外注ライターの選び方|ポートフォリオで見るべき5つのポイント

久世 誠一郎
久世 誠一郎
外注ライターの選び方|ポートフォリオで見るべき5つのポイント

この記事のポイント

  • 外注ライターの選び方に迷っている方へ
  • ポートフォリオで見るべき5つのポイントや
  • テストライティングの活用法

コンテンツマーケティングに取り組む企業が増える中、「ライターの外注」は避けて通れないテーマになっています。しかし、「良いライターの見分け方がわからない」というご相談を、私がコンサルしている企業から非常に多くいただきます。

結局、人なんですよ。ライティングは機械的な作業ではなく、書き手の経験や感性が大きく反映される仕事です。だからこそ、選び方を間違えると成果が大きく変わってきます。

今回は、外注ライターを選ぶ際にポートフォリオで見るべき5つのポイントを中心に解説いたします。

ライター外注の費用相場

まず、ライターの外注にかかる費用の目安をお伝えします。

ライターのレベル 文字単価 3,000字記事の費用 特徴
初心者 0.5〜1円 1,500〜3,000円 品質にバラつきあり
中級者 1〜3円 3,000〜9,000円 安定した品質
上級者・専門家 3〜10円 9,000〜30,000円 高品質・専門性あり
トップライター 10円〜 30,000円〜 ブランドコンテンツ向け

よく「安いライターで大量に書いてもらえばいいのでは」と考える経営者の方がいらっしゃいますが、これはコンテンツマーケティングでは逆効果です。Googleは質の低いコンテンツを評価しないため、安かろう悪かろうの記事を100本書くより、質の高い記事を10本書くほうが成果に繋がります。

クラウドソーシングの手数料も費用に影響します。20%の手数料がかかるサービスでは、3万円の記事に対して実質6,000円が中間マージンになります。@SOHOのように手数料0%のサービスを使えば、その分をライターの報酬に上乗せでき、結果としてより良いライターに依頼できるようになります。

ポートフォリオで見るべき5つのポイント

ポイント1: 文章の「読みやすさ」

最初に確認すべきは、文章がスムーズに読めるかどうかです。

具体的にチェックするのは以下の点です。

  • 一文が長すぎないか(目安は60文字以内)
  • 接続詞が適切に使われているか
  • 段落の区切りが自然か
  • 専門用語に適切な説明が添えられているか

ポートフォリオの記事を声に出して読んでみるのが一番わかりやすい方法です。つっかかる箇所が多ければ、読みにくい文章を書くライターです。

ポイント2: 構成力

良い記事は、読者を自然にゴール(行動)へ導く構成になっています。

良い構成 悪い構成
読者の疑問 → 回答 → 根拠 → 行動提案 思いつくままに書いている
見出しだけで内容が把握できる 見出しが抽象的
情報の優先順位がある すべてが並列

見出しだけをざっと読んで、記事の全体像がつかめるかどうかをチェックしてみてください。

ポイント3: ターゲット読者への適合性

自社のターゲット読者に近い読者層に向けて書いた経験があるかを確認します。

たとえば、BtoB向けの技術コンテンツを外注したいのに、ポートフォリオが美容系の記事ばかりでは、文体も知識も合わない可能性が高いです。

私がコンサルしている企業では、「自社と同業界、または近い業界の記事が最低2〜3本ある」ことを応募条件に入れるようアドバイスしています。

ポイント4: SEOの理解度

コンテンツマーケティング目的であれば、SEOの基礎知識は必須です。

  • タイトルにキーワードが自然に含まれているか
  • 見出し(h2、h3)にキーワードが散りばめられているか
  • メタディスクリプションが適切に書かれているか
  • 内部リンク・外部リンクが適切に設置されているか

ポートフォリオの記事のURLを実際にGoogleで検索し、上位表示されている記事があるかを確認するのも有効です。

ポイント5: オリジナリティ

AIの普及により、「AIで生成しただけの記事」が増えています。オリジナリティのある記事かどうかを見極めるポイントは以下です。

  • 具体的な体験談やエピソードが含まれているか
  • 独自の切り口や主張があるか
  • データの引用元が明示されているか
  • 文章にライター個人の「声」が感じられるか

テストライティングの活用法

ポートフォリオだけでは判断しきれない場合は、テストライティング(試し書き) を依頼しましょう。

テストライティングの条件

項目 推奨
テーマ 実際に発注予定のテーマに近いもの
文字数 1,500〜2,000字(本番の半分程度)
報酬 必ず報酬を支払う(無料は失礼)
納期 3〜5営業日
評価基準 事前にチェック項目を伝える

テストライティングを「無料でやってほしい」と依頼する企業がありますが、優秀なライターほど無料テストは受けない傾向にあります。有料でテストライティングを行い、その品質で判断するのがベストです。

テストライティングの評価シート

評価項目 配点 評価基準
文章の読みやすさ 20点 スムーズに読めるか
構成力 20点 論理的な流れがあるか
情報の正確性 20点 ファクトチェックが行われているか
SEO要件の充足 20点 キーワードが自然に含まれているか
納期遵守 10点 期日通りに納品されたか
コミュニケーション 10点 質問や確認が適切か

70点以上で合格とするのが一般的です。

ライターへの発注で失敗しないコツ

ブリーフシートを用意する

記事のテーマ、ターゲット読者、キーワード、参考記事、NGワードなどをまとめたブリーフシート(指示書) を作成しましょう。これがあるだけで、納品物の品質が格段に安定します。

フィードバックは具体的に

「もう少し面白く」ではなく、「冒頭に読者の課題を示す具体的なエピソードを追加してください」のように、具体的なアクションを伝えてください。

長期契約のメリットを活かす

良いライターが見つかったら、単発ではなく月間契約に切り替えることをお勧めします。ライター側も安定した収入が得られるため、より丁寧な仕事をしてくれる傾向があります。長期パートナーシップの構築方法もご参照ください。

よくある質問

Q. クラウドソーシングで応募してきたライターの中から選ぶコツは?

A. 応募メッセージの質を見てください。テンプレートのコピペではなく、あなたの案件に対して具体的な提案がある応募者は、仕事への意識が高い傾向にあります。

Q. ライターの管理が大変です。良い方法はありますか?

A. 管理コストを下げるために、管理ツールの導入をお勧めします。また、信頼できるライターが見つかれば、そのライターに他のライターのディレクションを任せる「編集者」の役割をお願いする方法もあります。

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久世 誠一郎

この記事を書いた人

久世 誠一郎

元人材コンサル・中小企業支援歴25年

大手人材会社でコンサルティング部門を率いた後、中小企業の業務改善・外注戦略の支援に転身。発注者目線でのクラウドソーシング活用術を発信しています。

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