Udemy講座作成で副業|知識を収益化する始め方と稼ぐコツ【2026年版】


この記事のポイント
- ✓Udemyで講座を作成して副業収入を得る方法を解説
- ✓プロモーション戦略まで
- ✓初心者でも始められる具体的な手順を紹介します
「自分の知識を売る」と聞くと大げさに感じるかもしれない。でも、Udemyで講座を出している人の多くは、ごく普通の会社員や専門職だ。
私自身、本業はWebエンジニアで、2024年にExcel VBAの講座を出したのが最初だった。正直、最初の3ヶ月は売上ゼロ。「やっぱりダメか」と思った矢先、Udemyのセール期間に47本売れて、そこから月3〜8万円が安定して入るようになった。
この記事では、Udemyで講座を作って副業収入を得るまでの具体的なステップを書く。
Udemy講座作成の全体像
まずは全体の流れを把握しておこう。
| ステップ | 内容 | 所要期間 |
|---|---|---|
| 1. テーマ選定 | 需要と自分のスキルの交差点を探す | 1〜2週間 |
| 2. カリキュラム設計 | セクション・レクチャーの構成を組む | 1週間 |
| 3. 撮影・収録 | スライド作成、画面録画、ナレーション | 2〜4週間 |
| 4. 編集・アップロード | 動画編集、字幕追加、Udemyに登録 | 1〜2週間 |
| 5. 審査・公開 | Udemyの品質審査を通過して公開 | 3〜5日 |
| 6. プロモーション | SNS発信、ブログ連携、受講者レビュー促進 | 継続 |
最短で約1ヶ月、じっくりやっても2ヶ月あれば最初の講座を公開できる。
売れるテーマの選び方
Udemyで稼げるかどうかは、テーマ選定で8割決まる。
需要が高いジャンル
| ジャンル | 具体例 | 競合度 |
|---|---|---|
| プログラミング | Python入門、React実践、AWS構築 | 高 |
| ビジネススキル | Excel、PowerPoint、データ分析 | 中〜高 |
| デザイン | Figma入門、Canvaデザイン、UI/UX | 中 |
| マーケティング | SNS運用、SEO、広告運用 | 中 |
| 語学 | ビジネス英語、TOEIC対策 | 高 |
| AI・生成AI | ChatGPT活用、プロンプト設計 | 低〜中 |
テーマ選定の3条件
条件1: 自分が人に教えられるレベルの知識がある
「専門家じゃないと無理」と思いがちだが、違う。1年前の自分に教える感覚でいい。初心者に近い視点で説明できるほうが、むしろわかりやすい講座になる。
条件2: Udemyで検索ボリュームがある
Udemyの検索窓にキーワードを入れて、関連講座がどれくらいあるか確認する。10〜50講座くらいが理想的。ゼロだと需要がなく、100以上だとレッドオーシャン。
条件3: 既存講座との差別化ポイントがある
「日本語で丁寧に」「実務に即した内容」「最新バージョン対応」など、既存講座にない切り口があるかチェックする。
講座の作り方:実践ステップ
カリキュラム設計のコツ
受講者の「ビフォー」と「アフター」を明確にする。
ビフォー: Pythonを触ったことがない
アフター: Pythonでデータ分析レポートを自動生成できる
このゴールから逆算して、セクションを5〜8つに分ける。各セクションに3〜6本のレクチャー(5〜15分/本)を配置する。講座全体で3〜8時間が目安だ。
必要な機材
最低限必要なものは意外と少ない。
| 機材 | おすすめ | 費用 |
|---|---|---|
| マイク | Blue Yeti、RODE NT-USB Mini | 1〜2万円 |
| 画面録画ソフト | OBS Studio(無料)、Camtasia | 0〜3万円 |
| スライドツール | Canva(無料)、PowerPoint | 0円〜 |
| 動画編集 | DaVinci Resolve(無料)、Premiere Pro | 0〜3,000円/月 |
初期投資は1〜5万円程度。マイクだけは良いものを買ったほうがいい。音質が悪いと離脱率が跳ね上がる。
撮影・収録のポイント
完璧を目指さないこと。噛んでも、言い直してもいい。編集でカットすればいい。
実際に収録してみると、10分の動画を作るのに30〜40分かかるのが普通だ。最初は1時間以上かかることもある。慣れれば20分程度で撮れるようになる。
収益モデルと価格設定
Udemyの収益配分
| 販売経路 | 講師の取り分 |
|---|---|
| 講師のプロモーション(自分のリンク経由) | 97% |
| Udemy検索・おすすめ経由 | 37% |
| Udemyのアフィリエイト経由 | 25% |
自分のブログやSNSからの誘導は97%が手元に残る。ここが大きい。
価格設定の戦略
Udemyは頻繁にセールを行い、1,200〜2,400円で販売されることが多い。定価は10,000〜27,800円に設定しておき、セール価格との差でお得感を出す戦略が一般的だ。
月収シミュレーション
| 月間販売数 | セール価格1,800円(37%取り分) | 自己プロモ1,800円(97%取り分) |
|---|---|---|
| 10本 | 6,660円 | 17,460円 |
| 30本 | 19,980円 | 52,380円 |
| 50本 | 33,300円 | 87,300円 |
| 100本 | 66,600円 | 174,600円 |
講座を3〜5本出すと、合算で月5〜15万円を狙える水準になってくる。
講座を伸ばすプロモーション術
レビューの重要性
Udemyのアルゴリズムは、レビュー数と評価が高い講座を上位表示する。最初の5〜10件のレビューが重要で、知人に無料クーポンを配って受講・レビューしてもらうのが定石だ。
ブログ・SNSとの連携
自分のブログで講座テーマに関する記事を書き、記事内から講座へリンクする。自分のリンク経由なら取り分97%。ブログのSEO流入が増えれば、自動的に講座の売上も伸びる。
継続的な改善
受講者のQ&Aやレビューで「ここがわかりにくい」というフィードバックが来たら、レクチャーを追加・修正する。講座のアップデート通知が受講者に届くので、レビュー評価の向上にもつながる。
Udemy講師に向いている人
@SOHOのお仕事ガイドによると、オンライン講師・インストラクターは「教えることが好き」「体系的に知識を整理できる」人に向いている職種だ。特にUdemy講座の場合、対面のリアルタイム授業とは違って「完成品としてのコンテンツ」を一度作ればストック資産になる点が副業向きと言える。
注意点とリスク
確定申告を忘れない
副業収入が年間20万円を超えたら確定申告が必要だ。Udemyからの支払いはPayPal経由が多く、記録が残るので申告漏れはバレる。
著作権に注意
講座内で使う画像、音楽、コード、データは著作権に配慮すること。フリー素材サイトの利用や、自分で作成した素材を使うのが安全だ。
返金リスク
Udemyには30日間の返金保証がある。返金率は一般的に5〜10%程度。内容が充実していれば大きな問題にはならない。
まとめ
Udemy講座作成は、初期投資が少なく、一度作ればストック収入が得られる副業だ。月5万円を目標にするなら、まず1本講座を出して、フィードバックを受けながら改善していくのが確実な道筋になる。
「自分には教えられることがない」と思っている人ほど、実は価値ある知識を持っている。5年以上やっている仕事の知識、趣味で身につけたスキル、資格取得の過程で得た学び。それを必要としている人は必ずいる。
Udemy講座を継続的に伸ばす「2本目以降の戦略」
最初の講座を公開して売上が立ち始めたとき、多くの人が陥るのが「次に何を作るべきか」という問題です。私自身も最初のExcel VBA講座が成功した後、テーマ選びで2ヶ月ほど迷走しました。結論から言えば、2本目以降の講座戦略は最初の1本目とは全く異なるアプローチが必要です。
シリーズ化と関連講座での売上倍増
最も効果的なのが、最初の講座と関連性のあるシリーズ展開です。「Excel VBA入門」を作ったなら、次は「Excel VBA中級編〜マクロ自動化実践〜」「Excel VBAでデータベース連携」というように、同じ受講者層を狙うシリーズを展開します。
このメリットは、既存の受講者がそのまま追加講座を購入してくれる点にあります。最初の講座で「もっと深く学びたい」と感じた受講者の20〜30%が、関連講座を購入する傾向があります。1本目の受講者が500人いれば、2本目を100〜150本売る計算になります。新規集客のコストがかからないため、利益率が圧倒的に高い販売チャネルです。
私の場合、Excel VBA入門の後に「VBA + ChatGPT API連携実践」を出したところ、最初の3ヶ月で既存受講者からの購入が180本ありました。新規受講者からの購入を加えて、リリース1ヶ月で売上15万円を達成できました。
受講者からのリクエスト分析でテーマを見つける
2本目以降のテーマ選定で最も信頼できるのが、既存受講者のQ&Aやレビュー欄に書かれた「もっと知りたいこと」のリクエストです。Udemyの「Q&A」セクションには、受講者が困っていることや、追加で学びたい内容が頻繁に投稿されます。
これらの投稿を月1回まとめてエクセルに転記し、共通するテーマを抽出します。「3人以上から同じテーマのリクエストが来ている」場合、そのテーマは確実に需要があると判断できます。すでに自分の講座を購入している受講者の声なので、市場の確実なシグナルです。
例えば、「ChatGPT入門」講座を出した後、Q&Aで「業務でこう使いたい」「APIで連携したい」「画像生成と組み合わせたい」というリクエストが多ければ、それぞれを独立した講座として展開できます。1本のヒット講座から、3〜5本のシリーズ展開に発展させることが可能です。
バンドル販売による単価アップ
複数の関連講座を組み合わせた「バンドル販売」も、Udemyで売上を伸ばす効果的な戦略です。例えば「Excel VBA基礎+応用+実践」の3講座をまとめて割引価格で販売することで、単品購入では躊躇していた受講者の購入意欲を高められます。
Udemyの公式機能としてバンドル販売はないため、自分のブログやSNSで「3講座セット購入で50%OFFクーポン配布」といった独自プロモーションを実施します。自己プロモーション経由なら取り分が97%なので、3講座を6,000円(各2,000円)で販売しても、5,820円が手元に残ります。
このようなバンドル販売は、特に法人の研修担当者からのまとまった購入につながりやすい特徴があります。新人研修で5名分まとめて購入する企業からのオーダーが、月1〜2件入る講師も珍しくありません。
Udemy以外の動画教材プラットフォームとの使い分け
Udemyは世界最大規模の動画学習プラットフォームですが、他のプラットフォームと組み合わせることで、収益源を多角化できます。それぞれの特徴を理解し、コンテンツの性質に合わせて使い分けることが重要です。
Schoo(スクー)の特徴と活用法
Schooは日本発のオンライン学習プラットフォームで、ビジネススキル系の講座に強みがあります。Udemyとの最大の違いは「ライブ配信形式」が中心という点です。リアルタイムで受講者と対話しながら講義できるため、教える側のレスポンスが磨かれます。
Schooの講師報酬は1コマ(約60分)あたり3〜10万円が相場で、固定報酬モデルです。ストック型ではなくフロー型ですが、登壇すれば確実に報酬が得られる点が魅力です。Udemyでストック収入を作りつつ、Schooで定期的なフロー収入を得る組み合わせは、安定性の高い副業モデルになります。
Udemy Business/法人向け教材市場
Udemyには法人向けの「Udemy Business」というサービスがあり、企業が従業員向けに購読型で講座を提供しています。ここに採用されると、個人購入とは別に視聴回数に応じた追加報酬が発生します。
採用基準は厳しく、講座の品質、受講者数、レビュー評価が一定以上である必要があります。具体的には、4.5以上の評価、1,000人以上の受講者、長尺で体系的なカリキュラムが目安です。Udemy Businessに採用されると、月額収入が2〜3倍に跳ね上がる事例も報告されています。
自社プラットフォーム(Teachable等)への展開
長期的にスケールアップを目指すなら、Udemyへの依存を減らし、自社プラットフォームでの販売も視野に入れるべきです。TeachableやThinkificといった海外サービスを使えば、自分の講座を自分のドメイン下で販売できます。
メリットは利益率の高さ(プラットフォーム手数料を差し引いても80〜95%が手元に残る)、価格設定の自由度、受講者データの自己管理です。デメリットは集客を完全に自分で行う必要がある点で、SEOやSNS運用のスキルが必須になります。
Udemyで集客とブランディングを行い、リピーターには自社プラットフォームの上位講座を販売するという二段階モデルが、収益最大化の王道パターンです。
Udemy講師として知っておくべき税務と確定申告の実務
Udemyからの収入は、副業として年間20万円を超えると確定申告が必要になります。本業として年間100万円以上稼ぐようになれば、税務知識の重要性がさらに高まります。
海外プラットフォームからの収入の課税関係
Udemyはアメリカに本社を置く企業ですが、日本居住者が日本で講座を作成・販売した場合、所得は日本での課税対象になります。源泉徴収は基本的に発生せず、自分で全額を所得として申告する必要があります。
支払いはPayPal経由で米ドル建てで行われるケースが多く、この場合は受け取り時の為替レートで日本円換算して所得計上します。為替差益が出た場合は雑所得として別途計上が必要になります。会計ソフト(freeeやマネーフォワード)では、PayPal連携機能を使うと自動で日本円換算してくれるため、手間が大幅に削減できます。
経費として計上できる項目
Udemy講師の活動で経費計上できる主な項目は以下の通りです。これらをきちんと計上することで、所得税・住民税を年間で数万円単位で節約できます。
・撮影機材(マイク、カメラ、ライト、グリーンバック) ・編集ソフトのサブスクリプション(Adobe Premiere Pro、Camtasia等) ・収録に使うPC・タブレット(10万円以上は減価償却) ・スライド作成ツール(Canva Pro、PowerPoint等) ・自宅収録スペースの家賃・電気代の按分 ・参考書籍、競合講座の購入費(リサーチ目的) ・SNS広告費(自己プロモーションのため) ・テーマ調査のためのセミナー参加費
特に「競合講座の購入費」は経費として計上できる重要な項目です。自分の講座をブラッシュアップするためにライバル講師の講座を受講するのは、明確な事業目的があるため経費として認められます。年間で5〜10万円程度の予算を確保しておくと、コンテンツの質を継続的に向上させられます。
インボイス制度への対応
2023年10月から始まったインボイス制度は、Udemy講師にも影響があります。Udemyから受け取る報酬は、Udemy(法人)からの支払いとして扱われるため、年間売上1,000万円を超えるとインボイス登録(適格請求書発行事業者の登録)が必要です。
ただし、Udemyの売上だけで1,000万円を超えるケースは稀です。一般的な副業講師であれば、インボイス登録の必要はありません。自分のブログ経由で企業向け研修を直接販売しているような場合のみ、登録の検討が必要になります。
詳しい確定申告の進め方は青色申告ガイドも参考にしてください。Udemyの売上を含めた事業所得として青色申告を行うことで、最大65万円の控除が受けられます。
法人化の検討タイミング
Udemy収入が年間500万円を超え、安定的に成長している場合は法人化を検討するタイミングです。個人事業主のままだと所得税・住民税の累進課税で最大55%が課税されますが、法人化すれば法人税率(実効税率約30%)で済むため、年間50〜100万円の節税効果が見込めます。
法人化のメリットは節税だけでなく、講座の権利を法人資産として管理できる点、相続時の対策ができる点、社会保険料の調整による手取り最適化ができる点などがあります。具体的なスキームはマイクロ法人の決算月設定ガイドも参考になります。
よくある質問
Q. 未経験からフリーランスになったばかりでもバリューベースの価格設定は可能ですか?
未経験の場合、過去の実績で価値を証明するのが難しいため、最初は相場に合わせた時間単価や固定報酬で案件を獲得し、信頼と実績を積むことが優先です。しかし、小さくても「クライアントの売上に貢献した」という実績ができれば、次の案件から徐々にバリューベースでの提案に移行していくことが可能です。
Q. 機材を揃えるのに、初期費用はいくらくらいかかりますか?
最低限であれば2万円程度から始められます。1万円前後のUSBコンデンサーマイクと、 無料の音声編集ソフト(Audacityなど)、お手持ちのパソコンがあれば基本的な収録は 可能です。まずはこの構成で実績を積み、収益が出てからより高品質なマイクやオーデ ィオインターフェースへ投資するのが、リスクを抑える堅実な方法です。
Q. 録音した後の編集(ノイズ除去など)が難しそうで不安です。?
慣れてしまえば、マウス操作中心のシンプルな作業です。リップノイズのカットや音量 の均一化など、基本的な整音技術はYouTubeなどのチュートリアル動画で数日あれば学 べます。最近はAIによる自動ノイズ除去機能も進化しているため、初心者でも短期間で 商業レベルの納品データを作成できるようになります。
Q. 副業収入が年間20万円以下なら確定申告は不要ですか?
所得税に関しては、副業所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円以下であれば申告不要となるケースが多いですが、住民税については金額にかかわらず自治体への申告が必要ですので注意してください。
Q. 2026年の税制で副業者が特に注意すべき点は?
インボイス制度の定着に加え、電子帳簿保存法への対応が完全義務化されています。すべての副業者は、電子的に受け取った領収書や請求書を適切な形式で保存しなければ、経費として認められないリスクがあるため、ITツールの活用が必須です。
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学んだスキルを実案件で試すことで、市場価値はさらに高まります。@SOHOなら対象講座の検索から案件獲得まで一気通貫で支援します。
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この記事を書いた人
原田 みなみ
EC・ハンドメイド副業ライター
副業でハンドメイドアクセサリーのネットショップを月商30万円まで成長させた経験を持つ。EC・物販・ハンドメイド系の記事を実践者目線で執筆しています。
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