相談件数が伸びない時期に何を変えるか、キャリア・副業相談が続かない理由


この記事のポイント
- ✓キャリア・副業相談が続かない理由は
- ✓意志の弱さではなく構造にあります
- ✓件数が伸びない時期に疑うべき母数の問題
キャリア・副業相談を始めてみたものの、件数が伸びないまま数か月が過ぎた。告知は出している。プロフィールも書いた。それでも申し込みが来ない。このまま続ける意味があるのだろうか。
結論から書きます。この段階でやめる判断をするのは早すぎます。理由は、伸びない原因のほとんどが、変えられる場所にあるからです。しかも変えるべき場所には順番があり、その順番を間違えると、効かない改善に時間を使うことになります。この記事では、続かない理由を3つに分解したうえで、どこから手をつけるべきかを順番に整理します。
「続かない」の中身は、実は3つの別々の問題
まず、続かないという言葉が指しているものを分けます。相談業を始めた人が「続かない」と言うとき、その中身は次の3つのどれか、あるいは複数が重なっています。
1つ目は、件数が伸びないこと。申し込みが来ないので、仕事として成立しない。 2つ目は、時間が確保できないこと。本業や家庭との両立が難しく、告知や準備に手が回らない。 3つ目は、手応えがないこと。相談は受けているが、役に立てた実感が持てず、気持ちが続かない。
この3つは、打ち手がまったく違います。件数の問題に対して時間管理の工夫をしても効きませんし、手応えの問題に対して告知を増やしても解決しません。まず自分がどれなのかを特定してください。特定しないまま「がんばる」を選ぶと、必ず消耗します。正直なところ、続かない人の多くはここで診断を間違えています。
件数が伸びないとき、最初に疑うのは母数です
件数の問題から見ていきます。ここで最も多い誤診が、「自分に実力がないから来ない」という結論です。ほとんどの場合、原因はもっと手前にあります。
応募や告知の絶対数が、判断できる水準に達していない
相談業に限らず、副業の立ち上がり期に共通する話として、次のような指摘があります。
意外と見落とされがちなのが、応募数の少なさです。副業初期の案件獲得率はどんなにうまくやっても10〜20%程度が現実的なライン。「5件応募して全部落ちた、向いていないのかも」と感じているとしたら、それは判断が少し早いかもしれません。 出典: shuuumatu-worker.jp
獲得率が10%から20%なら、5件の応募で全部落ちるのは統計的に普通に起こります。ここで実力の問題だと結論づけるのは、単純に母数が足りていません。
自分で申し込みページを作った場合も同じです。ページを見た人が30人で申し込みが0件だとしても、それは判断材料になりません。相談という商品は検討期間が長く、見てから申し込むまでに時間が空くことも珍しくない。判断するには、少なくとも数百人単位の閲覧が必要です。
やるべきことは単純です。改善の前に、まず量を確認する。閲覧数、応募数、問い合わせ数を数えて、判断できる水準に達しているかを見る。達していなければ、変えるのは中身ではなく回数です。
相談には季節の波がある
もうひとつ、母数と並んで見落とされるのが時期です。キャリア相談の需要は、年間で均一ではありません。
年度の変わり目、賞与の支給後、人事異動の内示が出る時期、新年度が始まって少し経った時期。相談が増えるのはこうしたタイミングに集中します。逆に、繁忙期の真っ最中や大型連休の直前は、悩んでいても行動に移す人が減ります。
2か月件数がゼロだったとしても、その2か月が需要の谷なら、それは自分の問題ではありません。月単位の記録を1年分取ってみると、波の形が見えます。見えていないと、谷の時期に「向いていない」と結論を出してしまいます。
次に見るのは、入口に置いた文言です
母数が足りていて、それでも来ない。この段階で初めて中身の問題を疑います。相談業で最初に効くのは、文章です。
範囲が広すぎると、誰も自分ごとにできない
「キャリアのお悩み、何でもご相談ください」。この一文は、書いた側の親切心とは裏腹に、申し込みを減らします。相談者は自分の状況に近い相手を探しているので、範囲が広いほど「自分向けではないかもしれない」と判断されるからです。
範囲を狭めると相談者が減ると思われがちですが、実際は逆に働きます。「30代・IT業界・初めての転職」と限定したほうが、該当する人には明確な選ぶ理由になる。該当しない人は来なくなりますが、その層はもともと満足しなかった可能性が高い。
伸びない時期に変えるべき筆頭がここです。文言の変更は費用がかからず、効果が出るのも早い。
金額と時間が書いていない
「まずはお気軽にお問い合わせください」という形式は、相談業では申し込みを減らします。相談を検討している人はすでに悩みで疲れており、追加のやり取りが必要な選択肢を避けるからです。
60分でいくら、90分でいくら、事前資料の確認が必要な場合は追加でいくら。この形で明示しておくほうが、結果として件数は増えます。安く見られることを心配して伏せる人がいますが、伏せた場合に起きるのは値切りではなく、離脱です。
相談の中で何が起きるのかが見えない
相談は、買う前に中身が見えない商品です。だから、進め方を書いておくだけで申し込みの障壁が下がります。何をどの順番で扱うのか、事前に何を用意してもらうのか、終わったあとに何が残るのか。
キャリア相談で扱われる論点は、ある程度は共通しています。整理の項目を並べて公開している例を見ると、扱う範囲がはっきり伝わる形になっています。相談の中身を隠しても価値は上がりません。むしろ、書いた人だけが選ばれています。
手応えのなさは、測っていないから起きる
3つ目の問題に移ります。件数はそこそこあるのに、続ける気力が落ちていくというパターンです。
相談業は、成果が自分に返ってこない構造になっている
制作の仕事なら、納品したものが形として残ります。相談にはそれがありません。相談者が転職したのか、残ったのか、状況が改善したのか。ほとんどの場合、こちらには伝わってきません。
つまり、何度やっても手応えが蓄積しない構造になっている。これは意志の問題ではなく、仕事の性質です。この構造を放置したまま件数を増やすと、確実に消耗します。
対処は、報告をもらう仕組みを作ること
相談の最後に、次に何をするかを一緒に決める。そして「結果を教えてください」と伝え、報告しやすい連絡先を渡しておく。これだけで、返ってくる割合は変わります。
全員が報告してくれるわけではありません。それでも、10人に1人でも「あのあと異動が決まりました」という連絡が来れば、続ける根拠になります。この根拠は、自分では作れない種類のものです。だから、仕組みで取りに行く必要があります。
副業が本業に与える影響についての調査では、次のような結果が示されています。
HiProの調査によると、副業経験者の55.1%が、副業は本業に「良い影響を与えている」と回答しています。さらに、「副業を続けた場合の本業に対するやりがいやモチベーションの変化」について尋ねたところ、55.5%が、やりがい・モチベーションが「上がると思う」と答えています。 出典: hipro-job.jp
半数を超える人が良い影響を感じている一方で、裏を返せば残りの人はそう感じていないということでもあります。良い影響が自動的に発生するわけではない。感じられる形に設計した人にだけ返ってきていると読むほうが実態に近いはずです。
記録が、手応えの代わりになる
日付、相談者の識別番号、業界と年代、扱った論点、次に決めたこと。この5項目を1件ごとに残していくと、10件もたまった頃には自分の傾向が見えてきます。どの相談が多いか、どこで話が詰まるか、どの質問が効いたか。
これは業務改善の材料であると同時に、続けるための材料でもあります。前に進んでいる感覚は、記録がないと持てません。記録には個人が特定できる情報を書かないこと。会社名や固有の出来事は避け、業界と年代と論点だけを残す形にしてください。
本業と両立している人が消耗する場所は決まっている
時間の問題に移ります。副業として相談を受けている人が止まるとき、原因はたいてい次の3つのどれかです。
そんな想いで副業を始めたものの、本業の仕事で疲労困憊になり副業を続けられなかった経験はありませんか? 出典: youtrust.jp
日程調整に時間を吸われている
メッセージの往復で日程を決めていると、1件あたり数往復が発生します。これが週に何件も重なると、相談そのものより調整のほうが負担になります。
予約ページで枠を選んでもらい、そこで決済まで終わる形にする。設定は最初の1回だけ手間がかかりますが、以降ずっと効きます。伸びない時期にこそ、この整備をしておくべきです。件数が増えてからでは手が回りません。
枠を広げすぎて、断れなくなっている
「いつでも合わせます」と書いてしまうと、平日の深夜に相談が入り、翌日の本業に響きます。件数がほしい時期ほど、この設定にしてしまいがちです。
対応できる曜日と時間帯を先に決め、その枠だけを出す。狭い枠に集約したほうが、1日の消耗は明確に減ります。枠が埋まらないうちは不安になりますが、埋まらない原因は枠の狭さではなく母数のほうにあることがほとんどです。
相談後の消耗を計算に入れていない
相談は、終わった瞬間に終わりません。話を聞いた内容が頭に残り、要約を書き、次の相談の準備をする。60分の相談に対して、前後で30分程度の付随作業が発生すると見ておくのが現実的です。
この時間を計算に入れずに枠を詰めると、実際の負担は想定の1.5倍になります。1日に受ける件数の上限を決めておく。特に、感情的な負荷が高い相談は連続させないほうがいい。
価格を変えるか、量を変えるか
伸びない時期に価格を下げたくなる場面があります。判断としては、多くの場合、先に量を確認するほうが正しい。
価格を下げれば申し込みが増えるという想定は、相談業では必ずしも成立しません。相談は、安いほど選ばれる商品ではないからです。むしろ、極端に安い価格は品質の低さを推測させます。
価格を見直すべきなのは、閲覧数が十分にあり、進め方も明示していて、それでも申し込みが来ない場合です。この条件がそろって初めて、価格が原因である可能性が出てきます。順番を逆にすると、下げても増えないまま手取りだけが減ります。
一度下げた価格を上げるのは、下げるより難しい。試すなら、期間や人数を区切った形で提示し、いつ元に戻すかを先に書いておくことをおすすめします。
続けるかどうかを判断するための基準を先に決める
最後に、撤退の話をしておきます。何をやっても伸びないことは実際にあります。問題は、基準がないまま判断すると、たいてい谷の時期にやめてしまうことです。
判断の基準は、件数ではなく行動量で置くのが実務的です。「告知を月に4回出し、応募を月に10件行うことを6か月続けて、それでも成約がゼロなら見直す」という形にする。行動量なら自分で制御できますし、やり切ったかどうかも明確に分かります。
そして、見直すというのはやめることとは限りません。扱う相談を変える、入口を変える、形式を変える。相談業には調整できる要素が多く、最初の設定のまま続ける必要はありません。
件数が少ない時期にこそ手を付けておきたい4つの準備
件数が伸びない時期は、時間だけはあります。この時間をどう使うかで、伸び始めたときの伸び方が変わります。おすすめできる準備を4つ挙げます。
1. 進め方の文書を1ページ作る
何をどの順番で扱い、事前に何を用意してもらい、終わったあとに何が残るか。これを1ページにまとめて公開します。件数がある時期には作る余裕がありませんし、件数が少ない時期に作っておけば、そのまま申し込みの材料になります。
作るときのコツは、時間配分まで書くことです。「最初の15分で状況の確認、次の25分で選択肢の整理、残りで次の行動を決める」という粒度まで書くと、相談者は自分の相談がどう扱われるかを想像できます。想像できると申し込めます。
2. 事前アンケートの項目を固める
相談の前に答えてもらう項目を決めておくと、当日の時間が有効に使えます。現在の状況、迷っていること、これまでに試したこと、この相談で決めたいこと。この4項目があれば、いきなり本題に入れます。
項目を作る作業そのものが、自分が何を扱う相談者なのかを明確にする作業でもあります。書けない項目があるなら、そこが自分の扱えない領域だということです。
3. よく出る論点への答えを、あらかじめ書いておく
相談で頻出する論点は、そう多くありません。転職するかどうかの判断軸、職務経歴書の構成、上司との関係の整理、副業を始めるときの就業規則の確認。こうした論点への基本的な整理を、事前に文章として持っておく。
毎回ゼロから考えていると、相談ごとの負担が減りません。基本の整理を持っておけば、相談ではその人の事情に合わせて調整するだけで済みます。準備は蓄積するので、続ける難易度が下がります。
4. 発信を、扱いたい相談の題目に合わせる
記事でも投稿でも形式は問いませんが、扱いたい相談の題目をそのまま発信のテーマにします。「異動願を出すべきか迷ったときに整理すること」を書けば、同じ悩みの人が読んで、そのまま相談につながります。
件数が伸びない時期の発信は反応が薄く、続けるのが苦しい。ですが、発信は時間差で効いてくる種類の施策です。数か月分の蓄積ができた頃から、検索経由で読まれ始めます。ここで止めると、その蓄積は生まれません。
この時期に伸ばしておくと効くスキル
相談業で必要なスキルは、話す力ではありません。話す力が高い人ほど、指導に寄ってしまう場面すらあります。実際に効くのは次の2つです。
聞き取りの順番を固定する力
相談の質は、才能よりも順番で決まります。何を最初に聞き、どこで整理に移り、いつ選択肢の比較に入るか。この順番が固定されていると、どんな相談者が来ても崩れません。
順番を身につける最も早い方法は、自分の相談を録音して聞き直すことです。相談者の同意が必要ですが、承諾を得られる場合は試す価値があります。自分がどこで話しすぎているか、どこで質問を飛ばしているかが、驚くほどはっきり見えます。
制度と一次情報を確認する習慣
雇用保険、育児介護休業、副業に関する企業の扱い、税務。相談の中でこうした話題が出たとき、記憶で答えると事故になります。制度は数年単位で変わるからです。
一次情報を確認してから答える習慣をつけておくと、助言の信頼性が上がります。税務は国税庁、労働関係は厚生労働省の案内で確認する。確認しても分からないところは、専門家や公的窓口に案内する。この線引きができている人は、相談者から見て安心できる相手になります。
続けている人が得ているものは、報酬だけではない
最後に、続ける理由の話をしておきます。件数と収入だけを理由にすると、伸びない時期に必ず折れます。
相談業を続けている人が口にするのは、報酬より先に「聞く力が本業でも効くようになった」という変化です。相談の場で身につく、相手の話を遮らずに整理する技術は、そのまま本業の会議や部下との面談で使えます。この波及は、始める前には想像しにくい部分です。
もうひとつ、副業として相談を受けていると、自分のキャリアについても客観的に見られるようになります。他人の選択を整理する作業を繰り返していると、自分の状況にも同じ枠組みを当てられるようになるからです。転職市場の動きや、どの経験が評価されているかも、相談を通じて自然に入ってきます。
つまり、件数が伸びていない時期でも、失っているものばかりではありません。ここを認識できているかどうかで、谷の時期の耐え方が変わります。収入だけを指標にすると、谷は損失に見えます。得ているものを含めて見ると、谷は準備の期間になります。
ただし、これを言い訳に使うのは違います。収入が出ないまま何年も続けるのは、副業としては成立していません。だから前の章で書いたように、行動量の基準を先に決めておく。基準を持ったうえで谷を耐えるのと、基準がないまま漠然と続けるのは、まったく別のことです。
職種別のデータと、扱う相談を見直す材料
伸びない時期に扱う範囲を見直すなら、実際にどんな依頼が出ているかを見ておくと具体的になります。相談業がどこまでを含むのかはキャリア・副業・人生相談のお仕事で扱われる依頼の幅から把握できますし、転職支援に寄せる場合は職場・転職・キャリア相談のお仕事の内容が近くなります。仕事の中身が急速に変わっている分野を扱いたいなら、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で募集されている業務を見ておくと、助言の前提が現在の市場に追いつきます。
価格の見直しをするときは、相談者側の相場観を知っておくと基準ができます。IT分野ならソフトウェア作成者の年収・単価相場、制作や執筆の分野なら著述家,記者,編集者の年収・単価相場の水準を見ておくと、相談料が相談者の時給感覚からどれくらい離れているかが分かります。
扱える範囲そのものを広げたい場合は、キャリアコンサルタントの学習範囲を確認してみてください。体系を持っていると、話が詰まる場面が減ります。技術分野の相談まで受けるならCCNA(シスコ技術者認定)のような認定体系を知っておくと、相談者の話の解像度が上がります。
対象を変える選択肢を検討するなら、20代 新卒からのキャリア戦略!副業・クラウドソーシングで稼ぐ全技術や55歳からの副業成功術|キャリアチェンジ経験者が語る始めるコツと注意点で、年代ごとに相談の中身がどう違うかを確認しておくとよいでしょう。定年前後の層を扱う場合は定年退職後にクラウドソーシングで第二のキャリアを始める方法が背景の理解に役立ちます。
見直しの順番を間違えない
ここまでの内容を、手をつける順番として並べ直しておきます。第1に量の確認、第2に入口の文言、第3に進め方の明示、第4に対象の絞り込み、第5に価格。この順番です。
多くの人は、この順番を逆から始めます。まず価格を下げ、次に対象を広げ、それでも来ないので自信をなくす。ですが、価格と対象は最後に触る要素です。対象を広げるのは、範囲を狭めるより効果が薄いどころか、逆効果になる場面のほうが多い。
順番を守れば、効かない改善に時間を使わずに済みます。そして、どこまで試したかが自分で分かるので、判断に迷いが減ります。
20年この市場を見てきた立場からの観察
フリーランスと在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から見ると、続いている人と止まった人の差は、努力の量ではありません。差がついているのは、測っているかどうかです。
止まった人は、たいてい何も記録していません。だから、うまくいっていないという印象だけが積み上がり、印象が一定の水準を超えたところで手を止めます。続いている人は、閲覧数と問い合わせ数と成約数を数えています。数えていると、どこで落ちているかが分かるので、直す場所が具体的になる。そして何より、谷の時期を谷だと認識できます。
運営者として見てきた限りでは、もうひとつ効いている要素があります。続いている人は、単発の仕事を追うのではなく、同じ人からまた声がかかる関係を作ることに時間を使っています。相談業は特にこれが効きます。1回の相談で終わる前提だと、常に新規を探し続けることになり、量の確保だけで消耗する。次の接点を残す設計をしている人は、時間が経つほど楽になっていきます。
金額の構造にも触れておきます。相談業は在庫を持たない仕事なので、報酬から差し引かれる割合がそのまま手取りに響きます。中間マージンが乗らない直接の取引であれば、依頼者は同じ予算でより多くの回数を頼めますし、受け手の手取りは厚くなる。手数料0%で成立する関係は、単価が高いという意味ではなく、1件あたりの手取りが厚いという意味で効きます。手取りが厚ければ、件数を無理に追う必要が減る。件数を追わなくてよくなると、消耗が減り、結果として続きます。伸びない時期の話をしてきましたが、実は「続く形かどうか」は、伸び始める前の設計で大半が決まっています。
よくある質問
Q. 何か月くらい件数がゼロなら、やめる判断をすべきですか?
期間ではなく行動量で基準を置くことをおすすめします。告知を月に4回、応募を月に10件という形で行動量を決め、6か月続けてゼロなら見直す、という形です。キャリア相談には季節の波があるため、期間だけで判断すると需要の谷でやめてしまうことになります。
Q. 申し込みが来ないとき、価格を下げるべきですか?
先に閲覧数と問い合わせ数を確認してください。母数が足りていない段階で価格を下げても増えません。閲覧が十分にあり、進め方と金額も明示していて、それでも来ない場合に初めて価格を疑います。下げるなら期間や人数を区切り、いつ戻すかを先に決めておいてください。
Q. 相談を受けても手応えがなく、気力が続きません?
相談業は成果が自分に返ってこない構造になっているため、これは意志の問題ではありません。相談の最後に次の行動を一緒に決め、結果を報告してもらう導線を作ってください。あわせて、日付と業界と論点と次の行動を記録に残すと、自分の変化が見える形になります。
Q. 本業と両立していると時間が足りません。何から削ればよいですか?
まず日程調整です。予約ページで枠を選んで決済まで完結する形にすると、1件あたりの往復がなくなります。次に、相談の前後に発生する準備と要約の時間を計算に入れて、1日の上限件数を決めてください。60分の相談には前後で30分程度の付随作業が発生します。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼@SOHO編集部
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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