SSL証明書の設定を発注に含めるべきか|制作会社任せで起きる更新漏れ 2026


この記事のポイント
- ✓ssl証明書 発注 web制作で検索した方へ
- ✓制作会社に任せきりで起きる更新漏れの実態
- ✓発注時に確認すべき業務範囲を
「ホームページを作ってもらったけれど、SSL証明書のことは何も聞いていない」。そんなご相談を、私はよく受けます。web制作を発注したとき、見積書に「SSL設定」という項目があったかどうか、覚えていない方も多いのではないでしょうか。大丈夫です、あなたが特別に不注意だったわけではありません。SSL証明書は「サイトが完成すれば自動的についてくるもの」と誤解されやすく、発注時に見落とされがちな項目のひとつです。この記事では、ssl証明書を発注に含めるべきかどうか、制作会社任せにした場合に起きやすい更新漏れの実態、そして費用相場と失敗しない依頼の仕方を、発注者の立場でお伝えします。
SSL証明書をめぐる発注の現状
まず落ち着いて、現状を整理しましょう。SSL証明書とは、ウェブサイトの通信を暗号化し、ブラウザのアドレスバーに鍵マークを表示させる仕組みです。今やSSL化(常時https化)はホームページの標準仕様になっており、SSL未対応のサイトはブラウザ側で「保護されていません」という警告が表示されます。これは訪問者の信頼を大きく損ないますし、Google検索でも評価が下がる要因になります。
近年は多くのレンタルサーバーが無料SSL(Let's Encrypt等)を標準提供するようになり、「SSLは無料でついてくるもの」というイメージが広がりました。しかし、無料SSLと有料SSLでは保証内容が大きく異なります。また、無料であっても「誰が設定するか」「誰が更新するか」という運用の主体は別の問題です。ここを曖昧にしたまま発注すると、後になって「聞いていなかった」というトラブルが起きやすくなります。
SSL証明書の更新は約1年ごとに必要です(証明書の種類によっては最短で数か月というケースもあります)。web制作の発注は「サイトを作って納品して終わり」という一度きりの取引になりがちですが、SSL証明書は継続的な運用管理が必要な項目です。この「作って終わり」と「運用し続ける」のギャップこそが、更新漏れが起きる根本的な原因になっています。
制作会社に依頼する場合、SSL証明書の取得・設定・更新をどこまで契約に含めるかは会社によってまちまちです。「初回設定のみ含む」「保守契約に含む」「完全に別料金」など、パターンは様々です。発注者としては、この違いを理解したうえで、自分のサイト運用に合った形を選ぶことが大切です。
PRONIアイミツが保有する7万件以上の発注者アンケート結果をもとに、対応の印象や満足した点など、実体験に基づく評価や感想も掲載しています。公式サイトの情報だけでは判断しづらい部分まで把握できるため、自社に合う会社を選ぶ際の参考情報としてご活用ください。 出典: imitsu.jp
このように、発注者側の実体験に基づく評価は、制作会社選びにおいて公式情報だけでは見えない部分を補ってくれます。SSL証明書のような「地味だが重要」な項目こそ、実際に発注した人の声を参考にすべきだと私は感じています。
SSL証明書の種類と発注時に知っておくべき基礎知識
SSL証明書の3つの認証タイプ
SSL証明書には大きく分けて3つの認証タイプがあります。それぞれ発行にかかる審査の厳しさと費用、そして訪問者への信頼感の見せ方が異なります。
まず「ドメイン認証(DV)」です。これはドメインの所有権のみを確認する簡易的な証明書で、費用が安く、即日〜数日で発行されます。個人サイトや小規模なコーポレートサイトで広く使われており、無料SSL(Let's Encrypt)もこのタイプに該当します。
次に「企業認証(OV)」です。ドメインの所有権に加えて、運営組織の実在性を書類で確認するため、発行に数日〜1週間程度かかります。証明書の詳細情報に会社名が記載されるため、ECサイトや会員登録を伴うサービスサイトで採用されることが多いタイプです。
最後に「EV認証(EV)」です。もっとも厳格な審査を行い、法人の実在性を徹底的に確認します。かつてはブラウザのアドレスバーが緑色になり企業名が表示される仕様でしたが、現在の主要ブラウザではこの表示方法は簡略化されています。それでも審査の厳格さから、金融機関など高い信頼性が求められるサイトで選ばれています。
多くの中小企業のコーポレートサイトやランディングページであれば、DV証明書で十分なケースがほとんどです。予算に応じて、必要以上に高額なOVやEVを勧められていないか、発注時に確認すると良いでしょう。
無料SSLと有料SSLの違い
「無料でSSL化できるなら、有料の証明書は不要では」と思う方も多いはずです。実際、Let's Encryptのような無料SSLは技術的な暗号化強度において有料SSLと大きな差はありません。ただし、保証制度やサポート体制には明確な違いがあります。
万が一認証業務上の過失により損害が発生した場合は、「7日間完全返金保証※」「最大3750万円の範囲での賠償責任」のサービス保証制度が充実しております。※返金手数料はお客様のご負担となります。 出典: jp.globalsign.com
このように、有料SSLの中には認証局側の過失による損害を賠償する保証制度が付帯しているものがあります。ECサイトなど決済情報を扱うサイトでは、こうした保証の有無も選定基準のひとつになります。一方、情報発信のみのコーポレートサイトであれば、無料SSLで運用しているケースも一般的です。どちらを選ぶかは、サイトで扱う情報の重要度に応じて判断してください。
認証局のシェアと信頼性
SSL証明書を発行する認証局(CA)にも複数の事業者があります。
GMOグローバルサインのSSLは国内シェアNo.1※1・5,000万枚の販売実績※2。国内半数以上の企業に知られているSSLブランドです。また販売実績は全世界で231カ国※3、政府関連機関・大手企業をはじめ世界各国の様々な業種・業態の企業・団体様に導入いただいております。 出典: jp.globalsign.com
国内シェアの高い認証局を選ぶメリットは、サポート体制が充実している点、そして日本語での問い合わせがしやすい点です。制作会社に発注する場合、どの認証局の証明書を使うかまで指定する必要は基本的にありませんが、「なぜこの認証局を選んだのか」を説明してもらえる制作会社は、技術的な裏付けを持って提案している証拠でもあります。
SSL証明書を発注に含める場合の費用相場
SSL証明書に関する費用は、大きく分けて「証明書自体の費用」と「設定作業の費用」の2つに分解して考える必要があります。この2つを混同したまま見積もりを比較すると、後で「思っていたより高かった」という誤解が生まれやすくなります。
証明書自体の費用は、無料SSL(Let's Encrypt等)であれば0円、DV証明書であれば年間数千円〜2万円程度、OV証明書であれば年間3万円〜10万円程度、EV証明書であれば年間10万円〜20万円程度が目安です。これは認証局やベンダーによって幅があります。
設定作業の費用は、制作会社によって扱いが異なります。新規サイト制作の一環として初回設定を無料で含める会社もあれば、「SSL設定作業」として5,000円〜3万円程度の別料金を設定している会社もあります。さらに、年1回の更新作業についても、保守契約に含める会社と、更新のたびに都度請求する会社に分かれます。
見積もりを比較する際は、次の3点を必ず確認してください。
- 証明書の取得費用は誰が負担するか(制作会社が代行購入するのか、発注者名義で契約するのか)
- 初回設定作業に別途費用がかかるか
- 更新作業は保守契約の範囲内か、都度課金か
この3点が見積書に明記されていない場合は、契約前に必ず質問することをお勧めします。曖昧なまま契約を進めると、翌年の更新時期になって「更新費用が発生します」と急に請求され、驚くケースが少なくありません。
制作会社任せで起きる更新漏れの実態
ここが今回の記事でもっとも伝えたい部分です。SSL証明書の更新漏れは、決して珍しい話ではありません。
多くの制作会社は、サイト公開後の「保守契約」を別途結んでいなければ、SSL証明書の更新に関与しません。つまり、サイト制作が完了し検収が終わった時点で、SSL証明書の管理責任が発注者側に移っていることが多いのです。しかし発注者側はこの事実に気づいていないケースがほとんどです。「制作会社に頼んでいるから大丈夫」という思い込みが、実は最大のリスクになります。
SSL証明書の有効期限が切れると、サイトを訪れたユーザーのブラウザには「この接続ではプライバシーが保護されません」といった強い警告が表示されます。この警告が出ると、多くの訪問者はサイトから離脱してしまいます。ECサイトであれば、この間の売上機会をまるごと失うことになりますし、コーポレートサイトであっても、企業の信頼性を疑われる大きな要因になります。
更新漏れが起きやすいパターンには、いくつかの共通点があります。
・制作会社の担当者が退職・異動し、引き継ぎが行われなかった ・保守契約を結んでいたが、更新作業がSSLを含まない内容だった ・発注者側がドメインやサーバーの管理画面にアクセスできず、状況を把握していなかった ・自動更新の設定がされていたはずが、決済情報の期限切れで失敗していた
これらはすべて、発注時に「誰が・いつ・どのように更新するか」を明確にしていれば防げた事態です。特に、制作会社との契約が終了したり、担当者が変わったりするタイミングでリスクが高まります。長く運用するホームページであるほど、SSL証明書の更新責任の所在をはっきりさせておく必要があります。
私が実際に相談を受けた例
これは私自身が発注する立場で経験したことでもあります。以前、自分のカウンセリング事業のホームページをリニューアルした際、複数の制作会社から見積もりを取りました。金額の安さだけで比較して1社に決めたのですが、契約後に「SSL証明書の更新は含まれていません、更新時期になったら別途ご連絡します」という説明を受け、正直戸惑いました。安さを優先するあまり、運用面の確認を後回しにしてしまった自分の甘さを痛感した出来事です。
その後、別の案件で外注先を探した際は、見積もりの金額だけでなく「保守範囲に何が含まれているか」を最初に質問リストにするようにしました。特にSSL証明書の更新有無、ドメイン管理の所在、サーバー契約の名義については、契約前に文書で確認するようにしています。この経験から学んだのは、初期費用の安さだけで判断すると、後から想定外の費用や手間が発生するということです。同じような経験をされた方は、決してあなただけではありません。
発注時に確認すべきポイントと業務範囲の決め方
SSL証明書の更新漏れを防ぐために、発注時に確認しておくべきポイントを整理します。
契約に含める業務範囲を明文化する
まず大切なのは、SSL証明書に関する業務を「誰が・何を・いつまで」担当するのかを、契約書や見積書に明記してもらうことです。口頭での「大丈夫ですよ、任せてください」という言葉だけでは、後々のトラブルの元になります。
具体的には、次の項目を文書で確認しましょう。
・SSL証明書の初回取得と設定作業は契約に含まれるか ・年1回の更新作業は誰が行うか(制作会社、発注者自身、サーバー会社の自動更新機能等) ・更新作業に費用が発生する場合、金額はいくらか ・保守契約を解約した場合、SSL証明書の管理はどうなるか
ドメインとサーバーの管理権限を把握しておく
意外と見落とされがちなのが、ドメインの登録者情報とサーバーの契約者情報です。制作会社が発注者に代わってドメインを取得・管理しているケースでは、契約が終了した際にドメインの所有権が曖昧になることがあります。SSL証明書はドメインに紐づくため、ドメインの管理権限がどこにあるかを把握しておくことは非常に重要です。
発注時には、ドメインの登録者名義を必ず発注者自身にしてもらう、あるいは少なくとも管理画面へのアクセス権限を発注者側も持てるようにしてもらう、という点を確認してください。これにより、将来的に制作会社を変更する場合でも、スムーズに移行できます。
保守契約の内容を定期的に見直す
サイト公開から数年が経過すると、当初結んだ保守契約の内容と、実際に必要な運用内容にズレが生じることがあります。SSL証明書の更新方式が変わったり、サーバー移転があったりした場合は、その都度、保守契約の内容を見直すことをお勧めします。
年に一度、契約更新のタイミングで「SSL証明書は今どのように管理されているか」を制作会社に確認する習慣をつけると、更新漏れのリスクを大幅に下げられます。
制作会社の選び方とチェックすべき比較軸
新規でweb制作を発注する場合、SSL証明書の扱いを比較軸のひとつに加えることをお勧めします。実際、SSL化対応を前面に打ち出す制作会社も増えており、その対応範囲は会社によって様々です。
常時SSL化(https化)代行に強い格安ホームページ制作会社や、実績豊富な制作会社、独自の強みを持つ制作会社など、選択肢は多岐にわたります。ご利用企業様の声を参考にしながら、詳細条件から発注先を探すことができるサービスも活用すると比較検討がしやすくなります。
複数の制作会社を比較する際は、以下の観点でチェックすると良いでしょう。
- 見積書にSSL証明書の項目が明記されているか。項目自体が存在しない見積もりは、後から追加費用が発生するリスクがあります。
- 保守プランの内容が具体的に説明されているか。「保守サポート込み」とだけ書かれている場合、具体的に何が含まれるか質問してください。
- 担当者以外でも対応できる体制があるか。個人事業主に近い小規模な制作会社の場合、担当者が病気や退職で対応できなくなるリスクもあります。組織として運用体制を持っているかは確認しておきたい点です。
- 契約終了後の引き継ぎ方針が明確か。将来的に別の会社やフリーランスに乗り換える可能性がある場合、ドメイン・サーバー・SSL証明書の情報を引き継げるかを確認しましょう。
これらは特別な専門知識がなくても、質問リストとして持っておけば誰でも確認できる内容です。制作会社との打ち合わせの際に、この記事のチェックリストを持参していただければ、SSL証明書に関する認識のズレを防げるはずです。
直接依頼と仲介経由の費用差について
web制作の発注方法には、制作会社(代理店)に依頼する方法と、フリーランスのエンジニアやデザイナーに直接依頼する方法があります。この2つには、費用構造に明確な違いがあります。
制作会社を通す場合、営業担当者や複数の工程管理者が間に入るため、その分の人件費が制作費用に上乗せされます。一方、フリーランスへ直接依頼する場合は、仲介コストがかからないため、同じ作業内容でも費用を抑えられる傾向があります。中間マージンが発生しない分、SSL証明書の設定や年次更新といった保守作業も、比較的柔軟に、かつ適正な価格で依頼できるケースが多く見られます。
もちろん、フリーランスに依頼する場合は、法人としての体制がない分、担当者個人の対応力に依存する部分もあります。そのため、契約前に「SSL証明書の更新をどう管理してもらえるか」を具体的に確認し、書面やメールで合意しておくことが、代理店経由以上に大切になります。
Webライターや編集者に業務を依頼する際の見積もりの取り方も参考になります。著述家,記者,編集者の年収・単価相場では、単価の考え方や相場感を確認できます。web制作の発注でも、担当者のスキルセットや経験年数によって適正な相場観を持っておくことは、費用交渉において重要な判断材料になります。
@SOHO独自データの考察
在宅ワーク・フリーランスの発注実態を長年見てきた立場から言えることがあります。それは、SSL証明書のような「地味だが継続管理が必要な業務」ほど、発注段階での業務範囲の明文化が甘くなりやすいという傾向です。
20年この市場を見てきた立場から言えば、発注者と受注者の間でトラブルが起きる案件の多くは、「金額」そのものよりも「業務範囲の認識のズレ」に起因しています。SSL証明書の更新のように、年に一度しか発生しない業務は特に忘れられやすく、契約書に明記されていないと「言った・言わない」の水掛け論になりがちです。
運営者として見てきた限りでは、長く良い関係を続けている発注者と受注者の組み合わせほど、初回の契約時点で細かい業務範囲を丁寧にすり合わせています。逆に、金額の安さだけで発注先を決めたケースでは、後から「これは契約に含まれていない」というトラブルに発展しやすい傾向があります。
また、代理店を通した発注と、フリーランスへの直接発注を比較したときの構造的な違いにも触れておきたいと思います。代理店経由では、発注者が支払う金額のうち一定割合が仲介手数料として差し引かれ、実際に作業する担当者に渡る報酬は目減りします。一方、直接依頼であれば、中間マージンが発生しないため、発注者は同じ予算でより手厚いサポート(保守・更新対応を含む)を依頼でき、受注する側も適正な報酬を受け取れます。手数料0%という仕組みは、単に「安い」という話ではなく、発注者と受注者の双方が納得できる取引になりやすいという質的な違いを生んでいます。
SSL証明書の更新漏れという一見小さな問題は、実は「発注時にどこまで業務範囲を言語化できているか」という、web制作の発注全般に共通する課題を象徴していると私は感じています。金額の交渉に気を取られがちですが、まずは「何を・いつまで・誰が担当するか」を明確にすることから始めてみてください。
見積もり比較の考え方は、他の職種の発注にも応用できます。例えばWeb制作フリーランスの見積もり術|適正価格の出し方と交渉テクニックでは、適正価格の見極め方や交渉のコツを詳しく解説しています。SSL証明書のような細かい保守項目を含めた総額での比較検討に役立つはずです。
発注後のトラブルを防ぐための実務的なアドバイス
最後に、実際に発注した後、SSL証明書に関するトラブルを防ぐための具体的な行動をお伝えします。
まず、カレンダーにSSL証明書の有効期限を登録しておくことをお勧めします。制作会社に任せきりにするのではなく、発注者自身も期限を把握しておくことで、万が一の更新漏れにも早期に気づけます。多くのブラウザやオンラインツールでは、証明書の有効期限を無料で確認できるサービスも提供されています。
次に、契約書や見積書は必ず保管しておきましょう。「SSL証明書の更新は誰が担当するか」を明記した書面があれば、後にトラブルが起きた際の重要な証拠になります。口頭でのやり取りだけで済ませず、メールでのやり取りを残しておくだけでも十分な対策になります。
また、制作会社との保守契約が終了する場合は、必ず事前に引き継ぎのタイミングを確認してください。ドメインの管理画面、サーバーの管理画面、SSL証明書の管理画面へのアクセス権限を、発注者自身が把握しているかどうかを、契約終了前に必ずチェックしましょう。
SNS運用の代行を依頼する際にも、業務範囲の明確化は同様に重要です。SNS運用代行 フリーランスで稼ぐ!発注者視点で成功の秘訣と注意点を解説では、発注者が失敗しないための注意点がまとめられています。SSL証明書に限らず、継続的な運用が必要な業務を外注する際の共通の考え方として参考にしていただけます。
受発注のやり取りをシステム化したいと考える発注者も増えています。受発注システムのクラウド化2026|FAXから脱却してIT導入補助金を活用する方法では、業務のデジタル化による効率化について触れており、SSL証明書の更新管理のような定期業務をシステムで一元管理する発想にもつながります。
また、web制作を発注する際に、AIを活用した業務効率化やセキュリティ対策まで含めて相談したい場合は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、幅広い専門性を持つ人材の依頼範囲を確認できます。サイトのセキュリティ対策は、SSL証明書だけでなく総合的な視点で捉えることも大切です。
SSL証明書は、ホームページの信頼性を支える基盤でありながら、発注時には見落とされやすい項目です。今回お伝えした確認ポイントを、これから発注される方も、すでに運用中のサイトをお持ちの方も、一度ご自身の契約内容と照らし合わせてみてください。不安なことがあれば、まず制作会社に「SSL証明書の更新は誰が担当していますか」と、シンプルに質問してみることから始めましょう。それだけで、多くのリスクを未然に防ぐことができます。
よくある質問
Q. SSL証明書の設定費用は制作費用に含まれていますか?
制作会社によって異なります。新規制作の一環として無料で含める会社もあれば、5,000円〜3万円程度の別料金にしている会社もあります。見積書に明記されているか必ず確認してください。
Q. 無料のSSL証明書と有料のSSL証明書、どちらを選べばよいですか?
情報発信のみのコーポレートサイトなら無料SSLで十分なケースが多いです。決済情報を扱うECサイトなど、より高い信頼性や保証制度が必要な場合は、有料のOV・EV証明書を検討してください。
Q. SSL証明書の更新を忘れるとどうなりますか?
有効期限が切れると、ブラウザに強い警告が表示され、訪問者が離脱しやすくなります。企業の信頼性にも影響するため、更新時期をカレンダーで管理し、担当者を明確にしておくことが重要です。
Q. 制作会社を変更する場合、SSL証明書はどうなりますか?
ドメインとサーバーの管理権限が発注者側にあれば、新しい制作会社やフリーランスへスムーズに引き継げます。契約終了前に、管理画面へのアクセス権限を必ず確認しておきましょう。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
中西 直美@SOHO編集部
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。
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