ノーコードツール比較2026年版|Bubble・STUDIO・Glide・Adaloを徹底比較


この記事のポイント
- ✓2026年の主要ノーコードツールを徹底比較
- ✓FlutterFlowの特徴・料金・向いている用途を解説
- ✓ノーコード開発の案件獲得方法も紹介します
「プログラミングを学ぶ時間がない」「もっと速くプロトタイプを作りたい」。そんな人に人気なのがノーコードツールです。コードを書かずにWebアプリやサイトが作れる。魔法のような響きですが、実際のところどうなのか。
私はWebマーケティングの仕事をしながら、副業でノーコード開発を始めて3年。今では月に2〜3件のノーコード案件を受注しています。ただ、ツール選びを間違えると「やっぱりコードで書き直し」になるケースも見てきました。
この記事では、2026年時点の主要ノーコードツールを比較して、「どのツールを、どんな案件で使うべきか」を整理します。
ノーコード市場の現状
ノーコード・ローコード市場は急成長中。ガートナーの予測では、2026年までにアプリ開発の70%以上がローコード/ノーコードプラットフォームで行われるとされています。
フリーランスにとっては、ノーコードスキルは新しい武器になります。プログラミングができなくても案件を受注できるし、プログラマーがノーコードを使えば開発速度が3〜10倍になる。
@SOHOのお仕事ガイドでも、Webシステム開発やホームページ制作の分野でノーコード対応の案件が増えていることが紹介されています。
主要ノーコードツール5選の比較
一覧比較表
| ツール | 得意分野 | 月額料金 | 学習難易度 | 日本語対応 |
|---|---|---|---|---|
| Bubble | Webアプリ全般 | 無料〜$349 | 高 | 非対応 |
| STUDIO | Webサイト・LP | 無料〜月額2,480円 | 低 | 完全対応 |
| Glide | 業務アプリ | 無料〜$249 | 低 | 一部対応 |
| Adalo | モバイルアプリ | 無料〜$200 | 中 | 非対応 |
| FlutterFlow | モバイル+Web | 無料〜$70 | 中〜高 | 非対応 |
Bubble — 最も自由度が高いWebアプリ開発ツール
向いている案件: SaaS、マッチングサイト、予約システム、ECサイト
Bubbleは、ノーコードツールの中で最も表現力が高い。データベース設計、API連携、条件分岐など、プログラミングに近い思考で開発できます。その分、学習コストも高い。
メリット:
- 複雑なロジックが実装できる
- プラグインが豊富(3,000以上)
- StripeやOpenAI APIとの連携も容易
デメリット:
- 学習に1〜3ヶ月かかる
- 英語のみ
- パフォーマンスの最適化が難しい
STUDIO — 日本発のWebサイト制作ツール
向いている案件: コーポレートサイト、LP、ポートフォリオサイト
日本企業が開発したツールで、UIが完全に日本語対応。デザインの自由度が高く、Figmaからのインポートにも対応しています。
メリット:
- 日本語で使える安心感
- デザインの自由度がCSSレベルに高い
- CMS機能付き
- 独自ドメイン対応
デメリット:
- Webアプリは作れない(サイト制作特化)
- ECサイトは非対応
- 複雑なフォーム処理は苦手
Glide — スプレッドシートから業務アプリを作成
向いている案件: 社内ツール、在庫管理、顧客管理、日報アプリ
Google スプレッドシートやExcelをデータソースにしてアプリが作れる。非エンジニアでも直感的に使えるのが最大の特徴です。
メリット:
- 学習コストが極めて低い(数時間で基本操作を習得可能)
- スプレッドシートがそのままDBになる
- テンプレートが豊富
デメリット:
- UIのカスタマイズに限界がある
- 大規模データには向かない
- 外部公開用のアプリには不向き
Adalo — モバイルアプリ特化
向いている案件: iOSアプリ、Androidアプリ、社内モバイルツール
ドラッグ&ドロップでネイティブアプリが作れる。App StoreやGoogle Playへの公開にも対応しています。
メリット:
- モバイルアプリに特化した設計
- プッシュ通知が使える
- ストアへの申請がツール内で完結
デメリット:
- 複雑なロジックには限界がある
- デザインの自由度は中程度
- 動作が重くなることがある
FlutterFlow — Google Flutterベースのハイブリッドツール
向いている案件: iOS/Android両対応アプリ、Webアプリ
Google Flutterをベースにしたノーコード/ローコードツール。コードのエクスポートも可能で、将来的にカスタムコードへ移行しやすい。
メリット:
- コードエクスポート可能(ベンダーロックインを回避)
- iOS/Android/Webを1つのプロジェクトで開発
- Firebase統合がスムーズ
デメリット:
- Flutterの概念理解が必要
- プラグインが他ツールより少ない
- 日本語の情報が少ない
用途別おすすめマトリクス
| 作りたいもの | 第1候補 | 第2候補 |
|---|---|---|
| SaaS・Webアプリ | Bubble | FlutterFlow |
| コーポレートサイト・LP | STUDIO | なし(STUDIO一択) |
| 社内業務アプリ | Glide | Adalo |
| モバイルアプリ(ストア公開) | FlutterFlow | Adalo |
| プロトタイプ・MVP | Bubble | Glide |
| ECサイト | Shopify(ノーコードの範囲外) | — |
ノーコード案件の単価相場
ノーコード開発の案件単価は、ツールと規模によって大きく変わります。
| 案件タイプ | 単価目安 |
|---|---|
| LP制作(STUDIO) | 5〜15万円 |
| コーポレートサイト(STUDIO) | 15〜40万円 |
| 業務アプリ(Glide) | 10〜30万円 |
| Webアプリ MVP(Bubble) | 30〜100万円 |
| モバイルアプリ(Adalo/FlutterFlow) | 50〜150万円 |
コードで開発する場合と比べると、単価は30〜60%程度になりがち。ただし開発期間が短い分、時間単価で見ると遜色ないケースも多いです。
ノーコール開発者としてスキルアップするには
1. まず1つのツールに集中する
「全部触ってみよう」は効率が悪い。自分が受けたい案件の種類に合ったツールを1つ選んで、まずは3ヶ月集中して学ぶ。
2. ポートフォリオを作る
自分で何かを作って公開する。「Bubbleでこういうアプリを作りました」という実績があるだけで、案件獲得率が全然違います。
3. コミュニティに参加する
各ツールのDiscordやSlackコミュニティに参加して、情報交換。「こんな実装どうやるの?」という疑問がすぐ解決するし、案件の紹介もある。
4. プログラミングの基礎も学ぶ
矛盾するようですが、プログラミングの基礎知識があるとノーコード開発の幅が広がります。API連携やデータベース設計の概念を理解していると、ツールの使いこなし度が上がる。
まとめ
ノーコードツールは「プログラミングの代替」ではなく、「開発の選択肢を増やすもの」です。すべてをノーコードで解決しようとするのではなく、案件に合わせてコード開発と使い分けるのがベスト。
2026年現在、Webアプリならbubble、サイト制作ならSTUDIO、業務アプリならGlideが鉄板。まずは自分の得意分野に近いツールから始めてみてください。
よくある質問
Q. おすすめのノーコードツールを一つだけ教えてください。?
用途によりますが、日本企業での汎用性が最も高いのは kintone です。カスタマイズ性を重視するなら Bubble、最新のAIを活用したいなら Dify を検討してみてください。
Q. 初心者が副業で始めるなら、どのツールが一番稼ぎやすいですか?
まずはSTUDIOをおすすめします。日本語のリソースが豊富で、日本のクライアントが好むデザインを実現しやすいため、最初の実績を作るハードルが低いです。クラウドソーシングサイトでも「STUDIO制作」という指定条件の案件が急増しています。
Q. STUDIO以外のノーコードツール(WordPressやNoCode、Bubbleなど)も覚えるべきですか?
最初は一つに絞ることをお勧めします。STUDIOはデザインに特化しており、日本企業のニーズに非常にマッチしています。一つのツールを極めて実績を作ってから、必要に応じて他のツールへ横展開するのが効率的です。
Q. プログラミング未経験でもBubbleを習得できますか?
可能です。しかし、Bubbleは「コードを書かない」だけであり、変数の概念、データベースのリレーション、条件分岐といった「プログラミング的思考」は完全に要求されます。未経験から始める場合は、ツール操作の前に論理的思考のトレーニングを並行して行うことを推奨します。
Q. Bubbleの学習にはどれくらいの期間が必要ですか?
基礎的なCRUDアプリ(Todoリスト等)を作るレベルであれば、約40時間から50時間の学習で到達可能です。ただし、外部API連携や複雑なデータベース設計を含む実務レベルに達するには、200時間から300時間以上の実践的なアウトプットが必要になります。
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この記事を書いた人
河野 あかり
AIツール研究家・元UI/UXデザイナー
UI/UXデザイン会社を経て、AIとデザインの融合に注力。Figma AI、Midjourney、GitHub Copilotなど最新AIツールの実践的な活用法を発信しています。
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