CompTIA Security+ 更新 費用 2026|更新に必要な費用とCEUの集め方・有効期限


この記事のポイント
- ✓CompTIA Security+ 更新 費用を徹底解説
- ✓更新に必要なCEU50ポイントの集め方
- ✓年会費を含めた総コスト
CompTIA Security+ の更新が近づいて、「いったいいくらかかるのか」「そもそも更新する価値はあるのか」と調べている方は多いはずです。結論から言うと、Security+ の更新を金銭で完結させる場合、年会費(CMAS)と継続教育(CE)プログラムの費用を合わせて数千円〜数万円規模になり、3年ごとにこの負担が発生します。一方で、CEU(継続教育ユニット)を学習活動で稼げば、追加の更新試験を受けずに維持することも可能です。本記事では、更新にかかる費用の内訳、CEU50ポイントを集める具体的な方法、有効期限の数え方、そして「更新せずに失効させる」という選択肢の損得まで、フェアに整理します。
正直なところ、Security+ の更新コストは「全員が払うべき固定費」ではありません。あなたの職種・所属企業の補助有無・資格の使い道によって、合理的な判断はまったく変わってきます。その判断材料を、できるだけ客観的に提示するのがこの記事のゴールです。
CompTIA Security+ とは何か、なぜ更新費用が話題になるのか
CompTIA Security+(最新の試験番号は SY0-701)は、米国の業界団体 CompTIA が提供する、ベンダー中立のセキュリティ入門〜中級資格です。特定のメーカー製品に依存せず、脅威・脆弱性管理、アーキテクチャ設計、運用、ガバナンスといった「セキュリティの土台」を横断的に問う点が特徴です。日本国内でも、IT 企業の新人研修や、官公庁・防衛関連の調達要件として名前が挙がることがあり、知名度は年々上がっています。
ところが、この資格には IPA(情報処理推進機構)の国家資格と決定的に違う点があります。それが「有効期限」と「更新(継続教育)」の仕組みです。日本の情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験は、一度合格すれば生涯有効で、更新は一切要りません。対して CompTIA Security+ は取得から3年で失効し、維持するには継続的なコストと手間がかかります。この「資格を維持し続けるためにお金と時間が要る」という構造こそが、更新費用が繰り返し検索される最大の理由です。
費用の高さについては、取得段階から指摘されています。
CompTIA資格の受験料は、非会員で一般的に30,000円から40,000円程度と、IPA資格の水準である7,500円前後と比較すると高額です。継続教育ユニット(CEU)を取得してCE(継続教育)プログラムを受ける更新費用も必要となるため、資格取得のための総コストを考えると、躊躇する方も少なくありません。
受験料だけで国家資格の4〜5倍、さらに3年ごとに維持費がのしかかる。この前提を理解した上で、では実際に更新にいくらかかるのかを見ていきます。
「更新」という言葉が指すものを正確に分ける
更新費用を調べるとき、まず混乱しがちなのが「更新」という言葉が複数の意味で使われている点です。CompTIA の文脈で「更新」と言うとき、実は3つの異なる支払いが絡んでいます。1つ目は、継続教育プログラムに参加するための年会費(CMAS:CompTIA Continuing Education Membership Fee と呼ばれる維持費)です。2つ目は、CEU を稼ぐために受講する教材・研修・上位資格などの実費です。3つ目は、CEU を稼がずに「再受験で更新する」場合の試験料です。
この3つを混同すると、「更新は3万円かかる」「いや、年数千円だ」といった食い違いが生まれます。正確には、「年会費は固定で発生」「CEU の稼ぎ方によって追加実費はゼロにも数万円にもなる」「再受験を選ぶなら受験料が丸ごとかかる」というのが実態です。本記事ではこの3つを切り分けながら、それぞれの相場を提示していきます。
有効期限は「取得日から3年」だが起点に注意
Security+ の有効期限は、合格した日から3年です。たとえば2026年6月に合格したなら、2029年6月末あたりが期限の目安になります。CompTIA の管理ポータル(旧 CertMetrics、現行の認定管理画面)にログインすると、自分の資格の正確な失効日が表示されるので、まずはそこで実日付を確認するのが確実です。「3年」とざっくり覚えていると、思っていたより早く期限が来て慌てるケースが少なくありません。
なお、CEU を期限内に積み上げて条件を満たすと、有効期限は次の3年へ自動的に延長されます。つまり一度サイクルに乗れば、再受験せずに資格を「延命」し続けられる設計です。ただしその延命のために毎サイクル年会費と学習活動が必要になる、という点は最後まで付いて回ります。
CompTIA Security+ の更新費用の全体像と相場
ここからは、更新にかかる費用を具体的な金額で整理します。為替や CompTIA の料金改定で変動するため、本記事では「ドル建ての公式設定」と「日本円での目安」を併記し、範囲で示します。正確な最新額は必ず CompTIA の公式案内で確認してください。
更新を金銭で完結させる場合、中心になるのは継続教育プログラムの維持費です。CompTIA の継続教育(CE)に参加するための年会費は、Security+ の場合おおむね年50ドル前後(日本円で7,000円〜8,000円程度、為替次第)に設定されています。3年サイクルで考えると、この年会費だけで150ドル前後、日本円で2万円〜2.5万円規模になります。これは CEU をどう稼ごうと、維持を選ぶ限り避けられない固定費です。
これに、CEU を稼ぐための実費が乗ります。CEU はゼロ円で稼ぐ方法(後述)もあれば、有料の教材・研修で稼ぐ方法もあるため、ここの幅が非常に大きい。無料中心で乗り切れば実質ゼロ、上位資格や有料研修を使えば数万円〜十数万円に膨らみます。
公式は継続教育の枠組みについて次のように説明しています。
認定資格の更新方法
CEU を稼ぐ更新(最も一般的なルート)の費用
最もスタンダードなのが、3年間で CEU を50ポイント貯めて更新する方法です。Security+ の更新に必要な CEU は50ポイント。これを年会費を払いながら3年かけて積み上げます。
このルートの費用は、年会費(3年で2万円〜2.5万円目安)に、CEU 取得の実費を足したものになります。CEU 取得を完全無料の活動だけで賄えば、総額は年会費ぶんで済みます。逆に、Udemy などの有料講座や CompTIA の公式トレーニングを使えば、そのぶん上乗せになります。
実務的な感覚で言うと、IT 業界で働いていてセミナー受講・記事執筆・関連業務などが日常的にある人なら、CEU は意識せずとも貯まっていく傾向があります。問題は「セキュリティ業務から離れている人」で、この層は CEU の証跡を作るためにわざわざ有料教材を買う羽目になりやすい。ここで費用感が一気に変わります。
再受験で更新する場合の費用
CEU を集めるのが面倒、あるいは最新版の知識に総入れ替えしたい、という人は、Security+ の最新試験をもう一度受け直すことでも更新できます。この場合、年会費や CEU は不要になる代わりに、受験料がそのままかかります。
受験料は前掲の引用にある通り、非会員で3万円〜4万円程度。正直なところ、再受験は時間的にも金銭的にも CEU ルートより重くなりがちで、よほど「もう一度勉強し直したい」という動機がない限りは選びにくい選択肢です。ただし、3年間まったく学習機会がなく CEU がゼロのまま期限直前まで来てしまった人にとっては、駆け込みの最終手段になります。
失効させてから再取得する場合の費用
更新せずに一度失効させ、必要になったら取り直す、という割り切りも現実的な選択肢です。この場合、年会費も CEU も支払わずに済む代わりに、再取得時には受験料3万円〜4万円を改めて払うことになります。
3年間で更新費用(年会費2万円超+CEU 実費)を払い続けるのと、失効させて必要時に1回受け直すのと、どちらが安いか。純粋な金額だけなら、資格を3年間まったく使わないなら失効+再取得のほうが安く済むケースもあります。この損得勘定は後半で詳しく扱います。
CEU(継続教育ユニット)50ポイントの集め方を網羅する
更新の核心は、3年で CEU50ポイントをどう集めるかにあります。ここを攻略できれば、追加実費を最小化して年会費だけで資格を維持できます。CEU は1種類の活動だけでなく、複数のカテゴリの合算で貯められる設計になっており、自分の働き方に合った稼ぎ方を選ぶのがコツです。
CEU の主なカテゴリは、大きく分けて「教育・トレーニングの受講」「業界活動への参加」「実務経験」「上位資格・関連資格の取得」「コンテンツ作成(執筆・登壇)」などがあります。それぞれにポイントの上限や換算ルールがあるため、1つのカテゴリに偏らず、合わせ技で50ポイントを目指すのが王道です。以下、現実的に使いやすい順に解説します。
上位資格・関連資格の取得で一気に稼ぐ
最も効率的なのが、CompTIA の上位資格や、CompTIA が認める他社の関連資格を取得する方法です。たとえば CompTIA の上位にあたる CySA+(サイバーセキュリティアナリスト)や PenTest+ などを取得すると、Security+ の更新に必要な CEU を一発でカバーできる場合があります。1つの資格取得で50ポイント相当を満たせるなら、「上位を取れば下位も自動更新」という連鎖が成立します。
このルートの利点は、キャリア的にも前進できる点です。同じ勉強時間を「更新のためだけの作業」に費やすのではなく、「上位資格という資産」に変えられる。費用は受験料ぶんかかりますが、Security+ を惰性で維持するより投資対効果は明確です。CompTIA の上位資格の体系については、関連するCompTIA Network+などのインフラ系資格と組み合わせて学ぶ人も多く、資格ガイドで全体像を把握してから受験計画を立てると効率的です。
教育・トレーニングの受講で着実に貯める
セミナー、e ラーニング、オンライン講座などの受講も CEU の主力です。受講時間に応じてポイントが付与され、Udemy などの一般的なオンライン学習プラットフォームの講座も、CompTIA の継続教育の趣旨に沿う内容であれば申請対象になり得ます。
無料・低価格のウェビナーをこまめに受講して積み上げれば、実費を抑えながら CEU を稼げます。逆に、CompTIA 公式の有料トレーニングは高額になりやすいので、コスト最優先なら無料〜安価な講座を中心に組み立てるのが賢明です。受講するたびに修了証や受講記録を保存しておき、申請時に提出できるようにしておくことが重要です。証跡がないと、せっかく受講しても CEU として認められません。
実務経験・業界活動でゼロ円更新を狙う
セキュリティ関連の実務に従事していること自体も、CEU の申請対象になります。日常業務でセキュリティに関わっている人なら、その業務経験を記録・申請することで、追加の出費なしにポイントを稼げる可能性があります。これが「ゼロ円更新」の現実的な王道です。
加えて、業界団体の活動への参加、勉強会の運営、ボランティアでの講師なども対象になり得ます。要するに、すでにセキュリティの世界で何らかの活動をしている人にとっては、CEU は「新たに何かを買う」というより「やっていることを記録して申請する」作業に近い。だからこそ、現場で働いている人ほど更新は軽く、離れている人ほど重くなる、という非対称が生まれます。
コンテンツ作成(執筆・登壇)で稼ぐ
意外と知られていませんが、セキュリティに関する記事の執筆、書籍の出版、カンファレンスでの登壇なども CEU の対象になります。筆者の周囲でも、技術ブログを書いている人が「ついでに更新ポイントも稼げた」と話していました。アウトプットを習慣にしている人にとっては、本業の副産物で更新が回るという、かなり美味しいルートです。
ただし、内容がセキュリティの専門性に関わるものである必要があり、ポイント上限も設定されています。「ブログを量産すれば50ポイント全部埋まる」というわけではないので、他のカテゴリと組み合わせる前提で考えてください。
更新する価値はあるのか、客観的に損得を判断する
ここまで費用と CEU の集め方を見てきましたが、最も重要な問いは「そもそも更新する価値があるのか」です。資格は維持するほどコストがかかるため、惰性で更新し続けるのは合理的ではありません。あなたの状況別に、損得を整理します。
実際、更新を見送る判断をした人の声も少なくありません。
Security+はセキュリティ初学者向けの資格ですので、これまで特に取得してメリットを感じたこともなかったたため、失効を大人しく待つことにしました。(私の所属する会社で更新費用の手当も出ないため)
この「会社で更新費用の手当が出ない」という一文は、判断の本質を突いています。更新コストを自腹で払うのか、会社が出してくれるのかで、損得勘定はまったく違うものになるからです。
更新したほうがいい人
第一に、所属企業が更新費用を負担してくれる人。この場合、自腹は実質ゼロかわずかで済むため、維持しておくデメリットはほぼありません。第二に、官公庁案件や防衛関連など、調達要件として有効な Security+ が必要な現場にいる人。資格が失効すると案件に入れなくなるなら、更新費用は必要経費です。第三に、セキュリティを軸にキャリアを伸ばしていく人で、上位資格の取得で自動更新できる人。この層は、更新を「上位資格への投資」に転換できるので、迷う理由がありません。
更新しなくてもいい人
逆に、更新を急がなくていい人もいます。すでにセキュリティの実務経験が長く、資格の有無で評価が変わらない段階に来ている人。Security+ を「キャリアの入口」として使い終え、いまは別の領域で勝負している人。そして、3年間その資格を一度も活用していない人です。
筆者自身、過去に取得した資格を「更新案内のメールが来るたびに惰性で払っていた」時期がありました。あるとき冷静に振り返って、その資格を仕事で名乗ったことが一度もないと気づき、更新をやめました。資格は持っているだけで価値が出るものではなく、使ってこそ意味が出ます。年間2万円超の維持費を払う前に、「この資格を直近3年で何回使ったか」を自問する価値はあります。
失効させても再取得できるという安心感
更新をやめる最大の心理的ハードルは「失効したらもう取れないのでは」という不安ですが、Security+ は失効しても再受験で取り直せます。つまり、いま必要ないなら一度手放し、本当に必要になったタイミングで取り直す、という割り切りが成立します。
純粋なコスト比較をすると、3年間の維持費(年会費2万円超+CEU 実費)と、再取得1回の受験料(3万円〜4万円)は、意外と近い水準です。資格を3年間ほとんど使わないなら、維持し続けるより必要時に取り直すほうが、トータルの出費を抑えられるケースは十分にあります。ここは「いま使うか」を基準に、感情ではなく数字で判断するのが賢明です。
CompTIA Security+ を活かせる在宅・副業の領域
更新の損得を語る上で外せないのが、「Security+ をどう収益に結びつけるか」という視点です。維持費を払う以上、それを上回るリターンがあれば更新は正当化されます。在宅ワークや業務委託の市場で、セキュリティ系のスキルがどう評価されているかを見ておきましょう。
近年、企業のセキュリティ需要は高まり続けており、脆弱性診断、セキュリティ監査、ゼロトラスト導入支援といった専門領域では、外部の専門家への業務委託が一般化しています。Security+ レベルの基礎知識は、こうした案件の入口として機能します。たとえば、システムやWebサイトの診断費用の相場や、診断の進め方を整理したセキュリティ監査の費用相場に関する解説記事を読むと、この市場でどんなスキルが価格に結びついているかが見えてきます。
また、境界型防御からの転換が進む中で需要が急増しているのが、ゼロトラストの導入支援です。設計思想や導入ステップ、費用感を整理したゼロトラストネットワーク構築の基本ステップを解説した記事では、Security+ で学ぶアーキテクチャの知識が実務にどう接続するかがつかめます。さらに攻撃者視点のスキルに踏み込むなら、ホワイトハッカーへの依頼費用とバグバウンティ導入を扱った記事も参考になります。Security+ は単体で稼げる資格というより、こうした専門領域への足がかりとして価値を発揮するタイプの資格です。
セキュリティ系の在宅案件の探し方
セキュリティのスキルを在宅で収益化する場合、業務委託マッチングサービスを使って案件を探すのが一般的です。仕事の内容を体系的に把握するには、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事のガイドで、どんな業務がどんな単価で発注されているかを確認しておくとよいでしょう。セキュリティに加えて、企業のAI活用支援を扱うAIコンサル・業務活用支援のお仕事や、開発寄りに振るならアプリケーション開発のお仕事のガイドも、隣接領域として押さえておくと案件の幅が広がります。
在宅・業務委託で動く場合に意識したいのが、仲介手数料です。大手のクラウドソーシングサイトでは案件報酬の16.5〜20%が手数料として差し引かれるのが一般的で、年間100万円の受注なら16.5万円〜20万円が手元から消えます。これに対し、仲介手数料0%で直接取引できるマッチングサービスを併用すれば、同じ受注額でも手取りは大きく変わります。Security+ の更新費用を「稼ぎでペイする」と考えるなら、手数料構造まで含めて収益設計するのが現実的です。
資格と年収相場の関係を客観的に見る
資格を更新すべきかどうかは、その資格が結びつく職種の年収相場とも照らし合わせて考えるべきです。セキュリティ系のスキルは開発職とも親和性が高く、ソフトウェア作成者の年収・単価相場のデータを見ると、専門スキルが単価にどう反映されるかの傾向がつかめます。
一方で、セキュリティの知識を「書いて伝える」方向で活かす道もあります。技術記事の執筆やコンテンツ制作は、前述の通り CEU を稼ぐ手段にもなりますし、収益源にもなり得ます。著述家,記者,編集者の年収・単価相場のデータと合わせて見ると、専門知識×アウトプット力という掛け算が、どの程度の市場価値を持つかが見えてきます。Security+ で得た知識を、診断・監査の実務に使うか、執筆・教育に使うか。出口を意識して更新の是非を判断するのが、最も無駄のない選び方です。
@SOHO独自データから見る、資格維持よりも「使う場」の確保
最後に、これまで在宅ワーク・業務委託の市場を観察してきた立場から、資格更新を考える人に伝えたい客観的な傾向を整理します。
在宅ワーク求人や業務委託マッチングの実データを横断して見ると、セキュリティ系の案件で発注者が重視しているのは「資格の有無」そのものよりも、「実際に何をやってきたか」という実績である傾向が強く見られます。資格は最初のスクリーニングを通過するための名刺としては機能しますが、継続的に案件を獲得し単価を上げていく局面では、ポートフォリオや過去の納品実績のほうが圧倒的に効いてきます。
この傾向を踏まえると、Security+ の更新費用に毎年2万円超を払い続けるかどうかは、「資格を維持すること」ではなく「資格を使う場を持っているか」で判断すべきだと考えます。使う場があるなら、更新費用は実務へのチケット代として安い。使う場がないなら、その2万円を上位資格の受験料や、ポートフォリオを作るための学習に回すほうが、市場価値の向上には直結します。資格ガイドのCompTIA Security+で資格の位置づけを再確認し、自分のキャリアの中でこの資格が「入口」なのか「通過点」なのかを見極めてください。
もう一点、データから明確に言えるのは、資格を取った人ほど早く実案件に踏み出すべきだということです。資格を取得してから案件に入るまでの期間が空くほど、知識は陳腐化し、更新費用だけが積み上がります。せっかく更新の費用を払うなら、その有効期間中に必ず実務で使い切る。それが、Security+ という維持費のかかる資格を最も無駄なく活かす唯一の方法です。費用対効果を冷静に計算し、「維持」ではなく「活用」を軸に判断する。それが、この記事を読んだあなたに最も伝えたい結論です。
公的機関・関連参考情報
本記事の内容に関連する公的機関や信頼できる情報源は以下の通りです。最新情報は公式サイトで確認してください。
よくある質問
Q. CompTIA Security+ の更新費用は結局いくらかかりますか?
継続教育で維持する場合、年会費(CMAS)が年7,000円〜8,000円前後で、3年サイクルでは2万円〜2.5万円が固定費です。これにCEU取得の実費が乗りますが、無料の活動中心なら追加費用はほぼゼロに抑えられます。再受験で更新する場合は受験料3万円〜4万円がかかります。
Q. CEUは無料で集めることはできますか?
可能です。セキュリティ関連の実務経験の申請、無料ウェビナーの受講、記事執筆や勉強会への参加などは、追加の出費なしにCEUを稼げます。現場で働いている人ほどゼロ円更新を狙いやすく、業務から離れている人ほど有料教材に頼りがちで費用が増える傾向があります。
Q. 更新せずに失効させたら、もう資格は取れなくなりますか?
いいえ。失効後も最新版の試験を受け直せば再取得できます。3年間の維持費(年会費+CEU実費)と再取得1回の受験料3万円〜4万円は近い水準のため、資格を3年間ほとんど使わないなら、失効させて必要時に取り直すほうが安く済むケースもあります。
Q. 有効期限はいつから3年と数えますか?
合格した日が起点で、そこから3年で失効します。正確な失効日はCompTIAの認定管理ポータルにログインすると確認できます。期限内にCEU50ポイントを積み上げて条件を満たせば、有効期限は次の3年へ自動的に延長され、再受験せずに維持できます。

この記事を書いた人
朝比奈 蒼
ITメディア編集者
IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。
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