InstagramをMacで見る・投稿するときの開き方とできないこと


この記事のポイント
- ✓InstagramをMacで使いたい方へ
- ✓App StoreにMac版が無い理由
- ✓ブラウザで投稿・メッセージ・ライブ視聴をする手順
MacBookを買って、iPhoneと同じようにInstagramのアプリを入れようとしたら、App Storeで見つからない。InstagramをMacで使いたいと調べ始める人の多くは、こうした小さな戸惑いから入っています。仕事の写真を大きな画面で確かめてから投稿したい、取引先とのメッセージをキーボードで打ちたい、という理由もよく聞きます。
結論から書くと、InstagramはMacでも使えます。ただし入口はアプリではなくブラウザで、パソコンからできることと、スマートフォンでしかできないことがはっきり分かれています。この記事では、Instagramの公式ヘルプとApp Storeの記載を今日時点で確かめたうえで、Macでの開き方、投稿の手順、パソコンではできないこと、そして毎日使うための専用の窓の作り方を順に整理します。
InstagramのMac版アプリはApp Storeに無い
最初に事実を確かめておきます。App StoreのInstagramのページを開くと、対応している端末として表示されるのはiPhoneとiPadの2つです。互換性の欄には「iOS 16.3以降」「iPadOS 16.3以降」とあり、Macの項目はありません。提供元はInstagram, Inc.で、評価は5段階で4.5、評価の件数は419万件にのぼります。
その評価欄には、利用者の率直な声も並んでいます。
投稿を時系列順に戻して欲しい広告で不快になるものが多いので、改善して欲しい 出典: apps.apple.com
スマートフォンのアプリにも不満を持つ人はいますが、それでもこれだけの人が毎日アプリで使っているのは、撮る、加工する、投稿するという流れが手の中で完結するからです。Instagramはもともと、スマートフォンのカメラで撮った写真をその場で共有するために作られたサービスで、いまもその設計の中心はスマートフォンにあります。
一方で、Apple シリコンを積んだMacには、iPhoneやiPad向けのアプリを動かせる仕組みがあります。ただし、どのアプリをMacで配布するかは開発元が決めます。Instagramの場合は、編集部が確かめた時点ではMacの項目が無く、MacのApp Storeから入れることはできませんでした。
では、Macで使う方法は無いのかというと、そうではありません。Instagramはブラウザ版を用意していて、パソコンからでも写真や動画の投稿ができます。料理で言えば、専用の厨房は無くても、家庭のキッチンで作れる料理はかなり多い、という状態です。何が作れて何が作れないかを先に知っておくと、無駄に迷わずに済みます。
なぜInstagramをMacで使いたい人が増えているのか
InstagramをMacで使いたいという声は、個人の趣味よりも仕事の場面から多く出てきます。背景には、Instagramが「見るためのSNS」から「仕事の窓口」に変わってきたことがあります。
飲食店や美容室、ハンドメイド作家、音楽の講師、イラストレーターなど、個人や小さな事業者がInstagramを名刺代わりに使う場面は珍しくありません。作品や実績を写真で並べ、問い合わせはメッセージで受ける。こうした使い方では、スマートフォンだけで回すと次のような不便が出てきます。
・カメラやデジタル一眼で撮った写真をMacで編集してから、スマートフォンに移す手間がかかる
・長いキャプション(投稿に付ける説明文)を小さな画面で打つと、誤字に気づきにくい
・取引先や受講生とのメッセージを、ほかの仕事の連絡と並べて見たい
・SNS運用の代行を請け負い、複数の取引先のアカウントを扱う
特に最後の、SNS運用の代行は在宅の仕事として定着していて、投稿の企画、文章、画像づくり、コメントへの対応、数字の報告までを請け負う形が一般的です。こうした仕事では、作業の大半をパソコンで行うため、MacでInstagramをどう扱うかが作業の効率を大きく左右します。
音楽の仕事をしていると、短い演奏動画や制作の裏側を投稿する機会が多くあります。編集部で試した範囲でも、DAW(音楽を作るためのソフト)で書き出した音声と映像をMacで仕上げ、そのままMacから投稿できると、スマートフォンへの転送の手間がまるごと無くなりました。逆に、ストーリーズに載せようとして、パソコンからは出せないと分かり、結局スマートフォンに送り直したこともあります。この「できること」と「できないこと」の境目を、次の節から具体的に見ていきます。
方法1:ブラウザでInstagramを開く
Macで最も手軽で、追加の費用もかからないのが、ブラウザでInstagramを開く方法です。Safari、Chrome、Microsoft Edge、Firefoxなど、普段使っているブラウザで構いません。
手順は次のとおりです。
- ブラウザで Instagram を開く
- ユーザーネームまたはメールアドレスと、パスワードを入力してログインする
- 2段階認証を設定している場合は、スマートフォンに届く確認の操作を済ませる
ログインすると、画面の左側に「ホーム」「検索」「発見」「リール」「メッセージ」「お知らせ」「作成」「プロフィール」といった項目が縦に並びます。スマートフォンのアプリでは下に並んでいる項目が、パソコンでは左に移っていると考えると分かりやすいです。
ブラウザ版でできる主なことは次のとおりです。
・フィードやリール、発見タブを見る
・投稿に「いいね!」やコメントを付ける
・写真や動画の投稿を作る(手順は次の節で説明します)
・ダイレクトメッセージを読む、送る
・フォローしている人のライブ配信を見て、コメントする
・プロフィールの編集や、各種の設定を変える
Instagramのヘルプセンターでも、コンピューターのブラウザからメッセージ機能を使って、会話の開始や表示、管理ができると案内されています。取引先とのやり取りをキーボードで打てるのは、仕事で使う人にとって大きな利点です。
ライブ配信については、ヘルプセンターに「Instagramアプリまたはブラウザ版のInstagram.comで視聴できる」という趣旨の記載があります。見ることはMacでもできる、ということです。配信中は、画面右下の「コメントを追加」からコメントを入れられます。
ブラウザ版の弱点は、タブの1つとして開くため、ほかのWebページに埋もれやすいことです。仕事の調べ物でタブが20も30も開いていると、Instagramのタブを探すだけで手が止まります。この悩みへの対処は、後半の「専用の窓にする」節で扱います。
Macから写真や動画を投稿する手順
ブラウザ版のInstagramでは、写真や動画の投稿を作れます。ヘルプセンターに載っているコンピューターでの手順を、実際の操作の順に並べると次のようになります。
- 画面の左側にある「作成」をクリックする
- 「投稿」をクリックし、「コンピューターから選択」をクリックして写真を選ぶか、写真のファイルを画面にドラッグ&ドロップする
- 写真のサイズ(縦横の比率)を選び、右上の「次へ」をクリックする
- 上部の「フィルター」または「調整ツール」で写真を編集する
- 右上の「次へ」をクリックする
- キャプションを書き、必要なら場所を追加する
- 「アクセシビリティ」から代替テキストを書く(目の不自由な人向けの読み上げに使われる説明文です)
- 「詳細設定」で、必要ならコメントをオフにする
- 右上の「シェア」をクリックする
対応しているファイルの形式は、ヘルプセンターによるとJPG、PNG、HEIC/HEIFの3種類です。iPhoneで撮った写真はHEICという形式で保存されていることが多いのですが、この形式のままでも選べます。
Macから投稿するときに、編集部が便利だと感じたのは次の3点です。
まず、キャプションをキーボードで打てることです。ハッシュタグを含めた長い説明文も、Macのテキストエディタで下書きしてから貼り付ければ、誤字や改行の崩れに気づきやすくなります。
次に、Macで仕上げた写真をそのまま選べることです。写真の現像ソフトや画像編集ソフトで色を整えたあと、スマートフォンにAirDropで送る手間がありません。
最後に、代替テキストを落ち着いて書けることです。スマートフォンでは後回しにしがちな項目ですが、パソコンの画面なら投稿の流れの中で自然に書けます。
一方で注意したいのは、音楽の追加など、一部の加工はスマートフォンのアプリのほうが選べる幅が広いことです。ヘルプセンターでも、写真の撮影またはアップロード後にエフェクトやフィルター、音楽、キャプション、場所を追加できると説明されていますが、使える音源やスタンプの種類はアプリと同じとは限りません。料理で言えば、下ごしらえと盛り付けはMacで丁寧に行い、仕上げの香り付けだけはスマートフォンで行う、という分担が現実的です。
パソコンではできないこと
Macで使ううえで最も大切なのが、パソコンではできないことを知っておくことです。ヘルプセンターの記載を確かめると、次の機能はコンピューター向けのヘルプでは使えないと明記され、Android、iPhone、iPadのアプリで使うよう案内されています。
ストーリーズへの投稿
24時間で表示が終わる短い投稿、ストーリーズに写真や動画を出す機能は、コンピューターのヘルプでは利用できないと書かれています。対象として案内されているのは、Androidアプリ、Instagram Liteアプリ、iPhoneアプリ、iPadアプリです。他の人のストーリーズを見ることはブラウザ版でもできますが、自分のストーリーズを作るのはスマートフォンかiPadで行うことになります。
ライブ配信の開始
ライブ配信を始める機能も、コンピューターのヘルプでは利用できないとされ、AndroidアプリとiPhoneアプリが案内されています。前の節で触れたとおり、見ることやコメントすることはMacでもできますが、自分が配信する側に回るにはスマートフォンが必要です。
スマートフォンのカメラを使う機能
アプリの「カメラ」から直接撮影する機能や、スマートフォンならではの撮影の機能は、当然ながらMacでは使えません。Macの内蔵カメラで撮った写真を投稿したい場合は、いったん写真として保存してから「コンピューターから選択」で選ぶ形になります。
ブラウザの見た目の違い
機能そのものはあっても、画面の作りがスマートフォンのアプリと違うため、目当ての設定が見つからないことがあります。アプリの「設定とアクティビティ」にある項目の一部は、ブラウザ版では別の場所にあったり、アカウントセンター(InstagramとFacebookなど、Meta社のサービスのアカウントをまとめて管理する画面)に移っていたりします。見つからないときは、ヘルプセンターで「コンピューター」と書かれた手順を探すのが近道です。
このように整理すると、Macは「見る、書く、整える、フィード投稿を出す」の拠点、スマートフォンは「撮る、ストーリーズを出す、配信する」の拠点、という役割分担がはっきりします。両方を行き来する前提で考えると、どちらか一方に寄せようとして悩むことが少なくなります。
非公式のアプリやエミュレーターを使う方法は勧めない
Macで使う方法を調べると、iPhoneやAndroidのアプリをパソコンで動かすエミュレーター(別の機械の動きをまねるソフト)を入れる方法や、Instagramに投稿できるとうたう他社製のアプリを紹介する記事が見つかります。こうした方法は、編集部としては仕事のアカウントには勧めません。
理由は3つあります。
1つ目は、アカウントの安全です。Instagramのヘルプセンターには、サードパーティ(Instagram以外の会社)のアプリやWebサイトにアカウントへのアクセスを許可する際は注意し、ログイン情報を信頼できない人やアプリと共有しないように、という注意書きがあります。パスワードをそのまま入力させるアプリは、入力した情報がどう扱われるかを確かめようがありません。
2つ目は、利用規約との関係です。自動で投稿や「いいね!」を繰り返すような使い方は、アカウントの制限につながるおそれがあります。仕事で育ててきたアカウントが使えなくなると、取り戻すのに長い時間がかかります。
3つ目は、手間と性能です。エミュレーターはMacの中にもう1台の端末を作るようなものなので、動作が重くなりやすく、アップデートのたびに設定のやり直しが必要になることもあります。
ブラウザ版で写真や動画の投稿ができるようになった今、パソコンでフィード投稿を出すためだけに非公式の手段を使う理由は小さくなっています。ストーリーズやライブ配信はスマートフォンで出す、と割り切るほうが、結果的に安全で速く済みます。
方法2:SafariでInstagramを専用の窓にする
ブラウザ版の弱点だった「タブに埋もれる」問題は、ブラウザの機能でInstagramを専用の窓にすると解消できます。Safariを使っているなら、「Dockに追加」が手軽です。
Appleのサポートページでは、この機能について次のように説明されています。
macOS Sonoma 14から、SafariでWebページをWebアプリとして保存できるようになりました。Webアプリは、Safariとは切り離して使うことができます。 出典: support.apple.com
手順は次のとおりです。
- SafariでInstagramを開く
- メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶ(ツールバーの共有ボタンから選ぶこともできます)
- 名前を「Instagram」などにして「追加」をクリックする
作ったWebアプリはホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。Command+Tabでほかのアプリと同じように切り替えられるので、タブを探す手間がありません。
同じページによると、Webアプリは閲覧履歴やCookie、Webサイトのデータ、設定情報をSafariと共有しません。最初の1回はWebアプリの中でログインし直す必要がありますが、その代わり、Safari本体では個人のアカウント、Instagramの窓では仕事のアカウント、という分け方が自然にできます。
通知を出すWebサイトの場合は、許可するとロック画面や通知センターに通知が表示され、Dockのアイコンに未読の通知の件数を表示できるとも説明されています。メッセージの見落としを減らしたい人には役立つ機能です。
気をつけたいのは、macOS Sonoma 14以降が必要なことです。それより前のmacOSを使っている場合は、次のChromeの方法を検討してください。
方法3:ChromeでInstagramを専用の窓にする
普段Chromeを使っている人は、Chromeの機能でInstagramをアプリのように開けます。手順は次のとおりです。
- ChromeでInstagramを開く
- 右上のその他アイコンから「キャスト、保存、共有」を選ぶ
- 「ページをアプリとしてインストール」を選び、画面の手順に沿ってインストールする
インストールしたInstagramは独立した窓で開き、Dockにもアイコンが並びます。Chromeで「chrome://apps」を開くと一覧で管理できます。
Chromeの方法の利点は、Chromeで普段使っている拡張機能がそのまま使えることです。パスワードの管理や翻訳の拡張機能を入れている人には便利です。
一方で、作ったアプリはChrome本体のログインの状態を引き継ぎます。仕事のアカウントと個人のアカウントを窓ごとに分けたい場合は、Chromeのプロフィールを分けて、それぞれのプロフィールでアプリを作る必要があります。複数の取引先のアカウントを扱う運用代行の仕事では、この切り分けが手間になりがちです。
複数のアカウントを使い分けるときの注意点
Instagram自体にも、複数のアカウントを追加して切り替える仕組みがあります。ヘルプセンターでは、アカウントセンターに複数のInstagramアカウントを追加すると、ログイン情報の共有やプロフィール情報の同期、投稿の同時シェアなどの機能が使えると説明されています。
便利な仕組みですが、仕事で使うときには気をつけたい点があります。
取引先のアカウントを自分のアカウントセンターに入れない
SNS運用の代行で取引先のアカウントを預かる場合、自分の個人アカウントと同じアカウントセンターに入れると、ログイン情報やプロフィール情報の連携が意図せず働くおそれがあります。契約が終わったときに切り離す手間も増えます。取引先のアカウントは、自分のアカウントとは別の窓、別のログインで扱うのが安全です。
投稿先を取り違えない
複数のアカウントを1つの画面で切り替えていると、個人の投稿を取引先のアカウントに出してしまう、という事故が起こりえます。料理で言えば、同じまな板で肉と野菜を切り替えながら刻むようなもので、慣れているつもりでも事故は起きます。アカウントごとに窓を分け、窓のアイコンや名前で見分けがつくようにしておくと、取り違えを防ぎやすくなります。
ログインの権限を共有する方法を確かめる
取引先からパスワードを直接受け取る運用は、相手にとっても自分にとっても負担です。ビジネス向けのアカウントであれば、Meta社が用意している管理の仕組みで権限を付与してもらえる場合があります。どの方法が使えるかは相手のアカウントの種類で変わるため、契約の前に取引先と確認しておきましょう。
アカウントを分けて専用の窓で使いたいときの候補
SafariのDockに追加と、Chromeのアプリ化。Instagramを1つのアカウントで使うだけなら、このどちらかで十分です。ただ、取引先ごとに複数のアカウントを同時に開きたい、窓ごとにChromeの拡張機能のオンとオフを変えたい、といった要望が出てくると、標準の機能では手間が増えていきます。
そうした場合の選択肢の1つが、Webサイトを独立したmacOSのアプリに変えるKagemushaです。公式サイトによると、作ったアプリごとに独立したブラウザのプロフィールが自動で割り当てられ、Cookieやログインの状態、履歴、キャッシュがアプリの間で分かれます。Chrome、Chrome Canary、Chromium、Brave、Microsoft Edge、Vivaldi、Operaの7種類のブラウザのエンジンから選べ、Chromeウェブストアの拡張機能をアプリごとにオンとオフで切り替えて使えます。300以上のサービスのひな形が用意されているほか、任意のURLを入力してアプリを作ることもできると説明されています。
料金は、3つのアプリまで無料で作成でき、作成できる数に上限のないProは買い切りで3,980円(税込)と案内されています。FreeとProの違いは作成できるアプリの数だけで、対応するのはmacOS 12以降です。
Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
まずはSafariのDockに追加か、Chromeのアプリ化で試してみて、アカウントの使い分けや拡張機能の扱いで不便を感じたときに、こうした専用のアプリを検討するのが無理のない順番です。
Macで使うときの通知とセキュリティの設定
専用の窓を作ったら、通知とログインの安全も整えておきましょう。
通知の許可を確かめる
Webアプリやブラウザで通知を受け取るには、Instagramの画面で通知を許可するだけでなく、Mac側でも許可されている必要があります。システム設定の「通知」を開き、使っているブラウザや、Dockに追加したWebアプリの通知が許可されているかを確かめてください。集中モードを使っている場合は、仕事の時間帯にInstagramの通知を通すかどうかも決めておくと、必要なメッセージだけに気づけます。
2段階認証を設定する
パソコンでログインする機会が増えると、パスワードを入力する場面も増えます。2段階認証を設定しておけば、パスワードが漏れても、確認の操作が無ければログインできません。仕事のアカウントでは、必ず設定しておきたい項目です。
共用のMacではログアウトを習慣にする
家族と共用のMacや、コワーキングスペースの貸し出しのMacで使う場合は、作業が終わったら必ずログアウトしましょう。ブラウザにパスワードを保存させないことも大切です。
ログインの記録を時々見る
アカウントセンターでは、どの端末からログインしているかを確かめられます。見覚えのない端末があれば、ログアウトさせてパスワードを変えましょう。月に1回程度、ログインの記録を眺める習慣を付けておくと安心です。
Macで使うときによくあるつまずきと対処
ブラウザ版のInstagramは手軽な反面、スマートフォンのアプリとは違う理由でつまずくことがあります。編集部で実際に引っかかった場面を中心に、対処の順番を整理します。
「作成」を押しても写真を選べない
「コンピューターから選択」を押してもファイルを選ぶ画面が出ない場合は、ブラウザの拡張機能が邪魔をしていることがあります。広告を止める拡張機能や、ページの見た目を変える拡張機能をいったんオフにして試してください。それでも動かないときは、別のブラウザで開いてみると、原因がブラウザ側にあるのかInstagram側にあるのかを切り分けられます。
選んだ写真の色が変わって見える
Macで色を整えた写真を投稿すると、スマートフォンで見たときに色味が違って見えることがあります。画面ごとに色の出方が違うためで、投稿そのものが壊れているわけではありません。大切な作品の写真は、投稿したあとにスマートフォンでも表示を確かめる習慣を付けておくと、取引先に見せる前に気づけます。
ログインのたびに確認を求められる
ブラウザの設定でCookieを毎回削除していると、ログインのたびに確認の操作を求められます。専用の窓を作ったときも、最初の1回はログインし直しになります。何度も確認を求められる場合は、ブラウザのプライバシーの設定で、Instagramのデータを残す設定になっているかを確かめてください。
動画のアップロードが途中で止まる
長い動画や容量の大きい動画は、回線が不安定だとアップロードが途中で止まることがあります。Wi-Fiが混み合う時間帯を避ける、動画を書き出すときに必要以上に高い画質を選ばない、といった工夫で改善することが多いです。音楽の動画を書き出すときも、画質より音のほうが仕上がりの印象を左右するので、映像の設定は控えめで十分な場合があります。
MacとスマートフォンでInstagramの役割を分ける
ここまでの内容を、実際の運用に落とし込んでみます。編集部が勧めるのは、作業の種類で端末を分ける考え方です。
| 作業 | 向いている端末 | 理由 |
|---|---|---|
| 写真の現像・動画の編集 | Mac | 大きな画面と編集ソフトが使える |
| キャプションの下書き | Mac | キーボードで打てて誤字に気づきやすい |
| フィード投稿を出す | Mac | ブラウザ版で投稿の作成ができる |
| メッセージへの返信 | Mac | 長文の返信を落ち着いて書ける |
| ストーリーズを出す | スマートフォン | パソコンでは作成できない |
| ライブ配信 | スマートフォン | パソコンでは開始できない |
| 外出先での確認 | スマートフォン | すぐに通知に気づける |
音楽の仕事で言えば、Macはスタジオ、スマートフォンは持ち歩く録音機のような関係です。スタジオで丁寧に作り込むものと、外でさっと録るものを分ければ、どちらの道具も無理なく生きます。
編集部で運用を試していた時期、最初は全部をスマートフォンでこなそうとして、キャプションの誤字を投稿後に何度も直す羽目になりました。Macで下書きを作り、Macから投稿し、ストーリーズだけスマートフォンで出す、という流れに変えてからは、投稿の手直しがほとんど無くなりました。道具を増やしたのではなく、道具ごとの得意分野を決めただけです。
Instagramの運用が仕事になる場面
最後に、Instagramを扱う力が、在宅の仕事とどうつながるかを整理します。
InstagramをMacで効率よく扱えることは、SNS運用の代行やWebマーケティングの仕事では基本の技能として見られます。投稿の企画を立て、写真や動画を整え、キャプションを書き、コメントやメッセージに対応し、数字を見て次の手を考える。この一連の流れの多くはパソコンで行うため、ブラウザ版でできることとできないことを知っているだけで、作業の段取りが変わります。
SNSを含むマーケティングの仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、仕事の内容や求められる技能の全体像を確認できます。生成AIを使った投稿の企画や画像づくりなど、業務への取り入れ方を支援する仕事はAIコンサル・業務活用支援のお仕事で紹介しています。
キャプションや紹介文を書く仕事の収入の目安は、著述家,記者,編集者の年収・単価相場で、公的統計をもとにした年収と単価の相場を見られます。Webの技術でアプリのように使える画面を作る仕事に興味があるなら、アプリケーション開発のお仕事と、ソフトウェア作成者の年収・単価相場が参考になります。在宅で働く人を雇う事業者向けの支援策はテレワーク 助成金 2026で整理しています。
20年この市場を見てきた運営者の立場から言えば、SNSの仕事で長く頼られる人は、投稿の上手さそのものより、取引先のアカウントを安全に扱い、連絡に早く気づき、投稿先を間違えないという安定感で評価されています。仲介の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま次の依頼につながりやすく、受け手は手取りの厚さを保ちながら関係を長く続けられます。
まずは、MacでInstagramを開き、フィード投稿を1本、Macから出してみてください。そのうえで、タブに埋もれるならSafariかChromeで専用の窓にし、ストーリーズとライブ配信はスマートフォンで出す。この分担が決まれば、Macでの作業は今日から迷わずに進められます。
よくある質問
Q. InstagramのMac版アプリはありますか?
App StoreのInstagramのページでは、対応している端末としてiPhoneとiPadが表示され、互換性の欄はiOS 16.3以降とiPadOS 16.3以降です。編集部が確かめた時点ではMacの項目は無く、MacのApp Storeから入れることはできませんでした。Macではブラウザ版を使うのが基本です。
Q. Macからストーリーズを投稿できますか?
Instagramのヘルプセンターでは、ストーリーズに写真や動画をシェアする機能はコンピューターでは利用できないとされ、Android、iPhone、iPadのアプリが案内されています。他の人のストーリーズを見ることはできますが、自分のストーリーズはスマートフォンかiPadで作る必要があります。
Q. Macのブラウザから投稿できるファイルの形式は何ですか?
ヘルプセンターに載っているコンピューターでの手順では、「作成」から「投稿」を選び、「コンピューターから選択」で写真を選びます。対応している形式はJPG、PNG、HEIC/HEIFです。iPhoneで撮ったHEICの写真も、そのまま選べます。
Q. Macで複数のInstagramアカウントを同時に開くにはどうすればよいですか?
SafariのDockに追加で作ったWebアプリは、CookieやログインのデータをSafari本体と共有しないため、Safari本体とWebアプリで別のアカウントを使えます。Chromeの場合は、プロフィールを分けてそれぞれでアプリ化します。取引先のアカウントは、自分のアカウントとは別の窓で扱うと取り違えを防げます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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