ChromeでWebサイトをアプリ化する手順と、Macで独立した窓として使う方法

@SOHO編集部
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ChromeでWebサイトをアプリ化する手順と、Macで独立した窓として使う方法

この記事のポイント

  • ✓ChromeでWebサイトをアプリ化する手順を
  • ✓Googleの公式ヘルプに沿って解説します
  • ✓Macで独立した窓として使う利点と注意点

ChromeでWebサイトをアプリ化すると、GmailやGoogleカレンダー、チャットツールなどを、ブラウザのタブではなく独立した窓として開けるようになります。タブの山からいつものサービスを探す手間がなくなり、Dockからワンクリックで呼び出せるのが大きな利点です。この記事では、Googleの公式ヘルプに沿ったアプリ化の手順、Macで使うときの注意点、SafariのDockに追加との違い、そしてアプリ化に向いているサイトの選び方を順に整理します。

ChromeのWebサイトのアプリ化とは何か

Chromeのアプリ化とは、Webサイトを通常のタブではなく、アプリのような独立した窓で開けるようにする機能です。Googleの公式ヘルプでは、この仕組みを次のように説明しています。

ウェブアプリとは、あらゆる端末からアクセスできるウェブ用のアプリで、ウェブアプリを使うとウェブサイトがアプリとして機能し、パソコンやモバイル端末のランチャーやホーム画面から開けるようになる、という内容です。一部のウェブアプリには、オフラインで内容を閲覧するための追加の保存領域、通知、ファイルへのアクセス、アイコンのバッジといった追加機能も含まれます。

ポイントは、新しいソフトを作ったりダウンロードしたりするのではなく、いつものWebサイトをChromeの中で「アプリとして扱う」設定をするだけだという点です。中身は普段ブラウザで見ているWebサイトと同じで、ログインの状態や使える機能も基本的に変わりません。変わるのは、開き方と見た目です。

アプリ化したサイトには、次のような特徴があります。

・タブやアドレスバーのない、すっきりした独立した窓で開く
・Dockやアプリケーションの一覧から、ほかのアプリと同じように起動できる
・Command+Tabキーのアプリ切り替えで、ブラウザとは別のアプリとして選べる
・サイトによっては通知やオフラインでの閲覧に対応する

「ChromeのWebサイトをアプリにする」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、手順は数回のクリックで終わります。次の節で具体的な手順を紹介します。

Chromeでアプリ化する手順

Googleの公式ヘルプでは、パソコンのChromeでWebサイトをアプリとしてインストールする手順が次のように案内されています。

  1. パソコンでChromeを開きます
  2. アプリにしたいWebサイトにアクセスします
  3. 右上のその他アイコン(縦に3つ並んだ点)をクリックします
  4. 「キャスト、保存、共有」を選び、「ページをアプリとしてインストール」を選択します
  5. 画面上の手順に沿ってインストールします

一部のWebサイトでは、アドレスバーの右側にインストールのアイコンが表示され、そこからより少ない手順でインストールできます。

この点について、パソコン関連の専門媒体は次のように解説しています。

一部のWebサイトでは、アドレスバー内に専用のボタンが表示され、さらに少ない手順でアプリ化できるようになっていることもある。アプリ化できるのはそうした専用ボタンが表示されるWebサイトだけ、と思われるかもしれないが、実際には先に説明した通り、メニューをたどればどんなWebサイトもアプリ化が可能となっている。 出典: pc.watch.impress.co.jp

つまり、アドレスバーにボタンが出ないサイトでも、メニューからたどればアプリ化できるということです。ボタンが出るのは、サイトの側がアプリとして使われることを想定して準備しているケースです。

アプリ化するときに決めておくこと

インストールの画面では、アプリの名前を確認または変更できます。同じサービスを仕事用と個人用で2つアプリ化する場合は、「Gmail 仕事」「Gmail 個人」のように区別できる名前にしておくと、Dockや切り替えの画面で迷いません。

メニューの名前がヘルプと違う場合

Chromeは数週間ごとに更新され、メニューの並びや名前が変わることがあります。ヘルプにある「キャスト、保存、共有」が見当たらない場合は、Chromeを最新版に更新してから、その他アイコンのメニューの中で「インストール」や「アプリ」という言葉を含む項目を探してください。古い版のChromeでは、ショートカットを作成する項目から窓として開く設定を選ぶ形だったこともあります。

Macで独立した窓として使う利点

アプリ化したWebサイトは、Macでは独立した窓として動きます。この「独立した窓」であることが、日々の作業にいくつかの利点をもたらします。

タブの山から探さなくてよくなる

ブラウザで仕事をしていると、調べものや資料の確認でタブがどんどん増えていきます。その中からメールやチャットのタブを探す作業は、1回は数秒でも、1日に何十回も繰り返すと無視できない時間になります。アプリ化しておけば、Dockのアイコンをクリックするだけで目的のサービスが開きます。

アプリの切り替えで直接呼び出せる

Macでは、Command+Tabキーで開いているアプリを切り替えられます。アプリ化したサイトはこの一覧にも独立したアプリとして並ぶため、キーボードだけでメールやチャットの画面に移れます。ブラウザのタブのままだと、Chromeに切り替えてから目的のタブを探す二段階の操作になります。

画面の配置を固定しやすい

外部ディスプレイを使っている人は、「右の画面にはチャット、左の画面には作業中の資料」のように配置を決めて作業することが多いはずです。アプリ化したサイトは独立した窓なので、ブラウザのほかの窓と混ざらず、決まった位置に配置しやすくなります。

通知を受け取りやすい

通知に対応したサイトであれば、アプリ化した窓から通知を受け取れます。ブラウザのタブをうっかり閉じて通知が届かなくなる、という失敗が起きにくくなります。

編集部のメンバーには、タイのバンコクで暮らしながら日本企業の業務コンサルやリサーチの案件をリモートで受けている者がいます。取引先ごとにチャットツールや管理画面が違い、多いときは7つのサービスを同時に開いています。以前はブラウザのタブを行き来していましたが、よく使うものをアプリ化してDockに並べてから、取引先からの連絡に気づくまでの時間が目に見えて短くなったそうです。タブを探す時間って、思っている以上に長いんですよ、これが。

アプリ化に向いているサイト、向いていないサイト

どんなWebサイトでもアプリ化できますが、アプリ化して効果が大きいサイトと、そうでもないサイトがあります。

向いているサイト

・1日に何度も開くサイト(メール、カレンダー、チャット、タスク管理)
・一日中開きっぱなしにしておくサイト(業務の管理画面、在庫や受注の画面)
・通知を受け取りたいサイト
・画面の決まった位置に置いておきたいサイト(動画の視聴、音楽の再生)

向いていないサイト

・たまにしか開かないサイト
・複数のページをタブで並べて比べるサイト(ショッピング、調べもの)
・リンクをたどってさまざまなサイトへ移動するサイト(ニュース、検索)

調べものの多いサイトをアプリ化すると、リンクを開くたびに通常のブラウザへ切り替わり、かえって画面が散らかることがあります。アプリ化は「決まった1つのサービスに出入りする」用途で効果を発揮します。

用途 アプリ化の効果 理由
メール・チャット 大きい 1日に何度も開き、通知も受け取りたい
カレンダー・タスク管理 大きい 開きっぱなしにしておくことが多い
業務の管理画面 大きい 決まった画面を長時間使う
ニュース・検索 小さい リンクで別のサイトへ移動することが多い
ショッピング 小さい タブで商品を並べて比べたい

SafariのDockに追加との違い

Macでは、Chromeのほかに、Safariの機能でもWebサイトをアプリ化できます。macOS Sonoma 14以降のSafariには、Webページを「Dockに追加」する機能があります。

Appleの公式サポートによると、SafariでWebページを開き、メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶか、共有ボタンから「Dockに追加」を選ぶと、Webアプリとしてホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存されます。DockやSpotlightからも開けるようになります。

2つの方法の主な違い

項目 Chromeのアプリ化 SafariのDockに追加
必要な環境 Chrome macOS Sonoma 14以降のSafari
ログインの状態 Chromeのプロフィールと共有 Safariとは別(Cookieなどを共有しない)
拡張機能 Chromeの拡張機能 Safariの機能拡張を個別に有効化
削除の方法 アプリの窓のメニューからアンインストール アプリケーションフォルダからゴミ箱へ

大きな違いは、ログインの状態の扱いです。Appleの説明では、SafariのWebアプリは閲覧履歴、Cookie、Webサイトのデータ、設定をSafari本体と共有しません。そのため、Webアプリの中であらためてログインする必要がありますが、Safari本体とは別のアカウントでログインしておけるという利点もあります。

一方、Chromeでアプリ化したサイトは、インストールしたときのChromeのプロフィールと結びついています。Chromeでログインしているアカウントがそのまま使えるため、すぐに使い始められます。

どちらを選ぶか

普段Chromeで仕事をしていて、Chromeの拡張機能を使いたい人はChromeのアプリ化が向いています。普段Safariを使っている人や、ブラウザ本体とは別のアカウントで特定のサービスを使いたい人は、SafariのDockに追加が向いています。どちらも無料なので、両方試して使いやすいほうを残すのが確実です。

アプリ化したサイトの管理と削除

アプリ化したサイトが増えてきたら、管理の方法も知っておく必要があります。

アンインストールの手順

Googleの公式ヘルプでは、Mac、Windows、Linuxのパソコンからアプリ化したサイトを削除する手順が次のように案内されています。

  1. パソコンでChromeを開きます
  2. アンインストールしたいウェブアプリを開きます
  3. 右上のその他アイコンから、アプリ名をアンインストールする項目を選びます
  4. 「削除」を選択します

このとき、Chromeからアプリのデータも削除する項目を選ぶと、そのアプリに保存されていたデータも削除されます。ヘルプでは、アプリ化したサイトは chrome://apps で管理することもできると案内されています。

アプリの名前やアイコンが変わったとき

ヘルプによると、ウェブアプリが画面に表示する名前やアイコンを更新すると、Chromeから通知が届きます。利用者は、更新を承認するか、無視するか、アプリをアンインストールするかを選べます。ヘルプでは、アプリ名が更新されたり、ほかのアプリと似たアイコンに変わったりするなど、悪意のある変更が疑われる場合はアンインストールするよう注意を促しています。

アプリ化したサイトが増えると、どれが何のアプリか分からなくなることがあります。名前とアイコンの変更の通知が来たときは、見覚えのある変更かどうかを確かめてから承認しましょう。

アプリ化で起きやすい困りごとと対処

Chromeのアプリ化は便利ですが、使っていると困る場面もあります。よくある困りごとと対処を知っておきましょう。

別のアカウントで開いてしまう

仕事用と個人用でChromeのプロフィールを分けている人は、どちらのプロフィールでアプリ化したかによって、開くアカウントが変わります。仕事用のGmailを開いたつもりが個人のアカウントで開いた、という失敗はよくあります。アプリ化するときは、使いたいアカウントのプロフィールでChromeを開いてから手順を進めます。

同じサービスの複数のアカウントを使い分けたい

1つのChromeのプロフィールでは、同じサービスに複数のアカウントで同時にログインしておくことが難しい場合があります。取引先ごとに別のアカウントを使うチャットツールなどでは、プロフィールを分けるか、SafariのDockに追加と組み合わせて、アカウントごとに別の窓を用意する方法が考えられます。

Chromeの更新後に動きが変わる

Chromeは数週間ごとに更新されます。更新によってメニューの場所が変わったり、アプリ化した窓の見た目が変わったりすることがあります。困ったときは、まずChromeが最新版になっているかを確かめ、それでも直らない場合はいったんアンインストールしてから、あらためてアプリ化すると解決することがあります。

オフラインで使えると思い込む

Googleのヘルプでは、ウェブアプリはオフラインでも動作するものの、インターネットに接続していないと完全には動作しないことがあると注意しています。アプリ化しても中身はWebサイトなので、通信が切れた状態で使えるかどうかはサイトの作り次第です。移動中など通信が不安定な場所で使う予定がある場合は、事前に動作を確かめておきましょう。

仕事で使うときに気をつけたいこと

アプリ化は個人の作業を効率化する手段ですが、仕事のアカウントで使う場合はいくつか注意したい点があります。

会社の規程を確認する

会社や取引先によっては、業務で使うブラウザや拡張機能を規程で決めている場合があります。アプリ化そのものはChromeの標準の機能ですが、業務用のアカウントで使う前に、規程に反しないかを確認しておくと安心です。

共有のMacでは使い方に注意

家族と共有しているMacで仕事のサービスをアプリ化すると、Dockから誰でもそのサービスを開けてしまいます。ログインしたままの状態が保存されていると、意図せず仕事の情報が見えることもあります。共有のMacでは、macOSのユーザーを分けて使うのが基本です。

アプリ化したサイトの数を絞る

便利だからといって何でもアプリ化すると、Dockがアイコンで埋まり、かえって探しにくくなります。毎日開くもの、通知を受け取りたいものに絞り、たまにしか使わないサイトはブラウザのブックマークで開くようにすると、すっきり使えます。

アプリ化、ブックマーク、タブの固定の使い分け

Webサイトを素早く開く方法は、アプリ化だけではありません。Chromeには、ブックマークや、タブを左端に固定する機能もあります。それぞれに向いている場面があるので、使い分けを整理しておきましょう。

ブックマークが向いている場面

ブックマークは、たまに開くサイトや、数が多いサイトを整理しておくのに向いています。フォルダに分けて保存できるので、取引先ごとの資料のページや、調べものでよく参照するページを大量に整理しておけます。開くときはブラウザのタブになるため、ほかのページと並べて比べながら作業したい場合にも便利です。

タブの固定が向いている場面

Chromeでは、タブを右クリックして固定すると、タブが小さなアイコンになってタブの列の左端に並びます。ブラウザを開いている間は常にそこにあるので、ブラウザの中で頻繁に行き来するサイトに向いています。ただし、ブラウザの窓の中にあることに変わりはないため、ほかのタブが増えるとそれに埋もれる感覚は残ります。

アプリ化が向いている場面

アプリ化は、ブラウザから切り離して扱いたいサイトに向いています。ブラウザの窓をすべて閉じても、アプリ化したサイトは独立して開いたままにできます。DockやCommand+Tabキーの切り替えで直接呼び出せるのも、ほかの2つにはない利点です。

方法 向いているサイト 開き方
ブックマーク たまに開く、数が多い ブラウザのタブ
タブの固定 ブラウザの中で頻繁に行き来する ブラウザの左端のタブ
アプリ化 毎日長時間使う、通知を受けたい 独立した窓

3つを組み合わせて、毎日使う3つから5つのサービスはアプリ化、ブラウザの中で行き来するものはタブの固定、それ以外はブックマーク、と分けると、画面が整理されて目的のサイトにすぐたどり着けます。

アプリ化の前に整えておきたいChromeのプロフィール

Chromeのアプリ化は、インストールしたときのChromeのプロフィールと結びつきます。プロフィールとは、Chromeの中でブックマークや履歴、ログインの状態、拡張機能をまとめて切り分ける単位のことです。アプリ化を始める前に、プロフィールを整理しておくと後で迷いません。

仕事用と個人用を分ける

仕事のアカウントと個人のアカウントを1つのプロフィールで使っていると、アプリ化したサイトがどちらのアカウントで開くかが分かりにくくなります。Chromeの右上にあるプロフィールのアイコンから新しいプロフィールを追加し、仕事用と個人用を分けておくと、アプリ化したサイトもそれぞれのアカウントで開くようになります。

取引先ごとにプロフィールを分ける場合

業務委託で複数の取引先の仕事を受けている人は、取引先ごとにGoogleアカウントや管理画面のアカウントが発行されることがあります。取引先ごとにプロフィールを分けておくと、ログインの状態が混ざらず、うっかり別の取引先の画面に情報を入力する失敗を防げます。プロフィールの名前と色を取引先ごとに変えておくと、どのプロフィールで作業しているかが一目で分かります。

拡張機能も分けて考える

プロフィールごとに入れる拡張機能も分かれます。仕事用のプロフィールには業務に必要な拡張機能だけを入れ、個人用には自由に入れる、といった分け方をしておくと、仕事の画面で余計な拡張機能が動く心配が減ります。拡張機能は閲覧中のページの内容を読み取れるものもあるため、業務用のプロフィールでは入れるものを絞っておくのが安全です。

チームや取引先にアプリ化を案内するときの書き方

自分だけでなく、チームのメンバーや取引先に「この管理画面はアプリ化して使ってください」と案内する場面もあります。手順を案内するときは、相手の画面に何が表示されるかを想像して書くと、問い合わせが減ります。

案内に入れたい項目

案内には、次の項目を入れておきます。

・アプリ化する対象のURL
・使うブラウザとプロフィール(仕事用のプロフィールで開くことなど)
・メニューのたどり方(その他アイコンから「キャスト、保存、共有」、「ページをアプリとしてインストール」)
・メニューの名前が違うときの対処(Chromeを最新版に更新する)
・アプリの名前の付け方(例:「受注管理」)

画面の画像を添える

文字だけの手順では、メニューの場所が分からない人が出ます。自分の画面で手順を進めながら画像を撮り、各手順に1枚ずつ添えると、相手は同じ画面を見ながら進められます。ただし、画像に自分のアカウント名や取引先の情報が写り込まないよう、撮る前に画面を確認しておきましょう。

削除の方法も一緒に伝える

アプリ化の手順と一緒に、不要になったときの削除の方法も伝えておくと親切です。プロジェクトが終わった後に古い管理画面のアプリが残っていると、誤って古い画面で作業してしまうことがあります。案件の終了時には削除してもらうよう、最初の案内に書いておくと確実です。

よく使うサービスごとのアプリ化のコツ

最後に、在宅で仕事をする人がよく使うサービスごとに、アプリ化するときのコツを紹介します。

メール

メールは1日に何度も開くため、アプリ化の効果がもっとも大きいサービスです。仕事用と個人用のアカウントを持っている人は、それぞれ別の名前でアプリ化しておくと、どちらのメールを見ているかを取り違えにくくなります。

カレンダー

カレンダーは開きっぱなしにしておく使い方に向いています。外部ディスプレイの端に常に表示しておくと、次の予定をすぐに確かめられます。通知を受け取りたい場合は、アプリ化した窓で通知を許可しておきましょう。

チャットツール

取引先ごとにチャットツールが違う人は、それぞれをアプリ化してDockに並べると、どこから連絡が来たかを把握しやすくなります。通知の数がDockのアイコンに表示されるサイトなら、未読の有無も一目で分かります。

業務の管理画面

ネットショップの受注画面や、広告の管理画面などは、一日中開きっぱなしにすることが多いサービスです。アプリ化して決まった位置に表示しておくと、ブラウザで調べものをしている間も見失いません。

オンライン会議や学習のサービス

オンライン会議のサービスや、動画で学ぶ講座のサイトもアプリ化に向いています。会議や講座の画面を独立した窓にしておけば、ブラウザで資料を開いたり調べものをしたりしても、会議の画面がタブに埋もれません。画面を共有する場面では、共有する窓を選びやすくなる利点もあります。共有するつもりのないタブが相手に見えてしまう失敗を防ぎやすくなります。

アプリ化した後の画面の使い方を決める

アプリ化しただけで満足してしまい、結局ブラウザのタブで同じサイトを開き直している、という人は少なくありません。アプリ化の効果を出すには、使い方の決まりを少しだけ作っておくことが大切です。

Dockの並び順を決める

アプリ化したサイトをDockに並べるときは、使う頻度の高い順、または仕事の流れの順に並べます。たとえば「メール、チャット、カレンダー、タスク管理」のように、朝に確認する順番に並べておくと、一日の始まりに左から順に開いていくだけで確認が終わります。並び順を決めておくと、アイコンの位置で目的のアプリを覚えられるようになります。

ログイン時に開くアプリを選ぶ

毎朝必ず開くアプリは、Macにログインしたときに自動で開くように設定しておくと、開き忘れがなくなります。Appleの説明では、SafariのWebアプリもログイン項目として追加できるとされています。ただし、自動で開くアプリが多すぎるとMacの起動が遅くなるので、本当に毎日使うものだけに絞りましょう。

ブラウザで開き直さない習慣をつける

アプリ化したサイトをブラウザでも開いていると、同じサービスが2か所に存在することになり、どちらで作業していたかが分からなくなります。アプリ化したサービスは、ブラウザのブックマークやタブの固定から外しておくと、自然とアプリの窓だけを使うようになります。1週間ほど続ければ、アプリの窓で開くのが当たり前の感覚になります。

Chromeのアプリ化では足りないときの候補

Chromeのアプリ化とSafariのDockに追加は、どちらも無料で、多くの人の用途を十分に満たします。ただ、アプリ化するサービスが増えてくると、アカウントごとにプロフィールを分けたい、アプリごとに拡張機能のオンとオフを変えたい、Chromeの更新のたびに作り直すのが面倒だ、といった要望が出てくることがあります。

そうした場合の選択肢の1つが、Webサイトを独立したmacOSのアプリに変えるKagemushaです。公式サイトによると、作ったアプリごとに独立したブラウザのプロフィールが割り当てられ、Cookieやログインの状態、履歴がアプリの間で分かれるため、仕事用と個人用のGoogleアカウントを同時に使い分けられます。Chrome、Brave、Microsoft Edge、Vivaldiなど7種類のブラウザのエンジンから選べ、Chromeウェブストアの拡張機能をアプリごとに切り替えて使えます。Chromeが更新されても、ブラウザの更新を検知して作ったアプリを自動で整え直す仕組みを備えていると説明されています。

料金は、3つのアプリまで無料で作成でき、作成できる数に上限のないProは買い切りで3,980円(税込)と案内されています。対応するのはmacOS 12以降です。

Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

まずはChromeやSafariの標準の機能でアプリ化を試し、アカウントの使い分けや拡張機能の扱いで不便を感じたときに、こうした専用のアプリを検討するのが無理のない順番です。

道具を整える力と、仕事の広がり

ここまで、ChromeでWebサイトをアプリ化する方法を見てきました。最後に、こうした作業環境を整える力が、仕事の側でどう生きるかを考えてみます。

20年この市場を見てきた運営者の立場から言えば、在宅の仕事で長く信頼される人は、作業の速さそのものより「連絡に気づくのが早い」「頼まれたものをすぐ出せる」という安定感で評価されています。アプリ化のような小さな工夫は、その安定感を支える土台です。仲介の手数料が乗らない直接の取引では、依頼主とのやりとりの速さがそのまま次の依頼につながりやすく、受け手は手取りの厚さを保ちながら関係を長く続けられます。

Webの技術でアプリのように使える画面を作る仕事に関心がある人は、アプリケーション開発のお仕事で、受託開発の進め方や求められる技能を確認できます。アプリとして開いたときに迷わず操作できる画面を設計する力は、UI/UX・アプリデザインのお仕事の領域です。AIを組み込んだWebアプリを作る仕事はAIチャットボット・アプリ開発のお仕事で紹介しています。

開発職の収入の目安はソフトウェア作成者の年収・単価相場で、公的統計をもとにした年収と単価の相場を確認できます。業務の道具を整理して導入を提案する立場に関心があるなら、中小企業診断士の資格ガイドが参考になります。在宅で働く人を雇う事業者向けの支援策はテレワーク 助成金 2026で整理しています。

ChromeでWebサイトをアプリ化する作業は、数回のクリックで終わります。毎日開くサービスを3つほど選んでアプリ化し、1週間使ってみるだけで、タブを探す時間がどれだけ減るかを実感できるはずです。

よくある質問

Q. Chromeでアプリ化できないWebサイトはありますか?

パソコン関連の専門媒体の解説によると、アドレスバーにインストールのボタンが出ないサイトでも、Chromeのメニューからたどればアプリ化できます。ボタンが出るのは、サイトの側がアプリとして使われることを想定しているケースです。ただし、アプリ化しても中身はWebサイトなので、使える機能はサイトの作りによって変わります。

Q. アプリ化したサイトはオフラインでも使えますか?

Googleの公式ヘルプでは、ウェブアプリはオフラインでも動作するものの、インターネットに接続していないと完全には動作しないことがあると説明されています。オフラインで使えるかどうかはサイトの作り次第です。通信が不安定な場所で使う予定がある場合は、事前に動作を確かめておきましょう。

Q. アプリ化したサイトを削除するにはどうすればよいですか?

Googleの公式ヘルプによると、アプリ化したサイトを開き、右上のその他アイコンからアプリ名をアンインストールする項目を選び、削除を選択します。Chromeからアプリのデータも削除する項目を選ぶと、保存されていたデータも削除されます。chrome://apps から管理することもできます。

Q. SafariのDockに追加とChromeのアプリ化はどちらがよいですか?

普段Chromeを使っていて拡張機能も使いたい人はChromeのアプリ化、普段Safariを使っている人やブラウザ本体とは別のアカウントで使いたい人はSafariのDockに追加が向いています。SafariのWebアプリはmacOS Sonoma 14以降が必要で、Safari本体とCookieなどを共有しません。どちらも無料なので両方試すのが確実です。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年5月23日最終更新:2026年10月4日
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この記事を書いた人

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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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