アフィリエイトブログの始め方と、記事を書く前に決めること

@SOHO編集部
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アフィリエイトブログの始め方と、記事を書く前に決めること

この記事のポイント

  • ✓アフィリエイトブログの始め方を
  • ✓税金の申告まで順番に整理します
  • ✓記事を書き始める前に決めておくことを中心に解説します

アフィリエイトブログを始めてみたいけれど、何から手をつければよいのか分からない。調べると「まずはWordPressを開設」「おすすめのASPに登録」といった手順はたくさん見つかるのに、肝心の「何について書けばよいのか」「どんな人に読んでもらうのか」が決まらないまま、ブログだけを作って手が止まってしまう人は少なくありません。

アフィリエイトブログの始め方で最も大切なのは、ブログを作る作業そのものより、記事を書き始める前に決めることです。誰に向けて、何の悩みに答え、どんな商品やサービスを紹介するのか。これが決まっていないと、記事を何本書いても読まれず、紹介する商品も選べません。この記事では、アフィリエイトの仕組みから、ブログの場所の選び方、テーマと読者の決め方、ASPへの登録、広告の表示のルール、税金の申告までを、実際に手を動かす順番に沿って整理します。

アフィリエイトの仕組みを先に理解する

アフィリエイトとは、ブログやWebサイトで商品やサービスを紹介し、読んだ人がそのリンクから購入や申し込みをしたときに、紹介した人に報酬が支払われる仕組みです。成果に応じて報酬が決まるので、「成果報酬型の広告」とも呼ばれます。

この仕組みには、4つの立場の人が関わります。

  • 広告主。商品やサービスを売りたい会社
  • ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)。広告主とブログの運営者を仲介する会社
  • ブログの運営者。記事の中で商品やサービスを紹介する人
  • 読者。記事を読んで、リンクから商品を購入したり、サービスに申し込んだりする人

お金の流れは、読者が商品を購入すると、広告主がASPに報酬を支払い、ASPがブログの運営者に報酬を支払う、という順になります。サーバーの会社が公開している解説も、この流れを次のように説明しています。

1件5000円〜1万円ほどの報酬が、広告主からASPを介してあなた(ブロガー)に支払われる、という仕組みです。 出典: xserver.ne.jp

この解説の金額は、比較的報酬の高い分野の例です。報酬の額は商品やサービスによって大きく違い、商品の価格の数パーセントという案件もあれば、申し込み1件で決まった額が支払われる案件もあります。また、読者がリンクをクリックしただけでは報酬は発生せず、購入や申し込みが広告主の条件を満たして初めて成果として認められます。キャンセルや条件の不一致で、成果が取り消されることもあります。

アフィリエイトのほかに、記事に表示される広告がクリックされたり表示されたりすることで報酬が発生する、表示型の広告もあります。アフィリエイトブログでは、この2つを組み合わせる人もいますが、仕組みと向いている記事の種類が違うことは知っておくと役立ちます。

ブログの場所を選ぶ。無料ブログとWordPress

アフィリエイトブログを始めるには、まず記事を公開する場所を選びます。大きく分けると、無料ブログのサービスと、自分でサーバーとドメインを契約して使うWordPressがあります。

無料ブログのサービスは、登録すればすぐに記事を書き始められる手軽さが強みです。費用がかからず、操作も簡単です。一方で、サービスごとに規約があり、アフィリエイトの広告の扱いに制限があることがあります。商用の利用を禁止しているサービス、特定の広告だけを認めているサービス、運営の側の広告が記事に表示されるサービスなど、条件はさまざまです。無料ブログでアフィリエイトを始めるなら、登録の前に、そのサービスの規約でアフィリエイトがどこまで認められているかを必ず確かめます。

WordPressは、自分でサーバーを借り、ドメインを取得して使う方法です。サーバーの会社の解説には、次のように書かれています。

WordPressを利用するには月額1000円~3000円ほどかかりますが、無料ブログサービスのように広告の制限がなくアクセスも集めやすいため、アフィリエイトで稼ぎやすいつくりになっています。 出典: xserver.ne.jp

サーバーとドメインの費用はかかりますが、ブログの見た目や機能を自由に変えられ、運営の側の都合でブログが消されたり、広告が制限されたりする心配が少ないのが強みです。費用の額は契約するサーバーの会社やプランで変わるので、契約の前に各社の公式の料金ページで確かめてください。

どちらを選ぶかは、目的と続けられる期間で決めます。まずは記事を書く習慣をつけたい、費用をかけずに試したいなら無料ブログ。アフィリエイトを長く続ける前提で、ブログを自分の資産として育てたいならWordPress。無料ブログで始めて、続けられると分かった段階でWordPressに移る人もいますが、移るときには記事の引っ越しと、検索からの評価の引き継ぎに手間がかかることは覚えておいてください。

記事を書く前に決めること1:誰に向けて書くか

ブログの場所が決まったら、記事を書き始める前に、誰に向けて書くのかを決めます。アフィリエイトブログで最もよくある失敗は、読者を決めないまま、自分が書きたいことを書き始めてしまうことです。

読者を決めるときは、「30代の女性」のような大まかな分け方ではなく、その人が置かれている状況と悩みまで具体的に思い描きます。

  • 初めての子どもが生まれ、仕事と育児の両立に悩んでいる人
  • 在宅で働き始めたが、自宅の作業の環境が整わず困っている人
  • 趣味の登山を始めたばかりで、道具の選び方が分からない人

読者の状況と悩みが具体的になると、その人が検索しそうな言葉、知りたい情報、紹介すると役立つ商品やサービスが見えてきます。たとえば在宅で働き始めた人なら、ネット回線の選び方、作業用の机と椅子、集中する方法といった悩みが思い浮かびます。在宅ワークの環境に関する悩みの例として、ネット回線の選び方を整理した在宅ワークに最適なネット回線|光回線vsホームルーターの選び方や、集中の工夫を整理した在宅ワークの集中力アップ|ポモドーロ以外に効く7つのテクニックのような記事は、読者の悩みを1つに絞って答える書き方の参考になります。

読者を決めるとき、自分自身の経験は大きな強みになります。自分が実際に悩み、調べ、試したことは、読者にとって最も役立つ情報だからです。自分の経験に近い読者を選ぶと、記事の中身が具体的になり、紹介する商品にも説得力が出ます。

記事を書く前に決めること2:テーマと紹介する商品

読者が決まったら、ブログのテーマと、紹介する商品やサービスを決めます。テーマとは、ブログ全体で扱う話題の範囲のことです。

テーマを決めるときは、次の3つが重なるところを探します。

  • 自分が経験や知識を持っていて、書き続けられること
  • 読者が悩んでいて、検索して答えを探していること
  • 紹介できる商品やサービスがあり、アフィリエイトの広告が出されていること

1つ目だけでテーマを決めると、読まれないブログになりやすくなります。2つ目だけで決めると、自分に経験のない話題を書くことになり、記事の中身が薄くなります。3つ目だけで決めると、報酬の高い商品を紹介することが目的になり、読者の役に立たない記事になります。3つが重なるテーマを選ぶことが、長く続けられるアフィリエイトブログの条件です。

テーマは、最初から広げすぎないことも大切です。「生活に役立つこと全般」のような広いテーマより、「在宅で働く人の作業環境」のように絞ったテーマのほうが、どんな読者に向けたブログかが伝わりやすく、記事同士のつながりも作りやすくなります。ブログが育ってから、近い話題に少しずつ広げていけば十分です。

テーマに迷ったときは、自分がこれまでにお金と時間をかけてきたことを書き出してみると手がかりになります。仕事で使ってきた道具、続けてきた趣味、家族のために調べたこと。お金と時間をかけてきたことには、ほかの人がまだ知らない経験が詰まっています。

紹介する商品やサービスは、できるだけ自分で使ったことのあるものを選びます。使ったことのない商品を、公式の説明だけをもとに紹介すると、記事の中身がほかのブログと同じになり、読者の信頼も得られません。使ってみて感じたよい点と気になった点を正直に書くことが、結果として読者の購入や申し込みにつながります。

ASPに登録する

アフィリエイトの広告を記事に掲載するには、ASPに登録します。ASPは、広告主の商品やサービスの広告を一覧にしており、ブログの運営者はその中から紹介したい広告を選んで、記事にリンクを掲載します。

ASPへの登録の流れは、おおむね次のとおりです。

  1. ASPの公式サイトで、ブログの運営者として会員登録する
  2. 登録の際に、運営しているブログのURLと内容を入力する
  3. ASPによっては、ブログの審査がある。記事がある程度そろってから申し込むほうが通りやすい
  4. 登録が済んだら、紹介したい広告を探し、広告主の提携の審査に申し込む
  5. 提携が認められたら、広告のリンクを取得して記事に掲載する

ASPごとに扱っている広告の種類や分野が違うため、紹介したい商品が決まっている場合は、その商品の広告をどのASPが扱っているかを調べてから登録すると効率的です。登録の条件、報酬の支払いの条件、最低の支払い額などはASPごとに違うので、登録の前に各社の公式の案内で確かめます。

広告主の提携の審査では、ブログの内容が広告主の商品と合っているか、記事の質が一定の水準にあるかが見られます。記事が数本しかない段階で申し込むと、審査に通らないことがあります。まずは読者の役に立つ記事を書きためてから申し込むほうが、審査にも通りやすく、提携した後の成果にもつながります。

広告であることを表示するルール

アフィリエイトブログで必ず守らなければならないのが、広告であることを読者に分かるように表示するルールです。消費者庁は、広告であるのに広告であることを隠す、いわゆるステルスマーケティングについて、次のように告知しています。

令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 出典: 消費者庁「ステルスマーケティングは景品表示法違反となります」

景品表示法とは、うそや大げさな表示で消費者をだますことを防ぐための法律です。この規制の対象になるのは、広告を出す事業者、つまり広告主の側です。ただし、アフィリエイトの広告も、広告主が依頼して紹介してもらう広告である以上、読者から見て広告であることが分かるように表示する必要があります。多くのASPや広告主も、記事に「広告」「PR」「アフィリエイト広告を利用しています」といった表示を求めています。

実際の運営では、次のような表示がよく使われています。

  • 記事の冒頭に「この記事には広告を含みます」と書く
  • 記事のタイトルの近くに「PR」と表示する
  • ブログの全ページに、アフィリエイトの広告を利用している旨を表示する

表示の場所や文言の決まりは、ASPや広告主ごとに細かく指定されていることがあります。提携した広告主の指示を確かめ、それに従います。

表示のルールと並んで大切なのが、記事の中身の正しさです。商品の効果を大げさに書く、使っていないのに使ったように書く、根拠のない「一番」「必ず」といった言葉を使う。こうした書き方は、読者の信頼を失うだけでなく、広告主との提携の解除や、法律の問題につながることもあります。健康食品や化粧品、お金に関わるサービスのように、表示に厳しい決まりがある分野では、とくに注意が必要です。

最初の記事の書き方

テーマと読者、紹介する商品が決まったら、いよいよ記事を書きます。アフィリエイトブログの記事は、読者の悩みに答えることを第一に考えます。

最初の記事を書くときの流れは、次のとおりです。

  1. 読者が検索しそうな言葉を1つ決める
  2. その言葉で検索して、上位に表示される記事を読み、どんな情報が求められているかをつかむ
  3. 上位の記事に書かれていない、自分の経験や調べたことを書き出す
  4. 見出しを先に作り、記事の流れを決める
  5. 見出しごとに本文を書く。結論を先に書き、理由と具体例を続ける
  6. 紹介する商品は、読者の悩みの答えとして必要な場面で紹介する
  7. 書き終えたら、読者の立場で読み直し、分かりにくいところを直す

記事の中で商品を紹介するときは、記事の最初から商品を勧めるのではなく、読者の悩みを整理し、解決の方法を説明したうえで、その方法の1つとして商品を紹介します。商品のよい点だけでなく、合わない人や気になる点も書くと、読者は自分に合うかどうかを判断でき、結果として満足度の高い購入につながります。

文章を分かりやすく書く力は、アフィリエイトブログの成果を左右します。結論を先に書く、1つの文を短くする、専門用語はその場で言い換える。こうした書き方の基本は、ブログに限らず仕事の文書にも共通します。文書の書き方を体系的に学びたい人には、ビジネス文書検定が、文章の型を身につける目安になります。

検索で読まれる言葉の選び方

アフィリエイトブログの記事の多くは、検索から読まれます。そのため、読者がどんな言葉で検索するかを考えて、記事ごとに狙う言葉を1つ決めることが大切です。

言葉を選ぶときは、読者の悩みの深さと、検索の言葉の具体性の関係を意識します。「ネット回線」のような短く広い言葉は、検索する人が多い一方で、大きな会社のサイトや比較サイトが上位を占めていて、始めたばかりのブログが上位に表示されるのは難しくなります。「在宅ワーク ネット回線 マンション 速度が遅い」のように、具体的な状況まで含んだ言葉は、検索する人は少なくても、悩みがはっきりしていて、答える記事が少ないことがあります。

始めたばかりのブログでは、具体的で、自分の経験から答えられる言葉を選ぶのが現実的です。こうした言葉で書いた記事は、検索する人の悩みにぴったり答えられるため、読まれたときに商品の購入や申し込みにもつながりやすくなります。

言葉を探すときは、実際に検索窓に言葉を入れてみて、表示される候補を見る方法が手軽です。候補に出てくる言葉は、多くの人が実際に検索している言葉の組み合わせです。検索結果の上位の記事を読み、その記事が答えきれていない疑問を見つけたら、それが自分の記事で答える価値のあるテーマになります。

1本の記事で狙う言葉は1つに絞ります。1本の記事で複数の悩みに答えようとすると、どの悩みに対しても中途半端な記事になります。近い悩みは別の記事に分け、記事同士をリンクでつなぐと、読者は自分の知りたいことを順番にたどれます。

記事の構成を例で組み立てる

記事を書く前に見出しを作っておくと、書いている途中で話がそれたり、同じことを繰り返したりするのを防げます。ここでは、「在宅ワークを始めたばかりで、自宅の回線が遅くてオンライン会議が途切れる人」に向けた記事を例に、構成を組み立ててみます。

最初の見出しでは、読者の悩みを言葉にして、結論を先に示します。「オンライン会議が途切れる原因の多くは回線の種類と、つなぎ方にある」というように、記事全体の答えを最初に伝えます。

次の見出しでは、原因を順番に説明します。回線の種類の違い、無線LANと有線の違い、同じ時間に家族が回線を使っている場合の影響など、読者が自分の状況と照らし合わせられるように書きます。

その次の見出しでは、費用をかけずにできる対策を書きます。ルーターの置き場所を変える、有線でつなぐ、会議の時間だけ他の機器の通信を止める、といった対策です。ここで読者の悩みが解決するなら、商品を紹介しなくてもかまいません。

そのうえで、回線そのものを変える必要がある人に向けて、回線の選び方と、具体的なサービスを紹介する見出しを作ります。選ぶときの基準を先に示し、その基準に照らしてサービスを比べると、読者は自分に合うものを選べます。

最後の見出しでは、申し込む前に確かめることを書きます。契約の期間、解約の費用、工事の要否など、読者があとで困らないための情報です。この順番で組み立てると、商品の紹介は読者の悩みを解決する流れの中に自然に収まります。

ブログに用意しておくページ

アフィリエイトブログでは、記事のほかに、いくつかのページを用意しておくと、読者とASP、広告主の信頼を得やすくなります。

1つ目は、運営者の紹介のページです。どんな人が、どんな目的でブログを運営しているのかを書きます。本名を出す必要はありませんが、ブログのテーマに関わる経験や、ブログで大切にしていることを書くと、読者は記事を信頼しやすくなります。

2つ目は、プライバシーポリシーのページです。アクセスの解析のツールや広告のサービスは、読者の閲覧の情報を扱います。どんな情報を、何のために、どのように扱うのかを示しておきます。使っているツールやサービスが、プライバシーポリシーへの記載を求めている場合もあるので、それぞれの規約を確かめます。

3つ目は、広告の表示に関するページです。ブログ全体でアフィリエイトの広告を利用していることを示します。記事ごとの表示と合わせて用意しておくと、読者にも広告主にも分かりやすくなります。

4つ目は、問い合わせのページです。読者からの質問や、記事の誤りの指摘、広告主からの連絡を受け付けます。問い合わせの手段があることは、ブログが責任を持って運営されていることの表れになります。

続けるための時間の使い方

アフィリエイトブログは、始めてすぐに成果が出るものではありません。記事が検索で表示されるまでには時間がかかり、表示されてからも、読者が商品を購入するまでにはさらに時間がかかります。そのため、続けられる仕組みを作ることが、始め方と同じくらい大切です。

続けるために決めておきたいのは、次のことです。

  • 記事を書く曜日と時間。仕事や家事の合間に、無理なく確保できる時間を決める
  • 1本の記事にかける時間の目安。こだわりすぎて1本も公開できない、という状態を避ける
  • 記事の数の目標。最初の数か月で何本書くかを決め、書いた本数を記録する
  • 見直しの時期。書いた記事が検索でどのくらい表示されているかを、定期的に確かめる

検索での表示の状況は、Googleが無料で提供しているSearch Consoleで確かめられます。どの言葉で検索されて記事が表示されたか、何回クリックされたかが分かるので、読者の関心に合わせて記事を直したり、新しい記事のテーマを考えたりする材料になります。

アフィリエイトブログを副業として始める場合は、本業の勤め先の就業規則で副業が認められているかを、先に確かめておきます。ブログの運営は、勤め先によっては副業として届け出が必要なことがあります。

公開した記事を見直して直す

アフィリエイトブログは、記事を公開したら終わりではありません。公開した記事を見直し、読者の反応に合わせて直していくことで、少しずつ読まれる記事に育っていきます。

見直しのときに見るのは、主に次の点です。

  • 検索で表示されている言葉。狙った言葉で表示されているか、思わぬ言葉で表示されていないか
  • 表示の回数とクリックの回数。表示されているのにクリックされないなら、タイトルや説明文を見直す
  • 情報の新しさ。商品の価格や仕様、サービスの内容が変わっていないか
  • リンクの状態。紹介している商品の広告が終了していないか、リンク先が正しく開くか

とくに大切なのが、情報の新しさです。商品の価格が変わった、サービスの内容が改定された、広告の提携が終了したといった変化は、気づかないうちに起きます。古い情報のまま記事を放置すると、読者に誤った情報を伝えることになり、信頼を失います。紹介している商品やサービスの公式の情報を定期的に確かめ、変わっていれば記事を直します。

思わぬ言葉で表示されている記事は、新しい記事のテーマを考える手がかりになります。読者がその言葉で何を知りたがっているのかを考え、今の記事に答えを書き加えるか、別の記事を書くかを判断します。

記事を直すときは、直した日を記事に示しておくと、読者は情報がいつ時点のものかを判断できます。数か月に1度、全部の記事を見直す日を決めておくと、直し忘れを防げます。

税金と確定申告の基本

アフィリエイトの報酬は、所得として税金の対象になります。会社員が副業としてアフィリエイトブログを運営する場合、確定申告が必要になるかどうかは、給与以外の所得の額で決まります。

国税庁は、給与所得者で確定申告が必要な人の条件の1つとして、給与を1か所から受けていて、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合に、給与と退職の所得を除く各種の所得の合計額が20万円を超える人を挙げています(国税庁 No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人)。ここでいう所得とは、報酬の額から、サーバーの費用やドメインの費用、記事を書くために購入した商品の費用など、ブログの運営にかかった経費を差し引いた額のことです。

注意したいのは、この20万円の線は所得税の確定申告の話で、住民税には別の決まりがあることです。所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が必要になることがあるため、住んでいる市区町村の窓口で確かめます。

経費を正しく差し引くためには、ブログを始めた日から、かかった費用の記録を残しておくことが大切です。サーバーやドメインの契約の明細、購入した商品の領収書、ASPから支払われた報酬の明細を、月ごとに整理しておくと、申告のときに慌てずに済みます。どの費用が経費として認められるか、所得の区分がどうなるかは、収入の額や運営の形で変わるので、迷ったときは税務署や税理士に相談してください。

始めるときにかかる費用の見積もり

アフィリエイトブログを始めるときにかかる費用は、選ぶブログの場所によって大きく変わります。始める前に、どんな費用がかかるかを書き出して、1年間でいくらかかるかを見積もっておくと、続けるかどうかの判断がしやすくなります。

無料ブログで始める場合、ブログそのものの費用はかかりません。かかるのは、記事を書くための時間と、紹介する商品を自分で試すための購入費くらいです。

WordPressで始める場合は、主に次の費用がかかります。

  • サーバーの利用料。契約の期間が長いほど、1か月あたりの額が安くなるプランが多い
  • ドメインの取得と更新の費用。取得の初年度だけ安く、2年目から更新の費用が上がることがある
  • ブログのデザインのテンプレート。無料のものもあれば、有料のものもある

とくにドメインの更新の費用は、見落としやすい費用です。取得のときの安い額だけを見て契約すると、翌年の更新で思ったより高くなることがあります。契約の前に、更新の費用も公式の料金ページで確かめておきます。

費用の見積もりは、税金の申告にもつながります。ブログの運営にかかった費用は、報酬から差し引ける経費になり得るため、最初から記録を残しておくことが大切です。

アフィリエイトブログで気をつけたい勧誘

アフィリエイトブログについて調べていると、「この方法なら誰でも短期間で稼げる」「教材を買えば記事を書かなくても報酬が入る」といった勧誘に出会うことがあります。こうした勧誘の多くは、高額な教材や講座、ツールの販売が目的です。

アフィリエイトブログで成果を出すには、読者の役に立つ記事を書き続けることが欠かせず、それを省略できる方法はありません。「誰でも」「必ず」「短期間で」といった言葉が並ぶ勧誘には、契約の前に立ち止まり、内容を冷静に確かめます。高額の契約をしてしまった、解約に応じてもらえないといった場合は、消費生活センター(局番なしの188)に相談できます。

ブログのテンプレートや、記事を書くためのツールを購入する場合も、本当に必要かを考えてから購入します。最初は無料の範囲で始め、記事を書き続けられると分かってから、必要な道具をそろえても遅くありません。

運営の現場から見える、ブログを長く続ける人の共通点

在宅ワークとフリーランスの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、ブログやWebの文章で長く仕事を続ける人には、はっきりした共通点があります。それは、自分が書きたいことより、読む人が知りたいことを先に考えていることです。読者の悩みを1つずつ拾い上げ、それに答える記事を地道に積み重ねる人は、時間はかかっても、読者からも広告主からも信頼されるようになります。反対に、報酬の高い商品を紹介することを目的にして始めた人ほど、成果が出ないうちに手を止めてしまう傾向があります。

もう1つ見えてきたのは、ブログで身につけた力が、ほかの在宅の仕事にもつながるということです。読者の悩みを考える力、分かりやすい文章を書く力、検索で読まれる記事を作る力は、Webの記事の執筆やマーケティングの仕事でも求められます。こうした仕事を業務委託で受けるとき、仲介の手数料が差し引かれない直接の取引なら、依頼する側は同じ予算でより多くの記事を頼め、受け手の手取りは厚くなります。手数料0%で直接取引できる仕組みは、金額の大小よりも、双方が無理なく取引を続けられるという質の面で効いてきます。

ブログの運営で身につく、読者の行動を考えて記事を作る力は、Webのマーケティングの仕事の入口にもなります。生成AIを使った記事の作成やマーケティングの仕事の広がりは、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。アフィリエイトブログを始めるなら、まずは読者を1人思い描き、その人の悩みに答える記事を1本書くところから始めてください。

よくある質問

Q. アフィリエイトブログは無料ブログでも始められますか?

始められますが、無料ブログのサービスごとに規約があり、アフィリエイトの広告を禁止していたり、認める広告を限っていたりすることがあります。登録の前に、そのサービスの規約でアフィリエイトがどこまで認められているかを必ず確かめてください。長く続ける前提ならWordPressを選ぶ人が多くいます。

Q. ASPにはいつ登録すればよいですか?

ASPの会員登録はブログを作った段階でできますが、ブログの審査や広告主の提携の審査では記事の内容が見られます。記事が数本しかないと審査に通らないことがあるため、読者の役に立つ記事をある程度書きためてから申し込むほうが通りやすくなります。

Q. アフィリエイトブログに広告の表示は必要ですか?

令和5年10月1日から、広告であることを隠すステルスマーケティングは景品表示法の規制の対象になっています。アフィリエイトの広告を掲載する記事には、「広告を含みます」「PR」などの表示を読者に分かるように入れます。表示の場所や文言はASPや広告主の指示も確かめてください。

Q. 会社員がアフィリエイトで報酬を得たら確定申告は必要ですか?

国税庁によると、給与を1か所から受け全部が源泉徴収の対象となる人は、給与と退職以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要です。所得は報酬から経費を差し引いた額です。20万円以下でも住民税の申告が必要な場合があるため、市区町村の窓口で確かめてください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年1月1日最終更新:2026年10月18日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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