ケアマネジャーの副業の始め方|初回受注までの手順


この記事のポイント
- ✓ケアマネジャーの副業の始め方を
- ✓就業規則の確認から初回受注までの手順で整理しました
- ✓契約時の確認事項まで順番に解説します
ケアマネジャーの副業の始め方を調べている人の多くは、やりたい気持ちはあるのに、最初の一歩が具体的に見えていません。どこに登録して、何を用意して、どう応募すれば1件目が取れるのか。この記事は、その手順だけを順番に書いたものです。案件の種類を並べるのではなく、今日から動くとしたら何をどの順でやるか、という形で整理しました。副業が可能かどうかの確認から、初回の納品を終えて次につなげるところまでを扱います。
ケアマネジャーとして働きながら、副業することは可能です。ケアマネが資格や介護の専門性を活かしてできる仕事もあり、実際に副業で活躍している方もいます。 出典: job.kiracare.jp
ステップ0 始める前に就業規則を確認する
順番として、これが最初です。案件を探し始める前に済ませてください。
事業所に勤務しているケアマネジャーの場合、副業の可否は就業規則で決まります。2018年にモデル就業規則が改定され、副業を原則認める方向に文言が変わりましたが、これはあくまでモデルです。実際にどう扱われるかは勤務先の規定次第で、届出制を採っている事業所が大半を占めます。
確認すべきは3点です。副業そのものが認められているか。認められている場合、届出が必要か。競業避止に関する条項があるか。
3点目が特に重要です。同一地域の競合事業所に関わる仕事は、記事執筆であっても問題になることがあります。逆に、介護分野から離れた仕事であれば、競業の論点は生じません。
ケアマネジャーがWワークできるかは、職場や雇用形態によって異なります。パートやアルバイトのケアマネであれば、Wワークを認めている職場が見つかりやすいでしょう。パートやアルバイトとしてWワークをすれば、ケアマネとして実務経験を積みながら、介護業界ではない副業に挑戦することも可能です。「介護業界でのキャリアは続けたいけど、ほかの仕事にもチャレンジしてみたい」という方は、パートやアルバイトのケアマネとして働くことを検討してみるのがおすすめです。 出典: job.kiracare.jp
届出が必要な場合、書く内容は「業務の種類」「発注元の業種」「月あたりの想定稼働時間」の3つで足ります。「介護分野の記事執筆を、メディア運営会社から受注。月10時間程度」と書けば、ほとんどの事業所で通ります。曖昧に書くほど確認が増えるので、具体的に書いてください。
公務員に準じる立場で働いている場合は扱いが異なります。地方公共団体が直接運営する施設に勤務している場合など、営利目的の副業が制限される可能性があるため、所属先の規定を必ず確認してください。
ステップ1 何を売れるのかを棚卸しする
次にやるのは、案件探しではなく自分の棚卸しです。ここを飛ばして案件を見に行くと、何に応募していいか分からず時間だけが過ぎます。
書き出すのは、資格名でも勤続年数でもありません。「扱ってきた場面」です。次の軸で紙に書き出してみてください。
担当してきた利用者の傾向。要支援中心か要介護中心か、認知症の方が多かったか、医療依存度の高いケースを扱ったか。
関わってきたサービス種別。訪問介護、通所介護、福祉用具貸与、訪問看護、小規模多機能、施設系。どれの調整経験が厚いか。
制度面で説明し慣れている領域。要介護認定の申請と区分変更、支給限度基準額と自己負担、高額介護サービス費、住宅改修、医療と介護の給付調整。
家族対応で多かった相談。遠距離介護、介護離職、看取り期の意思決定、金銭管理、虐待の疑いへの対応。
この4軸で書き出すと、15個から20個の項目が出てきます。これがそのまま、自分が受けられる案件のテーマ一覧になります。
在宅の発注側が探しているのは「ケアマネジャー」という肩書きではなく、「福祉用具の選定について書ける人」「認知症の初期対応を家族目線で説明できる人」です。棚卸しの粒度がそのまま案件の獲得力になります。
副業全体の進め方を先に俯瞰しておきたい場合は、案件の探し方から契約までを段階的に扱った副業 始め方ガイド!星野ゆいが教える失敗しない4ステップとおすすめが参考になります。職種を問わない共通の手順がまとまっています。
ステップ2 登録先を決めてプロフィールを作る
棚卸しができたら、登録先を決めます。
在宅の案件が集まっているのは、クラウドソーシングサイト、在宅ワーク専門の求人サイト、スキル出品型のプラットフォームの3種類です。始めるなら、応募型のサイトを2つ登録するところからで十分です。出品型は待ちの姿勢になるため、1件目までの時間が読めません。
登録自体は15分で終わります。時間をかけるべきはプロフィール欄です。
プロフィールに書く順番
多くの人が経歴から書き始めますが、それでは読まれません。次の順番にしてください。
最初に、扱えるテーマを並べます。ステップ1で棚卸しした項目から、8個ほど選んで箇条書きにします。「要介護認定の申請と区分変更」「福祉用具貸与の選定と住宅改修」「認知症の初期対応と家族支援」といった粒度です。発注側はプラットフォーム内の検索で書き手を探すため、テーマ名を具体的に並べておくこと自体が被検索性になります。
次に、実務の背景を3行で書きます。「居宅介護支援事業所にて介護支援専門員として勤務。要介護度の高い在宅利用者を中心に担当」という程度で十分です。資格取得年や試験の話は不要です。
その次に、対応できる時間帯と納期の目安を書きます。「平日は20時以降、土日は日中に対応可能。3,000字程度の記事なら初稿を5営業日で納品」といった書き方です。副業であることは隠さないでください。隠すと納期で必ずつまずきます。
最後に、対応できない範囲を1行入れます。「特定の利用者に対する個別のケアマネジメントは行いません」と書いておくと、制度上あいまいな依頼が来なくなります。境界を先に示す人のほうが信頼されます。
ステップ3 サンプルを1本だけ用意する
実績がない状態で応募すると通らない、と考えて足踏みする人が多いのですが、実績はサンプルで代替できます。発注側が知りたいのは過去の実績そのものではなく、頼んだ場合の成果物の質だからです。
作るのは1本です。1,500字〜2,000字、テーマは棚卸しの中で最も相談件数が多かった場面を選びます。
構成で意識するのは1点だけです。制度の条文をなぞるのではなく、利用者や家族が実際につまずく順番で書くこと。たとえば要介護認定の記事なら、申請の流れを行政の説明どおりに並べるのではなく、「認定調査で伝え漏らしやすいこと」「調査当日に本人が普段より元気に振る舞ってしまう問題」「結果が想定より軽く出たときの区分変更の判断」という順にする。この構成の差が、介護経験のない書き手との違いとして一目で伝わります。
置き場所は、無料のブログサービスでも文書共有サービスでも構いません。URLで見せられる状態にしておけば足ります。
事例を使うときは注意が必要です。ケアマネジャーは業務上、利用者の心身の状況や家族関係といった機微な情報を扱います。介護保険法には秘密保持に関する規定があり、条文はe-Gov法令検索で確認できます。個人が特定されない形に加工したとしても、実際のケースを本人の同意なく使うのは避けてください。説得力は、個別の事例そのものではなく「こういう場面で判断が分かれる」という構造の説明で出せます。
ステップ4 応募する案件を選ぶ
準備ができたら案件を探します。ここで重要なのは、探し方と選び方です。
検索に使う語を増やす
プラットフォーム内で「ケアマネジャー」だけを検索している人が多いのですが、それでは案件の半分も見えません。
「介護支援専門員」「ケアマネ」の3表記を必ず試してください。加えて、「介護保険」「要介護」「デイサービス」「訪問介護」「地域包括」「介護施設」といった業務上の語でも検索します。資格名が書かれていない案件の中に、介護の実務知識がないと手が止まる仕事が混ざっています。応募者が少ない分だけ通りやすい入口です。
1件目に選ぶ案件の条件
1件目は、次の条件に当てはまるものを選びます。
成果物が文章であること。記事、資料、教材のいずれかです。個別の利用者に対する判断を含む業務は、制度上の位置づけの確認が必要になるため1件目には向きません。
発注元が事業者として実体があること。会社名が確認でき、過去の発注実績があるアカウントを選びます。
単価が相場の範囲内であること。介護分野の執筆で1文字1円〜4円が目安です。0.3円のような極端な低単価は、修正依頼が多く時間あたりの収益が下がる傾向があります。逆に相場から極端に外れた高単価は、内容を確認せずに名前だけ出す「監修者名義の提供」であることがあり、後で責任を問われる立場になるため避けてください。
分量が小さいこと。1件目は3,000字以内、または単発で完結するものを選びます。いきなり10本連続の案件を受けると、ペースがつかめないまま納期に追われます。
ステップ5 提案文を書く
応募して返事が来ない人の提案文には、はっきりした共通点があります。自己紹介になっていて、発注側の課題に触れていないという点です。
発注者が提案文を読む時間は1件あたり20秒ほどです。応募が30件あれば、最初の数行で読み進めるかどうかを決めます。
提案文に入れる5つの要素
順番も含めて、次の形が最も通ります。
1つ目は、この案件で担える具体的な作業です。 「介護支援専門員の資格を持っています」ではなく、「福祉用具貸与の選び方に関する記事について、種目ごとの給付要件と、実際の選定で判断が分かれる点を含めて執筆できます」と書きます。資格名は作業の説明の中に埋め込みます。
2つ目は、その案件のテーマに直結する実務経験です。 何年働いたかより、そのテーマを何回扱ったかのほうが刺さります。「居宅で福祉用具の選定に関わる相談を日常的に担当」と書けば十分です。
3つ目は、情報の確認方法です。 「介護報酬の改定内容は厚生労働省の資料で確認したうえで書きます。自治体ごとに運用が分かれる部分は断定を避け、確認先を明示します」。この一文があると、発注側は公開後のリスクが下がると判断します。
4つ目は、稼働時間と納期です。 月末月初は給付管理で動けない、といった事情があるなら先に書きます。「月の前半は初稿対応が可能、下旬は確認と修正のみ」で構いません。
5つ目は、サンプルのURLです。 「ご参考までに、同じテーマで1,500字のサンプルを用意しています」の一行があるだけで、通過率は明確に変わります。
通らない提案文の特徴
冒頭が「はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます」で始まっているものは、テンプレートの使い回しと受け取られます。案件の内容に一言も触れていない提案は、その時点で読まれません。
資格の説明が長いものも通りません。試験の合格率や受験資格の話は、発注側が知りたい情報ではありません。
「精一杯頑張ります」で終わっているものも判断材料になりません。意欲は誰でも書けます。
報酬の交渉から入るものも印象が悪くなります。1件目は募集要項の予算レンジの下限より少し上を提示するのが定石で、交渉は2件目以降です。
ステップ6 契約前に確認する4項目
提案が通ったら、着手前に必ず確認します。ここを飛ばすと、初回で消耗します。
想定読者。介護に直面したばかりの家族なのか、すでにサービスを利用している人なのか、同業者なのか。ここがずれると全面的な書き直しになります。
参考にすべき情報源。厚生労働省の資料を前提にするのか、自治体の運用を前提にするのか。介護分野では特に重要で、自治体ごとに運用が異なる論点を全国共通のように書くと、公開後に問い合わせが増えて発注側が困ります。
修正回数の範囲。「初稿納品後の修正は2回まで、それ以降は別途見積もり」と最初に決めておくだけで、無償の修正が延々と続く事態を防げます。
守秘義務と実績公開の可否。秘密保持契約を結ぶ案件では、SNSに「こういう仕事を受けた」と書くだけで違反になることがあります。実績として公開してよい範囲は契約時に確認してください。次の案件の提案材料になるかどうかに直結します。
なお、行政に提出する書類の作成を業として請け負う内容が含まれる場合は、行政書士法との関係を確認する必要があります。事業所の内部資料の整備と、官公署に提出する書類の作成代行では扱いが異なるため、業務範囲を契約書で具体化しておいてください。判断に迷う場合は、行政書士の業務範囲を確認したうえで、必要なら専門家と組む形にするのが安全です。
ステップ7 初回を納品して次につなげる
着手から1日以内に、確認の連絡を1回入れてください。副業の書き手でよくある失敗は、質問を遠慮して自己判断で進め、納品後に大幅な修正になるパターンです。早い段階で認識をそろえておくと、修正が大きく減ります。
作業時間の目安は、3,000字の記事で調べ物を含めて4時間〜6時間です。慣れないうちは倍を見ておくのが安全で、勤務日の夜だけで回そうとすると初回から遅れます。
納品時には、確認した情報源と、制度面で気をつけた点を3行で添えます。「令和6年度の介護報酬改定を反映」「自治体ごとに運用が異なる部分は断定を避けた」という一言があるだけで、発注側の確認工数が減ります。これが継続依頼につながる最も確実な方法です。
さらに一歩進めるなら、「次に同じ領域を扱われるなら、◯◯の観点も入れると読者の疑問に答えやすくなります」と一行添えます。書き手ではなく相談相手として見られるようになると、案件を探す時間そのものが不要になります。
ステップ8 収入の管理と申告
初回の報酬が入ったら、記録の習慣をつけます。
給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。在宅の業務委託で得た報酬は雑所得または事業所得として扱われ、通信費、書籍代、資料の購入費といった必要経費を差し引いた額で判断します。20万円以下でも住民税の申告は別途必要になる点は見落とされやすいので、自治体の案内を確認してください。
報酬から源泉徴収されている案件では、申告によって還付になることもあります。支払調書や取引履歴は、その都度フォルダにまとめておいてください。
もう1点、手数料の扱いを理解しておきます。多くのクラウドソーシングでは報酬から16.5%〜20%の手数料が引かれます。3万円の案件なら手元に残るのは2万4,000円ほどです。仲介手数料が引かれない直接取引の形をとる在宅ワーク仲介サイトもあり、同じ金額の仕事でも手取りが厚くなる点は、登録先を選ぶ段階で比較しておく価値があります。
始め方でよく出る疑問を先に片付けておく
手順どおりに進めていると、途中で必ず出てくる疑問がいくつかあります。先に答えを持っておくと止まらずに進めます。
資格を活かす仕事と、活かさない仕事のどちらから始めるか
介護分野の案件は単価が読みやすい反面、勤務先との競業の論点が出やすい面があります。介護から離れた在宅の仕事であれば、その論点は生じません。
ここでは、ケアマネジャーが副業として始めやすい未経験OKの職種をまとめました。「介護業界以外の仕事にチャレンジしたい」という方は、チェックしてみてください。 出典: job.kiracare.jp
判断の基準は、就業規則の競業条項の有無です。条項がなく届出だけで済むなら、介護分野から始めるほうが単価は上がります。競業条項が厳しい事業所に勤めている場合は、介護以外の在宅の仕事から始めて、勤務先が変わったタイミングで介護分野に広げる、という順番も現実的です。
匿名で受けられるか
記事執筆であれば、多くの案件が匿名またはペンネームで納品できます。監修は名前と資格の掲載を伴うことが一般的で、その分だけ報酬が上がります。匿名で始めたい場合は、執筆案件だけを対象にして探してください。募集要項に「監修者名の掲載」と書かれているかどうかで判別できます。
どのくらいの時間が必要か
初月は、準備に5時間ほど見ておきます。棚卸しに1時間、プロフィール作成に1時間、サンプル作成に3時間という配分です。この5時間を使えるかどうかが、その後の進み方を大きく変えます。
受注が始まったあとは、月10時間から20時間の稼働で、月あたり2万円〜5万円の幅に入るのが一般的な進み方です。最初から本業並みの収入を目指すと無理が出ます。
途中で止まってしまったときにどうするか
応募しても通らない状態が続いたら、応募数を増やすのではなく提案文を1本書き直します。テンプレートを使い回している限り、何件出しても結果は変わりません。案件ごとに、募集要項に書かれたテーマに直結する経験を1行入れるだけで通過率は変わります。
案件そのものが見つからない場合は、検索語を変えてください。資格名だけで探している人が多いので、業務上の語で横断的に探すと未発見の案件が出てきます。
介護分野以外に広げるときの考え方
副業を続けていると、介護分野の案件だけでは月の稼働に空きが出る時期が来ます。そのときに広げやすいのが、資格そのものではなく仕事の進め方が共通する領域です。
調べて整理して文章にする、という工程は分野を問いません。ケアマネジャーが日常的に行っているアセスメントと計画立案は、情報を集めて構造化する作業そのものです。この力は、業務マニュアルの作成、教育コンテンツの構成、事業者向けの調査レポートといった仕事にそのまま移せます。
もう1つの広げ方が、道具の側から入る方法です。資料作成やコンテンツ制作の案件では、扱えるツールが応募条件になっていることがあります。Adobe認定プロフェッショナル Adobe Expressのような制作系の認定は、介護分野の知識と組み合わせると、資料作成の案件で単価を上げる材料になります。介護の中身が分かっていて、かつ見せ方も作れる人は多くありません。
近年は、下調べや構成づくりにAIを使う案件も増えています。使い方の基本を押さえておくと、同じ稼働時間で受けられる本数が変わります。AI 始め方ガイド!初心者が仕事や副業でAIを使いこなす5ステップには、業務に組み込む手順がまとまっています。ただし、制度の説明を生成した内容そのままで納品するのは避けてください。介護報酬の改定が反映されていない情報が混ざることがあり、確認は人の側の仕事として残ります。
運営者として見てきた市場の実感
在宅ワーク市場を20年にわたって運営してきた立場から言うと、副業が続く人と止まる人の差は、能力ではなく最初の設計にあります。
止まる人は、案件を探すところから始めます。良さそうな案件を見つけては、実績がないからと応募をためらい、また探す。この往復で数週間が過ぎます。続く人は、棚卸しとサンプルを先に作ってから探し始めるので、案件を見つけた日に応募できます。
もう1つ、運営者として見てきた限りでは、長く続いている人ほど発注元の数を増やしていません。継続案件を2本から3本持って、そこを厚くしています。新規の応募には毎回、提案文を書く時間と、条件をすり合わせる時間がかかります。同じ相手と続けるほうが、時間あたりの収益は確実に上がる。「この人に任せると楽だ」という関係を作ることに時間を使っている人が、結果として長く残っています。
案件データから見える始めやすい入口
在宅案件の分布を見ると、介護に関わる仕事は「ライティング」カテゴリだけに存在するわけではありません。事務代行、資料作成、相談対応、教育といったカテゴリに散らばっています。
知識を相談業務に変換する型の案件は、キャリア・副業・人生相談のお仕事に整理されています。ケアマネジャーの場合、制度の説明と家族対応の経験が直接そのまま使えるため、記事執筆と並行して置いておく価値があります。
もう1つの入口が、介護事業者のマーケティング領域です。事業所のウェブサイトの文章、利用者向けのパンフレット、採用ページの内容といった仕事は、マーケティング系の案件として募集されることがあります。AI・マーケティング・セキュリティのお仕事には、この周辺の案件がどう発注されるかがまとまっています。介護の現場を知っている書き手が不足しているため、応募者の少ない入口になっています。
報酬水準の判断材料としては、文章を扱う職種全体の相場を押さえておくと交渉しやすくなります。著述家,記者,編集者の年収・単価相場を見ると、資格による上乗せがどの程度の位置にあるかが分かります。
未経験の領域から在宅の仕事を組み立てる手順は、分野が違っても共通します。フリーランス 英語 案件 未経験 始め方!2026年最新の海外副業術は、持っている力を案件に変換するまでの流れが整理されており、進め方の型として参考になります。
始め方でつまずく理由のほとんどは、順番の問題です。案件を探す前に、就業規則を確認し、棚卸しをして、サンプルを1本作る。この3つを済ませてから探し始めれば、1件目までの距離は思っているより短くなります。
よくある質問
Q. ケアマネジャーの副業は勤務先に知られずに始められますか?
就業規則で届出が必要な場合、無届けの受注は規則違反になります。住民税の額から把握される経路もあるため、隠して始めるより先に届け出るほうが安全です。届出には業務の種類、発注元の業種、月あたりの想定稼働時間を書けば足ります。
Q. 副業を始めてから最初の1件が取れるまでどのくらいかかりますか?
棚卸しとサンプルを先に用意したうえで応募すると、10件から20件の応募で1件目が決まることが多くなっています。テンプレートの提案文で数を打つと50件応募しても通らないことがあるため、応募数より1件ごとの作り込みが結果を左右します。
Q. 実務経験が浅くても副業を始められますか?
記事執筆や資料作成であれば始められます。これらは成果物で評価されるため、実務年数より扱えるテーマの具体性が重視されます。監修は名前が表に出るため経験年数を確認されることが多く、執筆で実績を作ってから進むほうが現実的です。
Q. 副業の収入はいくらから確定申告が必要ですか?
給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。報酬から通信費や書籍代などの必要経費を差し引いた額で判断します。20万円以下でも住民税の申告は別途必要になるため、お住まいの自治体の案内を確認してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
中西 直美@SOHO編集部
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。
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