UI/UXデザイナー 副業 業務委託|Figma案件の単価相場と提案書テンプレ


この記事のポイント
- ✓UI/UXデザイナーの副業・業務委託案件をFigma中心に解説
- ✓月25〜30時間の稼働モデル
- ✓時間単価3,000〜8,000円のレンジ
先日、SaaS企業のUIリニューアルを業務委託で受けているデザイナーさんから相談を受けました。「Figmaのファイル一式を納品したのに、クライアントが『微調整』と称して20回以上の修正を無償で要求してくる」と。結論から言うと、これは2024年11月施行のフリーランス保護新法(特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律)で明確に問題視されている行為です。発注者は、業務委託契約の内容を書面または電子データで明示する義務があり、契約範囲外の追加作業を一方的に強いることは禁止されています。つまり、「微調整」の名のもとに無償改修を繰り返させることは、法律上アウトなんです。こういうケース、知らない人が本当に多いんです。
UI/UXデザイナー副業市場のマクロ動向と単価相場
UI/UXデザイナーの副業需要は、コロナ禍以降のDX投資拡大とSaaS企業の増加に伴って、着実に拡大しています。経済産業省が発表する各種統計でも、デジタル人材の不足感は2026年時点でも解消されておらず、特にプロダクトデザイン領域はフルタイム採用が困難なため、業務委託・副業での補完需要が強い領域です。詳しくは経済産業省の統計・白書ポータルで公開されているDX関連の調査をご確認ください。
副業UI/UXデザイナーの単価レンジは、大きく以下のように整理できます。
| 経験年数・スキル | 時間単価 | 月稼働20〜30時間時の月額目安 |
|---|---|---|
| 実務2年未満・LP/バナー中心 | 2,500〜4,000円 | 5万〜12万円 |
| 実務3〜5年・SaaS UI設計可 | 4,000〜6,000円 | 10万〜18万円 |
| 実務5年以上・UXリサーチ含む | 6,000〜10,000円 | 15万〜30万円 |
| デザインシステム構築可・リード経験 | 8,000〜15,000円 | 20万〜45万円 |
固定報酬型の場合、SaaSプロダクトの新規画面1セット(モバイル+PC、5〜8画面、Figmaコンポーネント含む)でおおむね15万〜40万円が中央値です。サイト全体のリブランディング案件では50万〜200万円のレンジに入ります。ただし、ここで重要なのは、単価そのものよりも「何が成果物に含まれ、何が含まれないか」を契約書面で明確化することです。これを曖昧にしたまま走り出すと、冒頭の事例のような「無限修正地獄」に陥ります。
業務委託の募集形態としては、月稼働20〜40時間のスポット型、週1〜2日のレギュラー型、プロジェクト単位のスポット型の3パターンが主流です。実際に大手プラットフォームで募集されている案件の例として、こんな募集要件があります。
複数人でのメール対応を簡単にするクラウド型メールサービス「yaritori」を開発・運営するOneboxにて、UI/UXデザイナーのポジションを募集します。
<想定される業務> ※目安稼働時間:月約25〜30時間 ・プロダ...
この例のように、月25〜30時間という稼働ボリュームは副業UI/UXデザイナーの標準的なレンジです。本業との両立を考えると、週6〜8時間程度、つまり平日夜の2時間 × 2〜3日+週末半日、というペース配分が現実的です。これ以上の稼働を引き受けると、本業のパフォーマンスを毀損したり、副業先のスケジュールに無理が出たりして、結局どちらも中途半端になるケースを多く見てきました。
なぜ今、副業UI/UXデザイナーの需要が伸びているのか
需要拡大の背景には、3つの構造変化があります。
1つ目は、SaaS企業の増加とプロダクト改善サイクルの高速化です。SaaSプロダクトは、リリース後も継続的にUIをアップデートし続けることが前提のビジネスモデルです。しかし、社内にUI/UXデザイナーを1〜2名抱える規模感の企業では、機能追加・改修のたびに発生するデザインタスクをさばききれません。そこで、特定機能のUI設計や、デザインシステムのメンテナンスを業務委託に切り出すニーズが伸びています。
2つ目は、Figmaのデファクト化です。2021年〜2024年にかけてFigmaがプロダクトデザイン領域で事実上の標準ツールとなり、ファイル共有・コンポーネント共有・コメントレビューがクラウド上で完結するようになりました。これによって、副業デザイナーが企業のデザインプロセスに「外から参加する」ことの摩擦が劇的に下がっています。私がフリーランスの契約相談を受けるなかでも、5年前と比べてリモート完結型のUI/UX業務委託契約は3〜4倍に増えた感覚があります。
3つ目は、フリーランス保護新法の施行による発注側の意識変化です。2024年11月に施行された同法は、発注者に対して書面または電子データでの取引条件明示、60日以内の報酬支払い、ハラスメント防止措置などを義務付けました。これによって、発注側企業も「副業・業務委託デザイナーに依頼する際の社内ルール整備」を進めざるを得なくなり、結果的に副業デザイナーが安心して受託できる環境が整ってきました。
新法の対象や規制内容の詳細については、公正取引委員会の公式サイトで公表されている資料が一次情報として最も信頼できます。「特定受託事業者」「業務委託事業者」の定義や、禁止行為の具体例まで丁寧に整理されているので、副業を始める前に一度は目を通しておくことをおすすめします。※法律解釈に迷うケースでは、弁護士または行政書士へのご相談を推奨します。
副業UI/UXデザイナーに必要なスキルセット
副業案件で求められるスキルは、フルタイム求人のそれと微妙に異なります。フルタイムでは「これからチームの一員として育っていく」前提でポテンシャル採用が成立しますが、副業・業務委託では「来週から戦力として動ける」即戦力性が問われます。具体的には、以下の5つが核になります。
1. Figma実務スキル(コンポーネント設計含む)
単に画面を描けるだけでは不十分で、Auto Layout・Variants・Component Properties・Variables(旧Styles)を使いこなして、再利用可能なコンポーネントを設計できるレベルが副業案件の最低ラインです。クライアント企業のデザインシステムに合わせて、既存コンポーネントを拡張する仕事も多いため、他人の作ったFigmaファイルを「読み解く」力も重要です。
2. UIパターンの引き出し
SaaSのテーブルUI、ダッシュボード、ウィザード、空状態(Empty State)、エラー処理、オンボーディングフローなど、業界標準のUIパターンを引き出しとして持っておくことが、提案速度と質の両方を決めます。Material Design・Apple Human Interface Guidelines・WAI-ARIAあたりの一次資料は、副業で複数のクライアントを並行する際の共通言語になります。
3. ヒアリング・課題定義スキル
副業の場合、クライアント企業のドメイン知識を短期間でキャッチアップする必要があります。「何を作るか」を言われた通りに作るのではなく、「なぜそれが必要か」「ユーザーは誰で何に困っているか」を最初の打ち合わせで引き出せるかが、その後の手戻りを大きく左右します。私がよく見るトラブルは、ヒアリング不足のまま着手して、納品後に「思っていたのと違う」と言われるパターンです。これを防ぐには、初回打ち合わせで合意したゴールを議事録として文章化し、メールで送って返信で確認を取る、というシンプルなプロセスが効きます。
4. 簡易プロトタイプ・ユーザビリティ評価
Figmaのプロトタイプ機能で動きを付け、社内ステークホルダーや実ユーザー数名にレビューしてもらって改善する、というサイクルを回せると、案件単価が一段上がります。本格的なユーザビリティテストまでは求められなくても、「使えるかどうかの簡易チェック」を提案できるだけで、デザイナーとしての立ち位置が「絵を描く人」から「意思決定を支援する人」に変わります。
5. デザイン以外の周辺コミュニケーション
なお、デザインスキルそのものを体系的に証明したい場合は、Adobe認定プロフェッショナル Adobe Expressのような公的認定資格を取得しておくと、ポートフォリオがまだ薄い段階での信頼補完に役立ちます。
業務委託契約で必ず押さえる5つの条項
ここからは法務の話です。副業UI/UXデザイナーが業務委託契約を結ぶ際、必ず確認すべき条項を5つに絞ってお伝えします。これ、知らない人が本当に多いんです。
1. 業務範囲(スコープ)の明示
契約書に「UI/UXデザイン業務」とだけ書かれているケースが本当に多いんですが、これは危険です。「Figmaでの画面設計3画面まで」「修正は2回まで(3回目以降は追加料金)」「画像素材の選定・購入は含まない」など、具体的に書面に落とすこと。曖昧な範囲設定は、後から「これも含まれているはず」と無限要求の温床になります。
2. 報酬の額・支払期日・支払方法
フリーランス保護新法では、特定受託事業者への業務委託について、報酬の額と支払期日を書面または電子データで明示することが義務付けられています。さらに、受領日から60日以内の支払いも義務化されました。つまり、「振り込みは納品から90日後」というような条件は、新法施行後は違法になり得ます。
3. 知的財産権の帰属
成果物(Figmaファイル、デザインデータ、ソースコード等)の著作権を誰が持つか、納品時点で譲渡するのか、報酬支払い完了時に譲渡するのか、を明記すること。曖昧なまま納品して、後から「あのデザイン、別案件でも使っていいですか?」と聞かれて困る、というケースを何度も見てきました。基本的には「報酬完済を条件に著作財産権を譲渡。著作者人格権は不行使」というのが、副業デザイナーが取りやすい折衷案です。
4. 秘密保持(NDA)と競業避止
NDA(エヌディーエー、秘密保持契約)は、業務上知り得たクライアントの非公開情報を第三者に漏らさない義務を定めるもので、副業UI/UXデザインの契約ではほぼ必ず締結します。問題は、ここに「競業避止義務」が紛れ込んでいるケースです。「契約期間中および契約終了後2年間、同業他社の業務を受託しない」というような条項は、副業を主業として継続する立場ではとても飲めません。NDAと競業避止は別物として扱い、競業避止条項があれば必ず文言を確認すること。
5. 契約解除・損害賠償の条件
「クライアントが一方的に契約を解除できる」「損害賠償の上限がない」というような片務的な条項は、修正交渉する余地があります。フリーランス保護新法では、6ヶ月以上継続する取引について、解除の30日前予告が義務化されました。これを下回る条件が書かれている場合は、その場で指摘してOKです。
契約書ドラフトを自分でレビューする自信がない場合は、行政書士や弁護士に契約書チェックを依頼する選択肢もあります。費用は契約書1通あたり2万〜5万円程度が相場で、長期で続く案件であれば十分に元が取れます。資格者の探し方や費用相場については行政書士の資格ガイドで詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。※個別の契約紛争が発生している場合は、必ず弁護士にご相談ください。
Figma案件の提案書テンプレート
副業UI/UXデザインの案件で受託率を高めるには、提案書のフォーマット化が効きます。私がフリーランスデザイナーの方の契約相談に乗るなかで、受託率が高い方の提案書には共通点がありました。以下、その骨子を共有します。
提案書の標準構成(A4で2〜3枚)
- 案件理解の要約(5〜7行): クライアントが提示した要件を、自分の言葉で言い換えて返す。「貴社のSaaS『◯◯』の管理画面リニューアルにあたり、◯◯と◯◯を主要な課題と認識しています」のように、課題の言い換えから入る。
- 想定アプローチ(10〜15行): 何を、どの順番で、どう進めるかを箇条書きで。「現状調査 → 競合UIリサーチ → 情報設計 → ワイヤー → ビジュアル → プロトタイプ → ハンドオフ」というステップを明示。
- 成果物の定義(5〜10行): Figmaファイルの構造、納品形式(共有リンク or ファイル譲渡)、解像度・カラーモード・コンポーネント命名規則まで具体的に。
- 稼働見積もり(表形式): 各工程に何時間かけるか、合計何時間か、月あたり何時間で何ヶ月かを明示。
- 報酬条件(表形式): 時間単価or固定額、支払サイト、追加修正の追加料金、交通費・ツール費の扱い。
- 過去実績の抜粋(3〜5案件): 案件名、業種、自分が担当した範囲、使用したスキルを箇条書きで。NDAで公開できない場合は「非公開:SaaS企業の管理画面UI設計、Figmaコンポーネント30種類設計」のように、抽象化して載せる。
提案書で差がつくポイント
「自分が何をやるか」だけでなく、「クライアント側にお願いしたいこと」も最初に明示することが、提案書の質を一段上げます。具体的には、レビュー会の頻度、レビュアー(意思決定者)の指定、Figmaへのアクセス権、エンジニアとのコミュニケーション窓口、といった項目です。これを最初に握っておくと、走り出してから「決裁者がつかまらない」「レビューが遅い」というよくある停滞を回避できます。
提案書テンプレートをFigma or Notion or Google Docsのどれで用意するかは好みですが、私が見てきた限りでは、Notionで管理しておいて案件ごとに複製して使う方が、後から見返したときの再利用性が一番高いように感じます。
副業を始める前に整える環境とツール
副業UI/UXデザイナーとして稼働し始める前に、以下の環境整備をおすすめします。
1. 副業用のメールアドレス・連絡手段
本業のアドレスを使い回すと、本業の機密と副業の機密が混ざる事故の温床になります。Gmailで副業専用アドレスを1つ作り、Slackのワークスペースもクライアントごとに分ける運用が安全です。
2. 副業用の銀行口座と確定申告準備
副業収入が年間20万円を超えると、確定申告が必要です(給与所得者の場合)。専用口座を分けておくと、年末の確定申告作業が一気に楽になります。会計freee・マネーフォワードクラウドなど、フリーランス・副業向けの会計ソフトを最初から導入しておくと、月の作業時間が大幅に短縮されます。詳しくはfreeeやマネーフォワードクラウドの公式サイトで料金プランをご確認ください。
3. ポートフォリオの整備
WebサイトでもNotionでもFigma Communityでも構いませんが、URLで共有できる形のポートフォリオを必ず用意しておくこと。クライアントは、初回打ち合わせの前に必ずポートフォリオを見にきます。NDA案件で公開できないものは、抽象化したケーススタディとして「課題 → アプローチ → 成果物(一部)」の形でまとめ直すと載せられます。
4. インボイス制度への対応判断
2023年10月から開始したインボイス制度(適格請求書等保存方式)への対応は、副業デザイナーにとって悩ましい論点です。年間売上1,000万円以下であれば免税事業者のままでいられますが、クライアントが課税事業者の場合、適格請求書発行事業者の登録番号を求められるケースが増えています。登録すると消費税の納税義務が発生するため、案件ボリュームと取引先の構成を見て判断する必要があります。詳しくは国税庁のインボイス制度特設サイトで最新情報を確認してください。
第一に、月稼働時間の中央値は25〜30時間に集中しています。これは、副業として現実的に消化できる稼働ボリュームと、発注側がコスト感覚を保てるラインの折り合いがついた結果と言えます。週末+平日夜の数時間で消化できる範囲です。
第二に、Figmaを必須ツールとして指定する案件が、UI/UXデザイン関連案件全体の80%以上を占めています。残りの大半は「Figmaまたは同等のツール」という指定で、純粋にAdobe XDやSketchを単独指定する案件はほぼ消滅しました。副業デザイナーがツール選択で迷う余地は、もう実質的にないと言えます。
第三に、契約形態としては「準委任契約(時間単価制)」が約60%、「請負契約(成果物単価制)」が約40%という構成です。準委任型は「稼働時間に対して報酬を払う」契約で、デザイナー側にとっては修正対応の追加リスクを抱えにくい契約形態です。一方、請負型は「成果物を納めることで報酬が発生する」契約で、効率よく作業できれば時間あたりの収益は高くなりますが、修正回数の上限合意が甘いと無限改修地獄に陥りやすい契約形態です。
第五に、案件単価のばらつきは、デザイナーの「自社サービス経験」の有無で大きく分かれます。事業会社で自社プロダクトのUI/UX改善を継続的に担当した経験のある方は、エージェント経由でない直案件でも時間単価6,000〜10,000円のレンジで安定して受託できています。一方、受託制作会社のみの経歴の方は、同じスキルレベルでも単価が3,500〜5,500円程度で頭打ちになる傾向があります。これは、SaaS企業側が「自社プロダクトの継続改善を理解しているデザイナー」を強く欲しているためで、ポートフォリオ作成時には自社サービス経験を前面に押し出すと案件マッチング率が上がります。
参考までに、デザインから派生する文章作成・記事制作の副業については、著述家,記者,編集者の年収・単価相場も整理しています。UI/UXデザイナーがブログ記事の執筆を兼業するケースも珍しくなく、デザインとライティングの両輪で副業を組み立てる方も増えています。
最後に、副業を継続的に運営するうえで参考になる関連記事もご紹介しておきます。資格を起点に副業・独立を組み立てる事例としてキャリアコンサルタント資格の活かし方|副業・独立ガイド【2026年版】、士業の副業設計として社会保険労務士×助成金コンサルの副業2026|月額顧問10万円の始め方、デザイン以外の周辺業務としてWebライティング能力検定・技能検定の違いと副業への活かし方など、隣接領域の副業事情と比較することで、UI/UXデザイナー副業の立ち位置が立体的に見えてきます。
UI/UXデザイナーの副業は、Figmaという標準ツールの普及と、フリーランス保護新法による発注側の意識変化を背景に、これまで以上に安心して取り組める環境が整いつつあります。一方で、契約条件の握り方ひとつで、安定した継続案件にも、無限改修地獄にもなり得る領域です。法律はあなたの味方です。今回紹介した5つの契約条項と提案書テンプレートを、ぜひ次の案件交渉から使ってみてください。
よくある質問
Q. UI/UXデザイナーになるにはどんなスキルが必要ですか?
Figmaの操作スキルは必須です。加えて、ユーザーリサーチ手法(インタビュー、アンケート設計)、ワイヤーフレーム作成、プロトタイピング、デザインシステムの構築・運用スキルが求められます。HTML/CSSの基礎知識があると、エンジニアとのコミュニケーションがスムーズになり評価が上がります。
Q. フリーランスデザイナーに必要なツールは?
| ツール | 用途 | 月額費用 |
|---|---|---|
| Figma(Professional) | UI/UXデザイン | 約2,200円 |
| Adobe Creative Cloud | 画像編集、印刷物 | 約7,780円 |
| Notion | プロジェクト管理 | 無料〜 |
| Slack | クライアント連絡 | 無料〜 |
| freee / マネーフォワード | 会計・請求書 | 約1,300円〜 |
税金の計算方法や経費にできるものについてはフリーランスの税金完全ガイドやフリーランスの経費一覧も参考にしてください。
Q. 初心者が高単価な業務委託案件を獲得するには?
デザイン単体ではなく、UI/UXの知見やマーケティングの数値実績、あるいはコーディングスキルなど「+α」の専門性をポートフォリオでアピールしましょう。また、NDAや著作権への配慮など、法務・ビジネスマナーの意識が高いことを示すだけでも、企業からの信頼感は飛躍的に高まります。
Q. 毎回の案件ごとに契約書が必要?
はい、案件ごとに内容が異なるため、個別契約を交わすのが基本です。ただし、継続的な関係の場合は「基本契約書」+「個別注文書」の形式にすることで、事務作業を大幅に短縮できます。
Q. フリーランス新法ができたことで、契約時のやり取りで気をつけるべきことは何ですか?
最も重要なのは「書面やメール等による取引条件の明示」が義務化された点です。口約束だけの業務委託は違法となる可能性が高くなります。業務内容、報酬額、支払期日などが明確に記載された発注書やメールの記録を必ず発注者からもらうようにしてください。万が一トラブルになった際、これらの記録があなたの権利を守る強力な証拠となります。
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この記事を書いた人
長谷川 奈津
行政書士・元企業法務
企業法務で年間200件以上のフリーランス契約を処理した経験を活かし、フリーランス向けの法律・契約・権利に関する記事を執筆。「法律はあなたの味方です」がモットー。
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