは簡単ではありません。
2つめは、読者が次の記事を読んでくれないことです。料理の記事を読みに来た人が、隣にガジェットの記事が並んでいても、続けて読む理由がありません。1人の読者が1記事で帰ってしまうと、広告が表示される回数も増えず、収益が伸びにくくなります。
3つめは、成果報酬型の広告と結びつけにくいことです。特化したブログなら、読者が比較や購入を考えている段階の記事を集中して書けます。雑記ブログでは、話題が散る分、買う直前の読者に向けた記事の比率が下がりやすくなります。
ここで、Googleが公式に示している考え方を確かめておきます。Google検索の公式ドキュメントでは、検索エンジンのために作ったコンテンツを見直す目安として、いくつかの質問が挙げられています。その中には、雑記ブログの運営にそのまま当てはまるものがあります。
いずれかが検索結果の上位に表示されることを期待して、さまざまなトピックで多くのコンテンツを制作していますか。 検索トラフィックを獲得できると考えて、実際の経験がないにもかかわらず、ニッチなトピックを扱うことにしましたか。 出典: developers.google.com
これらの質問に「はい」と答えるなら、作り方を見直す必要があるという警告だと、同じページで説明されています。注意したいのは、問題とされているのが「話題が幅広いこと」そのものではなく、「上位に出ることを期待して、経験のない話題まで手当たり次第に書くこと」だという点です。雑記ブログで成果を出すための方向は、ここから逆算できます。
反対に、雑記ブログならではの強みもあります。1つは、書く題材に困りにくいことです。特化ブログでは、記事を書き進めるうちに書く題材が尽きてくることがありますが、雑記ブログは生活の変化に合わせて新しい話題を書き続けられます。もう1つは、どの話題が読まれるかを試しながら運営できることです。いくつかの話題を書いてみて、読まれたまとまりを育てていけば、後から特化ブログに近い形に寄せることもできます。始めた時点で自分の得意分野が分からない人にとって、雑記ブログは得意分野を見つけるための場にもなります。
テーマを絞らない運営で、読者が集まる雑記ブログの作り方
雑記ブログで読者を集めるには、話題の幅を保ちながら、書き手の経験という軸を通すことが大切です。話題を絞らない代わりに、「誰が、どんな経験をもとに書いているか」を一貫させます。
話題ではなく、書き手の生活で軸を作る
たとえば、共働きで子育て中の会社員が書く雑記ブログなら、料理、家電、節約、子どもの習い事、週末の外出と話題は幅広くても、「忙しい共働きの家庭で実際に試したこと」という軸でつながります。読者は、料理の記事を読んだあとに家電の記事も読む理由を見つけやすくなります。同じ生活の悩みを持つ人にとって、どちらも役に立つからです。
小さなまとまりを3つから5つ作る
雑記ブログでも、記事をばらばらに増やすのではなく、関連する記事の小さなまとまり(カテゴリ)を3つから5つ作ると、読者が回遊しやすくなります。1つのまとまりに10本前後の記事がそろうと、その話題について詳しいサイトとして読まれやすくなります。まとまりの中では、記事どうしを内部リンク(自分のブログ内の別の記事へのリンク)でつなぎ、読者が次に知りたいことへ進めるようにします。
実際に試したことだけを書く
Googleの公式ドキュメントでは、実体験や深い知識を示しているかどうかが、ユーザーのためのコンテンツかを判断する質問の1つとして挙げられています。雑記ブログの強みは、書き手の生活の中で実際に試したことを、そのまま記事にできることです。使ったことのない商品を、他のサイトの情報を集めて紹介するより、実際に使った商品の良かった点と困った点を具体的に書くほうが、読者にも検索にも評価されやすくなります。
書かない話題を決める
雑記ブログは何でも書けるからこそ、書かない話題を決めておくことが大切です。経験のない専門分野(医療、法律、投資の判断など)は、読者の生活やお金に大きな影響を与えるので、正確さを保つのが難しい話題です。自分の経験の範囲で書けることと、専門家に任せるべきことを分けておくと、ブログ全体の信頼を守れます。
雑記ブログを始める手順と、最初の記事の選び方
これから雑記ブログを始める人は、ブログを作る場所選びから始めます。大きく分けて、無料のブログサービスを使う方法と、レンタルサーバーを借りてWordPressなどで自分のサイトを作る方法があります。
無料のブログサービスは、登録するだけですぐに記事を書き始められるのが利点です。費用がかからないので、まず書く習慣をつけたい人に向いています。ただし、サービスによっては広告を自由に貼れない、サービス側の広告が自動で表示される、規約の変更でブログの扱いが変わる、といった制約があります。GoogleのBloggerのように、AdSenseのホストパートナーとして、ブログの管理画面から広告に申し込めるサービスもあります。
レンタルサーバーとWordPressで作る方法は、サーバーの利用料とドメインの費用がかかる代わりに、広告の配置やデザインを自由に決められます。収益を長く育てたい人や、ブログを自分の仕事の作品集として使いたい人に向いています。どちらを選ぶ場合も、利用規約で広告や成果報酬型のリンクを貼ってよいかを先に確かめます。
ブログを作ったら、最初の記事は次の順番で選ぶと、続けやすくなります。
- 自分の生活の中で、人に聞かれることが多い話題を3つ書き出す
- それぞれについて、実際に試したことや困ったことを5つずつ書き出す
- 書き出した15個の中から、検索する人がいそうな題材を選んで記事にする
- 同じまとまりの記事が5本ほどそろったら、互いにリンクでつなぐ
- 次のまとまりに進む
最初の30記事は、収益よりも「どの話題が読まれやすいか」を知るための期間と考えます。どの記事に検索から人が来ているかを見て、読まれているまとまりの記事を書き足していくと、雑記ブログでも少しずつ軸が太くなっていきます。
題材の需要を確かめる方法
雑記ブログで記事を書く前に、その題材を検索する人がいるかを確かめておくと、読まれない記事を書き続けることを避けられます。
いちばん手軽なのは、検索窓に題材の言葉を入れたときに表示される候補(サジェスト)を見ることです。候補に出てくる言葉は、多くの人が実際に検索している組み合わせです。検索結果のページの下に表示される関連する検索の言葉も、読者が次に知りたいことの手がかりになります。
ブログを公開したあとは、Googleサーチコンソールで、どんな言葉で検索されて記事が表示されたかを確かめられます。表示されているのに読まれていない記事は、題名や最初の数行が検索した人の疑問に合っていない可能性があります。反対に、思いがけない言葉で読まれている記事があれば、その言葉に合わせた記事を書き足すと、まとまりを育てられます。
注意したいのは、検索する人が多い題材ほど、すでに多くのサイトが記事を書いていることです。大きな言葉(「節約」「ダイエット」など)で上位を狙うより、自分の生活に近い具体的な言葉(「共働き 作り置き 1時間」など)で、読者の疑問にきちんと答える記事を書くほうが、雑記ブログでは読まれやすくなります。
広告収入の考え方と、収益が伸びるまでの見通し
広告収入は、ページが閲覧された回数と、閲覧1,000回あたりの収益の掛け算で決まります。閲覧1,000回あたりの収益は、記事の話題、読者の層、季節、広告の配置などで大きく変わるので、一律の相場はありません。同じブログでも、月によって変わることがよくあります。
この仕組みから分かるのは、広告収入を伸ばす方法は2つしかないということです。1つは閲覧の回数を増やすこと、もう1つは1回あたりの収益を上げることです。雑記ブログでは、まず閲覧の回数、つまり読まれる記事を増やすことに力を入れるのが近道です。1回あたりの収益は、広告の配置を少し見直すくらいしか書き手の側で動かせないうえ、広告を増やしすぎると読者が離れてしまいます。
検索から読者が来るようになるまでには、時間がかかります。新しく作ったブログの記事は、検索エンジンに見つけてもらい、評価されるまでに数か月かかるのが普通です。始めてから半年ほどは、記事を書いても読者がほとんど来ない時期が続くことを前提に、計画を立てておきます。この時期に書いた記事が、あとから少しずつ読まれ始めることも多く、途中でやめずに続けた人ほど成果が出やすくなります。
AIを使って記事を作るときに気をつけること
文章を作るAIが身近になり、ブログの記事づくりに使う人も増えています。下書きの構成を考える、誤字を見つける、言い回しを整えるといった使い方は、書く時間を短くするのに役立ちます。
一方で、Googleの公式ドキュメントでは、多くのトピックについてコンテンツを作る際にかなりの部分を自動化しているかどうかも、見直すべき作り方の質問として挙げられています。AIに題材だけを与えて記事を量産すると、どのサイトにも書いてあるような内容になりやすく、読者にとって読む理由のない記事になります。雑記ブログの強みである「書き手の経験」が抜け落ちてしまうからです。
AIを使う場合は、自分が試したこと、感じたこと、失敗したことを先に書き出し、それを整理する手伝いとして使うのが向いています。また、AIが出した数字や事実は誤っていることがあるので、公式のページで確かめてから記事に入れます。
広告収入につなげる記事の書き方
雑記ブログの収益の中心になりやすい広告収入は、読者数とページの閲覧数に比例します。広告の収益を伸ばすには、検索から来た読者に、記事を最後まで読んでもらい、関連する記事も読んでもらうことが大切です。
検索する人の言葉で題名を付ける
読者は、自分の悩みを言葉にして検索します。題名には、書き手が言いたいことではなく、読者が検索しそうな言葉を入れます。たとえば「週末の作り置きの話」より、「共働きでも続く週末の作り置き|1時間で5品作る段取り」のほうが、検索する人の目に留まりやすくなります。
最初の数行で結論を書く
検索から来た読者は、自分の疑問の答えがその記事にあるかを最初の数行で判断します。前置きの思い出話から始めるより、最初に結論や記事で分かることを書き、そのあとで理由や体験を書くほうが、読者は離れにくくなります。
1記事で1つの疑問に答える
1本の記事に話題を詰め込みすぎると、何の記事なのかがぼやけます。「作り置きのコツ」と「作り置きに向く保存容器」は別の記事に分け、互いにリンクでつなぐほうが、それぞれの疑問を持つ読者に届きやすくなります。
広告の数と位置は読みやすさを優先する
広告の枠を増やせば収益が伸びるとは限りません。記事を読む途中で広告が多すぎると、読者は内容を読む前に離れてしまいます。広告の配置は、記事の読みやすさを損なわない範囲にとどめ、読者が最後まで読める作りを優先します。
古い記事を見直す
雑記ブログの記事は、時間が経つと情報が古くなります。料金や仕様が変わった商品、終わったキャンペーンの記事は、内容を確かめて書き直すか、読者に誤解を与えないように注記します。ただし、中身を変えずに日付だけを新しくすることは、Googleの公式ドキュメントでも見直すべき作り方として挙げられています。更新は内容を直すときだけにします。
広告の申し込みと、収益を受け取るまでの流れ
広告収入を得るには、広告のサービスに申し込み、審査を受ける必要があります。ここでは、多くのブログで使われているGoogle AdSenseを例に流れを確かめます。
AdSenseのヘルプの資格要件のページでは、申し込みの前に確かめる点として、ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあること、コンテンツがAdSenseのプログラムポリシーに準拠していること、18歳以上であることが挙げられています。18歳未満の場合は、保護者が自分のGoogleアカウントで申し込む形になります。また、申し込むサイトのHTMLのソースコードにアクセスできる必要があります。
審査に通ると広告の表示が始まり、収益が積み上がっていきます。収益は、毎月すぐに振り込まれるわけではありません。AdSenseでは、税務情報の提出、本人確認と住所確認、支払い方法の選択、そして支払いの基準額という段階が設けられています。基準額はアカウントの通貨ごとに決まっていて、収益がその額に達してから支払いの対象になります。始めたばかりで収益が小さいうちは、何か月か積み上げてから最初の支払いを受け取る形になるのが普通です。
申し込みの前にそろえておきたいのは、次のような点です。
- 記事が十分な数あり、どれも自分の経験や調べたことをもとに書かれている
- 運営者の情報とお問い合わせの方法が分かるページがある
- プライバシーポリシーのページがあり、広告の配信について書かれている
- 他のサイトの文章や画像を無断で使っていない
- 記事の中に、ポリシーで禁止されている内容(成人向けの内容、危険な商品の販売など)がない
審査に落ちた場合は、通知に書かれた理由を確かめ、該当する記事やページを直してから申し込み直します。
成果報酬型の広告を雑記ブログで使うときのコツ
雑記ブログでも、成果報酬型の広告で収益を得ることはできます。ポイントは、自分の生活の中で実際に使い、人に勧められる商品やサービスに絞ることです。
成果報酬型の広告は、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれる仲介のサービスに登録して使うのが一般的です。ASPとは、広告を出したい企業と、紹介したいブログの運営者をつなぐサービスのことです。ASPに登録すると、紹介できる商品やサービスの一覧から、ブログに合うものを選んで広告のリンクを作れます。
雑記ブログで成果が出やすいのは、次のような記事です。
- 実際に使った商品の、良かった点と困った点の両方を書いた記事
- 同じ用途の商品を2つ以上使い比べた記事
- 生活の悩みを解決するまでの手順の中で、使った道具を紹介する記事
反対に、使ったことのない商品をランキングにした記事や、広告の報酬が高いという理由だけで選んだ商品の記事は、読者の信頼を得にくく、成果にもつながりにくくなります。
ここで知っておきたいのが、ステルスマーケティングの規制です。消費者庁のステルスマーケティングの規制の案内では、令和5年10月1日から、広告であるにもかかわらず広告であることを隠す表示が景品表示法違反になると説明されています。規制の対象は広告主の事業者ですが、企業から依頼を受けてブログで紹介する場合は、記事の中で広告であることがはっきり分かるように表示するのが基本です。成果報酬型の広告を使う記事では、記事の冒頭などに「この記事には広告が含まれます」といった表示を入れておくと、読者にも誤解を与えません。
雑記ブログの運営で続けやすい作業の組み立て
雑記ブログの収益は、短い期間では大きく伸びません。広告の収益は読者数に比例して少しずつ増えるので、続けられる作業の組み立てを最初に作っておくことが大切です。
週に書く本数を決める
毎日更新を目標にすると、仕事や家事が忙しい時期に続かなくなります。週に1本から2本など、無理なく続けられる本数を決め、その本数を守ることを優先します。1本ずつの記事を丁寧に書くほうが、検索からの評価にもつながります。
書く前に題材を書きためる
生活の中で「これは記事になる」と思ったことを、メモアプリなどに書きためておきます。試した商品、解決した悩み、人に聞かれたことなど、題材の候補が多いほど、書く時間に迷わずに済みます。
数字を月に1回見る
アクセス解析のツール(Googleアナリティクスなど)や、Googleサーチコンソール(検索でどの言葉から読まれたかが分かる無料のツール)で、どの記事が読まれているかを月に1回確かめます。読まれている記事の関連する話題を書き足すと、まとまりが育ちやすくなります。
記事を書く工程を分ける
1本の記事を一度に仕上げようとすると、まとまった時間がとれない日には手が止まります。題材を決める、見出しを並べる、本文を書く、写真を用意する、読み返して公開する、と工程を分けておけば、10分しか時間がない日でも1つの工程を進められます。
書く時間を確保する
副業でブログを続けるときの最大の壁は、書く時間の確保です。朝の30分、昼休み、子どもが寝たあとなど、毎日同じ時間に少しずつ書く習慣を作ると、まとまった時間がとれなくても記事を仕上げられます。集中して書く時間の作り方は、在宅ワークの集中力アップ|ポモドーロ以外に効く7つのテクニックも参考になります。
記事を公開する前に確かめたいこと
雑記ブログでは話題が毎回変わるので、記事ごとに気をつける点も変わります。公開する前に、次の点を確かめる習慣をつけておくと、読者の信頼を落とすような失敗を減らせます。
| 確かめる点 | 理由 |
|---|---|
| 題名と最初の数行で、記事の答えが分かるか | 検索から来た読者は、最初の数行で読むかどうかを決める |
| 料金や仕様の数字を、公式のページで確かめたか | 商品やサービスの条件は変わることがある |
| 写真や図は自分で撮ったものか、使ってよいものか | 他人の画像を無断で使うと権利の問題になる |
| 人が写っている写真に、本人の許可があるか | 家族や友人でも、顔が分かる写真の公開には配慮が要る |
| 広告を含む記事に、広告であることの表示があるか | ステルスマーケティングの規制を踏まえる |
| 関連する記事へのリンクがあるか | 読者が次の記事に進めるようにする |
| 個人が特定される情報が入っていないか | 住所、子どもの学校、勤め先などが分かる書き方を避ける |
特に気をつけたいのが、最後の個人情報です。生活の話題を書く雑記ブログでは、何気ない写真や文章から、住んでいる地域や家族の情報が読み取れてしまうことがあります。窓から見える景色、子どもの制服、よく行く店の名前などは、組み合わさると場所が分かる手がかりになります。書き手と家族の安全を守るために、公開する前に一度読み返して確かめます。
雑記ブログの運営にかかる費用
雑記ブログは少ない費用で始められますが、続けるうちにかかる費用もあります。始める前に見通しを立てておくと、収益とのつり合いを判断しやすくなります。
- ブログを作る場所の費用。無料のブログサービスなら0円、レンタルサーバーとドメインを使う場合は年単位の利用料がかかる
- 記事のための費用。紹介する商品の購入代、体験のための交通費や入場料など
- 道具の費用。写真を撮るカメラ、画像を加工するソフト、記事を書くパソコンなど
- 学ぶための費用。文章の書き方や検索の仕組みについての本や講座など
最初から多くの費用をかける必要はありません。まずは無料の範囲で書き始め、読まれる記事が増えて収益が見えてきてから、必要な道具や環境を整えていくほうが、赤字のまま続ける状態を避けられます。費用の記録は、後で説明する税金の手続きにも使えるので、領収書や利用明細を保存しておきます。
雑記ブログの収益にかかる税金の手続き
ブログの収益は、税金の上では所得として扱われます。会社員が副業でブログを運営している場合、広告収入や成果報酬の合計から、サーバーの利用料、ドメインの費用、記事で紹介するために買った商品の代金などの必要経費を引いた額が所得になります。
国税庁の案内では、副業に係る所得は雑所得の例として挙げられています。継続して事業として行い、帳簿をつけている場合は事業所得になることもありますが、どちらに当たるかは規模や実態で変わるので、迷うときは税務署に相談します。
会社員の場合、給与以外の所得の合計が20万円を超えると、所得税の確定申告が必要です。基準は国税庁の確定申告が必要な人の案内で確かめられます。20万円以下でも住民税の申告は別に必要になるので、お住まいの市区町村の窓口で確かめます。
経費にできるかどうかは、ブログの運営に使った割合で考えます。パソコンやスマートフォンを私用と兼用している場合は、ブログに使った割合だけを経費にするのが基本の考え方です。記事のために買った商品も、私用で使い続けるものは全額を経費にできるとは限りません。売上と経費は、少額のうちから月ごとに記録しておくと、申告の時期に慌てずに済みます。
運営者として見てきた、ブログを仕事につなげる人の共通点
在宅ワークとフリーランスの仕事の仲介を20年あまり続けてきた立場から見ると、ブログを書いている人の中には、ブログの収益そのものより、ブログで身につけた力を仕事につなげている人が少なくありません。
雑記ブログを続けると、読者が検索する言葉を考える力、分かりやすい文章を組み立てる力、写真や図を使って伝える力が自然に身につきます。これは、Webライターや記事の編集、SNSの運用代行、ネットショップの商品ページの作成など、在宅でできる仕事の多くで求められる力です。ブログは、その力を見せる作品集の役割も果たします。依頼主に「こういう記事を書いています」と見せられるブログがあると、仕事の相談を受けやすくなります。
仕事で使う文章の基礎を確かめたい人は、文章の書き方と構成を問うビジネス文書検定の内容が参考になります。ブログの見出しの画像やアイキャッチを自分で作るうちに、デザインの仕事に興味を持つ人もいます。デザインの仕事の報酬の目安はデザイナーの年収・単価相場で確かめられます。
仲介の手数料が乗らない直接の取引では、同じ予算でも受け手の手取りが厚くなります。ブログで書く力を見せ、記事の執筆や編集を継続して頼まれる関係ができると、広告の収益だけに頼らない収入の柱を作れます。在宅で活かせる資格を広く知りたい人は、在宅ワークに強い資格10選|自宅で稼げるスキルを身につけるも読んでみてください。
雑記ブログの収益を伸ばす第一歩は、自分の生活の中で書ける話題を3つから5つのまとまりに分け、それぞれに実際に試したことの記事を少しずつ積み上げることです。テーマを絞らなくても、書き手の経験という軸が通っていれば、読者は次の記事も読んでくれます。その積み重ねが、広告収入と、ブログの外の仕事の両方につながっていきます。
よくある質問
Q. 雑記ブログと特化ブログはどちらが収益を得やすいですか?
特定の話題で検索の評価を集めやすいのは特化ブログですが、雑記ブログでも収益は得られます。大切なのは、話題が幅広くても、書き手の生活や経験という軸を通すことです。関連する記事を3つから5つのまとまりに分け、記事どうしをリンクでつなぐと、読者が続けて読みやすくなり、広告の収益も伸びやすくなります。
Q. 雑記ブログでAdSenseに申し込むための条件は何ですか?
AdSenseのヘルプでは、ユーザーの興味を引く独自のコンテンツがあること、プログラムポリシーに準拠していること、18歳以上であることが条件として挙げられています。申し込むサイトのHTMLのソースコードにアクセスできることも必要です。運営者情報やお問い合わせ、プライバシーポリシーのページも用意しておくと安心です。
Q. 雑記ブログで成果報酬型の広告を使うときの注意点は何ですか?
実際に使い、人に勧められる商品に絞って紹介することが大切です。企業から依頼を受けて紹介する場合は、令和5年10月から始まったステルスマーケティングの規制を踏まえ、記事の中で広告であることがはっきり分かるように表示します。使ったことのない商品を並べたランキングは、読者の信頼を得にくくなります。
Q. ブログの収益は確定申告が必要ですか?
会社員の場合、給与以外の所得の合計が20万円を超えると所得税の確定申告が必要です。所得は、広告収入などの合計からサーバー代やドメイン代などの必要経費を引いた額です。20万円以下でも住民税の申告は別に必要になるため、お住まいの市区町村で確認してください。所得の区分に迷うときは税務署に相談すると確実です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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